今日のおたけび または つぶやき

2012年04月27日(金)  「Endless SHOCK」&「椿姫」&シネマ歌舞伎「天守物語」



劇場というのも強力なパワースポットのひとつですね。

力強いエネルギーにあふれ、美しさや清々しさに満ちた舞台には、

お祓い&全身エステのような効果があるように思いましてよ。(実際のお祓いもエステも行ったことないけど)



昨日26日には「Endless SHOCK」、24日には玉三郎&海老蔵のシネマ歌舞伎「天守物語」、

そして先週の17日には美輪明宏版「椿姫」を観てきました。

美しいものに触れるって気持ちいいわー。



まずは「Endless SHOCK」。

2月に観て以来の今期2度目ですが、こんなとんでもない(←誉め言葉です)舞台を4ヶ月もの長期間、

それもほぼ毎日2公演を、座長はじめずーーーっと同じメンバーで上演してきたのに、

パワーもテンションも全く衰えることなく、

ダンスや殺陣やアクロバットの美しさ緻密さダイナミックさも変わらず、

座長と沙也加嬢の歌声はますます響き渡り、アドリブはますます冴えて楽しくて可笑しくて、

何から何までステキなわけで。



いつもながら、SHOCKを観た後は力みなぎる実感がございます。

今だったら当麻(@SPEC)のように「高まるぅぅ」と言いたくなる気分です。

座長&座長ひきいるカンパニーの放つ元気玉おそるべし。



いつ来ても客席内はびっちり満席だしね。見回すとなんだかもう驚くより呆れてしまいますよ。

4ヶ月もやってるのに。っつーか10年以上続いてるのに。どんだけ客を呼ぶのだこの演目は。

「満員御礼」の札もあたりまえのように立っているし。まったくあたりまえじゃないけどね。



昨日夜も含め、ビデオ撮りが何度も入っているようですから、映像化は確実かと。楽しみですねー。

座長のあの超かわいらしい不思議な動きや、日替わりで次々に生み出されるアドリブの数々、

あの名作「5分でわかるEndless SHOCK」の映像も特典で入れてもらえないだろうか。



シネマ歌舞伎「天守物語」では、優美で幻想的な玉三郎と、凛々しくて美しい海老蔵を堪能。

見目麗しいだけでなく、言葉というか日本語も本当にゆったりと美しくて耳に心地よいです。



まったく私事ですが、取り壊し直前の歌舞伎座でこの「天守物語」と「海神別荘」を

観ていた時に、腰(というか臀部)が痛くて何時間も座っているのがとにかくしんどくて、

接骨院のゴッドハンドA先生に診てもらったら「このままだと変形性股関節症になって歩けなくなるよ」

と言われたのでした。それを機に毎日のウォーキングを始めるようになって症状も改善し、

今もどうにか観劇を続けられている、という、ありがたいきっかけになった作品でございます。

ま、今でも、長時間座っているより長時間立ちっぱなしのほうがずっと楽ですが。



そして美輪明宏版「椿姫」。

美輪さまの舞台は「双頭の鷲」「黒蜥蜴」「毛皮のマリー」「近代能楽集より 葵上・卒塔婆小町」を

拝見しましたが、とにかく衣装、音楽、舞台セット、照明、語られる言葉、所作、などすべてが、

「美しさの凝縮」といった感じです。

猥雑ですごくどろどろした世界も描かれるのだけど、すーっと光がさしてくるようなシーンも多く、

今回の「椿姫」のテーマである「無償の愛」も、すごく温かく伝わってきました。



どの舞台でも、芸能界中から来てるんじゃないの? ってくらいロビーのお花がすごくて、

客席にも空調でほのかにいい香りを漂わせていて、劇場内なのに森林浴してるみたいな。



美輪さまももう喜寿(七十七歳)くらいなはずですが、とにかくエネルギッシュ。

舞台上には人間離れしたすごい方がいっぱいいらっしゃいますな。







2012年04月25日(水)  「リーガル・ハイ」他いろいろ



やっと観れましたー。「リーガル・ハイ」第一話(再放送)と第二話。

キャラも魅力的だしお話もすごく面白かったです。

無敗を誇る敏腕弁護士の古美門は、ある意味きっちり一本筋の通った人格破綻者。

