今日のおたけび または つぶやき

2012年01月31日(火)  走るって大変



とにかく寒いので、生姜の摂取量がハンパないです。

でも寒い。(雪国から見ればぬくぬくな土地だとは思いますが)


こういう時こそ身体を温めねば! 体温を上げねば! と、毎日のウォーキングも続けているのですが、

身体はほぐれるけど、この寒さではさほど身体は温まらず。



ならば走ってみるのはどうかしらん? と、普段のウォーキングコースをちょっと延長して、

その延長分だけ走ってみようとしたところ(自慢じゃないがたぶん30年くらい一切走っていない)



・・・走れない。

30秒も走れない。

なんですとぉぉぉぉ?



歩くのは身体が前方に移動するだけなので、重力を感じることはほとんどないけど、

走ると地面を蹴って跳ぶことになるので、途端にものすごい重力を感じることに。


両足のヒザや太ももに、すごい負荷がかかるのをいきなり実感し、

片足ずつ地面に着地するたびに、この体脂肪率23%の体重を、みしみしと受けとめている

けなげな足裏の必死のがんばりが感じられるわけですよ。



いやービックリした。

ウォーキングを指導してくれた接骨院のゴッドハンドA先生が

「歩くのと走るのでは筋肉の使い方が全然違う」とおっしゃっていたことをまさに体感。

歩く分には、そうだなぁ、2時間くらいだったらゴキゲンでしゃかしゃか歩き続けられるのに、

それは30秒を走るための筋肉すら培っていなかったわけで。



しかし、こんなにも走れないとわかったからには少しずつでも走ってみたくなり、

1週間ほどでどうにか5分くらいは走れるようになりました。

目標20分です。ウォーキング1時間にランニング20分をプラスしたい。

達成までにはたぶん半年くらいはかかると思われます。



というか、そのくらい慎重にやらないと、すぐどこか痛めてしまう軟弱な体躯。

調子にのってちょっとやりすぎて(しかし本人はやりすぎた自覚がない)

翌日いきなり、日常生活に支障をきたす負傷(筋肉痛ではない)をしていることに気づく、

ということを今までどれほど繰り返してきたことか!

しかもスポーツじゃなくて日常生活における作業なのに。



中断せずに続けるためには、多少まどろっこしくてもムリはしちゃいかん、と、

すぐに調子に乗る自分に言い聞かせながら、そろりそろりと挑戦中です。






2012年01月29日(日)  緊張のたまラジ



いつもは後日、雑音交じりのラジオ録音で聞くことのほうが多いのですが、

昨日ばかりは「何か言うかな?」というあからさまなスケベ心で、

はっきりくっきり聴こえるラジコの前に鎮座して全身耳状態で拝聴。



交際報道とか熱愛報道とか出るたびにいちいち釈明する芸能人なんていないわけで、

荘ちゃんからの捨て身のツッコミにも「華麗にスルー」のひと言でおしまい。

誌面をペンでペシペシ叩きながら「大変なことになってますよコレ!」と詰め寄った荘ちゃんに、

「全然そんなことないでしょ」と涼しいお返事のましゃ。



ま、何も言及なさらないのが一番でございましょう。

お相手がどなたであれ、もうすぐに結婚、ということにでもなれば、

ちゃんとご報告なさるでしょうし。



だってあと1週間ほどで43歳ですよ!

世の中の43歳独身がもしめでたく初婚となったら、「よかったねぇぇぇ」としみじみ祝福されて

当然なのに、このドキドキハラハラやきもきのされよう。

あっちからもこっちからも愛されてしまう人ならではのご苦労ですね。




しかしアレだ。

緊張して聞いていると、お話の内容はまったく頭に入ってこないもので。

何か感情の動きが聞きとれないものかと、口調とか声のトーンとか、会話の間とかばかり気になって。

それは動揺? それは焦り? それは誤魔化し? CMいつもより多くね? ジングルいつもより長くね?と、

もんのすごい集中力で重箱の隅をつつきまくり。



おそらく、リスナーは今夜はみんなそんな感じだろうとスタジオ内では察していたはずで、

ほんのちょっとでも誤解や曲解を生むような発言をしてはイカンという、そういう緊張感は

あったのでしょうね。そのあたりは本当にお見事なお仕事っぷりのましゃと荘ちゃん。



番組中にかかった曲も、ましゃ曲は一曲もなかったし。

どんな曲かけたって、ご本人からお相手やリスナーへの何らかのメッセージと受け取られかねないし。

そのあたりの深読みはファンは大得意だし。(自覚は充分にございます。)



