うららか雑記帳
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*連休前
休みたくば、その前に通常以上にぎっちり働かねばならない。これ鉄則。 てなわけで今日も働きましたー! いつになく充実感があるのは、偉い人たちが一日じゅう出張しててくれたおかげで事務仕事がはかどったからでしょう。出張万歳!(後で旅費清算という仕事が生じる、なーんてことはひとまず棚上げの方向で!) 休日のうちにある程度の事務は片付けておいたし、明日を無事に乗り切ればゆったり休めそうな調子です。一安心。
*執筆近況
引き続き企画小説をちまちまと。 本業である創作小説以外を書くことも刺激があっていいですね。なんかこう、自分の傾向みたいなものが少し見えてきたような気がします。 悪く言えば「小さく綺麗に纏めがち」だと思うんですよ、自分では。可もなく不可もなくで。これって下手すると、さらりと読み流されてしまうんじゃないかなぁ……。 パンチ力のある文章とまではいかなくても、味わいのあるものを書きたい。うう〜、精進精進。 ちなみに企画小説を仕上げた後は、キリ番特典小説として某なりきり小説ゲームの短編を書く予定です。できたら『WILL』と平行して。 他人様のキャラを動かすのって緊張するから、今のうちによく構想を練っておかねば。とは思うのですが、ひとつ執筆しているものがあると、そっちに集中しちゃってなかなか並行作業ができない……(だって一挙に手を広げすぎると落ち着かないんだもん) 目の前のことからひとつずつ打ち込む方が性にあっているようです。
互いに言葉を失い、立ち尽くす。 沈黙。 窓越しに視線が彷徨った。
*久しぶりの日記
ですね。なんだかこのところ仕事が後手後手でして、気力体力ともに消耗戦に突入しております。 接客業務やお偉方の身の回りの雑事を一手に引き受ける秘書係というのは、一見華やかそうに思うかもしれませんが、その実、自分の事務仕事に本腰入れて手をつけられるのが定時を過ぎてから(=偉い人が帰った後)なので、必然的に残業と休日出勤が多くなるんですよね。朝は朝で、要人執務室の鍵を開けて一日の支度を整えたり、掃除やお花のお手入れなんかにもよく気を配る必要があるもんだから、他の人より早めに出勤しなきゃだし。おまけにお茶の上げ下げや接客も業務のうちで、オフィス内でちょっとした用事を済ませてきたくても、お客様の訪問予定があると自席を外すわけにもいかず……四六時中、行動を制限されているような拘束感が付き纏う。この窮屈な職場環境に、異動から2ヶ月経った最近、ようやく慣れてきたかなって感じです。 まあ確かに「異動したくない部署ナンバーワン」とか言われてしまうのも無理はない職場ですが、どんなものにも良い面はありまして、この課では社会人として必要なマナーや常識、気配りなんかが実地で学べます。他の部署にいたんじゃ身につかないことが多いので、精一杯やっていくぞ〜! と毎週自分に向かって気合いを入れてます(笑) うん、でもホント、頑張ります。直属の上司は頼りになるし、しょっちゅう美味しいお菓子をいただけるしね(役得)vv
*上司といえば
社会人の皆様は職場で上司からどういう呼称で呼ばれているのでしょうか? 一番スタンダードなのは、苗字に“さん”付けだと思いますが、机を並べて毎日顔を合わせている相手なのに、それじゃちょっとよそよそしい気がしますよね。一対一の時や外部の人がいない場所なら、少しくだけた呼び方でも構わないんじゃないかと、個人的には思ってます。 ちなみに私は、直属の上司には下の名前に“ちゃん”付けで呼ばれてます。時々苗字に“さん”付けで呼ばれる場合もあって、そんな時はとっさに「何かミスった!?」とドキリとします(笑) 中にはあだ名(?)で呼んでくる人もいたりして。主に面白い系の男性先輩ですね。や、別にいいんだけどさ……廊下で呼び止められると恥ずかしいッス。 余談ですが、私が上司を呼ぶ場合、係長以上に対しては肩書きで呼び、それ以外の先輩方に対しては苗字に“さん”付けです。基本どおり。女性の先輩(わりと歳が近い)は下の名前で呼んでいいよって言ってくれるのですが、「やっぱり先輩だし……ホントにいいのかなぁ?」とつい躊躇っちゃうんです。遠慮しぃなのよ〜。そのわりには普段タメ口きいてるけど(笑) そんな社会人2年生です。
*社会人といえば