徹底した拝金主義はいっそ清々しいし、一挙手一投足、表情の可笑しさと言ったら。ステキだわー

今期のドラマの中では最高に面白くて気になる、主人公らしい主人公でいらっしゃいます。



今期のドラマは主人公があまり主人公っぽくないのが多くて。

「鍵」の大野君、「三毛猫」の相葉ちゃん、「ATARU」の中居君などは

脇が芸達者すぎるのかしら。主役なのに、「この人ならでは」な存在感があまり感じられないというか。


わたしの中では、「鍵」の主人公はふたりの弁護士さん、「ATARU」はふたりの刑事さん、

(でも、登場を一番楽しみにしているのは実は鑑識の渥見さんとニセモノの瀬文と当麻。)

そして「三毛猫」は、んー、これはもう主人公はいない感じ。

可愛いにゃんこと自己評価だけやたら高い石津くんを見るのが一番楽しみです。



視聴率が驚異的に低かったらしい「家族のうた」は、二話目の録画を忘れてしまい、

かといって再放送を見たいほどでもないのでこれにて脱落。

オダジョーは好きなのだが、サダヲちゃん&天才子役たち&ムックほどの吸引力はないなー。



「未来日記」と「もう一度君に、プロポーズ」の初回も観ました。

前クールの岡田将生くんは「聖なる怪物たち」では、陥れられる人のいいお医者さんでしたが、

「未来日記」では、ひたすら逃げ回っております。これからも逃げ続けるのかしら。

「もう一度君に、プロポーズ」は、忘れちゃった人と忘れられちゃった人それぞれのせつなさを、

大人なふたりの役者さんが好演。竹野内豊さんの優しい「ん?」は、いつもながら反則ワザのステキさ。

これも視聴率はあまり高くなかったみたいだけど、わたしは好きですー。



その「もう一度君に、プロポーズ」から、印象的だった言葉。


「変わらない毎日を変わらずに歩むために、何かを変えてみよう。」


記憶を失う前の可南子(和久井映見)の日記の一節です。そのとおりだな、と思って。





2012年04月23日(月)  安全運転にはチキン



便利なものはなんだって、使い方を誤ればすぐ凶器になりますな。

19歳の息子が昨年末に車の免許を取得して以来、当然ですが、心配ごとがひとつ増えましてん。



取得直後は、夜の運転はあぶないー、雨の中の運転はあぶないー、友達は乗せるなー、と

うるさく言いまくる母に、「それじゃ免許取った意味がないだろ」と反論しておった息子。

そりゃごもっともなのだが、言わずにはいられんだろうが。



では、と、一万歩くらい譲って「電柱に擦るとか、柵を曲げるとかは大目に見るが、とにかく人を轢くな。

そのためには、調子に乗ってスピードを出しすぎないこと、人を乗せたときにおしゃべりして

前方不注意にならないこと。スピードさえ出してなければかなりの危険は回避できるのだ」と、しつこい母。


「わかってるよ。そもそも俺みたいなチキンがスピード出しすぎるとかないから」と、息子。



おお。チキンばんざい。チキンぶらぼー。

ドライバーはチキンなくらいで丁度よいのです。



そして、取得直後からこの長い春休みの間も精力的に乗り回し、

高速にも臆せず乗るわ、友人たちのアッシーにもなるわ、

ナビを駆使して全然知らない場所にも遠出するわで、

母のぎこちない運転技術などは瞬時に超えてしまいましたわ。

そりゃそうよね。



いつもは電車でちんたら行っているわたしの両親のお墓参りにも、

「俺が運転して乗せてってやるけど?」などと生意気なことをのたまうので、

どれどれお手並み拝見、と約1時間半の道のりを連れてってもらったら、実に安全運転。

墓前で「俺が運転してきましたー。そんくらいデカくなりましたー」と、

得意げに報告する確かにデカくなってしまった奴でした。



若干感慨深かったことは息子には言わないのだ。

そしてこれからも、運転で調子こきそうになったら脅してやるのだ。



しかし、今までドライバーは35歳以上だけだったわが家の自動車保険に19歳を追加したら、

保険料が軽く倍になりましたよ! びっくりだよ!

