うららか雑記帳
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2006年07月31日(月) はうぅ


*拍手に感謝

 >27日 21:34 白虎ユニットの話が見れない…。ただひたすら押すべし


ご愛顧ありがとうございますvv
悪役っぽくない悪役(?)と評判の白虎3人組、連中の日常会話はあんな感じなんですよ。
ぶっちゃけ夜刀の3人よりも仲良さげですね。
“リーダー雪に従う悠二と将”っていう構図の夜刀と違って、白虎は誰がリーダーというわけでもなく、3人それぞれが独立しつつチームを構成しているみたいな雰囲気があるから、そのせいかもしれません。
でも彼らはあくまで互いを姓で呼び合います。基本はドイツ人気質。
あ、ちなみにこの会話は全てドイツ語で交わされてると思ってくださいね〜♪



*梅雨明け

ついに夏本番ですね!
でも今日は風がすごく爽やかっていうかむしろ涼しくて、朝なんか肌寒さに負けて目が覚めましたよ。
この寒暖の差のせいか、この時期は具合が悪くなる人が多いので(私の周囲にもちらほらと)、皆様どうぞ体調管理に気をつけてくださいね。
私もあまり根を詰めすぎず、ほどほどにして早めに休むようにします。体力回復が大事ヨ!
さて、飛び込みの頼まれ仕事を請け負ってしまったせいか自分の本来の事務仕事がいっこも進まなかった月曜日でしたが、今日はもうまっすぐ帰ることにします。同じ課の人はもうみんなお疲れで、私だけ残していなくなっちゃったことだし。
……仕事が片付かないから居残ってるのに、あんまり残業してると「浜月さん元気あるねぇ。じゃあこの仕事お願いしてもいいかな」とか言われそうな気がしないでもないのが怖いところ。
ああ、もう携帯画面がぼやけてきました。一日PCとにらめっこで眼精疲労がー!

うぅ。仕事めっちゃ詰まってるけど……

もー明日でいいやー!!


2006年07月27日(木) 優しい気持ちをありがとう


*拍手に感謝

 >26日 23:05 エンピツの方から来ました。人間誰しも仕事嫌になるし疲れるしで投げ出したくなるよ。別に罪でないよ。


エンピツ愛好家さんでいらっしゃいますか♪
コメントありがとうございます。冷え切った部屋で飲むポタージュスープのように、率直なお言葉がじんわり染み入りました〜(感涙)
最近ちょっと色々なことが重なって、自己嫌悪の気持ちが膨れ上がってしまいまして……。
何もかも投げ出して殻に閉じこもってしまいたい、なんて考えてしまうんです。
次に、そんなふうに逃げることばっかり考える自分に嫌気がさして……と堂々巡りなんですね(苦笑)
でも、多少は冷静になったし体力が戻りつつあるようだから、また頑張れると思います。
暖かいお言葉、本当にありがとうございました。



 >23:09 いつも日記読んでるけど、仕事大変なのにがんばっていて偉いなって思いますよ。あと見習わないと、と。


わあ、ご愛読してくださってるのですねvv
近頃またもや毎日更新ができなくなってしまって残念ですけど、そう言ってもらえると「よし、また書こう!」って気になれます。えへ。
社会人としても私人としても私は全くぐでぐで、しょうもない人間ですけれども、これからも気取らずに日記を書いていきますので見守ってもらえると嬉しいです。
コメントをいただけて感激しました。拍手設置してよかったー!



 >23:28 あと一種に出会いたい。拍手しすぎも不粋でしょうか。


いえいえ、思う存分ぱちぱちしてやってください! 私が画面の前で相好を崩して喜びますから(笑)
御礼は5種類です。『WILL』が2つ、『異端者たちの夜想曲』が2つ、『明星』がひとつ。内容で分けると、掌編小説が2つ、座談会がひとつ、イラストが2つ。
うふふ、まだ巡り会っていないのはどれでしょう?
いずれ10個まで増やしますから、どういうのがお好みかぜひ教えてくださいね♪





*明日はお通夜

裏方担当で行って来ます。


2006年07月25日(火) 弱音


疲れたなぁ……

自分では真摯に向き合って精一杯やってたつもりだったんだけど、ね。

なんだか、怠い。
全てが、重くて痛い。

頑張らなきゃ。
私は本当に至らない人間だから、何をするにしたって普通よりずっと頑張らなきゃお話にならない。
だから頑張れ、自分。

でも……これ以上どう頑張ったらいいんだろう?

