2008年作品 監督・脚本:内田けんじ
出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、常盤貴子 他
NHKBSプレミアムでやっていたのを拝見。
面白かったー。
終盤にきて、それまで「この人はこういう人」「この人物関係はこう」だと思っていたことが
すべてそうじゃなかったとわかったときの幸せな「やられたー!」感。
一度観終わってすぐにラスト20分をもう一度観直し、
翌日、最初からもう一度観直し、しょっぱなから細かく散りばめられていた、
大量の「本当のこと」を見つけてはいちいち喜んでおりました。
最初から見直すとよくわかるのだけど、映像には何ひとつ嘘はないのね。
なのに、観てるこちらは勝手な思い込みで勝手に騙されている。
いや本当にすごいと思いました。
内田けんじ監督作品は、2012年の「鍵泥棒のメソッド」の方を先に観ましたが
すぐにもう一度最初から観たくなること、
スリリングで若干バイオレンス(も、ありそうな)サスペンスだと思っていたのが
見事などんでん返しでほっこりハッピーエンドになっていること、
そしてとにかく最高に面白いこと! で、両作品はとても良く似ています。
大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人のお三人が、今よりほんのちょっとずつ若くて、
もじゃもじゃ頭の洋ちゃんは、なんだか妙にかわいらしく見えたりする。
常盤貴子のマドンナ役もすごく魅力的。
洋ちゃんの中学校の先生役もピッタリでね。
実際に教員免許をお持ちの洋ちゃんが先生になってたら、こんな感じの先生になってただろなー、と。
幸せな「やられたー!」感のある作品、けっこういっぱい観てる気がするのだけど、
いつもまんまと騙されてしまいます。楽しい騙され方だからいいのだけど。
というか、これを最初から見抜ける人とかいるのだろうか?
2013年05月28日(火) |
ガリレオ第七話 偽装う |
面白かったですー。
湯川先生本来の雰囲気やドラマのリズム感を、やっとゆっくり堪能できた感じ。
やっぱりさー、岸谷の無礼千万と傍若無人で、湯川先生のペースは相当乱されてるってことですね。
吉高由里子ちゃんのことはとても好きですが、岸谷のあのうっとおしすぎるキャラは
やはり目障り耳障り、と、ちょっと湯川先生から離れてもらって改めて実感しました。
岸谷も「湯川先生のツボ」を理解しようとがんばってはいるんだけどねー。
が、しかし。
誰を理解するしないというよりも、とにかく自分の性格の問題点に気づかないことには、って感じですよね。
今回は、オカルト的事件を持ち込んだのは岸谷ではなくゼミの女子学生で、
同行したのも岸谷ではなく、たまたまですが助手の栗林さん。
栗林さんが、どんな状況でも湯川先生を上に見て、湯川先生を一生懸命に気遣う様子は
やはり助手の鑑だし、湯川先生も、栗林さんには一貫して丁寧な言葉遣いをするのも気持ちがいい。
そうは言っても栗林さんも、あまり出番が多すぎても基本報われない状況ばかりなので
あのくらいの出番で丁度いいのかもしれませんね。
では第七話のツボ。(今回のガリレオでこんなにツボ列挙できるのは初めてだ!)
・雨の中、ゴミ袋で作った帽子とカッパを着用し、パンク修理に挑む栗林さん。
明らかに苦戦しつつも、女子学生からのお手伝いの申し出には、
「僕は大人でフェミニストで、アンド理系のエンジニアだからノープロブレム」
でも誰がどう見ても哀しさだけが漂う栗林さん。
・栗林「この山の烏天狗が、ミイラを取り返しにくるぅ?」
合田「自分の親戚のミイラなのかも・・・」 ←大真面目
・湯「この烏天狗が仮に、烏と何かのキメラだとしたら・・・」 栗「実に面白い?」 湯「とまでは言いませんが、そこそこ興味はあります」 栗 (ガックリ・・・)
この掛け合いのリズムでしょう! 間合いでしょう! これが楽しい! そしてこれが岸谷とでは生まれない。
・内海キターーー!
オクラホマから自然史博物館みやげのティラノサウルスの模型送ってくれてるーーー!
・「君は勝手に僕のティラノサウルスを作っているのか」
そう。それは湯川先生のティラちゃん。湯川先生が内海からもらったお気に入り。
・謎は解いたものの、それを警察に言う気はまったくない湯川先生。
それどころか、警察への対応をゆいと合田くんにアドバイス。
「ゆいさん、あの時は傘を貸してくれてありがとう。」
傘を貸してくれたやさしい美人への、ささやかだけど強力な恩返し。ましゃ地蔵降臨ですな。
・女子学生で超満員の教室で、湯川先生の代行で授業するはずだった栗林さん。
「現象には必ず理由がある! ・・・哀しい理由がね」
受講生はさえない男子学生3人のみ。がんばれ栗林さん! 負けるな栗林さん!
