こんにちは。 ボクは番犬のゲンゾーであります。 趣味は散歩、特技も散歩、好きなものも散歩であります。 散歩の他に、ビスケットやごはん、牛乳なども好きであります が、それはどうでもよいことでした。
今日、いつもとちょっと話し方が違うのは、みなさまにしばし のお別れを申し上げるためであります。
6月20日までの間、しばしゲンゾー日記をお休みすることと なりました。 6月20日から、また日記を書きます。 みなさま、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
ちなみに6月20日までも毎日ボクはビスケットをもらう予定 であります。
追伸 ちなみに誰かが病気になったとか、そういう理由でお休み するのではありませんので、ご心配なきよう。 キリサメじゃ、濡れて参ろう。
写真の草はヒメコバンソウという、ボクの庭にたくさん生えて いる草である。
この草は小判のような形の実がたくさんぶら下がっているから この名前がついているらしい。 3〜4ミリくらいの小さい小判がたくさん下がっているのだ。
ボクはこの草が大好きである。 人間には聞こえないらしいが、耳が良いボクはこの草の実が 風に吹かれてシャラシャラという音を出すのが聞こえるのだ。
アキコにペンペン草の音を聞かせてもらったことがあるので、 今度はボクがこの草の音を教えてあげようと思う。
ボクの散歩道の桜は、今、たくさんの赤い実をつけている。 桜の実は「サクランボ」と言っておいしい果物なのだそうだが、 この桜の実はおいしくないらしい。
実は庭の隅っこに生えている桜の花が咲いた時に、もうアキコ はそれを採って塩漬けにしてあるのだ。 塩漬けになった桜にお湯を注いで飲むと、茶碗の中で桜がぱー っと開いてきれいな、桜の香りのお茶になるらしい。
桜の葉っぱも採って酢漬けにしておくと、桜の香りがするおい しい葉っぱになるのだそうだ。 甘いアンコを入れたお餅を作って、それにくるむと桜の香りの 桜餅というものになるらしい。
アキコはきっと葉っぱも採って酢漬けにするに違いない。 桜餅ができたら、ボクも食べさせてもらおう。
今日、庭で鶏のクローバーを採っていたアキコが「四つ葉のク ローバーを見つけた!」と言って喜んだ。 四つ葉のクローバーは4つの葉っぱが合わさっていることから 「4合わせ(しあわせ)」を呼ぶと言われているらしい。
ボクの庭にそんなクローバーが生えていたということは、もし かしてボクは今よりもずっとしあわせになってしまうのかもし れない。
今でも十分しあわせなのだが、これよりもしあわせになってし まうということは、どんなすごいしあわせがボクを待っている のだろう。
もしかしたら巨大なビスケットでもプレゼントされてしまうの だろうか。 何だかとてもしあわせの予感がする。
今日、ボクはボスとアキコに連れられてお出かけした。 まず、お医者さんに連れて行かれて背中にチクっとチュウシャをされた。 でも、そんなに痛くなかった。
その後、アキコのジッカに行って、ママに牛乳をいっぱいもらった。 パパとママはお医者さんに行ったボクが痛い目にあったのだろうと言って とってもかわいがってくれた。
それから、山の鶏のところに行って、ボスと散歩をした。 山は草がたくさん生えていて、とっても気持ちが良かった。 お医者でボクがオリコウにしていたから、ボスも今日はとても優しかった。
今日は、お医者さんに行って一瞬チクっとしただけなのに、みんながボク のことをかわいがってくれたので、ボクは大満足である。 あのくらいのチクでこんなに楽しい1日が過ごせるのなら、毎日チクっと されても・・・・いや、1日おきにチクっとされてもいいと思う。
今日、ボクは庭でかわいい虫を見つけた。 赤くて丸くて黒い水玉模様の虫である。
この虫はテントウムシというらしい。 草花についたアブラムシをムシャムシャ食べてくれる良い虫 なのだとアキコが言っていた。
