2013年02月27日(水) |
はらちゃん / 福山蒸溜所#47 |
はらちゃんいいなー。
せつないけどほっこり。
越前さんのいる世界に来ると知らないことばかりのはらちゃんが、
逐一質問して、逐一感動している様子になごみます。
考えてみれば、はらちゃんが不思議だと思って感動していることは、
普通にこの世界に生きている人間にとっても不思議で感動的なことなのに、
そのことをすっかり忘れてしまっていたり、正直に感動したりすればむしろアホあつかいだったり。
はらちゃんが生きている世界はすごく狭いけれど、そこにいる人にとってはそこがすべて。
越前さんがいるこの世界だって、もしそこを俯瞰できる存在がいるとすれば、
はらちゃんの世界を見ているような気になるのかもしれない。
はてしない世界観をも感じさせてくれるお話です。
越前さんが幸せになることだけを望み、その邪魔になるようだったら、と、
笑顔で漫画の中に消えていくはらちゃんがせつなすぎでした。
登場人物全員、何かしらせつないけどね。
来週は、「はらちゃんとその仲間達」全員がこの世界に登場。
幼稚園の年少さんみたいに全員で電車になってこわごわ進む様子がらぶりーで、
その年少さんたちを運搬しているヘンなおじさんにヤスケンが!
ますます楽しみですー。
そしてもう先週分になりますが、福山蒸溜所#47では、
東京マラソンにむけてトレーニングを続けていた荘ちゃんのお話から、
マラソンはすごく経済効果があるから、ましゃの故郷、長崎でも「福山マラソン」を企画してみては?
なんてお話に。
荘「長崎は坂道が多いから大変でしょうねー、あのアップダウンは。」
福「いや、平地もあるから。」
荘「じゃ、福山さんの実家のところで折り返して・・」
福「ちがうよ。俺が長崎でマラソンやるとしたら、
龍馬が通った道を通る『龍馬マラソン』に決まってるじゃない! 」
松「たしかに、高知には『脱藩マラソン』っていうのがあるんですよ。」
荘「何だそれ!?」
福「ひゃっはっはっは! あるんだよね、脱藩の道がね。
龍馬と沢村惣之丞がおち合った峠があるんだよね。あんなとこまで行くの!?
でも、そういうキツいとこまで行くのも結構大事だよね。じゃ、亀山社中を通ろうか。」
荘「そこは絶対通らなきゃだめですよね。」
福「相当キツいよ、普通の坂道じゃないからね。」
小「ホノルルマラソンも結構坂があるんで、大丈夫ですよ。」
荘「東京マラソンも、最後の最後に坂があるんですよ。ぐぅーって。」
福「まず、龍馬マラソンは・・・福山龍馬マラソンは・・、
スタートとゴールはあそこにしたい、『平和公園』。爆心地に近い。」
荘「そこで福山さんが『ヨーイ、スタート』バーン!ってやるんですよね?」
福「それでいいですか? 僕走らなくてもいいですか?」
荘「東京マラソンは都知事がバーンってやるんです。」
福「被爆してもずっと立ってた大楠っていう大きなくすの木とか、
迫害された聖人が最後に引き回された二十六聖人の道とか通って、
亀山社中、グラバー亭、岩崎弥太郎が作った三菱の港を眺めながら、電車道をまた通って、
平和公園に戻って平和の祈りを捧げ、第一走者が帰ってくると平和の鳩がぶぁーーーって。」
松「そこまで演出を考えているわけですね?」
小「それ経済効果すごいですよ。」
福「やろう!」
荘「他県からも来るし、世界からも人がきますよ。龍馬ファンも。」
福「福山龍馬マラソン! ・・・ちょっと待って。
そこで福山って名前を付けるのはすごく良くない気がしてきた。」
荘「なんで? テーマ曲も書き下ろしてバーンって。」
福「違いますよ。テーマ曲はたらりら〜ら〜♪(『龍馬伝』のテーマ曲を口ずさむ) 平和のためのマラソンですよ」
荘「それ提案したら絶対通りますよ! 各地、マラソンで町おこしっていうのは多いんですから」
福「これを・・・来年やろう!」
荘「お? 来年やるんだったら今からもう動き出さないと。」
福「長崎市長さんに連絡して?」
実現したらステキでしょうねー。
ま、毎日2キロ走るだけでもけっこうな達成感を味わっている自分には、フルマラソン参加なんて
まったく興味はありませんが(ヒドイ)、龍馬マラソンのコースは是非歩いてみたい道ではあります。
そして、「脱藩マラソン」というものの存在を初めて知り、ちょっと感動。
だっぱんって! だっぱんの道を走らせるって!