その値段を見せて「これだけ若者の運転は信用されていないのだから、くれぐれも心するように」と、

やはり脅すことはやめない母なのだった。



っていうかさ、交通事故の被害者になるのももちろんすごく怖ろしいが、

加害者になるのはそれ以上に怖ろしいのですが、無謀な運転をする人たちはそうは感じないのだろうか。

人の命を簡単に奪ってしまうかもしれない、身体の機能をすべて奪ってしまうかもしれないのに。

そして加害者になった自分の人生だって一変するのに。

自分の運転技術や注意力をそこまで過信していられるって、迷惑な能天気にもほどがある。






2012年04月20日(金)  春らんまん なのに風邪



ウォーキングコース一帯が春らんまんでございます。


タンポポと菜の花が満開なので、緑と黄色の地面がなんとも華やか。

可愛らしかったつくしはもう伸びてしまって雑草の様相となり、

カモさんたちはグワグワ鳴きながら飛び回り、

ツバメさんたちはびゅんびゅんと低空飛行の妙技。

複数でいるところはめったに見ないシロサギさんですら、上空を3羽でくるくると追いつ追われつしてたし。

派手でキレイなオスと地味なメスのキジさんたちのつがいも居たよ。



毎年のことながら、今春の初へびにも遭遇。

みどり色のきれーな1メートルくらいの。

必死で走っている目の前にいきなりにょろっと道をふさいでいたから、

頭側を飛び越すかしっぽ側を飛び越すか一瞬迷いましたが、やっぱり怖いのでしっぽ側を飛び越す。

で、1周して戻ってきたときにはすでに茂みの中に見えなくなっていました。

毎年、しろへびとみどりへびには遭遇するんだよね。毒蛇でなくともやはり一瞬ぎょっとしますが。



ほんと、この季節は植物も鳥さんたちも賑やかでキレイで楽しいです。



が、困っているのが汗対策。

走るとかなり汗をかいてしまう気温なのですが、時々まだ風が冷たかったりするので、

帰りの30分ウォーキングの間に身体が冷えてしまうらしく、

気がつくと風邪をひいている、というのがすでに2回。



冬より春になってからの方が頻繁に風邪ひいてるんですけどー。

帰りの汗冷え対策に、まだウィンドブレーカーは着用しているのだが、内側が汗びっしょりだと

それでもやっぱり冷えてしまうみたいで。

夫は「走った後にも歩きたいなら100歩くらいにしておけば」とか言いますが、

そうだなー。冷えない気温になるまでちょっとメニューを考えなおしましょうか。



というわけで、今日もまんまと頭痛とダルさで葛根湯なんぞ飲んでおります。とほ。



そんな風邪っぴきで「もう一度君に、プロポーズ」を観てますが、

竹野内豊相変わらずカッコいいです。このビジュアルと低音の声、なんか落ち着くわー。







2012年04月18日(水)  ドラマ第一話いろいろ



「カエルの王女さま」「三毛猫ホームズの推理」「ATARU」「家族のうた」

「鍵のかかった部屋」を観たところでちょっと疲れて油断し、一番面白そうな「リーガル・ハイ」を

見逃すという失態。きっとすぐ再放送してくれるでしょう。いい評判しか聞かないし。



で、上記5作の中では「鍵のかかった部屋」が一番面白かったです。

当麻に当分会えないと思うと、なんかもう戸田恵梨香ちゃんが出てくれるだけで嬉しい。可愛いし♪

が、やはり流石なのは佐藤浩市氏。貴一祭り(@「最後から二番目の恋」)ほどではないにしても

いつか浩市祭りもしたいですー。がんばれカッコいい50代!


