word...
verbal representation

2004年12月31日(金) つながり。

電話が鳴って ふと目覚めた
いつもだったらめんどくさくて
イライラしながら取るんだけど
 
その時は何だか 気分が良くて
誰かが側にいるような そんな気がして
君からの電話を取った

別に孤独を感じていたわけでもないし
誰かに逢いたかったわけじゃないけど
君からの電話は すごくうれしかった

マイペースな僕だから 素直じゃない僕だから
君からの言葉は いつも力になる

僕がこうしていられるのは

君が居てくれるからなんだね



2004年12月30日(木) コトバ ココロ カコ ミライ

言葉に出来ない想い感じて
言葉なんてホントは無くても生きていける
そう思った

言葉を失ったら どう生きていく?
ジェスチャーや表情で訴える?
伝えたい事があるの?何をしたいの?
今を生きて 死ぬ前に 私の身体で何がしたいの?

そう 人は死ぬのよ いつか必ず
知ってる?頭ではね
でも知らないでしょ あたしは死ぬのよ

いつかわからない もうすぐかもしれないし
あなたの思ってるとおり2.30年先かもしれないし
ひょっとしたら60年生きるかもしれない

ねぇ何がしたい?世間や常識なんて たった一握りの世界じゃない
何も囚われないで 還るべき時の為に

誰かの為になんて 生きなくていいよ
私は私の為に 生きていけばいい

答えなんて無いのかもしれない
完璧なんて在り得ないのだろう

でも確かなモノは 無くなる事は無いんだ
消えることは無い きっと
気付いてくれるのを 待っている



2004年12月29日(水) go back to the basics.

伝えたいことがある
伝えなければならないことがある
それが何なのか 私にはまだわからないけど

声が出なくても
呻くように 言葉にならなくても
私がまだ ココに存在しているのなら
きっとまだ やらなきゃならないことがある
誰に向けたものなのかも わからなくとも

未来にあるものなのか
過去に置いてきたものなのか
今は見つけられなくても
心の何処かに 隠れているだけのものなのか

やらなきゃならないことがある
何処に行けばいいのかわからないけど
何をすればいいのか わからない

けど 生きているから
私はまだ 生きているから

死ぬために 生きているわけじゃないから
何かの為に 誰かの為に 自分の為に
生きているから 生かされているから

何かをしたい 何かはわからない
わからないけど 何度でも
探し続けることが出来るなら
まだ遅くないのなら

これから 少しだけ戻ってみよう
過去に戻って 今に帰って来た時に
私の見ていた未来とは 違うものになっているのかもしれない

それでも 現実から逃げ続けて
このまま ココにいるよりはきっと幸せだろうから

その時は辛くても 苦しくても
幸せにすることが出来るのは 自分だから

少しだけ 戻ってまた帰ってくるね

その時 もしひとりで落ち込んでいたら

「おかえり」って言って 抱きしめてください

帰ってきた場所は 間違ってなんていないと

そう言って 抱きしめていて



2004年12月28日(火) appeared

まだそうだって認めたわけじゃない
そんな簡単に 認められない 認めたくない
私の今までは 何だったのと
悔しさと怒りで 見失いそうだから

ずっとそう 思い込んでいたなんて
そんなこと 言いたくも思いたくもない
もしココロが目に見えるのなら
私は握りつぶしていたのかもしれない

憧れていた未来は いつの間にか
消えてしまうわけじゃない
心の中に溶け込んでしまうだけ

描いていた夢は 気付いた頃には
私と一つになっていたのかもしれない
夢と憧れと未来の違いなんて
分かりもしなかった 今だって

ねぇ いつになったら
この苦しみから 私は解放されるの?
あなたの背中を見ているつもりで
私は 何を見ていたのだろう

これから私は 何を見て
何処に向かって 進めばいい?

少しずつ見えてきた 初めの頃は
それが嬉しくて どんどん先に進んで行った
今はそれが苦しくて
見たくないものまで 見えてしまうから

それでもそれは正しいと
受け入れるべきなの?
それともただの思い違いだって
今この道を 突き進んでもいい?

大切なものが多すぎて
私一人では 支えられない
何かを得るためには犠牲が付き物なら
どれを捨てて進めばいい?

