今日のおたけび または つぶやき

2014年05月29日(木)  福山雅治 × 稲葉浩志「UFC対談」



福山雅治 × 稲葉浩志「UFC対談」



ツアーも終わってちょっと寂しくなりかけたところに、こんなステキな対談が!

びっくりにもほどがあるわー。いつ収録なさってたのかしらん。




ましゃのサイトで案内されて、飛んだ先は稲葉さんのオフィシャルウェブサイト「en-zine」。

馴染みのお店に入ったら、中はいきなりもうひとつのステキなお店につながっていた、みたいな、

「いいんですか? 一見客が入っちゃっていいんですか?」な、気分。




面白かったですー。54分間一気に見てしまいました。

ましゃと稲葉さん、中年と括ってしまうにはステキすぎるオトコマエさん二大巨頭ですよ。

これ以上のドリーム感があるでしょうか! ってほどのドリームマッチ。




この組み合わせにまず驚きましたが、お二人は格闘技の会場でお互いを見かけたことがあり、

Mステ出演時のトイレですれ違った時とかには、二言三言、「あの試合はああでしたね」

みたいに話していたのだそう。

そんなトコでこっそり仲良しだったのか!




ご自身のウェブサイトの新しい企画として、対談を始めることになった稲葉さん、

相手がなかなか決められなかったのだけど、こんなにやさしく話しかけてくれる福山さんとなら、

同じ格闘技好き同士の福山さんとなら、対談できるかも、ということで、

記念すべき第一回目の対談相手として、稲葉さん側からましゃにオファーされたのだとか。




嬉しいにもほどがあるーーーーーー!




格闘技の知識はまったくないわたしでも、すごく面白かったです。

リングは違っても、稲葉さんもましゃも厳しく自分を鍛え上げ、

日々闘い続けている男たちですからね。

闘う男たちならではの「視点」で語る、試合や選手たちのことがどれもすごく興味深かったし、

自分の好きなことをわくわくと語る様子が、めっちゃキュートでラブリーでもあり。




ましゃのおしゃべり上手、対談上手はいつものことですが、

稲葉さんが音楽のこと以外であんなに積極的にいっぱいお話しているの、初めて見ました。

おふたりともめっちゃカッコよかったー。



これはきっと、ましゃが稲葉さんをリングサイドの実況席に連れ出す日も近いぞ♪






2014年05月28日(水)  ライブのあとはビールですな



さすがに暑くなってきて、

夕食時にはましゃの「とりビー!」気分でビールなど欲しくなる今日この頃。

とは言え、たかが飲み物であまりカロリーを摂取したくないというか、

ビール飲んじゃったからアイスクリームをガマン、とかイヤなので、

最近はもっぱら「アサヒ ドライゼロ」を愛飲。おいしいのですよこれが。



ブロスTVでも、お仕事中の乾杯の時など、ましゃも飲んでいらっしゃいましたものね、



アルコールゼロ、カロリーゼロ、糖質ゼロ、ですって。

そもそも酔いたくて飲むわけじゃないし、というか、アルコールなんぞなくても酔えるし、

カッコいいライブ映像とか観てればドーパミンは出まくるし。

なんて安上がりなわたし♪




ビールと言えば、大阪のツアーファイナル公演では、アンコール後に

ましゃとバンドメンバーが、ステージ上で本物のビールで乾杯したそうですね。



福 「やってみたかったことがあります。ここで乾杯してもいいですか?」



というおうかがいの後、ましゃとバンドメンバーの皆さんがアサヒスーパードライで、

客席は黄色にライトアップしたライトスティックで、みんなで一緒に乾杯したとか。




アツいアツいステージを完走した直後のビール、おいしかったでしょうねー。

ライトスティックをビール色にして、みんなで乾杯っていうのもめっちゃ楽しい。

ひかりもののステキな使い方だわ。




本編の「とりビー!」でも、中央のでっかいモニターに映るましゃが、

歌終わりに金色のビールにぶくぶくと沈んでいくような映像があって、あれも楽しかったなー。

よく覚えてないけど、あの時の会場中のライトスティックもビール色だったかしらん




台湾&香港でもきっと楽しい乾杯になることでございましょう。

そしてライブの映像化はよ!

年末の感謝祭の映像をまだまだ堪能してますが、それでもはよ!





2014年05月26日(月)  ツアーもツイッターもおつかれっした!



