2013年07月30日(火) |
「ガリレオ劇場」on ブロスTV |
昨夜のブロスTV7月号は、
香港&日本各地&台湾での「真夏の方程式」舞台挨拶の様子と、
「BBQ in つま恋」で披露されたガリレオ劇場「つま恋る」全編とそのメイキング。
どれも最高でしたー。
香港・台湾では、ブロスTVのカメラがましゃのすぐ横や後ろから撮っていたため、
巨星登場を待ちわびる大群衆を、ましゃ目線で見ることが出来て、それもすごく面白かった。
この人はいつもこういう景色を見ているんだな、と。
感動的ですらあったのが、つま恋での「ガリレオ劇場」。
寸劇とはいえ、いっけいさんは白衣の栗林さん、吉高ちゃんはあのパンツスーツの岸谷として
ガリレオ第十二章「つま恋る」の1シーンを見事に演じていらっしゃいました。
ライブ前のおふざけでもオマケでもなく、たしかにお芝居でした。これ贅沢だわー。
映像も何度も挟み込まれ、岸谷は映像の湯川先生と会話しながらの場面もあり、
(もちろん湯川先生の映像は先に撮ってある)、実に緻密な構成。
本番のみならず、真剣な練習風景、開始直前の緊張感ただよう舞台裏の3人の様子など、
どれも見ごたえがありました。
ましゃもおっしゃっていましたが、いっけいさんは生粋の舞台俳優だけど、2万人以上もの観客を前に
演じるのは初めてだし、吉高ちゃんにいたっては舞台そのものが初体験。
スタッフにしても、ライブを追うカメラワークには慣れていても、芝居なんて撮ったことはなく、
あっちもこっちも初めてづくし。
そんな中、ましゃの存在がとにかく頼もしい。とにかく心強い。
スタッフにてきぱきと指示を出し、
出演のおふたりには開始直前までぴったりくっついて全方位的に心をくばり、
力強く舞台に送り出し、無事に出番を終えて舞台裏に帰って来たおふたりを包み込むように迎え、
賞賛し、ねぎらうましゃの頼もしさといったら!! ご本人だってその直後にライブをするというのに!
いっけいさんと吉高ちゃんに「素晴らしい役者魂を見せてくれた」と、最高の賛辞を贈っておられました。
それは本当にその通りで、栗林さんが登場と同時に2万人の気持ちをぐっと掴んだのはさすがだったし、
吉高ちゃんも終始あの生意気小娘の岸谷になりきっていて、
ちょっとセリフを噛んじゃったときでさえ、岸谷がいかにも言いそうなアドリブで笑いを取ったりして、
とてもいっぱいいっぱいには見えない臨機応変さ。
このおふたりが役者の底力を存分に発揮できたのは、ご本人たちの実力はもちろんですが、
ましゃの存在と手腕によるところもかなり大きかったのではないかと。
ライブにも芝居にも通じているスキのないディレクションや心づかいには、
「この人と一緒ならできる!」と、絶対的な信頼感を持つに違いないもの。
このオトコマエさんがカッコイイのも頼もしいのもよーく存じ上げていたけど、
いやいやいやいや! 想像のはるか上を行く頼もしさ。
またまた改めて惚れ直してしまいましてよ。
「芝居とライブの融合」したステージというのも、がぜん現実味を帯びてきた気がします。
でも、これだけ大成功をおさめた楽しいお芝居の後だったからこそ、
オープニング1曲目での機材トラブルって、どんだけ悔しかっただろうと思わずにいられませんでした。
しかも寸劇の一部とも言えるガリレオテーマ曲「vs.2013」だったのに。
悔しさのみならず、いっけいさんや吉高ちゃんに申し訳ないと思われたりしたのではないかしらん。
あの舞台裏での努力見ちゃったら、不可抗力とは言えこれはもうブチ切れても当然かと。
もちろん、ブチ切れるなんて幼稚なことはせず、
プロフェッショナル且つ粋な対応で、さらにオトコマエ度を上げたましゃでしたが。
そして初お披露目の「恋の魔力」ご本人バージョン。これもステキでしたー。
地声で出るギリギリの高音部分が、なんともスリリング&セクシー。
これはもっとちゃんと聞きたいなぁ。8月18日のWOWOW放送でも聞けることを願っております。
2013年07月26日(金) |
「真夏の方程式」最終確認 |
さ、レディースデイですー。
3度目の鑑賞です。何度観たって湯川先生ステキです。
今朝の「めざまし」では、昨日の「真夏の方程式」大ヒット御礼舞台挨拶の
様子が見れて、猛暑なんてまったく感じさせない涼しげでステキなましゃが
吉高ちゃん、光くん、西谷監督らと舞台に登場なさってましたな。
ましゃは、湯川先生が恭平くんにアドリブで布団を投げつけたシーンに言及。
監督の指示とはいえ、いきなり乱暴なことをして申し訳なかったとずっと思っていたようで、
光くんに「ごめんなさい」などと詫びておられましたが、
当の光くんは「すみません。まったく覚えていません」。大物だわー。
というわけで、伊勢エビのひげチェックのみならず、そのシーンもチェックしてきました。
結論から申しますと、伊勢エビのひげは、ましゃがおっしゃってた通り、どーでもいい感じでした。
(伊勢エビ担当のスタッフの方ごめんなさい)
湯川先生からお布団投げつけられた恭平くんは、びっくりというより、
「やったなー!」という感じで嬉しそうに笑ってお布団払いのけていましたよ。
実際、嬉しかったんじゃないかしらん。
いつも自分と距離を置いている湯川先生が、ふざけて遊んでくれた!みたいな気がしたのではないかと。
恭平と湯川先生のシーンはどれも、何度観てもいいですねー。
最後の、不安でいっぱい、ハカセに尋ねたいことがいっぱいの恭平に、
笑顔で「楽しかったな」と語りかける湯川先生の言葉のひとつひとつは、
どれも包み込むようにやさしくて、おおらかで、力強かったです。
多くの方の感想にもありましたが、お父さんと一緒に帰っていく電車の中での恭平くんの表情が秀逸で。
ある夏、ハカセと出会った少年は、たしかに成長して、たしかにちょっとだけ大人びて、
将来は帝都大学の物理学科にいたりするんじゃないか、と思わせるような表情。
せつない結末の中にも、それがとても希望を感じさせてくれました。
子役のキャリアなんてほとんどない少年からこういう表情を引き出せるのも、
西谷監督の手腕なのでしょうね。
なので、湯川先生にもしまたお目にかかれるなら、是非西谷監督で!