リアルタイムで聞いている時は、スタジオ内も緊張しているように思えたけど、

結局それは、こっちが勝手に緊張していたからそう感じただけだったみたい。

だって、今日になって改めて録音聞いてみたら、いつもと全然変わらない楽しいラジオでしたもの。



ジュリーや百恵ちゃんの「昭和歌謡」を楽しげに語るましゃは本当に面白かった。

浜田省吾さんの『MONEY』の中の歌詞「バーが5、6軒」を「バーガーコロッケ んん〜♪」と

聞き間違えていたというましゃに「馬鹿だねやっぱり」と容赦なく斬り込む荘ちゃんも

いつも通りの切れ味の良さでした。


映画ドラえもん用の「生きてる 生きてく」の歌詞制作のお話も面白かったので、そのあたりはまた後日。






2012年01月26日(木)  「アンパンマンのマーチ」解説byましゃ



おお。久々に出ましたか、写真週刊誌にましゃ絡みのネタが。


わたしも年だけはだいぶ大人になりましたので、

オトコマエなスターさんの熱愛報道なんぞにはさほど動じなくなりました。


何がイヤって、別に熱愛発覚がイヤなわけではないのです。

そのお相手が自分的に「ちょっと苦手」もしくは「とっても苦手」だったりするとイヤなだけで。 ←全然大人じゃない反応

お似合いだわ〜とほんわかしてしまうお相手ならむしろ大歓迎。

イイ男とイイ女がくっつけばさらにカッコいいではありませぬか。

ちなみに今回お名前が挙がった女優さんは、わたしは全然苦手ではないので無問題。



作品やパフォーマンスにがっかりさせられることの方が、熱愛発覚などよりはるかに怖いです。

このステージ観なくてよかったな、とか、このDVD買わなくてよかったな、とか思うのって

本当に本当にガッカリなんですよ! そっちの方がイヤなんですよ!

いやー。わたしも大人になったなー。(だから年だけはだいぶ昔から大人)




さて、先週のたまラジでは、

「作詞をする上で何かアドバイスがあればお願いします」というリスナーからのメールが。


福「作詞のコツは、ひたすら書くことです。

 20年以上作詞してる僕でも、たとえば仮歌があってこの歌に詞をつけようという場合、

 最初の書き出しの一行は、そりゃあひどいものですよ。」

荘「そうなんですか?」

福「なんかね、『朝起きてお腹が空いてたんでパンを食べた』みたいな。それくらいひどいです(笑)」

荘「ダメだそれは(笑)」

福「自分が思ってる心情を言葉にする。その言葉が自分が考えてる、思ってることに対して

 的確な表現であるかどうか、が大事だと思うんです。なるべくなら子どもにもわかるような簡単な言葉で

 詞を書いた方が良いと思うんです。難しい言葉を使うと何か深いことを言っているように見えたり、

 聞こえたりするけど、実は全然大したことないってことがよくあるので、なるべく簡単な言葉が良いと思います。

 
 たとえばアンパンマンのマーチ。 あの歌詞のどこが効いてるのかなと思ったら、

 『なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられない なんて そんなのは いやだ』の

 『そんなのは いやだ』がたぶん相当効いてるんですよ。

 何のために生きるのかって結構みんな考える。自分の存在意義とか、何がしたいんだろうってことは

 みんな考えるし、みんな言葉や詞にするんだけど、『そんなのは いやだ!』ってことは歌詞の中で

 なかなか言わないよね。 だけど、それがわかりやすいし、そうだなって思える。


 『そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも』、この3行も良いですよね。

 『そうだ うれしいんだ 生きる よろこび』、ここまでは普通だとしても、

 『たとえ胸の傷がいたんでも』が効いてますよね。胸の傷が痛むようなことはあるんだけど、

 それは過去に受けた傷なんだけど、それでも生きるのは嬉しいんだ、という。

 
 二番の『なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのは いやだ』

 ここも『そんなのはいやだ』が効いてますよね。『そんなのはいやだ』って、歌ではあまり

 使わないじゃないですか。

 この前、秋元さんも言ってましたけど、人が使ってない言葉とか表現、なおかつ自分の心情を適切に

 言い表している言葉が良いと思うんですよね。


 『ときははやくすぎる ひかるほしはきえる だからきみはいくんだ』、ここはかなり詩的ですよね。

 『ひかるほしは きえる』ってステキな表現ですよね。

 月という風にもとらえられるし、太陽がのぼって沈むという風にもとらえられる。

 星自体は光っていつか死ぬじゃないですか。


 でもこの歌の中で一番好きなのはやはり『こたえられないなんて そんなのはいやだ』。

 これが変にむずかしい言い方だったり、『なんのために 生まれて なにをして 生きるのか』が

 なかったら、もう全然違うと思いますよ。」  



ちなみに歌詞全文はこちら

いやいやいや、「アンパンマンのマーチ」の歌詞の解説をましゃの口から聞くことになろうとは。

でも、書き手と聞き手の両方をなさる方ならではの解説だなぁ、と面白く聞かせていただきました。



ましゃの書かれる歌詞は、情景がはっきりと目に浮かぶものが多い、という印象がとにかく強いです。

恋人たちのいる風景にせよ、美しい自然の景色にせよ、エロい状況にせよ、

苦悩や迷いに頭を抱えている様子にせよ、

シンプルでわかりやすい言葉によって、その様子が美しいメロディとともにすぐに目の前に浮かぶ気がします。



それは歌への共感を得るために何よりの強みだと思うのですが、さらに強いのは、

聞き手それぞれの脳裏に浮かぶその情景には、主人公としていつもあのオトコマエさんが

登場してくれる、ということです。

オトコマエさんの果たす役割あなどりがたし。







2012年01月24日(火)  3月18日は「MEET THE MUSIC LIVE」



3月18日、

全国の民放FM局で同時に、ましゃライブを1時間生放送してくれるそうな。

2008年から年に1回、各放送局の垣根を越えて開催してきたのだが、

今回は震災の復興支援の想いも込めて、ライブは仙台で開催されるそうな。



ステキですねー。

1時間という短さとはいえ、全国の民放FM52局で同時生放送ですって。

一昨日の『福山雅治 SUZUKI Talking FM』ではこの告知がありました。(以下、「今」は構成作家の今浪さん)