ドームツアーも無事にファイナルをむかえ、それとともに公式ツイッターも一旦終了。


「ありがとう」をあっちにもこっちにもいっぱい言ったあと、

ライブ終わりのいつもの言い方「また逢おう! またやろうな!」が最後のひとつぶになっているのが、

まぎれもないましゃ感というか、ましゃらしさというか。




いちにちひとつぶは本当に楽しみでしたが、なくなるからといって特に喪失感があるわけでもなく。

ま、わたし自身がツイッターにほとんど興味がないというのもありますし、

ラジオのおしゃべりがなんといってもましゃの意思伝達手段の最高峰だとも思いますし。




それに、以前にも書きましたが、

巨星は夜空をふと見上げた時にそこに燦然と輝いているのがステキなので、

24時間ダラダラと気配を匂わせている必要はないのでございます。




ところで先々週(5月18日)のトーキングFM。

ドラムの山木秀夫さんとキーボードの井上鑑さんがゲストでいらしてて、

デカい会場で緊張するかしないか、のお話になり、



福 「緊張するときとしないときがある」

山 「会場が大きければ大きいほど、人が多ければ多いほど、

   隅々まで届くように叩かねば! と、すごく楽しみになる」

井 「やましいこと(練習不足とか)がなければ、基本的に緊張しない」


などとお話されていました。



会場が大きくなり「遠くまで届けよう」とすると、普段以上に神経を使うだけでなく、

演奏でも普段使わない筋肉まで使うので、ましゃは

「悪い意味じゃなく、こんなに疲れるとは思わなかった」んですって。




ドームに登場して1曲目を歌うのはどういう気持ちなのか? と問われ、


福 「正直に言うと、ツアー初日(東京ドームの初日)は、めちゃくちゃ緊張しました。

   不思議なもので、歌い始めると緊張するんです。

   歌い始めるまでは、リアリティがないみたいで、全然緊張しなかったのに、

   歌い始めた途端、どわーーーーっと来た。

   『あらららららららあらららららら』って。(←すっごい高速のあららら) 

   5万人が一瞬にして自分の歌を聴こうと集中したのがわかって、

   その途端『あらららららら』って。『うわー!倒れちゃう!倒れちゃうーーー』って。」


井上・山木 「うそぉーー。嘘でしょ?」


福 「初日はそうでした。倒れそうでした。

   2日目は、『そうなるんだな』っていう1日目の経験があるので、だいぶましでしたけど」

井 「でも、いつも凄いな、と思うのは、

   振り返ってバンドメンバーと目があったときは、今と同じ福山雅治さんなんですよ。

   パフォーマーでありアーティストとして何万人というお客さんと向かい合っている人だけど、

   こちらを振り返ったときの表情は、いつものレコーディングスタジオの時と

   同じ顔、同じ笑顔で振り向くから、緊張はしてるのだろうけど、自分はそのまんまなんだな、

   さすがだな、と。」

福 「それは、安心するからですよ。

   振り返るとそこに、僕がぐらついたとしても絶対的に確かな演奏がそこにある、という。

   だから、振り返ってる時というのは安心する瞬間なんです」

井 「嬉しいこと言ってくれますねー」




あの東京ドームの初日、花道の真ん中で「beautiful life」をアカペラで歌い出した時、

「倒れそう」なほどの緊張だったとは!

それはそれは堂々とステキな、いつも以上のオトコマエさんでいらっしゃったのにね。




バンドメンバーとアイコンタクトしているときの笑顔は、ほんといつも最高に嬉しそうで柔らかい笑顔。

あの笑顔を見ると、ついついこちらもつられて笑顔になってしまいます。




そうかー、レコーディングスタジオとかでもあの笑顔なのかー。

バンメンの皆さん、どんだけ日々眼福三昧でいらっしゃるのだ。

もちろん客席に向けてくれる笑顔も最高ですけどね!(←勝てる気はしないけど言ってみた)






2014年05月24日(土)  タイムマシーン



「HUMAN」ツアーも今日・明日の大阪で国内はファイナル。

結局WOWOWの中継はなかったかー。

でも、映像化されないはずはないと思うので、楽しみに待ちましょ。




そんなファイナルの地、大阪入りされた日のましゃのひとつぶ。








「遠くへ」、名曲ですよね。大好きです。

わたしは夢を抱いて故郷からはなれひとり遠くを目指した、などという経験がなく、

(ちょっとした海外旅行とか短期のホームステイを除く)