むしろ、西谷監督じゃなかったらガリレオはもう封印してくださいと言いたいほどで!
夏休みに入って映画館も大混雑なので、上映終了間際にでも、もう1回観に行こうかな。
「そして父になる」が9月28日からですし。
今日は小さなお子さま連れ集団が、ぞろぞろと「真夏の方程式」に入ってこられて
ずらりと1列占拠されたのだが、「いやいやいやいや、違うだろう!」と思っていたら、
案の定、同じフロアでやってるポケモンと間違えたらしく、「違った!」と、
またぞろぞろと慌てて出て行かれていました。始まる前でよかったねー。夏休みだねー。
2013年07月24日(水) |
湯川先生の合い間に龍馬さん |
そうそう、昨日書き忘れましたが、
今期のドラマの他に「龍馬伝」再放送ももちろん!毎週楽しんでおります。
先週の第16話では、勝麟太郎先生と出会って「坂本の坂は赤坂の坂か大阪の阪か」などと
絡まれていた龍馬さん、お懐かしや。
はー。やっぱり龍馬さんカッコイイなー。
2部以降のワイルド龍馬さんは特にね。
再放送開始が4月だったので、来年の3月まで観られるという贅沢。
今日は「真夏の方程式」関係でたまりにたまった映画雑誌を、ようやく解体&ファイルしたのですが、
そんなこんなで、龍馬さんいっぱいの別のファイルなんかもめくってしまったものだから、
龍馬さん熱までぶりかえしてしまったり。
当時の資料(←もはや研究対象なのだろうか)を読み返しても思いましたが、
ましゃのインタビューはどれも、感動的に面白いだけでなく、生きるうえで大切なことを
さらりと気づかせてくれるものばかりですねぇ。
龍馬さんやってたときだから特にそうだったのかもですが。
おっといかんいかん。
こんなステキなエロ大魔王は、ご自分のおっしゃることが「性典」にでもなればお喜びでしょうが、
バイブル扱いなんてされたらかえって心外に思われるでしょうな。
坂本龍馬という人が歴史上の人物として最高に人気があるとしたら、
その人物像や生涯を、龍馬さんになり代わって見せてくれるのに、実にふさわしい人だったのだな、と、
あらためて思ったのでした。
「龍馬伝」を演出した大友啓史監督が、
「龍馬は福山さん以外にない。命をかけて生きていた龍馬の太さを福山さんの中にも感じていたから」と、
ラジオの現場のましゃを訪ねて玉砕覚悟の出演依頼をしたエピソードも読み返したのですが、
大友監督は、龍馬さんばりのましゃの骨太でオトコマエな心意気を、
いつどこで見抜かれたのでしょうね?
そういえば故・児玉清氏も見抜いていらっしゃいましたな。
などと龍馬さんを語りつつ、
次のレディースデイにはまた映画の湯川先生に会いに行こうと思うのでした。
初回はがんばっていろいろ観たのですが、リピートしたいほど面白かったのは、
「半沢直樹」(倍返しめっちゃ期待)と「DOCTORS2」(すぐるちゃんの奇行に期待)の2つだけとなりました。
まんま高視聴率の上から2つというのが、若干残念だったりしますが、
「視聴率は低いけどこれ好き」というのが今期はみつかりませぬ。
完走できるかどうかはわかりませんが、戸田恵梨香ちゃん好きとしては「SUMMER NUDE」と、
久々の小泉孝太郎氏も気になるので「名もなき毒」も、ながら見程度に。
あとは引き続き「あまちゃん」と、
会津戦争で登場人物がほとんど入れ替わってしまった「八重の桜」。
そうそう!