粋だわ高知県。
2013年02月24日(日) |
市川猿之助さん@たまラジ |
市川猿之助さんは高校生の頃からましゃラジオのヘビーリスナーでいらっしゃる。
歌舞伎の世界でも四代目市川猿之助を襲名され、
たまラジ国民の中では大変な出世を遂げられた”リスナー代表”にも例えられる方。
ゲストで登場なさっても、ましゃのことを「国王」と呼び、
さすが長年のリスナーだけあって、昔のお話など聞けて大変楽しかったです。
おふたりの関係は、むかしむかし、
ましゃがラジオで「くまどり」について大変とんちんかんなおしゃべりをしたことに端を発します。
「あれは要するに、具合が悪くなってクマができてんじゃないの? で、ツキノワグマの模様に
似てるから『クマドリ』って言うんじゃないの?」みたいなこと言ったのだそうだ。
それをたまたま聞いていた亀治郎さん(当時)が、「それ違うよー」ってお手紙を出し、
そのお名前にましゃが「おー、凄い人が聞いてくれてる!」というのが、そもそもの始まりだったそう。
その後長い時を経て、亀治郎さんは『龍馬伝』で龍馬さんを暗殺する京都見廻組の今井信郎を演じ、
ましゃは四代目市川猿之助襲名の際の祝い幕デザインやポスター撮影を担当するなど、
一緒にお仕事をする機会を得るようになったのは、よく知られるところです。
活躍の場がまったく異なるおふたりですが、
それぞれの節目とも言える、とても重要な場面で一緒にお仕事をすることになるなんて、
不思議でステキなご縁ですね。
しかも、どちらのお仕事っぷりも、相手の活躍にさらに立派な花を添え評判もぐんと上げる、
素晴らしいものでしたし。
猿之助さんからのリクエスト曲は『恋人』(93年)。
わたしも大好きな曲だー。もちろんリアルタイムでは全然知らなくて、
ましゃファンになってから聴いて、大好きになったのですが。
猿之助さんは当時、ラジオの電リク番組に一生懸命電話をかけてはリクエストしていて、
ベイFMの夕方のリクエスト番組を、雑音と戦いながら聞いていたのだそう。
福「俺もベイFMに自分で電話してた! あまりにも何回も『渋谷区の大里洋吉(アミューズの現会長)』の名前で
リクエストしていたら、どうやらバレてたみたいで、
『渋谷区の大里洋吉ですけど、福山雅治の『恋人』おねがいします』って言ってたら
『福山さんですよね?』って言われて。『いえ、大里洋吉です』って言い張って。
で、その時リスナーにプレゼントを当てる企画をやっていて、しばらくして大里さん宛てに
ベイFMからプレゼントが届いちゃったりして。はっはっは!」
猿「僕もリクエストしてたもの。」
荘「ふたりとも電話してたんですか!」
福「嬉しいな。四代目と俺が一生懸命電話して、ランキングを上げていたんだ。」
今やベテランとして大活躍のおふたりの、20年前の意外なお姿にほっこりしたのでした。
ところで今日の東京マラソン、チームたまラジから参加した小原さんも荘ちゃんも無事完走。
おふたりとも前日深夜まできっちりラジオの生放送やってからの参加で、ほんと凄いです。
2013年02月23日(土) |
はらちゃん主題歌 / スーパードライ新CM |
ドラマ「泣くな、はらちゃん」主題歌の「リリック」が、
作詞作曲ともに長瀬智也くんと知ってちょっと驚いております。
エンドロール見てたのになんで気づかなかったのかしらん。
昨日、斗真くん目当てに録画した少年倶楽部プレミアムを見ていたら、
TOKIOがこの曲をフルで披露なさっていて、そこで初めて気づいたという。
詞もはらちゃんの想いがそのまま溢れているようでステキだし、メロディもやさしくて、詞以上に好きかも。
ともやんはこういう歌を作れる方だったのですねー。
ミュージシャンだったんだわ。(失礼。でもTOKIOの皆さんってやはり村とか無人島とかでがんばるイメージなので)
そして!