生まれてからずーっと関東近辺で暮らしている、世界の狭い人間なので、

共感するというよりは、憧れなのですが。




まだ何者でもない若者ましゃが、この歌詞にあるような想いを抱きながら車窓の外の夕陽を見ている、

って、想像しただけで胸がいっぱいになる情景です。



今のましゃが、その頃の記憶をよみがえらせながら車窓の外の夕陽を見ている、というのも、

それ以上にせつなくてステキな風景。




タイムマシーンってけっこう身近にあったんだな。

気づかないうちに何度も乗せてもらってたみたいです。

一家にひとり、マシャえもん。





2014年05月22日(木)  まだ続く・ましゃが慎重に生きる理由



ファンあっての今の自分、だから迷惑をかけないように気をつけて生きている、と明言なさるましゃ。

ファン、つまりお客を大事にするということは、自分の仕事を大事にしているということですよね。

ましゃが音楽や映像に携わる仕事をとても大切にし、生み出した作品を大切にし、

それをずっと続けていきたいからこそ、その仕事を支えてくれるすべてに、

その最終的な到達点である客に、できるかぎりの心遣いを続けておられるわけで。




その想いの原点のひとつともいえるエピソードが、ファンにはもはやおなじみの

「Calling」(1993年発売)というアルバムタイトルにまつわるお話。

野良犬ましゃのお話をした5月3日のたまリクで歌ってくれたのが「Calling」だったのです。




 福 「Callingという言葉には「天命」とか「天啓」などの意味もあるのだけど、

    昔、今から20年近く前、母方の祖母(みかんのおばあちゃん)がまだ元気で畑に行ってる頃、

    ぼくはアルバム「Calling」を制作していた。



    母親から、おばあちゃんの膝だか腰だかが調子わるいと聞いたので、ばあちゃんに

    「身体大事にせばいかんよ。あまり無理せんといて」という話をしたら

    「そういうわけにもいかんとよ。畑が呼びよるけんね」って、ばあちゃんがぽろっと言ったの。

    僕はすごく感動して、中途半端な気遣いをした自分を恥じたくらいだった。



    そうか、ばあちゃんは畑と共に生き、畑を生かし、畑に生かされて、

    そういうふうに生きているんだな、ということを知って、

    いつか僕もそういうふうに音楽やエンターテインメントと共に、

    僕がエンターテインメントに生かされ、僕自身が音楽を生み出し、というような、

    そんなふうになりたいなー、と思ったのを、今でもすごく覚えている。



    『Calling』というアルバムは、そういう意味合いも含めてそのタイトルになった。

    それから20年近く経ってできたアルバム『HUMAN』の、

    『昭和やったね』という曲にもつながっている。」




野良犬ましゃは、こんな素晴らしい感性もお持ちだったのですよ。

おばあちゃんの生き方をそのひとことから心に刻み込んだましゃは、

それをおばあちゃんと同じ畑で生かすことはなかったけど、

「エンターテインメント」というフィールドに呼ばれ、そこで生かし続けている。




この初心をましゃが全然忘れていないというのが、なんかほんとにステキです。

もちろん、初心を思い返すだけで色々な問題が解決できるなんて甘い世界は、どこにもないでしょうが。



それでも、自分のフィールドで育てた大切な作品の数々を、

自分だけでなく多くのファンにも大切にされ愛され続けている作品の数々を、

自分の不用意な言動などで台無しにしてしまうことが、極力ないように、

そのための「慎重に生きる」姿勢に、この初心は確実につながっているに違いない。




楽しくファンやっていられるのも、ましゃが慎重に生きてくれているおかげです。

感謝の気持ちを込めて、今夜もましゃが一日の激務終わりにおいしいビールが飲めますようにと祈りつつ!