津波のような罪の意識。
身に覚えのある倦怠感。
ひどくなっていく過食と腹痛、そして偏頭痛。
苛々する。吐き気がする。
やばいかな。





どうして私はこんなにも狭量なんだろう。

もし、私が弱いままに留まらず、何にぶちあたってもやんわりと受けとめられるだけの包容力を持ち得たならば。
そうしたら、事態はずいぶんと違ってくるのに。

抜き差しならないほど人を傷つけてしまうことも、こんなにも心配をかけてしまうことも、きっとなかっただろうに。





私は有罪だ。
いつまで経っても弱さという罪を抱えたままで、ああ、なんて不様なんだろう。





仕事、きついなぁ……。


2006年07月24日(月) デスクワークは定時すぎから


*拍手に感謝

>23日 20:22 拍手もこんなおまけがあれば、押しがいがありますよね


そう言ってもらえると、こちらも張り切って用意した甲斐がありますよvv
今のところ御礼の種類は5つですけど、順次追加して最終的には10種類まで増やしたいと思ってます。
どの御礼画面がよかったでしょうか?
ご意見募集中です。それを参考にして追加の御礼を考えていきますので♪
応援ありがとうございます!



*近況

土曜日は祝賀会のスタッフとして1日タダ働き。
日曜日は、母方の祖父の転院先となる療養型の入所施設を捜し求めて外出。
そうそう、来月には妹が出産のため帰省してくるので大掃除もしなくちゃなりません。なんてったって私がいま使ってる部屋に入ってくるので、私は来月からしばらく自室なしですヨ。寝起きする場所と身支度をする場所と着替えを置いてある場所が全て別の部屋。しくしく。
それに今週は仕事で締め切りがいくつかあるので、もー頭の中バタバタですね。
プライベートで頭の痛い件がいくつかあるし……。

いやいや!
今週を乗り切れば多少は楽になるので、今はひたすら頑張るです!
えいえいえおー!


2006年07月20日(木) 久々日記


*拍手に感謝

>10:53 時々メルマガが届くようになりちょっと安心。WILLも復活真近かな?


うわーい初拍手コメントです♪
ご利用がほとんどなくて寂しかったのですよ〜!
えっとメルマガは更新通知用のほうですね。こちらは花緒嬢がふてくされて雲隠れしない程度の頻度でお届けしたいと思ってます。彼女はマイペースなので、あんまり待たせてばかりだと愛想尽かされちゃうかな(笑)
WILLは開店休業状態です。面目ない……。今ほんのちょこっとずつ短編を書いてますんで、それが仕上がったらサイト4周年記念小説を書いて、そのあとにWILL本格復活になるでしょう。
本腰入れて執筆に打ち込めないのは辛いものがありますよねホント。
でも少しずつでも続けていきますので、今後も見守っていただけると嬉しいです!



*3連休

先日の休日はずっと彼氏と一緒に過ごしました。
ご飯を一緒に食べ、映画を観て温泉に浸かり、ウィンドウショッピングしたり喧嘩したり。
なかなか充実したオフでしたよvv
彼と一緒にいると、つい子どもの癇癪のように感情の起伏が激しくなってしまって、自己嫌悪することが多いです。無意識のうちに甘えてしまうからかもしれません。
そんなとき、彼はちゃんと「お前のそういうところは嫌い。自分でも直そうって思うだろ?」って反省を促してくれるのです。ありがたや。
ありがたいといえば、彼氏のところに外泊(しかも連泊)するのに、「友達のとこに遊び行ってくる」とか嘘をつかないで済むうちの両親もありがたいですね。
母なんて、私たちの新居となるアパート探しの心配を今からしてるんですよ。気が早すぎ。5年くらいかかるって言ってるのに(笑)

そんなこんなでリフレッシュしてきましたー!


2006年07月10日(月) 昨日休日出勤したというのに


*うぐぐぐぐ


仕事が忙しいです。


今週は金曜の午後からお休みをもらいたいから、尚更。
もう頭が沸騰しちゃってダメですわ。
とりあえず木曜までに廃棄文書の目録を仕上げなくては……!