楽しかった♪
内海メインのスピンオフも楽しみです。
「そして父になる」が、カンヌ国際映画祭で
パルムドール、グランプリ、に次ぐ主要な賞である「審査員賞」を受賞したとのこと。
(NHKのニュースでわざわざこのように説明してくれてた。「審査員賞」の響きから格下の賞と思われないためかしらん。)
うわー。やりましたねー。
この他にも、コンペティション部門から独立した賞ながら「エキュメニカル賞特別表彰」も受賞。
こちらはプロテスタントとカトリック教会の国際映画組織「INTERFILM and SIGNS」から
贈られる賞で、人間性の内面を豊かに描いた作品に与えられる、とのこと。
ましゃも、作品自体が高く評価されたことをまずなによりも喜んでおられるでしょう。
先週のラジオではこのようにおっしゃってましたし。
カンヌ映画祭での主役は「監督」なんです。
日本で試写を見たときに、映画会社のお偉いさんやプロデューサーにも言ったんだけど、
この映画の主役は是枝さんなんです、と。是枝さんという人が書き下ろしたシンフォニーで、
是枝さんが指揮棒を振る。僕は主演としてそのファーストバイオリンの役を果たしたにすぎない。
ファーストバイオリンとして、是枝さんが描きたいテーマ、内容を、
過不足なく表現できる俳優として機能するということが、僕にとって重要。
自分の芝居がどう評価されたかなんて二の次、三の次で、是枝さんの作品がどう届いたか、が、
もっとも重要。本当に良かった。
ラジオでは、公式上映会についても詳しくお話なさっていて、これも面白かったので、
ちょっとご紹介。
レッドカーペットを歩いて会場に入り、それから公式上映が始まったのだけど、
その頃までは自分もおのぼりさん気分で「あー。レッドカーペット歩いたなー。すごいなー、オレー。
全然想像してない未来って、訪れるもんなんだなー」なんてぽわっとしてたんだけど、
映画の上映が始まって5分くらいから、ものすごい緊張感が襲ってきて、なんだこれは!と。
なぜそうなったかというと、映画を観る観客の「観る力」がものすごく高いことがわかったから。
ちょっとしたことの伏線とか、表情とか目線の送り方とかに、めちゃくちゃ反応するのよ。
まるで、編集室でスタッフがプロの眼で観てるほどの、集中力と洞察力と観察力で
観てるということがすぐわかって、急に緊張し始めちゃって。
「やっべー!やっべー!やっべー! あのシーン大丈夫か?俺の芝居!」とか。
今さらもう変えられないのにさ。
「プロだあの客! プロの客だったあいつら! レベルたけぇ!」と思って。
だからこそ、あのスタンディングオベーションとか、カンヌに選ばれることとかに、
監督の喜びはあるのだ、ということを、あのお客さんたちから感じましたね。
で、エンドロールが上がってきた瞬間から、ばーっと拍手が起きて、エンドロールが続いてる間も
エンドロールが終わって自分達が立ち上がってもずっと拍手が続いていて。
この距離(1メートルほど)にいる、会ったことのない外国人のお客さんたちが、
白髪の年配カップルや、自分と同じ世代の人や、そういう人たちが涙ながらに
「ブラボー!ブラボー!」って言ってくださっているわけですよ。2階まで総立ちで。
「これは本気で感動してくださっているな」ということがわかって。
是枝さんがあとの記者会見で「届いたな、と感じた。今まで経験したことがないほどの温かい拍手に
包まれた」とおっしゃっていたけれど、その「届いた」ということの感動は大いにありましたね。
で、それがずっと続くから、だんだん是枝さんも困り始めて。
「是枝さん、これどうすればいいんでしょうか」「どうすればいいんでしょうね。とりあえず手でも
振りましょうか」「そうですね」みたいな会話が。
ヨカッタヨカッタ。
福山ファンとしては、レッドカーペットを歩いてくれただけでも嬉しいし誇らしいのに、
それほどの目利きな観客から万雷の拍手を受けたということは、さらに嬉しくて誇らしいです。
帰りの飛行機でもずっとガリレオの台詞を覚えていたと言うましゃ。
帰国して自宅にちょっと寄ったらすぐに栃木→気づいたら八王子→さらに気づいたら山梨、で
ロケをしていたというましゃは、カンヌの余韻に浸る間もなかったでしょうが、
感動ふたたびでしたね。最後の最後までステキなお祭りでした。
2013年05月26日(日) |
福山雅治×渋谷陽一@Cut |
たまラジでましゃの元気な声も聞けたし、
雑誌はすでに4冊(Cut、シネマスクエア、SODA、日本映画Magazine)が手元にあるし。
これから出るものも含め、ほとんどが映画「真夏の方程式」に関するインタビューですが、
そのなかで唯一、ましゃが自分の音楽的変遷と共にその「半生を明らかにした」と言っていいほどの
素晴らしい内容なのが「Cut」。
ビジュアル的には、お疲れのせいかちょっとお顔が強張っているように見えますが、
とにかくテキストが秀逸です。2本立ての計3万字インタビュー。
誰に対しても、どんな質問に対しても、実にわかりやすく面白くそして真摯に話すことができる、
というましゃの力量に加え、言わずとしれた洋楽邦楽評論家の第一人者・渋谷陽一氏の
「聞き出す」力量もすさまじくて、本当に素晴らしいインタビューになってます。
さすが第一人者だと思わせてくれるのは、、インタビューに臨むにあたってのリサーチ量。
失礼ながら、渋谷氏がましゃに興味を持っていたとは思えないわけで、となると、
きっとこのインタビューのために、ゼロからこれほどの情報収拾をし、分析なさったのでしょう。
ましゃのすべての作品を何度も聴いた、とだけご本人はおっしゃっていました。
音楽の造詣が深いだけに、それだけでも相当のことを読み取ってしまわれるのでしょうが、
それぞれの作品に対する制作の手法、参加ミュージシャンやプロデューサー、
さらにその時々の福山雅治の他の仕事(役者やラジオ)、セールス状況、事務所や芸能界での立ち位置、
なども全部すり合わせ、それらすべてが、本人や楽曲へどう影響しているかを緻密に考察されたことが、