2014年05月21日(水)  続・ましゃが慎重に生きる理由



昨日の続きです。

ま、今を慎重に生きているというよりは、

昔がいかにやりたいほーだいだったか、というお話になっていますが。




福 「一般的な常識や一般的な気遣い、そういうものから逸脱した行動をするというのは、

   もっとも効果的なプロモーションではあるのだけどね。

   この先どうなるかわからない、というハラハラ感こそ、最大のプロモーションなんですよ。


   盤石な人や、完成された状態に見える人とか、ブランドとかも、

   自分が応援しなくても大丈夫だな、なんて思うと、どんなにヒットしていようが売れていようが、

   食い付かない人はまったく食い付かない。興味を持たなくなるんです」

荘 「それは福山さんとしても、いろいろ考えるとこですね」

福 「つねに考えてますよ」

荘 「もっと上のステージに、上のステージに、って行くと、

   『ちょっと待って。遠くなりすぎなんですけど』って言う人も出てくるじゃないですか」



福 「じゃぁ、そろそろ、危うくなる?」

荘 「待て待て待て」

福 「やっちゃう?」

荘 「何やっちゃうの」

福 「今までずーっと隠してきた僕の本性、見せちゃう?」

荘 「何をよ? コワイコワイコワイ」

福 「あの『長崎の死神』と言われた・・・、あの長崎の『旭大橋の赤い流星』と言われた・・・」

荘 「それ今じゃ想像できないんですけど。

   縁側でひなたぼっこしているような、穏やかな好々爺みたいな福山さんからは」




で、これまでも何度も聞いた、若気の至りの昔ばなし。

事務所の人たちと四畳半の部屋(家賃4万5千円)で共同生活していた頃は

「人のものを勝手に飲み食い」するわ、「自分のものじゃないエロビデオを勝手に借りて観まくる」わ、

「事務所の先輩女性社員3人にローテーションでたかって夕ご飯をごちそうしてもらう」わ、

そのついでに「生活費が足りないと嘘をついて毎回5000円か1万円くらいお金を借りて、

そのお金でパチンコをする」わで、ご本人言うところの「非常に素行の悪い人間」、「野良犬」だったと。




荘 「これは事務所から見たらほんとにもう・・・」

福 「なんでこんなヤツをオーディションで取ったんだろうっていう」

荘 「仕事もせずにぶらぶらして、たかって、」

福 「でも、そういう意味じゃ、事務所はいい先行投資してたじゃないですか」 (←ドヤ声)

荘 「出た! これはもう上からでも仕方ない」

福 「今でもそのお金返してないけどね」

荘 「返しなさいよ!」

福 「今でもその3人には、5、6万ずつぐらい借りたままです。

   いや、返してもいいですよ? 返そうか?」 (←さらにドヤ声)

荘 「上からですねえ。『返しゃあいいんでしょ、返しゃあ!』みたいな」

福 「だって返したら思い出が清算されちゃうじゃん! 

   俺たちの青春を清算したいの!?」 (←どんだけタラシな言い回しなのかと)



荘 「そんなステキな思い出じゃないでしょ! その頃から考えたら今はね、」

福 「ファンのおかげですよ。『お客様は神様です』って言葉があるでしょ?

   だからもし、ファンのあなたが『危うさ』を望むのであれば、僕が今までずっとかぶってきた仮面を

   脱ぎ捨てたっていいんだぜ?」 (←語尾だけが無理やり危うい)

荘 「エロ動画も本会員になってやる!ってね」 (←危うさの程度がかわいすぎる)

福 「エロ動画も、なんでサンプルだけでやめてるかって言ったら、

   ファンのあなたのためですよ!」 (←そうだったのか! 知らなかった!)

荘 「そうですよ! ガマンしてんだこれ!」

福 「『そんなの、こっちのせいにされたくねえ!』って思ってんだろうね」 (←いえ、お気持ちは大変に嬉しく)