福「幕末で言うと、藩を越えた、と言った感じですよね。」

今「そうですね。長州藩も薩摩藩も手を組むという。」

福「ちょっと待って。(局同士で)揉めてるの?」

今「いえ、揉めてないです。切磋琢磨はしてますけど。まず、出演のオファーを受けたときのお気持ちは?」

福「これ、僕ずっとやりたかったです。桑田さんが2008年に最初にやったでしょ?

 いいなー、と思って。いつ僕に来るんだろう?って思って。僕もFMラジオパーソナリティ歴20数年ですから。

 デビュー以来ずっとFMラジオのパーソナリティやってきましたから。いつ来るんだろうと。

 やっと来ました。嬉しいです!」



今「そのライブを今回は東北で行なうということの意義は?」

福「前回、仙台でライブやったのが11月なんで、3月に行くとなると5ヶ月ぶり。

 たぶんまた色々なことが変わっていると思いますが、1年経ったからどうだということではなく、

 これからもまだまだずっと日本人としてやっていかなくてはいけないことがいっぱいあると思います。

 自分の想いとしては、日本全国52局で聞いてくださっている方に、東北の元気というか、

 笑顔というか、まあ、無理やり元気にならなくてもいいんですけど、

 その時のリアルな元気を伝えられたらいいな、と。


 もちろん元気だけじゃなくて、音楽には色々な感情を呼び起こす作用がありますから、

 喜怒哀楽すべてが伝わっていいと思うんです。人間の感情の中にある喜怒哀楽を解放するというのが、

 楽になる方法だったり、何らかの救いになったりするのであれば、

 今回、音楽でそのお手伝いができれば、と思います。」



今「開催まであと2ヶ月。抱負をお願いします。」

福「はい。本当はね、24時間やりたいくらいなんですけど。」

今「昨年、(ニッポン放送で)24時間ラジオやりましたよね。」

福「はい。FM52局で24時間やってみたいですけど、残念ながら今回は1時間。短いですよね。」

今「はい。」

福「正直、短いです! あっという間です。ラジオだけどしゃべってる場合じゃないし。

 しゃべってたら2曲くらいしかできないし。1時間だとたぶん、余裕をもって7〜8曲がMAX。

 短い・・・。伸ばせませんか?(本意気で交渉) 編成上無理? 2時間は欲しいんですけどね・・・」

今「2時間あると全然変わってきます?」

福「2時間あるともっと大きなうねりを作れますから、番組的に。

 1時間でもできなくはないですよ。ええ。できなくはないです。ええ。ええ。

 もう20年もやってますから、音楽もラジオも。

 ただまあ、ちょっとコンパクトですね。

 ・・・どうですか?『MEET THE MUSIC LIVE』を決めてる一番偉い方、

 どなたか存じ上げませんが。2時間いただけないですかねー。(さらに本意気で交渉中) 

 それくらいの熱い意気込みがありますから。楽しみたいと思いますし、楽しんでいただきたいと思います。」

 3月18日午後7時からです。


 さて、TOKYO FMを中心に全国37局でお送りしている『福山雅治 SUZUKI Talking FM』。

 ・・・残りの15局は何を放送していらっしゃる?」(FM局は52あると初めて気がつかれましたのね。)

今「はっはっはっはっは! そうですね。」




1時間の7〜8曲でも、まるまるましゃだったらもう最高に贅沢だとは思うのですが、

ご本人的にはすごく短いということになるのですね。

まあ、普段のライブだって3時間半が普通だし、24時間でずっぱりラジオだって

あんなに楽しげにこなしてしまう人だからなー。



リアルタイムでラジオ(わたしの場合はラジコ)に張り付いているとなると

1時間くらいでちょうどいいか、とも思いますが、

実際はほとんど録音してあとでじっくり堪能ということになるので、お時間はいくら長くてもOKです。

WOWOW開局祭の時みたいに、短いのを何回かに分けるのも贅沢でしたわ。




その「MEET THE MUSIC LIVE」の前にましゃは43歳になってしまうわけですが、


福「43ってなんかちょっと・・・でも43より44ていう数字の方がなんかグッときそう。

 44歳になったら『マグナム44』とかいうロックな曲を作るってどう?(『44マグナム』というロックバンドがあるそうだ)

 『ましゃのマグナム44』。ふぁぁぁぁぁぁ〜♪(超高音で叫んでいる)

 なんだっけこれ。俺の中のイメージでは『ハイウェイ・スター』のイントロ。

 またぁ ましゃったらそんな44も無いくせにぃ。そもそもマグナムじゃないでしょ。

 火縄銃でしょ。・・・何を言わせるんですかっ!」



マグナムか火縄銃かは問題ではない。

だがしかし、たとえが秀逸すぎる上に、ご本人の気取らなさと正直さがステキすぎる。




あと、想像しただけでなんかほっこりニッコリだったエピソード。

小型犬が防寒着着てお散歩している寒さ、というお話から、ましゃご本人が東京郊外のご友人宅の

犬の散歩をした時のお話へ。


福「彼は犬を二頭飼っているんだけど、遊びに行った時なんかは俺が犬を散歩に連れて行くの。

 俺、散歩好きじゃない? だから犬の方が先にバテる。」

今「どんだけ歩いてるんですか! 犬って結構がんばりますよ!」

福「もうね、途中でへたり込んで歩かなくなるのよ。で、だいたいいつも俺が担いで帰る。

 水買って飲ませてから。」



一緒にお散歩できる上に、バテたら担いで帰ってくれるんですってよ!

