今日のおたけび または つぶやき

2011年07月31日(日)  今日も歩こう



7月最終日。


今年の夏も大変しんどいですが、わたしにしてはわりと食べられているような。

食欲も落ち、体重も落ち、そして体力も落ち、というのがわたしの夏なわけですが、

今年はまだちゃんと人間でいられてますよ。



たぶんこれは、2年ほど続いているウォーキングの効果ではないかと。

夏に限らず習慣的に汗をかくようになったので、汗をかいて体力を消耗することに耐性ができたのではないかと。

歩くだけと言ってもわりと全身運動で、内臓もきっと活性化されるのか食欲もそこそこあったりして。

あとね、虚弱なことには変わりはありませんが、疲れたり風邪ひいたりしても回復が早くなった気がします。

たかがウォーキングですが、やっぱりいいんだな。



そのウォーキングを指導してくれた接骨院のゴッドハンドA先生もおっしゃっていましたが、

「1か月や2か月歩いたってダメなの。こういうことは年単位で続けないと。

5年10年続けてようやく、病気になったり怪我をしたりした時の回復力に差が出るの」ですと。



ウォーキング途中には、老若男女を問わず何人ものウォーカーやランナーとすれ違うのですが、

年配の男性で、その場で足踏みしているようにしか見えないほど、ほんの少しずつしか

足を前に踏み出せない方がいらっしゃいましたの。

おそらく脳梗塞などの後遺症だろうと拝察していたのですが、2年前にはほぼ足踏みだったのが、

何度かすれ違う度に少しずつ歩幅が広くなり、最近ではすっかり普通の歩き方に。



きっと、あの足踏みで外に出るまでにも、お家の中でのリハビリがあっただろうから、

正味何年かかったかはわかりませんが、今はもうあの足踏み状態なんて全く想像できないほど

普通にガンガン歩かれているので、なんかやっぱり続けたもん勝ちだな、と思いましてよ。



さてさてー。

最近は甥っ子に赤ちゃんが生まれてそのプレゼント探し、

来月に帰省する時用の姪っ子3人へのおみやげ探し、

夫の職場がちょっと遠くなり、平日は職場近くの借り上げワンルームに

一人暮らしになったので、料理など一切しないアラフィー男のための

様々な保存食料準備、など、買い物やら運搬やらに時間を取られておりました。



プレゼント探しは楽しいけどね。

あの子には何が似合うかなー、何がほしいかなーと、もんのすごく考えて調べて選ぶので、

そんなすさまじくハズしたことはないような気はするのですが、

正直、気に入らなければすぐ処分してもらっても誰かにあげてもらっても全然かまわないのです。

気に入ってもらえなかったとしたらそれはわたしの選択ミスだし。

選んでるだけで自分はすごく楽しかったし。

もちろん、気に入ってもらえたらそれは一番嬉しいけど。



あげた後まで「使ってる?」とか聞いてくる男、

身に付けてるかどうかさりげなく(しかしバレバレ)確認する男とか、

なんかすごくイヤだった記憶があります。

もらったモンはもらった人の自由ではないかい? 頼み込んで譲ってもらったとかなら別だけど。






2011年07月25日(月)  27時間のうち2時間くらい観た



地デジ移行の瞬間に立ち会おうと、

昨日の正午15分前くらいからアナログ画面でフジの27時間TVを鑑賞。

時報と同時にお知らせ画面になり「おー、移行完了」と、もちろん特に感慨もなく、

それがどした的な気分にもちょっとなりつつ、すぐにまた地デジ画面にもどして続きを観たのでした。



それ以降、27時間テレビをところどころ見たのですが、

中居くんのマイケルばりのパフォーマンスと、被災地への出張ビストロはよかったー。

中居くんのキレっキレのカッコいいダンスは、まだまだ全然衰えませんね。やっぱアイドルだわ。



最後のキメポーズの余韻にひたる間もなく、すぐに水に落とされ、

シャツとおパンツ姿で頭からロング滑り台にツッコミ、さらに熱湯風呂とか、相変わらず

率先してどんな芸人さんより攻めの姿勢を見せるてくれるし。

第一線にいながらいつまでも全然楽をしてない中居兄さん素敵です。



慎吾ちゃんとつよぽん、木村くんと吾郎ちゃんが、それぞれ大汗かいて大量のお料理を作り、

給仕までしちゃう出張ビストロも、現地は盛り上がっただろうなー、と。

ま、TVの前の我々は、お料理の間はサザエさんとか見させられてたけどね。



わたしはTVのながら見ができず、積極的に観たい時以外は電源オフなので、

24時間TVも27時間TVもそれは変わらないのですが、正直なところ、長くなればなるほど