以上、ファンからの期待を一身に背負うことがなければ、素行の悪い人間のままでいたかもしれない、

でも今は慎重に生きて巨星としての責務を日々果たし続けている、福山雅治さんのお話でした。




「立場が人をつくる」とか言うけど、その立場の重圧に押しつぶされたり、

あるいは持ち上げられすぎて勘違い野郎になったりと、ダメダメになっちゃう人はいっぱいますからね。




その高みから引きずりおろそうと、いろいろトラップを仕掛けられることも多いだろうし。

そのあたりもしなやかにしたたかにかわしつつ、生き馬の目を抜くエンターテインメント業界を、

これからも生き抜いていただきたいです。




こんな野良犬ましゃのエピソードだけじゃアレなんで、

明日は、たまリクで披露した「Calling」にまつわるステキなお話を。







2014年05月20日(火)  ましゃが慎重に生きる理由



ちょっと前になりますが5月3日のたまラジ。



「HEY!×3」に出演なさったときに松っちゃんから「福山には悪い印象がない」と言われ、

「慎重に生きてますから」とましゃが答えたことがありました。

これについてリスナーから「いつからそんなに気をつかうようになったのですか?」という質問が。




福 「僕が気を使うようになったのは、デビューしてからです。

  僕は僕だけでできてるわけじゃなく、僕の活動というのは、ファンの方あって僕がいるわけですよ。

  たとえば、ライブに来てくださる、CDを買ってくださる、ラジオにメールをくださる、ラジオを聴いてくださる。

  そういう存在を認識するようになり、ファンのおかげで僕は成り立っているんだ、

  それはすなわち僕は僕だけでできてるわけじゃない、『生きてる生きてく』の歌詞じゃないけど。

  そうなってから非常に責任を感じるようになりまして、慎重に生活するようになりました」

荘 「なるほどね」

福 「だってこれで僕がね、たとえば万引きしたりとかね?」

荘 「たとえがすごいな」

福 「犯罪に手をそめたりとか・・」

荘 「それは困るなぁ!」

福 「女性に何か、よろしくない乱暴をはたらいたりだとか・・・」

荘 「はいはい。ファンが幻滅するようなことをしてしまった場合は、」

福 「それは今まで応援してくださったファンに非常に申し訳ないな、と思うようになって、

  それからです。だから、もしファンがいなかったら今ごろ僕は、刑務所に入っている・・・」




荘 「いやいや、入ってない。入ってない!」

福 「捕まってると思うんです」

荘 「そんなことないですけど! でも、もっと奔放に生きてた可能性はあるわけですよね」

福 「もうね、ものすごい奔放だと思いますよ」

荘 「今の姿からは想像できないですね」

福 「そりゃあもう、ファンの方の存在や応援がなかったら、僕はどれくらい奔放だろうなぁ・・・」



奔放って誰だろう? 勝新太郎さんとか? みたいな話から、

海外だとホテルめちゃくちゃにしちゃうようなスターさんもいるよね、みたいな話にもなり。



福 「自分がやったことで誰かに迷惑がかかったり、迷惑的なことが起こったら、

  スタッフがその対応や対処をしなきゃならない。

  
  ファンになってくれるというのは、心の中のすごく純粋な部分で反応して

  ファンになってくれるわけじゃないですか。

  その純粋な部分で反応してくださってるところに、砂をかけるような行為になるんじゃないかな、と思い、

  なので、もうどんどん、人に迷惑をかけないようにかけないように、と思って、

  今では、一歩も外に出なくなり・・・」

荘 「それもどうかと思いますが」

福 「もう一歩も外に出なくなり・・・家でひたすらエロ動画を見る。あはははは!」

荘 「しかも(エロ動画サイトの)本会員になってませんし」

福 「エロ動画の話をしてたら、FC2さんからお礼の手紙が届きましたよ!」

荘 「マジで!?」

福 「FC2本体からアミューズ経由で『ありがとうございました』って」

荘 「凄いですね、その影響力。でもFC2って言ってたのは松本人志さんですよね?」

福 「だから松本さんの方にもお礼の手紙が行ってると思います。

  僕は『FC2』というより、『エロ動画』って言ってたんですけどね。

  だから人間は、人に迷惑をかけないように生きていこうとすると、お礼の手紙が来るんです。」

荘 「あっはっはっはっは! なるほどね。」





こんなお話があったから、たまアリにはスピードラーニングのみならずFC2からも

お花が届いてて不思議はないな、と思ったのですが、さすがにそこまでは考えなかったか、FC2さん。

長いので明日に続きます。






2014年05月16日(金)  福山雅治@さいたまスーパーアリーナ 5月15日



4月5日の東京ドーム初日に参加して以来のましゃライブ「HUMAN」。

ツアーも終盤なので、より熟成されているのだろうなー、と、楽しみにしていました。




相変わらずカッコよくて! いつ見てもカッコよくて!

音も重厚でダイナミックで最高にクールで。



東京ドームの時は、3時間近く歌い続けた最後の方は高音を出すのがちょっと辛そうでしたが、

昨日は最後まで喉も絶好調でいらした。




セットリストもほぼ変化はないように思えましたが、初日の覚え書きを確認したところ、

序盤の「想 -new love new world-」の代わりに「fighting pose」、

初期の曲からは「まぼろし」の代わりに「Running Through the Dark」、

フロートで会場を回るときは「fighting pose」の代わりに「HEAVEN」という変更。



フロートでの「RED×BLUE」から「HEAVEN」への流れがまた最高に盛り上がるポイントで、

「RED×BLUE」では襲いかからんばかりに激しく煽りまくり、

「HEAVEN」では身を乗り出すわのけぞるわのポールダンスで、

フロートから落ちちゃうんじゃないかとちょっとハラハラしたくらい。




ギタリストましゃが奏でる音はどれもカッコよかったけど、

高くせり上がった花道ステージの上で掻き鳴らす「HUMAN」と、

「ミスキャスト」のセクシーさと、

今さん小倉さんましゃのトリプルギター(三台とも赤)が絡み合う「Cherry」が

特に強烈に印象に残っています。




あとは、


・「恋の魔力」の笑顔がまさしくキラースマイル


・アルバム「HUMAN」からの曲がメインだけど、「過去の大ヒット曲」もやっていいですか? 