渋谷氏の言葉の端々からすごくよく感じらます。
その深い考察に自然と導かれるように、
ずっと音楽と一緒に生きてきた福山雅治の挫折や葛藤や成功が、
いつのまにやらぜーんぶ明らかにされてしまっているようで。
ミュージシャンになってからのことだけでなく、
長崎時代の「ヤンキーになりきれない素行の悪い少年」時代の話の引き出し方も絶妙で、
本当に面白かったです。今さら言うのもおこがましいですが、渋谷陽一凄い。
昔っからすごいけど今もちゃんと凄い。
で、表紙のタイトルは「福山雅治はいつも闘っていた」。
もうね、読むほどにもっと好きにならずにはいられない闘いっぷりです。
田舎の少年だった頃から、売れに売れた後まで、
必死なんだけどどこかザックリと大らかで、
緻密にこだわりぬいているのに、気づけば大きな流れにとぷんと流されたりしてる感じで。
すべてが濃厚で面白くて、抜粋なんてとてもできませんが、
インタビュー終盤の渋谷陽一氏のひと言。
「憧れたものになれてないんだけれども、なれてないからこそ福山雅治だという人生。」
ましゃはこれからもずっと足掻いていくそうなので、そしてそれが楽しいそうなので、
こちらも楽しく追わせていただきますね。
2013年05月25日(土) |
TAKE FIVE 第六話 |
あんなに不味いと思った漢方薬も、2日めにしてまったく平気になりました。
味覚って慣れるのねー。
濃すぎる塩味とかに慣れちゃイカンとはおもうけど。
昨夜の「TAKE FIVE」第六話は楽しかった。
前回、偽TAKE FIVEに本家チームが騙されてかなりどんよりして(←わたしが。感情移入しすぎ)、
録画を見直すことすらしていなかったのですが、今回は完璧な反撃で借りを返してスッキリ。
視聴率は今ひとつらしいですが、今期一番ワクワクしつつ観ているのは実はこれです。
もちろん「あまちゃん」は別格。
「ガリレオ」は正直、ましゃが湯川先生じゃなかったら、まず見ていないと思われます。
ストーリーにしても個々のキャラクターにしても、その関係にしても、
なにかちょっとずつ残念な感じがありまして。
もうちょっと魅力的にできるんちゃうの? といつも思ってしまいます。
「TAKE FIVE」のバリバリにエンターテインメントな鼠小僧っぷりは本当に楽しいです。
あまり強烈すぎないスリル感がわたしにはとっても丁度いいし。
全員が必殺仕事人的に表の本業と裏稼業の顔を持っているのも面白い。
特に、岩月(吾郎ちゃん)が加わってからは、
「何事もきっちりしないと気がすまない性質」を存分に発揮して毎回大活躍する様子がなんとも微笑ましい。
吾郎ちゃんは主役でももちろんいけるけど、悪役とか味のある脇役とかですごく存在感を出せる
ステキな役者さんになられましたね。
そうそう。偽TAKE FIVEにはメイサちゃんが!
「アンダルシア 女神の報復」や「任侠ヘルパー」などでめっちゃカッコよかった頃のまんまで
なんか嬉しかったわー。
この絶好調のタイミングであんなのにひっかかって、
メイサちゃんったらなんてもったいないことを・・・などと思った時もありましたが、
復活ののろしを大変喜ばしく思います。
さ、もうすぐたまラジ。
カンヌのおみやげ話がいっぱい聴けるかなー。
数年前から、閃輝暗点(せんきあんてん) の症状が出るのですよ。
突然、視界の中にキラキラのギザギザで囲まれた部分が現われ、その中が見えなくなるの。
10分くらいでおさまって、あとはまたなんとも無いのだけど、いきなり視野の一部分が
見えなくなるのはなんとも気持ち悪くて、それと同時に頭痛や頭がぼんやりするような症状もあったり。
てっきり眼精疲労の症状かと思っていたのだけど、
かかりつけの眼科では、眼科的には何も問題がないと言われたので、
自分でネットで調べて、昨年ようやく「閃輝暗点」という名前の症状だと知りましてね。
単に偏頭痛のひとつの症状の場合もあるが、「脳循環障害が原因で起こる場合もある」とあったので、
頭の血の巡りに何かと問題があるわたしとしては、これはちょっと心しておかねば、
と思っていたのです。
私の場合、暑さと睡眠不足が重なると出やすいのだけど、
最初は半年に一度くらい、それが2〜3ヶ月に一度くらい、と次第に増えてきて、
今年は、急に暑くなったこの1週間の間に、いきなり2回も立て続けにおきたので、
こりゃ万が一にもいきなり脳の血管が詰まったりしたら大変、と、近所の総合病院の脳神経外科へ。
で、CTで頭の輪切り映像を撮ってらって、脳内には特に問題はなく、
偏頭痛ということでホッとしたわけです。
担当の先生「偏頭痛に効く漢方薬がありますが、試してみます? ただ、漢方薬の味が
嫌いで飲めないという方もいらっしゃいますから、無理にとは言いませんが。」
私「大丈夫です。漢方薬はかなり飲み慣れているので全然大丈夫です。是非お願いします。」
先生「そうですか? 患者さんにもよりますが、2ヶ月くらい飲み続けて、それ以降症状が
まったくでなくなった、という方もいらっしゃいますから、ではまず二週間くらい続けてみましょう。
でも、かなり不味いらしいですよ。でもお肌にも良いらしいですよ。」(先生は飲んだことがないらしい)
私「全然大丈夫です!」
先生「キラキラのギザギザが見えて、その中が見えなくなるんですってねぇ。どんな感じなんでしょうねぇ」
(ものすごく興味深そうにパソコンのカルテを見ている。ご自分も見てみたそうな表情。)
私「いやいや、イヤな感じです。運転している時とか起きたら本当に困ります。」
先生「そうですよね。では二週間飲んだらまた具合を聞かせてください。お大事に。」
とても丁寧で感じのよい、細くて小柄な女性のお医者さんでした。
で、その漢方薬ですが、「ごしゅゆとう」という、初めて聞くお薬。
(漢字を探すのが面倒なので平仮名でご容赦)
まずは、一番効き目が良いと言われる、お湯に溶かして冷めないうちに飲む、というのをやってみましたら、
まーーーずーーーいーーーーーーーーーーーー!