掲示板レスちょっぴり遅れがちになります。すみません。


2006年07月09日(日) web拍手設置


*昨夜

ようやく取り付けることができました。
いや、ほら、web拍手なら掲示板何には書き込みしづらいなって人も気軽に一言くれるかもしれないし、浜月としても来てくれてる人がいるって実感したいじゃないですか♪
そんなわけで今更だけどweb拍手設置です。
皆様ぱちぱち送ってやってくださいなvv
御礼は今のところ5種類です。
書き下ろし掌編が2種類、座談会が1種類と、再利用イラストが2種類。
特に掌編小説は2つとも気に入ってますね。自画自賛。えへ。
しばらくしたら追加していく予定です。最大10種類まで用意できるんですよ。

こちらからも御礼画面に飛べますぞよ↓
   ぱちぱち

どの御礼画面がよかったか、ぜひ教えてくださいな☆


2006年07月08日(土) 甥っ子、水族館デビューする


*早起きして

今日は妹と甥っ子、母と私の4人で地元にある某水族館にお出かけしてきました。
甥っ子は2歳半、水族館に行くのはこれが初めて。一体どんな反応をするかと思いきや……彼が喜んで見つめていたのは小さな川魚とペンギンだけでした(笑)
カラフルなのや大きなお魚は怖いらしくって、「イヤ〜!」って言うんですよ。
水槽の傍にも近寄ろうとしないもんだから、私が手を繋いで連れて行こうとしたら、及び腰で「イヤ〜」って。
まだちょっと早かったのかな。
ベルーガ、イルカ、シャチ、アシカのショーを立て続けに見て、ペンギンのぬいぐるみを買ってもらったあたりで甥っ子がぐずり始めて、早々に退散してファミレスで昼食。
眠くなっちゃったみたいですね。人がたくさんいて疲れたのでしょう。
だって私も疲れましたからね。帰ったら眠り込んでしまいました。午後から仕事に行こうと思ってたのに!
でも目を覚ました甥っ子がペンギンのぬいぐるみに頬ずりしてご機嫌の様子だったので、とりあえず行った甲斐はあったなぁ、と。
5歳くらいになったらまた連れてきてあげようと思います。
それまでには「ペンギン」がちゃんと言えるようになっていることでしょう。
本日の会話はこんな感じでした。



浜月「ペ・ン・ギ・ン」

甥「ぴんぎー」

浜月「違うよ、ペ・ン・ギ・ン。言ってごらん」

甥「ぴんぎー!」



もう大人3人で爆笑です。可愛いなぁコノヤロー(笑)


2006年07月07日(金) お留守番


*どきどき

今日は職場で1人っきりで留守番でした。
市内で大きな会議がありまして、同じ課の人たちはみんな朝からそちらに駆り出されているのです。
特別職も全員そっちに行っちゃうから、電話と来客の応対しつつ自分の事務仕事をしてれば良いわけなのですが、うちは電話と来客が多いのでちょっと不安でした。
だってほら、苦情系がまず来るのはうちだからね(苦笑)
案の定、「●●の件はいつまで経っても着手してくれてないけど進捗状況はどうなってるんだ?」っていうお客さんがいらっしゃって、内心大慌てしちゃいました。
自分の所属してる部署の所管事項ならそれなりの対応ができるけど、よその課のとなると、どうしても「至急担当に確認いたしましてご連絡申し上げます」としか言えなくてね。
その人は「じゃあ頼むよ」ってあっさり帰ってくれたので助かりましたが、納得してくれない人もたくさんいるんですよね、こういうのって。
他にも伝言を預かったり、問い合わせ事項を預かったりして、なんだかばたばたしてるうちに時間が過ぎていきました。
みんなが帰ってきてくれたときには心底ほっとしましたよ。
だって1人っきりだとお手洗いに行くのにも他所の課の人に「スミマセンちょっとだけ電話番お願いしていいですか?」って頼まないといけないし(笑)
でも、どうにか無事に捌き切れてよかったです♪


2006年07月06日(木) よもやま嬢


*しまった!

よもやま嬢をうちに忘れてきちゃったよー!

と気づいたのは出勤途中のマイカーの中でのこと。
朝だらだらとメールチェックしてたら時間が遅くなって、慌ててそのまま放り出してきちゃったんですね。
引き返してる余裕がなかったから、今日は丸1日携帯なしの生活でした。
なにせ普段は片時も携帯を手放さない私のことですから、さぞかし落ち着かないだろうと思いきや、意外なことにそれほどでもなかったですね。仕事関係で携帯にかかってくる電話はあんまりないからかな。履歴はあとでチェックすればいいしね。
たぶん隣席の係長が「まおちゃん毎日お昼休みにメール打ってるのに、今日はどうしたのかしら?」とか思ったことでしょう(笑)
1日中圏外の状態で放置されてた携帯に、さて何件メールが届いているやら楽しみです。





*眠い

先日できた発疹が何日経ってもよくならないので病院で診てもらったんです。
そしたら錠剤と塗り薬を出してくれまして、その錠剤が眠気を催す作用があるのですよ。もう眠くてたまりません〜。
でも効果は抜群で、今日なんか全然かゆくなかったです。なんて快適な状態なんでしょう!
しばらくは眠気を騙し騙ししながら薬を飲むしかないだろうな。
昨夜小説の下書きをしようとして携帯を開いたんだけど、いつの間にかそのまま寝入ってましたけど。とほほ。
今夜こそ書き始めます!


