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2006年12月31日(日) How to spend 〜New Year's Eve.〜

本当は 行ってもいいと思った
もう 一人でも平気だと思ったし
きっと 独りじゃないって思えるだろうし

だから 行きたくなくて行かなかったわけじゃなくて
ただ単純に 君と過ごして居たかっただけ

君と一緒に過ごせなくても 君と一緒に居られなくても
意識だけは 気持ちだけは君のことだけを向いて居たかったの

ただただゆったりと 君のことを思いながら
君のことを感じていながら

ただ時が過ぎていくのを 感じて居たいの







だから ほらね

ほんとは寂しかったんでしょ?



今年最後のあなたからのメールは

今まででいちばん 優しかったから



2006年12月30日(土) please?

私があなたを好きになった時
私はまだあなたのことを何も知らなかった
どんな世界で生きていて どんな世界を見ているのかも知らないで
だけどきっと 一目見た瞬間にきっと全てを理解した

私があなたを好きになった時
あなたを好きな人が他にも居て
あなたを好きだという人がたくさん居て
あなたは私よりずっとずっと遠く高い所に居た

私があなたを好きになった時
私は私の道を見失っていて
過去に向かう旅をしながら 
未来ばかり向いていた

過去と未来と今の違いを
どう足掻いても失ってしまうモノと
それでも失わなくてもいいモノを
あなたはそっと 教えてくれた

決して諦めてはいない顔で
そんなもんだよと 笑っていた


どんな想いで作ったの?
どんな想いで歌ったの?

どういう想いで私にくれたの?

好きになったのは何が先だった?
好きになったのは誰が先だった?

聞きたいことがたくさんあるの
聞きたい台詞がたくさんあるの

知りたくて 知りたくて
あなたがどんな人で 何を考え
何を思って生きてきたのか
どんな世界を見て生きてきたのか

私の知らない だけどきっと私の大好きな知らない世界を
私が見ないようにしていた世界でも 好きになれそうな気がするから

なかなか見せてはくれない その心の中を
私に 見せて

どんなものでも構わない 綺麗じゃなくても構わないから


私に 教えて



2006年12月25日(月) snow kiss


  保存フォルダに入ったままのメール

  寝ながら聴こうと思って作ってみたディスク


      『僕たちだけの Christmas nights』




  ノイズが心地良いなんて 思ってもいなかった

  違う 本当は君の音が心地良いんだね



    君の創り出した世界だから


     僕の好きな 世界だから

    僕の大好きな 君だから




 たまには腰を落ち着けて 一つの世界を創ってみよう

       一つの世界と 溶け合ってしまおう



 彩を添える 花のように

  何処までも続く 白いユリの花畑と 赤紫の天空に


       繊細な君だから 敏感な君だから

       考え無しにこんなことをしているわけではないでしょ?