アニメだけど「進撃の巨人」も初回から観てます。
コミックス全巻を息子に薦められるままに読んでしまったもので。
コミックスでは、巨人のキモチワルサも人間が喰われまくるというグロさも
へなちょこのわたしにはかなりキツかったのですが、テレビの画はグロさ控え目でありがたい。
登場人物も設定も、何もかもが謎と理不尽に満ちていて、先が気になって仕方がないです。
結局、今期もいろいろ観てしまうのでした。
昨夜のたまラジ、先日の「BBQ」inつま恋の裏話がとても面白かった。
ましゃのライブ前、渡辺いっけいさんと吉高由里子ちゃんが生登場して、
(画面の)湯川先生と一緒に繰りひろげたガリレオコント「つま恋る」は、
ましゃご本人的には「コント」なんて扱いじゃないんですって。
演歌の大御所が「特別公演」などと銘打ち
「第一部・お芝居 (幕間・みんなでお弁当) 第二部・コンサート」という形の公演をなさるが、
もし自分がそういう「お芝居とライブの融合」をやったらどうなるか、の、ひとつの試みであったと。
この「つま恋る」、前夜にホテルの一室でBeginの比嘉栄昇さん(44歳)が殺害されているのが発見され、
そばには桑田佳祐さん(57歳)の指紋がついた泡盛のボトルが転がっていて、
部屋には「マンピーのGスポット」の曲が大音量でかかったままだったと。
では犯人は桑田さんなのか!? というところから湯川先生の謎解きが始まるらしいのですが。
この設定も、べつにどーってことなく聞き流してしまいますが、実はましゃの考え抜かれたアイディア満載。
アミューズ35周年の記念フェスなので、被害者も容疑者もアミューズの人がいいんじゃない? に始まり、
被害者役はその当日の出演者ではない人(Beginは前日のみの出演だった)を選び、
もともと出演予定のない桑田さんにも、サザン再稼動へのお祝いの意味も込めて、
ご本人に負担のかからないように姿を見せてもらえるようにしたい、という意図による配役だったと。
もちろん、被害者容疑者役ともに、お写真のみの出演。
容疑者役をやってもらう桑田大先輩には、事前にましゃが直接お電話してお許しいただいたそう。
(ましゃと同期の比嘉さんには事後承諾って。)
そして、出演のいっけいさんと吉高ちゃんとは、前日の深夜まで綿密な打ち合わせをしたのですって。
ライブ会場なので音の感じも観客の人数も反応も、すべて劇場とは違うので、
たとえば普通のお芝居だったら黙って見ているに違いなくても、ライブの観客だったら
この場面ではすごく大きくリアクションしてくるだろうとか、だから間もこのくらい取ろうとか、
ライブのお客に詳しいましゃならではの提案もいっぱいして、緻密に詰めて作り上げたそうですよ。
さすが役者もやってるミュージシャン。経験はすべて還元されますね。
で、その直後の1曲目の「vs.2013」(ガリレオのテーマ曲)で、
機材トラブル(ドラム関係)で演奏の中断を余儀なくされたそうなのですが、
復旧するまでのつなぎに「Heart」弾き語りなんてステキなことになったのだから、
観客にとっては実にお得でしたねー。
おそらく問題発生から数分とかからず「Heart」に決定されたのでしょうが、
選曲にいたるまでの、ましゃの脳内CPUフル稼働の様子がステキ。
「復旧までの時間はわからない」とスタッフ → わからないなら弾き語りしかない
→ 曲5分+MC2分=7分は稼げる → 7分あれば復旧しないまでも、原因と次の手立てが考えられる
→ 7分押した時間は後でMCで削ろう → さて曲は何にしよう → みんなが知ってる曲がいいけど、
とは言っても真夏のこの時期に『桜坂』じゃないだろう → テンポ感があるものでないと
→ でもドラムがないのに「HELLO」でもない → 弾き語りだけでビート感があるもの
→ 「明日へのマーチ」か「Heart」だ → 自分のファンだけだったら「明日へのマーチ」で一体感が出るが
→ 今日は自分のファンだけじゃないから「Heart」。昔の曲だけどシングルだしリズム感あるし
→ 「Heart」に決定 → 歌ってる途中の間奏の時点で、復旧完了の合図がきた
と、ましゃCPUフル稼働&スタッフ全員のチームワークで事なきを得たそうですが、
終わったあとにアミューズの大里会長から言われたそうです。
大「福山、あれ、演出だろ? 仕込みだろ? オマエは芝居もやってっから。」
福「んなわけないでしょ!!」
あまりにスマートな対応に仕込みを疑われたましゃだったのですね。
ましゃはライブのたびに言ってるんですって。
「トラブルというのは誰のせいにもできない。電気系統のトラブルは必ずあるから。
最少のトラブルに抑えるために、最大限の注意を払う。これがプロの仕事。
それでも起きる。起きたあとにいかに迅速に対処するか、それもプロの仕事。
だからトラブルが起きたことに関しては、自分は怒りもしないし、がっかりもしない。
いつもその構えでライブに挑んでいる。
でも、ミスは人為的なもの。機械的なトラブルと人為的ミスは、全く違うもの。
なのにそこを混同する人がいる。だからミスに対しては、
『それはあなたのミスだから、プロとしてもう一回自分を鍛え直せ』とちゃんと言う。」
しゅてき♪
ましゃが出演した台湾の番組で「獨家」というのがあり、You Tubeにアップされていました。
観た感じでは「徹子の部屋」みたいな50分ほどのインタビュー番組。
インタビュアーさんが何を尋ねているのかは全くわからないのですが、
ましゃはいつものようにとてもステキで、お話もオトコマエ。
長いのでお時間のあるときにでも是非ごらんくだされ。
ちょっとだけ抜粋。
自分が20代前半とかの頃は、社会というのは偉い人たちがどこか遠い場所で作っているもの、
そういう人たちが責任をもって作るべきもの、と、ぼんやり思っていた。
でも自分が30歳40歳になってきたとき、社会を作る当事者は自分だと気づく。