金曜日のめざましとやじうまでは、
今日からオンエアされるアサヒスーパードライの新CM「CREATION」篇の撮影風景が見れました。
スーパードライにはこれまでずっとインストだったのに、今回 初めて歌詞のある、
「Get the groove」という曲だそう。
グルーヴというのは音楽では「高揚感」を表現する言葉だそうで、
「『理性を解き放ちながら、でも本能でそれをコントロールする』、
この歌は、そういうことを歌いたい歌なんだ、と思った」と。
ちょっと不思議な言い方をされていますが、詞よりも曲が先に浮かぶましゃらしい言い方です。
以前、軽部氏とのインタビューでもおっしゃっていましたが、
「メロディの場合は、もっと最初に沸き起こった感情に近いところで表現できているような
気がするんです。脳に行く前に楽器で変換できているような気がする」と。
つまり、自分の奥底に生まれた想いや感情は、言葉になるより前にメロディとして湧き出すので
まずメロディができあがる。それからそのメロディが求めている言葉をさがして詞を紡いでいくと。
面白いですねー。
ソングライターの中には、曲と詞が一緒に出てくる人もいるのでしょうが、
メロディが先に出てくる人は、そのメロディが語りたがっている言葉を探し、
詞が先に出てくる人は、その詞が乗りたがっているメロディを探す。
凡人にはまったくわからない感覚ですが、ステキな作業だなー、と思います。
詞も曲も早く聞きたいです。
しかし。
CMだからあたりまえだけど、
レコーディングや製作現場で、あんなおしゃれなシャツ着てないし、あんなきちんと髪セットしてないし、
あんなじゃらじゃらアクセサリーもつけてないし、歌うときに顔にあんなに力入ってないのは、
あまたの証拠写真&証拠映像でファンなら了解済みなので、かなりの違和感がありましてよ。
よそゆき〜な制作風景。
違和感がないのはビールを美味しそうに飲む表情だけかなー。
いえ、カッコイイからもちろんオールOKですが!
そんな「CREATION篇」はこちら。
2013年02月19日(火) |
滝翼@24hコスメ / ましゃ@ダンロップ |
今日も寒かったですねー。
真冬を実感。
さて。
「脳男」の斗真も大変美しかったですが、24hコスメ新CMの翼もとてもステキ。
珍しくヒゲがないばかりか、珍しく長めの前髪があったりして、
なんかすごく懐かしい感じのオリジナルな今井翼になっておられます。
こんな姿は次にTVに露出するときにはまた変わってしまっていて、
ナマではまず見られないと思われ。
というわけで、ぜひこちらでカッコイイ今井さんをご堪能ください。
(ちなみに最初の2本が滝沢さん、プレミアムの2本が今井さん)
TVでのオンエアは3月8日までの期間限定だし、わたしが遭遇するのは(これまでの経験上)
まず滝沢さんバージョンだけな気がしますので、結局ネットで見るだけになるのでございましょう。
滝沢さんバージョンも、頭ぐわしゅされてる時の表情が、素の笑顔っぽくてとてもらぶりーです。
そして、めざましで少しだけメイキングの様子が紹介された、DUNLOP低燃費タイヤシリーズの新CM。
ましゃが「生きるとは?」 「今、世の中に必要なものは?」 「愛とは?」など、
50の質問にアドリブで次々に答え、8パターンがオンエアされるそうな。
ラジオを聴いていてもよく思うけど、どんな話題にも瞬時に自分の考えを語れるというのは
どれだけ日頃からさまざまなことに考えをめぐらしておられるのだろうと。
ご飯食べる時間もないくらい働きっぱなしなのに、その中でちゃんと思考し続けられるましゃに、
じゅーぶんに時間がありながらほとんど考えてない自分を深く反省するのでした。
というかさ、ネットという無限の情報源はあるから、
インプットだけは絶え間なくしているのよね、わたしも。
だけど、インプットだけしてもそれについてちゃんと考えないと、結局なんもならないのよね。
ダンロップのCMは23(土)からオンエアだそうで、春夏っぽいさわやかなましゃが楽しみです。
8パターンだといくつの回答が見れるのでしょう。50問全部の回答知りたいわー。
「めざまし」では、ましゃに「ここまで食べ物に見えないケーキも珍しい」と言わせた、
ダンロップさん渾身のタイヤ型巨大バースデーケーキも登場しましたが、
あの懲りようをもうちょっとじっくり見たかったです。
何人分になるのかしらん。
はー。斗真がカッコよかったですー。というか、はてしなく美しかったですー。
が、やはりわたしにはかなりキツい血みどろさと爆音の連続。
でも、脳男(斗真)と精神科医・鷲谷(松雪泰子)の美しさが、グロさをだいぶ緩和してくれます。
もう1回見ようとは思わないけれど、
どこで目をつぶってどこで爆音に注意すればいいかわかったから、
見られないこともない。(どっちだ)
並外れた知能と鍛え抜かれた肉体を持ちながら、人間らしい感情を一切持たず、
凶悪な殺人犯だけを次々に抹殺していく脳男。
質問されたことに答える以外、話すこともなければ身動きもまばたきすらしないが、
殺人犯を「殺す」ために身につけた格闘能力は凄まじく、殺すことに一点の迷いも持たない。
とにかく斗真が素晴らしくて。
格闘シーンが凄かったのはもちろんなんだけど、それ以上に「静」の芝居が。
動きもしなければ表情もまったく変えないし、もちろん声もめったに出さないのだけど、
そこに居るというその「たたずまい」だけで、強烈に存在感があって魅力的で、
「目」や「顔の角度」などのほんのちょっとした動きで、すべてを表現する。
そしてなんたって美しい。なんだろね? ほぼ片目しか見えてない鬼太郎状態なのに、
陶器のような肌触りや冬の空気のような透明感が感じられる美しさ。
特に、ラストシーンの斗真の表情はあまりに圧巻です。
あのラストだけでももう一度観たいくらいです。
しかし、希望と絶望が同時に押し寄せる感じで、なんとも複雑な気分になるエンディング。
正直、脳男のこれからより、鷲谷(松雪泰子)のこれからの方が気になる。
あの人は、精神科医としてこれから何をどう信じてゆけばよいの?