お友だちのお犬さまうらやましす。





2012年01月22日(日)  つるかめ?



この年(ほぼ半世紀生きてきました)になっても、そんな言葉初めて聞いた! 

ということはいっぱいありまして。(新語流行語は除く)


WOWOWで映画「男はつらいよ」シリーズの一挙放送をやっていたので、

寒くてお天気も悪い、ほぼひきこもりの土日をほんわかと和ませてくれるのは寅さんじゃね?

ということで、もんのすごく久々に何作か観てみました。



なごんだわー。寅さんいいわー。

甥っ子の満男(吉岡秀隆)くんメインのお話でも、ちょこっと寅さんが登場するだけで

最高に楽しくて、今さらですが長年国民的映画として愛され続けたのがよくわかります。



その中で、だんご屋のおいちゃんおばちゃんとタコ社長が、縁起の悪い軽口を叩いてしまった後に、

「つるかめつるかめ!」と急いで唱えるのを聞いて、おお!そんな言い方があったのね、と。

歌舞伎や落語などをよくご存知の方ならお馴染みの言い回しなのかもしれませんな。



ちなみに映画の中にあったのは、ご近所の誰かの結婚式に向かう前、

「あ、香典袋忘れちゃった」「縁起でもない、香典じゃなくてご祝儀袋でしょ!」

「そうだった、いけね! つるかめつるかめ!」みたいな会話。



とりあえず何か縁起の良いものの名前を繰り返して、悪い言葉を帳消しにしようというのだな。

で、鶴と亀が抜擢されているわけだな。(←説明の必要ありませんな)



こういう言葉づかいというのは、子どもの頃から聞きなれて自然に身についていないと使わないので、

これからも自分が使うことはないとは思いますが、文化として知っていると面白いよね。



言葉と言えば、昨日のたまラジではましゃが「アンパンマンのマーチ」の歌詞の解説をしてて、

これも面白かった。これについてはまた後日。







2012年01月18日(水)  カッコいいじーさんたち



年末のノーシングルライブをWOWOWで観ていたとき、通りすがりに画面に目をやった息子が

「福山のバンドメンバーってじーさんばかりなんだね。なんかカッコいいね」と。



オマエはじーさん好きなのか。

ま、じーさんばっかりでもなくて、ましゃより若い男女(コーラスとか)もいるのだが、

今剛さん(ギター)、井上鑑さん(キーボード)、高水健司さん(ベース)あたりが目に入ったら

たしかに、なんか一筋縄ではいかなそうな百戦錬磨のじーさんたちばっかり、みたいな印象は当然かと。



いやしかし、カッコいいじーさんというのは本当にカッコいい。

若くてカッコいいのはそりゃ大好きですが(節操無い自分)

じーさんがカッコいいと、そのカッコよさたるや、カッコいい若者なんて足元にも及ばない。

なんでだろうね。じーさんなのに。(誉めてんのかけなしてんのか)



そんなことはともかく。

ギターの専門的なことはさっぱりわからないのに、ギタリストとしてのましゃの話にも大変興味はあるので

買うには買ってみたのです。表紙にもいるし。


ギター・マガジンを。



ステージで愛用しているギターの数々、威圧感たっぷりの高層ビル群のようなものすごい機材の数々、

そして福山×今×小倉によるギタリスト談義。

ギターも機材も、一流どころが使ってるものだけあってマニアには垂涎モノらしいのだが、

シロウトにはさっぱりわからず。(涙)



わかったら最高に面白いんだろうなー。

シロウトとして判断できるのは、ライブで聞くこの方々の演奏が好きかどうか、それだけでございます。

その点については、もう文句なくカッコよくて大好きなので、それでいいか、と。



これまでも何度も同じ感想を書いているのにまた書いてしまいますが、

「逃げられない」のこのお三人のトリプルギターのカッコよさはトリハダものなのですが、

それをこのお三人も「今回のツアーでギター的に印象に残っていること」に挙げていたのが嬉しかった。


 「3人でトリプル・リードやったのは、思い返してみても人生で初めてじゃないかな。

 ずっと3オクターブでやって、途中でハモるんですけど。」(by小倉さん)



年末のノーシングルライブの「Dear」の前奏は、今さんと小倉さんのツインリードにましゃのバッキング

という形だったそうだが、これも本当にドラマチックで美しかった。



奏法の専門用語とか音楽用語満載でまったくお手上げですが、

それでも読んでわかったことは、自分の求める音を探し出すことに全く妥協しないのだな、ということ。

「こういう音がほしい」という明確なものがましゃの頭の中にはいつもあって、

そのためにギターを探し、奏法を工夫し、超一流のサポートメンバーとも何度もセッションを繰り返す。



自分が欲しい音を探し出すため、ギターの試奏もハンパないそうで、

(ましゃは)もう都内にあるやつは全部弾いてると思いますよ」(by小倉さん)ですって!