2006年07月05日(水) 穴があったら入りとう存じます


*すべった

ここだけの話でありまする。
先日、サイト更新通知用マガにてお知らせをしました、過去絵をプレゼントさせていただきますという件です。

……き、希望者さんが皆無とは思いもよりませんでしたヨー!

「もうもらったことある絵ばっかじゃん」とか「興味ないね」ってことですね。
いやいや、それはそれで一向にかまわないのですが、周囲のニーズを把握せずに一人で暴走しちゃたみたいでお恥ずかしい限りです。てへ。
発送用のA4サイズ封筒まで買っちゃったのは内緒ですぞよ。



うん、気を取り直してリクエスト短編の執筆に入ります。
今回はちょっと変わった書き方でいくつもり。まだ細部は煮詰めてないけど、書き進めるうちに浮かんでくるでしょう。そしたらその都度手直しする、と。


2006年07月04日(火) とある日の男女の会話


*今日のエネルギー源



浜月「成分の半分は優しさに似たモノでできています☆」

彼氏「残りの半分は砂糖と豆の煮汁です…」

浜月「やっぱり砂糖水!? ……控えるよ……(T_T)」





メールでのやりとりはこんなんばっかりです、私たち。
彼氏は私のことを天然だと言い、私は彼氏のことをお気楽ちゃらんぽらんB型野郎だと言います。
さて、言葉のキャッチボールがごく普通の会話にまとまらないのはどちらのせいなのでしょうね。





*やった!

14日(金)に半日お休みをもらえるか打診してみたところ、軽くオッケーが出ましたよ!
「あなた全然休んでないものね。夏休みも取っていいんだよ」との労わりの言葉までついてきました!

うわーい!
これで今週と来週頑張れそうですー!


2006年07月03日(月) 遊ぶ計画を立てて自分を励ましてます


*夏の計画

まず今週末、甥っ子を連れて水族館に行きます。
安く入れるチケットを母が手に入れたので、妹と甥っ子、母と私の4人で行こうかってお話になったのです。
甥っ子ももう3歳近く、言葉も理解してきているし、いろんな場所に連れてってたくさんのものを見せてあげたほうがいいものね。
……前回、2年前の秋、辛い気持ちを噛み締めてしまった水族館だけど、今回甥っ子たちと楽しく過ごすことでその記憶も拭えると思う。
そうだ、ペンギンのぬいぐるみを買ってあげよう。楽しみだなぁ。

3連休には彼氏のところへ遊びに行きます。
あわよくば金曜の午後から夏休みをもらって3泊4日で。まあ最終日は相手が仕事だから朝早くに帰らなくちゃならないけども。
なんてったって3月末から会っていないのですよ私たち。遠距離って悲しいね……。
しかもメールだって毎日ってわけじゃないし、電話もほんのたまーに。
相手の気持ちを疑いたくなる条件はばっちり揃っているわけですよ。
だから会えるときは思いっきり没頭して、一緒にいられる時間を大切にしたいなって思うのです。
半日お休み取れるといいなぁ。
夏休みが2ヶ月もあったあの頃が夢のようだわん。

8月の1週目には千葉市の花火大会。
もしできたら一緒に見に行きたいねって言ったら、「まだ分かんないけど大丈夫だったら行こう」って。
3年前の夏の日、手を繋いで空を仰いだときと同じ場所での花火大会。現地集合現地解散でもいいから2人で行けるといいなぁ。

8月末に予定していた高校時代の友達5、6人での熱海旅行は残念ながら参加できず終い。
だって月末の月曜、しかも翌日に大きな会議を控えて準備に大忙しであろう日だと分かっていて、「すみません熱海行くんでお休みください」とは言えないっしょ。しくしく。
かといって理由も言わずに休めるような雰囲気の職場ではないし。
今回は縁がなかったと思って諦めよう。
8月末といえば体力すり減ってぐでぐでの時期だから、自宅でまったりお猫様ヒーリングっていうのもいいよね♪


