今日のおたけび または つぶやき

2013年08月29日(木)  有能な女性スタッフに期待



朝晩は涼しい日も増えてきて、ちょっと嬉しい今日このごろ。

あまりに酷暑が続くと、日本には四季があったことを忘れてしまいますよ。

でもちゃんと秋も冬も来てくれるものね。っつーか、ちゃんと来て下さい。



わたしの場合、暑くて良いことと言ったら、一年のうちで一番体重が落ちやすいことと、

あとこれは今年初めて知ったのだが、眼圧も一年のうちで一番低くなるということ。

眼圧が慢性的に高いわたしは、緑内障予防のためにほぼ毎月眼のチェックをしていますが、

7月に計ったのがこれまでで一番低かった。

眼科医曰く「眼圧の自己ベスト(低い方がいい)は夏に出るんですよ」。



夏は暑いってだけでエネルギーを消費するから、お腹まわりの脂肪も一番落ちやすく、

さらに、視神経に一番負担がかからない時期でもあるわけです。暑さも悪いばかりではないと。

とはいえ、ここまで暑くならんでもー、とは思いますが。




さてさて、「楽屋ハナシ 福山雅治×是枝裕和」の最終回では、

おふたりが作品づくりの際に女性の意見をとても重視しているというお話。



人から求められ、人に喜んでもらえる作品でなければ意味がない、というスタンスのましゃは、

ひとりよがりにならない創作を、常に心がけていらっしゃるようですがが、

是枝監督も、自分の思い込みだけの狭い世界観にならないように、すごく気をつけておられるよう。

それが第2回の次のような発言でよくわかります。



是枝: 自分で原案から脚本・監督・編集までをやってるとね、失敗するパターンがあるんです。

    登場人物がみんな「僕」になっちゃう。

    世界観は統一されているけど、それぞれが生活背景を持っているように見えない。

    以前、そんな失敗をしたことがあって。

    そうなった時、僕が書いたものに対する、他の人の違和感とか解釈の違いとか、

    「ああ、そう来るんだ」とか「そこはそう読んじゃったか」みたいなのがすごく大事で、

    そこを膨らませていくと、人間として出来上がる感じがあるんです。



で、その「他の人の違和感とか解釈の違い」ということを、おふたりとも女性から聞くように

しているというのが、ちょっとした驚きだったし、でもすごく面白かったのです。

第4回では次のように。



 ――どうして女性ならいいんでしょうね。

 福山:たぶん、女性スタッフは理屈や理論ではなく、本能的なところで

    好きだとか苦手だとか判断してくれるんじゃないかと。

    とか言いながらも、最後は自分で決めるんですけどね、エゴイスティックですから(笑)。

    でも、そういう本能的な意見に1回は委ねたい。

    是枝さんはどうですか。女性の意見を「そうかな、そうかな」といいながら、

    結局自分で決めているなというのがあるんですか(笑)。

 是枝:確かにそうです。意見を聞きたいのは女性ですね。

 福山:やはり! 男性に言われるとね、何かこう……(笑)。

 是枝:やばいな(笑)。

 福山:どんなに気遣って言ってくれても、何か対立構造が浮かび上がってきて(笑)。何なんでしょう、これ。



 ――是枝さんもですか。

 是枝:僕はね、最初にそういう意見をいわせるポジションに置いたのが、西川(美和監督)なんですよ。

 福山:はい。

 是枝:それまでは男の助監督をつけていたんですけど、うまくいかなくて。

    それで西川が付いたら実に的確な意見をいうヤツで、非常にうまくいった。

    そのうち彼女が監督になったので、次に砂田(麻美)さんという女の子を入れて、3本ぐらいやったら、

    また監督になっちゃった。今また女の子が入ってます。

 福山:ずっと女の子ですねぇ(笑)。



 ――砂田さんは「エンディングノート」で評判になった監督ですね。

 是枝:そうです。何だろうね。自分と違う角度から見てくれるからなのか、性差というのが大きいのか。



 ――是枝さんはどこで意見を聞くんですか。編集の時ですか。

 是枝:いや、企画の段階からですね。撮影現場でも「好きに言って」というポジションに置いてます。

    現場では助監督も助言してくれるけれど、彼らは撮影を先に進めることに頭が行ってるから、

    撮影を止めるようなアイデアが言いにくいんですよ。だから、遠慮しないタイプの人間を用意しておく。

    砂田とかは「昨日撮ったあれなんですけど」みたいな、ひっくり返すことを平気で言うんです。

    しかも、それがいつも正しい。



 ――まっすぐ意見を言える男性ならばいい、ってものでもないんですよね。

 福山:そうですね。夢を持った若い男が苦手なんです(笑)。これも是枝さんとの共通点ですよね?

