2013年03月30日(土) |
ガリレオプロジェクト始動 |
やっと湯川先生(のPR)が本気を出してきましたー。
昨日からTVCMが始まると同時に、
新聞(朝日)にも、白衣の「4月の変人」と、メガネの「6月の天才」の、ふたりの湯川先生がどどーんと
全面広告見開き2面を使って贅沢に登場し、
都会ではでっかい街頭ビジョンなどでもスポット映像がながれ始めたらしく。
「ガリレオプロジェクト」って何のことかしらんと思ったら要するに、
月9「ガリレオ」と映画「真夏の方程式」をまとめてPR開始ですよー、ってことですね?
何かと気ぜわしい年度始まりの4月ですが、ステキな湯川先生にお会いできるのを楽しみにがんばります。
ちなみに、新聞広告の湯川先生では、メガネの「6月の天才」の方が若干好き度が高めです。
4月の白衣姿もカッコイイのですが、というか、表情も姿勢もまったく同じなので比べる必要皆無ですが、
またこの天才がメガネがお似合いなもので。
そういえば、湯川先生ってメガネの時とそうじゃない時があった気がするのだけど、
どういう視力設定でしたっけ。
昨夜はMステにもご出演だったし。(これは湯川先生仕様ではないけど)
13年版ましゃカレンダー「himekuri-makuri」も無事に届いたし。
今回の日めくりも充実のましゃづくしです。
365ショットもあるのに、なんでこんなにステキなのばかりなのやら。
(「手」だけとか「ギター」だけのショットもあるけど)
いつどこから撮ってもステキっていったいどーいうことですの!
笑顔もいっぱいで癒されまくりです。
当然、昨年のお仕事からのショットなので、全部ふり返れてそれも楽しい。
これは夏の大感謝祭、これは冬の、これはCM撮影、これは雑誌撮影、これはホットスポットでの海外、
これ上海、これブロスTV・・・と、ほぼすべて判別できる自分に呆れるわっ。
自分には呆れるけれど、ましゃには敬服。
これほど膨大なお仕事をこなしつつ、そのどの場面でもこの笑顔でこのカッコよさ。はー。
いい春だ♪
2013年03月28日(木) |
八犬伝@シアターコクーン |
舞台でサダヲちゃんを観るのは久々です。
一番最近テレビで拝見したのが「ゴーイングマイホーム」でのタクシー運転手&クーナ(小さい人)でしたっけ。
さらに、こんなに殺陣をいっぱいやってるサダヲちゃんを観るのはもっと久々です。
楽しかったですー。台本・青木豪、演出・河原雅彦による「八犬伝」。
実はサダヲちゃん以外の八犬士で顔とお名前が一致するのは瀬戸康史、津田寛治、近藤公園の
お三人くらいで、他の役も田辺誠一さんと二階堂ふみちゃん(「脳男」の残虐爆弾魔)しか存じ上げない。
殺陣シーンが多いだけに、劇団☆新感線などで殺陣の指導をしている役者さんも何人もいらした様子。
パンフには出演者による殺陣談義もあって、これも面白かったです。
殺陣は観てるほうもワクワクするけど、やる方も相当楽しいようです。
もちろん体力的にはすごく大変でしょうが、誰々の殺陣がカッコイイ、誰々みたいにやりたい、
と、指導者のお名前を挙げて皆さんアツく語っていらっしゃいました。
殺陣の指導をしてもらうと、まず、無駄な動きを省かれるそうな。
あまり動かないほうが強そうに見える反面、「自分がきつい動きが一番きれいに見える」とも。
奥が深いですね。
演出としては、「SHOCK」でも素晴らしかった和太鼓が、こちらでも要所要所で大活躍。
和太鼓奏者が引き締まった全身を使って演奏する様子は本当に清々しいし、絵になりますねー。
太鼓の力強い音は、高揚感や緊迫感を増してくれたりもしますが、
余計なモノを祓い場の空気を鎮めたりもしてくれて、静にも動にもオールマイティな活躍っぷり。
最近大人気の照明装置「ドットイメージ」も、八犬士の持つ「玉」の演出にはぴったりで、
中央で8つの玉が光り輝きながら円を描いたかと思えば、上空で北斗七星のような形になったり、
舞台の下の方から上の方まで次々と玉が上って行ったりと、たしかにこれほど
ドットイメージを活用できるお話はないだろうと思えるほど。
光一さんソロコンで初めて観て「あれはいったい!?」とビックリしてからもう何年になるのかしらん。
今やいろいろな舞台で、普通に演出のひとつとしておなじみになりましたな。
八犬士はそれぞれの個性が良く出ていて、皆さんステキでした。
サダヲちゃんの安定感は言うにおよばず。やはり芝居の「間」が絶妙なんだなー、と。
動いても止まっても、しゃべっても黙っても、シリアスもお笑いも、何をやってもらぶりーで魅力的です。
サダヲちゃん(犬塚信乃)のセリフに「めちゃくちゃだ」というのがキーワード的に何回か出てきます。
ラストの方では「瓦礫の声」とかも。
めちゃくちゃな現状をいきなり目の当たりにして、そこから自分はどうするのか、というあたりが
この時期、震災後を生きる人たちへの問題提起にもなっている気がします。
あまり重たい扱い方はしてないけどね。さりげなくそういうことも問いかけている感じでした。
あの殺陣はもう一度じっくり観たかったなー。
東京公演は31日(日)までなのでもうムリですが。
立ち見もいて大盛況でしたよ。
2013年03月25日(月) |
「SODA」の湯川先生 / 朝日新聞「ひと」に赤坂麻里さん |
ガリレオ先生がらみで、テレビ誌・男性誌・映画誌などなど、ましゃがいっぱいです。
じっくり吟味の末、「SODA」を購入。
月9の方ではなくて、映画「真夏の方程式」からのショットでしたが、
ワイシャツ&ベスト&メガネのいかにも湯川先生なスタイルで海辺に立つ姿がステキすぎて、
確実に一目惚れでしたが心を落ち着けるためにとりあえず一回書棚に戻し、 ←これを悪あがきと言う
結局は大事にお持ち帰り。
