ひまわりさん観察日記 DiaryINDEX|past|will
土曜クラスもまたひとりあたらしいひまわりさんを迎えて、おはなし絵の完結です。 清作の手はなんと、そうごくんの手と同じ大きさです。木こりの清作の、ごつごつした手に見えますね。 ・・・というわけで、一ノ割教室のおはなし絵『かしわばやしの夜』の版画制作はほぼ終了となりました。 夏の共同制作では、おはなしの世界を大きく立体で表現します。 そして新学期には、今まで取り組んだ版画作品におはなし(歌)も各自書き入れてもらい、完成となります。 10月20、21日の『ひまわりあとりえ児童画展』の見どころ作品となることを期待しつつ、今後さらにおはなしの世界を深めてゆきましょう。 完成の様子は、児童画展をおたのしみに。 ではでは長い夏休み、皆様お元気でおすごしくださ〜〜い!
おはなし絵制作、金曜日最後の完成作品となった、ゆりちゃん(小6)の木版画です。 ゆりちゃんは2版を使って、 「うさぎのみみは〜ながいけど〜〜 うまの〜みみより〜ながくない〜〜」と歌う 若い柏の木を表現してくれました。 これがなかなか難しくて、はじめは1版で表現しようとしていたのを2版に増やしたり、2版をどう組み合わせて刷るかで苦戦したりと、ゆりちゃんも私も最後の最後まであれこれ考えましたが、とうとう1学期最後の本日、ゆりちゃんにも「おっ!きた!いいかんじ!!」という刷り上がりの感動を味わってもらえました。 このほかにも、2バージョンの刷り上がりがあります。根気よくあきらめずに見事やりきったね、ゆりちゃん!
おはなし絵紙版画バージョン、こちらも木版画に負けず、力作ぞろいとなっています。 中央下は「からすかんざえもんは、くろいあたまをくうらりくらり」、 ひだり上は「とんびとうざえもんは、あぶら一升でおうとりとろり」、 そして右上は、ふくろうのもののふがみみずをつかんでいる、 という歌を絵にしてくれました。 月と星は、台紙をカッターナイフでくりぬいてもらいました。 刷り上がりのインクの濃度にこだわって、りゅうじくんのOKがなかなか出ず、3回も刷り直ししました。 ゆかりちゃんは木版画も完成させたばかりですが、好奇心旺盛、やる気充分のゆかりちゃん、下級生用のおけいこ(紙版画)にも登場、下級生たちが作るのを嫌がった「こざる』を快く引き受けてくれました。 黒い紙に白インクで刷ったら、予想以上にリアルな質感がでて、物語のイメージにも、こざるの肌感にも、ピッタリでした。
呑竜教室ののおけいこは、今日が一学期ラスト、1ヶ月ほどの夏休みに突入します。 たくみくん、たいこの練習をしにゴーシュのもとにやってくるかわいい子ダヌキを、これでもか〜というほど、どど〜んと大きく描きました。その巨大子ダヌキをかわいい大きさに見せるには、セロ(チェロ)もまけないくらい大きく描かなければ!・・ということで、こ〜んな感じになりました。スバラシイ! ゴーシュが『インドの虎狩り』という激しい曲を演奏すると、三毛猫が目を回して暴れだす、というシーンです。 のんちゃんはまず三毛猫を描き、切り抜いて、背景には演奏するゴーシュも登場させました。猫のうなり声『ウルルルルル〜』というのも、なかなかいい描写です。 でも実はこの『ウルルルル〜』は、ゆうたくん(小5)の飼っている犬のチロが、おこっているときの声。猫の声をどう表現しようかと考え悩んだのんちゃんは、ゆうたくんに「チロはどんな声を出す?」と聞いて、それを採用したようです。 ゆうたくんは、むずかしいからという理由で皆が描きたがらなかった『セロをひくゴーシュ』の絵を、「じゃあ、オレが描く!」と男らしく引き受けてくれました。それも、ゴーシュがアンコールのステージでソロを演奏する、というラストのかっこいいシーン。バリッとスーツが決まってます。ゆうたくんは、背景のステージを描く事もとても意欲的で、あれこれオリジナルのアイディアがちりばめられました。スポットライトとか、観客席にいままで登場してきた動物たちがいる、とか。 3点とも、幅160cm以上の大作です。私の予想と希望をはるかに上回った出来映え! 夏休みの共同制作ではおはなしの一場面を立体再現して、新学期には1年生たちの作品も加わって、見事なおはなし絵になることでしょう。展覧会をお楽しみに。
