暗い部屋の中で 独り ずっと見慣れたような そうでもないような 白いはずの天井を見てた
闇に満たされて それでも 空気は温かいはずなのに ずっと身体は強張っていた
何をすればいいかも 何がしたいのかもわからずに ベッドの上に寝転がって 天井を見ていた
やっと泣きたい自分に気がついたけれど 泣けない自分が 居ることにも気づいて 結局ただただ呆然と 明るくなっていく天井を見てた
そしてまた 何も出来ずに
朝を迎えた
擬似的な体験で きっと わかっていながらも目を逸らしてきた現実を 無理やりにでも見せ付けられたようで やってやろうとする思いと 出来るのかと言う不安とが 交錯して 絡み付いて 私の中で大きくなる
簡単なことすら理解できないほど 精神的に余裕が無い私は 好きなものだけを 見続けていた
また同じような毎日が来ると 勘違いして明日を迎える 同じ明日なんて もう二度と やってこないとわかっているのに
わかっているのに 何かを 自分を過信して なるようになれと そう思っていた なんとかなると 何度も言い聞かせ なるようにしかならないのだと そう呟いた
未来が見えないから不安になるの?
安定してないからこんなにももどかしいの?
今が悪いわけじゃないのに 今にもきっと意味は在るのに どうして今を 終わらせようとしてしまうの?
あぁ 未来だけじゃなかったね 過去も 垣間見えてしまった 求めていたものはこんなものじゃなかったと あの時に欲していたものはこんなものではなかったと
そう 見えないから不安なの
未来も 過去も 今も 何もかも 自分の気持ちさえも見失っている
そんな今だから
今だから やらなきゃいけないこと あるよね?
2005年04月26日(火) |
for future |
限り有るものだから いつか無くなるモノだから 大切にすることが出来るのなんて そんなこと言われなくたって きっともう わかってるから
今が永遠に続くことなんてないのならと 刻が早く過ぎるのを待って 明日になれと叫んでいた
同じ今が二度と来ないのなら きっと明日の方が少しはマシだなんて 明日のために今をじっと我慢してた 勝手な期待ばかり抱いていたの
幸せのために我慢するんじゃなく 幸せのために乗り越えていきたい 何もしないで今を見送るのはもうしたくないから
今も明日も創るのはあたしなら 無責任にただ 誰かや何かに任せるんじゃなくて 身勝手な期待を抱いて悲しんでいないで
これからの未来のために 今を
今を大切に生きていこう
母なる宇宙が無限なのだとしたら 私達は有限なる存在で それは私達が理解するにはあまりにも大きすぎて 自分がとても小さく感じられる
それでも無限を掲げて生きていこうと そう思っていたのは いつだったろう そう気づいたのは いつのことだったろう
小さい頃なんて本当は 限界なんてわからないハズなのに 私はたくさんの限界を知りすぎて 今になって 果てしない夢ばかり見てる
日記帳が少しずつ 書き込まれていくように 幼い頃はたくさんの 何かを得るハズなのに 私はたくさんの何かを失って 拒絶して 今頃 欲して縋るようになった
でも それで良かったと思うの そうゆう 宿命なんだろうなって もう 諦めてしまったわけじゃなく だからこそ 今の私が存在するのだから
限界を見せ付けられて それでもなお 無限であることを信じ続けられるのなら 安いものだと そう思う 決して後悔なんて してないもの
過去にも未来にも失望することは無い ただ 今がとてつもなく恐ろしいけれど それでもきっとどんなことがあっても
この先に道が続いているのなら
歩き続けていくのだろう
2005年04月24日(日) |
EXPERIENCE |
同じような過ちを 何度も何度も繰り返し 失ってしまったのは私のせいなのに 見えもしない何かのせいにして
また同じような繰り返し
何度繰り返して 何度も後悔して そこから何かを学んでいけるはずなのに 学んでいるはずなのに
私はまた あなたを傷つけてしまった
どんなことでも私に課せられたものならば 乗り越えて 力に変えて行けたらと そう思うけど苦しいことなんて少ないほうがいいに決まってる
何か 悲観的な何かが 私には当たり前に思えて 少し感覚が麻痺してるのかもしれない
当たり前なんて 何もわからないのに 何も変わらないのに
そう どこか私は 幸せになる事を恐れている どうでもいいような事ばかり求めて 肝心なモノに 触れることさえ出来ない
失うのが恐いのか それとも別の何かが存在するのか わからないけどただ少し あなたを近くに感じていたい
当たり前に思えて
あなたを見失わないように あなたを近くに感じていたいの
2005年04月23日(土) |
for the time being |
自分で選んだハズなのにね 苦しいのはどうしてだろう 他人から促されたり 束縛されていたとしても 最後にそう決めたのは私なのにね
そう今はそんな時なのと 叫びそうな身体を鎮めさせてるつもりで 爆発しそうな感情を圧し潰していることに 気付きもしないで 今がゆき過ぎる
解放するのは難しいけれど 解放してみると呆気なく散ってゆく 一瞬の解放と快感が あっという間に消えてゆく
何を欲して何を求めているのかさえ わからないような今この時に 出来ることはどんなこと?
