2005年01月27日(木) |
もっと逢いたくなってしまう |
彼と逢って愛し合うと、その時はとてもしあわせ・・・
だけど家に帰って、日常が始まると・・・さみしい
逢ったばかりなのに、もう逢いたい
彼は器用なほうじゃないから
今は新しい仕事や人間関係でタイヘンで・・・
おまけにメールも苦手だから
メールを送っても返事が来ない
短いメールでも
送って、返事がきて、その返事をおくって・・って
チャットしているみたいだと楽しいのに
何時ごろだったら返事がもらえるんだろう?
って、考えた時間にメールしても
結局朝になっても返事がなかったり
いつ、メールがきてもいいように
お風呂にも入れずに待ってて・・・
たぶん、彼は今の自分のことで手一杯で
だからメールも打てない・・・
そんふうに自分を納得させようとするけれど
こうやって逢わなくなってしまったら
悪い事ばかり考えてしまう
彼の日常もわからないし、不安な事だらけ・・・
今回は彼の町までは行かないで、途中で待ち合わせした
二人とも知らない町
彼は前日に友達と呑んでいて
そのまま来たらしかった
携帯で連絡を取り合って、目立つ建物を目印にして
なんとか会えることができた
とあるお店の駐車場に車を停めて、私の車で・・・・
初めてきた場所だったけど、国道沿いにLHがたくさんあって
新しそうなところに入る
お部屋は明るくてキレイで、
やっとふたりっきりになれたのもあって
ホッとする
立ったまま、ゆっくり抱き合って、kiss・・・・・
彼は仕事上がりに呑んで、そのままここにいるから
臭いかも・・・
なんて言ったけど
全然臭くなんかなかった
仕事を始めて、初めてのお休みだったし
本当はやりたいことがあったみたいなのに
無理やり逢う事にしてしまったので
今更だけど申し訳ないキモチになって
ちょっとブルー・・・
でも・・・ソファに座って、ゆっくりゆっくりkissをしていると
キモチも溶けてくるみたい
・・・って声が漏れてしまう
彼がここに、私のそばにいてくれているだけで
うれしい・・・・
胸がいっぱいになって・・・・
頭の中が白く、もやがかかったみたいになっていった
彼は無事に働く場所が決まった
新しい仕事、新しい生活・・・
どんどん離れていってしまうような不安な気持ち・・・
彼は新しい世界で、新しい自分になって
私を思い出にしていく・・・
そんな感じがして、不安でしかたがない
すがりついちゃダメなのに・・・・
彼が行ってしまってから10日後
ちょっとした用があって
彼の住む町の近くまで行く事になった
帰りが遅くなっても大丈夫・・・
ちょうど求職活動を始めたばかりで
いつ面接が入ってしまうか、呼び出しが来てしまうか
当日になっても逢えるかどうか、わからなかったんだけど
用事をすませたあと、メールで連絡
彼のおうちのすぐ近くのコンビニで待ち合わせした
私のほうが先だと思っていたのに
彼はもうお店の中にいて、こっちを見てた・・・・けど、
すぐにはわからなかったみたい
いつもTシャツにジーンズの私がスカートをはいていたから・・・
「うわっ、ゆりさんだとわからなかった〜スカートだ〜」
車に同乗して彼の案内で近くの公園の駐車場へ・・・
久しぶりに逢うと、やぱり照れてしまう・・・
まだ10日しか経っていないのに
もう何週間も経ってしまったかのような
懐かしい感じ
車の中で、本当は彼に抱きついてしまいたいキモチだったけど
まだお昼だし・・・そうゆうわけにもいかなくて
少しドライブ・・・
彼の知り合いの少なそうな方面へ車を走らせたから
お互いに不案内でどこをどう走ったらいいのかわからない
どこへ行く?
・・・着替えられるところに行きたい
ちょっとかしこまった格好をしていたので
普段着に着替えないと彼と一緒に歩けない
じゃ、そうゆとこ、行こ
最初に行き当たったLHに入った
私ははじめから、会ったら抱きしめて欲しいと思っていたし
kissして欲しいと思っていたし
抱いて欲しいとも思っていた
けれど、彼がそうゆう事を「イケナイ事」だと思っていて
出来ればそうならないようにしようと考えているってことは
わかってた
彼は、
本当はこうしちゃいけないってわかってて
ただ一緒にいて、ごはんを食べるだけにしようと思っていたのに
顔を見るとダメだ・・・
・・・って言って、
ベッドの上で、ぎゅっって抱きしめてくれて、
長いkiss・・・・
服がしわになっちゃうかな・・・?って言われて
向こうを見ててもらって、自分で脱いだ
キャミソールとストッキング姿
なんだかとてもエッチな姿で恥ずかしい・・・
もうkissされただけで、私の中はすごい事になってて
余計に恥ずかしい
逢いたくて、逢いたくて、苦しくて・・・
やっと逢えたけど、彼はこの関係は良くないと思ってて
抱かないって思ってて、私はそれを悲しいと思っていて
そんな凹んだキモチと
エッチな姿で彼の愛撫にすごく感じてしまっている自分が
分離してしまったかのような精神状態・・・
なんだか、自分をめちゃくちゃにしたいような
痛めつけたいようなキモチになって
後ろからして・・・ってお願いした
日によってバックですると、私が痛がるから
大丈夫?痛くない?・・・って聞いてくれる
って、後ろからそっと抱きしめてくれた
気がついたら
ベッドをめちゃくちゃ濡らしてみだれてた
彼からのメールは、写真が添付されていて
それは、自室のベッドサイドに取り付けたクリップライトだったり
TVとCDデッキの棚だったり