 是枝:え? どこでわかりました?

 福山:撮影現場で話しましたよ。

    「是枝さん、あれですよねえ、『世界に通じるような作品をつくりたいっすよ』みたいに言ってくる

    若い男って、苦手ですよね」って。

 是枝:そうでしたっけ。

 福山:言いましたよ〜。それで「いや、僕もそうなんです」っていう話になって、

    それは何で嫌かというと、かつての自分がそうだったからだという(笑)。

 是枝:昔の自分を見るのは嫌ですよね(笑)。たたかれ弱いんですよ。

 福山:20代の時ってナーバスというかね、傷つきやすいんですよ。自分がそうだったように(笑)。

 是枝:傷ついては、逃げ出していましたね。

 福山:僕も本当にそうでした。

 是枝:いまだに多いですよ。傷つくと現場からいなくなる男がね。心が折れちゃうんですよ。

 福山:その現場を否定しにかかりますからね。「ここでは俺が生かせない」と(爆笑)。

 是枝:「俺の場所じゃない」と(笑)。

 福山:そうです。

 是枝:作品がどうこうじゃなくて「僕がここにいる意味があるんでしょうか」みたいな、

   「僕」がまず先に来ちゃう(笑)。

 福山:「ここではないどこかへ」といえば聞こえはいいが、

    うまくやれるヤツっていうのは、どこにいてもうまくやれるんだということを知ってほしい(笑)。

    かつての自分にも教えてやりたいです。

 是枝:もう本当に恥ずかしい。だから周囲に女性しか置かないんです(笑)。




有能な女性の感性や意見を信頼し、それを生かしていい作品を作り出しているおふたりは、

真のフェミニストという感じがしますね。

これからも<有能な←ココ重要>女性スタッフが、おふたりのそばで大いに活躍してくださいますよう。






2013年08月27日(火)  楽屋ハナシ 福山雅治×是枝裕和



朝日新聞デジタルで4回掲載された「楽屋ハナシ 福山雅治×是枝裕和」

9月28日公開の「そして父になる」にまつわるさまざまなお話が繰り広げられ、面白かったです。



第1回目はカンヌで泣いたお話。



第2回目は、おふたりの出会いと、映画が作られたいきさつ。

まず最初にストーリーありきでましゃにお声がかかったわけではなく、

ましゃに初めて会った是枝監督が(しかも、ましゃの方から監督に「会いたい」と申し出たそうな)、

これまで福山さんがやったことのない役でどんなお話にしようか、と、企画を考え始めたとか。




第3回目ではさらに、ましゃが演じた父親・野々宮良多について。

その「福山さんがやったことのない役」というのが、「子どもを取り違えられた親」という、

たしかにやったことのない役である上に、非常に嫌味でイヤな男であると。

はっきり言って「よいところがひとつもない」のだそう。これについてのお話が楽しかったので、

第3回目からちょっと抜粋。



――「そして父になる」で福山さんが演じた野々宮良多は、エリート然とした相当イヤミな男です。

  福山さんが演じるタイプの役ではないような(笑)。


 是枝:取材に来た雑誌の記者にも聞かれましたよ。

    「この役を依頼する時、福山さんから何か言われませんでしたか」って(笑)。

 福山:実は良いヤツだった、的なところがないのか、と(笑)。

 是枝:でも(福山さんからは何も)全然なかったんですよね。素晴らしいですよ、それはやっぱり。

    「もっと俺をよく書け」と言う役者も少なくないわけで(笑)。



 福山:役柄として良多をやりたいと思ったわけではなく、作品全体として「ぜひ参加したい」と。

    で、完成した作品を見てから初めてですよ、「良多って、いいところないかも……」って気づいて(爆笑)。

    これだな、西川美和監督(「ゆれる」「ディア・ドクター」「夢売るふたり」などの監督)が言ってたのは、と。

 ――西川監督は何と?