本日仕上がった木版画より2点。 かこちゃんにとってはじめての木版画。ですが、彫刻刀の扱いもお手のものモノ、暗くちょっと不気味なかしわばやしに入っていく主人公ふたりを、うまく表現できました。 今回取り組んでもらった中で、いちばん抽象的で幻想的な場面を、かほちゃんなりの解釈ですてきな絵にまとめてくれました。版画の重なりの表現も、大変効果的です。
木版画、紙版画、ともに続々完成しています。 彫刻刀を握るのははじめてだったさやかちゃん、重ね刷りも大成功!重ねる色の選択が先生よりもセンス良し!でした。 柏の木大王が『とき色』から『みず色』に移り変わる月を歌った歌を、見事に再現することができました。
小学生クラスのおはなし絵制作もはかどっておりますが、今週は園児クラスの傑作を紹介! きいちゃんははさみや ホチキス、セロハンテープの達人!いつもチョキチョキ、パッチンパッチン、ペタペタやってます。本日、(偶然!?)できたのは『ひこうき』でした。「ひこうきに乗って、どこにいくのかな?」と聞くと、「きいちゃん、ひこうきのらないよ」と言われてしまいましたので、「じゃあ、もしひこうきに乗ったら、どこに行ってみたい?」と訂正。答えは『アメリカ』でした。 アピタとは、こんなところ。 パパがだいすきかなうちゃん。「かなうはパパから産まれたんだそうです」とは、おかあさんのおはなし。いつもパパばかり描いているかなうちゃんが、めずらしくおともだちを描いてくれました。
日記は割愛してしまいましたが、先々週に引き続き、土曜クラスでも木版画制作に気合いが入っています。 版を3枚もつなげて、背高ノッポの『画かき』さんを描いています。 本日、1回目を刷って、さらに彫り進めたところ。 なが〜い紙に刷るのも一苦労ですが、彫るのはもっとたいへん! でもその大変さを感じさせない、ものすごい勢いで彫り進めるさやのパワーと彫刻刀テクニックには、脱帽モノです。
木版画がつぎつぎと刷り上がっています。 木版画の得意なしーちゃんなのに、控えめに小さな版だったので、刷りにこだわってもらいました。手前の白和紙はシンプルに、 奥の色画用紙には何度も並べて刷って、色も工夫してもらいました。 小さな版でも並べればこんな大作に! 版画ならではの表現です。 下描き(きつねの目、炎のかたち、煙はどう描くか、etc...)に人一倍時間がかかったゆいちゃんですが、彫りと刷りはあっという間に仕上げました。刷っては彫って、また重ねて刷って、を3回繰り返し、版画らしい重なりの表現が楽しめます。 ゆいちゃん同様、初めて彫刻刀を握ったさえちゃん。 うれしくてたのしくて、あっという間に彫り上げては刷って、何回でも嫌がらず彫って刷ってを繰り返し、複雑な仕上がりが美しいです。色も3パターン刷ったうちの、2点です。
おはなし絵制作、下級生たちの紙版画を刷りました。 なごみちゃん(小1)が赤、ゆうちゃん(小1)がオレンジ、あいりちゃん(小1)が青、たかよしくん(年長)が緑、で、それぞれが画用紙と毛糸で制作した『ふくろう』を障子紙に寄せ刷りしました。 柏林にあつまるふくろうたちを、みんなで表現します。 来週は黒模造紙に明るい色で刷ってみる予定です。 ひとつの版に3つの場面を表現してくれたので、刷るとき色を分けてみました。 余白に文章(歌)も書いてもらいます。
小学生クラスのおはなし絵、床で大きく表現しています。 先週スタートした上級生たちに引き続き、今週は1年生3人も、『セロひきのゴーシュ』に登場する動物たちを次々と墨で描き、絵の具を塗りました。 園児クラスも新入会ひまわりさんを迎えて、絵の具のおえかきもりあがっちゃってます!! たかこちゃん(年少)の『きょうりゅうがでんしゃにのって上野動物園にいく』 みきちゃん(年中)の『きりんさんがえさをたべている』 はやとくん(年長)の『ひまわりとふうせん、ヘリコプターがまわっている』 お次はデカルコマニー遊び。 ゆなちゃん(年中) れいなちゃん(年中) みのりちゃん(年中) かりんちゃん(年中) この勢い、ついてゆけないほどのパワーです。。。。
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