普段より観たい部分は減るものですな。

たまにバカバカしいのは見る気になるけど、ずっとバカバカしいと見る気にはなれなくなるのですね。




さっきまたちょっと揺れた。@千葉方面

ここ数日また頻繁に揺れ出した気がしますが、エネルギーは小出しで収まってくれますように。





2011年07月23日(土)  今期のドラマ



台風以降、3日間もすごーく涼しい日が続いてシアワセー。

あの酷暑の日本列島のどこに、こんな涼しい風がストックされていたのだ。

ほんとシアワセー。


酷暑に痛めつけられ弱っていた身体も気分も、涼しい風にとても癒されましたわ。

家に居ながら最高の避暑ができました。



でも明日あたりからまた真夏に戻るそうな。ま、仕方ないな。




さてさて、今期のドラマの大好きランキングは以下のとおり。


「絶対零度 ー特殊犯罪潜入捜査ー」 ←個人的に今期のイチオシ

前回のシリーズも好きだったのですが、今回は前回のメンバーに加え、

佐分利(@JIN)、池内蔵太(@龍馬伝)、妄想係長・高山(@流星の絆)などのキャラが大好きだった

桐谷健太くんが、かつてないほど有能でキレ者の刑事を演じるというので楽しみに拝見。


前評判をしのぐカッコよさにびっくりです。この人こんなカッコイイ役できるんだね!(失礼)

で、前回同様上戸彩ちゃんかわいいし、木村了くんも相変わらず美形で楽しいキャラだし。

登場人物も魅力的ですが、前回よりもストーリーが格段に面白い。

緊張感のあるテンポのよさといい、予想を裏切る展開といい、ダントツです。



「陽はまた昇る」

刑事から警察学校の新任教官になった遠野(佐藤浩市)の存在感がハンパないです。

三浦春馬くん、池松壮亮くん(「Q10」で注目)らを目当てに初回を観てみたのですが

とにかく佐藤浩市さんの迫力勝ちといった感じ。そして上官が真矢みき様で、

真矢みき様はやっぱり真矢みき様でした。校医がYOUさんというのも不思議なアクセント。




「テンペスト」

仲間由紀恵さんが同じく主役をつとめていた舞台、琉球ロマネスク『テンペスト』(堤幸彦演出)を

テレビの舞台中継で拝見し、それがとても面白かったので、こちらも見てみることに。

申し訳ないが、最近の薄めすぎた水割りあるいは薄めすぎたカルピス的な大河ドラマなどよりずっと、

豪華で重厚に描かれており、歴史的にもとても興味をそそられる内容です。

というか、ほんの140年前まで琉球王国という独立国があったというのが驚きですね。

琉球舞踊を得意とする仲間嬢が沖縄出身というのはもちろん存じ上げておりましたが、

GACKT氏も沖縄の人だったんだね! かなり不気味な雰囲気の清国の宦官を演じておられます。




「チームバチスタ3 アリアドネの弾丸」

実はこのシリーズを拝見するのは今回が初めて。

観てみようと思ったのは、病を処方できる医師・海野(@SPEC)のキャラから

気になる役者さんのひとりになった安田顕さんが放射線医師として登場しているから。

onちゃん(@水曜どうでしょう)なのにこんなこともやってるー、と、いつ見ても思ってしまう。

onちゃん好きだなー。いいなー。


「死因の解明」をめぐり、医者同士の対立や病院と警察の対立など、利害とプライドが

絡み合いつつの若干ドロドロもある展開、と思ってよろしい?




あと、初回は見たけど第二話を見逃した「全開ガール」も楽しそう。


残念きわまりないのは「花ざかりの君たちへ イケパラ2011」。

わたしが知らないだけで、きっと前途有望なイケメン俳優さんたちを揃えたのだろうけど、

きっと単に見慣れないお顔ばかりだからだろうとも思うのだけど、

直前まで初代イケパラの再放送をしてくれちゃったため、初代と比べると何もかもが

見劣りしてしまうという恐ろしい結果に。番宣のはずの再放送が最大の逆風になりましたな。



初代だって、オンエア当時はまだまだ無名の役者さんが多かったはずですが、

今となっては映画にドラマに舞台に、主役級で活躍するスターに成長されてしまった方ばかり。

あの再放送を、オンエア当時よりもずっと感慨深く、改めて存分に楽しんでしまったのだから、

その後にあの2代目持ってこられても、そりゃ触手は動きませんて。



息子など、あの初代イケパラの再放送に触発されて、

そういえばこのヘタレ関目(岡田将生)があのカッコイイ正宗飛鳥に、

難波先輩ひとすじの中央(木村了)があのカッコイイ多武峰になったんだっけね、と、

TSUTAYAからいきなり「オトメン」全話を借りてくる始末。

久々に拝見しましたが、「オトメン」も最高でしたな!