とりあえず今は ただ思うがままに身を委ね 流れゆく先を見つめていよう
視界に入った 漆黒のモノが 何か蠢いたような錯覚に陥り 唇から零れた己の台詞で ふと 我に返った
デジャビュのようだけど明らかに現実で 過去で私はパニックに陥っていた 目の前が薄暗い灰色のカーテンに仕切られたように 何もかもが汚れて見えて それは私自身を映した世界
眠ることで 何かに没頭することで 見ないようにしてもそれは無駄な足掻きに過ぎなく 毎日毎日眠れない苦しい日々が続いていた
光なんて何処にも見いだすことも出来ず 何度も過った愚かな考えを振り払ってくれたのは きっと その時には見ることの出来なかった光が 私が気付けなかっただけで照らし続けて居てくれたの
今は気付けたからあの時のように 暗闇からすぐに抜け出てこれたけど また同じ暗闇が現われるとは限らない
その時は自分から 少しでも 光を見出だしていけるように 自分自身で輝きを放とう
感じられるのは何なのか 今の私にはわからないけれど 怒りや嫉妬や憎悪なんてものは 結局全て悲しみから産まれ 悲しみに辿り着くの
哀れみなんてするつもりないけど 可愛そうだとそう言ったら壊れてしまうでしょうね
でもひょっとしたらお互い様なのかもって思ったら また少し 恐くなるけど
でも それでいいの? あなたは 本当に それでいいと思っているの?
きっと 後悔するよ あぁ もう遅かったんだって ねぇ 本当にどうでもいいだなんて言える? 今は永遠じゃないんだよ いつか別れの日が必ず訪れる その時に今のように居られるの? なんとも思ってないんだなんて そう言えるの?
言ってもいいの? あたしが あなたに
あたしはいいよ 精神的にやばくなるだろうけど でもきっとあなたの方が 壊れてしまいそうで恐いと言ったら あたしを弱いと叱咤する? そうね 言うつもりもないし 言う権利も無いのかもしれない
でも きっと
あたしは正しいと思うよ あなたが間違っているわけじゃないけれど
あたしは自分が間違っているとは思わない
そう全部ひっくるめて考えて 善か悪か 良いか悪いか 明るいか暗いか 肯定的か否定的か 二つの答えしかないなんてあるわけないのに どっちがどっち 誰が誰だなんて そんなのどうだっていいじゃない
両極端になるのは当たり前よ 根本的なモノがそれじゃあ見失うのも無理ないよね 自分からわからなくしていったのだから
本当は傍に居るのに 気付かなくしていったのは誰? 本当に必要なモノなんて少しでいいって そう言ったのは いつの話?
ねぇ 全てのモノには意味があるけど 必要の無いモノなんてないって言うけど 全てを手にすることなんて出来ないしする意味も無いよね? だって自分も全ての一部分なのだから 本当の高みに昇れたのなら きっとわかるんだろうね 全てを手に入れようとすることが 如何に愚かな事なのかって
そう考えると可愛そうにもなるものかもね なんてそんな大した者じゃないけど 愛しさなんて本当は 嫌いと紙一重なのかもしれないし
ただ今のあたしには必要の無いモノもあるんだって 色んな側面で物事を見つめようって事 今のあたしと向かい合って 忘れないでいようね
余りにもハカナク 物事は散っていくのに 都合悪いときだけふと 思い出したりするのだから 何かそれだけしか見えなくなってしまうけど
たくさんの色があること あたしだけの色があること
見つけて 見つめていこうね
2005年04月13日(水) |
just + little |
あぁ 今なら少しだけ わかった気がするの 本当は他人を羨んだりしなくても 此処に ちゃんと居てくれたんだって
ただ 離れてみないとわからないことって多過ぎて 学んでいくうちに 遠回りして歩いていくうちに 振り向いて 気付くんだ
でも だからこそ進めるのだろうね
今から 明日へと
もしこの力が 短命ゆえに発されるものだとしたら 無意識に焦りが出てしまうのも無理はないのかもしれない 遅れているのか進んでいるのかわからない時計を ずっとずっと握り締めて 見えない道を走っていく
そう考えたらどんな人も 持っている力は同じなのかもしれない 決められた力しかなくて 決められた何かしかなくて それをどう利用するかで 全てが変わっていく
そう きっとみんな平等に 同じものだけ与えられていたの たとえ手足が無くても 目が見えなくても それ相応の何かが備わっているはずなの
欠落してる何かを求めるように 埋めるために生きていく
不完全なのか 完全なんてありえないのか そんなことわからないけど