舗装された道なんて 進みたくないもの
獣道でいい 子どもの頃のように
ドキドキしながら 恐怖と戦って
それでも前に進みたい

ただ今は この道の上で
少しだけ 後ろを振り返ってみる
大切な何かを 見失わないように



2004年12月27日(月) little smile

楽しかった日々が過ぎて
ひとり 玄関の扉を開けた

暗い部屋 寒い部屋に
明かりを点けて ふと息をつく

寂しいと そう思ったわけじゃない
見えなくても 側に居なくても
今日は信じていられるから

でもふと 感じた君の残していったものに
ふっと笑みが 自然にこぼれた

ほんの些細な 小さな幸せだけど
君は残していてくれたから

ひとりでも 寒くても
そんなことも忘れてしまうほど
温かい贈り物だと そう思った



2004年12月26日(日) Leave

もう戻れないよね
時は止める事は出来ないのだから
こんな所で立ち止まってる
少し歩いて また振り返ってる

あなたはこんな愚かな私の事を
どう思っているのだろう
どれだけあなたに迷惑を掛ければ
私は気が済むのだろう

ごめんなさい ごめんなさい
本当に何度も謝っても泣いても足りないくらい
でも今の私には それしか出来ないの

弱くて とても弱くて
独りじゃ生きていけないよ

お願い 私を見捨てないでいて

私には あなたしか居ないのだから・・・



2004年12月24日(金) one's journey's end.

あれからもう 一年が経った
初めての事じゃないから
そんなに驚きはしなかったけど

空港に向かう電車の中で
自分の心と身体の変化に不自然だと思いながら
必死に求めることが出来ない自分に気が付いて
悔しくて 悔しくて 悲しかった

一年で 私はどれだけ変われただろう
なりたい自分に 近づけたのだろうか

誰かの背中ばかり見て
私の背中を見ていてくれている人には
気付けていないのかもしれない

忘れる事は無い
忘れた事は無い

でも 大切な事は 忘れない事じゃない
もっと大切なモノを 私は受け取っていたはずだから

それを 信じて生きる事なのだろう
少しずつでも 前に進む事なのだろう

それは あなたに近づく事じゃない
終わりに近づく事じゃない

私自身と 大きな大切な何かと
一つになることなのかもしれない

永遠なんて存在しないのなら
せめてその言葉だけでも
否定しないで 今だけは



2004年12月23日(木) Longing

何の為に前に進むの?
何の為に強くなるの?
自分が傷つかない為?
誰かが傷つかない為?

無闇に傷を増やすことなんてしたくないけど
傷つかないように生きたって 無理な事ってわかってるでしょ?
苦しまないように生きることが 幸せって事じゃない
人生から不幸を除けば幸福になれるわけじゃないこと
頭ではわかっているでしょ

なのにどうしてわかれないのだろう
どうして分かり合えないのだろう

わかっているのに 恐くて
とても恐くて 進めずにいる

焦らなくても大丈夫だよと
ずっと側に居てくれる?

先ばかり見て 振りかえずに進むあたしを
後ろから守っていてくれる?

それとも隣で 笑っていてくれる?

まだまだ不器用に 躓きながらしか
前に進めずにいる こんなあたしが

いつか いつか あの場所にたどり着けた時

あなたは どんな顔でこちらを見ていてくれますか?

あの時のように あたしを見つめてくれますか?



今はわからなくても いつか

いつか きっと



2004年12月21日(火) nuance

冷静になるというのは ただ無感情を装うんじゃなくて
乱れた心を静める事だって 前に言ったけど
ちょっとした言葉のニュアンスで大きな勘違いをしたりする

悔しいと思うのは悪い事じゃないのに
そう思って先に進めればいいのに
出来ない自分を責めてしまっていたり

人に気配りが出来ると思って
出来ない人を蔑んでいたけど
それは 人に嫌われたくないから
周りに気を使っていただけで

自分の気にそぐわないからと
他人の言葉を素直に聞けないし
自分が人より劣っている気がして
変なプライドで自分を固めていた


そうしたくないと思っていても出来ないこともある
そうしたいと思っていても出来ないことだってある

だから 考え方を変えてみる
自己暗示でもなんでもいい
自分のやりたいように ただし自分で選択して
自分で責任を持って 行動すればいい

間違ったのなら正せばいい
分からないのなら努力すればいい

余計なプライドなんて もう要らない
自分で自分を追い込んだり責めたりなんてしたくない
変な気を使って 偽ることはもうやめにしよう

微妙な境界線は 恐れていたらずっと分からない
限界がどこにあるかなんて じっとしてたら分かるはずもない

そんなものは 行動していく内に

なんとか見えてくるものだから



2004年12月19日(日) the child wished for...