 福山:西川さんが撮影現場に見学に来られたんですけど、

    その時、西川さんが「この映画ってねえ、福山さん、あれですよね」と言うんです。

    「えっ、何ですか」と聞くと、「これって是枝さんの男前に対する復讐(ふくしゅう)ですよ」って。

 是枝:あいつ〜(笑)。

 福山:「いや、いいところもあるんっすよ」みたいな感じで答えてたんだけど、

    完成作を見てみたら、確かにない!(笑)。

    だからこの役が嫌だ、という話ではないですよ。

    良多という役柄は、この作品が持つテーマ、こういう設定だったという。



 是枝:福山さんがすごいなと思ったのは、例えば、良多が仕事から帰ってきたら嫁さんが編み物しながら

    電話をしているというシーンがあるんですけど、僕があのシーンを削ったことがあるんですよ。

 福山:尾野真千子さんが演じる奥さんが少し壊れた雰囲気を出してたシーンですよね。

 是枝:そしたら福山さんから「あれ、あった方がいいんじゃないですか」という意見が出たんですよ。

    ちょうど僕も戻していたものだから、「あっ、あのシーン、戻しました」と話したんですね。

    だから、全体をみているんですよ、福山さんは。

    いろんな意味で「引き」と「寄り」、両方持っている役者さんですね。

    自分しか見ていない役者もたくさんいるんですよ(笑)。




どんだけイヤな男なんでしょうね。

「よいところがひとつもない」って言い切ってますよ?

今は東京中央銀行(@半沢直樹)で相当酷い人たちを見てますから、たいていのイヤなやつには

驚かない気がするけれども。




最後の第4回では、「女性スタッフの意見を重視する」という点で意見が一致した監督とましゃ。

これも面白かったのでまた後日。






2013年08月25日(日)  納涼 半沢直樹第二部



オカマの国税が金融庁になってまたキターーーーー!

お役所の仕組みがさっぱりわからないーーー!



まさかココで再登場とは!

喜びの舞を舞おうぞ。



東京編も最初っから飛ばしてきましたねー。燃えるね! たぎるね!

悪役軍団の憎たらしさもステキ。



あー面白かった。

やはり、この夏の納涼は半沢直樹ですね。






2013年08月24日(土)  ワンオクって言うんですって



先日WOWOWで録画した「Amuse 35th Anniversary BBQ in つま恋」、

ましゃ部分以外をざっくり消去する前に、BGM代わりにつけっぱなしにしておいたのです。



途中、すごく好みのカッコいいロックが聴こえてきて、

しかもほぼ英詞なので、洋楽かと思って画面に目をやったら、

やんちゃこの上ない感じのロック男子たちながら、あきらかに全員日本人。(少なくとも東洋人)

ONE OK ROCK というバンドでしたの。



私が存じ上げないだけで、もう何年もキャリアのある、大人気なバンドなのだとか。

オンエアされた曲目は「Deeper Deeper」「Clock Strikes」「Re:make」「The Beginning」で、

言われてみれば「The Beginning」は映画「るろうに剣心」のエンディングテーマで聞いたし、

「Deeper Deeper」は車(SUZUKIのスイフトスポーツ)のCMで何度も聞いたことがあって、

ずっと「これカッコイイわー」と思っていたし。



ただ、そのCMはカツンの皆さんがナレーションをしていたので、

ずっとカツンの曲だと思っていてごめんなさい。



初めて聞いた「Clock Strikes」は、壮大で美しいロックバラードで、

たとえが古くて申し訳ないが、「I don't Want to Miss a Thing」(映画「アルマゲドン」のテーマ)を歌う

スティーヴン・タイラーを彷彿とさせたほどのステキなボーカル。



そのボーカルの男の子は、魔よけのような柄のタトゥーが両上腕にいっぱい。

とにかくエネルギッシュに動きまくり歌いまくり、喉も強い。

しかも声がステキに哀愁を帯びている。

お顔は純粋日本人っぽいが、英詞も和詞も完璧にバイリンガルと思える発音。



いったいこの子は? と思って早速ネットで調べてみたらTakaというお名前で、



ご両親が森進一、森昌子!?



言われてみれば、確かにお母さんに似てるのよ、お顔が。

いやいや、びっくりしたー。

演歌のご両親から受け継いだDNAが、こんな素晴らしいロックの才能として開花するとは!




