※ 前編はこちら。
これを読んで思い出したのが、マンションの隣室に越してきた女性が挨拶に見えたときのこと。 * * * * * 酒井順子さんは著書『少子』の中で、自身が子どもをほしいと思わない理由のひとつに「子どもを持つ女性を見てうらやましいと思えない」を挙げている。
その、子育て中の女性のストレスというのは“滅私”状態に置かれていることの苦痛もさることながら、周囲への気遣いに疲弊して、というところからきているものも小さくなさそうだ。
子どもや子どもを連れた人に対し、冷たくはないけれど温かいとも言えないであろう私は頭を垂れた。
去年の秋に出産し、育児真っ只中のA子のストレスがかなりたまっているようだったので、気分転換に食事にでも行こうと誘った。
向かいの席の派遣社員が顧客との電話を切ったとたん、課のリーダーである女性社員がやってきた。やりとりを聞いていたらしく、彼女にダメ出しをはじめた。 接客業の経験があるせいか、わりと応対が気にかかるほうだ。 * * * * * これは客が店員に接するときにも言えることだ。
土曜の午後、大阪府吹田市にある関西大学千里山キャンパスに出かけた。読書教養講座という公開授業があり、その中で作家の出久根達郎さんの講演が行われることになっていたのだ。 * * * * *
先日、ほとんど話したことのない職場の女性とふたりで昼の休憩をとった。 友人の結婚披露宴や二次会、夫の会社の行事に出席した際に初対面やそれに近い人と話をする機会があるけれど、しばしば話題探しに骨を折る。
電車で座っていたら、前に若い男の子が立った。 * * * * * 先日『探偵!ナイトスクープ』で、ミサンガに特別な思い出があるという十九歳の男の子からの依頼が取り上げられていた。 小説やドラマの世界には、男と女が恋人時代に交わした「十年後の今日、この木の下で会おう」的な約束がしばしば登場するが、現実にはそんな約束はむやみにするものではないなあと思う。
友人とお茶を飲んでいたら、『電車男』の話になった。
というようなやりとりを見て、彼女は「なんだこれは!誤字だらけじゃないか」とびっくりしたらしい。そういえば、エルメス役の伊東美咲さんも会見で「(元の掲示板を読んだとき)わからない言葉がたくさんありました」と言っていたっけ……。 さて『電車男』と言えば、最近テレビでよく秋葉原の特集が組まれている。先日見た番組では、週五日アキバに通っているという二十代の男性が案内役だった。 * * * * * ここまで書いて思い出した。そういえば、私もメイド服を着て仕事をしていたことがある。
前回の日記の最後にちらっと触れた「洋式便器のふたは閉めるか、否か」にメッセージをいただいた。 * * * * * 自宅と外とでは対処が違うと答えた方を除くと、閉める派のほうがやや優勢といったところだろうか。この結果を見て、ふうむと腕組みする私。
週末、家に遊びに来た友人がトイレから戻ってくるなり言った。 個室の中の営みというのは、人によって「常識」がずいぶん違っている。
※ 前編はこちら。 「いずれにせよ、クレジットを見る人がいたり、クレジットを見ない人がいたりでいいんじゃないか。ヒトはヒトなんだから。僕は映画が終わってさっと席を立って出ていくときに、まわりの人に嫌な顔をしないでもらいたい、と望んでいるだけのことです。「見るのはおかしい」とか、「見ないのはおかしい」とか、そういうレベルの話じゃないですよね」
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