その当事者である自分は、もちろんラブソングも歌うしラブストーリーも演じるが、
社会を作っていく人間として、自分が感じている問題点や、変えていったほうがいいもの、
信じるべきもの、信じてはいけないもの、そういうものを音楽や映像で表現していくのも、
ごくごく自然な流れだと感じている。
プレッシャーというものは、歳を重ねれば重ねるほど、楽しいものになってきていて、
プレッシャーがかからない仕事や新しいチャレンジには、興味がない。
自分にとって、新しい仕事を選ぶ基準、オファーを受ける基準というのは、その仕事でいかに自分が
キツイ思いをするか、しんどい思いをするか、ということ。今はもうプレッシャーが楽しいですし、
プレッシャーがかかるものでないとあまり燃えてこない。
(今までやった仕事で「やらなきゃよかった」というものはあるか? と聞かれたのだと思う。)
やらなきゃよかったというのはないけれど、自分の意識が低くてごめんなさい、というのは
結構ある。90年代のいくつかは。
(「龍馬伝」での経済効果について)
自分が好きで楽しんでやっていることが、経済効果とか観光収入とかで故郷に還元されるのは、
自分にとっては最高に嬉しいこと。
(多忙でプライベートがないことについて)
日本ではほとんど休みがないので、休みがあったとしてもジムでトレーニングするか、
時間が空いていると曲や詞を書いたりするので、あまりプライベートと呼べるものはない。
でも、人生と仕事が混ざり合ってひとつになっているという生き方を、今は楽しくやれている。
(カンヌでの男泣きについて)
いくつか理由がある。まずひとつは、是枝監督に本当におめでとう、という気持ち。
あとは、カンヌでは自分の認知度はほとんどないのに、作品があれだけスタンディングオベーションを
受けたということは、純粋に作品が評価されたということ。それがとても嬉しかった。
家ではよく泣いてますけどね。スポーツを見ると感動して泣く。自分のことではあまり泣かない。
自分の中では、もっとできるはず、もっとやれるはず、と思うので、仮に悔しいことがあったとしても、
それは克服すべき問題であって、悲しみに暮れるべき問題ではない、と思ってしまう。
だから自分のことで悲しむことはあまりない。
つねに「戦い」だと思っている部分があって、それは他人と競争する、という部分もあるけれど
やはり自分自身との戦い。自分自身がいかに自分に勝ち続けることができるか。
そのことが自分にとって大切なことになっている。
(若い頃の自分)
今振り返ってみても、勉強もちゃんとできていなかったし、素行も悪かったし、
ダメな青年でした。でも、そんな僕でも応援してくださるファンの方がいた。
CDは全く売れなかったけど、ライブをやったら150人来てくれた。その次は300人来てくれた。
その次は500人、と、ライブをやるたびに少しずつ増えていった。
あ、こんな僕でも応援してくれるファンがいるんだったら、ファンのためにもっとがんばんなきゃ、
というふうに、ファンの方に育てていただいた。90年代の10年間はそんな感じでした。
(これからの自分)
できるなら、音楽やお芝居で感動を共有しながら歳をかさねていければな、といつも思う。
やりたいことはその時々で多少変わるかもしれないが、自分が感動しているものを伝えて、
その感動を共有したい。「これいいよね」「これすごいよね」「こういうこと考えてるんだけど」
という思いを共有したい。それは日本国内のファンのみならず、香港でも台湾でも、
言葉や国を超えて共有できるというのが、エンターテインメントの最大の魅力。
(3・11以降の心境の変化について聞かれたのでは。おそらく結婚願望など。)
そんなにそれに関心があるんですね、皆さん。
全くないとは言えないですが、そのことよりは、社会のこと。
自分たちもあまり意識してなかったエネルギー問題や、それにまつわる政治問題、
エネルギー産業と社会のあり方などについてすごく考えるようになった。
(パートナーに望むことを聞かれたのではないかと)
このライフスタイルを理解してくださる方が一番いいんでしょうけど。
あまりそれを言うと、すごく自分勝手な人みたいに思われてしまうのも・・・というのもありまして。
相手に気を使ってしまうので、相手が楽しんでいるのかなー、とか、御機嫌いかが? みたいに
気を使ってしまう。相手に応えてあげたいと思う。その応えてあげたいと思う自分に疲れてしまうので、
やっぱりひとりの時間がほしい、となってしまう。
(台湾・香港でのライブは近いうちにかならずやりたい)
ライブが、ファンともっともコミュニケーションをとれる場になっている。
ネットの普及などで、さまざまなエンターテインメントのソフトが簡単に手に入るようになった。
それはとてもよいことだが、世の中がデジタル化されればされるほど、
逆にフィジカルな、肉体を使ったコミュニケーションとか、
例えばライブではオーディエンスの声援とか笑顔とかが、より重要になってきていると思う。
なので僕も、パフォーマンスに耐えうるだけのトレーニングを日々、欠かさないようにしている。
自分にとっては昔も今も、ライブが大切だし、ライブが一番好き。
(ロンドン五輪の時のカメラマン福山が撮った作品を観ながら)
人と、その人たちが織り成す「偶然の構図」というものが好き。
お芝居として作られたものじゃないけど、芝居以上に物語性を含んでいたり、
芝居以上に構図が完璧だったり、そういう瞬間を探している。
感動したものがあれば撮る。本当は、レッドカーペットを歩きながらずっと撮りたいけど、
それをやるとちょっと変わった人と思われるので。あの景色というものを、皆さんたぶん
観たことがないと思う。あの声援や、自分に向けられてるあの表情とか。ああいうのを撮りたいし、
逆に皆さんに見せたいんですけどね。
(福山さんみたいになりたい、という人も多いと思いますが、どうしたらいいか、とか?)