目を開けるとそこは 深い深い海の中 
眩しく輝く太陽の光ですら
届かないくらいの海の中

そんな暗闇の中 慣れてきた視界に浮かんだのは
何年前の物だろう 古ぼけた沈没船

恐る恐る中に入る 軋む床板 残された砲弾
甲冑や装飾の入った短剣 銀製の盾
何かに怯えてでもいるように どこかからか音が聞こえる

一番奥に 部屋があった
何かを守るかのように 迷路のような廊下を抜けて
掛けられた鍵や罠は 壊れてしまって役割を果たすことは無く
頑丈なわりに小さな扉は 今にも崩れそうな音を立てて
封印されていた 空間を解放した

濁った水が足元を流れてく
真っ暗な部屋にあった物は たくさんの財宝だった
どこか見覚えがあるようで 懐かしいものもあった

ゆっくりと近づき 一番近くにあった宝石に触れる
手にしたとたん 鈍く輝き 視界が揺らぎ
宝石は跡形も無く消えていった

面食らって 心に穴が開いた気がした
でもその穴から 何かが入ってきた

何かを確かめるように 再び手に取った

王冠 金貨 指輪 ランプ ネックレス

動物の置物に車の玩具 アンティークの人形

銀製のフルート クラリネット オルガン

手に取った物は 全て消えてしまった
それでも 全て手に取った

全て消えてしまってから
欲しかった物に やっと気付いた

やっと気付いて 気付いた頃には
船も海も 消えていた



2004年12月18日(土) separation

あなたは何処に居るんだろう
私が居ないうち 何処に行っているの?
私の知らないうちに 一体何を見てきたと言うの?
それを私に断片的に見せるだけで
肝心なものは教えてくれない

私はあなたに翻弄されてばかりで
きっと上から見下ろして
笑って見ているんでしょうね
それとも 必死に伝えてくれているのかしら

聞いて 今日とても恐ろしい考えが頭を過ったわ
前も感じたの こんな感覚
同じ恐怖かどうかはわからない
でもとてつもなく恐ろしい考えよ

あなたが肝心なものを見せてくれないのは
私が見たくないと思っているから?
ねえ もう決まったものだなんて私は思わない
だから 見せてくれないのよね
これからを信じて生きてゆくために
知らなくていいものだってあるんだって

いつだったか言ってたじゃない
全てを知ってしまえば死んでしまうだろうって

あなたが何の為に見ているのかわからないけど
お願いだから 先に進ませて
私の恐ろしい考えが
事実だなんて 絶対に言わないで
お願いだから
導いてくれないのなら
始めからそんなもの私に見せないで

でなきゃ 私はもう
立ち上がれなくなってしまうかもしれないから
だから お願い
一つになれると 信じているから
あなたを
私を導いてくれていると
あなたが



2004年12月17日(金) Not

助けてと 声が聞こえた
考えてなんて居られない
君の元へと 急いで駆けつける

すすり泣く声だけは聞こえるけど
君の姿は見えない
扉も無い ただ薄汚れた壁が見えるだけ
小さな小屋に閉じこもった君は
煙突からの煙で私を呼び寄せたのね

小さな小屋の 小さな窓から
薄っすらと 君の姿が見えた
声を掛けても こちらを見てはくれない
『どうしたの?』
私には 手を差し伸べることさえ出来ない

『帰りたい』と言った君に私は尋ねた『そこはどこ?』
『わからない』そう答えが返った来たけど
今居る場所じゃないのは 君にも分かるはず

少しずつ 少しずつ 君は話してくれた
まるで自分をダブらせるように 過去に記憶が遡る
そう 同じような事を 私は思っていた
同じような所に 私はあの時閉じこもっていたのだ