 「日本の音楽史上燦然と輝くあの名曲」(みたいな感じの言い方)をやってもいいですか? と、

 これでもかこれでもかと「桜坂」や「虹」について匂わせたあと、

 「たまにはこれくらい自慢させてくれてもいいじゃないか」と、めっちゃかわいらしい弁解&開き直り。

 ご存分にどうぞ! だってそのとおりだもの!


・「昭和やったね」は、1歳から17歳までのまさはる少年の姿と、故郷の美しい風景込みの作品として、

 わたしの中で定着しました


・ペンライト振ってタオルも振り回して、お客さんも大変だけど、

 「できることは全部やっておいてよかった、って後になって思うから!」(byましゃ)だそうです


・花道を動きまわるだけでなく、ジャンプしたり足挙げたりと下半身の運動量もハンパないせいか、

 そしてツアーの衣装はずっとその白いボトムスだとしたら、ファスナー君もお疲れなのか、

 後半、ファスナーの上部にちょっと開口部があったような気がしましたよ。

 サービス空間ですね。


・入場口付近に豪華なお祝花が今回もいっぱい並んでいましたが、

 「スピードラーニング」の会社からのもあってびっくり。

 そりゃたしかに、ましゃの指示どおり「HUMAN」をスピードラーニングしてライブに臨んだけれども。

 でも買ったのは「HUMAN」の方で、英語の教材の方ではないのだけれども!

 FC2からはなかったよ!(←いらない情報)




たまアリに前回来たのはいつだったかなーと思っていたら、ましゃがMCで「3年前」と。

家に帰ってチケット探してみたら、2011年11月16日の「THE  LIVE BANG!!」。

本来は3月17日だったのが、震災で8か月間延期されての開催でしたね。




ライブツアーがある幸せ。それに行ける幸せ。

次にナマましゃを観れるのは年末の感謝祭かしらん。半年後か。あっという間ですね。

でもその前になるべく早く映像化してくれるといいな。



明日と明後日の「ライブハウスたまアリ」(ましゃ命名。ツアー中、一番小さい会場なのだそうだ)も、

びっしょりのステキ空間まちがいなしです。






2014年05月13日(火)  大相撲五月場所観戦



夫が相撲好きで、たまたま本場所中の平日(12日)に休みが取れたので、行ってまいりました。

大相撲五月場所、月曜だったせいか当日券でも2階A席(前から3列目)が取れました。

椅子席だから楽ちんだし、前の席との幅も、これまで行ったどの劇場よりゆったりしていて、

土俵も良く見える。




国技館は20年以上ぶりです。まだ子どもが生まれる前だったからなー。

当時とは何が変わったって、観戦ができるばかりでなく、実におもてなし精神にあふれた

楽しいところになっていました。




取組は朝8:30から始まっていて、

本当に相撲好きな方は、その時刻から最後の取り組みが終わる午後6時までいたっていいわけですよ。

客は出たり入ったり自由ですが(国技館の外に出て再入場できるのは1回だけ)、

取組自体はお昼休憩があるわけでもなく、一日中ずーっと続いているのです。




夫とわたしも、朝10時頃に入場し、序の口の取り組みをいくつか見てから、

たくさんあるお土産屋を見てまわり(その商品の種類の多さに、人気力士ってアイドルなのだな、と)、

横綱の等身大パネルや、遠藤に御姫様だっこ(されてるように見える)パネルや、

巡業先での写真展示などを見て回り、

相撲博物館(というか、陳列のための一部屋)で江戸時代からの歴代横綱の資料を堪能。




そうこうしているうちに11時半からは、日替わりで1杯250円で食べられる、

お部屋自慢のちゃんこをいただき(その日は錣山部屋のカレー味ちゃんこだった)、

もちろんそれだけじゃ足りないので、館内の食堂でお昼をいただき、

腹ごなしにちょっと外を散歩したあと、

午後2時半ころまで、続々とやってくるお相撲さんたちの入り待ち。




正直、今のお相撲さんの顔も名前も、大関以上くらいでないと存じ上げないのだが、

人間ばなれした堂々とした体格と、びんつけ油でつやつやした髷と、

お相撲さん以外誰も着れなさそうな、華やかな色合いのお着物で、

付け人したがえて歩いてくるお相撲さんを間近で見られるというのはほんとに楽しい。




縁起物をいっぱい見たわー、という感じです。

そのド派手なお着物に、しこ名をでっかく染め抜いているお相撲さんも多くて、

素人にはすごくわかりやすかったし、しこ名の漢字自体が見事なデザイン。




上位陣は車で別の入り口から入られてしまうので見ることはできないのだけど、

それでも、幕内力士を20人以上は見れたのではないかと。




入り待ちを堪能した後、3時くらいに飲み物とおやつを買って

(夫は当然酒とつまみ。わたしはコーヒーとたい焼き)