Happy Valentine's Day!
お店にもネットにも、高級チョコからお手軽チョコから可愛い手作りまで、
それはそれはスイートな光景がディスプレイされていて楽しかったですが、
わたしとしましては、この時期はこれがあればほぼ満足です。
地味だ。地味すぎる。(しかもプレゼント用じゃなくて自分が食べる用を提示してどうする)
基本、♪チョコレートは明治♪ の板チョコが一番好きで一年中愛用し、
ラミーとバッカスを冬場のお楽しみにしているわたくしです。
ま、基本がこれというだけで、あれば何でもおいしくいただくのですが。(節操なし)
さて。
福山蒸溜所#46「魂ラジサイド」では、なんともステキな新しい言葉ができていました。
『ましゃ花粉』。
これをめぐって男たちの大騒ぎな会話が最高に楽しいひとときでした。
荘「福山さん、自分で服を選びだしたのはいつぐらいからですか?」
福「今でも選んでないよ。前も言ったと思うけど、関心がないんだよね、ファッションに。
さんざんいろんな服を見たし、着てるけど、それでも関心がないんだよね、服に。」
小「そうとう目は肥えてるわけじゃないですか?」
荘「だったらもう、俺が着たい服は俺が作るしかない! みたいには?」
福「ないねー。楽なものしか着たくないからさ。肌触りがよい、ことくらい。
ほら、元がいいから服で良く見せる必要ないんだよね。ひゃっはっはっは」
荘「出ました。いわゆる、俺たちゃ裸がユニフォーム、全裸が一番カッコよくなるってやつですよ。」
福「それを服で盛っちゃうと、too muchって言うかさ、味が濃くなっちゃう」
荘「あー。味付けいらないっていうね」
福「いや、でもそれは冗談で言ってますけど、女の人ってホントに怖いな、って思ったのがさ、
雑誌の取材か何かのときに、『どんなタイプの女性が好きですか?』って聞かれて
『ジーンズにTシャツが、さらっと似合うような人がいいですよねー』って答えたら
『やっぱりそうですよね』(←ちょっと僻みっぽい言い方)って。
『それってモデルさんみたいな体型の人ですよね』って。
俺、そんなこと言ったつもりないんですけどー! そういうふうに受け取るんだー、って。
で、みんなはどんな女の人がタイプなの?」
荘「顔のベースが笑顔の人がいいですね。」
小「可愛くて、お酒呑むとちょっとエッチになる人がいいです」
松「お酒呑める人がいいですね」
福「飲まない人とか飲めない人とかの方が楽だったりしないの? 車で送ってってもらえるとかさ?」
荘「そういうこと言うと怒られますよ! 私はタクシー代わりですか!って」
福「ひゃっはっはっは。だからそういう受け答えっていうのは、
冗談かあたりさわりのない言い方になっちゃうよね。」
福「正直、好きな女性のタイプなんかさ、ないじゃん」
荘「その時好きになった人が好き」
福「男はほんとにそこらへんぼんやりしてるからね」
荘「女性ははっきりしてますよね」
福「女の人は『どんな人がタイプか?』について何を言っても怒られないのに、
男が言うと突っ込まれるよね。」
小「必ずつっこまれますね。」
福「女の人ってけっこう具体的に言うじゃない? 背が高くて、カッコよくて、面白くてやさしくて・・・」
松「こまかーいこと言ってきますよね」
福「それだけ、男は女性とは違う感性で生きてるってことですよ。女性の場合はやっぱり、
どういう子孫を残すか、ってとこで男を相当吟味するけど、男の場合は誰を選ぶかということより、
できるだけたくさん残そうとする生き物だから、そこまで具体的に考えないんだろうね。」
荘「女性の場合は、自分の決めている範囲に入ってくる人じゃないと、もう眼中にないというか、
いても見えない、という感じですからね。男性はなんとなくこう全員に、『行けるとこあったら
行きますけど』みたいな感じですけど」
福「だから僕はたまに取材とかで『どういう女性が好きですか?』と聞かれると
『僕のことを好きな女性はみんな好き』って」
荘「おおー。じゃあ、ライブ会場とかで『ましゃーっ!』って言ってくれる人は全員好きなんですね?」