おひとりだけのショットもステキすぎるのですが、子どもと一緒のショットもとても良いのです。
蕁麻疹が出ちゃうほどの子ども嫌い(という設定)の湯川先生だから、
子ども相手でもクールな表情のままなのですが、そんな表情とは裏腹な面倒見のよさを感じさせる
シーンの数々。なんかすごく良いです。
で、そのカッコイイ湯川先生がどどーんと載っている裏面には、赤ジャケットの座長がどどーん。
他にも、三浦春馬くんや大泉洋ちゃんや大友啓史監督のインタビューなど、
興味のある記事がいっぱいなので、ゆっくり読ませていただこうと思います。
そして23日の朝日新聞「ひと」欄は、
「1000回目の舞台に立ったもう一人のダンサー」というタイトルで赤坂麻里さんをフィーチャー。
1000回を通して出られたのは座長の他にはこの方だけ。光一さんより4つ年上の38歳。
一部抜粋させていただくと、
実は「出演は昨年で最後」と宣言していた。3時間の舞台を3カ月も踊るには、体がつらい。
結婚もしたい。それが、堂本さんに「一千回までは出て」と言われ、ファンに「出るんですよね」と
声をかけられ、心を奮い立たせた。
共演者の誰が何回出演したかなんて、その人の熱烈なファンでもなければ把握していないけれど、
1000回公演すべてではなくとも900回以上は出てます、という方もきっといらっしゃるのでしょうね。
舞台が続く限りずっと出たいと思っても、さまざまな事情で出られない場合もあれば、
自らの意思で舞台を下りて他の道に行くことを選んだ人たちもいて。
誰がいなくなろうが、その人がどれだけ重要な役割を果たしてきた戦友だろうが、
座長は常にそれを受け入れて舞台を続けてこられたわけだから、
赤まりさんの意思だってじゅうぶん尊重されたはず。決して無理強いはなさらなかったはず。
それでも赤まりさんを「一千回までは」と引き止めたのは、彼女にも「一千回立ち続けた」栄誉を
プレゼントしたかったからではないかと。もちろん、立ち続けるのは赤まりさんご本人で、
その栄誉を差し上げるのは座長ではないとしても、最高の戦友のおひとりにもその栄誉を受けてほしいと
あのオトコマエ座長ならきっと思われたのではないかと。
赤まりさんは、「PLAYZONE」でもトラビス・ペイン氏の振付助手としてクレジットにお名前があります。
表舞台でもまだまだ踊り続けられるでしょうが、その長年の実績と実力で、裏方でもますますのご活躍を。
2013年03月22日(金) |
「人が望む”僕”を生きていく」 |
1000回公演を達成したSHOCK座長が、大量のキラキラ(fromくす玉)を
まるでコントのようにどっさり浴びておられましたが、くす玉というより、たらいの大盛りを
ひっくり返したかのようなイキオイでしたが、そんな映像をながしつつも
粛々と「史上最速の1000公演達成」を伝えるNHKさんステキ。
座長ご本人の生活は、特に舞台中は、節制&荒行で修行僧のような厳しいものでしょうが、
舞台の上では、キラキラどっさりとか、薔薇の花1000本とか(ヒガシ先輩グッジョブ!)が本当にお似合い。
なにより、立ち続けている本拠地が「帝国劇場」(Imperial Theater)っていうのがね、
やはりなにか、精神的に騎士道な、見た目王侯貴族な、そんな座長にふさわしいですね。
さてさて。
タイトルは「宣伝会議」という雑誌で箭内道彦さんとの対談をした、ましゃの言葉。
箭内さんは広告で、ましゃは音楽で、クリエイターとして活躍する同士。
分野は違えどもお互いのお仕事への取り組み方に非常にシンパシーを感じていらっしゃるようで、
とても興味深かったです。
ましゃが載ってなかったらご縁のない雑誌ですわ。
発行元のお名前が「株式会社宣伝会議」ですよ。で、出されている雑誌がこの「宣伝会議」の他に
「販促会議」「広報会議」「ブレーン」。どんだけ会議好きなんだ。(いやそんな趣旨の雑誌ではないが)
ましゃと箭内さんの対談は9ページにわたる非常に内容の濃いもので、要点だけ抜粋というのも
難しいのです。なので、「こういうこと言うましゃが好き」というわたしの独断的セレクトを
ほんの少しだけご紹介。
以前も、自分の顔や声が特に好きなわけではないけれど・・・というようなお話をされていましたが、
福「自分のルックスを否定すると、なんかいろんなものを否定する事になってしまう気がして(笑)。
人が良いといってくれるものは、たとえ自分が好きでなかったとしても、『良いものなんだ』って
思うようにしていかないと、周囲に悪いというか迷惑だなと思うようになったんです。
せっかく、良いって言って気に入ってくれているのに、『本当の自分を見てほしいんだ!』って
言うのは、その人の感性に対して失礼じゃないかと。」
おふたりとも、出る杭は打たれる的に色々な批判にさらされるようですが、
箭「自分に対してネガティブな意見っていいですよね。社員から『箭内さん、そういうネガティブな
意見、見るのやめてください』って言われたりするんだけど、そこに成長のヒントがあるから
見てしまう。」
福「会ったこともない人から批判をされてしまうこともあるけれど、まあそういう仕事だから
仕方ないかな、と。自分のことを認めてくれない人にこそ挑みたいんですよね。
外に挑むっていうのは、実は自分と戦い続けるためのちょっとしたきっかけでしかなくって、
結局、挑む相手は自分しかいない。自分に対して、一番厳しいジャッジを下すのは自分。
だからいつも自分から逃げそうになるのだけど、逃げ出さないために、ネガティブな意見も聞いて、
『この野郎!』と奮起して、その場にとどまり続けるみたいな。」
「売れる」ためのあらゆる努力をするのは、売れなきゃ大好きなその仕事が続けられないから、と。
箭「何のために売れたいのかを考えた時、福山さんは音楽を続けたいからだと。そこには