一歩まちがえればちょっとアブナイ学者のような、マッドサイエンティスト的研究熱心さですね! 

ガリレオ先生超えてますね!



ライブで聞かせてくれるあの1曲1曲が、そんな試行錯誤の頂点にある最高品質の音だということですよ。

敷居の低い、めっちゃ庶民的でお気楽な居酒屋で、うまいうまい言いながら食べていたお料理が、

実はもうとんでもなく最高級の食材を使い、最高のシェフたちの腕で、最新の料理法で作られていたのね! 

みたいな驚きです。



シロウト相手でもここまで最高級を提供してくれるとは。

いやいや、相手がシロウトだろうと玄人だろうと、手を抜かないのがプロですものね。

ましゃライブは本当に贅沢でステキな空間だけど、

自分が思っていたより遥かに上をゆく贅沢さだったのだな。







2012年01月17日(火)  今期のドラマ



今ぐらいから2月中旬あたりまでが一番寒いんでしたっけ?

マンション暮らしは気密性が高いから、寒くて朝おふとんから出たくない、

ということはあまりないのだけど、さすがにここしばらくは、

ちょっと気合を入れないと出たくない日々でございます。



そうは言ってもぬくぬくとぬくい千葉。

北海道では2メートル近い積雪とか、−20℃よりもっと寒いとか。

夫の両親の住む青森も、近年まれにみる積雪とかで、だいぶ難儀しておるようです。



豪雪を安価でちゃっちゃと溶かす方法、まだ開発されませんかね。



さてさて、今期のドラマですが、

次回も楽しみー、なのが「ラッキーセブン」「最後から二番目の恋」「運命の人」。

とりあえず見続けてみようと思います、なのが「最高の人生の終わり方」「ハングリー」

「ステップファザー・ステップ」「贖罪」。

脱落気味だがもう一回は見てみるか、なのが「ストロベリーナイト」「理想の息子」。

完全ギブアップが「ダーティ・ママ」(ヤスケンが登場するので楽しみにしていたのだがムリだった)



最終回までちゃんと見届けられるのはいくつでしょうね。


「ラッキーセブン」は大泉洋ちゃんに笑わせてもらうのが目当てでしたが、

瑛太くんの身体能力の高さに目が釘付けお口あんぐりでしたよ! この人こんな人でしたっけ!?

マツジュンも舞台で見事な身体を作り上げたばかりだから、なんとも眼福なおふたりの格闘シーンでした。

ほんと凄いな!



「最後から二番目の恋」は、やっぱり間違いのない中井貴一氏が面白すぎです。

鎌倉はお正月に散策したばかりですが、また歩きたくなりましたよ。

本当に風情のある素敵なところですが、住むとなるといろいろと大変でしょうね。



「運命の人」は山崎豊子原作ですから観ないわけにはまいりませぬ。

悲劇的な結末から見せるのは「華麗なる一族」を髣髴とさせますな。

格調高い雰囲気と、緊迫の政治的駆け引きを楽しませていただきましょう。





2012年01月12日(木)  人は勝手に幸福になる



おさぶうございます。

今頃のウォーキングは寒さ対策のために、耳カバー、ネックウォーマー、手袋が必須ですが、

今日は特に寒かったのでネックウォーマーの下にあのド派手でアホまる出しな(アホ言うな)