福「そりゃそうです。もし、もし法的に許されるなら、全員と・・・」
荘「全員と・・・」
福「全員とまぐわいたいくらいです。」
荘「許されるならば、ね、」
福「ま、許されないと思いますけど。そんな握手会みたいなわけには、」
松「・・まぐわり会」
福「まぐわり会! ・・・俺がもたない。」
荘「気持ち的にはそういう気持ちってことですね?」
福「気持ちはあります。はっはっはっは」
荘「それをそのまんまインタビューで答えると、オカシイ人になっちゃいますから。」
福「だから僕はもう、できることなら『花粉』になりたい。」
荘「ああ! なるほどなるほど!」
福「飛散したい。ぶわ〜って。」
荘「なるほど。いたるところで受粉していただいて、」
皆さん「ひゃっはっはっは」(大喜びの野郎たち)
荘「『ましゃ花粉』のシーズンが来たらふわ〜ってね。」
福「身を粉にして花粉になりたい。」
荘「次にそういうインタビューきたら、そう答えてください。『花粉になりたい』って」
福「そうだね。もう『化身』って歌やめて『花粉』になる。」
荘「福山さんがついにおかしくなった。」
いいですねー、ましゃ花粉。
肉食系とか草食系とか通り越して、もはや植物。
しかし! 受粉するためには花を咲かせとかなきゃいけないわけですが!
さあどうしよう。(どうするもなにも)
ここ数年、お誕生日のたびにSuzuki Talking FMでは「手相芸人」の島田秀平さんに
手相をみてもらい、あらたな1年を過ごす際の心構えにしているましゃ。
今回もTalking FMのサイトには、福山雅治44歳の手のひら写真がばばーんとアップされております。
世に言う天下取りの「覇王線」など御覧になりたければどうぞ。
島田秀平さんご本人も、3年前に初めてましゃの手相をみて以来
お仕事の依頼が殺到しているそうで、
これは福山さんの「上げメン線」(まわりの人の運をどんどん上げてしまう)のおかげだと。
年末年始だけで1000人くらいの手相をみていて、目薬の消費量がハンパないんですって。
その島田さんがみた手相ですごかったのが、人類最強の女性と言われる吉田沙保里選手。
「生命線」が2本あるだけでも「二重生命線」と言ってすごく強いのに、
吉田選手には3本あったそう。
まずは現在の福山雅治の手相の特徴。
・「エロ線」が去年より成長している。
(かの壇蜜さんのエロ線なんて目じゃないほどの線だと。)
福「このことは他の場所でもいっぱい言ってくださいね」と大喜び。 ←何を宣伝したいのだ?
島「いつまでも若い人というのはたいてい『エロ線』がはっきりあるんです。
『英雄色を好む』の言葉もあるとおり、エロはその人のバイタリティにつながり、
大人物にはエロい人が多い。ごめんなさい、『エロい人』とか言っちゃって。」
福「ぼくはそういうのを聞いて、がんばってエロくなろうとした結果、そうなれたんです!」
島「いえ、福山さんのは天然です。自分でもともと持ってるものです。そこは訂正させてください。」
福「ひゃはははは! 訂正早かったなぁ。」
・「アブノーマル線」「よちよち幼児線」「妄想線」「ナルシスト線」がさらにはっきりくっきり。
以上のことからわかるのが、エロさ、子どもっぽさ、変態度、ナルシスト度が去年よりUP。
福「最高です! でもそれでよく社会生活できてますよね。」
・「金運線」「財運線」が、もはや手のひらからはみ出す勢いの長さ。
・「生命線」が2本ある二重生命線。とても旺盛な生命力の持ち主。
・「おしゃべり線」がある。長生きのご老人でおしゃべり好きの人に多いので、これも若さの理由かも。
「ましゃはどんな手相の女性と相性がいいのですか?」のリスナーからの質問に対し、
島「福山さんは感情線と頭脳線が一直線の『ますかけ線』。
感情線が似ている人同士は相性がいいが、ますかけ線同士はどちらも「王様」なので
ぶつかってしまってダメ。ということは、福山さんと相性のいい女性は、正直に言うとあまりいない。」
福「あれ!? だからだ・・・」
島「でも手相は変わりますから」(こんな良い手相変わらなくてよくね?)