大野くんのドラマ作品は「魔王」と「怪物くん」しか観たことがないので、いくらか普通の人間(?)に

近づいた感じのキャラが楽しみです。セリフが膨大そうだわー。



「ATARU」には、SPECから5人(遺影含む)も登場。

「翔」に登場した北村一輝(後に殉職)、「天」で瀬文の元カノとして登場した栗山千明。

このふたりが再び刑事でタッグを組み、テレビシリーズから「翔」までほぼ出ずっぱりで未来を予言していた

田中哲司が鑑識さんでふたりを助けているというのが、妙に贅沢な感じ。


第一話だけのお遊びかもしれないが、SPECを彷彿とさせるネタもところどころにこっそり仕込まれていて、

これも最高に嬉しかった。警視庁の廊下で瀬文と当麻の後ろ姿(もちろん別人。おそらくスタッフ)を、

北村一輝が一瞬振り返るシーンとか、マニア心をくすぐりまくりですね! というか、

SPECがますます恋しくなるではないかー!

だから、主役なのに中居くんの存在がちょっと違和感でしたわ。

見慣れて違和感なくなれば、もっと面白くなりそう。




「カエルの王女さま」は、カッコよくて頼れるちょっとコミカルなあまみん、という鉄板。

そしてこの鉄板には、どこか陰のある玉鉄が必ずセットになっているのはなぜなのだろう?

玉鉄も嫌いじゃないから全然OKですが。



「家族のうた」は売れなくなったロックスターのオダギリ・ジョーが、ひょんなことから

いきなり子どもの父親になるという、マルモリやステップ・ファザー・ステップでお馴染みな展開。

子役もわりといい感じではありましたが、正直ちょっと食傷気味かも。



「三毛猫ホームズの推理」は、予想以上ににゃんこ以外に見どころがなく。

にゃんこは可愛い。あの三毛ちゃんのアップはとーーっても癒される。が、他は全般的にちょっとツラい。



さてさて、最終話まで完走できるのはいくつあるかしらん。






2012年04月14日(土)  SPEC漬け一旦終了



昨日はあんなに暑くて汗かきまくりだったのに、今日はまた冬。

雨も降ってるし風もけっこうあるし、桜は散ってしまいそうですね。



今週はSPEC漬けの楽しい1週間でした。

結局、テレビシリーズのDVDも引っ張り出してきて全話観てしまったし。

これがね、うちのアナログDVDレコーダーの買い替え時期の録画だったので、

途中まではアナログ映像で画面も両端が切れていて、「デジタルへの移行準備を」のお知らせが下の方に

いっつも入ってたり。最後の数話だけデジタル録画で、CMスキップもできるようになってたり。

時の流れを感じますなぁ。まさしく「時代だよ」by野々村係長待遇 な、感じ。



「翔」と「天」を観てからテレビシリーズを見直すと、例えば

「この津田は裏切り者津田で、こっちの津田は公安零課所属のちゃんとした影武者津田ね」などと

色々考えながらつじつまあわせをしながら観るので、目も疲れたが頭も相当疲れました。

(見てない人にはさっぱりわからなくてごめんなさいまし。)

でも、この疲労感こそが充分漬かった証でございます。



昨日のレディースデイに2回目の「天」を堪能しましたが、もちろん謎は謎のままです。

いつの日か「結」(「欠」?)が公開されるまで、

SPECの世界は大事に楽しみに取っておくことにいたしましょ。

大好きな当麻と瀬文、ふたたび一旦おさらばでございます。



4月期のドラマは、当麻も大好きですが、ちゃんとしてて可愛い戸田恵梨香嬢も気になるので、

月9の「鍵のかかった部屋」と、にゃんこ目当てに土9の「三毛猫ホームズの推理」は

とりあえず観てみようかと。でも、変身したらマツコになりそうな猫って、けっこういそうです。



猫っぽい人間といったら、わたし的にはもちろん化け猫サダヲちゃん(荒瀬@医龍)

今井翼氏(アーモンドアイで小顔の見た目が。性格も若干。)

そしてミネルバ・マクゴナガル先生@ハリポタ(猫っぽいというか、ちゃんと猫に変身なさる)ですね。

にゃんこいいわー。






2012年04月11日(水)  再びの「天」に向けて予習復習



レディースデーにはまた「SPEC天」を観に行こうと思っているので、

予習(復習?)に余念がありませぬ。



「翔」をもう一度観たり、そのオンエア直後に息子が買ってきたコミックスの「SPEC零」を読んでみたり。

「零」は、当麻が両親と弟を飛行機事故で亡くしてから、未詳に入って左手を失うまでの話。

テレビドラマでもざっくり扱っていましたが、トリ頭で(鳥に失礼)ほぼ忘れていたので、

改めてちゃんと全部を通して読めて、いきさつがよーくわかりました。


でも「零」の時点ですでに、「天」に初めて出てきた重要なキャラが登場していたのにはビックリでしたよ!