思うにこのご夫妻のご長男なら、

かつてジャニーズのNEWSにほんのちょっとだけ在籍したこともありましたわね。

NEWSの活動がまだほとんど始まらないうちに、すぐに事務所を離れたようですが、

今現在の活躍を拝見するに、アイドルじゃない道を選ばれて大正解。大大大正解。




Takaくんはバンドのほとんどの曲を作詞作曲なさっていて、メインは英詞。

英詞の間に、まったく違和感なく、なめらかに和詞が溶け込んでいて、

そのどちらもちゃんと言葉として説得力があり、メロディへの乗り方もすごく気持ちよい。

ご両親からは想像できないが、英語圏での生活が長かったとか?




音楽のDNAの力添えもさることながら、ご本人が後天的に学ばれたものはそれ以上なのでしょう。

これからもますますのご活躍を。






2013年08月22日(木)  ドラマの中の怖い人



今期観ているドラマの中で、ダントツに怖いのが、


原田いずみ(江口のりこ)@名もなき毒



経歴詐称してるし、だから仕事もできないし、だけどそれを同僚や上司に指摘されたり注意されたりすると

いじめだ! パワハラだ! とキレまくって暴れまくった挙句に何日も無断欠勤。

それを理由に解雇通告されると、人権侵害だと騒ぎ立て、暴力行為やストーカー行為をくり返し、

どこまでも執拗にいやがらせを続ける。



大嘘つきなのも、仕事がまったくできないのもあきらかなのに、

なぜか本人にはその自覚がなく、もちろんそれを悪いとか申し訳ないとかも思わず、

誰もがわたしの仕事っぷりを賞賛し、誰もがわたしを大事にして優しくしてくれるのがあたりまえで、

そうしてくれない人はどんな目に合わせてもいい、どこまでも苦しめて破滅させていい、と思っている。



その毒牙をたまたま向けられちゃったのが、

全然悪人じゃなくて、きわめてふつーの会社員の皆さんだったり、

ふつー以上に穏やかで人がいい杉村(小泉孝太郎)だったりだから、なおさら怖い。




でも、もっと怖いのは、ネットでの感想など読むと、

程度こそ違えど原田みたいな人が現実に身近にいるという経験談もかなりあるということ。




逃ーげーてー!

話が通じる相手じゃない場合、素人の手には負えませぬ。

こちらが何もしていないのに、勝手に被害妄想と悪意を膨らませて復讐のターゲットにされたり、

べったり依存されて共倒れにされたり、なんてことからは、とにかく逃げて身を守らねば。




調べてみると、自己愛性人格障害という名称をつけられる場合もあるようですが、

すべては「ありのままの自分を受け入れられない」ことから始まっているそう。

その特徴など読んで思いましたが、わたしにはこういう傾向は全くないわー。




妄想も空想も大好きだけど、凡人であることはちゃんと自覚していますから。

むしろ「ありのままの自分」以外で生きてきたことないですから、

それ以外の自分なんてどう誇大妄想しろと。



凡人が「すごい人」になるには、たゆまぬ努力以外にい、ということも、

でも努力したからって必ず「すごい人」になれるわけではない、ということも、

でも「すごい人」じゃなくたってちゃんと生きていける、ということも、

さすがにこのお年頃になればわかってきましたし。



でもそれこそが「ありのままの自分を受け入れている」ことらしく、

それは精神的にはとても健康みたいですよ?

「わたしの精神は健康」なんて自覚はまったくないのですが。




そうそう!

話は飛びますが、昨日初めて映画「劇場版 SPEC 〜結(クローズ)〜」の予告映像を観ました。

11月公開かー。ワクワクですね。

「SPEC 天」での風呂敷広げまくり状態から、どうキレイに畳んでみせてくださるのでしょうね。 

「あまちゃん」の若春子、SPECのみやびちゃんだったとは。ようやくお顔を認識しました。





2013年08月20日(火)  今井翼×サムライ支倉 大いなる旅への挑戦@NHK総合



期待以上の面白さでした!