その話を前に君にしたからこそ
君は私に話してくれた

そんな昔話があるからこそ
君に私は話すことが出来る

君を ここから導いてあげることなら
私なら 出来るはず

私の口から零れる言葉は
決して慰めの言葉じゃない
むしろ現実を君に叩きつけるような
そんな言葉だったかもしれない

でも 君なら分かってくれるはず
少しずつでいい 少しでも
聞いてくれるだけでも 大切なことは伝わるはず

ぼんやりと視界があやふやになり
何も無かった壁に 扉が現れた
鍵は向こうから掛かっているから
まだ私は 君に会うことは出来ないけれど

『ありがとう』囁く声が
微かに耳に届いた

伝えたかった事がちゃんと
伝えられたか分からない
伝わったのか分からないけど

君なら分かってくれると信じて
私は自分の家へと帰って行った


何かあったらまた呼んで
私なんかで良ければ いつでも駆けつけるから



2004年12月16日(木) be no match for...

敵わないと そう思うよ
まったく 君の事はどうしても
嫌いにはなれないんだ

近づいて 離れて また近づいて
でも決して触れ合うことは無いだろう
僕と君は そんな距離にいる

どうしようもないと思いながら
呆れて何も言えなくなるけど
お互いに良いトコも悪いトコも
認め合っている存在だから
一緒に居て楽なんだと思うよ
たまにムカつく事も あるんだけどね

無いものねだりだと思いながらも
君の真っ直ぐな貪欲さが羨ましい
失うのが恐くて 手に入れるのを怖れている
僕にはまだ そう簡単には手に入れられないものだ

でも僕もいつか手に入れるよ
君が羨ましがるような 何かをたくさん
進む道は同じ道ではないけれど
お互いに自慢し合って 精進していこう

容赦はしないよ 君には
誰よりも強力な 好敵手だから



2004年12月15日(水) rather the future than the present.

また眠れずに 朝を迎える
わけがわからず涙は溢れ
肉体的なものなのか 精神的なものなのか
不快感が 身体中を覆った

逃げていたのかもしれない
いや 逃げていたのだろう
でも 私は素直になりたかった
たとえ 愚かな行為だとしても
今の自分の感情に 心に
素直に動いてあげたかった

迷惑かけただろう
私を見る目が変わってしまったかもしれない
後悔もしたし なかなかそれを拭い去ることは出来ないけど
何が大切か それに気付いてあげられた気がする
私のしたいことが それじゃなくて
ちゃんとココにずっとあって
だんだん明確に見えてきたような気がする

同じようなもの 似たようなもので満たされるくらいなら
始めから求めたりなんてしたくない
中途半端に生温いこんな世界で
満たされるわけなんてあるはずがない

今は傷ついたっていい
欲しい未来がその先にあるのなら
本当に手に入れたい未来だけを見つめて
それを見失わないで生きてゆけるなら

私は何度だって傷ついてもいい
見失わない限り 見失ったとしても
何度だって立ち上がってみせるから



2004年12月13日(月) profound word

警告されていたのに結局
君を振り回している事に気付かずに
後悔して謝った後では
もう遅すぎる事は少なくない

私に投げ掛けられたあの言葉の
隠された本当の意味に気付くのは
いつも一人になってからで
自分の腑甲斐なさに腹を立てる

もっと器用に もっと素直に
人の言葉を受け入れられたら
こんな不器用に遠回りしないで
人も自分も 傷つけることなんて
少なくなるんだろう

でも傷ついたからには
傷つけてしまったからには
忘れてまた同じ事を繰り返さずに
傷を胸にしっかり刻んでおこう

痛みは無くなっても 傷が癒されたとしても
無意識の深い闇の中に閉じ込めて忘れてしまわぬよう

何度も何度も思い出せるように
深く深く刻んでおこう



2004年12月12日(日) any

悔しくて 切なくて 君の手を欲した
自分は独りじゃないのだと 在りもしない君を探した
そうゆう風になりたくないと そう思っていた矢先
なかなか理想の自分にはなれないのだと
なるのは難しいことだと 思い知らされる羽目になる

何が悪いわけじゃない 
そうゆうものだと 受け入れられればいい
何かを怨んだって 何もならない
そうゆう風になってしまったのだから

少しずつ少しずつ 見えない自分が見えてきた
喜びも束の間 今度は自覚したモノに対し
拒絶を抱き 理解も出来ず 不安定な状態が続く

羨んだって 妬んだって 何も良くはならないのだから

自分の力の至らなさに情けなくなり
余計だと思う自分の能力に 怒りを覚えた
良い事も悪い事も 時々分からなくなってしまうほど
感情に支配され 自分が見えなく分からなくなる

そのくせ 人の事ばかり分かってしまったり
それで今度は 自分が動けなくなる

分かってもらいたい 分からなくていい
教えて欲しい でも信じられない
私のせいじゃない 君のせいでもない
でも 自分自身の 結果なのだ

どうすればいい? この先未来に向かって歩くために

私は誰に助けを求めればいいのだろう



2004年12月11日(土) Ta ever so...