テレビドラマシリーズの時からそうでしたが、とにかく1回観ただけでは、見逃したり理解できていなかったり、

ということがやたらに多いSPEC。

何度か観てようやくセリフやシーンの意味がわかり、細かく仕込まれた小ネタにも気づくので、

何度も観たくなってしまうのです。商売上手ですな。



で、山のように積み上げられている謎の数々を、それはこういうことでは?ああいうことでは?

と、回らない頭をフル回転させたり、ネットで探し出した様々な解釈を読んだりするのも面白い。

それが正解かどうかなんてわりとどうでもよくて、とにかく可能性をいろいろ考えてみるのが面白い。



「翔」「天」と来てようやく納得できたこともいっぱいあるので、

今からテレビシリーズを最初から見直したら「これはそういうことだったのね」という発見満載で、

きっと最高に面白いだろうと思います。



よし。

「結」(「欠」かも)までにはまだ何年かあるだろうから、テレビシリーズをもう1回最初から見直そう。

でもその前に「天」をもう一度観に行くのよー。

公開初日に行った息子も、近々また行くのだと。いいのぉ学割あって。



テレビシリーズがさほど視聴率は高くなかったのに、映画の興行収入はかなり良いらしいというのは、

こういうマニアックなリピーターが多いせいだと思いますわ。






2012年04月09日(月)  「劇場版SPEC〜天〜」



今日は入学式帰りと思われる母と子にあっちでもこっちでも遭遇。

なんかほのぼの。

小学生も中学生も高校生も大学生も、これから迎える学生生活はいろいろ大変でしょうが、

フレッシュマンのみなさん、がんばってくだされ。



息子の高校の卒業式の時は「子どもの学校の『式』に出るのもこれが最後だ」と、

うっすら感慨深かったです。うっすらね。


だってもう、高校入学した時点でかなり親の手は離れた実感がありましたし。

幼稚園の頃から、入学後の保護者会で必ず揉めるクラスの「役員決め」というのがありますでしょ。

高校入学後の保護者会ではそれがなかったのですよ。「もう親は出なくてよいのね!?」と

わかった時のあの解放感!安堵感! あれぞまさしく子離れを実感した一瞬でございました。



そんなことはともかく。

「劇場版SPEC〜天〜」、レディースデイまで待ちきれずに今日観て来てしまいました。



面白かったですー。

とはいえ、ストーリーは「翔」からさほど進展せず。

また新たに現われたスペックホルダーたちをとりあえず制圧して、御前会議だのファティマ第三の予言だの

でっかい謎はすべて残したまま、ひょっとしてラスボス? みたいなキャラをちらっと見せて

終わってしまいましたわ。(噂には聞いていたが結構意外な人物)



パンフを熟読して謎の解読に努めてはいるのですが、凡人のアタマでは想像力にも限りがありまして、

また何年か先の「結」(漢字は違うだろうけれどとにかく「けつ」という音のタイトルの最終章)