2006年07月02日(日) 未だ我が囲いの中の子どもたち


*創作ノートより抜粋

連作短編小説としてコンテンツ場所だけ確保してある『巫女と鬼神』の一部分です。
以前、執筆随録に載せたことがある部分ですが、気が向いたので再収録。
早くこの子たちのお話も動かしてあげたいなぁ。

──舞台は現代。
日本は世界中を巡る霊的な流れ(竜脈)の楔にあたる特殊な土地なので、人が死した後に魔物と化す場合が多い。ゆえに日本では太古から霊術が発達し、瑠神家に代表される霊術のエキスパート(霊術士)が生まれた。
彼らは魔物と化した魂を鎮める『御魂送り』、あるいは強制昇天させて、迷える死者に天への導歌を紡ぐ。
それらを生業とする瑠神一門の若き宗主・瑠神悠風(るがみ はるか)という少女が主人公です。以下は、霊術士養成の最高峰・御影(みかげ)学園におけるワンシーン。






「毎年恒例、クラス対抗模擬試合だが、うちのクラスからは瑠神、ルーゲンリーフ、黒須(くろす)に出てもらうことになった」

担任教師が告げた次の瞬間、教室中から歓声が沸き上がった。

「最強トリオが揃って出陣かぁ」
「がんばってくれよ!」

皆が当然の人選として彼女を激励している。瑠神悠風が学園随一の才媛であることは周知の事実だし、アヤ・ルーゲンリーフは射撃術、黒須花津美(かつみ)は霊符術に抜きん出ており、学年トップクラスの実力を有しているということを彼らは熟知していた。
クラス対抗試合は単なる学内演習ではない。プロの霊術士をゲストに招いた本格的なものであり、試合内容も正式記録に残る。つまり霊術士を志す者にとっては、キャリアのひとつとなり得る試合なのである。学生同士とはいえ準霊術士も何人かいるし、審議で認められているものなら霊具の使用も可なので、実戦さながらの危険を孕んではいるが、だからこそ実力を証明する絶好の機会でもあるのだ。
悠風にとっては2度目の出場となる。ちなみに、規定により神獣や式鬼は使えない(式神が強力すぎると術者自身の力量がうまく測れないから)。去年は霊符を使ったが、今度は霊刀を中心にしてみよう、と悠風は密かに決めた。

御影学園では、体育科は白兵戦中心、理数科は霊術中心、英語科は各自の特殊能力を伸ばすような履修過程を組んでいるが、普通科ではそれらを組み合わせた総合的なプログラムが施行されている。
模擬試合は学年別、学科別に行われるため、毎年体育科では俊敏な身のこなしと計算された戦術が見られるし、理数科では熾烈な霊術の応酬が、英語科では多彩な特殊能力が披露される。そして普通科は特にレベルが高いと評判で、外部からの観戦者も大勢やって来るほどだった。
悠風はあまり緊張というものを感じない方なのだが、それでも一挙手一投足を見つめられるとやはり居心地が悪くなる。そのプレッシャーを思い出して、悠風は少し気鬱になった。
何にせよ精一杯やるんだ、と自分を励まし、テンション上がりっぱなしの親友たちに笑顔を返した。




「第1試合、A組瑠神悠風対B組刈谷朝美、始め!」

審判が戦闘開始を鋭く告げた。
――学園最大規模の演習室。中はかなり広く、グラウンドと同等の面積があるのだが、観客に霊術の余波が及ばぬようにとの配慮から、選手は結界の張られた領域内で戦うことになっている。選手たちは思い切り力をぶつけ合うことができるというわけだ。
資料によれば、この刈谷朝美は霊符を使うらしい。対する悠風は霊刀。符術は符陣を展開させるのにやや時間を要するものの、発動させてしまえば結構な威力を発揮する。
先手必勝――悠風は涼やかな顔で身構えた。

一般に霊刀と呼ばれるものは3種類ある。
本物の刀に霊力の鎧を纏わせたものと、それ自体に元々霊力が宿っている刀、霊力のみで作り上げた刀を総称して霊刀というのだ。前者2つは真剣が核になっているため安定性に優れ、魔物にも人間にも霊的要素を帯びていない物質にも有効。後者は術士の霊力や集中力に左右されるため安定性に欠けるし、霊的要素を持たない無機物にはかすり傷すら与えられないというデメリットがあるものの、霊力を帯びたあらゆるもの(魔物、人間、霊的要素を含んだ無機物等)に極めて有効。今回悠風が使うのは後者の霊刀である。