いやいやいや。
皮膚科、婦人科、胃薬、風邪薬、などいろいろ飲んできましたので、
たいていの漢方薬はもはやお茶がわりに「おいしく」いただけるわたくしですが、
久々の強敵に出会いましたわ。
後味の苦さがもうね、容赦ないね。
ま、粉薬を普通に飲むようにお水で流しこんでしまえば、なんてことないのだけどね。
今回はしかしどうにかセーフでしたが、頭の中はこれからもちょっと気をつけておかねば、
と思ったのでした。
福山ファン的には、カンヌの宴もようやく一段落。
国際的なお祭りだけあって、映像や記事がとにかくたくさんありました。
仏語は読めないけれど、英語の記事はがんばっていろいろ読みましたよ。
写真はAFP BBNewsのがどれも、アングルといいシャッターチャンスといい、秀逸でした。
最高に楽しく追いかけさせていただきましたが、目がしょぼしょぼでございます。
はー。燃えつきた。
息つく間もなく雑誌攻勢がすでに始まっているので(こちらは6月公開の「真夏の方程式」)、
燃え尽きて目をしょぼしょぼなんてさせてる場合ではないのですが、
カンヌでのどの姿も本当にステキすぎでしたから。
特に、全員が正装してレッドカーペット上にいる様子は何度観ても見飽きない。
映像をくり返し観て、そのたびにましゃかっけー、と、ぽわわんとしているわけですが、
ましゃのみならず、「そして父になる」チーム全体の雰囲気が終始温かくて素晴らしかったです。
そしてそれはやはり、子どもたちがいてくれたからだな、と。
公式上映後のインタビューで、ましゃやリリーさんもおっしゃっていましたが、
大人だけだったら、もっとカッコつけたポーズや表情であらゆる場面に臨んでおられたことでしょう。
それはそれでもちろんすごくステキだっただろうとも思うのです。
でも、子どもたちの様子を常に気に掛けることで、かえっていつものナチュラルな感じのまま、
つまりは、普段が一番カッコイイましゃの、そのまんまのカッコよさが、ちゃんと出ていたのではないかと。
是枝監督も、子どもたちがいてくれたおかげで
「撮影時の雰囲気のまま、レッドカーペットを歩くことができた」とおっしゃっていましたが、
あの雰囲気のままの映画だったら、そりゃ名作に違いないと思うのです。
公式上映後には「そして父になる」の評価は跳ね上がり、
パルムドールの予想オッズが21日現在、なんと一位になっております。
しかし!
日本での公開は10月になってからなのよね。焦らされるわー。
これからましゃが雑誌に出まくりでプロモなさるのは、来月公開の「真夏の方程式」の方なのよね。
ファン以外の方にはまぎらわしいことでございましょう。
今この時点で「福山雅治主演の映画」と言ったら、絶対「そして父になる」と思うものね。
でも「そして父になる」と間違えて「真夏の方程式」を観てしまっても、それはそれで損はないと思われ。
子ども嫌いの湯川先生と、海辺の素朴な少年とのふれあいも、すごく楽しみです。
夕方のニュースでは、成田に到着したましゃが。
録画組も含め、この映像に「おかえりー」とTVの前で言っていた福山ファンが
どんだけいたことでございましょう。
報道陣の「お帰りなさい」の声に迎えられる中、
頭をひょこひょこと下げながら、いつもの人懐っこい笑顔を見せて歩いてゆく姿に、
「わーい、戻ってきたー」と。
もっとゆっくりカンヌのお祭りを堪能できればよかったのにね、と思いつつも、
でも日本ではガリレオ先生のお帰りを今か今かと待っているし。
何はともあれ、「そして父になる」の主演としての大役をステキに果たして
無事に戻られましたことを、心よりお喜び申し上げます。
各ワイドショーで、カンヌでのいろいろな場面を見ましたが、
どの場面も本当に和気あいあいと楽しそうでした。
わたしの一番のお気に入りは、フォトコールで女優陣のふたりだけが撮られている間、
はしっこの方に男性陣3人がかたまって、
福「あの前のふたり(のカメラマン)は、俺のことは撮ってくれないの」
リ「明らかに、メンズだけの時とはシャッターの数が違うよね」
是「フォトコールっていうのは女優さんのための場所だから」
などと、コソコソと男優への不公平を嘆いているところ。
いやいや、あなた達がカメラマンでも同じことしてるでしょうが、と思いながら、
めっちゃラブリーなメンズの内緒話でしたわ。
あとは、各国のメディア関係者からサインを求められている時、ひとりの男性が
「僕にもお願いします。僕には日本人の友人がたくさんいますが、彼らはみな
あなたの大ファンなんです。でも彼らはあなたに一度も会ったことがないそうです。」
と、自分が今こんなふうにサインを求めることができるのをすごく得意に思っているような
口ぶりだったりして、それを聞いたましゃがニッコリしながらサインをし続けている様子とかも。
そして今日はもう、「藁の楯」のお三人(三池崇史監督、松嶋菜々子さん、大沢たかおさん)の様子を、
カンヌ国際映画祭公式サイトで見ることができます。
「そして父になる」が子どもから大人まで7人もいたから、3人だとすこし寂しく感じてしまいますが、
アダルトでカッコいい3ショットですね。
2013年05月19日(日) |
レッドカーペット&スタンディングオベーション |
「そして父になる」チーム全員でレッドカーペットを歩く様子も、
上映後のスタンディングオベーションの様子も、
公式サイトやニュースなどでしっかり観ることができました。
蝶ネクタイの正装がステキでしたねー。
終始穏やかな笑顔で、身のこなしも落ち着いていて、
でもたまにおちゃめな表情も垣間見えたりして、なんというグローバルなオトコマエっぷり。
しっかし、フォトコールから記者会見から深夜の上映会まで、
子役の少年たちは本当にいい子でがんばったわー。
記者会見なんて、じっと座って多くのプレスに注目されたまま50分間ですよ。大変だったろうに。