きっと 生きていくことの意味が 何処かにあるはずなの
心の中に空洞が出来た ぽっかりと空いた 空間 でもきっと 何かは在るのだろう 今は正体がつかめないだけで 原因が分からないだけで きっと 何かが埋めてくれるのを待っている
だから 何かを求めてる 何かを 何かを求めている
不安 恐怖 見えない何かに 怯えているような そんな気がした
明日や未来に 少しだけ 怯えているような そんな気がする
あぁ そう疲れたね 疲れているのかもね
目を閉じて 問いかけてみよう そうしたらまた少しだけ 見えてくるものが 在るだろうから
明日 明後日 明々後日
毎日を怯えて過ごしたくはないから 振り回されないように 見失わないように
今 出来ることをしよう
2005年04月09日(土) |
steer one's course |
僕は何でも知っている。 僕が持ってる辞書の中には、 全てが記されているから。 他人が知りえないようなたくさんの情報が、 ココには記されているから。
だから僕はこの世で誰よりも物知りなんだ。
知りたいことがあれば、ペ−ジを捲るだけで、 どんなことでもすぐにわかる。 どんな頭の良い人でも知ることの出来ないような、 難しい問題でさえ。 僕にとってはたいした難しい話じゃないんだ。 だって、少し時間があればすぐにでも、 全てわかってしまうのだから。
だからみんなは僕を頼って、 いろんな質問を問いかける。 僕はそれに全て答える。 それが僕の仕事であったし、使命でもあったから。 僕に答えられない質問なんて存在しなかった。
ある日、子供たちが僕に問いかけた。
『どうして太陽は沈んでしまうの?』 『鳥は何で空を飛べるの?』 『海はどうしてあんなに青いの?』
僕はいつも通りに答えていく。 一人の女の子が僕にこう言った。
『私、イデアって言うの。 ・・・あなたのお名前は?』
僕には・・・答えられなかった。 誰もそんなこと、聞いてきたことなんてなかったから。 急いで辞書を引いたけれど、そんなことどこにも書かれていなかった。 何度も何度も繰り返し、見逃していないか確認する。 焦る僕に冷やかしの言葉を投げかけて、子供たちは去っていった。
ただ一人、イデアと言う女の子を除いて。
僕は愕然とした。 答えられない僕に、存在する理由なんて何もないのだ。 少しずつ、意識が遠のいていった。 『どうしたの?』と女の子が不安そうにこちらを見る。
僕は、僕の正体がわからなかった。 自分が理解できなかった。 僕は、いったい誰なんだろう。
『お名前・・・ないの?』
女の子は僕に問いかける。 僕はただ頷いた。
『じゃあ私が付けてあげる』
『あなたの名前はスティアよ』
『・・・・・・・ありがとう』
女の子は微笑みながら帰っていった。 その後、何人かが僕に質問を投げかけた。 でも僕は答えなかった。
僕は旅に出るとだけ告げ、 この町を、出て行った。
煌めく星達に問い掛けて 流れゆく時間を辿っていく明日のことばかりに気をとられ ただ今を無事に過ごすように努めていた
でも今なら気付くはず 星達はほんの一端に過ぎないことが 閉ざされてしまって見えなくなった壁の向こうから 金色の光が溢れ出す 在るべき姿が現われて 堂々と ただ在るがままに
それを感じることが出来るなら 例えほんの少しだとしても
全てを感じることが出来るなら 惑わされることも流されることも
今までよりは 軽くなる
先に進む足と 支え木にしがみつく腕 振り返った心に 後退せよとの声が響く しかし麻痺した頭に考える余地は無く 心を何処かに置き忘れたそのままで 身体だけが ひとり歩き
立ち止まるのは 強さか弱さか 振り返るのは 愚かな心か 立ち止まることさえ恐くて 直視出来ないでいる 正体も何もわからないモノに
目隠しをされて 何処かへ連れ去られ 放り込まれた牢の中で 獲る(える)モノはどんなモノだろう 得られるモノとはどんなモノだろう
ふとこないだ目に入った儚げに散る桜のことを思い出す
・・・でも それよりも私は これからの宿命を知ってか知らずか生まれてきた あまりにも白い 大きなこぶしの木が
やけに 愛しかった
もしも今からでも伝えられるなら 話し合えることが出来るのなら 分かり合えたりするのかなんて そんな夢ばかり思い描く
もう叶わないことだと知ってはいるけど もしも 今少しだけでも一緒に居られるのなら 何を伝えられるだろう
きっと伝えたいことの半分も伝えられないだろうけど 本当に大切なことだけは 言葉なんて言わなくても伝わるんだろうね