僕になるというよりも、自分がなりたい自分になってもらいたいですが、まず大切なのは
大いに勘違いをした方がいいと思います。自分にはできるんだ、と。他の人にはできなくても、
自分だけはできるんだ、と、大いに勘違いした方がいい。
その勘違いこそが、人にはできない力を産むことができると思う。
それと、出会った人たちに大いに感謝をしてもらえたら、と思う。
出会った人たちによって自分は作られていくので、出会った人たちすべてに感謝。
あとは、ひとつのことにこだわりすぎないのがいいんじゃないかな、と。
自分も心がけていることですが、人間、年齢を重ねてくると、自分が経験したことからでしか、
物事を判断できなくなっていく。それはすごく可能性を狭めることになると思う。
いかに自分がいろいろ出会えて、取り入れることができるか、その柔軟な精神を持ち続けることが、
大切だと思う。
途中、過去の出演ドラマやライブ映像もいろいろ。
あろうことか黒いメッシュのスケスケTシャツ着て歌ってる、えらく若い頃の映像とかも流れたり。
(ご本人もかつてラジオで、なぜこのときこんなモノを着たのかわからない、とおっしゃるお衣装でしたが。)
途中、スタジオでわざわざ淹れたおいしいお茶を振舞われたり。
字面だけ追うと、若干堅苦しく思えるかもしれませんが、全然そんなことはなく。
いつも通りの最高のオトコマエさんが、インタビューアーの問いかけに、いつも通りナチュラルに真摯に
お答えになっています。笑顔もいっぱい。
ま、下ネタはなかったけれども、だから福山ったらよそ行き〜 ってわけでもなかったような。
エロを語っても語らなくても、ましゃのステキさに変わりはございませんから。
2013年07月14日(日) |
いつだって実に面白い |
昨夜のたまラジを聞いて思い出しました。
「伊勢エビのひげ」チェック忘れたーーーーーー。
他にも、いくつかチェック漏れがございますので、もう一度「真夏の方程式」観に行かねば。
ま、何一つ見逃しが無かったとしても、映画の湯川先生にうっとりしたいためだけに、
また行ってしまうと思われるわけですが。
このインタビューがとても面白いです。いえ、実に面白いです。
実に面白い! 俳優・福山雅治、機知に富んだ演技“理論”ー映画.comー
湯川先生の論理的に完璧なお話には、「そりゃその通りだけれど、でも」と、勝ち目のない抵抗を
試みたくなってしまうような、若干カチーンとくるところがありますが、
ましゃのお話は、楽しく共感できるものばかりで、カチーンなんてくることはまずない。
しかも、ご本業の音楽・芝居・写真関連はもちろん、
初心者からエキスパートまで対象にしたエロから、時事問題・経済問題まで、
女優さんに通用しそうな美容から、格闘家に通用しそうな筋トレまで、
地方出身者や独り者への共感から、会社組織の第一線で闘うおじさんたちの生き方指南まで、
その興味の範囲の広いこと。その造詣の深いこと。
知識量もすごいのだけど、それだけじゃなく、それから導きだした「自分の考え」を
どの話題にも必ず持っているし。それがまたどれも説得力があってなー。
「知る」にも「考える」にもかなりの時間は必要でしょうに、あんな忙しいのに、
ましゃの頭脳はどんだけ高速で理解し思考しておられるのでしょうか。
自分の脳みそが日頃いかにちんたらとしか動いていないか、
その容量がいかに小さいままであるか、しみじみ思い知らされるばかりです。
「真夏の方程式」では、湯川先生が成実に、
「すべてを知った上で、自分の進むべき道を決めなくてはならない」と言います。
それは映画で取り上げられている環境問題のみならず、どんな問題にもあてはまることですが、
ましゃご自身も、湯川先生以上にそのことを実践していらっしゃるように思います。
説得力があるだけでなく、とにかく面白いんだもの、お話が。
話術という点では、ましゃは完全に天才・湯川を凌駕していらっしゃいますね。
今日は「BBQ in つま恋」で、いっぱい歌っていっぱいギター弾いているのだろうなぁ。
明日のワイドショーはあっちもこっちもベタ録りだー。
2013年07月12日(金) |
ふたたび「真夏の方程式」 |
今日は映画館のレディースデイだったので、「真夏の方程式」鑑賞の二回目。
映画の湯川先生はほんっとステキだものねー。
もう1回くらい観に行こうかしらん。
今月は大泉洋ちゃんの舞台「ドレッサー」もすごく観たかったのだけど、
残念ながらチケットが取れなかったので、その分映画観てよし! とすると8回は観れましてよ。
(レディースデイ限定で。いやしかし「銀魂」も「風立ちぬ」も観たい)
ではわたしの大好きなシーンを以下に列挙。
容赦なくネタバレしておりますので(順不同)、映画をまだ見てない方はご遠慮ください。
・ローカル線に乗って英語のクロスワードパズルやってる湯川先生
・激昂しまくるじーさんに冷静沈着にアルミホイルで問題を解決する湯川先生
・開発側のアドバイザーであっても、開発側のいいかげんな発言には「よくないな」と言っちゃう湯川先生
☆遠ざけられても花火に湯川先生を誘う恭平。「やるやる! やる?」
・居酒屋で地酒をたのしむ湯川先生。
・「科学者は無責任」と言う成実に「すべてを知った上で自分の進むべき道を決めろ」と諭す湯川先生。
☆浴衣姿で朝食の納豆をかき回している湯川先生
・柱の影から近寄ってくる恭平。「来なくていい」と言われればそれ以上は行かない恭平。
だけど会話は続ける恭平。
☆☆夕方の海を見ながら「玻璃ヶ浦」の由来を説明する恭平とそれを聞く湯川先生。美しいツーショ。
☆ペットボトルロケットの製作を開始しているのに事件の概要を説明し出す岸谷にバッサリ「帰ってくれ」。