でも、そのあいだ中、是枝監督やましゃが子どもたちに細やかに目をくばっていて、
フォローもしていて、そんな様子も微笑ましかった。
ブロンドになってた真木よう子ちゃんの華やかさもさることながら、
地味かなー、と思っていたオノマチさんが、
なんともエレガントなジャパニーズビューティでいらっしゃいました。
レッドカーペットを歩く間中、ましゃとオノマチさんが両側から慶多くんとしっかり手をつなぎ、
この3ショットがなんともなごやかでらぶりー。
可愛い慶多くんの頭ごしに、ましゃとオノマチさんが何か言葉を交わして
めっちゃ可笑しそうに笑いあっていたりとか、
自然体のスターオーラ振りまきまくりのましゃでした。
上映会場への階段を登りきって全員が再度振り返ったときに、黄色い歓声があがり、
解説(英語)の女性が、
「あのファンの歓声をお聞きください。きっとMasaharu FUKUYAMAのファンですね。
彼は素晴らしいシンガーですが、この映画で素晴らしい俳優であることも証明しました」
なんて言ってくれていました。
上映会後のスタンディングオベーションの画像もいっぱい見ることができて、
(特にこの「シネマトゥデイ」の記事がステキ。ニュース映像ではこちらとか。)
というか、すべてのイベントを、ほぼリアルタイムで視聴させてくれたカンヌ国際映画祭公式サイトに
本当に感謝でございます。正直、ネットだけでここまで網羅してくれるとは思わなかったです。
そして昨夜のたまラジでは、カンヌのご本人からナマ電話。
朝からずっと続いている分刻みの取材攻勢の間を縫って、ちょっとでも肉声を届けてくれようとする
その心意気が! オトコマエすぎるったら!
番組開始数分後に、たまラジのスタジオの固定電話がりりりーーーん♪とクラシカルな音色で鳴り、
第一声が「眠いもぉ〜」「カンヌ寒いのよ〜」と、まるっきりいつもの深夜放送のテンションのまんま。
19日にお誕生日を迎えた荘ちゃんにも「誕生日おめでとう」の言葉も忘れず。
いいよねー。これがましゃ。これぞましゃ。
上海からの電話の時も思ったけど、大スターを堂々と演じきったその直後に、いきなり敷居のひくーい、
いつものラジオパーソナリティに戻り、わざわざ電話をかけてくれて、いつもの楽しいおしゃべり。
これがもう本当にたまりませぬ。
どんなに遠くまで行っても必ず目の前まで戻ってきてくれる感じ、とでも申しましょうか。
カンヌでは、どんなデカいメディアでも取材時間は10分と決められているほどの過密スケジュールだそうで、
そんな中で15〜6分の肉声というのは本当に貴重だったわけですね。
楽しかった! カンヌのましゃを追いかけて本当に濃くて楽しい1日でした。
怒涛のカンヌ滞在を終え、ましゃはもう帰途につかれているとのこと。
道中くれぐれもお気をつけて、あまたのファンが待つ日本へ無事にお戻りください。
カンヌ国際映画祭の公式サイトには「そして父になる」
の7人が勢ぞろいしたフォトコールのお写真がやっとアップされました。
皆さん晴れ晴れとした明るい笑顔でステキです〜。
インタビューの映像なども続々とアップされつつあります。
フォトコールって、みなさんわりとラフな格好で登場なさるのね。
他の作品の俳優さんたちも、それほどドレスアップしている風でもなく。
18日現在の「デイリーニュース」には、「今日カンヌに滞在している俳優と監督」全員の
お名前が記されていて、もちろんMasaharu FUKUYAMAのお名前も。
イニシャルFでは Jane FONDA のお名前が近くにあったり、大好きなハーマイオニーのEmma WATSON
のお名前もあったり、なんてすごいトコに混じっておられますの。
ま、しかし、ましゃのひとつ前のお名前が Lily FRANKY ですが。
この名前から誰がどうやってあの日本人のおじさまを想像できるのだろうとも思ったりしつつ。
レッドカーペットを歩く姿が観られるのは明日かしらん月曜日かしらん。
そわそわするわー。
そわそわしつつも、今日は雑誌「Cut」を入手。
ましゃの「3万字インタビュー」が読み応えありすぎで素晴らしいです。
インタビュアーが渋谷陽一氏とかびっくりですよ。
渋谷陽一氏や「ロッキング・オン」は、わたしが中学や高校の頃の
カリスマ的な編集者だったりロック雑誌だったりしたわけですが、
「まだいたのか!」と、正直すんごく驚愕。
すっかりみーはーになったわたしがその手の雑誌から遠ざかっていただけなのですが。
渋谷陽一氏が福山雅治さんをインタビューかぁ。なんか不思議。
でも本当に素晴らしい内容です。
2013年05月15日(水) |
行くのね!カンヌへ! |
「そして父になる」、子役も含めたこの6人+是枝監督が、そろってカンヌに行かれるとのこと。
ヨカッター。
ガリレオに追われるましゃだけは、1泊3日のとんでもない弾丸になるようですが、ともかく
カンヌのレッドカーペットを歩くましゃが観られると思ってよろしいのかしら?
かしら?かしら?かしら?
“是枝組”7人は、現地時間5月18日の正午(日本時間18日午後7時)からフォトコールと会見に臨み、
公式上映は午後10時(日本時間19日午前5時)からを予定している。(映画.comより)
ですって。
カンヌでの様子は20日(月)の「めざまし」で観られるようですが、
ブロスTVも当然密着してくれるでしょうから、そちらもめっちゃ楽しみにしております。
しかも。
ベストアクター(最優秀男優賞)予想オッズでは、14日付で、ましゃが1位になっているという。
Best Actor
9-2 Like Father, Like Son: Masaharu Fukuyama
と、あまたの男性俳優のお名前が列挙されてるうちの、一番上にありますの。
なんですかこれは!?