今日は何だか みんなの声が聞こえてくるみたいで
何をしていても どこに居ても
みんなの顔が浮かんでくるんだ

電話が掛かってきたり 同じ事を思っていたり
君の声が聞こえたような気がして
ふっと後ろを振り向くと
ベッドサイドに置きっ放しの携帯に
君からのメールが届いていた

眠れなくて 開き直って 何をしようかと考えて
前から思っていた事を 長い長いメールで送った

まだ鳥達が眠りから覚めないような朝だから
君が起きてしまうか心配だったけど
今どうしても送りたくて 届けたくて
君が寝てる間にそっと 枕元に手紙を置いてきたの

君からのメールは その返事
同じぐらい長い長いメールで返してくれた

同じことを思っていてくれていると思ってはいたけれど
それ以上に嬉しいことが そこには書かれていた

自分が良かれと思ってやった事が
必ずしも良い方に作用するとは限らない

でも自分では普通に思える事も
誰かの救いになる事もある

裏切られても 見捨てられても
貶されても 傷つけられても
私はまだ 人を信じられる
信じられる 人が居る

でもそれは 私の心がみんなの心に届いたからで
私が動かなきゃ 自分から信じていかなきゃ
思っているだけじゃ 気持ちは届かない

これから先 自分を見失う事が
また何度も あるのかもしれない

傷ついて 立ち直れなくて 恐くて 逃げ出したくて
どうしようもない時が 来るのかもしれない

でも 君が居るから みんなが居るから
私が誰かを救う事が出来るのなら
そう信じ続けて行けるから これからもずっと

そう思えるから 生きていける



2004年12月10日(金) ありんこ。

僕の歩いてきた道に 印を付けて行くよ
君が道を見失った時に 導いてあげられるように

僕が歩いてきた道に 印を付けて行くよ
僕が道を見失った時に 迷子になってしまわぬように

毎日毎日進んでいるのに なかなか前へ進めないのは
もっともっと進みたいと 前を向いて歩いているから

でも 僕達はあまりにもちっぽけな存在だから
なかなか思うように進めないんだ

だから 僕の歩いてきた道に 印を付けて先に進むよ
君がそれを見つけた時 どうするかは君次第だけど

僕の歩いて行く道にも たくさんの印があるんだ
それらは僕を導いてくれた たくさんの思い出だった

過去の思い出は 生きてきた証になり
たくさんのヒントを 僕らに教えてくれる

僕の歩いて行く道は 誰かがたどってくれるだろうか
そんな事はわからないけど とりあえず今は自分自身の為に

僕の歩いて行く道に 印を付けて前に進もう



2004年12月09日(木) unsettled

また忘れてしまっていた記憶
気付いた頃じゃ遅すぎると
何度も何度も 思い返す

逃げ出してしまいたいと
楽な方に歩いていこうと
そう思い込もうとして そう思ってしまっていて
吐き気がするダルイ身体を なんとか起こし立ち上がる

何度も過ぎった 恐ろしい考えは
甘い囁きと共に 問いかけてくる

振り払って 忘れようとして
重い足を前に進ませる

吐き気はなかなか治まらない



でも結局 どうでも良かった

どうにでも出来るものだった

いや 自分一人の力では出来なかったかもしれないが

悪魔の囁きは 一時のモノに過ぎなかったのだ

弱い時こそ 悪魔は狙ってやって来る

でもそれは自分自身で どうにでも出来ることだった


分かっていたはずなのに

危うく 大切なモノまで見失うところだった

でも それでも

まだ まだ ココにあるから

まだ ココに居るから

・・・なんとかなるはず。



2004年12月08日(水) query

分かっているようで 分からないこと
分かったつもりになっていること
忘れてしまったこと
再び掘り起こして 何度も疑ってみる

素直なことは良いことだ
今までそう 思っていた

バカにされても 何を言われても
そう思ったんだから 悪いことじゃない
そう感じたんだから 否定なんかしたくない

バカ正直だと言われても
それでもいいと そう思っていた

でも それで終わっちゃいけないことに気が付いた
疑うことは 悪いことじゃない

裏切られることもあるし 人を傷つける時もある
無責任な甘い言葉ばかり 言ってはいられない

疑うと言うと悪く聞こえるけど
要するに 疑問を持つと言うことだ