音楽が好きだという思いがあると思いますけど、あとは、売れることでたくさんの人に喜んでもらえる。
それを見るのが幸せっていうのもありますよね。これって、働くことの一番美しい形だと思うんです。
たくさんの人の笑顔が明日の原動力になる、みたいな。」
福「人に喜んでほしいっていうのはありますね。まず基準が『受け手が喜んでくれるか?』なんです。
生活全般でもそうなんです。レストランに行って、すごいサービスされちゃうと、逆に、
サービスしてくれた側に喜んでもらうためにはどうしたらいいかな、
どんなコメントしたら喜んでくれるかな、って考えてしまって。」
箭「それを返せるのが幸せなんですよね。」
福「そうです。それがうれしい。」
人に望まれる「自分」こそが自分。
福「『自分大好き』ってわけじゃないんですよ。ひょっとしたらそもそも、
自分ってものがないのかもしれないです。」
箭「それわかります。『自分』なんてないですよ。みんなが思っている自分を生きていく方が面白いし。
もし地球上に自分一人だけが生き残っても、生きる意味はないと思う。相対する対象があって
初めて自分というものが見えてきますよね。」
福「エンタテインメントやコミュニケーションってそこですよね。 僕も、人が望む僕を生きていこうと、ずいぶん前に決めたんです。よく取材の時に、
『福山さんってミュージシャンなんですか、俳優なんですか、どっちなんですか』って
聞かれるんですけど、若い時から『見た人が決めてくれたらいい』って答えてました。
でも、今になってもまだ決まってないですね。」
潔いですね、こういう生き方。
でも、こういう生き方の方が、自分の可能性は果てしなく広がるのでしょうね。
自分だけが望む自分にとらわれているよりも。
2013年03月21日(木) |
祝☆ましゃデビュー23周年 / 祝☆SHOCK1000回公演 |
本日3月21日は、福山雅治氏のデビュー記念日。
23周年おめでとうございます!
昨夜はちょうど、「福山☆冬の大感謝祭 其の十二」(元日に放送されたものを編集して、映像も音も
さらにステキになったもの)@WOWOWを観ながら記念日を迎えられたので、ちょっと嬉しかったり。
24年目に突入しても多忙を極めていらっしゃるというのが本当に凄い。
音楽も映像もぜーんぶ楽しみですが、まずは「渋みを増した」湯川先生に早くお会いしたいです。
そして本日はもうひとつ、光一さんの「SHOCK」の公演回数が通算1000回を達成。
帝劇内のお飾りも、1000回公演達成を祝って大変ステキなことになっているようで、
公演後にはサプライズのお祝いもあったようで、こちらも本当におめでとうございます。
力強く気持ちのよいエネルギーが満ちあふれるステキな空間が、
1000回の後もずっと続きますように。
2013年03月20日(水) |
限界を超えさせたがる監督 |
ちょっと前になりますが、14日に放送された「オデッサの階段」には、
「ハゲタカ」「龍馬伝」「るろうに剣心」で独特の撮影手法をとってきた大友啓史監督が登場。
最新作「プラチナデータ」もかなりの注目度のようですな。
以前、ましゃもおっしゃっていましたが、映像作品には「カット割り」というものがあり、
リハーサルを何度も繰り返してから、そのカット割りをひとつずつ埋めるように撮影していくのが
通常のやり方なのだそう。
ところが大友監督は、リハーサルをほとんどせず、カメラを同時に何台も回しながら、
長回しで一気に撮るのだそうだ。
セリフを間違えようと、殺陣が失敗しようと、他のカメラやスタッフが映り込もうと、
NGにはせず、とにかく撮り続ける。そしてそれを何度も何度も繰り返す。
リハーサルはしないのに、本番はこれでもかと繰り返すのだそう。
「るろうに剣心」で、凄まじいアクションシーンを「まだやるの?」ってくらい何度も何度も
やらされた佐藤健くんいわく、
「大友監督は、人間の限界を超えた瞬間にしか出てこない表情や空気感が大好き。
だからアクションシーンも何回も何回もやらせてとにかく追い込む。
追い込まれないとギリギリ感は出ないだろう、と思っているのか、それともただのドSかもしれない。」
たけるんからのドS疑惑発言に対し、大友監督は、
「僕はドMです。監督というのは、基本的には思い通りにはならない仕事。
思い通りにはならないことを、どう受け入れるのか、というのが監督。だからM。」
という理屈で返していらっしゃいました。
NGでもないのに、何度も同じシーンをやらされることについて、
たけるんの捉え方がステキでした。
「監督は、僕達に『生きて』ほしいのだと思う。
その役になって、その時代に『生きて』ほしいのだと。
だから僕達はとにかく『生きる』。そして監督はそれを切り取る。」
たけるんは剣心として「生かされた」実感があるのでしょうね。役者冥利につきますね。
こういう手法でなくても、役者さんならもちろんどんな細切れな撮り方でも
きっちりその役を「生きて」くれるのでしょうけれど。
「龍馬伝」で人斬り以蔵を演じていたときは、
「今まで経験した中で一番過酷な撮影」とおっしゃっていた健くん。
素足で寒い中を逃げ回るから傷だらけで、さらには吊るされるし叩かれるし、
肉体的にも苦しいわ、心理的にも辛いわで、本当に大変だったのでしょうが、
以蔵でのがんばりがあったからこそ、剣心も開花したに違いないと思うのです。
実際、「るろうに剣心」は大成功でしたよねー。
(とか言いながらまだ観てないわたし。早くWOWOWでやってください。
ひょっとしてもうWOWOWでやってそれも見逃した? っつーかレンタルしてこいよって話ですが。
でもレンタルじゃすぐ返さなきゃならないからイヤなの。ならさっさと買えよという話ですが!)