っつーかそもそも、「オッズ」の仕組み自体がまったくわかっていないのですが、
とにかく現時点では、ましゃが最優秀男優賞に非常に近いと目されているということは確からしい。
「そして父になる」の1シーンから、ましゃのお写真も載っております。
なんだなんだ?
どしたどした?
Fukuyama Masaharu のお名前がフランス語圏や英語圏に次々に紹介され、
あれよあれよというまに、「俳優」としてその名前も顔も、グローバルに知られることになって。
いやいや。ぽかーんとしている場合ではございません。(わたしだ)
お口あんぐりしている場合ではございません。(わたしだってば)
晴れ舞台でのオトコマエなお姿を、心から楽しみにしております!
2013年05月13日(月) |
キレイ好きでいいと思います |
さて、今夜のガリレオの前に、福山蒸溜所#58を少しだけご紹介。
トーキングFMサイドでは、ばい菌に対してちょっと過敏になりすぎている自覚があるというお話。
福「最近あらためて思うんですけど、トイレに入るときには手を洗わないで、トイレを出る時だけ
手を洗うのってどうなんだろうって。まず、自分のましゃを触る前に、まず1回手を洗ってあげた方が
いいんじゃないかと思うんですよ」
ス「ああー」
福「トイレのドアというのは不特定多数の方のばい菌がついてるわけです。それをばっと開けたあとに
自分のを触るというのは、不特定多数の雑菌がついた指で触ってるといえるわけですよ」
ス「みんなに触られてるのとおんなじ状態ってことですね」
福「そうです。僕はだからドア開けてまず1回手を洗って、小用したり大をしたりするんですよ」
ス「そういう人はあまり見たことないですけどね」
福「ええ。見たことないでしょうけど、どう思います?」
ス「いや、正しいと思います。納得です」
福「凄いついてますよ、たぶん」
ス「そのとおりです。しかも、(用を足した後でも)手を洗わない人とかいますからね」
福「小用だけじゃなく、大終わったあとにもですよ。大腸菌というのは、トイレットペーパー30枚重ねでも
通過してくるといわれているんです。だから俺、個室の鍵しめるとこ、あのツマミとか触るのイヤだもん。
ス「あーーー。すっごいわかります」
福「あのツマミには、トイレットペーパー30枚重ねでも通過してくる、不特定多数の、大量の大腸菌が、
付着していると、僕には思えるわけですよ。 バララ♪ バララ♪ バララ♪ バラララ♪
(なぜかガリレオのテーマ曲を口ずさむ。たしかに湯川先生っぽい口調だったが)」
ス「ひゃっはっはっは!」
福「それが気になっちゃってもう。1回気にしだしちゃうとダメだね」
ス「そうですね」
福「ただね、それをあんまり気にしすぎると、弱い子になっちゃうから。ある程度の雑菌ていうのは
身体に入れていきながら生きていかなきゃいけないんだけれども」
ス「雑菌って言っても、大腸菌とか、トイレのって強力そうですものね」
その後、スタッフは公衆トイレのウォシュレットのノズルが汚れてそうでイヤだとか、
ましゃは、外でどれだけの人が座ったかわからない椅子とかに座りまくったあと、自分の家に
帰ってそのままソファーとかに座るのがイヤなので、下は全部すぐに着替えるとか。
福「気にしだすとね・・・・。どうしよう?」
ス「はっはっはっは。そんなことだらけですけどね、生活って」
福「だから俺、公共の場所のスリッパとかも履きたくないもん。使い捨てだったらいいけど。
いくら『殺菌処理済み』って書いてあっても、特にね、水虫とかうつるんじゃないかって」
ス「簡単にうつりそうですよねー」
福「あまり気にしてると弱い自分になってるから、弱い自分はちょっとした菌に負けることがある。
俺たぶん、相当弱いと思うもん。弱い子だと思う」
今「毎日じゃなくても、定期的に電車に乗るだけでも、人って鍛えられると思うんです。
つり革とか、手すりとか・・」
福「そうだよなー」
ス「そういうものに福山さんは触られてないわけですから」
福「ちょっとなんか気にしすぎなんだよね、俺」
今「ちなみに、お手洗いに入ったらまず手を洗うというのは、いつぐらいからですか?」
福「ひとり暮らしが長くなってからじゃない? ひとり暮らしが長くなると、家にほかの人が
入ってこないから、自分さえきれいにしておけば、トイレだって(小でも)座ってすれば
全然汚れないし臭くならない。トイレって他の人とまざりあって臭くなるんだから。
そうなると、自分だけの世界になっていって、他者と交じり合わない空間がそこに生まれてくる・・・
(妙に文学的な語り口)」
ス「ひゃっはっはっはっは」
今「健康法のためだったら、僕らいつでも(福山さんの家に)行きますよ?」
福「うっわ、トイレ臭くなりそぉーーー。ぜぇったい来ないでぇ」
今「いやいや、福山さんの健康のために行きます!」
福「いやいや。だいじょぶだいじょぶ。俺、キレイになりすぎて死んでもいい」
ス「うははははは! 名言出ました!」
福山さんの免疫力を高めるためなら自分らのばい菌をいくらでも! って、
馬鹿この今浪ぃ。(あまちゃん風叱り方)
電車にはめったに乗らないかもだけど、24時間大勢のスタッフに至近距離で囲まれているし、
ライブとなればさらに大勢の客と、舞い上がる大量の埃にまみれたりしてるし、
ホットスポットでは平気でそこいらの葉っぱ食べたり、土食べたりもしてるし、
免疫力はかなり高くていらっしゃると思うのですが。
多忙を極めるスターには、健康であることがとにかく大前提。
気をつけすぎるくらいで丁度よろしいのではないかと思うのです。
今夜はたまラジ♪
またガリレオの裏話が何か聞けるかしらん。
毎週の生放送ラジオはいつだって楽しみですが、
ドラマ中は特に、リアルタイムの裏話が色々聞けるのでさらに楽しいです。
「龍馬伝」の間はもう、さまざまなエピソードもさることながら、
この人こんなにモノマネがお上手だったのか! と、毎週が大発見と大爆笑の連続でしたっけ。
前シーズンのガリレオの頃はまだましゃファンではなく、単に「湯川先生ファン」だったのですが、
ましゃファンになって、ラジオも欠かさず聞くようになって、ライブも行くようになって、
「龍馬伝」の視聴も全話完走して、ましゃの人となりや魅力がわかってきてから
再び湯川先生にお会いできたのはなんとも感慨深いし、
前回よりもおのずと想い入れも深くなってしまうというもので。
湯川先生と、その中の人、のギャップや共通点がわかるようになったのも、
個人的にすごく楽しいし。
そして結局毎回、湯川先生もステキだが中の人の方がもっとステキ♪
という結論になるのでした。
さて、今、ダンロップのサイトでは、CMで公開されたものも含め、
「福山雅治へのQ&A」のうちのいくつかが見られるようになっていますの。
いくつかご紹介。
思いやりとは?