自分の声に 問いかけてみる
自分の考えに 疑問を投げかけてみる

『本当にそれで良いのか』と

納得するまで 何度でも何度でも

そうすればきっと 今まで見えなかった糸口が

見えてきたり することもある



2004年12月04日(土) keep a safe distance...

君の事を大切だと想う気持ちは

前から変わらないと思っているけど

それが愛なのか 恋なのか 友情なのか

それは僕には よくわからない


何度も二人で出掛けたり

君に色んな事もしてもらったし

僕も君の為に何かしてあげたい

そう思うけど それは君だけじゃないから


君は別に好きな人が居るし

僕だって 違う人を見ている

でも たまに不安になるんだ

この関係が崩れる日が来るんじゃないかって

それはどっちに転ぶのかはわからないけど


映画を見ながら 君は泣いていた

君らしいと僕はフッと笑ったけど

本当は泣き虫の僕の方が泣けなかったのは

話の内容を自分にダブらせて

君を意識していたからなんて

君にはまだ 言えない


君のせいだよ 映画にも集中できなかったし

ギシギシと音を立てて

歯車が回り始めてしまった



2004年12月03日(金) choose one among many dresses

たくさんの色があって 形があって

あたしはいつも迷ってしまう

好きな色もあるけど

たまにはこんな色も使ってみたいなんて

思う自分も居たり


自分は良いと思っても

後になって思うと微妙だったかもなんて

思う自分も居たり


色々考えて いっぱい悩んで

でも やると決めたからには

迷ってなんか居られない


どんな色でも形でも あたしがあたしで居られれば

あたしの色になっていく

あたしの形になっていく


そうしているうちに きっと

あたしだけの色が 見つかるはず

あたしだけの何かが



2004年12月02日(木) I can read...

良くも悪くもあなたの言葉には

あなた自身の 生きてきた重みがあり

それがどんなモノか あたしには分からないけど

とても両手で数えられる程度しか

離れていないとは思えないほど


あなたの言っている事が全てだなんて思ってないし

そんな事を言われたからって すぐに信じきれるほど

あたしは素直じゃないから


でも少なくとも 嘘だなんて思ってないし

あなたはそんな事をする人じゃないことは

わかっているつもりだから


思い当たる節がたくさんあるんだ

あの事も アレもコレも

あなたが正しいとすれば 説明が付くもの


得体の知れない不安と期待が

あたしの中に 居座っている


そうかも知れないと思っていた

そうなんだと思っていた

そうだと言って欲しかった

でもわかりたくなかった

あたしには まだまだ 理解の出来ない世界


でも あたしは知ろうとするのだろう

危ない橋だとわかっていても

あたしは 進んでいくのだろう



2004年12月01日(水) into my heart. radiate from my heart.

火照った身体を覚ますように

動き出した朝早い街中を ひとり散策する

寝不足の筈の身体だけど 意外と元気で

坂道もなんのその 


八百屋のおじさんと 美味しいみかん探し

みかんは愛媛か?と思いながらも

勧められたのは和歌山だった


昨日行った 美味しいラーメン屋さん

気付いたらこんなトコまで辿り着いた

これで行きたくなったら一人でも来れる

独りで入るのは 気が引けるけど。。


火照った身体が冷めてきたから

ホットミルクティーをコンビニで買って

まだ寝てるみんなを起こさないように

玄関先でぼぉーっとすることにした


冷えた身体に温かさが身に沁みて

熱いものが込み上げてきた

それは涙となって 目から溢れてきた

頬をつたって流れ落ちる先には

上向きに上がった口元

『幸せだなぁ』 ポツリと呟く


甘酸っぱいみかんが 余計に身体を振わせた


さあ これから一日が始まる

何でも出来そうな気がして椅子から立ち上がる

そっとみかんを置いて この街を後にした


 <past  index  future>


fountain infinitude