彼の今の生活を想像させてくれるものだった
彼の生活を知る事が出来るのは嬉しかったけれど
もう新しい生活を始めていることが強調された気がして
つらくもあった・・・
メールが苦手な彼が一生懸命うってくれたメールなのに
内容があまりに普通の友達へのもの・・みたいで
「あなたがいなくなって、私はこんなに苦しいのに
あなたは普通にしていられるんだね・・・」なんて
感謝の気持ちを感じる事もなかった・・・・・・・
そんな事も気が付かなかった
彼がいなくなってからの3日間
つらくてつらくて・・・
仕事場でもついため息が出てしまう
それを仕事がつらい所為だって、ごまかして
ちょうど仕事にも煮詰まっていたから、いい言い訳になった
彼からのメールは、本当にただの「お友達メール」のようで・・・
もともとメールは好きじゃないって知っていても
さみしい
あの公園で「愛してる」って言ってくれたときを最後に
彼が「あいしてる」って言ってくれた事はなくて
自分だけが言うのは、イヤじゃなかったけど
言った後に言ってもらいたい・・・って
どうしても思ってしまう自分がイヤで
言うのをやめた
お友達メールしか来ない事がつらくて
自分の気持ちに答えてくれないのが我慢できなくて
私の送るメールの内容はどんどん暗く重くなっていった
バカな私・・・
彼は自分のお家に戻って
仕事をさがして
新しい生活が始まる
私はそのまま残って
彼のいない
生活が始まる
何を見ても
どこを見ても
彼を過ごした場面を思い出してしまって
胸が苦しい・・・
のどに何かが詰まってしまったかのように
苦しくて、苦しくて
彼に初めて出会って恋に落ちたときのように
こんどは彼が恋しくて
ごはんが食べらなくなった
♪〜 また痩せられるかも・・・♪
なんて考えられるなんて
まだヨユウだよね
まだよゆうだよね
・・・・・・まだ余裕だよね
仕事場のいつもの場所で、振り返っても彼はいない・・・
いつも彼がいた場所をぼんやり眺めて そこで仕事をしてる姿を思い出していた
仕事をしている時の彼の手が好きで ときどき見とれてしまっていて あとでそれを彼に指摘されたりしたな・・・
そんなことを思い出していたら
次々と彼の手が頭の中によみがえってきた
sexのときに口の中に入れられた指
後ろから腰を支える手
私の中でうごめく指・・・
抱きしめて頭をなでてくれる優しい感触
kissのとき頬を挟んだ温かい両手
今はもう近くに無いものたち・・・
彼がお家に帰る日、別れの日は、まだ紅葉がきれいだったころ
その日は前から決まっていたから、
何日も前から、夜、彼の部屋へ行っては泣いてた
「また泣く・・」って困った顔されちゃうけど
悲しいんだもん、仕方ないよ
「俺のキモチは変わらないよ」って彼は言うけど
どうなるかなんてわからないよ・・・
ヒトのココロはね、変わるものなの・・・
もう出発するって言う時に、
何とか二人っきりの時間を作る事ができた
彼は両手で私の頬を挟んで
やさしい、長いkissをくれた
「またね」
何度もお互いにこの言葉を、この言葉だけを繰り返して
kissした
さよならじゃなくて・・・
また逢おうねって・・・キモチをこめて・・・
バイクに乗って走り去る直前に
辛くて、悲しくて、彼が見えなくなった後
声をあげて泣いた・・・
悲しくて、辛くて、ココロの中は真っ暗なのに
紅葉の並木はきれいだった
さっきまで彼が居た並木
もう誰も居ない並木
今思い出しても、きれい・・・
悲しくなるくらい、きれい
彼はスノーボードが好きで
ダブダブのウェアで滑ってる
それがなんだかかわいい・・・
そんなこと思い出した
久しぶりのお休みで、一人でボードしてるって
メールが着たから・・・・
ずっと仕事していて、タイヘンだっただろうに
行けちゃうんだね
優先順位で負けてるな・・・・
先シーズンは何度も一緒に滑ったけど
このシーズンは一緒に滑れる日があるのかなぁ
メールをくれたことはうれしかったんだけど
いろいろ考えて凹んじゃった・・・
私が逢いたいって言わなかったら
春まで逢わないでいるのかな?
春まで逢わなかったら、終わっちゃいそうな気がするね
それはかなりショック・・・
年末は、みんなでカウントダウンして
スパークリング・ワインを開けて、乾杯!
いつもと同じ
彼が居ない以外は・・・・
こんな関係で、年末年始を一緒に過ごせたなんて
本当にしあわせだったんだな・・・って、つくづく感じた
彼は今、忙しいらしくて
メールもほとんど来ないし
来ても普通の世間話だけ
もともとメールが苦手な彼にこれ以上望めない
仕事で頭がいっぱいになっているから
これ以上の負担をかけるとこわれてしまいそう
できる限りの努力してほっとできる相手になることに決めた
そうすれば、逢いたいって思ってくれるかもしれない
もちろんこのままキモチが離れていっちゃうかもしれないって
不安にもなるけど、こんな不安な気持ちをぶつけても
彼には受け止める力が今はないから・・・
ちょっと寂しい年始の日記
でも、一月一日が終わるときに
こっちから送ったメールに
日付は変わってしまっていたけど
返事をくれたから
まだ切れていないんだな・・って
思うことにした
このままただのメル友になってしまうかも・・・って
不安はたくさんあるけど、仕方ないね
振り切りたくなるようじゃ、今までの思い出までダメになるから・・・
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