☆事件の被害者が上司の関係者だからあーだこーだとしがらみまで語り始める岸谷への冷たい視線。
☆☆実験道具背負って先を行く湯川先生。必死についていく恭平。
☆☆途中から裾まくりでステキなヒザ下をサービスの湯川先生。
☆☆しつこく繰り返されるテスト。必死に指示に従う助手・恭平。
・そのころ説明会は開催中だが、湯川の優先順位は圧倒的にこちらの実験なのでアッサリ欠席。
・疲れてくる恭平。それでも「宇宙ロケットもペットボトルロケットも同じ」と手を抜かない湯川先生。
・荒れる集会。湯川先生いる意味ないので欠席の選択は正解。
☆☆海中を漂うペットボトルロケットの中のケータイに映る恭平の笑顔。
☆☆恭平が画面を見やすいように布をかけてやる湯川先生。
☆☆布をかけられたちんまりとした恭平の塊と、でっかい大人湯川。
☆「物理学者っていつもこんなことやってるの?」「そんなわけないだろう。」
☆夕食も湯川先生と一緒。しかも紙鍋の解説&実験つき。
・「海原の間」をこっそり調べる湯川先生と恭平
☆☆自分がやったかもしれないことの答えが欲しくてハカセを探し回る恭平。泣けるーー
☆成実と湯川先生の素潜り。(ちなみに海育ちのましゃは子どもの頃の素潜り経験は豊富で、
このシーンのための練習もめっちゃ楽しくて泳ぎまくったそうだ。
陸上のみならず海中でもオトコマエって最強すぎですね。)
☆☆岩の上に腰掛けて語り合うダイビングスーツ半脱ぎの美男美女。
☆☆☆待合室での恭平と湯川先生。超名場面。
「どんな問題にも必ず答えはある」「でもすぐに答えが導き出せるとは限らない」
「答えを出すためには、自分自身の成長が求められている場合も少なくない」 「焦る必要はない」
「僕も一緒に考えていく」「忘れるな。君はひとりじゃない」
☆帰りの電車の中で、湯川先生との実験を思い出し、湯川先生の口調を真似る恭平。
☆火花を散らすパンタグラフの映像とともにながれる「vs.2013 〜知覚と快楽の螺旋〜」。
西谷監督曰く、「湯川は、結果として子どもの力になれる大人だった」と。
この夏、恭平の身に起きたことを見抜いたのは湯川だけだったということだけでも、それは明らかですね。
最後の待合室での湯川先生の言葉は、そんな「力になれる大人」として実に心強い言葉でもありましたが、
それは科学者である湯川も自分の問題として日々直面し、日々葛藤していることでもあるので、
見守っているという意味での「ひとりじゃない」だけでなく、
様々な問題の答えを求め続ける者同士としての「ひとりじゃない」の意味もあるのだろうと。
お父さんが眠りこけている前で、ハカセの口真似をしながら車窓の外に目をやる恭平に
幸多かれと祈らずにはいられませんでした。ステキなエンディングでした。
余談ですが、上映前の「風立ちぬ」の4分間の予告映像。
あれ見るだけで泣いてしまうわー。なんであんなにせつない気持ちになるのだ。
「ひこうき雲」の歌のせいかな。
黄金單身漢だったり熟男魅力だったり日本天王巨星だったりで、
香港と台湾を席巻したましゃも無事に帰国なさり、記事や映像を追いかけ続けた日々も
ようやく一段落。
帰国時の台北松山空港でのもみくちゃっぷりも凄かったですねー。
ましゃのハードワークもさることながら、マネージャー陣の奮闘も目に焼きついた日々でした。
おふたりしか顔はわからないのだけど、巨星を支える影の活躍も最高にカッコよかったです。
ファンがいっぱい集まってきてしまうのはあたりまえですが、
ジャパンプレミアでは吉高由里子ちゃんに「福山さんは取り巻きの数がすごい」と驚かれていたましゃ。
先週のたまラジではこのことについて、荘ちゃんとこんな会話が。
福「多くないですよ!」
荘「多いですよ!」
福「大泉さんにしろ吉高さんにしろ荘口さんにしろ、そう見えるらしいね。取り巻きが多いと。」
荘「大泉さんの場合は、さらにラクダが見えるらしいですが」
福「金銀財宝とかと一緒に、ラクダに乗って運搬されてるように見えるらしいね。」
荘「そうそうそう。」
福「それは幻覚ですよ。今日だって誰もいないじゃないですか。」
荘「ラジオのくせに20人くらいいますよ!」
福「それは今日は、一流スポンサーの東芝さんの関係者がいらっしゃってるからだけど。
これは『取り巻き』とは言いません」
荘「でもAMラジオなんて、普通ひとりとかふたりとか。誰も来ないとか。」
福「まあね」
荘「僕、よく覚えてるのは、前回の『容疑者Xの献身』の舞台挨拶の司会をやらせていただいた時のこと。
普段のラジオの現場では(福山さんから)そこまでの圧力を感じないのに、映画の時は、
まあスーツも着てヘアメイクもしてましたけど、六本木東宝シネマズのプレミアルームに
廊下から15人くらい引き連れて、しかもカメラ2台回ったまんま福山さんが来た時、
音なんて全く鳴ってないのに、バララ♪ バララ♪ バラララ♪ って聴こえてきて・・・」
福「うん。(何も鳴ってないけど)そう聴こえるらしいね。」 ←すっごい淡々と語る
荘「風もぶわ〜って吹いてきて・・・」
福「いや、風も吹いてないし。音も鳴ってないし。
人間って、そういう現象を見ると、本来そこでは起こっていない幻聴とか幻覚が見えるんだってね。」
荘「だから吉高さんも映画とかの現場では、違った迫力とか気合いを感じたのではないかと。」
福「ま、彼女がそう感じてるだけで、僕はいたって普通ですよ。」
荘「たしかにそうですよね。福山さんはいつもそのまんまで、すーっといる感じ。」
福「そうですよ。」
荘「でもやっぱりまわりがね。『とくダネ』に出たときもフジテレビの偉い人たちがうわーっと来てて。
普段は3,4人くらいパラパラっとしかいないのに、黒い塊がどーーーーっと。」
福「だからそう見えるだけなんだって。」