「赤い流星」タオルも巻き(ウインドブレーカーの下なので見えない)、マスクまでしたら、途中からやっぱり暑かった。



でも、さぶいさぶいと思いながら歩くのイヤなんですもん。

歩く姿勢が悪くなったり早足になっちゃったりしたらいかんし。



さて。

リピートしたいようなドラマに今期はまだめぐり逢っていませんので、

「ノーシングルライブ」のパンフなぞ読み返してみたり。

本日のタイトルは、人気投票第4位の「幸福論」の解説からでございます。



「幸福論」はわたしも大好きな曲で、軽快で明るいメロディも歌詞も大好き。

ちなみに歌詞はこちら

投票結果は1位「Squall」、2位「もっとそばにきて」、3位「明日へのマーチ」、そして4位「幸福論」ですが、

わたしの中ではSquallと入れ替わって1位でもいいくらいの大好き加減です。



なんたって最後のフレーズの、


 僕らも変わってしまうけれど

 当たり前に年をとるけど

 いつか心臓も止まってしまうけれど

 君が 今日も笑ってくれるなら

 君が 今日もよろこぶなら

 それが僕の幸福論



これがステキすぎて、あんな明るい曲調なのに最後で泣きそうになったりするのですが、

もっとステキなのは、これを永遠の愛だの無償の愛だのと絶対に言わないとこ。

言わないどころか思ってもいないとこ。



ましゃご本人の解説によりますと、

「例で言うと、ベビーカーに乗っている子どもを見た時、自分の子どもでもないのに見ているだけで

 なんかすごくフワッとした幸せな気持ちになる、なんとも優しい気持ちになる。犬や猫もそうですよね、

 子犬、子猫、小猿・・・動物の子どもをみると幸せな気持ちになる。でも向こうはこっちのことなんて

 全く認識していない。それにも関わらずこれだけ優しい気持ちになる、幸せな気持ちになるということは、

 すなわち人は勘違いで幸せになっているというか、勝手に幸せになっているということじゃないかと。


 相手の意思によってこちらが幸せになるのではなくて、自分が幸せだと思ったことに自分の意思で

 コミットしていくということ。人は勝手に幸せになるんだ、と。その前提があった上での、この歌なんです。

 『君がいるだけで幸せ』というのは、そういうことに結びついていくんです。君が喜ぶのなら、それが僕の

 幸せなんだ、君の喜びこそが僕の喜びなんだ、という。」




自分の幸せは自分の感性次第ということですよ。

あの人がわたしにこうしてくれたからわたしは幸せ、とか、

あの人がわたしにこうしてくれなかったからわたしは不幸せ、とかじゃない。



あちらこちらにいっぱい散りばめられている幸せのキラキラみたいなものを、

それがたとえ自分に向けられたものではないとしても、

ちゃんと見つけて感じ取れるかどうか、それだけのことなのかもしれませぬな。



全然知らない赤ちゃんが笑ってるのを見ただけでほっこりするのだから、

大好きな人が笑ってたらもっとほっこりする。

年をとって心臓も止まったらそんな笑顔を見ることはできなくなるけど、

その時が来るまで、そんな素直な感性を持ち続けられたら。



人は勝手に幸福になる。

潔くて、清々しい幸福論ではございませぬか。







2012年01月10日(火)  間違いない方々



「とんび(前編)」(NHK)の堤真一、「平清盛」(NHK)の中井貴一、「ステップファザー・ステップ」(TBS)の上川隆也、

「ジェネラル・ルージュの凱旋」(WOWOW)の阿部寛。



大変有名なお馴染みの役者さんばかりですが、なんというかやはり、この人を出しておけばまず間違いはない、

というのをしみじみ実感した正月明けのドラマ&映画。

4人とも魅力的でしたが、お話として一番面白かったのは「ジェネラル・ルージュの凱旋」。

「チーム・バチスタの栄光」も今さらながらWOWOWで拝見しましたが、

二作目のジェネラルの方が圧倒的に面白かった。



その他の3作は、そういえばどれも子役が大活躍してましたね。

間違いのない大人の主役に、芸達者な子役たちという組み合わせがブームなのでしょうか。



間違いがないといえば、もうすぐ中村勘九郎を襲名する勘太郎が「あさイチ」に登場した際、

三谷幸喜氏から「とにかくこの人さえ出しておけばその舞台は何も心配がない、何があっても大丈夫、

それが勘太郎さん。だから僕の舞台には全部出て欲しいくらい」とおっしゃっていました。




「やっぱりこの人凄いわー」と観るたび畏れ入ってしまう役者さんたちは他にもいらっしゃいますが、

演じている姿には畏れ入っても、プライベートの素行やら発言やらで、一気にイメージダウン、

ということもあるわけで。



演技力の面だけでなく、色々な意味で「この人を起用しておけば間違いはない」と

思える役者さんというのは、やはり貴重なのでございましょうな。




さて、この人の座長っぷりも間違いはない堂本光一氏の「SHOCK」も博多座で開幕。

わたしが拝見できるのは帝劇に戻られてからですが、色々とステキなリニューアルがあるそうでとても楽しみ。

しかもリカ役があの神田沙也加嬢って素晴らしすぎる。

サヤカ嬢も、舞台に立たせたら間違いのない、素晴らしい舞台人でいらっしゃいますから。



帝劇は楽しみですが、唯一残念なのは、博多座の「プリンス弁当」は帝劇には無いということですよ!

博多座のHPでプリンス弁当見てうっとりですよ!

「出演者の好物の生姜焼きをメインにおいて」(HPの説明より)、まわりにまぁちまちまと美しく

彩り豊かにたくさんのおかず! おいしそうすぎる。

そして臆面もなく堂々と「プリンス弁当」という命名。博多座さんステキすぎる。





2012年01月07日(土)  初詣&初みくじ



今年は珍しく元日に初詣に行きました。

千葉県民としては成田山新勝寺だろうとは思いましたが、大混雑が予想されたので

ちょっと近場の稲毛浅間神社。

で、帰りに遅いお昼ご飯をファミレスで食べている時に震度4だったりしたわけですが。



浅間神社も相当な混雑でしたが、30分ほどの待ち時間。

おみくじも引いてみましたよ。

「幸せを招く ひと言根付入 女みくじ」。



根付の漢字は「芳」。美しい立ち居振る舞いを心がけるように、とありました。

ぴったりのご助言ありがとうございます。

美しい立ち居振る舞いの人(特に舞台の上の人)を見てはうっとりして、

自分もかくあらねば! といつも思うのに、いつもすぐ忘れてしまうトリあたま。(トリに失礼)