そんな大友監督、撮り方は独特でも、まわりの意見にはよく耳を傾けるそう。
「観客は正直。だから観客の意見はとても気にするようにしている」と。
「るろう」では、日本ではきわめて新しい試みとして試写会後に観客からアンケートをとり、
それをもとに編集しなおしたのだそうだ。
「つまらない」という意見には対応のしようがなかったが、「わからない」と言われた場面については、
セリフやシーンを付け加えるなどの改善し、結果、作品も確実に良くなったと。
「まわりの意見は聞く。それを取り入れるかどうかは全く別の話だが。
自分としては答えは出ていても、自分とは違う意見を聞きたい。
自分が思っている以上のことを映像に収めたいから。」
最新作の「プラチナデータ」については、
先日の朝日新聞に、原作者の東野圭吾さんとニノの対談が載っていました。
撮影を見学した東野さんも、大友監督の独特の撮り方に驚かれたそうな。
あんなに長くカメラを回しているのを見たのは初めてだと。
ニノ「ああいう撮り方はめったにないですね。」
東野「大変じゃないのですか?」
ニノ「スタッフの方は大変だと思います。でも舞台をふんでいる共演者が多かったので、
舞台っぽくて楽しいと言っていましたね。
監督が役者に対して『今日は何をしてくれるんだい?』というモチベーションを持っている方で、
それに応える人もいれば淡々とやる人もいて、そのコントラストを楽しんでいらっしゃるんです。
だからあまりリハーサルもしっかりとはやらないんですよね。」
東野「たいしたもんだなと思うんですよ、役者さんて。
ただ、尊敬はしますけど、少しもうらやましくはないです(笑)」
なんだか、まんまと「プラチナデータ」も観たくなってきましたよ。
結局、ヤスは最高の父親でしたな。
最高の父親は、これからは最高のじーちゃんにもなるのだな。
地元では「ヤスの馬鹿を甘く見る」という教訓的な言葉もあるくらいなのに、
まわりの人たちみんながこぞってその馬鹿につきあい、いろいろと助けてくれたのは、
なんだかんだあってもやっぱり人が良くて単純な能天気で明るくて働き者で、
愛さずにはいられないチャーミングな馬鹿だったからでしょうね。
美佐子と旭をひたすら愛し続け、すべてはそこを基本に一生ずっと全力投球なんて、
この筋の通り方はハンパない。
通ってる筋がたった一本しかないにしても、そんな筋を通せるヤスはやっぱりステキでした。
ヤスは、どういう親がいい親か、なんて知らないけれど、
大好きで大切な旭をとにかく必死に守り育てようと七転八倒していたら、
いつの間にか親になってた、みたいな。でもこれって一番自然な姿よね。
そんなことを、引越しの荷物整理の際に小さい頃の旭のオモチャを見ながら
「親なんだなー、俺って。親しかこんなガラクタ取っておかないだろ」
って気づいたのも、ほっこりなシーンでした。
そんなヤスだから、最高にステキな父親になっているのに、そんな自覚はない。
「親なんてそもそも大したもんじゃねーんだよ。子どもよりちょっと長く生きてるだけで。
それでもありがてえことに、子どもはちゃーんと育ってくれるんだよ、自分の力でな。
オマエはオマエの力で育ったんだ。」
旭は立派に育ってくれたけど、それでもなお、そんな旭のいざという時の逃げ場でいようと、
故郷に居続けることを選ぶヤス。
「俺は親だから、遠くで笑ってなきゃいけねーんだよ。」
その結論は、馬鹿を支え続けてくれた故郷の人たちにとってもやっぱり嬉しいことで。
でも、旭の逃げ場でいようとしたのに、
まずはケンちゃんの逃げ場として早々とケンちゃんを助けてしまったヤス。
「なんでケンちゃんが来てくれたのにやっさん怒んだよー。よく来た♪よく来た♪ 立派だ♪立派だ♪」
「お父さんとお母さんは、やっさんのために子どもをつくってくれた。ケンちゃんに寂しい思いを
させたのはやっさんだ。すまんっ。」
どちらの言葉も、ケンちゃんを助け慰めるための嘘というわけではなく、ヤスの本心だろうと
思うと、本当にこの馬鹿の一念の素晴らしさに感服するばかりです。
個人的には、これまで重要な場面で数々の大活躍をしてきたクズ嫁に、
ヤスに対して申し訳なさを感じるとか、あんな風に頭を下げたりとか、してほしくはなかったのですが、
ヤスがこれまでの恩義を一度に返すために、クズ嫁の孫を助けたと思えば、ま、あの事故も仕方なかったかなと。
クズも男気のあるいいヤツでしたし。
そんなクズが最後にまた豪快に殴られて、しかも、
「てめーごときのために、なんで俺が帰ってこなきゃならねーんだよ!