その相手の立場になって考えてみること。それを言葉にしたり行動に移すこと。
生きるとは?
人の役にたつこと。人に喜んでもらうこと。
夢は何ですか?
一生夢を見続けられる自分でいること。
叶わないものを夢としてみるタイプではないので、叶えたいものを夢としてみているので、
ひとつではなく、ずっと色んな夢をみて、大きくても小さくても、ひとつずつ叶えていって、
最後に自分が死ぬときに、ひとつ叶わない夢があって死ぬくらいが丁度いいのかな、と。
その夢を実現するために大切なことは何ですか?
その夢を忘れないこと、休まないこと、24時間365日ずっとその夢のことを考えること。
ナンバーワンになる為に必要なことは?
ナンバーツーとの差は、ほんとにちょっとしかないんだということを、いつも真剣に受け止めること。
それと、そのちょっとの差というのが、ものすごくたくさんの努力で決まるということを、
知っておくこと。
やさしさとは?
やさしくしたいと思う気持ち。それがやさしさなんじゃないかな。
やさしくしたくない気持ちってのもありますからね。
この人にはやさしくしたいなと思う気持ちが引き起こす行動が、やさしさなんじゃないですかね。
まだまだあるのですが、即興でこれだけのことが答えられるって、本当に凄い。
日頃の言動やお仕事への姿勢とも、全くブレていないところはもっと凄い。
こんなオトコマエな心意気を常にお持ちのましゃですが、
今週の「福山蒸溜所」トーキングFMサイドでは、ご自分の「キレイ好きすぎる」ところについて、
いろいろ語っておられます。自分でも気にしすぎと思っていらっしゃるようなのですが、
これもすごく面白かったので、また後日。
カンヌ国際映画祭2013は、来週15日(水)から始まるのですね。
ましゃは行けるのだろうか。レッドカーペット歩いてくれるのだろうか。
もちろん、それを目指してガリレオの撮影も凄いことになっているのでしょうけど。
どうにか上手く調整できることを心より願っております。
そりゃ湯川先生もいっぱい見たいけど、そこは湯川先生を常にサポートし続けてくれている
助手の鑑・栗林さんにいつもよりがんばっていただくなりして、
岸谷vs栗林さんのバトル多め、なおかつ栗林さん若干優勢、な展開で楽しませていただくとか。
フィーチャリング栗林な回があってもいいよね。
新着映画を紹介するフランスのサイトには、
「そして父になる」のフランス語版のポスターや紹介文が載っていました。
こちら。
自動翻訳すると、相変わらずとんでもない日本語になってしまいますが、
言ってることはなんとなくわかります。
そして、出演者の筆頭に Fukuyama Masaharu とあるのを見ると、
なんかこの人すごいグローバルなことになっちゃったぞー、と、嬉しいやら寂しいやら。
ま、アキちゃんのじーちゃんも、自分は「グローバルなフィッシャー」と胸を張っていたしな。
ましゃもグローバルなスターが最高にお似合いのはず。(じーちゃん関係ないし)
2013年05月07日(火) |
ガリレオ第三話「曲球る」 |
で、結局「曲球る(まがる)」というタイトルの意味は? と、
終わってからしばし考えてしまった、まったく野球を知らないわたくし。
スライダーのことと思ってよいのよね?
というか、事件にも謎解きにもまったく関係ないわけですが。
タイトルから予想していたのは、
「ありえない」軌道で飛んできた球によってストーブが発火し、その動きの謎を湯川先生が解くのよね!
なんて思っていたのですが、タイトルからして裏切られましたわ。
タイトルのみならず、ガリレオらしからぬ展開の連続で、
ストーブ発火の原因はサクっと20分で解明しちゃうと、おもむろに「不倫相手」の捜索にシフトし、
真相がわかってみれば「遺留捜査」並みに故人のイイ人っぷりが明らかになるという。
とはいえ、あの湯川先生が自分の興味の範囲を超えた人助けを急に始めるわけもなく、
動機はあくまでも「実証の障害になるものは排除したい」ということで、
最後に「実験は成功だ」と満足げに去っていく様子は、やっぱりいつもの湯川先生。
「僕の依頼を断るなら、今後一切キミとは接触しない」と、平然と岸谷を脅す湯川先生ステキ♪
しかも、一度ならず三度までも。
笑ったわー。湯川先生の冷徹なイケズっぷり最高です。
岸谷ごときの自己中、岸谷ごときの上から口調、岸谷ごときの無礼千万、なんぞに、
あの変人ガリレオ湯川先生が負けるハズないのです。はっはっはっ!