 暗闇に天空が染まったら 

 ダイヤのピアスが雪のように輝いて

 君まで光が届けばいいのに



   僕が見て育った 一面の銀世界を

   言葉にならない 息も出来ないような音と光の世界を

    きっといつか 君と見ることが出来るように


           君と感じることが出来ますように




  そして願わくば君の瞳に映るその世界が

 何処までも拡がり 何処までも満ちていきますように



    今年の冬も また来年の冬も これからもずっと

     ひとつずつ ひとつずつ 想い出を作ろう








..........最後の言葉が 聞き取れなかったの




        お 願 い   も う  一 度 だ け


               『・・・キスして』



2006年12月24日(日) the noise of the snow

過去の傷が邪魔をして 君に手を伸ばせないでいるなら

消してしまおう 無くしてしまおう


そのために 君が傷つけてくれるなら

私はどれだけ涙を流してもへーき


過去の傷が 冬の冷たさで疼くなら

私が温めるから 見せてくれるまでずっと待つから


全て白で塗りつぶして 何も見えなくなるほどに

忘れさせて 全て消して ココロの奥まで 全て


全て忘れて真っ白になって それでも君を忘れないなら

君が私を忘れないでいるなら


その時は 今度こそふたりで恋をしよう


きっと何よりずっと素直に向き合えるよ

きっと誰よりもっと愛しいと思えるよ


真っ白になって 再びこの地で巡り逢えたなら

今度こそふたりでキスをしよう 抱きしめ合おう





教えてくれた物語を 教えてくれた数え唄を

虹色の貝殻に 今度は私が教える番だね


生温い水が 冷たくなるまで

握りしめて 凍えてしまわぬよう



涙もきっと 宝石になって

何よりも輝くよ きっと



ずっと




世界で一番最初に きっと私はあなたの歌を聴いたのね

泣きながら眠る 意識の中にそっと ずっと


ずっと



2006年12月22日(金) winter again

駆け足で近づいて来た冬に急かせるように
あたしは部屋を飛び出した
ここに居ちゃいけないような気がして

あの日あたしは ただ導かれるように部屋を出て行った


アポも取らずに訪れた家は余りに静かで
ふと開かれた扉を覗き込んだ

ツンと澄ました猫が横たわる部屋に
招かれて あたしは暖かい部屋に腰を下ろした

猫をかぶったあなたは 決して自分を曝け出したりはしないくせに
ヅカヅカとあたしの中に入り込んできた
負けじとあたしも抵抗したけど

無関心を装って あなたはコタツに身体を丸める

話しかけても特に頷きもせず
ツンとしたままのあなたに苛立ちながら

あたしはここに来た目的を思い出した


やっとやって来た逢いたかった人に
あなたはさっきとは打って変わって明るくはしゃぐ
変な人だと思いながら 輪に加わって話をしたら

やっとあなたはあたしを見て
何この人 面白い とか言って 

お腹抱えて 笑った


強固に閉じていた扉は 余りにも呆気なく開いたけど
たぶん 一番奥の扉は誰にも

誰にも開いてはくれないんだろうね


自立している人は 強いから好き
あたしはいつも そうゆう人を好きになる

だけどあたしは きっと本当は
その奥にある弱さをみつけて 人を好きになる


弱いから強くなれた あなたのその奥の
綺麗でか弱い部分を あたしは好きになる

だけど その部分は決して見せてはくれないから
癒そうとしても なかなか叶わなくて

あぁ 愛されてないんだとか 思っちゃったりする


だから少しずつ 弱さを求めるあたしの弱さと
それでも好きなんだと貫く強さを

あたしは癒して 広げていけばいい
自分を癒さないことには きっとあなたも癒せやしないだろうから

お節介だと言われたって どうだっていい
それでもあなたが あたしから離れていかないのなら

あたしはあなたを 護ると決めたのだから


馴れ合いは好きじゃないって 冷たくあたしは言ったけど
その言葉は 本心じゃないけど嘘でもないから

いくらあなたが辛抱強くても 包容力があって優しい人でも
ずっとは待ってくれないよね

だから・・・また焦ったりはしない程度に


強くなるために 進んでいきたい



2006年12月21日(木) AdultChildren Factory

君に出会ったのは 3年くらい前だったかな
人知れず 居場所を失くして彷徨っていた僕に