判子です。 特に事務職の場合、学生時代とは比べ物にならないくらい頻繁に判子を押していると思います。私も例に漏れず、毎日数十回と押印しております。ぺったらぺったらとネ! しかし! 未だに真っ直ぐキレイに判子を押すことができないんですよ〜。どうしても少し曲がってしまって。向きを確認してからゆっくり押してるのに。むむむむ何故? 思うにコレは、字を書く時に用紙を少し右斜めに置かないときちんと書けない、という悪癖と無関係ではなさそうです。身体の軸がずれているというか。はっ、そのせいで筆跡も右下がり気味なのか!? 押印と筆跡はキレイなのに超したことはないですよね。とりあえず丁寧を心がけるとします。
*椅子
壊れました(涙) PC机用の椅子です。雑な扱いを長年受けていたせいか、気づいた時にはすでに遅し。修復不可能な深手でした。かなりの年代物だし、潔く諦めて新調した方がよさそう……。 というわけで、新しい椅子を購入するまでは立ち膝で執筆するしかないようです。にゃんこを抱っこしながら執筆するのが習慣だったのに。くすん。
*執筆近況
企画小説を書いてます。 マガで相方を募集したアレです。まだ下書き途中(土下座) うう、遅くても今月中には第一稿を上げたい! 執筆のためにPCを開くこともままならない昨今、下書きは携帯のメール機能を使って思いつくまま書き散らし、PCへ送信して、後でWordにて加筆修正&推敲、という方法を取ってます。これなら眠る直前まで執筆できるわvv(眠りかけながら名文を思いついたんだけど翌朝には全く覚えていなかった、というのはお約束です)
繰り返される問い掛け。 ほのかに嬉しいのはなぜだろう。 君の傍らを通り過ぎるだけの己が身を、こんなにも切なく思っているというのに。
*悩んだ末
今までキリ番特典として、キリ番獲得者様にだけひっそり公開していた小説を、一般公開することにしました。 理由は単純明快。踏み逃げさんが多数を占めており、たとえキリ番掲示板に足跡を残してくれたとしても、秘密小説に興味を示してくれる方はほぼ皆無だったからです。必要性低し、というので今回の決断に至りました。 幸いキリ番獲得者様も同意してくださる方が多かったですし、さっそく公開してしまいました。秘密書庫の鍵が取り払われましたよー。 いやしかし、まったくもって腰の据わらないことクラゲのごとし、誠に皆様にはご迷惑やご心配をおかけしておりますが(進行形)、これに懲りず、今後もお付き合いいただけたら涙が出るほど嬉しいです。 ……あ、キリ番獲得時のメッセージ設定を変更してこなくちゃ。
「……もう行くの?」 伏せられた眼差し。 いつだって僕の答えを知っているのに、君はまた今年も訊く。
*百花繚乱
というほどではありませんが、そこかしこの桜が満開ですね。 例年より1週間ほど遅いので、私の住む地域では今週咲いて今週末が見頃の模様。今年の桜も美しいです。眺めていると魂を吸い取られそうなくらいです。夜はライトアップされてたりしてより幻想的。 「死ぬなら桜の季節がいい」と言ったのは西行法師でしたでしょうか。うーん同感。美々しく咲き誇る桜の下、いつか静かに息を引き取れたらいいな。なんてね。
舞い散る桜には独特の気高さがある。その一瞬の煌めきを留め置きたくて、掌に偶然舞い込んできた花弁をひとひら、押し花にした。 幼い日の思い出。
花と、月と、酒。 ああ、気持ちよく酔ってます〜。
風は澄み、鶯が鳴く。 雨の気配はまだない。 固く身を閉ざした蕾も思わず頬を緩めるような、うららかな午後だった。
2005年04月03日(日) |
ちょっとしたおまけ付き |
*新年度
あっという間に4月突入しちゃいましたね。近況はまた今度〜。
*お題小説あとがき
005『交易都市』
特にこれといって語ることもなく。 コレはWILL第1章10節のワンシーンが元ネタで、視点を切り替えて書いたものです。 メイズ君の子どもらしさを地の文でいかに表現するかに悩んだ挙げ句、改行を多めにしてみたりと試行錯誤。あと『一般的な子どもの口調』というものがいまいち掴めなくて難儀した覚えがあります。小学校とかに潜入して隠れ取材したいです(それは犯罪)
006『喧嘩』
WILLから派生した短編ですね。すんなり執筆作業に入れて楽でした〜。エルガー君のやられキャラ説を色濃く印象づけてしまった一作(笑) 001『砂の城』と並んで好評でした。『砂の城』では情景描写に力を入れたのに対して、『喧嘩』では行動を含む人物描写に意識を向けてみたのですが、いかがでしょうか。 それにしても……どこまでリィザ饅頭ネタを引っ張る気だ私。
「今夜は降るよ」 そう、と答える代わりに僕は目を閉じる。 まぶたの裏に、昼下がりの光がゆるりと染み通っていく。
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