「――其は我が同調者・剣にして槍・盾にして鎧」

朝美の朗々たる詠唱が広大な演習室に響き渡る。符陣展開のための呪文。

「此の祈詞を受け・目覚めの刻を迎えたまえ・我が願いに応え・弾丸となりて彼の者へと降り注ぎたまえ」

どうやら彼女が組み立てようとしているのは中級攻性符術<魔弾>らしい。霊符がつぶてとなって相手を襲う術だ。まともに受けるには少々威力がありすぎる。術が完成する前に叩くのが最善策だろう。
悠風は右手に霊力を集め、刀へと収斂させる。
これは簡単に見えても実はかなりの集中力とコントロールが必要で、修練生(国家試験を受験するために勉強中の者)にとっては結構な難関である。
しかし悠風は既に何段階にも及ぶ国家試験に通った準霊術士。(正規霊術士になるには1年以上の研修が必要)――右手には瞬く間に刀が握られていた。

『刈谷選手、さっそく符陣を展開させています。おっと対する瑠神選手、霊刀を生み出しました! 見事な刀です!』

放送部の実況が観衆を煽る。

『刈谷選手を守るようにして浮かんでいる霊符は合計……7枚! 組み立ても実に手早い!』

横に座っている解説役の教師・加瀬涼子もしたり顔で口を挟む。

「全てが発動すれば捌ききるのは少々難しいですね」

そんな外野の声を聞き流しながら、悠風が先手を打って駆け出した。朝美の方は、術が発動するまで時間を稼ぎたい一心で間合いを取ろうとする。
だがその行動はあらかじめ予想していた。悠風はなおも間を詰める。詠唱を急ぐ朝美。

「我・今ここに命ずる・我らが前に立ち塞がりし者・須く打ち破り……」

悠風が大上段に振りかぶった。刀身は更に霊力を注がれて薙刀ほどの太さにまでなっている。
迸る威圧感。そして物理的な破壊力すら伴って振り下ろされる刀。

(――っ!)

とっさの判断で<魔弾>を保留して防性霊術を起動させた朝美だったが、次の瞬間、術の展開すら忘れて思わず硬直する。

『瑠神選手の鮮やかな一撃! 霊符はひとたまりもありません!』

――悠風が斬り裂いたのは、朝美本人ではなく霊符――<魔弾>の符陣だった。
完成まであと少しだった符術の構成は霊符と共に四散し、迫り来る巨大な霊刀を視界に捉えても、朝美にはどうすることもできなかった。

(斬られる……っ!)

身を竦めた彼女は、その恐怖を心に刻んだまま意識が遠のいていくのを自覚した……。

『――クリーンヒット! 刈谷選手は気を失った模様です。瑠神選手の刀は霊力のみで生み出されたものなので外傷はありませんが、霊的衝撃が大きすぎたのでしょうか』
「刈谷選手ダウン! カウントを取ります! 1、2……」

審判が朝美に向かってゆっくりと数を数え始める。どよめくギャラリー。

「霊符を一撃した後、返す刀で防性霊術を突き破って術士への斬撃……すごいな」
「――8、9、10! カウントオーバー! 勝者、A組瑠神!」

審判の判定に覆い被さる大歓声。仕合開始からわずか32秒で、悠風は観衆を魅了していた。

「まずはA組が1勝か」

試合はトーナメント方式で、各クラスの代表3人が1人ずつ戦い、2試合勝った方が次へ駒を進めることができる。




「第2試合、A組アヤ・ルーゲンリーフ対、B組小柳啓太。始め!」

気を失った朝美が医務室に運ばれた後、すぐに2試合目が始められた。
アヤは別段緊張している様子もなく、優雅な仕草で小ぶりの戦闘杖を構える。相手の小柳は素手。詠唱術を使うのかもしれないので――アヤは何事にも慎重な方だ――、やや距離を置いて対峙する。

「躍れ炎神・導きのままに!」

先手を打ったのは小柳だった。短縮された祈詞。火炎を生む術だ。

「阻め守護者・鉄壁となりて」

アヤは素早く防性霊術の構成を具現化させ、炎を散らす。防御系霊術の方が発動にかかる時間は短い。一撃放った後の隙を突いて、すかさず攻撃に移るアヤ。
「切り替え早いのがアヤの長所だからね」とは、花津美の弁。