少しだけ 翼を貸してくれたっけ

あの頃はただ 押し寄せる波に
もがいて 逆らって
涙して 皮肉って あぁそんなもんかなんて呟いて


強くなった フリをしていた



当てはまる事が多すぎて
当てはまらない事が多すぎて
居場所を見つけた安心と 認められない現実とを

抱えたままで 3歩進んで

振り返って そんなもんじゃんって呟いた


今だから そう言えるだけで
言えるだけの余裕が出来ただけで

きっと誰も悪くない


悪くなんて なかったんだ



あたしも あなたも   みんなも



2006年12月20日(水) 北へ向かう 手紙に

何故だか急に 君の事が思い出されて
そう もうすぐ新年だけれど 君に挨拶は出来ないんだね

遠いから きっと少しだけ心も離れてしまっているだろうし


僕は去年 過ちを犯した
気づいて 何も言えなくて きっと僕は

世界で一番大切な人を傷つけてしまった

それでもその人は 何も無かったように
回線混んでたなんて 笑って言うんだ


虫の知らせなんて よく言うけど
何処に居ても 何処かでは繋がっていて

その知らせが耳に入るまでには 心の準備が出来ていて
僕は涙も 流さなかった

ただただ 呆然とするだけだった


色々あったんだよ 僕も
手にした君から貰った本が あまりにも僕の心に甚く響いて

大切な 僕の一番大切な人がこの世から・・・
なんて そう思ったらどうしようもなく泣けてきて

何だか似てたから 主人公と 歳も性格も境遇も


君に電話を掛けようと思ったりした
でも どんな言葉を掛けていいのかわからなかった

手紙を書こうとも思ったりもした けど
もう少ししてからがいいかなって 年末になっちゃったね


年明けに着くように 君宛ての手紙を書きます
たぶん とても悲しくなるから 他愛のない話ばかりしか出来ないけど

ごめんね やっぱり言葉が思いつきそうにもないや


今はただ ただ 黙祷を捧げます



2006年12月19日(火) help

たぶん 本当にどうしようもない時に連絡をくれるのは
あたしだけの力じゃどうしようも出来ない時に

決まって 黙って 手を差し伸べてくれるのは

あたしはそういう時にしか助けを求めないって知っているから
本当に苦しい時しか 助けてって言えないって分かってるから


だからだったり するのかな?



2006年12月18日(月) 奏で 紡ぎ 繋がる音色

別に気にかけていたわけじゃないけど
落ち込んでたらどうしようとか思ったり
元気付けるくらいしか 僕には出来ないから

でも僕が愛していなくても 君は
たくさんの人から愛されていることを知っているから

少し安心したり 少し寂しかったり


たくさんたくさんある 愛の形で
君が望んでいるのはどんなものだろう

たくさんたくさんある 愛の中で
君は僕の愛を必要としてくれるだろうか


・・・・・音楽がね 絶えない家庭を築きたいと思ったんだ

僕の家庭は 音楽一家じゃなかったけれど
仕事で忙しい父も 不器用な兄も 母も祖父も祖母も
どこかで音楽が好きで 絶えることは無かったんだ

一つの楽器と 僕は人生の半分以上も付き合っていたんだ
どこかで押さえ込んで 忘れようとしても忘れられないんだ


だから僕は どんなことがあっても

音楽だけは絶えることのない家庭を築きたいと思ったんだ



そうすればきっと みんなどこかで繋がって居られると思うから



2006年12月17日(日) 気づかないで

今日 同じ世界を見て居たいと思った
同じ空気の中で生きていたいと思った

何だか今日は 心に隙間があって

そこに少しだけ未来が 入り込んできた

君が居て欲しいと思った
君と居たいと思った

温かい音楽が流れる部屋で 温かい空気を感じたんだ

それもいいと思った それがいいと思った

すっと心が冷めた時 現実は簡単じゃないって声がしたけど
心に残った温もりは そう簡単には消えそうにもない


もやもやの答えは 昔からここにあって
意外とあっけなく 心の扉は少しだけ開いた

あぁ 寂しかったのか 苦しかったのか
悲しかったのかなんて今更のように笑って

少しだけ泣いて また笑った


気づいて欲しい 気づいて欲しくて私は此処に残すんだ



それは君に そしてきっと 私自身に



2006年12月16日(土) て と て。

当たり前に感じていた愛情が
するりと手から離れていったとき
ねぇ 私には何が出来る?

当たり前じゃない状態でも
ただ当たり前のように与えてくれるあなたの愛情に

ねぇ 私は何が出来るの?