荘「いや、あきらかにフジテレビ上層部の方々がどどどどーって。
福山さんはそのまんまかもしれないけど、まわりの気合いが凄いなって。
だからきっと今も台湾の方ですごいことになってると思います。」(このラジオは訪台よりずっと前の録音)
福「特別な武術を身につけたSPの方々に囲まれてね。
そのSPが先導して行って道を間違う、ってやつですね。」
荘「はっはっはっは」
福「あのね。武術ができても道を覚えてないと、SPとして役に立たないから!」
荘「で、みんなであっちウロウロ、こっちウロウロしてね」
ほんと、すさまじい重力をお持ちですね。
ファンはもちろん、関係者も関係者になりたい人たちも、みんな寄ってきちゃう。
それでも「福山さんはいつもそのまんま」ってステキですよね。
ラジオでのおしゃべりも、いつ聞いても信頼と実績の「あのまんま」だし。
だからさらに人が寄ってきちゃう。そしてさらに重力が増す。そのくり返し。
それでもやっぱり、どうかそのまんまでいてください。
オトコマエ外交のステキなご挨拶の映像が公式に上がったので、
是非こちらも。
2013年07月07日(日) |
オトコマエ外交と呼ばせてください |
この週末は、台湾の記事と映像を満喫しました。
しかし、わからない言葉をずっと聞いているというのはかなり疲れますな。
中国語は音的にも賑やかだからなおさら。
「Galileo+」に収録されている、台湾の歌姫A-Linさんの歌う「最愛」や「恋の魔力」などは、
すごくしっとりとステキで、聞いていて疲れるなんてことはまったくないのだけれど。
中国語だからというよりやはり、声や話し方なのかしら。
まだ全部は観ていないのだけど、そのA-Linさんも同席してのインタビューや、
「金曲奨」でのプレゼンターの様子など、本当にどれもステキでした。
そして、中国語での自己紹介の発音が、回を重ねるごとにどんどん上達なさっているようで、
あのステキな低音で、ステキに現地の言葉を話されちゃったら、もっともっと愛されてしまうわー、と。
台湾プレミアの時に続き、「金曲奨」のステージでも、
震災の時に台湾から多くの支援が送られたことのお礼をおっしゃってましたね。
「(台湾の印象は)ご飯も自然もとても素晴らしいところだと思いました。
でも一番すばらしいと思って印象深いのは、人のやさしさ。台湾の人のあたたかさを感じています。
そのあたたかさが、日本が震災にあった時に多大なる支援を下さったのだなと、
あらためて感じました。本当にどうもありがとうございます。
日本人はそのことを決して忘れません。どうもありがとうございます。」
これはもう、震災後に日本国内のツアーを再開した頃から、
台湾からのお客さんを見つけるたびにいつも感謝の言葉をおっしゃっていました。
これまでずっと言い続けていたことを、幸いにも本国の皆さんを前に言う機会を得て、本当にヨカッタ。
会場からも大きな拍手が沸き起こっていました。
もうね、映画のPR以上に国際親善方面の活躍がすごいのではないかと。
オトコマエさんおひとりのご活躍で、「日本人」のイメージが格段に上がったのは間違いない。
どんな場面でもきっちりカッコよく美しく礼儀正しく、そしてあの笑顔。
帰国なさったら、ほんのちょっとでも「ダラァ〜」とできるといいですね。
すぐに「つま恋」の準備でしょうけれど、
思考停止して「ダラァ〜」とくつろげる時間があることを願っております。
最後に、本日の中国語講座(訳文はわたしのあてずっぽ又はGOOGLEによる無理やり翻訳)
「44歳的日本 『黄金單身漢』 福山雅治」 ←まんま。輝くばかりの独身男
「帥氣笑容征服全場」 ←ハンサムな笑顔が観客を征服
2013年07月05日(金) |
福山雅治熟男魅力 老少通吃 |
台湾でも大歓迎♪
今日は日本の湿度と気温もかなり高めですが、台湾もそれに負けぬ劣らぬな気候の様子。
にもかかわらず、相変わらず涼しげでさわやかなお顔と佇まいですね。
ネットで現地のニュースを拝見したら、木曜日から「4天3夜」するということなので、
日曜日に帰国の途につかれるのかしらん。
その間にレッドカーペットを歩き、舞台挨拶をし、あまたの取材を受け、そして
台湾グラミー賞である「金曲奨」のプレゼンターもつとめると。
この週末はまたまた、ニュースを追いかけるお留守番組も大変に忙しいことになりそうです。
しかし、カッコイイだけじゃなくフレンドリー方面にもぬかりはないましゃ。
今朝のめざましで見た舞台挨拶のシーンでは何が可笑しかったって、
寝る時にはマスクをして寝る、というましゃに、
司会「息苦しくないですか?」
福山「だからズボンは脱いでます」
肺呼吸で足りない分は股間で呼吸なさると思われたのではないかと!
そういうオトコマエさんがいてもいいけれども!
ましゃほどになれば実際できそうだけれども!
この発言のあとには、寝てるときはマスク&Tシャツ&下着のパンツなので、
そんなカッコよくないですね、というふうに続いたらしいのですが、
インターナショナルなオトコマエさんの飾らぬトークに、
台湾の皆さんも楽しく爆笑してくれたに違いない。
そして今日のタイトルにしてみたのは、現地のネット記事の見出しのひとつ。
「福山雅治熟男魅力 老少通吃」
中国語はまったくわからないわたくしですが、漢字というのはありがたい。
グーグル翻訳にお願いしたら「福山雅治の熟した雄の魅力、老いも若きも取り入れる」とか
なんかとんでもないことになるのですが、言いたいことはよくわかる!
44歳のオトコマエさんにみんな夢中ということですよね。
「福山雅治硬卡紅毯「殺必斯」」はたぶん、レッドカーペットを歩くましゃの魅力が殺人的ってことよね?