6月12日に行なわれ、今井さんが能面をつけて支倉常長を演じた

「日本スペイン交流400周年開幕記念音楽会」。




音楽会本編のみならず、メイキングも満載。

今井さんが一緒にステージに立つアーティストの顔ぶれがとにかく超一流すぎる。

フラメンコ舞踊家(文化功労者の小島章司氏)、ピアニスト(川上ミネ氏)、

スペインで今最も人気があるフラメンコ歌手(ミゲル・ポベダ氏)という、3人の実力者。



その素晴らしい踊り、演奏、歌声に並ぶ存在感で、

サムライ支倉の意思や苦悩を表現しなくてはならない今井さんのプレッシャーはいかばかりかと。



しかも、いつもの激しいダンスでも、得意のフラメンコでもなく、能の所作を取り入れた「静」の表現で。



能の所作や面について詳しく指導してくださる観世流二十六世宗家(!)の観世清和氏に対しても、

フラメンコ風の動きで振りをつけてくれる小島章司氏にも、

真摯に教えを請い、多くのことを吸収していく今井さんは本当にステキでした。




天才たちに囲まれながら自分はいったいどう動けばいいのだ、と、表現方法に苦悩しながらも、

静かな中にも気迫に満ちた佇まいと動きを完成させた今井さんはまさしく、

遠い異国で苦悩しつつも旅を続けた支倉常長の心境だったことでしょう。




それにしても、

今でこそフラメンコを踊る今井さんには何の違和感も感じないし、

むしろ、いつものジャニーズ的なダンスよりもフラメンコ踊ってる時の方が、

似合うんじゃないかとさえ感じるようになってしまったりもしていますが、




そんな今井さんが今回は新たにご縁があったのは「能」。

しかもいきなり宗家から教えを受けるとは、フラメンコの時以上の驚きでしたが、

今井さんと「能」も、かなりイイ組み合わせかもしれないと感じました。




印象的だったのは、

今井さんが宗家からいろいろ指導を受けている際、一緒に舞台に立つ小島章司氏もずっと立ち会っておられ、

今井さんに劣らぬ素直さと熱心さで、宗家のお話に聞き入っていらっしゃったこと。




74歳の超一流にしてこの姿勢。

この姿勢だからこそ超一流になられたのだろうけど。

肉体の若々しさもさることながら、精神の若々しさってこういうことよね、と、感動したのでした。






2013年08月19日(月)  ミュージシャンましゃ@WOWOW



昨夜、WOWOWで

「Amuse 35th Anniversary BBQ in つま恋 〜僕らのビートを喰らえコラ!〜」

の映像を観ることができました。



ステージでギターを弾き、歌う、ミュージシャンなましゃを久々に堪能。

ガリレオ劇場や、まだ世には出ていないセルフカバー版「恋の魔力」などはカットされていたけど、



vs.2013 〜知覚と快楽の螺旋〜



Revolution//Evolution

化身

あの夏も 海も 空も

Squall


これだけ聞ければ大満足です。

相変わらずのカッコよさで、ぽわわーんと見惚れながら聞き入ってしまいましたわ。

正装でレッドカーペット歩かせても、Tシャツ&ジーンズに汗だくでステージに立っていても、

なーんでどれもこれもカッコイイかな。



毎週、ラジオで生歌を聞かせてくれるので、歌声に飢えているということはないのだけど、

ライブはやっぱりいいですね。

思えば、ミュージシャンな生ましゃを見たのは、昨年末の感謝祭が最後だもの。



まだ、ましゃとポルノの部分しか観てないのだけど、

ポルノも、曲も歌声も客とのやりとりも本当にステキで、ライブの実力者だなぁとひしひしと感じたり。

時間のある時に、気になるアーティストの部分はできるだけ観ておこうと思います。



気づけば8月ももうあと二週間。

そしたら年末までもうあと4ヶ月。ほぇー、もうすぐではありませぬか!



今年の年末も、感謝祭あるだろうか。

あるといいな。行けるといいなぁ。

役者ましゃ、レッドカーペットましゃを存分に堪能させてもらったあと、

ミュージシャンましゃで今年も締められたら最高だー。





2013年08月17日(土)  お盆2013、終了



夏の嫁業、今年も無事終了〜。



青森も普通に猛暑で、

朝晩だけはいくぶん涼しかったものの、日中は30度を超えていて、

やっぱり暑かったですー。エアコンないし。台所で火のそばにいること多いし。



でも水はいつも冷たく、皿洗いの手にはすごく気持ちがいいし、

飲んでももちろんおいしい。

蛇口をひねると八甲田山の水が出てくるって、最高にぜいたくです。




盆と正月の帰省ではいつものことながら、

朝起きて顔作ったら、夜お風呂から出るまで鏡を見ることはまずないわけです。

大量の汗をかくから別にガマンしているわけではないのですが、

気がつくとほとんどトイレにも行ってなかったり。

なので、帰省するといつもベ〇ピになるのが、かなり辛いです。

当然、「ましゃ」なんて名前を思い浮かべるヒマもなく。(ベ〇ピなんて字面の後に書くな)



夫の両親も、だいぶ耳が遠くなったせいもあってテレビもあまり観なくなり、

2泊3日でテレビがついていたのもトータルで30分くらいでしたわ。




そんな、わきめもふらず全力疾走な2泊3日後の、帰りの新幹線での解放感といったら! 