返せなくていいよと言うあなたに
ただ泣きながら 感謝するしか出来なくて
そんな私の手を取り あなたは

ただただ 泣きやむまで抱きしめてくれた


今年もクリスマスが近づいてきた

今年もきっと 寒い冬だから


ぎゅっと てを つないでいよう



2006年12月15日(金) glacial heart

知ってた? 自立することが全てそうとは限らないけれど
超自立男は傷ついた人が多いってこと

そんで なんかそんな人ばかり好きになっちゃう自分も
過去に助けられなかったモノの穴埋めのように
助けたかったり 護りたかったり

傷口舐めあうのは 好きじゃないよって
言ったあたしは 自立するために息を切らせて

決して甘やかしてはくれないあなたは
独りでも生きていける 寂しそうな背中で


だけど最近 あなたは優しくしてくれる
少しずつだけど お互いの氷が解けてきたかな

凍りついた心臓に触れるのは
きっとまだまだ 先の話

あたしの冷たい心臓が動き出すのも
きっとあなたに触れられた その時で

血の通った身体で抱き合うのは もっともっと先の話で


今は 信じられるように 信じていられるように

あたしと あなたと


その先の未来と希望を



2006年12月14日(木) Love vows

自立していくことを望みながら
この人だけを信じていればいいと
縋りつく対象を何処かで求めてた

あぁ 此処に居場所を見つけられたと安心したのも束の間
あたしは すぐにその場所を旅立つ

結局此処にあたしの求めていたものは無かったのだと
批判して 反発して 新しい場所を求める

折角見つけた 新しい場所は
遠くて 高くて 気高くて とても儚い

その場所は受け入れてくれるのに 甘えさせてはくれなかった
その手を差し伸べてくれるのに 抱きしめてはくれなかった

だからこそ きっと気づくことが出来た
大切な人を 失ってしまう前に
何もかもが 壊れてしまうその前に

あたしの居場所は ここに在るのだと
そう 気づくことが出来た

本当は 最初からわかっていたのかもしれないけれど
心は 自分の内から満たすものだと
あたしの居場所は 自分の中以外何処にも無いのだと

自立を望んでいながらあたしは
ずっとずっと依存し続けていたのだと

最愛の人にすら 家族にすら
依存しているのは 私の方だったのだ



        だから あたしは

        そしてそれを知りながらも
        あたしのことを 愛していてくれた最愛の人々に

        あたしは これからの全てを懸けて

        愛することを 誓います



2006年12月13日(水)

今日 メールの返事が返ってこないこと
何となく そう感じてた

そしてたぶん 返してきたら返してきたで
こんなことしないで仕事しろよ とか言いそうで

メールの返事が返ってこないのは
あたしが心からそう望んでいないから

ほんとは送る気なかった なんて言ったら嘘だけど
でもたぶん 今日は純粋じゃなかった

あたしのエゴで なんとなく送ったメールだから
だから 返ってこないんだって わかってた

でも どうしてかわかんないけど
ほんとにもうだめって時は ちゃんとすぐに返事をくれる

それらしいこと 書いてないのに
弱音なんて吐いたこと 一度もないのに

おじーちゃんの命日だった時とか
どうしようもなくて泣きそうだった時とか
感情に溺れそうで見失いそうな時とか

あたし独りでは本当に壊れそうになる時は 何故か
ちゃんとすぐに 欲しかった言葉をくれる

お互いの状況なんて一言も書いてないけど
意味を持たないような言葉でも あたしには何よりも大きい

ペラペラ喋るあたしは 手に取るように単純で
口数の少ないあなたは いつでも見透かして

バレてないつもりでいるのは あたしだけかな

何もかもわかってて そんなこと言う

でもたぶん ほんとはわかって欲しくてあたしは残すんだ
あなたにわかって欲しくて そういつでもあたしは

あなたの為だけに あなたに見られることを前提にして
あの場所に 書き残しているから

しょうがないなって思っているのはあなたの方だね
それでも穏やかに微笑んで 撫でてくれるって信じれるから

あたしはあたしのままでいられる

あたしはあたしとして 走っていける


あなたとは きっともっと深いところで繋がっている




そんな気がするから



2006年12月12日(火) escape tonight

逃げるようにあたしは家を出た
暖かい部屋も 明かりも無い 暗闇の中へ

冷たい空気が やけに心地良い
雨上がりの空気が 染み透る

あの七月の帰り道

ねぇ あの日から 執拗なまでの君の束縛が始まった

ほんとはあたしから望んだはずなのにね
束縛されることも ずっとここに居て
外の凍える世界なんて知らずに あなたの温もりだけを感じて 
それ以外が何も見えなくなるように

あたしからそう望んだはずなのにね

架けられた手錠が冷たいのは きっとあなたの温もりを忘れないように
いつでもあなたを求めるように あなたは決してあたしには触れなかった


でもきっとあなたは あたしがいつか逃げ出すことを知っていた
だから いつもどこかで 怯えていたんだ

独りになることを 恐れていたんだ


あたしは あたしだけが あなたを求めていると思っていた
何をしても 何をされても

あたしだけ あなたを愛しているんだと思っていた


言ったでしょ? あなたのくれる暗号は難しいって

だから きっと今まで何度も傷ついてきたんだろうけど
生き方変えられるほど器用なあなたなら

きっとこんな愛し方 していないだろうから


心の何処かで怯えているのは きっとあたしも一緒

あなたの全てを受け入れられるほど あたしはまだ強くはないから
あなたに全てを預けられるほど あたしは強くないし

あたしはそれほど 弱くもないから


そしてあなたも 弱くはないでしょ?