幕内力士の土俵入りと横綱土俵入りに合わせて再び席へ。




取組も、そこは本当に勝ち負けのルールがシンプルな相撲だけあって、

解説はなくとも見てるだけでわかるし、楽しい。

さくさく進んで無駄がないし、むしろ、あれだけムダのない進行の中、TV中継では過去の映像や

インタビューを挟んでいるというのが凄いなぁと。




そして、なにが驚いたって、外国人のお客さんの多さですよ。

2階席だったせいもあるのかもですが、まわりを見回すと、三分の一くらいは明らかに欧米の方々。

アジア系の方は見分けがつかないので、もっと多かったかも。




なので、売店の売り子さんたちはもちろん、案内係も警備員も少なくとも英語ではまったく問題なく

軽妙に応対していて、国技館の国際化おそるべし! と、敬服したのでした。




お相撲観戦、楽しいです! 





2014年05月08日(木)  バーン・ザ・フロア@東急シアターオーブ



バーン・ザ・フロア Dance with You、連休明けの7日の昼公演に行ってきました。

お客さんの手拍子とかすごく慣れてるなー、と思ったら、東京公演の最終日だったようですね。

新感線の「鉈切り丸」も「蒼の乱」もこの劇場だったせいもあり、

シアターオーブはかなりお馴染みの場所になってきました。




バーン・ザ・フロアを初めて観たのは2012年12月で、今回は2回目です。

もちろん今回も、ゲストダンサー今井翼、と聞いたので観ようと思ったわけで、

今井さんのおかげでまたまたイイもの見せていただきました。




この世界最高峰のダンスカンパニーには、

世界各地の競技ダンス大会での優勝者とファイナリストしかいないのですよ。

つまり全員がゴールドメダリストレベル。



なので、ダンスというジャンルでここまでのことができるのか! と、

驚愕しっぱなしの2時間なのです。

超絶技巧のアクロバティックでダイナミックなダンスのみならず、

エレガントでビューテホーでうっとりなペアのダンス、

ストーリーのあるキュートなダンス、ワイルドでエキサイティングな群舞などなど、

どんだけカタカナ並べても足りないくらいの充実度。




アイススケートリンクでもないのになぜそんな滑るように踊れる?

ワイヤーで吊られてもいないのになぜ空中で縦にも横にもクルクル回れる?

凄まじいスピードで全身を動かしているのに、なぜそんなにゆったりとエレガントなの?