楽しみに待とうと思います。



当麻も瀬文も相変わらずカッコよすぎで面白すぎなのですが、

今回は特に、瀬文のらぶりーさがハンパないっす。どんだけ笑わせてくれることか。

スペックを持たない普通の人間が、筋肉と気合だけでスペックホルダー以上の活躍をするお姿には、

いつも呆れつつホレボレです。



そして当麻には、うかつにも何回か泣かされてしまいましたよ。

ま、泣かされた直後に笑わされてしまうのが、お約束とはいえちょっとくやしいところですが。



当麻と瀬文の、色恋沙汰皆無で互いに相手に対して一番容赦なく厳しいにもかかわらず、

誰よりもなくてはならない戦友同士で、誰よりもお互いを守っている感じが最高っすよねー。



そうそう、久々の映画館で、いろいろな新作の予告を見たのですが、

阿部ちゃんの「テルマエ・ロマエ」と、たけるんの「るろうに剣心」に

とても心惹かれました。ストーリーもさることながら、それぞれの役にビジュアルがぴったりすぎて。







2012年04月08日(日)  外人さんに(も)モテる



まだ最初の数分しか聞いていないのだけど、昨夜のたまラジ。


Mステ3時間スペシャルはどんな番組だったか?

福「あれはね、3時間にわたっていろいろな人の春の歌を、アーティスト同士が集まって一緒に観る、

 っていう番組だったの。みんなでTVを観ているのをTVで放送する、っていう番組。


 で、となりにいるミスチルさんに

 『3年ぶりにTVに出たってことは、AKBに会ったことないでしょ。俺あるよ。』 桜井『あるの?』

 『俺あるよ。会いたいでしょ』 桜井『会いたい』 みたいな会話もあったり。

 ほんと(自分は)昨日は小窓歌手でしたよね。」


そして多くの春歌を聞いてあらためて、いい歌をせっせと作っていかなきゃいけないな、と思ったそうな。



でも。

福「一番びっくりしたのは、オープニングの登場の時に、リアーナさんが突然俺の背中を触ったんです!」

荘「えっ それ本当にリアーナでしたか?」

福「うん。リアーナ。『はふ』っとこう触ってきて、俺ビクッとして」

荘「なんなんだろう、このビヨンセ、リアーナという世界の歌姫に・・・」

福「触ってきたからリアーナ何か言うのかな?と思って待ってたんだけど、何にも言わないわけよ。

  何だったんだろうね、あれね。」

荘「また好かれたな。絶対に。」

福「I LIKE FUKUYAMA(byビヨンセ)伝説? アーティストやってきた中で一番嬉しかったかもしれないあの発言。

 だって僕がいないところでそう言ってくれたわけですよ。僕がいるところだったら、アメリカンよいしょかな、

 とも思うけど、いないところで言ってくれたから。(「王様のブランチ」で言ってくれたそうな)

 しかも前日の夜の他局でのこと(Mステのことね)を言ってくれて。一晩寝て起きてるわけだから、

 前の晩にビヨンセと(俺が)ちょっと何かクレイジーなんちゃら♪(ビヨンセの曲の歌詞らしい)

 なっちゃったんじゃないかという・・・何にもなかったですけど。


 だから、リアーナが僕の背中をはふっと触ったのをMステのスタッフが見てたから、Mステスタッフの中では

 『福山さんがまたディーバに誘われてる!』って、現場が大変だったんですから。」


荘「ビヨンセのご主人がジェイ・Zでしょ。で、彼が見出して一時期関係があやしいんじゃないかと言われていたのが

 リアーナですから、ひょっとしてジェイ・Zと福山さんどこか似てたりするんじゃないですか? 

 ジェイ・Zの見た目、超怖いですけど。」

福「ああ、ジェイ・Z。プロデューサーだものね。そうだね。・・・もうやめようこの話!

  ひょっとしてこれ全部翻訳されてジェイ・Zに伝わってる可能性が!」

荘「今やそういう時代ですよね。本物のギャングスターですからね。」

福「ヤバいですよ。やめましょうやめましょう。」



このお話を聞いて、さっそくジェイ・Zという方を検索してお姿拝見しましたが、全く似てはいない。(断言)


ましゃはディーバ達が好むどのような魅力をお持ちなのでしょうね?