俺が帰ってきたのは旭のためなんだよ! ただの人身御供なんだよオマエは! わかったか!」
って、言ってること酷すぎるのに結果としては最善なんだから、やはりヤスの馬鹿あなどりがたし。
たえ子ねえちゃんもいつも最高だったし、照雲夫妻も良かったし。
ほんと毎回毎回、「泣ける」というより、「泣き笑い」していたステキなドラマでした。
2013年03月15日(金) |
限界の際で輝くオトコマエさんたち |
昨夜、NHKのニュースウォッチ9では、
もうすぐ1000回公演を達成する「Endless SHOCK」の座長・堂本光一さんのインタビュー。
語らずとも、この方の想いはすべて、舞台に立つご自身が体現していらっしゃいます。
だから、昨夜語られていたことは、舞台を観れば「そういう人だ」ということはとっくの昔っから
わかっていたことなのです。
でも、ご本人の口からあらためて聞くとやはり嬉しいし、ステキな生き方だなー、と思います。
男の中の男、漢の中の漢。
舞台人じゃなくても、どんな職種、どんな立場だろうと、こういう心意気で日々生きているのが
まさしく、人生を「まっとう」していることになるのだろうと思ったのでした。
「舞台は逃げも隠れもできない場所。より自分を追い込める場所でもある。」
「限界ギリギリでやっている人は、すごい輝きを放つ瞬間があると思う。それを表現したい。」
「今、自分に何ができるか。そこにすべてをぶつけていくことで結果が開いてきた。
今、全力投球しておけば、それがきっと何か良いことにつながっていくだろうと信じるしかない。」
「お客さんはシビアなので、ダメになったらお客さんはついてこない。
昨年より今年のほうが良かったとお客様に思ってもらわないと、
絶対にお客さんはついてきてくれない。」
「エンターテインメントという仕事自体、自分はすごく楽しんでやっているし、
それに出会えたことはすごく幸せだと思う。
生がいを感じてやれる仕事に出会えたこと、それに感謝してまっとうしないと、もったいないですよね。」
いい舞台やステージには、素晴らしいエネルギーが満ちあふれております。
それは生身の人間が渾身のがんばりで放ってくれるものなのですが、ときに神々しいほどで、
その圧倒的に強くて美しいエネルギーに、何度も何度も癒され勇気づけられてきたことは、
実感として断言できます。
光一さんが座長として10年以上育ててきた「SHOCK」という舞台ももちろんそうで、
この方が舞台から放つ、まさしく命を分けてくれるかのような力強いエネルギーの素晴らしさは、
テレビでただ美形なお姿をちょこっと見せている時の比ではございません。
ほんと、生き方がオトコマエよね。
で、昨夜はフジの「オデッサの階段」も観たのですが、
光一さんが舞台人として「限界に挑む者の輝き」を体現する人なら、
「ハゲタカ」「龍馬伝」「るろうに剣心」で独特の演出をしてきた大友啓史監督は、
映像作品の監督として、役者から「限界に挑む者の輝き」を引き出す方だということがわかりました。
「龍馬伝」と「るろう」で大友監督に鍛えられた佐藤健くんのインタビューもあり、
とても面白かったので、これはまた後日。
2013年03月13日(水) |
龍馬伝の撮影話withたけるん |
1番ソングSHOWのましゃ、湯川先生っぽくってステキでした。
トーク場面は、いつもの面白いましゃでしたが、歌ってる姿は「実は歌ってもすごい湯川先生」みたいな。
そろそろ「ガリレオ」の予告映像などもお披露目が近いかと思いますが、
前回「龍馬伝」の再放送のことなど書いたので、ついでと言ってはナンですがその話題を。
年明け第一回目のたまラジのゲストが佐藤健くんでしたの。
たけるんは蒸溜所にも登場してくれて、『龍馬伝』の時の撮影話なんかもありまして。
だいぶ前になりますが、ちょっとご紹介。
ましゃによると、「龍馬伝」はかなりライブ感のある撮影方法だったので、
芸人さんみたいに自分から画面に映りに行かないと映らなかったそうな。
福「龍馬伝の撮り方は新しくてそれなりに評価されてたけど、
俺たちみんな、ひな壇芸人みたいなもんで、誰が一番デカい声で面白いことを言ったか、
みたいな、そういう世界。」
健「はははは」
福「それを拾って編集していくから、自分のセリフがどんなに最初いっぱいあったとしても、
つまらない芝居してたら全然映ってなかったりしたの。」
健「そう。(セリフのあるなしは)関係なかったですものね。」
福「だからバラエティ番組の手法と一緒だよ」
健「俺のセリフを違う人が言ってたりしましたもん。」
福「はっはっはっはっはっ。平気にあったよね。」
健「平気でありましたよ。」
福「特に土佐勤王党は本当に育ちが悪いから! 人のセリフは取るわ・・・」
健「あれ!? それ俺のセリフ、みたいな。」
ス「ベテランの人はどうだったんですか?」
福「そこはさすがベテランで、最初は戸惑っても、そういう現場だってわかった途端に、
どんどんやり始めるからね。暴れる暴れる、もう。」
福「『るろう』の現場もそういう感じだったんでしょ?」
健「はい、同じです。一発撮りで。ただ、あそこまでガツガツした人たちが出てくるわけじゃないんで。」
福「ま、だいたいガツガツしているのは香川さんと、青木崇高と・・
『青木また(台本に)書いてないことやってんな』ってわかるもんね。」
健「だいたいあのおふたりですね。書いてないことやってる方は。」
福「でも、書いてないことやるの、楽しいよね。」
健「楽しいですよね。」
福「そういうことやったほうが、役が馴染んでくるのも早いし。」
健「役を演じている時に『自然に自分の中から出てきたもの』が、
役の真理を突いてるってことは多いですしね。」
福「計算やコントロール以外のものが出るんだろうね、何でもありのアルティメットなところに行っちゃうと。
日本の場合は、カット割で『ここで寄り、ルース、カットバック・・・』って決めて、
それを埋めていくのが伝統的な撮り方なんだけど、それをやっていくと、
もちろん上がりがよければそれでいいんだけど、予想外のことっていうのは出にくいよね。」
で、テレビやラジオでも、生放送が得意な人とそうじゃない人がいるように、
映像での演技も、ライブ感のある芝居が得意な人と、収録っぽい芝居を得意とする人がいるんですと。
福「どっちがいい悪いじゃないんだけど、たとえば『この人の芝居、ちょっとライブ感がないなー』
なんて思っても、カンパケして上がってくると、すごく良かったりするんだよね。」
健「そうなんですよねー。不思議なんですよね。」
福「その人が何度も間違えるから、それに合わせて何回もやってる自分のほうが、
上がりを見ると、明らかに疲弊して芝居が良くないの。芝居が死んでるの。」
健「そうなんですよ。」
福「相手の方がセリフ入ってないし、何度も噛みまくってNG出すし、こっちはセリフも全部入ってるんだけど、