ボクが見つけたテントウムシは、ヨモギの葉っぱの上をくる くる歩き回っていた。 どんどん葉っぱの上まで歩いて来たと思ったら、固くて丸い 羽カバーのようなものをガシャンと広げて、その下に隠して いた羽を広げて、空へ飛んでいった。
丸い虫だから飛ばないと思ったのに、あの固いカバーの下に 羽を隠しているとは驚いた。 メカみたいで格好良かった。
アキコは毎日鶏の世話をしているが、たまには鶏を放って おいてボクとだけ遊んでほしいと思うことがある。
今日ボクは、ボクがいなくなったらアキコが寂しがるかど うかを確かめるために、そうっと小屋の陰に隠れてみた。
アキコはボクがいなくなったことに気づいて「ゲンゾー、 どこ行ったのー?」とボクを呼んだ。 ボクは知らんぷりしてみようかと思ったが、アキコが本当 に心配するとかわいそうなので、小屋の陰からちょっぴり 顔を出してみた。
ボクを見つけたアキコは「あ!ゲンゾー見つけた!」と言 って喜んだ。 やっぱりアキコにはボクが必要なのだ。 ボクを見つけたアキコが喜んでくれて、ボクもとっても嬉 しい。いじけたフリをしてみようかと思ったが、思わず笑 ってしまったよ。
今日、ボクはアキコに首飾りをもらった。 クローバーの花と葉っぱでできた、とってもステキな首飾り である。
アキコはときどき、庭の鶏たちにクローバーの葉っぱを首飾 りにして与えている。 でも、鶏たちは首飾りをつついて、すぐにボロにしてしまう のだ。
鶏たちの首飾りは葉っぱだけだが、ボクの首飾りは葉っぱだ けでなく、花もついているのだ。 何かのチャンピオン犬だって、こんなステキな首飾りは持っ ていないだろう。
今日、かしこいボクは「犬文字」をして遊んだ。 ただ寝ころんで「大」というのも考えたが、それでは面白くない ので、いろいろ考えた。
鎖を使ったら難しい漢字もできると考えたボクがあみだした文字 は「大月」である。 鎖をブロックにひっかけて苦労して作った文字である。
しかし、「大月」って一体どういう意味なのだろうか。
今日、アキコが「ボクがもらわれて来た日」の写真を見せて くれた。 小屋の中で不安そうな顔をしている変な犬がボクらしい。
口のまわりも黒いし、耳の形もボクにそっくりだが、これは 本当にボクなのだろうか。 ボクはこの日のことをよく覚えていない。
でも、きれいな水色のタオルを敷いてもらっているところを 見ると、ボクは最初からかわいがってもらっていたらしい。
この頃からビスケットはもらっていたのかな。
今日、ボクが小屋の中で気持ちよく寝ていたら、どこかで アキコが「ウヒャヒャヒャヒャ」と笑う声が聞こえた。
ボクははっとして目が覚めたが、時はすでに遅かった。 ボクの目の前には逆さまに立ったアキコがカメラを持って 笑っていた。
とうとうボクは逆さまになって眠っているところを写真に 撮られてしまった。 しかも、今日は小屋から頭まではみ出していた。
アキコが家から出てくるかもしれないと思って、小屋から 顔を出して見張っていたのだが、そのまま眠ってしまって いたのだ。 ボクのファンがどこかにいると聞いた矢先にこの失態。 フカクである。
今日は少し暑いような日だった。 ボクはずっと庭にいたから、風も吹いて気持ちよかったの だが、ボスとアキコは蒸し暑い、蒸し暑い、と言っていた。 そんなに暑くなかったのに、ボスとアキコは暑がりである。
ボスとアキコは庭に出てくるたびに「あぁ、外は気持ちが いい」と言った。 そうなのだ、ボクの庭は最高に気持ちのいい庭なのだ。
こんな日は、ボクと一緒に空でも眺めて庭で過ごせば気持ち がいいのに。 ボスとアキコが一緒に眺めてくれなくても、ボクは一人で空 を眺めて過ごすつもりである。 空を眺めて庭に立てば気分もすっきりして、しあわせな気分 になれるのだ。
今日は雨降りだった。 しかし、今日の雨はいつも降るような大粒の雨ではなく、 霧のような細かい雨だった。 こんな雨のことをキリサメと言うのだとボスが言っていた。