イケメン大量発生の昨今ですから、ハンパなイケメンではもはや注目されないのかもしれませぬ。

初代をしのぐ何かがないとね。






2011年07月21日(木)  「PLAYZONE 2011 SONG&DANC'N.」



台風が関東に接近中の昨日、帰りの電車のことを若干心配しつつ青山劇場へ。


つばさ、ヤラさん、ABC-Z、ふぉーゆー、中山優馬くん、 ←顔と名前が一致するのがわたしにはここまで

They武道、"MAD"、JR.A   ←お顔に見覚えはあるが名前はよくわからない


による、歌とダンスと小芝居の楽しい2時間。

今井さんももちろん、イイ声と素晴らしいスタイルで素敵に歌って踊っていらっしゃいましたが、

全員の中では一番踊る量が少ないので、今井さんの一番の魅力を生かしきれてなくてもったいない。

今井ファンとしても物足りないし。



まあ、構成として今井さんメインの舞台というわけではないのでね。

各自、各グループ、そのシャッフルにほぼ均等にちゃんと見せ場があるようにできているので、

その中で今井さんの看板的立場を示すには、大勢のダンサー従えて自分だけセンターで歌ってたり、

ひとりだけ後ろの高いところで歌ってたり、みたいなことになってしまうのねん。



ひとりだけ高い所にいたりしなくていいから、もっと混じって踊ってほしいですわ。

今井さんのダンスを堪能するにはやっぱり「World's Wing 翼 Premium」と、

ダンスとロックの二部構成に分かれる以前のソロライブの形がベストだったなー、

なんて思ってみたり。



とはいえ、ダンススキルの凄い子たちばかりなので、

どの曲も素晴らしく高度なダンスを披露してくれてとても楽しかったです。

全体を通したストーリーはないので、1曲ずつ全然違うテイストのものが唐突に始まり続いてゆく、

という感じはぬぐえませんが、バラエティも豊かで全然飽きさせないし。



ABC-Zとふぉーゆーの小芝居がまた楽しいんだ! 

観るたびにどちらも腕を上げておられますな。リズム感の素晴らしい人たちは

お芝居の間合いも絶妙なのね。



ふぉーゆー楽しすぎです。彼らは踊りもすごいけど、

お芝居だけの舞台でも(コメディ希望)絶対面白いと思います。

ツカちゃんのウザイキャラも最高。あのツカちゃん大好きです。

突き抜けたうっとおしさなんだけど、最高にラブリーなうっとおしさで、

個人的趣味で言えばサダヲちゃんのうっとおしさに匹敵。(うっとおしさの種類は違うが)←わかりにくすぎる




そしてなぜ戸塚くんはボーズなのだ? ボーズでもキレイなお顔とキレイな頭だから

全然問題ないけど。でもなぜボーズなのだ? 猛暑は関係ないよね。



ヤラさんも相変わらず超絶技巧のダンスを披露なさっていましたが、

髪がまっくろで、日焼けで全身の色も黒めで、しかも小柄で(しかも長身で手足も長い若い子たちの中で)

さらに衣装もそれほど派手ではない、という理由からか、見た目がかなり地味になられた印象。



ヤラさんはもっとキラキラ、ギラギラにもなれる人だと思うのだが、

単に今回はそういう見せ場がなかっただけなのでしょう。



でも、They武道したがえて、激しく踊りながら1枚ずつ脱いでいって、

5人で最高に美しい裸の上半身を披露なさったりしてました。いや見事な腹筋でしたわ。

(サクサク脱いでいくので下も脱ぐのかとちょっと焦った。そんなことあるはずがなかろー。

でもふぉーゆーはグッズの「PLAYZONE」のロゴの入ったパンツ(の上部のゴム部分のみだ、もちろん)見せてたしー。)