「日本天王巨星福山雅治」は、もうそのまんま、日本のスーパースターってことよね。
間違ってたらごめんなさいね。でもそう解釈してて大変に幸せなので、特に訂正はいりませんわ。
明日のラジオでは、台湾からの生電話があるといいなぁ。あるといいなぁ。
2013年07月04日(木) |
西谷弘監督×福山雅治 |
日本各地での舞台挨拶を終え、残るは台湾だけですね。
台湾では映画のプレミア以外にも大役を任されているとか。
今週のみならず、来週あたまくらいまでスーツましゃを堪能そうで嬉しい限りです。
あらためて映画雑誌のインタビューを読んでいますが、
映画を観てからだと、すっごくよくわかってすっごく面白いです。
湯川先生と少年、のシーンがとにかくステキだったので、その関係について熟読していますが、
かなりネタバレになってしまうので、それはまた後日。
今日は、ましゃが語る西谷弘監督、監督が語るましゃ、についてほんのちょっとだけご紹介。
日本映画magazine vol.33によると、
ましゃと西谷監督は、お互いのファンであるらしい。
ましゃは「美女か野獣」の頃から、西谷監督の描く人物像や演技のつけ方が好きで、
西谷監督も「根っからの福山さんファン」を自称し、これからももし作品のご縁があれば
「名コンビ」と呼ばれたいと。
福山「西谷監督の描く男性像は、ちょっとクールで、ウェットすぎずドライで、でも実はロマンチスト。
そういう印象だったんですよ。ストレートに怒ったら怒る、悲しいなら悲しいではなくて、
男のダンディズムとして、本心の外側に一枚まとってる感じ。
そのまとい方とか、まとう物は、シーンや作品によっていろいろあるんですけど、それが西谷監督流の
美学「西谷ボイルド」。男が好きな男、男がかっこいいと思う男を描くのがうまい方だなと思いました。」
西谷「福山さんはすごくサービス精神旺盛で、仕事の話から下ネタまであらゆることに造詣が深い。
(福山さんに弱点はないんですか?の問いに、)
ないですねぇ。嫌味なくらい(笑)。だからもともと、湯川というキャラクターに似ていますよ。
頭脳明晰で容姿端麗、スポーツ万能で。湯川先生は福山さんと違って下ネタは言わないけど、
美しい女性が好き、という感情は隠さないじゃないですか(笑)。」
西谷監督はまた、福山さんが骨太で気さくであるという当初から変わらないイメージのほかに、
湯川先生も福山さんも「少年のような目」を持っている、と感じたそう。
西谷「湯川が「あり得ない」とか「わからない」とか、人が困難と思うことに出会ったとき、
嬉しそうに笑うのは、最高のおもちゃに出会ったからです。
最初に湯川像を作る上で、そこ笑うところじゃないだろうっていうところでのさわやかな笑顔、
そのときのキラキラとした目が、嫌いな子ども以上に「子ども」であること。
それが(湯川の)大事な要素。」
印象的だったのは、西谷監督が次のような手法をお持ちだということ。
福山「『容疑者Xの献身』のときもそうでしたけども、西谷監督の奥行きの演技のつけ方が
今回も際立っていましたね。西谷監督って、脚本家が上げる台本の他に、
もう1冊自分で台本を作れるだけの裏設定を持っている。
それを反映することもあれば、反映しないときもあるらしいんですけど。
その人がどれだけ情報量を持っているかによって、表面的に見えているものの奥行きや力強さって、
変わってくると思うんですよ。それを西谷監督はいつもやっているので。」
そんな西谷監督、これからの福山雅治に期待することとして、+act7月号では次のように。
西谷「彼は役者だけでなくシンガーソングライターであり、写真家であり、何本もの軸足があって
それらの相乗効果が重なり、進化をとめさせない力になっていると思います。
どっぷりと『役者でござい』というよりも、多種多様な表現活動をいつまでも続けて欲しい。
役の数よりも、たくさんの曲や詞を生み出し、新たな視点で写真を撮り続けてほしい。
その全てがフィードバックして、福山雅治ならではの芝居の魅力に繋がっているように思えます。
エラソウですが(笑)。」
他の共演者の方々のインタビューを読んでも、西谷監督の手腕に感動されている方は多い。
作品を生かし役者を生かしてくれるこのような監督とましゃとのタッグで、
いつかまたステキな作品が生み出されますことを心より願っております。
・・・ってまだ新作公開されたばかりだけど。
まずはこれを堪能しつくさねばだけど!
待ちきれずに、そして「映画の日」をいいことに、第一回目を観てきてしまいました。
(まだ何回も行くつもりだから)
まだ詳しい感想は書けませんが、すごくイイです。
予想したとおり期待したとおり、テレビドラマ第二シーズンの「ガリレオ」とはまったくの別もの。
ようやく本物の湯川先生と再会させてもらえました。
5年という歳を重ね、見た目も中身もさらにステキになった湯川先生に会わせてくれた西谷弘監督に、
心から感謝です。(「ガリレオXX」でもちょっとだけ会わせてくれたけど)
岸谷も、テレビで感じたような目障り耳障りな感じはまったくない。
かといって、あの生意気キャラが全くないかといえばそうではなくて、ほんの一言ふた言の中に
彼女のキャラはちゃんと感じ取ることはできる。
テレビでは一切思わなかったけど、映画の岸谷には、
「湯川先生を相手にするのは本当に大変だろうけど、がんばれ岸谷」とか思ってしまったりする。
第二シーズンがあまりに違和感ありまくりだったのは、
第一シーズンの西谷監督の演出が素晴らしすぎたということなのでしょうが、
最初にそれを観てしまった以上、贅沢は承知の上で、もう西谷監督のガリレオしか観たくない、
というのが正直な気持ちです。
「真夏の方程式」、事件は起きるけれど、とても静かな映画なのですよ。
そして、湯川先生と恭平くんのシーンがどれも最高にステキ。
予告映像にあった実験や食事時のシーンはもちろん、ふたりの出会いから別れまでの
すべてのシーンが本当に素晴らしいです。
湯川先生は子ども相手だって口調はいつも通り。そもそも子ども嫌いなままだし。
恭平くんも普通の子どもで、その大人が「ハカセ」だからいろいろ尋ねてみただけ。
けっして「心の交流」なんてものではないはずなのに、
このふたりが一緒にいるシーンが、なんともせつなく、なんともあたたかく、なんともステキ。
パンフや映画雑誌をもう一度熟読してから、2回目を観に行きたいと思います。
おーっと! キシリッシュ買ってくるの忘れたー。
まだ第一問目の正解ムービーしか見てませんの。しかも第一問目すら解けなかったし。
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