キリサメは細かいので、当たっていてもとても気持ちがいい。 ボクはキリサメの感触を楽しむために、庭にじっと立って鼻 の先に神経を集中してみた。 キリサメはボクの鼻に当たって、ボクをくすぐった。
ボクがキリサメを気に入ってずっと庭に立っていたので、ア キコがボクにキメ台詞を教えてくれた。
「キリサメじゃ、濡れて参ろう」
お侍のようで格好いいので今度キリサメが降ったら使ってみ ようと思う。
写真の花はムラサキカタバミという花である。 普通のカタバミは黄色だけれど、これはきれいな紫色をしている。
この花は、ボスの家の台所から出てくるドアの下に咲いている。 石がゴロゴロしているところから生えて、こんなにきれいな花を 咲かせているのだ。
アキコは台所から出てくる時、この花を踏まないようにするのが 大変なのだそうである。 台所の入り口には時々ヤマカガシという小さいヘビがいることが あるので、ヘビに注意しながらこの花も踏まないように出るのが とても大変だ、とアキコは言っていた。
アキコはヘビと花に注意しながら出てくるので、時々台所のドアの 下に、ボク用のビスケットを落とすことがある。 鍵を出す時に一緒にポケットからビスケットを落とすらしい。 ボクは散歩の帰り道に、いつもこの花のそばにビスケットが落ちて いないかどうかよく確かめることにしているのだ。
ボクの庭にあるミニミニ湿地帯にキショウブが咲いた。 いつの間にかぽっと咲いていたので、ボクはおどろいた。
アキコは「キショウブが咲いたよ!」と喜んでボスに報告 していたが、これを食べる気はないらしい。 キショウブはとてもきれいである。 アキコが咲いた先からこれを採って食べてしまったら淋し いと思っていたのだが、アキコがキショウブを食べる気が ないらしいのでボクはほっとした。
これから少しずつキショウブの花が増えていくだろう。 毎日、キショウブの花が増えていくのがまた楽しみである。
アキコは毎日毎日、大きくなったヒヨコたちに草をたくさん与えている。 アキコがしゃがみ込んで庭の草をハサミで切ってバケツに入れている間、 ボクはただ後ろで待ちぼうけである。
悔しいので、時々ボクは草を食べてみる。 ベッドから乗り出して、ベッドの横に生えている何だかわからない草を ムシャムシャと食べていると、アキコがそれに気づいて「ゲンゾーは草 を食べちゃダメだよ」と言う。 ヒヨコに草をやった後、ボクにキャベツを茹でてくれることがあるので、 ボクはわざとアキコに見えるように、草をムシャムシャ食べてみるのだ。
庭に生えている草はちっともおいしくないのだが、アキコがキャベツを 茹でてくれるのを期待して、ボクはこうして草を食べるのだ。 今日もアキコはボクにキャベツを茹でてくれた。 ヒヨコはただの庭の草だけれど、ボクは茹でたキャベツである。 やっぱりアキコはヒヨコよりもボクの方が大事なのだ。
写真の花はイヌガラシという草の花である。 ボクの庭にたくさん咲いている、あまりぱっとしない花である。
それにしても植物の名前で「イヌ」がつくものは本当にたくさん ある。 何かに似ているけど何の役にも立たない、という植物にはみんな 「イヌ」が付いているらしい。 「何の役にも立たない=イヌ」と言われて、ボクはちょっと気分 が悪いが、アキコが「ゲンゾーはとっても役に立っているよ」と 言ってくれるので、気にしないことにした。
実際、ボクの庭の鶏たちは、このイヌガラシを喜んで食べる。 イヌホオヅキは毒だからダメだけれど、イヌタデだって、イヌビ ユだって、鶏たちは喜んで食べるのだ。 「イヌ=役に立たない」と考えた植物学者はきっと、鶏を飼って いなかったのに違いない。
写真の花はニガナという。ボクの庭や散歩道にたくさん咲い ている。 茎から苦い乳液が出るからそういう名前がついているらしい。
しかし、タンポポだって茎から苦い乳液が出るし、そういう 草は多いような気がする。
そう思ってアキコに聞くと、ニガナの仲間はたくさんあるの だそうである。 「ハマニガナ」「イワニガナ」「ノニガナ」「カワラニガナ」 などなどたくさんあるのだそうだ。