それにあわせて何度もやってると、その人の方が最終的に良いの。」
健「不思議なものでね。」
福「たぶん、その人にとってはそれがアウトオブコントロールの状態なのだろうね。
だけどこっちは、芝居がもう死んじゃってるの。もってかれちゃってるんだよね。」
健「でもそれ(アウトオブコントロールの状態)、やろうと思ってもなかなか出来ないですよね」
福「できないできない。」
健「その人はいい役者さんだし、実際いい出来なんですよ。」
福「そう。だけどこっちがエネルギーを吸い取られまくって。
子どもとか動物とか相手にすると、こっちはそうなりがちなの。子どもも動物も何やるかわかんないでしょ。
何やるかわかんない相手が目の前にいると、こっちは当然構えるし、自分をコントロールしようと
してしまうの。たとえば、先に相手が酔っ払うと、こっちはもう酔えない、みたいな感じ。」
健「そうそうそう!」
福「それと同じで、この子何するかわからないから俺がちゃんとしなきゃ、って思うと、
もうつまらない芝居しかできなくなってるの。」
健「そうなった時点で、もう、つまらないんですよね。ほんとそうなんですよ。」
福「あれ困るよね。」
健「こまる!」
福「だから、龍馬伝みたいに長まわしで、カメラも色んなところに入ってきて、
決まってるようで決まってない、という現場で、全員がそういう状態だと、
自分もアウトオブコントロールのところに行けるんだよね」
福「健なんかは17歳から芝居を始めて今24歳でしょ。その間にたくさんいい仕事を残している。
もちろん実力もあるけど、やはり出会いだよね。」
健「出会いですね」
福「芝居は集合体でやってるから、どんなに自分だけがんばっても、
よくならないものはよくならなかったりする。
『あれ?結局良くならなかったな』みたいなことってあるんだよね。
でも、がんばらないといい作品にはならないし。人が多いと大変だよね。」
健「大変ですよね。おつかれさまです。」
龍馬伝飲み会のお話を聞いてから、改めてこの健くんの穏やかな口調を聞くと、
「こういう感じで芝居を語りながら飲んでるんだなー」と想像できてさらに興味深かったです。
2013年03月10日(日) |
今なお続く「龍馬伝飲み会」のお話 |
今週は水曜日の「一番ソングSHOW」と金曜日の「A−Studio」にましゃご出演予定。
「A−Studio」のサイトで予告動画を拝見したら、
大泉洋ちゃんのモノマネ(洋ちゃんが福山先生の真似をしているのをましゃが真似していた)や、
例によって例のごとく堂々の下ネタをステキにご披露なさっておられました。
鶴瓶師匠の容赦ない褒めちぎりコメントは、ゲストのファンならずともそのあまりの凄まじさに
若干引き気味になったりしますが、誉めるトコだらけのましゃだといったいどうなってしまうのでしょう?
楽しみとおりこしてちょっとコワいわー。
そして「誕生日には真白な百合を」も4月10日にシングルとしてリリース決定したそうで、
こちらでジャケ写の一部が見れますが、
前髪下ろしただけでこんな若くなってしまうのかと驚愕。
さてさて、
ここ1〜2週間のTVドラマでNACSの皆さん5人(おひとりは話題のみ)を網羅できて、
ちょっと嬉しかったり。
洋ちゃんは「シェアハウスの恋人」で毎週ユニバーサルなイイ人っぷりを発揮し、
音尾琢真さんは「とんび」で毎週ヤスにいい殴られっぷりを見せてくれてますが、
それに加え、ヤスケンが「はらちゃん」にロックな放浪親父でご出演。
シゲさんは「シェアハウス」に「5人でベンチャー企業を立ち上げた」うちのおひとりでご出演。
シゲさんは「社長は頭がデカい」(森崎リーダーのことね)とか、「天パでちょっと成績が
いいと思って調子に乗ってるヤツにむかつく」(洋ちゃんのことね)とかのNACSネタを披露したり、
お酒をぐいっと煽って酔っ払った洋ちゃんが「よし! 相撲だ!」と水曜どうでしょうネタを
披露したりと、大変楽しかったです。
音尾くんは、川岡大二郎くんと一緒に昨夜のたまラジにもゲストで登場。
いまだに続いている「龍馬伝飲み会」のお話、特に「土佐勤王党会」と「亀山社中会」の
雰囲気の違いがとても興味深かったです。
片方に出たらもう片方に出られないというわけではないのに、なんとなく、その当時の役柄に
沿った方の所属になってしまっているのですと。
だからましゃと川岡くんは「亀山社中会」で、音尾くんは「土佐勤王党会」。
で、そのどちらの下士連中にも属さず、役的に偉い人だった後藤象二郎を演じた青木崇高さんは、
どちらの飲み会にもふつーに来られるのだそうだ。
「亀山社中会」は、ほとんど「大泉洋オンステージ」状態だそうで、
コントの合い間に飲んで食べて騒いで、最後に福山さんのナマ歌で締めとなるそうな。
なんてエンターテインメントな飲み会♪
「土佐勤王党会」は、大森南朋さんや佐藤健くんがいらっしゃるだけあって
「芝居ってさ」みたいな話をしながらしっとりと飲むのだそうだ。なんてシブい♪
そういえば、「龍馬伝」も、NHK−BSプレミアムで4月6日から再放送開始でした。
アナログTVで録画したのしか持っていないので、キレイな映像で1話から録画できるのが
楽しみで仕方ありません。わーい。
2013年03月09日(土) |
ガンバレ耳鼻科の先生 |
金曜日に花粉症の薬をもらいにかかりつけの耳鼻科に行きましたら、
午前中(10時半くらい)の段階で受付人数が240人を超えていました。
これは診察の人数だけで、わたしのように薬だけもらいに来る者はカウント外。
ひえー。
先生はひとりなのに大丈夫なのだろうか。
感じのよいやさしい先生なので、患者さんが集中してしまうのでしょう。
きっと毎年のことだろうから先生は慣れているのかもだけど、
この時期の耳鼻科医の激務は察するに余りありますな。がんばれ先生。
花粉が本気を出してきましたものね。
朝夕に飲む薬、今まで1回だけでしのげていたのだけど、一昨日あたりからしっかり朝夕服用。
薬のおかげでまともに日常生活おくれていますが、飲まずにマスクだけなんて絶対ムリです。
もし薬を飲まなかったら、目は真っ赤で、喉は痒くてたまらず、鼻水は蛇口のごとく出っ放し、
寝ようと横になると鼻がつまって呼吸できずに眠れず、お肌もカサカサでかゆかゆ。
花粉とのつきあいももう30年以上になりますが、それでもわたしは大人になってからの発症。
最近は子どもの患者も多いみたいで本当に大変ですね。
薬も飲めずマスクもできない野生のおサルの大変さも同情してしまいます。
しかしこの季節、
梅が咲き始めて、いい香りなのよねー。
薬のおかげでマスクせずに過ごせるからこのいい香りも楽しむことができます。ありがたやー。
ガリレオの撮影も始まっているらしいましゃですが、
最新の福山蒸溜所のトーキングFMサイトの方で、なんとなく花粉症の症状があるようなことを
おっしゃっておられました。