というか、人間界を超えて野生動物のメスからもふつーに求愛される人ですし。



長身でダイナマイトバディの外国人女性と並んでも、見劣りしないどころか、ナチュラルにお似合い。

オープニングでリアーナ嬢がすっと横に来たときに、ましゃがちょっと微笑んでお迎えしていたのが

とってもジェントルマンでステキだと思ったのですが、「はふ」にはそのくらいのお返しをしてさしあげて当然ですね。







2012年04月05日(木)  「MEN'S 美ST」とやら



火曜日に春の嵐は通り過ぎて行ったと思ったのに、木曜日になった今日も強風。

今週は風邪ひいたり雨だったりで歩けていなかったので、今日は久々のウォーキング&ランニングです。

扇風機常備で走っているようなものなので、汗はかいても暑さをあまり感じず、本当に楽ちん♪



さて、今日は「MEN'S 美ST」という、字面も音の響きもなんかおさまりの悪い(失礼)タイトルの

雑誌を買ってしまいましたよー。

ましゃ分は6ページだけだし、その割に高いし(700円だじぇ)、立ち読みですませるつもりだったのに、

中面のお写真がすごく好みだったもので、残り3冊のうちの1冊をお買い上げ。(あっぶねー)



 大特集 外見こそ自己表現とセルフマネージメントの結晶だ

 できる男は、美しい。    



ということで、筋肉(どうもこれが最重要らしい扱いの多さ)、お肌、髪型、ファッション、食べ物、などなど、

男を外から中から鍛え上げ磨き上げるのだ! 的な雑誌です。(初めて見たのよこの雑誌)



ここまで来ると、「なんとなくおしゃれな雰囲気のメンズ」ごときでは許されず、

とにかく土台から内側から容赦なく鍛える必要があるようでございます。

そんな雑誌の表紙を堂々と飾る43歳。納得ですね。

年を重ねてからの方がもっとカッコよくなられた人ですから。




このインタビューでも面白いことおっしゃってました。

ずっとバンドを組んでいた学生時代は「運動なんてするヤツは情緒がないと思っていた」そうな。

それがいまや週2回はジムに行き、運動するのが習慣になってしまったので、

運動していないと身体の調子が悪くなってしまうと。



なんと正直な感想。

アレですね、運動ばかりするようなヤツは脳みそも筋肉でできてて細やかな情緒なんて無いに違いない!