生えている場所で種類を分けてあるだけで、みんなニガナで ある。 ボクも庭にあるのを「ニワニガナ」、散歩道にあるのを「サ ンポミチニガナ」と呼ぶことにしよう。
ボクの散歩道に、今、写真の花がたくさん咲いている。 ノアザミという花だそうである。
この花の面白いところは、花を触って、じっと見ていると チクチク伸びたオシベの先から白っぽい花粉が出てくるの を見ることができることである。
植物というのはジリジリ大きくなったり花をつけたりして 目に見えて大きく変化することがないので、ちょっとつま らないのだが、このアザミは見る見るうちに花粉を出すの で「植物も素早い反応をするのだ!」と嬉しくなる。
今日、ボスがたくさん遊んでくれた。 ボクはボスと遊ぶのが大好きであるが、ボスと遊んでいると ついつい興奮して、ボスに怒られることをしてしまう。
ボクがつい怒られるようなことをしてしまうと、ボスはとて も怖いので、ボスと遊んでいる時ボクは嬉しいのにちょっぴ りおびえてしまうのだ。
写真もボスと遊んでいるところだが、嬉しいはずのボクは やっぱり耳を伏せてしまっている。
写真を見たアキコがボクの顔を「神社のキツネに似ている」 と言っていた。 「神社のキツネ」が何なのかボクは知らないが、ヤツもきっ とおびえながら喜んで遊んでいるのだろう。
ボスとアキコは今日は留守だった。 東京にいるオンシが明日ポーランドという遠いところに出かける ので、ナリタクウコウというところまで車で送っていったらしい。
ボクはひまなので、ボクの庭の隣の畑を眺めて過ごした。 隣の畑はネギやジャガイモが植えてあるが、何も植えてないところ は写真のような紫色のお花畑になっている。 これは主にホトケノザという花でできているお花畑である。
畑なので、ボクは入れてもらえないが、こんなお花畑に寝ころんだ ら気持ちがいいだろうといつも考えている。 今日はお花畑を眺めながら、お花畑で昼寝をする夢を見ながら昼寝 を楽しんだ。 お花畑の部分は畑にしないで花畑のままにしていてくれるといいの にな。
ボクの庭に、今、写真の花が咲いている。 ニワゼキショウという花らしい。
この花は、カントウでは白色、カンサイでは薄紫色をしている らしいのだ。 ボクのいるところはカントウなので、白くて紫色の模様が入っ たニワゼキショウが咲いている。 ボクがカンサイというところに行くことはないと思うが、ぜひ 薄紫色のニワゼキショウも見てみたいものである。
ところで最近アキコは、ボクと植物を一緒に写真に撮ることに 凝っているらしい。 ボクはいつもきちんとフセをしているのだが、いつ見ても写真 のピントは花の方に合っている。 たまにはボクにもピントを合わせてほしいと思う。
今日はボスのオトウサンとオカアサンが山の畑に来た。 ボクはヒヨコの番なので、山には連れていってもらえなかったが、 オトウサンとオカアサンがボクの庭に遊びに来てくれた。
オトウサンとオカアサンはヒヨコを見に来たらしいが、ボクとも ちゃんと遊んでくれたので、ボクはとっても嬉しい。 畑にはサツマイモとピーマンとナスとミニトマトを植えたのだと 言っていた。
山の畑も楽しいが、ボクの庭だって見どころがいっぱいある。 なんといっても、今の見どころはモミジの実である。 モミジの実は竹トンボみたいな形をしていて、とてもキュートな のだ。 ヒヨコの頭にこれをつけてやったら、ヒヨコは飛べるようになる かもしれないとボクは想像している。
今日、ボクは散歩をしていて面白い植物を見つけた。 地面から茶色いニョキニョキが生えていたのだ。
これはオニノヤガラと言うらしい。 鬼が使う矢柄のようなのでこういう名前がついているらしい。
ボクが悪いことをしたらこのニョキニョキでおでこをグリグリ しちゃうぞ、とアキコが言っていた。 名前に「オニ」もついているし、これでグリグリされたらちょ っぴり怖い。
でも、ちょっと触ってみたらこのニョキニョキはちっとも固く ないのだ。 オリコウなボクはこれでグリグリされるようなことはしないが、 こんなに柔らかいオニノヤガラなら、ちょっとグリグリされて みたいような気もする。