そういえば去年だって、年始早々に坂東玉三郎丈の麗しいお姿を拝見し、

お手本にせねば、と、身の程知らずな大志を抱いたのに、たぶん数日後くらいにすっかり忘れたのだ。

何かとソコツな立ち居振る舞いの数々を改めるべく、今年は漢字までいただいたのだから

忘れないようにせねば。



おみくじは「大安」。

実はわたしは「大安」をひくことは滅多にございません。

でもかつて青森帰省中のお正月に「凶」を引いた年だって

全然悪い年にはならず、むしろとても穏やかないい年だった記憶があるので、

「大安」なんてめずらしいものを引くとかえって緊張してしまいましてよ。

お言葉もいい事しか書いてないと「ちょっとは叱咤してくれないと、むしろ不安」な気分だったり。



まあね。何を引き当てようと、すべては自分次第ですよ。

自分がどう受け止め、どう決断し、どう行動するか。

大安引いたからって、楽できる得できるなんて思っちゃいないもん。



ちなみにおみくじのお言葉は

「どんなことも朗らかに受けとめ、笑顔を忘れなければ 願いかない夢が花開く」。



いつも朗らかでいつも笑顔か。

結構難題ですがなこれは。



がんばります。





2012年01月04日(水)  「愛」は進化の過程での産物



「ホットスポット 最後の楽園」の一挙アンコール放送(2日、3日)が面白すぎて!

本編は全部視聴済みだったのですが、有働アナ×福山×五箇先生(生物学者)の

とても興味深いトークや蔵出し映像のおかげで、全く新鮮に楽しむことができました。



というか、オープニングで有働アナが「最後の楽園 福山雅治スペシャル!」と

コールなさっていて、あらあらいつの間に福山雅治スペシャルなんてことになっていたのだと。

でも全くその通りでしたわ。



異国の美しい街並みにしっくり馴染んだ、PVのようなステキな福山映像の数々、

写真家でもある福山本人が撮影した風景写真や生き物写真の数々、

そして何より、人間という生き物として、人間のオスとして、

感性の豊かさをとても感じさせるトークを繰り広げた福山雅治氏なくして、

こんな面白いスペシャル番組にはならなかっただろうと思いましたので。



福山ファンとしてのツボを挙げたらキリがないのですが、

生物学者の五箇先生の解説もすごくわかりやすくて面白かった。



さまざまな生き物の「進化」の話は驚愕と感動の連続でしたが、、

特にビックリしたのは、人間の一夫一妻制と「愛」という感情の誕生について。



人間はなぜ一夫一婦制で進化してきたのか。

他の生き物たちのように、なぜ繁殖の度に交尾の相手を変えたり、ハーレムを作ったりしないのか。



五箇先生いわく、

人間はアフリカで二足歩行に進化した段階で、あらゆる運動能力を失いとてもひ弱な動物になったのだそうだ。

サバンナで早く走るとか、木に登るとかの運動能力。

さらに、頭脳が発達したため、赤ちゃんを未熟児で産まなくてはならなくなり、

メスは最低1年は子どもにかかりっきりになり、その間はオスにえさを運び続けてもらわなくてはならなくなった。


オスも、とても強い動物とは言えなくなったので、メスと子どもを守るだけで精一杯になり

結果、一夫一妻しか選択肢がなくなったと。


とは言え、オスとしてはできるだけ多くのメスと交尾をして精子を残したいという、根源的な欲求もある。

だけどメスは子育てのためにもオスを確保し続けたい。



ではどうするか。

人間は頭脳が発達したため、感情というものも発達した。

そこで「愛」というもので絆を強める、という進化が生じた。

男と女が愛し合い、絆を強め、一夫一妻を強固に維持することで、人類は生き残ってこられた。

だから「愛」というものも、進化の過程で育まれたものではないか、と、考えられていると。



おもしろいーーー!

「愛」も、はじまりは「生存戦略」のひとつだったなんて。



もはや「愛」は生存戦略以上の働きをするようになってしまいましたけどね。

歌だって物語だって「愛」が絡んでないものなんてほとんどない。

「君が好き」しか言ってない、人気投票第9位の名曲「Dear」だってそう。



人間がこれからも進化してゆく過程で、「愛」に代わる感情が生まれることもあるのかしらん。

その時人間はどんな環境で、どんな風に生きているのだろう。

愛の歌をステキに歌うオトコマエさんにうっとりする、という幸せな感情はちゃんと残っているかしらん。







2012年01月02日(月)  無流行歌祭!!@WOWOW


あけましておめでとうございます。

どちらさまも良いお正月をおすごしでしょうか。

今年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ。



青森への帰省が中止になったので、普段と同じ休日なお正月をすごしております。

去年の夏に帰省した時も、82歳と77歳の老夫婦宅に数日間、何人も滞在するのは

そろそろ限界のような気はしていましたが、「この正月は夫婦だけでゆっくりすごしたい」

とのリクエストが直前になってありましたので、雪かき要員として息子たち(夫とその兄)だけが

帰省することに。



正直、迎える方も訪ねる方も、帰省というのは大変な負担なわけですが、

そこはまあ避けて通れない身内のおつきあい。

ほぼ毎年、夏と冬に夫の両親宅に全員集合するのが習慣となってはや二十数年。

そろそろ、別の方法を考えねばなりませぬな。



さてさて、28日にナマで拝見したましゃの「無流行歌祭!!」、

WOWOWで早くもカウントダウン公演のオンエアがございまして、楽しく拝見しました。

ありがたや〜。WOWOWありがたや〜。



映画ドラえもんの主題歌(新曲)だけは、大人の事情があるらしくオンエアではカットに。

ざんねーん。あの曲ステキなのに。年の初めに聞いたら元気出そうなのに。

もちろん、他のノーシングル曲たちだけでも充分元気でましたが。




さ、忘れないうちにセットリスト覚書を。(よそのレポも参考にさせていただきました)