という、運動をあまりやらない人間にありがちな偏見ですね。


一流のアスリートには、頭脳はもちろん人間的にも素晴らしい人がいっぱいいらっしゃる、ということが

わかった今でこそ、わたしもそんなふうには思わなくなりましたが、

「んーー。やっぱり頭ん中も筋肉なんじゃね?」と思う人もたまーにいたりしますし。

でもそれは運動やってるからということではなく、その人はもともと情緒豊かな人ではなかった、という

だけなのでしょうが。



運動すると身体が活性化するのが実感できますが、それは脳というか精神面にも確実に及んでいるようで、

頭もスッキリするし気分も明るくなりますね。

だからむしろ、「情緒がない」人ほど身体を動かした方が感情豊かになるかもですね。



そうそう、ましゃのページも大変ステキですが、美しい滝翼のおふたりも発見。

24Hコスメにメンズ用もあるらしく、その広告が掲載されていました。

よく見ると(よく見なくても)ほんとカッコいいしキレイですわ、このおふたり。







2012年04月02日(月)  そんなテロップもあったねと



昨日はとにかくさっさとお風呂に入り、21:30の「SPEC〜翔〜」開始までには

キレーなお身体でTV前にスタンバイ。


当麻だわっ! ああ瀬文! やっぱり彼らはこうでなくっちゃ! と、

1シーンごとに感動しておりました。しかも、ドラマの最終回で謎のままだった不思議の数々も、

焦らすことなく冒頭から解かれてゆき、それにも感動。



もはや二度と見ることはないと思っていた、今は亡き懐かしいSPECホルダーの皆さんも、

次々に助っ人に現われてくれて、なんかもういろいろ感無量。


ほんと大好きだSPECの世界。その登場人物たち。



安田顕という役者さんを認識するきっかけになった、病を処方する医師・海野が

「エロい」と当麻に非難されながらも粛々とお仕事している姿はやっぱりステキにエロかったし。

その海野の力を借りて当麻が自分のSPECを封印するという、号泣のクライマックス最中に

久々の緊急地震速報が入り、一瞬現実に引き戻されましたが、特に被害もなくてヨカッタヨカッタ。


ということで、「劇場版SPEC〜天〜」が本当に楽しみです。

3D映画じゃなくてよかったわー。3Dメガネかけなくてもよいならいくらでも観たいけど、

めがねonめがねがうっとおしいわ、画面は暗くなるわで、今のところ3Dには全く魅力を感じていないので。




で、もうひとつのお楽しみ、

「音楽熱帯夜スペシャル 福山雅治ライブ〜MEET THE MUSIC in 宮城〜 」も、

先ほどようやく拝見。こちらも当然テロップは入っていて、ちょくちょくお顔にかかっていましたが、

それほど歌の邪魔にはなっていなかったようでラッキーでした。

当日のライブ最中にこんな強い揺れが無くてよかったな、と思いましてよ。


こんなテロップは無いにこしたことはないけど、もっと復興して、もっと備えも万全にできるようになったら、

「そんなテロップもあったね」と余裕で振り返ることができるようになるかしらん。



ラジオ終了後の3曲「蜜柑色の夏休み」「少年」「道標」も聞けてヨカッタです。

なにかと面倒くさいお年頃の中学生に一緒に歌わせるのは至難の業とは思いますが、

「昔のフォーク歌手みたいに」うまくリードしてさすがな福山先生でいらっしゃいました。






2012年04月01日(日)  こういうトコが好き



うわっ もう四月だー。

20年以上つきあっている花粉症は、薬漬けでまったく症状は出ないので、以前ほど春はイヤではありません。

が、19歳の息子が今春から完全に花粉症デビューしやがりました。お気の毒〜。


春ははじまりの時。でも、新しい人間関係や新しいことを始めるのは、わくわくより気が重くなったりする方なので

(でも見かけはまったくそうは見えない、ようにしている)、新年度の始まる4月というのは、

もうその響きだけでいつまでたってもちょっとばかり苦手です。



エイプリルフールだというのに気の利いた楽しいウソのひとつもつけませんが、

今夜はNHKBSプレミアムで

「音楽熱帯夜スペシャル 福山雅治ライブ〜MEET THE MUSIC in 宮城〜 」があるし、

時間ちょっとカブっちゃうけど、超楽しみにしていた「SPEC 〜翔〜」もあるし。ほほほーい♪



昨夜のたまラジでは、その住吉中学校でのライブの感想をちょこっと言われていましたが、

印象的だったのを2つほど紹介。



福「自分が中学三年生の時に学校の体育館でやった、初めてのライブを思い出しちゃったの。

 中三の卒業式の前日か前々日だったんだけど、来てくれたのは友人とか20人くらいだけで、

 その頃は歌ってなかったからギターで、アマチュアバンドとも言えないような仲間うちのバンドのライブ。

 それをすごく思い出したなー。

 15歳の俺が体育館のステージに立って、43歳になって住吉中の体育館でもステージをやっているのが、

 なんか時空を超えた感があって。

 何もかもが変わってしまったんだけど、俺自身もそうだし。でも、体育館のステージから見える光景っていうのは、

 全然違うんだけど同じなんだよね、何もかも変わったのに、体育館のステージの上に立って興奮している自分とか

 まったく変わってない感じで。そういうことを思い出させてくれて嬉しかったし、すごく感謝だった。」



 「オープニングの『虹』では、ちょっとでも感情が被災された方々に向いちゃうと涙出そうになっちゃって、

 歌も歌えないほど崩れちゃうな、って思って、なるべく歌に集中して、グッとこらえて

 やっていた感じだったんですよね。」




いつも通りのステキなライブで(って、中学校の体育館でいつも通りをやっちゃうのが本当にすごいのだけど)

いつも通りに盛り上げて、いつも通りに歌っていたように聴こえたし見えた(WSの映像くらいだけど)けど、

胸のうちではこんなふうに様々な感情が湧き上がっていたのだなー、と思うと、

そんな感情が表情の中にちょっとでも読み取れないかしらん、と、今夜の映像をガン観してしまいそうです。



いや、きっと読み取れないな。

ピエール瀧汗(「汗だく」の福山的表現)のいつも通りのオトコマエさんの姿しか見えないだろうな。





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