『ルーゲンリーフ選手、杖に霊力を込め――あ、弾かれました! どうやら小柳選手、詠唱なしで防御霊術を起動させていたようです!』

いったん退き、体勢を立て直すアヤ。その間も小さく祈詞を呟いていることに、果たして何人が気づいただろうか。

「荒ぶれ風神・我が意のままに!」
「弾け守護者・鉄壁となりて!」

今度はアヤの術が小柳に弾かれた。なかなかテンポの速い試合である。
アヤの武器が杖だから、接近戦に持ち込まれないように警戒しているのだろう。だが本来アヤは中・遠距離戦の方が得意なのである。簡略化した詠唱による術を次々と放ちながら何かを狙っているような素振りだ。

「降り注げ雷霆・束になりて!」

すかさず防性霊術を展開させる小柳。

「防げ守護者・結界となりて!」

しかし彼の防護膜はその役目を果たすことができなかった。アヤの放った雷撃が、防性霊術を打ち破ったのである。どよめく場内。

『今のは……ルーゲンリーフ選手の術が二重構成になっていたように見えましたが』
『ええ。同時に2つの術を使って小柳選手の防御を破ったんですね』

霊術に携わる者――霊術士、準霊術士、修練生――は、術の構成を『視る』ことができる。この、霊的構成を読み取るという能力は、霊術士に不可欠な要素といえるだろう。
無論、小柳とてアヤの術が二重であることに気づき、すでに自分が編み終えた防御霊術の構成では防ぎきれないというのも悟ったのだが、術の強化が間に合わないと見て否応無しにそれを発動した、というわけである。




2006年07月01日(土) VS偏頭痛


*油断大敵

今週はなんだかずっと身体がだるくて、疲れが取れないなぁ調子悪いなぁとは思ってたんですが、金曜の午後あたりから急に雲行きが怪しくなってしまい、ついにばったりダウン。土曜日は完全に寝て過ごしました。くう、偏頭痛め!
もういい加減慣れたけどアタマ痛いのって辛いですね。なんにもできなくなります。
以前あまりの痛さに耐えきれず病院へ駆け込んだら、「典型的な偏頭痛ですね。病巣があるわけじゃないから痛み止めを飲むしかないです。あとは極力ストレスを避けて云々」と言われてしまいましたヨ。
たしかに偏頭痛はこの数年で得た持病でして、特にこの2年くらいはお付き合いが密になってきているのです。
まず前触れとして、目がおかしくなるんですよ。目の前がちらついて視野が不鮮明になる。そしたら次には左肘の関節がずきずきと痛くなります。
そうなったらもうアウト。呼応するように側頭部が痛み出して、心臓の鼓動に合わせるような痛みが頭を蝕み、周囲の人の声もどこか遠くなって、目が回り、やがて立っていられなくなるのです。
強い痛み止めを飲んで眠れば大抵治ります。ただし数時間で回復することもあれば2、3日引きずることもあったりして、学生の頃ならともかく仕事をしている今じゃ切実に困ってしまうのですよ。
ともあれ具合悪くなったのがオフの日でよかった。ていうか、「休みだー!!」っていう安堵が体調悪化を招いたのかもしれませんけど。
もっとこう、緩急をつけるというか、締めるところはびしっと締めて、それ以外ではなるべく心理的な負担を溜め込まないようにしていかなくちゃいけませんね。
例えば休むと決めた日には仕事上の懸案事項について考えを巡らせないとか、たとえ意見を求められても他人の恋愛事情にくちばしを突っ込まないとか。
何事も熱心に打ち込んで、それでも自分自身を損なうことのなかったあの頃が懐かしい(しくしく)
歳を経るごとに摩耗して、自分の味というものが抜けていってしまうような気がしてなりません。
だから昔の友達や、親だの職種だのよりも先に私自身を見てくれる人と会うと心底ほっとするのでしょうか。

自律神経系の症状って、怠けてるとか精神的鍛錬が足りないとかって言われがちだから(特に体育会系な男性は理解してくれない人が多い)、なるべく口には出さないようにしています。

……なんだかばっちり後ろ向きな日記になってしまいましたね。てへ。
でも大丈夫、明日からまた頑張れます!