・「ボアンティア線」がはっきりくっきり。
島「世の中に貢献したい、人の助けになっていきたい、力になれることをしたい、 といつも願っている人です。」
福「楽しいことも苦しいことも、人と分かち合えてるからなんとかこうして生きていられるわけで、
ラジオや音楽の仕事にしても、好きでいてくれる、興味を持ってくれる人がいるから
成立している。つまり、他者があって自分が初めて成立しているのだと思うんです。
だから、人に喜んでもらえたらそれが自分の喜びになる。
『俺、これが楽しいからキミも楽しくなって?』ということではなく、どちらかというと、
『自分はそんな最高に楽しくなくても、見てる人が最高に楽しんでくれれば、それが俺の最高の喜び』
みたいな感じ。」
2013年はましゃにとって「転機」「チャレンジの年」なのだそうだ。
島「44歳という歳は自分の考え方が変化し、いろいろなことがわかってくる歳。
新しいこと、例えば今まで断っていたこと、やっていなかったことなどに足を踏み出すのが
とても大事な一年。慣れやマンネリ化が一番の敵。
福山さんがもともと持っている「面倒くさがりや」「扱いが雑になる」「いかに楽をするか」
「いかに優位に立ちたいか」などの気持ちが顔を出すとよくない。初心が大事。」
福「それ、僕の根っこに持ってる部分です。ダメ人間じゃないですか!」
島「これらを今年は抑えていただいて、初心にもどって色々なことに足を踏み入れていただくと、
本当に楽しみな1年になります。
いかに他の人たちを喜ばしてゆくか、みんなのために動けるか、ということを大事に
この1年をがんばると、冬にとてもいいインスピレーションが湧いて、それを歌にすると
とても素晴らしいものができる。」
楽しみですねー。冬に出会えるであろう名曲を楽しみにいたしましょう。
で、ステキなアドバイスをいっぱいしてくれた島田さんですが、島田さんご本人も
お仕事の悩みが色々あり、是非ともましゃに相談したいと。
福「喜んで!!」
島「居酒屋にこんな店員さんいてくれたら毎日通っちゃうな・・・」
1年先なんてもちろん、明日もどうなるかわからない芸能界で仕事をしていくのが
不安でたまらない島田さん。友達も年々減ってゆくしどんどん孤独になるし。数年先にはもう
精神的にもこの仕事を続けていられないのでは、と思ったりするそうな。
そんな芸能界でずっとやってこられた福山さんは、どういう気持ちで仕事を続けてこられたのか? と。
福「友達は僕も相当少ないです。」
島「弱音みたいなものはどうやって吐き出してるのですか?」
福「僕の場合は幸いなことに詞を書く仕事をしているので、その中に不安や心配や、自分の
ダメな部分を吐き出せる。そしてまた幸いなことに、そういう歌詞に共感してくださる方がいるし、
コンサートで一緒に歌ったり盛り上がったりできるので、デトックス的に解消されているのだと思う。
だからコンサートをやると、肉体的には疲れるけれど精神的にはすごく楽になる。
だから島田さんもそういう場所を持てたらいいかも、と思う。
不安や心配はすごくプライベートなことだから、プライベートな友達に聞いてもらって楽になろう、 と考えがち。だけど、島田さんも『手相芸人』という表現者だから、表現者としてご自身の不安や心配も
仕事にしてしまった方がいいのではないか。本にするかネタにするかはわかりませんが。
なんと言うか『さらけ出した人』というのは強いしチャーミングですよね。
たとえば瀬戸内寂聴さんとかも、とても立派なお話もされるけど、
『かつて自分はすごく男に走った』なんてお話もされる。だから説得力があるし、
さらけ出すことによって逆に多くの人を救済している、ともいえる。
だからもし島田さんが将来に不安があるのなら、それは誰もが同じように思っていることなので、
それすら仕事にしてしまえる何かがあれば、相殺されてしまうような気がするんですけどね。
で、共感してもらって、同時に収入も得る、みたいな。」
島「僕なんかのひとつの悩みにこんなに真剣に答えていただいて・・・。
幸せな時間をありがとうございました。」
福「何をおっしゃいますか。今度、飲みに行きましょうね。 お・・女の子がいるところに・・・(笑)」
島「僕がんばります!」
福「僕もがんばります!」
島「幸せだなー」
手相からましゃの魅力をいっぱい見抜いて、いいアドバイスをくれた島田さんが、
最後には逆にましゃからアドバイスをもらって、それはそれは嬉しそうに
「幸せだなー♪」って。なんともホッコリ。
島田さん、ひょっとしてましゃのこと大好きなんじゃありませんの? 隠さなくてよろしくてよー。
島田さんがましゃについておっしゃっていたことは、ファンにしてみればすべて思い当たるというか、
あらゆるお仕事から「そういう人」であることはいつも伝わってきているわけで。
「君が笑顔なら それが 僕の生きる道」(『幸福論』より)の人ですものね。
なので、今さらあらためて再確認させていただく必要もないのですが、
何度でも確認できればそれはそれで嬉しいものでございます。
44マサハルもステキに疾走の予感。
2013年02月07日(木) |
Endless SHOCK 2013年2月5日 |
オーナーが前田美波里さん、リカはサントス・アンナ嬢になり、
米花さんや町田さんがいなくなり、代わりにふぉ〜ゆ〜の役割がぐんと増えて重要になり。
基本的なストーリーは不動ですが、演出はところどころリニューアルされ、
それがどれも新鮮で楽しかったです。
なんたって前田美波里さんですよ!