でも、素直には認めたくないみたいで、
スタッフの方々も「認めたら負け、って言いますよね」なんて言うものだから、
「花粉かなぁ?」「これ花粉かなぁ?」「これ花粉?」と、問いかけるだけに終始し、
結局「俺、花粉症みたい」とはお認めにならず。
でもそれ花粉症ですから。(バッサリ)
ロケで外に居ざるを得ないのなら、ムリせずお薬を上手に使って乗り切られるのが一番よろしいかと。
花粉症同士のみなさま、がんばりませう。
啓蟄とな。
ウォーキング&ランニングの途中に、へびさんに出会う季節になってまいりましたか。
今日はまだ出会わなかったけれども。
生命力あふれる春というのは、花粉も黄砂も飛びまくるし虫たちも活発に動き回って
顔にもバンバンぶつかって目にも口にも入ってくるし、
日差しもかなり強くなるし、人体にはけっしてやさしくない感じです。
さて。
ましゃがゲストで解説席にいた格闘技の生中継「UFC JAPAN 2013」@WOWOWは4時間半。
格闘技は鑑賞どころかあまり直視できないへなちょこなので、
ましゃのステキな姿と的確なコメントをもう一度確認したらサクっと削除しましょう。
ヴァンダレイ・シウバ もマーク・ハントも名前だけは知ってる、くらいど素人の
へなちょこが申してもまったく説得力はないですが、最後の二試合は感動的でしたー。
素晴らしい試合というのは、強い者同士でないと成立しませんな。
力の強さやガタイのでかさが猛獣に近くなればなるほど、
中身の人間性というか品格がさらに重要になるということも、
最高の戦い方をして負けたスタンを賞賛する、ましゃのコメントを聞いて思いました。
さて、週末に観たドラマたち。
「はらちゃん」(ロックな放浪親父ヤスケンの方が、漫画の世界の人たちよりずっとヘン)、
「チープ・フライト」(ほんのりコミカルな竹内結子ちゃん最高にチャーミングで大好き)、
「八重の桜」(市川染さまの非力な天子っぷり似合いすぎ)、
「とんび」(今回もクズ&クズ嫁ステキすぎ。眠っているお父さんにヤスが語りかけるあたりから
ずっと号泣しっぱなし。海雲和尚ったら亡くなってからも泣かせてくれますな)
ずっと楽しみにしていてしっかり録画したけどまだ観てないのが、
「テルマエ・ロマエ」@WOWOW
「こどもの一生」@NHK-BS(NACSのシゲさん出演の舞台。これも4時間半)
どれもじっくり観たいのでながら観ができませぬ。
ところで本日から、キシリッシュの新CM、「アジアビジネス」篇がオンエア。
世界をまたにかけて活躍するビジネスマンに成長なさってます。
そして相変わらず、女のみならず男たちにモテている。しかもかなり偉い男たちにモテている。
ステキです♪
先日「ごきげんよう」で、福田彩乃ちゃん(ものまねが得意なタレントさんね)が、
大雪の降った成人の日に、テレビ局に向かう途中で車が動かなくなり、たまたま通りかかった
事務所の大先輩・福山さんの車に乗せてもらってスタジオまで送ってもらった、
というお話をしていらっしゃいました。
雪にはまって動かなくなった車から降り、彩乃ちゃんだけ徒歩でスタジオに向かっていたところ、
前からましゃが歩いてやってきて「車押していたのトクでしょ?(彩乃ちゃんのマネージャーは徳山さんといって、
以前ましゃのマネージャーさんをなさっていたのだそうだ) 乗っていきなよ」と。
ましゃはその時、別のレコーディングスタジオに向かっていて、彩乃ちゃんの車を追い抜きざまに、
見覚えのある男が一生懸命車を押しているわ、中から女の子が出てきて雪に足をとられながら歩いてると
思ったら後輩だわで、自ら車を下りて声を掛けにきてくれたと。
彩乃ちゃんは大感激で「ごきげんよう」でこのお話を披露してくれたわけですが、
これについてましゃはたまラジで「(雪の中での人助けだから)『笠地蔵』みたいだね」なんておっしゃり、
そこから昨夜は「ましゃ地蔵」のお話に。
ましゃは、困ってる人に遭遇する確立がなぜかすごく高いそうな。
老若男女を問わず、芸能人だから後輩だからだとかに限らず、遭遇したら助けるのはあたりまえなので、
そういうちょっとした人助けなら、もう覚えてないほどたくさんやっていると思う、と。
もちろん、ご本人みずから善行をふれ回るようなカッコワルイことはなさいませんが、
これを機に「ましゃ地蔵」エピソードがいろいろとご紹介されました。
近いところでは、自転車に乗って道に迷っていた荘ちゃん、横に車が止まったかと思ったら、
窓がグイーンと下がり顔を見せたのはましゃ。
「荘ちゃん、どうしたの? 迷ってるの? そっちだよ。」と、道を指し示してそのまま去って行かれたと。
またある時はトーキングFMの今浪さん。ましゃが飲んだ帰り道、通りかかったバス停そばで
酔いつぶれて地面で寝ている今浪さんを発見。起こしてちゃんと家に帰したそうな。
ましゃは、今浪さんに限らずなぜか「道に倒れている人」に遭遇することが特に多く、
有名なお話としては、デビュー前に渋谷のバーでバイトしていたとき、
夜中に雨の降るゴミ捨て場で若い女性が酔いつぶれて寝ているのを見つけ、自分の家まで
背負って行って介抱したという。
でも、助けるにしても「自分の家にまで連れて行くのはどうかと思う」と、
ご自分でおっしゃっていましたが。
「目がさめたときその女の子はすごい怯えてたから」って。そりゃそーよね。
その後も、ある時は、酔っ払って上半身を歩道、下半身を車道にはみ出して寝ている男性を発見し、
これじゃあぶないとその下半身をよいしょっと歩道に移動したりしているうちにその人も目が覚め、
「うー。あー。すみませんー」とか言いながらふらふらと歩いて帰っていった、とか。
またある時は、酔っ払って自転車とともに道路に倒れていた60代くらいの男性を助けおこし、
その男性の家まで送っていったら家に着くころには元気になっていて、家にあがって一緒に飲もうと
誘われたり。(丁重におことわりしたそうだが)
またある時は、路地裏で酔いつぶれている女性を発見し、近くにその人のバッグの口があいて
中身が全部散乱していたから、それを全部ひろってバッグに入れ、女性を起こしてそのバッグを
渡したところ、女性は慌てふためいて去っていってしまったとか。
さらには、朝方に交差点のど真ん中で倒れている女性と、その女性の腹を蹴っている男を発見し、
「何やってんだ!」と男の首根っこをつかまえてやめさせたら、倒れていた女性がいきなりましゃを
後ろからバーンと突き飛ばして「いいんです! 大丈夫ですから!」と言って
男と一緒に立ち去ってしまったとか。
この時ばかりは「あれ? 俺、助けたんじゃなかったの?」と思ったそうだが。
しかしましゃは決してヨッパライにだけやさしいわけではありませぬ。
むしろ、普通だったら見て見ぬふりをするであろう(わたしだったらまず遠回りして通り過ぎる)
「酔いつぶれた赤の他人」のことまで気に掛けるって、どんだけやさしいのだと!
