ひまわりさん観察日記 DiaryINDEX|past|will
一ノ割教室、年内最後の恒例イベント、クリスマス会で2006年終了です。 お部屋を飾り付けしておやつを食べて、絵スチャーゲームをして、ビンゴ大会もして、プレゼント交換をしてたのしみました。 そしてそして、本日をもって、約10年間お世話になったこのお部屋ともおわかれ。ここでみんなと過ごすのも今日が最後となりました。 ひまわりあとりえ一ノ割教室は、新年から引っ越しをして新しいお部屋でのおけいこをスタートさせます。 引越し・・・と言っても同じ通りを100メートルほど駅に近づいたお家に、 新しいお部屋・・・と言っても築30年の古いお家、 ですが。 いままでのあとりえには感謝を込めてお掃除し、 気持ちも新たに新拠点でのスタートを切りたいと思っています。 それではみなさん、たのしいクリスマス&良いお年を〜〜〜!
のんちゃん(小4)作『クッキーのクリスマスリース』 呑竜教室では、クリスマス会の代わりに、クリスマスにちなんだおけいこをして、1年をしめくくります。 今年は『ステンドグラス風クリスマス飾り』を作りました。 色画用紙を2枚重ねてツリーなどのかたちを2枚切り抜き、そこにすきなかたちの窓をいくつか開けてセロハンを貼ります。2枚それぞれを縦に半分に折って折り目同士を重ねてホチキス留めします。真上(真下)から見ると、十字になりますね。 上にはぶら下げるためのリボンを、下には色違いのリボンをつけてその先に鈴をあしらって、できあがり! ・・・って説明で、正しく想像していただけるでしょうか? 園児クラスも小学生クラスも、とってもステキな(発案した私の想像を遥かに上回る!)飾りができたのですが、カメラを忘れてしまったんですよねーー、惜しい!!! みんなよろこんでお家に持って帰りました。 ところで、昨年は『モビ−ル風クリスマス飾り』を作りました。 小学生の何人かは「クリスマスだけじゃなく、一年中部屋に飾っている」とのこと。そんな話を聞くと、年に一度のこのイベントにも気合いが入ってしまいます。
かこちゃん(小3)のクリスマス絵。
聖書のおはなしをよく知っているかこちゃんならではの、心のこもったやさしい絵になりました。
まさみちゃん(小1)のクリスマス絵。
トナカイとサンタの折り紙は、弟のたかよしくんが幼稚園でならってきたものを伝授。私もなんども解説付きで折りました。 カタさんとツムリさんも、メリークリスマス!!
ゆきなちゃん(小4)の油絵作品。
野菜スタンプ、一ノ割教室金曜クラス・バージョンです。 ゆいちゃん(小2)の『やさい女の子』。にんじんとピーマンのおさげ髪がこだわりです。れんこんのぱちくりした目もかわいいです。 さえちゃん(小2)の『やさいのかお』。なにかのかたちをつくろうとはしないではじめたスタンプでしたが、そんなさえちゃんの向側からみていたわたしには、しだいに顔にみえてきました。途中から画用紙をひっくりかえして、手形もぺたんして、『やさいのかお』のできあがり! しおりちゃん(小5)の『やさいバーベキュー』。 テーブルに用意された野菜を見たとたん、『バーベキュー!』と発想したしーちゃん。金網までオクラで表現したところが、おもしろいですね。 ゆりちゃん(小5)の『顔だけのうさぎ』。顔は輪切りにしたたまねぎを重ねてスタンプ。目鼻口もオクラやピーマンを駆使してスタンプしています。 なが〜い耳は、にんじんです。縦切りにんじんのスタンプは、芯の部分が空洞になってしまったので、オクラで濃淡をつけながら模様をいれたところがまさに「失敗は成功のもと」。ゆりちゃんはこのほかにも3〜4枚の絵をつぎつぎと作り上げていました。