此処から去る直前に 分かろうとしてくれた 私はあなたが去ったその後 とても大切なことに気が付いて 何度も涙を流したっけ
もう二度と逢えなくなると分かっていながら あなたと向き合っていると思い込んで 気付けば現実から逃げていたの 今自分のするべきことを模索し続けても 答えなんてみつからなくて 現実から逃げていることにすら気付けなかった
逃げていることに気付いた時にはもう 手遅れだったよね ここまで来る道程が あまりにも長く感じられたの
やっとここまで 辿り着いたの
私がこの先 伝えていきたい気持ちとか言葉とかは 涙を流したその先にある
涙で出来た海の向こう岸に もうひとりの私が待っているから
だからもう涙を流してもきっと・・・平気。
真実を求め続けていくけれど 自分の正体を突き詰めていくけれど 他人の意見ばかり求めても
すれ違うばかり
温もりを感じていた とても癒されるはずの場所が 一変して凶器に変わった
思いひとつで ちょっとしたきっかけだけで どんなものに変わるかは 人それぞれ 自分次第だけど
変化するのは当たり前 だけど 不安定すぎる今を生きるのは そう 簡単なことじゃない
流されて流されて それでも泳ぎ続ける先に 見えていく未来は どんなものでも 受け入れる事は 出来ると信じたい
生きている限り 修正できるものならば
その先にも 待っている者が在るのなら
今日を終わらせて 明日に進む 道が見える
道をどう選ぶかで その先は 山にも谷にも平坦な道にも変わってく でもほとんどは自分で選べることも選んでいることも知らずに ただただ目の前の道を進んでく
たとえ気付いたとしても 楽な道を選んで行くことは難しくて 望んだ道に進むのは困難で 目の前の道すら 見えないときもある
手探りで進んだその先には また道が分かれていたりして いつも迷ってしまうけれど
きっとどの道に行ったって 自分自身が迷わなければ 少なくとも そんなに悪い所には辿り着かないよ 自分が誇れるように ただ 毎日を進めばいい
今日は昨日の結果で 明日は今日の結果で 毎日の積み重ねが 大きな未来になるのならきっと 今のあたしが少しでも ほんの少しでも幸せなら
どんな未来だとしても 不幸せだなんて 言うことはないの
いつか見た 小さなカケラを 手にしようとして 腕を伸ばした 気が付けば こんなに遠かったのと 震えた指を 左手で隠した
近付いて 気が付いて 遠くなって 振り返って だるい身体を引きずるように 重い足を 前に運んだ
冷たい身体に 太陽は降り注ぎ 優しい光で 包み込んだ ココに在るよと 言っているようで 胸の中に 何かが生まれた
大切なモノほど 見えなくなりそうで 失うのが恐くて 手にする事すら臆病になる 厳しいものだと知っていながら 何度目かの 腕を伸ばす
諦めきれず 諦めきれず
何度も何度も 腕を伸ばした
笑顔だった 自分でも 情けないほど 悔しいほどに 素直になれない 自分の感情なんて 理解出来ないと誤魔化したまま 複雑な心境を 押し殺していた
そう 好きなはずが無い 私のことも あなたのことも 上手くなったものね ウソツキのエガオ ばれてないと思っているのは私だけ? わかりやすいって よく言われていたっけ 気付いて欲しいようで 気付かれたくない 気付かれたくないけど 心では叫んでる
そう誤魔化し続けていたから わからなくなったのに
複雑なほどに 何かが大きくなっていく 大きくなって 何になるのだろう? とても大きな 力になるの? それとも深い 闇になるの?
とりあえず今は明日の為に 休もう 少しでも
月が変わった。 あぁ、こんなもんかと思った。 一つの区切りなんて人間が勝手に決めた事で、 本当の違いなんて、境目なんて見えないものだから。
自分で見つけたり、決めたりするのだろう。
運命と宿命は違うのだよ、と。 そう、言われた言葉がふと、浮かぶ。 そう言うあなたの宿命とは、一体どんなものなのだろう。 私の宿命は、何となくだけど理解は出来る。 理解は出来るけど、難しいものだ。 それでもやっていこうと思えるのだから、 やはり、私に生まれつき宿っていたものなのだろう。
・・・そっか、私も普通の人間だ。 君と同じ事を、思っていた。 近くに感じて居たかったのかも知れない。 離れていくのが、恐かったのだろう。
それでも生きて行こうと思うのは、 私自身の力か、それとも・・・
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