9曲目とダブルアンコールは日替わりで曲が違ってます。

順位はファン投票によるノーシングル全93曲中の人気順位。()内は発表年。

上位10曲のうち、今回のセットリストに入ってるのは5曲だけ。



01.覚醒モーメント (インスト)(07)
02.スタート 43位 (92)
03.IN MY HEART 28位 (93)
04.Like A Hurricane 49位 (98)
05.Escape 40位 (01)

06.BEAUTIFUL DAY 13位(06)
07.ながれ星 6位 (09)
08.DRIVE-IN THEATERでくちづけを 31位 (00)
09.巻き戻した夏(24日) 22位(98) /ふたつの鼓動(25日,30日,31日) 32位(92)/Girl(28日) 24位 (92)
10.まぼろし 73位 (90)

11.旅人 14位 (09)
12.Around the world(SUPER DRY 新曲 インスト)
13.BLUE SMOKY 93位(最下位) (90)
14.ON AND ON 19位 (94)
15.HARD RAIN 17位 (92)

16.KISSして 11位 (09)
17.THE EDGE OF CHAOS 〜愛の一撃〜 12位 (06)
18.逃げられない 25位 (91)
19.明日へのマーチ 3位 (94)
20.Dear 9位 (94)

e1.もっとそばにきて 2位 (91)
e2.生きてる生きてく(映画ドラえもん主題歌  新曲)
e3.Squall 1位 (99)

we.Kissin' in the holy night(24日・25日) 34位(00) /Good Luck 20位 (28日)(93)/ただ僕が変わった15位(30日,31日)(91)



いやー、どれもステキでしたねー。

アレンジも歌詞もいっぱい変えた最下位の曲「BLUE SMOKY」だけが、わたしが初めて聞いた曲でしたが

んー、やっぱり最下位なのわかるかも、という印象を受けました。


ましゃ曲では、女性目線の詞がすごく人気が高くて、この中では「Squall」(1位)、「ながれ星」(6位)、

あと年末の歌番組でずっと歌っていた「家族になろうよ」も。


本当によく女性心理をおわかりだわー、と感嘆する詞が多いのですが、

オトコマエさんにはやっぱりオトコ目線のオトコ口調で歌ってほしいので、

個人的には、実はそれほど大好きではなかったりします。名曲なんだけどね。



パンフではこの女性詞の曲について面白いことをおっしゃっていて、

「『squall』であんなに離れたくないって思っていた女の子が、恋人は面倒くさいから恋だけでいい、

みたいになっちゃって。10年経つと女の人もこうなるんだ、と。

『squall』(99)の女の子が、『milk tea』(06)を経て『ながれ星』(09)にたどり着いた、という。(笑)」



ステキすぎるこの42歳。

その時々の女性観が見事に詞に反映されているのは、さすが20年選手の実績。

冷静に女を見続け、女という生き物を見抜く目をちゃんとお持ちになられたようで。




「まぼろし」(90年)と「旅人」(09年)は、どちらも長崎から東京に出てくる18歳頃の

自分の気持ちだそうですが、ものすごくテイストが違うのがとても面白い。

「旅人」は40歳くらいになってから当時の気持ちを想像して書いたというだけあって、

昔を振り返る余裕がある人の大らかさというか、知らない未来へのわくわくした気持ちがメインだけど、

「まぼろし」の方はデビュー直後の作品なので、その当時の焦燥感や閉塞感がまんま伝わってくる感じ。

この場所から離れたい、もっと大きな可能性を掴みたい、でも・・・、という息苦しいほどの逡巡。



同じ状況を歌にしても、歳を重ねるとこれだけ違ってくるけど、ステキな違い方だと思いました。

さまざまな経験を経て、人間として男としてデッカク成長してきた軌跡が見えるような2曲でした。



他も1曲ずつ全部語りたいくらいどれも大好きですが、キリがないので

最後にド直球のラブソング「Dear」(94年)についてだけ。



パンフによれば、若さゆえに書けた曲だそうで

「恋のトキメキというのは脳内麻薬のドーパミンが出るらしいんですが、ドーパミンがでまくってないと

こういう曲は作れない。だってもう、大好きなんですもん、相手のことが、君のことが。

『君のことが好きだ』というひとつのテーマをこれだけの言葉を費やしてひたすら言っている。

『君が好きだ』ってひと言で終わることをひたすらずっと言ってるんですから。」


「もう今は書けないと思いますよ(笑)。筆が乱れると思います、こんなこと書こうとしたら。

 うわ〜、無理!みたいな。」



若気のいたりで書いておいてくれて本当にヨカッタ。

それを今も堂々とステキに謳い上げてくれて本当にヨカッタ。

そして今もそんなラブソングが似合うオトコマエさんでいてくれて本当に本当に良かった。



本当にステキなラインナップのノーシングルライブでした。






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