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今、mixi内で指名を受けたバトンが２本たまっている。
HRKさんという方から指名をうけた「もちものバトン」と、
ひとみさんさんという方から指名をうけた「指定型☆バトン」である。
まずは、だいぶ遅くなってしまったが、
HRKさんから回って来た「もちものバトン」をやってみる。
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●財布はどんなのを使ってますか？
ベージュに黒のラインが一本入ったBURBERRY。
どーみても♀からプレゼントされただろ〜ってデザインだが、
（実際にそーいうツッコミをされてますが）自分で買いました。
これを買うまでは、三連続で100均で購入した財布を使用。
これが計ったように半年ぐらいで破損するんですよ。さすが100均。
●携帯電話はどんなのを使ってますか？
Vodafoneのシャープ製。もう品番なんて分かりまへん。
確かに云えるのは「Vodafone」ではなく「J-PHONE」という
ロゴが入っていること。相当年期が入ってます。古い。
充電池がもはやスカスカで、メール３本もうてばメモリ１です。
受信メール容量も一杯で、整理をしないと受信できません。
とっても買い替えたい、できればdocomoかauにしたい！
でも11月のナンバーポータビリティ制まで待ちたい！
でも電池もメールも死んでいるから一刻も早く変えたい！
うーむ…
●使ってる携帯ストラップは？
昔もらった和風なやつ。個人的には小粋で好きなので、
別にこのままでよいかと…。
●手帳って持ってますか？
会社専用手帳がありますが、これ、要りません。デカイです。
持ち歩く気がしなくて、もはや「手帳」と呼べません。
かといって、マイ手帳を持つ気にもなりませんが…。
●バッグの主な中身は？
・財布
・名刺入れ兼定期入れ（これもBURBERRYにしました）
・iPod（MonkeyMajik聞いてましたが、最近はスピッツ）
・デジカメ(panaのLumix）
・印鑑、パスポート（とにかく身分証明類は全部）
・常に何かの請求書（プライベート）
・らくがき帳とえんぴつ（替芯式）
●持ち歩いてないとダメ！！というものを３つあげましょう。
・財布
・携帯
・デジカメ
→僕の場合、あまりに周囲の色や形が目に飛び込んできて、
脳がすぐに飽和してしまうので、カメラで記録するため。
●これをまわす５人は？
指名はしません。ヒマな方どーぞー
・・・ま〜とどのつまり、
人の持ち物の中身の話なので、
読後の感想は「だから？」「それが何か？」って感じだとは思いますが、
約束でしたので載せてみました。
ネタになるほどオモロイもの持ち歩いてなくてスミマセン笑！
060428
taichi
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今日４月１１日は父の命日である。
三年前に亡くなり、一昨年は一周忌。
昨年は三回忌であった。
今年は儀式的なことは何もないが、
命日には変わらない。
あの日の前日、自宅の窓から見えた
散りゆく木蓮の花が、
今だに目に焼き付いている。
今年も咲いているだろう。 |
実家から眺める木蓮の花 |
命日になると亡き父と共に想うのは、
実家・長野に一人残している母の事である。
父が亡くなった夜、母の姿は今でも忘れられない。
両親を亡くされた方でしたらお分かりでしょうが、
人が亡くなった直後というのは、とても現実的で非情な展開が待っている。
父は午後３時半頃に息を引き取ったが、悲しみに咽ぶ暇もなく、
臨終後から約30分程の間に電話をして、葬儀屋を決めなければならない。
病院に遺体を長時間置いておけないらしく、一刻も早く安置場所を確定させて
父の亡骸を運搬するためである。仕方がないことだが遺族にとっては辛い。
母は完全に放心状態だったので、殆ど私が一人で手配した。
４時までに葬儀屋を決めて病院に連絡。５時前に霊柩車とともに病院を出る。
父の担当外科医と看護婦が深々と頭を下げて見送る中、母は何度も頭を下げていた。
５時半には葬儀会場に移って、死亡届にサインをしてから葬儀屋と打ち合わせとなる。
これがまたつらい。つまりこの状態で「カネ」の話をするのだ。
「献花は幾ら、返礼は幾ら、通夜や葬式後の料理が幾ら、ただしこれは別途で…」
「だから、全部で幾らかかるんだよ！！」という感じである。
潤沢に貯金がある家ならまだしも、ウチはその逆であった。
感情的な云い合いとなる中、母が弱々しく云った。
「もう…それでいいじゃない…」その声で、私は我に返ったのを覚えている。
交渉を済ませて、通夜は翌日夜、葬儀は明後日昼と決定。
すぐにその場で知り合いや友人へと連絡をする。当然ながらその連絡で、
初めて訃報を聞いた知り合いから慰められた母は、再び涙していた。
一通り連絡を済ませると、弟を父の亡骸を安置する部屋に残して、
私と母は自宅へと向かう。弟は部屋に残り、父と共に一晩過ごした。
自宅に帰った母と私には、一つ残酷な作業が残されていた。それは…、
父の遺影用の写真を選ぶという作業である。
押し入れから取り出した10冊以上ものアルバムに目を通し始めた。
父と母が結婚前に付き合っている頃の写真は白黒であったが、
産まれたばかりの私を抱えながら笑みを浮かべる父はカラー写真となっていた。
そんな写真を何枚も見るのだ…こんな日に。なんて残酷な作業であろうか…
そうして時間とともに、遺影の写真選びという当初の目的から外れていく。
ふと見ると、テーブルの向かいに座っていた後ろ姿の母が、
震えもせず声も立てず、ただ静かに何かを眺め続けていたのだ。
母はその間、私がいることを忘れていたに違いない。
何を見ていたのか分からなかったが、きっと思い出の写真なのだろう。
その母の背中を私は黙って眺めていた。
二人とも我に返り、再び遺影用の写真を探し始めたが、そこで母が云った。
「ホントあの人は、一枚たりともまともに写真に映ってないよ〜！」
父の性格が現れていた。集合写真ですらカメラ目線で映っていないのだ。
アップの写真になるとわざと変な顔をしていたり、斜に構えている。
そんな父の姿に「ホンっトしょーがないね〜！」と、母は笑い出した。
母はずっと笑っていた。
遺影の一枚を選び終えた後、私は部屋へ行き扉を閉めると、
父の臨終後初めて悲しみにふけりました。
葬式後一週間、会社を休んで私は母の傍に居た。
母はどんなことでもすべて「これ、どうすればいい？」と私に尋ねた。
私は「自分で考えて、決めなきゃだめだよ」とひたすら母に言い聞かせた。
住民票、健康保険、年金、電話、入院代、職場、香典返し、生活費の計算、
母が一人立ちするための様々な手続きを行いながら励まし続けたのだ。
ケータイメールのやり方もこの時初めて教えた。
とにかく、母をひとりで歩けるようにしなければならなかった。
あれから３年―、
母は独り長野の実家で暮らしている。
父亡き後にパン屋に再就職して、パン生地をこねている。
職場や隣近所のコミュニティで頼りにされているという。
自分の頭で考え、四肢を動かし、力強く生きている。
昨晩、母にメールを入れた。
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明日だけど、俺と○○（←弟）の分も線香あげてくれ。
最近はどう？無理するなよ。そっちは桜はどうかな？
東京はもう散るところだよ。GWに一度帰るわ。
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毎年、今年の母の日はどうしようか…と考え始める頃、
父の命日がやってくるのだ…。
060411
taichi
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AIR〜the pulp essay〜＿ハラタイチ
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