月も星も見えない 冷たい雨上がりの夜の空に

少しだけ 明るい世界が 見えた気がした



2006年12月11日(月) Embracing Good Fortune

携帯片手に朝を向かえ 
気になって調べた占星術者のエッセイに
気になることが書いてあった

真ん中まで読んだあたりで
立ち止まって 考える

ふと 私は思い出す

『あれは 必然だったのか?』

ブラックホールのような 欠けた記憶に
矛盾と 辛く 悲しい想い出

言えなかったこと 嘘をついたこと
誤魔化したこと 諦められなかったこと

好き と言う 君の口から出た言葉
君に伝えた言葉 君に贈った言葉と それから


記憶を一周して 再び続きを読み始めた


手にしたかったモノ 諦めなんて言葉すら浮かばないほどに
魂が求めているような そんな君に

手を繋ぐことが出来ないのなら きっとあの時に諦められていた
もう逢うことが出来ないのなら きっとあの時に逢うことはなかった

だからきっと 今この時は必然で
あの辛い出来事も全て 未来のための必然なんだとしたら?

読み終わったあとに その読んだエッセイのナンバーが
私の誕生日と同じ数字だったとしたら?

どこまでが偶然で どこまでが必然?


だけどきっと そんなことどうでもよくて
きっと誰にもわからないことで
高みに昇って見てみれば 大したことでもないんだろうけど


結局は私自身がそれをどう捉えて生きていくかってだけの話



2006年12月10日(日) inspiration

君が一体何を望んで 何を求めているかはわからないけれど
なかなかこの先に進めていないのは
僕が先に進むことを 心の底からは望んでいないから

純粋にただそのことを望めば
きっと手にすることが出来るってわかっているのに
目の前の恐れが大きすぎて 先に進めずにいる

知らない未来だから 一人では無理だから
傷付くのが恐いから 初めてのことだから

恐いなんて思わずに いつものあたしのように
好奇心もって楽しんで 突き進めばいいのに


もっと信じればいい 受け入れられればいい
ただ愛すればいい 自分自身すらもすべて

出てきた答えを信じればいい
感じた気持ちを受け入れればいい
差し出された愛を感じればいい

ただそれだけの シンプルな話


一度に全部なんて 今は無理

今はただ 自分の直感を信じて


もっと素直に 向き合うことだ



2006年12月09日(土) Love dream

ロマンスの醍醐味なんて ほんとは
あなたが居ない ひとりの部屋で
ジュリエットのように 月夜を眺めたりとか

人知れずに 恋焦がれて
あなたが居ない場所で あなたを想うことだったり

触れられないからこそ 渇かずに居られる
いつまでもいつまでも 情熱は尽きることなく


だけど 現実は上手くいかないように
出会えた時には シュミレーション通りになんてならなくて

この先には 想像したはずのロマンスが待っていて
花嫁はただ 差し出された手を取ればいいだけだと思っていたの

人には必ず 運命の人がいて
その人と結ばれて幸せになるんだって夢見ていた少女に
そして 現実はそうじゃないと知って愕然とした少女に

あなたは なんてかわいそうだと同情するの?

それでも夢を持ち続け 夢を諦めない少女を

あなたはなんて愚かだと蔑むの?