最近では、数年前の大晦日「絶対に笑ってはいけないなんちゃら24時」で、
あのダイナマイトバディで華麗にコミカルに踊りきり、その潔い姿に大爆笑と同時に
「すごい! 美波里さんすごい!」と思った記憶がよみがえります。
ご本業のステージでは、声といい動きといいとても美しくて、
「かつてブロードウェイの舞台で活躍して今は小劇場のオーナー」って本当にぴったり。
失礼ながらもう還暦をとっくに過ぎられたのに、えらいカッコイイんですわ。
女性陣はもとより、あまたの男性陣すらさしおいて、一番目をひくスタイルの良さですし。
オーナーの出番はそれほど多くないけれど、登場場面で感じられる優しくも凛とした存在感は
とても気持ちのよいものでした。
サントス・アンナさんというお名前はまったく存じ上げなかったのだけど、
このリカもとても好印象。同じセリフをしゃべっても、女優さんによって全然違う魅力が
感じられて面白いですね。神田沙也加嬢や佐藤めぐみ嬢からお花が来ていたけど、
歴代リカちゃんのそれぞれのステキな個性が思い起こされます。
そしてもちろん、座長の全く衰えないキラキラとカッコよさと超らぶりーなコミカルさ。
ふぉ〜ゆ〜とヤラさんの鉄壁のチームワーク、初参加の山亮、岸優太くんのがんばり。
皆、長年続いてきたSHOCKという舞台を見事に守りきり、さらにステップアップさせておられます。
岸優太くんも名前もお姿も初めて拝見したのだけど、17歳のジャニーズとのこと。
あの先輩たちと一緒に踊って遜色ないというのは相当な実力者なのでしょうな。
最近、ジャニーズといっても大人な人たちしか観ていなかったので、
「そういえばみんなハイティーンの頃ってこんな感じだった」な子を観るのが
とても新鮮で楽しかったです。いえ私はまったくショタではないですが。
今回出色なのが、パワーアップされた太鼓の演出。
石川直さんの他に2人、太鼓の達人が加わられたようで、その力強いドラミングのカッコよさたるや!
ジャングルの場面では、舞台後方にパーカッションを叩き続ける直さんの姿があり、
一幕最後の殺陣の場面でも、オケが入っている両サイドで、太鼓とドラムもずっと一緒に競演。
2階下手側のわたしの席からは、下手側3階のオケルーム(という言い方があるのかどうか)にいる
和太鼓奏者(日野一輝さんとおっしゃるらしい)の姿が目隠し越しによく見え、
その力強い音とバチさばきが本当にカッコよくて、視線は舞台と3階を行ったり来たりで大変忙しいことに。
舞台上は殺陣のすごい戦いが繰り広げられていて、
太鼓もそれにぴったりあわせて見事な参戦っぷりで、そりゃもう素晴らしかった。
2幕でも、達人3人の大太鼓が響く中での、座長とヤラさんのダンス、という新しいコラボがあり、
「夢幻」というタイトルらしいのですが、これもステキ。
この他にも太鼓の3人は、姿を見せない時でもその素晴らしい音霊で、
姿を現すときにはさらにその力強いパフォーマンスで、舞台全体を最高に盛り上げ、
また引き締めてもいました。太鼓かっこいいわー。太鼓。
そしてもちろん、まわりの顔ぶれがいかに変わろうと、変わらぬ信頼と実績で舞台を牽引していく座長。
バリバリにカッコよくて、ボケさせれば最高にキュートで面白くて、
歌も踊りも観る度にさらにスキルアップし魅力的になっておられます。
これだけ長年続けているのに、まだ限界を感じさせないというのが本当に凄い。
舞台人としてこれからますます楽しみな方です。
まだ初詣にも行っていなかったわたしですが、
座長のキラキラで力強いお姿に、お祓いもお清めもがっつりしていただいた気分です。
これでもうわたしの新年度も大丈夫。
2013年02月06日(水) |
祝☆44マグナムなマサハル |
今日2月6日は、ましゃ44歳のお誕生日。
おめでとうございます! ますますステキに突っ走ってくださいませ。