車内販売でうっかりいらん物を大人買いしてしまいそうなイキオイ。(ホットコーヒーしか買わんかったけど)

帰宅したらポストにはカッコイイましゃ満載の会報#99が届いていて、

夜は「福山雅治 ホットスポット〜生命の教室〜」で、子どもたちにも実に丁寧な対応をするましゃを堪能し、

あっという間にみーはーな日常に戻りました。

わが家最高♪




さ、留守中の「あまちゃん」とドラマを観なくては。

その前に今夜はたまラジだー。ゆったり気分でましゃの声を聞きませう。






2013年08月13日(火)  なくなってほしくないものは?



今日のNHK「夏トク真っ盛り!」という番宣番組で、

「福山雅治 ホットスポット〜生命の教室〜」(16日(金)NHK総合20:00〜20:45)を取り上げ、

ましゃと有働アナが再び登場。



熊田聖亜ちゃんという12歳の女の子

(「ランナウェイ」というドラマで、野郎達の誰よりもオトコマエなキャラだった子役の女の子ですね)が、

プロフェッショナルな女子アナ顔負けの貫禄で、ましゃと有働アナにインタビューしていました。



聖亜「なくなってほしくないものは?」

福山「僕自身の中にある好奇心。ものに対して面白い楽しいと思う気持ち。

   これはなくしちゃいけないですね。」


有働「福山さんみたいなイケメンですね。こういう人見てるだけで笑顔になれるからね。

   おばちゃんになると、そういうのが大事になるのね。テレビで観るのが。

   大丈夫ですか?この答え。カットでもいいですよ?」

聖亜「すっごくいい答えです!」

福山「・・・すごくいいかなぁ?」



「ホットスポット」という番組上、自然や動物が失われてはならないのはもちろんですから、

それ以外の答えということになったのだろうと思うのですが、

ましゃの答えは、詞や曲を生み出さなくてはならないアーティストらしい、表現者らしい答え。

好奇心や感動する気持ちがなくなったら、もう何も生み出せませんものね。



そして有働アナは、アナウンサーのお仕事とはまったく関係ないでしょうが、

人間として! 女性として! 大正解な答え。

それに間髪入れず「すごくいい答えです!」って言っちゃう聖亜ちゃん12歳おそるべし。



「すごくいいかなぁ?」ってましゃったらご謙遜を。

いいに決まっとるやないかい。







2013年08月12日(月)  ステキな十倍返し



いやー、盛り上がった!

CMの入り方が絶妙でうなった! ←ソコじゃない

これ、CM中にチャンネル変える人ゼッタイいないよね! なんて感動してた!



そんなことも含め、とにかくお見事な十倍返しでした。

連日の酷暑の中、唯一の爽快感と言っていいほどでしたわ。




半沢の頭脳と手腕、その人間性が呼び寄せた協力者たち、すべての力が合わさっての結果

というのも気持ちいいし、挫くべきところを全部挫き、助けるべきところを全部助けたというのも凄い。



刑事告訴で支店長失脚&半沢のマニラ行き取り消しで大満足、と思いきや、

支店長と見事な取り引きでいきなり本店の中枢部にひとッ飛びとはね。

想像のはるか上を行く展開でしたわ。

これほどの絶体絶命からの完全勝利は、なかなかお目にかかれません。ゆえにこの爽快感!




しかし、支店長の生殺与奪を握った半沢が、徹底的に支店長を追いつめる様子に、

支店長ちょっとかわいそうかもー、と思ってしまった自分は本当に甘ちゃん(notあまちゃん)です。

あの支店長相手に、半沢がもし最後にちょっとでも甘さを見せていたら、

自分も生き残れなかったのはもちろん、結果的に支店長を救うことも出来なかったわけですから。




第二部は舞台が東京へ移るということで、登場人物も一新ですね。

個人的には、というか視聴者の多くが、

あの国税局の愛之助の出番はもうないのか?と、大変寂しく思っているに違いありませぬ。

あのキャラ強烈だったわー。面白かったわー。歌舞伎役者ブラボー!