ところで、期待した「セクシー湯川」ですが、はっきり申してあれは、
「脱いだ」とは言いませぬ。(確かに白衣もスーツも脱いではいたけれども)
「着替えた」くらいかな。しかも「着替えたあと」。
いつもと違うスポーティなお衣装はいいけど、スポーツなら「汗」や「荒い息づかい」もないとねー。
肩ならしのピッチングくらいじゃ、湯川先生には余裕すぎるのかも。
いっそブロスTVみたいに、「お着替え中の様子」の方が、はるかに色っぽいかもしれなくてよ。
実験の緊張感から解放されて、ホっとした表情と共に、ネクタイゆるメンズ〜♪ な、
いやいや、今シーズンの湯川先生はネクタイしてないから、胸元はだけメンズ〜♪ な、湯川先生。
今まさに「龍馬伝」再放送で、龍馬さんのヘラクレスな上裸も再堪能中ですが、
だからといってヘラクレスな湯川先生を見たいわけではないのです。
何度でも申しますが白衣とスーツで充分にセクシーですから。
2013年05月05日(日) |
セクシー湯川ですと!? |
連日、湯川先生をがんばっていらっしゃるましゃは、
昨夜のたまラジは、眠くて目が「しゅぱしゅぱ」しちゃってたらしい。
眠いと声もいつもよりさらに低めで、いつもよりさらにセクシーです。
そんなしっとりセクシーなお声とはうらはらに、語られる内容はいつものように爆笑もので、
聞いているこちらは可笑しくって目が覚めまくり。
連休にもかかわらず深夜のAMラジオを聴いているリスナーには、
「ハッピーな連休過ごしてマース♪」なんて話は聴きたいはずがない、という実に正確な判断のもと、
不幸自慢なメールを募集し、ありとあらゆる「不幸な状態」に向けたアドバイスの的確さと面白さたるや!
しゅてきだ♪
そんなましゃがガリレオ第四話「曲球る(まがる)」の予告もちょっとなさっていましたが、
なんと、今回の冒頭には「セクシー湯川」が登場するそうな。
前シリーズの湯川先生は、躍動する美しい肉体を様々なスポーツで見せてくれていましたが、
今シリーズにはそれがなく、それを大変残念に思っているガリレオファンもたくさんいることと。(わたしもだ)
その嘆きの声がお耳に届いたのかしらん。
自分から制作陣に言ったんですって。「脱がして?」って。
白衣もスーツも脱ぎ捨てたんですって。(ただし、ち〇びは出ていないそうだ)
白衣でもスーツでも充分セクシーですが、
主役みずからのありがたーいお申し出なので、午後9時には正座してお待ちしたいと思います。
2013年05月04日(土) |
18年前のカンパン発見 |
お片づけの連休。
夏冬衣料の入れ替えはさっくり済ませ、
「この中もいつか片付けなきゃなー」と思いつつ、かなり放っておいた食料棚にとりかかりましたの。
乾物とかレトルトとか、2〜3年前に賞味期限が切れているものが結構あって、
それは申し訳ないと思いつつも廃棄いたしまして。(1年前くらいのレトルトだったらまだ取っておく貧乏性)
その中になんと!
1995年製造のカンパンを1缶発見!
「賞味期限は製造日より5年」とあるから、2000年に賞味期限切れとなってますが、
見た目、缶はまったく錆びてないし膨張もしてないし、非常にキレイ。
かつて、缶詰専用棚の奥で、錆びて膨張して知らぬ間に爆発していた桃缶を思うと、
なんと美しい保存状態。(それはもちろん18年も経っていなかった)
せっかくだからと、タイムカプセルを開けるようなワクワクと共に
家族3人揃ったところで開けてみたら、
カビてもいないし湿気てもいない。
氷砂糖と共に、振るとカラカラといい音が。
3人で念入りにくんくんしてみたけど全く問題ない。
1個ずつおいしく頂き、残りは息子がしっかり完食いたしました。
すごいわカンパン!
というか保存技術がすごいのね。
非常食用に買い足しておきましょう。
できれば非常食として食べる日が来ないことを願うけれど。
2013年05月02日(木) |
「あまちゃん」が楽しすぎて |
眼福要員として、ヒロシの他に種市先輩も加わりましたのね。
絵に描いたような、わかりやすーいイケメン先輩っぷりで、笑えちゃうほどです。
ゲレンデを滑降してきた姿とか、海から上がってきた姿とかは、
ふつーに陸上にいる姿の5割り増しくらいカッコよく見えるものですが、
あの凄まじい形のヘルメットから、あんなオトコマエのお顔が出てきたら、
そりゃインパクトは相当なものでしょう!
というかあの「南部もぐり」の装備、凄いですねー。
大昔のSFに出てくる宇宙服みたいで、はっきり言ってめっちゃ「前近代的」なのだけど、
そんな格好こそが海底での作業に丁度いいとは。
なんたって印象的なのはあの「タコ型怪獣」みたいなでっかくて重そうなヘルメット。
鉛の靴を荒縄で結びつけ、空気を送るのはぶっとい管、胸には重しの石って、
ありとあらゆるものが軽量化小型化に向かう中、異彩を放っておられます。
装備の下には首まわりに普通のタオル、頭にはきりりと豆絞りの手ぬぐいというのも、なんかイイ。
生身の身体で労働してます、神事に向かうみたいに気合い入れてます、みたいな。
こんな技術というか文化があったのですね。全然存知あげませんでした。
でも、本当にキツくて危険なお仕事ですね。
ほんと楽しいです、あまちゃん。
大人計画の皆さんが次々に登場なさるので、いつかサダヲちゃんも出てくれないかと
うっすら期待しているのですがいかがでしょ。
|