と、今回もいちいち感嘆しっぱなしでした。




そんな米、英、伊、豪などの多国籍軍の中に、日本からひとり堂々ゲスト参加の今井翼。

2012年の時も、ダンサーのひとりとしていい感じの存在感でいらっしゃいましたが、

今回はさらにしっくりとけ込んだ感じがして、すごくよかった。




前回に続き、こんな凄すぎるダンサーさんたちと一緒のステージに立てるなんて、

今井さんってば、ダンサー冥利に尽きる最高の経験をなさってますな。

ステージ構成の基本はペアダンスなのだけど、今回はより群舞が増えていて、

そのおかげで今井さんの出番も前回より多かったし。




そうそう、山田洋次監督がいらっしゃってましたよ。

他にも、なんとなく見覚えのある舞台関係者と思われる方々がちらほら。

監督が演出なさった舞台「さらば八月の大地」に

今井さんも出ていたというご縁でご来場くださったのかしらん。

とてもこういうステージをご覧になるようなイメージはなかったのだけど、

それはこちらの勝手な思い込みですね。



ソロのダンスもカッコいいけど、こういうの観ると、ペアのダンスも本当にステキだなぁと思います。







2014年05月06日(火)  ロング・グッドバイ第三話



世志乃 「原田保はたしかに、妹の男の中ではましな方だったかもしれない。礼儀正しいし、

     やさしいところもあるわ。でもただそれだけの男よ。どうしてあなたは彼に

     そんなに肩入れするのかしら。」


磐二  「誠実な男だった。いまどき珍しいのは、わたしよりむしろ奴の方だった。

     そういう人間に対しては、こっちだってそう不誠実ではいられない。ただそれだけですよ。」


世志乃 「なるほど。わたしね、イヤな女といる時の何がイヤって、自分までイヤな女になることなの。

     鏡のように、あなたは原田保と一緒にいる時は、一番誠実で、よき人間でいられたのでしょうね。

     そういう相手はたしかに、大事に思わずにはいられないものだわ。」




第三話では、ファムファタールな亜以子(小雪)に加え、

あの化け物みたいなとーちゃんを擁護する世志乃(冨永愛)まで近づいてきて、

探偵さんはさらに翻弄されまくり。

まわりがどんどん胡散臭く謎めいてくるせいか、かなりヤクザな商売なはずの探偵さんが、

登場人物の中でいちばんまっとうで世慣れた常識人に思えます。




「誠実な人間に対しては、こちらも不誠実ではいられない」と考えられること自体、

まさしく誠実な人間であることの証よね。

誠実さにつけ入り、取り入り、カモることしか考えない人間だっていっぱいいるのに。




冒頭のふたりのこの会話、ほんとそうだなぁと。

対している相手に、よくも悪くもまったく影響されない人なんていないでしょうし。

でも、世志乃のような自覚がちょっとでもあるのとないのとでは、全然違う。




イヤな人のイヤな理由なんて、簡単にいくつでもあげつらうことができるけど

(あの人のいい和平さんですら千明のイヤなとこ43個見つけたって言ってた@「続・最後から二番目の恋」)

でもそれはあんまり楽しい作業ではありませぬ。イヤだ嫌いだ大っ嫌いだ! と思ってるだけでも

それこそ自分までイヤな人間になっていきそうだし。




なので、むしろ「この人ステキだなぁ」と惹かれる時に、

自分にとっていったい何がステキポイントなのかを、見極める作業の方が、楽しいし、幸せだし。



ステキポイントを見つけながら、自分もそういう人を目指そうとか、

目指すのは無理でも、そういう人間と相対した時に恥ずかしくない人間でいようとか、

いやいや、相対することすら無理でも、そのステキポイントがちゃんとわかる「目」を持った人間でいようとか、

どんだけささやかなレベルになったとしても、自分も「ステキ」路線からは外れないでいられそうだしね。




それにしても、美女と磐二のツーショはそりゃ絵になるけれども、

保と磐二のツーショ以上にせつなくて色っぽいものがないというのはどういうことだ。




最後に第三話のなごみポイント


・「そんなにしゃべるんだ・・・知らなかった」

 病院へ行けと全力で説教されているのに、感想はそれ。


・芋の皿

 金色のほくほくしたおいもがそれはそれはおいしそうでした。

 コーヒーとギムレット以外にもちゃんと摂取してるものがあってヨカッタですわ。

 (前回はせっかくの卵を落して割っちゃってたし)






2014年05月04日(日)   真夏の方程式@WOWOW



連休も終盤ですが、お天気つづきでよかったですねー。

わたしは特に遠出をするでもなく、ほぼ毎日3食作っているので、

油断すると体重が増えてしまうというスリリングな連休です。

作っても食べなきゃいいだけの話ですが、作るとやっぱりちょこちょこつまんでしまうのよね。



高校・大学の頃のあの食欲、食事の量を思い返すと恐ろしい。

それでも全然太らなかったのに、今じゃ食べ過ぎたらもうテキメンです。




そんなことはともかく。

昨夜はWOWOWで「真夏の方程式」がオンエアされ、カッコいい湯川先生を堪能しました。

映画館でも3回観たけど、西谷弘監督が描く湯川先生はやっぱりステキだ。




「この夏、少年は博士に出会った」、せつないお話。

湯川先生と恭平くんのシーンはどれも大好きです。

何度観ても、あのペットボトルロケットの実験の様子は本当に楽しい。




恭平くんにとっては重苦しく影を落とす夏になってしまったかもだけど、

博士と出会えたかけがえのない夏でもあり。

だからといってプラマイゼロになるというわけじゃないけど、

哀しい目に合わせた大人もいたけど、力になってくれる大人もいたのだと、

いつか恭平くんも思える日がくるに違いない。




そうそう、湯川先生が実験データを整理していたPCの画面に、

カバーかけられてちんまりと黒いかたまりになっていた恭平くんの写真がちゃんとあったのが、

なんかめっちゃ可愛らしかった。これもデータのひとつかよ、って。

あの写真も恭平くんに渡ったのかしらん。




なんかイキオイついてしまって、同じく西谷監督のガリレオスピンオフ、

「ガリレオXX(ダブルエックス) 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」もまた観たくなってきましたよ。

湯川先生は2シーンしか出てないけど。でもそのたった2シーンが最高でしたし。




そして今夜もWOWOWでましゃ祭り。

「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」「冬の大感謝祭其の十三」を続けてオンエア。

どれも録画済みなのに、「容疑者Xの献身」なんて観すぎた上にあまりに石神がせつなすぎて

もうあまり観たくなかったりもするのに、結局また録画するという。





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