ちなみに本日の日めくりまくりは、
今年もお仕事場で盛大にお祝いされているのかしらん。
そしてご本人はいつものようにお母さまに花を贈り、
「生んでくれてありがとう」の気持ちを届けられていることと。
誕生日の主役が他の人にお花を贈る日!? と、最初はこのエピソードにすごく
びっくりした、心のせまーいわたくし。
だって、世の中を見渡したって「今日誕生日だけど誰も祝ってくれなーい」なんて
ぼやきはいくらでも聴こえてくるけど、「今日は自分の誕生日♪ 親に花束贈ってサプライズ成功!」
なんてのは聞いたことなかったんだもの。
わたしにそういう発想がなかっただけで、そんな心の豊かな人もいっぱいいたのでしょうけど。
確かに、親への感謝の気持ちを表すには良い機会。
自分が生まれたときに一番苦労してくれたのは親なわけですし。
それに、わたしもそうですが、自分がお祝いごとの主役になることが恥ずかしくてたまらない
「祝われ下手」な人間にとっては、自分へのお祝いを他にすり替えることもできたりするので、
そういう意味でもすごく良いわ、なんて思ったり。
ちなみに、わたしにとりましてはプレゼントの最高峰は花束で、
消えもの(お菓子とかワインとか)も大好物。
うむ。正々堂々の庶民だ。(いただける理由も予定も全くないが)
今日は44歳のオトコマエさんのさらなる活躍を祈りつつ、
こっそり祝杯をあげることにいたしましょう。
そして昨日は「Endless SHOCK」を観てきました。よかったですよー。
感想はまた後日。
2013年02月05日(火) |
「團十郎の歌舞伎案内」を本箱から |
また読んでみようと思って取り出してみました。
「團十郎の歌舞伎案内」 十二代目 市川團十郎 PHP新書519
2008年に出た本で、すごく面白くてもう何度も何度も読み返しましたが、
まだまだ歌舞伎初心者のわたしには、演目ひとつ観るたびにまた読み返すと
そうだったのかー、と気づかされてさらに面白い。
大学での講義を書籍化したから、というばかりでなく、
ご本人のあの穏やかでゆったりとした口調で、丁寧に優しく、歌舞伎の知識をご教授
いただいているような、そんな気持ちになれる一冊です。
なんかもう、あまりに立て続けで、歌舞伎がんばれ! 息子たちがんばれ! と、祈るばかり。
今朝の朝日新聞によると、先代歌舞伎座が工事中の1949年にも、
七代目松本幸四郎、七代目沢村宋十郎、六代目尾上菊五郎が相次いで亡くなり、
「歌舞伎界の危機」と騒がれたのだそう。
でもちゃんと乗り越えて今まで続いてこられたと。
400年の歴史の底力を信じております。
2013年02月02日(土) |
湯川先生も楽しみだが「脳男」も |
ガリレオの映画「真夏の方程式」の公式サイトがオープン。
TOPはほぼ「でっかくて目立つ字だけ」ですが、予告映像にはステキな湯川先生が。
ねんどこねこねしながら吉高ちゃんにクールな視線を向ける湯川先生が、
いかにも湯川先生らしくて、ワクワクでございます。
映画の前にまず4月からの月9ですが。
生田斗真くんが「人間的な感情を持たない、美しき殺人者」を演じる「脳男」。
これもすごーく観たい。斗真は等身大の普通の青年役も大変に魅力的ですが、
作りに作りこんだ普通じゃない役も久々に観てみたい。
格闘などのアクションシーンも凄いようで、半年間徹底的に身体と技を鍛え上げたそうですし!
が、スプラッターに極端に弱いわたしにも大丈夫な画なのだろうか?
その点だけちょっと気になって腰がひけてたりも。
そしてその前に!
毎年恒例の「SHOCK」が帝劇で今年も開幕。
この時期にこの舞台を観ると、新年度に向けてのエネルギーが充填されて、
心身ともに力みなぎる気分になれます。
帝劇に行くのも昨年4月のSHOCK以来ですが、行くとさほど久しぶりな感じがしないのは、
ま、1年あっという間だからですね。
|