正しいことが正しいと言えない世界で
他人を信じようなんてバカじゃないと何度も思ったけど

あたしはそんなあなたが好きだから
 
命尽きるまで あたしは信じ続けようと思う


信じ 描き続けていると思う あたしの夢を



2006年12月08日(金) True Love

あの時のあたしの悲痛な声を
あなたはどんな思いで聞いていたのだろう

いつもと変わらないあなたの声の中に
汲み取れなかった想いはどれくらいあるのだろう

旅立つあたしをどんな想いで送り出してくれたかな
いつも躓き 不器用に立ち上がってそれでも走っていくあたしを
ただただ黙って見守っててくれたね

引き止めないでいてくれてありがとう
それが愛だと気づかずにいてごめんね

手を差し伸べてくれてありがとう
どんなことがあっても愛してくれる人がいること

あなたと離れて あたしは気づいた


あなたは本当の愛をくれる人
愛が何なのかすら わからないようなこの世界で

あなたは あたしに本当の愛を与えてくれた

ずっとずっと あたしがわからなかっただけで
あたしが求める愛の形とは違っていただけで


あなたは 心からあたしを愛していてくれていたんだ



2006年12月07日(木) わかっていないのは僕の方で

そんなこと言うな とか 思ったり思わなかったり
たぶん僕の思い過ごし だけど 我慢出来ないかも

僕が君の一部になることを 望んでおきながら
ちょっと今は しょうがないなぁ なんて言えないかも

今更 こんなこと言っても 無駄なのにね
もっと前からずっと前から わかってたことなのにね

断片的に 感じる 君の記憶 僕の思い出
嬉しさと 愛しさと 悔しさだったり 嫉妬だったり

まだ子どもなんだな 僕は まだ幼いんだね

知ってる きっとたぶん 甘えれば甘えさせてくれる
でも君の邪魔になるくらいなら 僕は死んだ方がマシ

今すぐに胸を張って君の前に立つことなんて出来ない
でも それでも 今のあたしでもいいなら

今のあたしでも 愛してくれるなら


一緒に泣いて 笑って。

文字だけじゃなく 音だけじゃなく。


あたしを 愛して。



2006年12月06日(水) +9cm

ヒールは高めの方がいい
君との背伸びが 少しは自然に見えるだろうから

長くなった睫毛を 大きく見せた左目を
少しだけ君に近付けて
誘惑した気になって 軽く笑った

どうせすぐに追い越されるんだろうけど
追い付いた気になっているだけなんだけど

いつもはやきもきして いやになるほど悔しくって
泣きたいくらいなんだけど

こんな時だけはなぜか
背伸びしてる自分すらも
なんだか愛しく思えるよ



2006年12月05日(火) 主語の無い手紙

それは責任が無いから 楽だよね
もう慣れっこになっちゃって
当たり前になっちゃった

僕も 君も 逃げてばかり

だって生き抜くことは戦いだって思うくらい
毎日毎日を 駆け抜けてきたから
だからせめて こんな時くらいは
受身でいさせてよ ねぇダーリン

そうでしょ? せめてふたりでいる時くらい
仕事の話なんてなしにしてさ

なんてね ほんとは結構仕事人間だったり

甘えさせてよ こんな時くらい
だけどダメだ 両方ともイニシアチブを放棄したら
きっと何処にも辿り着けない

辿り着けなくたっていいなんて僕には言えない
だって君を失うことが僕は何より恐いんだから

答えはいつだってそこにあるけど
答えの意味には いつだって気づけないでいる

意味なんて無い 言葉なんて要らないって

また 言い合ったりするのかな?


ねぇ ダーリン



2006年12月04日(月) ネコと約束

君の口から生まれた未来は
君ひとりでは築けないことだよ

それを知ってて 君は
どんな気持ちで 僕に
そんなこと 言うのかな

君がくれる 暗号はいつも
不可解で 難しくて 少なすぎて
僕には幼くて きっと半分も解けてないのかな

知ってる 君と約束を交わすなら
中途半端な気持ちじゃ出来ないことを

だから じゃあ今月から
優柔不断は もぅ無しにしよう

僕にはそのつもりがない なんて止めにして

首輪に鈴つけて 僕は君のモノだって
しっぽピンとして 歩くことにするよ



2006年12月01日(金) 一日 一錠。

一日一回の薬でも あたしには
どんな媚薬よりも どんな刺激よりも
イキそうになるの 知ってるでしょ?

何も無いより あった方がいい
一回きりだから 続かないからって
初めから無しって 決め付けないで

軽くキスされて そのまま放置された気分で
置いてけぼり食らってるような気がするけど

何も無いより あった方がいい

義務になるのが恐かったから
一方的だと思うのが恐かったから
依存するのもされるのも嫌だから

今日は 無い日なんだって 思い込んだ

でも 何も無い日なんて無い 無くていい

一日が終わるたび 待つのが終わるって安堵して
一日が始まるたび 今日はどうしよう明日にしようとか思う

毎日無くていい 一週間でも二週間でも我慢できる
一ヶ月だって 我慢したことあるし

でももう 自分から一日が無かったことにはしたくはないから
一日を 無意味なものにはしたくはないから

出来ることなら一日一回 あなたと繋がっていることを

出来る余裕がある時にだけでいい 


あたしはあなたを感じていたい


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