どんだけはてしなくやさしいのだと!
ためしに「ましゃに助けられたことがある」リスナーからのメールを募集してみたら、
「ひとつ屋根の下」のロケをやってるときに、迷子になった自分の娘をましゃに見つけてもらい、
自分が来るまで娘の相手をしてもらっていた、とか。
自分の上司が新幹線のグリーン車で、棚に荷物を載せるのに苦労していたら、
通りかかった男性が上げてくれて、「ありがとうございます」とその人を見たら福山雅治だった、とか。
長崎の稲佐山付近でトイレを探していた年配の女性が、ましゃの自宅まで連れていってもらい、
トイレを貸してもらったが、福山雅治とは気づかず「背の高いカッコいいカメラマン」だと
思っていたそうだ、とか。
ティッシュ配りのバイトをしていたときに、まちがえてダンボールごとティッシュをぶちまけて
しまったら「大丈夫ですか?」と一緒に拾ってくれたのが、福山さんだった、とか。
さらに、助けたお話ではないけれど、NHKで清掃員として働いている方から
「挨拶をしてくれる俳優さんはたくさんいるけれど、『今日は寒いですね。』とか『いつもありがとうございます』
などと、挨拶のあとに必ず一言付け加えてくれる俳優さんは、自分の知る限り福山雅治さんだけだった」
というお話も。
ところがましゃは、それらのメールで報告されたご自分の善行を、ことごとく「覚えていない」と。
それくらいのことはたぶんいつも無意識でやっているから、やったとしても覚えていないのだそうだ。
「倒れていた人」からのメールがなかったのは、酔いつぶれていたら自分が誰に助けられたかなんて、
覚えていないからでしょうね。
それにしても、自分がやった親切については、どんだけちっぽけでも尾ひれ背びれ胸びれまでつけて
100年も言い続けそうな人もいれば、どんだけ親切をやり続けても、人が覚えていてくれるどころか
自分ですらすっきり忘れちゃってても全然気にしない人もいたり。
男気あふれるましゃに、あらためて惚れ惚れです。
さぁ3月!
・・・って意気込むような感じではない今日のどんよりとした空模様&強風。
花粉も本番ですかね。
ひな祭りに向けて、お菓子もお花もピンクやきいろのかわいらしーものばかりあふれているのに、
毎年必ず水を差してくれちゃうこの花粉!
隣国からの大気汚染と混ざると、さらに厄介なことになるというではありませんか。
自分で撒き散らしてしまった放射能と、お隣の国から流れ込んでくるPM2.5。
汚染物質を撒き散らす社会を作ってしまったのは自分らなので、
自分らで早くどうにかしないと、地球の自浄作用で人間が消されてしまったって文句は言えない気が。
さ、とりあえず、桃の節句にちなんでピンク色のステキな画像をひとつ。
ちなみ方があまりに無理やりすぎる。
2月28日のひめくりまくりですけどね。
ピンクのパジャマの後ろ姿がラブリーだわオトコマエだわ。(24時間ラジオの時の深夜の装いと思われる)
しかし!
今日いちばん「おっ!?」と思ったのはやはり堤真一氏ご結婚のニュースですよ!
「最後の大物独身40代俳優(の、ひとり)」である堤さんが、
ついにその称号を返還なさると。(どこに返還するのだ)
となると、あとに残った大物独身40代俳優のみなさんにも自然と注目が集まり、
写真週刊誌などからの追尾もさらに激化しそうですね。
おめでたいことではありますが、独身と既婚では「ドリーム感」の大きさが全く違うわけで、
すごく熱心なファンというわけでなくても、やはり一抹の寂しさが。
ま、でも一抹で済んでおりますから、もちろんこれからも、舞台や映画などでの活躍をいっぱい
拝見したいです。大好きな役者さんですので。
しかしやはり問題はましゃだ。
こちらがご結婚となったら一抹では済みませぬ。
44マサハルが、堤さんの年齢でもし結婚となったらあと4年。いやもっとすぐにやってくるかも。
ちょっと想像しただけで、とんでもなく寂しいぞー。
女性ファンの嘆きもさることながら、意外に男性ファンの嘆きもすさまじいのではないかと。
「あの福山ですら独身なのに、俺が独身なのはあたりまえじゃないか」みたいに、
独身中年男たちの希望の星にもなっておられると思われるので。
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