約6年半、肩を並べて良い刺激を与え合い共に和みの時を過ごしてきた6年生のせいたくんとけいじくんが、只今大きなサイズの油絵の卒業制作に取り組んでいます。その途中経過をお見せしましょう。 上の絵はせいたくんの油絵。F15号。そもそも「大きな油絵を描きたい」と言い出したのは、せいたくんでした。画用紙ならばいくらでも繋げて大きく描くことができるけれど、油絵でも大きく船を描きたい。・・・それなら卒業制作にしよう、といういきさつ。 10月の児童画展前後にひと通り描き、さらに細部や重ね塗りをして描き込んで欲しい・・・というところで、この絵はずっとあとりえの壁に立て掛けたままでした。 せいたくんが来るたびに「今日は油絵、どうする?」と尋ねるものの、なかなか「うん」と首を振らない。 でも、せいたくんはわかっているのです。もっと描き込んだ方がいいことを。でも、気乗りしない日はてこでも動かない。この後、この絵をどうしようか、どこを描き込んでいこうか、どう絵を動かしていけばいいか、せいたくんはきっと考えているはず。・・・長年のつきあいで、私にはわかります。 そして今日、あとりえに来るなり、油絵をやると自分から言い出し、灯台のある港に着けていた船の絵から灯台が消え、真横から平面的に描かれていた船体はななめ上から立体感をプラスさせました。 一方、けいじくんも、同じくマイペースで進行中。 けいじくんは、修学旅行の思い出をF15号の油絵にすることにしました。 旅行中に自分で撮影した写真を何枚も持参し、どれを描こうか・・悩みました。 「せっかくたくさんの資料があるのだし、画面も大きいし、何枚かの写真を組み合わせたりしてみたら?」という私の意見をヒントに、ひらめいた!とばかりに長いこと真っ白のままだったキャンバスが動き出しました。 まだ木炭による下描きと絵具の下塗り段階ですが、そびえ建つ会津の鶴ケ城の手前には、城を背負う格好の赤ベコが描かれる予定です。赤ベコは、現地での体験で自分で作ったものをモチーフにしています。1枚の写真と実物の赤ベコを組み合わせた、けいじくんらしいユニークな発想です。 さて、6年生ふたりの卒業制作は、のこり4ヶ月をかけてゆっくり仕上げて行くとして、けいじくん、そして影響を受け翌週やはり自分で撮った修学旅行写真を持ってきて別の絵のモチーフにしたせいたくんたちに、さらに影響された人物がひとり、いました。 さやかちゃん(小2)は、後日、突然『お父さんが撮った箱根旅行でのお兄ちゃんとの2ショット写真』を2枚、持ってきました。「今日はこれを絵に描くの。私がいちばんかわいく映っているのを持ってきたの」と。 よくよく話を聞いていると、「だってせいじくん(さやかちゃんはせいたくんとけいじくんをまとめてこう呼ぶ)も写真持ってきてたでしょ。」ということだったのです。写真をみて絵にする、という、いままでやったこともないような絵の作り方に、ちょっぴり憧れを抱いていたさやかちゃん。 写真を見て描いただけあって描写力抜群の、ニコニコ、ポカポカ、しあわせいっぱいの兄妹の絵が描けました。 みんなみんな、お互い刺激しあって、自分の中から湧き出てくるアイディアや思いをこめて、充実した楽しい制作が生まれます。
幼稚園年中組の授業でやった余りの材料で、あとりえでも野菜スタンプを楽しみました。 れいちゃん(年長)の作品。真ん中あたりに赤でスタンプしている『オクラ』は、火を表現しています。レンコンやたまねぎで、お顔がいっぱいできました。 野菜と一緒に、手もペタペタペタッ! この元気のいい作品は、ゆうちゃん(年長)。 こちらはぐっと年齢が上がって、ゆうたくん(小4)の作品『チロがホタルを見つけたよ』。 愛犬チロを描く時は、ゆうたくんの集中力は魔法がかかったかのように一段と強く増します。 こちらは番外編、なごみちゃん(年長)の作品。よおーく見ると、余白にセロハンテープで白くて丸いちっちゃなものがいくつも貼ってあります。これ、オクラの種です。私が包丁でオクラを切るそばで、いっしょうけんめいこぼれ落ちた種を拾っていました。
みほちゃん(小5)の油絵作品『聖堂』。 ガチャポン・ミニミニ石膏や、ルネサンス期のデッサンをもとに描いた白い像、ろうそくの炎に照らされた手、見事な描写ですね。 本日は、誰かが言った「せんせー、布ってない?」のひとことで、あとりえ在庫のハギレや綿や毛糸が出てきて、手芸遊びが流行しました。「まさか針と糸はないよね?」というひとことに、ありますともー!と得意げに針やまと縫い針も登場! 女の子って、縫って袋にして綿詰めて・・が好きですね。
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