*創作ノートより抜粋

先日ご紹介したリブシェのお話を、あらすじ風にまとめた文章が出てきましたので転載します。
ストーリーはFF�擦里發里鳳茲辰討い泙垢�、そこにリブシェというオリジナルキャラクターをどのように絡ませたのか、読んでいただければお分かりになるかと思います。
興味のある方はどうぞ。
あ、過去絵は先日の鴉にて終了です。反響皆無ー(泣笑)
妙な冒険心は起こさずに小説に専念していこうと思います。





リブシェが七番街の切り捨ての件で社長プレジデントに直訴し、不興を買い謹慎処分を受けていた間にセフィロスが神羅ビルに押し入り、社長を惨殺。
その後リブシェは、クラウドに怪我を負わされたルーファウスらにも、七番街のことや会社の方針について提言するが、ハイデッカーやスカーレットの猛反激にあい受け入れられず。

「治安維持部門責任者としてこの私が進言した七番街廃棄案のおかげで、愚かな市民どもはアバランチとかいうケチな蛆虫の毒から救われたのだ。
全く何を言うかと思えば……秘書は秘書らしく、上司の決定に従っておればいいのだ。
おっと、そう言えば君はタークス特務要員でもあったか。では社の決定に口を挟むなどという差し出がましい真似をする前に、すべきことがあるのではないかね? ほれ、テロリストどもの残党を1人残らず始末して来んかい。そういうのが君の任務だろう? ガハハハハハ!」
「七番街とその下のスラム……アンタ、何でそんなにこだわるわけ? それと同じコトをプレジデントに言って謹慎処分にされたってのに、いつまでそんな寝言を言ってるつもりなの?
護衛のアンタがいなかったせいで、プレジデントは殺されちゃったじゃない。ったく、こんな時に働かないで、何が護衛よ。なぁにが特務要員よ。こういう事態のためのアンタでしょ? 宝条がいつも自慢してるわよ。実験体第1号は最高の生体軍事兵器だ、ってね!
早くセフィロスを何とかしてみせなさいよ。ねえ、“白夜の魔女”さん? キャハハハハハ!」

プレジデントに引き続き、新たに社長となるルーファウスの秘書・兼・護衛を務めることになったリブシェは、ジュノンにて社長就任パレードに参加するはずだったが、危険因子であるテログループを、何の非もない一般市民を巻き添えに街ごと潰そうとした神羅に対して、言い様のない怒りを抑えることができず、ついに己の命を賭して神羅を離反。
単身ミッドガルを出奔。プレジデントを殺し、ジェノバを運び出したかつての英雄セフィロスを追って、クラウドやルーファウスたちより一足早く、海を渡るべくジュノンへと向かう。
その途中、グラスランドエリアの湿地帯に棲息する巨大蛇を独力で倒して反対岸に辿り着いたリブシェは、串刺しにされて絶命したミドガルズオルムを目の前にして言葉を失う。現場に残された膨大な魔晄エネルギーが、セフィロスのものであることは明白だった。
自らが星を支配するという狂気じみた妄執のために、セフィロスは確かに“約束の地”とやらを目指しているらしい。本当に“約束の地”は実在するのだろうか。先を急ぐリブシェ。

今ではモンスターの巣窟と成り果てた廃坑でクラウドたちと会話したツォン、ルード、イリーナは、ルーファウスの命令で、セフィロスを追跡すると同時にリブシェを連れ戻すために動いていた。
だがセフィロスという危険な獲物を追うリブシェの行動は迅速で、ジュノンでもコスタ・デル・ソルでも追いつけず、偶然宝条を見かけた彼らは一旦本社に戻る。

その後、コレル山でリブシェは初めて『クラウド一行』に出会う。
リブシェはすぐにアバランチの面々だと気づき、ひとまず彼らの出方を伺う。クラウド、バレット、ティファは五番魔晄炉でプレジデントの傍らに控えていたリブシェを見ている。彼女の素性に気づいたバレットとティファ、それにユフィは最初、『神羅の人間だ』と露骨に反感を示すが、研究室で彼女によくしてもらったエアリスとレッド�将靴呂笋箙グ嫖�。
2人が間に入ってバレットらをなだめ、リブシェの話を聞くうちに、ただ神羅の重要人物であるというだけで彼女に向けていた怨恨が、少しずつ薄らいでいくバレットたち。互いに完全に信用しているわけではないにしろ、神羅の内情を知るため、何より一刻も早くセフィロスに辿り着くために、クラウドは彼女に協力を乞い、その同意を得た。

それから足を踏み入れたゴールドソーサーで、デブモーグリ型の愉快な占いマシーン、ケット・シー(操縦者の正体は都市開発部門統括リーブ)をパーティに加えた矢先、濡れ衣を着せられて天然の監獄コレルプリズンに落とされる。……



浜月まお |HomePage

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