今日は久しぶりにヒヨコの番をお休みして山に散歩に出かけた。 久しぶりの山は、いろいろな花が咲いていてとても楽しかった。
写真の花はアカツメクサという草である。 ムラサキツメクサとも言うらしい。 葉の感じや花の付き方がちょっと違うが、クローバー(シロツメ クサ)の仲間らしい。
桃色のポンポンした花で、これがたくさん咲いていると華やか である。 雨上がりのアカツメクサは、葉っぱに水玉が乗っていて、とて もステキなのである。
アキコはこれの花びらを入れておいしいゼリーを作るらしい。 ボスとアキコは何でも食べてしまうのだ。
今日、アキコが庭でヒヨコの草を集めていて、とっても小さい 花を見つけたと喜んだ。 ボクも見せてもらったが、一つの花の大きさが2ミリくらいの 本当に小さい花である。
アキコはこの花が何なのか知らないらしい。 「コイズミさんのおばあちゃんが来たら、何の花なのか聞いて みよう」と言っていた。
コイズミさんのおばあちゃんというのは、隣の畑をしている小 さくてかわいいおばあちゃんだ。 畑に来るとボクにも声をかけてくれるので、ボクもこのおばあ ちゃんが好きである。
この花も小さくておばあちゃんに似てるから、「コイズミサン」 という名前でもいいんじゃないかとボクは思う。
その後、この花は「キュウリグサ」という花だということがわかった。 葉っぱを揉むとキュウリのようなニオイがするのでそういう名前がつ いているらしい。
ボクの庭のツツジは今、満開である。 このツツジの花は大きくて、きれいな桃色がにじんだ色をして いる。ボクの自慢のツツジである。
ツツジが満開になったら、ここにブンブンいうアブやハチがた くさん集まるようになった。 ブンブン虫たちは花に顔をうずめてはせっせと蜜を集めている らしい。
ボクもツツジの蜜を舐めてみたいのだが、ブンブンたちに鼻を チクリとやられてはこわいので、我慢して眺めるだけにしよう。
写真の花はコメツブツメクサという草である。 ボクの庭にたくさん生えて、黄色い小さい花を咲かせている。
この草はクローバーの仲間だとアキコが言っていた。 クローバーは別名シロツメクサと言うが、この草は米粒みたいに 小さい花が咲くツメクサだから、コメツブツメクサというらしい。
ボクの庭にいるヒヨコたちは、コメツブツメクサが好きらしい。 アキコがよくこれを採ってヒヨコにやっている。
ヒヨコがあまりおいしそうにピーピー食べているので、ボクも ちょっぴり食べてみたが、全然おいしくなかった。 ボクはやっぱりビスケットの方が好きである。
ボクの庭にはアップルミントというしゃれた葉っぱが生えている。 これはボスとアキコが知り合いの人からもらって来て植えた植物 らしい。
ミントなのに、葉っぱのニオイを嗅ぐとリンゴのニオイがする、 不思議な草である。
アキコはこれを摘んで、この葉っぱが入った氷を作るのだそうだ。 リンゴのニオイがする緑の葉っぱが入った氷なんて、なかなか涼 しげでよろしい。
暑くなったら、ボクの飲む山水にもこの葉っぱ入りの氷を浮かべ てもらおう。
2005年05月01日(日) |
ビスケットありがとう |
今日から5月である。 もう「アートフリーマーケット」は終わり、ボスもアキコも 家にいる。
アキコが「お客さんにたくさん買ってもらったから」と言って ボクのビスケットを買ってきてくれた。 ヒヨコやアイツにはお土産がなく、ボクにだけお土産があるの でボクは大満足だ。
昨日とおととい、あまり遊んでもらえなかった代わりに、今日 はボスもアキコもたくさん遊んでくれた。 ボクは嬉しくて興奮してしまった。 ビスケットのお土産もあり、ボスやアキコも家にいる。 最高の5月である。 「アートフリーマーケット」で買ってくれたお客さん、ビスケ ットをありがとうございました。
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