職場でのキレッキレな半沢が、花(上戸彩ちゃん)だけにはわりといつも押されっぱなしなのもキュート。

あの奥さんは頼もしい。わたしも男だったらあんな奥さんがほしい。

一見ワガママ放題言いたい放題に見えて、最高に強力な戦友です。



しかも5話目にしてあんなかわいい息子がいることが判明しましたが、

「そして父になる」でましゃの息子を演じた二宮慶多くんではありませんか。

半沢一家がさらに好きになりましてよ。




第二部ではついに宿敵登場。

半沢の100倍返しに期待です。楽しみすぎる♪





2013年08月07日(水)  ホットスポット予告



猛暑で汗だくになるし、いきなり局所的なスコールでズブ濡れにもなるし、

服を着て生活するのはもう間違いなのでは、とさえ思う日本の夏です。

戸外の普段着として正しいのはビキニか海パンなのか?



そんなものを着られる体型でもお年頃でもないので、それも困るけれども。

屋内はどこも冷房で寒いくらいだし。

毛皮のままがんばってるわんこにゃんこを見て、自分に喝を入れたりしております。



毛皮と言えば、鳥さんたちも年中羽毛をまとっていらっしゃる。

先日ウォーキングの帰りに、カラスが二羽ぴったりくっついて電線に止まっていたのですが

二羽とも、舌が見えるくらい、ぱっかーんと口開けたまま止まっていました。



暑いんだろうなぁ。全身まっ黒だし。

ささやかな体温調節のお口ぱっかーんなのだろうけど、そもそもなぜそんなにくっつく?と思ったり。

どちらさまもご無事でお過ごしください。



テレビもPCもかなりの熱源ですから、あまり稼動させたくないと思いつつ、

それでしか見れないものばかりで、結局フル稼働。

特にPCは、買い替えを迫られているXP入りのかなりのご高齢なので、

エアコン入れてない時は、自分じゃなくPCに扇風機を向けずにはおれませぬ。


生き物も機械も猛暑乗り切れよー。




来週は久々の嫁業。夫の実家の青森に帰省の予定です。

たった2泊ですが、それでもやはり、うっすら気が重い。

姪っ子たちへのプレゼント選びは楽しいんだけどね。

でも、帰ってきたら「福山雅治 ホットスポット〜生命の教室〜」(16日(金)NHK総合20:00〜20:45)

がある!



ましゃ&有働アナ&ダニ研究第一人者・五箇先生のスリーショット久々だわー。

100人の子どもたちとの真剣勝負の質疑応答も楽しみ。



今朝の「あさイチ」での予告映像では、


有働「福山さんが子ども達の質問に、悩みながら一生懸命答えるという、その真剣な表情に、

   キュンとくるファンの方もいらっしゃると思います」

イノ「有働さんも『あさイチ』より、なんか艶っぽい感じですよね」

有働「そんなことないよぉ イノッチぃ」

イノ「『女』、出してたでしょ」

有働「え? イノッチの横でもいつでも艶っぽく、なるべく努力してるんですけど」

イノ「(艶っぽさが)なかなか出ねえっていう」



信頼と実績の有働アナは誰と組ませても楽しいよねー。

しかし、毎朝のイノッチと、たまーのましゃ。

そりゃあ、非日常のましゃとのお仕事の方に、アドレナリンや女性ホルモンの量が増えたとしても

不思議はございません。というかむしろ当然でしてよ、イノッチ。



スタジオでのましゃもステキですが、また世界各地のホットスポットを巡る旅人ましゃも見たいです。





2013年08月02日(金)  ダビデ像のダビデくん



ましゃが憧れた男は、古くは「ルパン三世」、格闘家では東京ドームでグレイシーと

闘った時の桜庭和志選手、ミュージシャンだと鮎川誠氏。



「こんな人みたいになりたい」と思ったことはないけれど、というか、なれないからこそ、

自分は「どうやったら自分は自分なりにカッコいいギタリストになれるのだろうか」

ということを考えたそうな。



こんな感じで始まった先週7月28日のトーキングFMでは、

例によって、ましゃ兄へのあんな相談こんな質問に対し、気持ちよいくらい豪快に的確にお答え。




42歳の美魔女に告白するもあっさり振られ、でも自分の先輩とは付き合ったらしい、

という25歳男性からは、「女の嘘を見破る方法を教えてください」と。



福 「嘘なんか見破ってどうすんのよ。嘘をつかれる理由があったんです、キミに。

  その理由を考えたほうがいい。大人の女には、年下男性の純情が重たすぎることもあるのよ。

  だからこれは嘘を見破るとか見破らないとかいうことじゃなくて、恋のレッスンだったの。」




今話題の林先生の授業を受けたという18歳女子からは、林先生が

「福山雅治、あの人は東大行く必要ない。顔だけじゃなく声もいい! テレビ局で見かけたら、

ただ立ってるだけなのにダビデ像みたいだった!」とおっしゃっていた、ということから、

「福山さん自身が、この人ダビデ像みたいだ、と思った人はいますか?」と。



福 「いやいやいや! ダビデ像みたいだな、と思ったのは、ダビデ像を見たときだけです。

  あれを見て、ダビデ像みたいな筋肉っていいな、と思った。あれ相当筋肉量あるよね。

  あと、ダビデ像のダビデくんを見たんだけど、あのダビデ像のダビデくんを見たときに、

  日本人の多くは救われるよね。(作者の)ミケランジェロに感謝だよね! 


  あれがさ、ミケランジェロ先輩が『いや、ダビデくんのココ、このままだとちょっと違うから

  こうしようかな』なんて気を使って、こうムキっ!としたらさ、あとあとエラい影響出てましたよ。

  ありがとうダビデ像! ありがとうミケランジェロ先輩! ・・・で、なんだっけ?」


今 「だから、ここ最近、福山さんがかっこいい肉体だと思った人はいますか? って。」


福 「ああ。ここ近年すっげーカットでカッコイイなと思ったのは、下着の宣伝に出てた

  クリスチアーノ・ロナウド。もう、カッコよすぎて笑っちゃったもの。

  しかも、サッカー上手いし顔もオトコマエで、彼女がまた美人でしょ! 完璧すぎて笑っちゃうよね!

  ・・・ダビデくんなのかな・・・」

今 「はっはっはっはっはっ! ロナウドのロナウドくんが!」

福 「ロナウドのロナウドくんは、ダビデくんなのかな? そうであってほしいよね。

  そうだったらぐっと親近感が。」




41歳主婦からは「夫が、お酒の『もう一杯』がガマンできなくてだらしない。

福山さんは、お酒の『もう一杯』を、どうやってガマンしていますか?」と。



福 「ガマンしないよ?(キッパリ) でも、いつまでも(飲み)終われないタイプでもない。」

今 「じゃあ、ご自宅で飲んでても『ここで終わりにしよう』と思ったら・・・」

福 「終われます。ただ、その前に寝てる場合が多いですけどね。気づくとソファで。

  でも外ではないです。あたりまえです。気がついたら店で寝てたなんてことはないです。」

今 「そうですか!!」

福 「おいおい、それ驚くトコなの?」

今 「気心知れた行きつけのお店とかでも?」



福 「気心知れたところでも、ある一定の線を越えないというのは、これは変態紳士としての

  たしなみです! あのね、気心知れたからって寝ていい、ってことじゃないの。」

今 「そうですねぇ・・・」

福 「変態紳士のふるまいとしてはね。寝るところじゃないの酒場は。飲むところなの。」

今 「どうしても眠くなっちゃうときあるじゃないですか」

福 「帰って。(キッパリ) 帰りなさいよ。どうしても眠くなったら。」



今 「よく一緒に飲むお仲間の方で、よく寝る方とかはいらっしゃらない?」

福 「あなただけです!」

今 「ほんとですか?」

福 「はい。あなたか、西谷監督ですね。西谷さんはね、意外と寝るんですよ(笑) 

  でも西谷さんの場合は許せる。

  なぜかというと、現場ではぴりぴりしていて、わりと怖がられてたりするんで。

  その西谷さんが、ニコニコしながら酔っ払って『うん。うん。うん。』っていいながら

  いつの間にか寝ちゃってるのは、愛らしい。

  今浪さんみたいに普段からユルんでる人間が、酒飲んでさらにユルんで寝てしまうというのは・・・」

今 「ダメですか」

福 「ダメです」



たしなみを忘れない変態紳士、しゅてき♪





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