全員、何度か客席に降りてきて通路を歩き回り(もちろん今井さんも。)

いろいろと盛り上げてくれて楽しいです。まあ、歌って踊るコンサートと何が違うのだ?と言えば

さほど違いはないとも言えるのですが、なんたって近いし正面からじっくり楽しめるし、

これはこれで贅沢な夏祭りでよろしいかと。






2011年07月19日(火)  スネイプ先生に涙



殺人的な太陽光線と酷暑からちょっと逃れられると思ったら台風。

あんまりな二者択一ではございませんか。

日本の夏はいつからこんなに過酷になったのでしょうね。



さてさて、三連休最終日の昨日「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」を2D吹替で

観てきました。2Dも字幕と吹替の両方上映してくれればいいのにな。

朝イチの回だったから、駅で「なでしこ世界一!」の号外ももらいましたよ。




原作の大ファンとしては、映画のストーリーは原作のダイジェストといった感じが否めませんが、

ホグワーツをはじめ、魔法界のあの景色、建物、不思議なキャラクターの数々、を映像で

見られるのは本当に幸せです。

いかにもイギリス的な趣のある、古色蒼然とした建物や調度品に囲まれた摩訶不思議な世界、

いいよねー。「ホグワーツ魔法魔術学校」メインのテーマパークとかないのかしらん。



映画のストーリーはどうしてもダイジェストになってしまうとしても、あの映像を思い浮かべながら

原作を読むと、原作の魅力はさらにアップします。

というか、他の映像が浮かんでこないものね。




さて、セブルス・スネイプ先生ですよ。

ハリー・ポッター・シリーズの裏ストーリーは、スネイプ先生の純愛物語だったという真実は、

涙なくしては観れませんことよ。



スネイプが子どもの頃からずっと大好きだった女の子リリー。

ずっとずっと大好きで、成長しても彼女だけを愛し続けていて。

でも、世界で一番愛しているリリーは、スネイプが世界で一番大嫌いな男ジェームズ・ポッターと結婚してしまい、

ふたりの間にはハリーという男の子が生まれる。



その男の子が、スネイプが仕えているご主人(ヴォルデモート)を滅ぼす力を持つとかで、

ヴォルデモートはその一家もろとも無きものにしようとする。

スネイプは、愛する彼女だけでも助けてもらえないかと、

ヴォルデモートに嘆願し、ヴォルデモートが唯一恐れる魔法使い・ダンブルドアにも助けを求めるが

結局ポッター夫妻は殺され、男の子だけが生き残る。



世界でたったひとり愛した女性リリーが、その命と引き換えに守った男の子ハリー。

この男の子を、リリーの代わりにこれからは自分が守ってゆく、とダンブルドア校長に誓い、

以来ずっとヴォルデモートに仕えているふりをしつつ、ダンブルドアの下で

ハリーとホグワーツを守ってきたスネイプ。



ホグワーツの先生にも生徒にも、そしてヴォルデモートにも、このことは知られることなく、

二重スパイを完璧に演じきってスネイプは死んでゆくのです。

死に際にたまたま居合わせたハリーに自分の記憶を託せなかったら、

このことは全く誰にも知られることはなかったはず。

唯一すべてを知っているダンブルドアも先に死んでしまってるし。




こう説明すると、めちゃくちゃカッコいいヒーローですが、ヒーローと言うにはせつなすぎて。



ハリーをヴォルデモートから守ると誓ったスネイプだけど、ハリーのことは大嫌いなわけですよ。

父親のジェームスに生き写しだから。スネイプにとってのジェームズは、傲慢で生意気で、

人気のあることを鼻にかけ、取り巻き連中と一緒に自分のことをさんざん虐めた本当にイヤな奴。

しかも、自分の生涯でただひとりの最愛の女性を奪った奴でもある。


そんな男の血を引き、しかも容貌も生き写しの男の子なんて、見てるだけでありとあらゆるトラウマや

憎しみを呼び起こされて当然。




が、しかし。

命をかけて守るのです。それほど大嫌いな少年を。

世界でもっとも憎むべき男の子どもではあるけど、生涯でただひとりの最愛の女性の子どもであるから。

そして、これからもその女性のことだけをずっと愛してゆくから。



そして実際、その子を守りきり、その子が進むべき道をすべて整えてから、

誰にもその功績を知られることなく、賞賛を受けることもなく、生涯を終えるスネイプ。




いやもう、ここまで苦しい純愛ってのもどーかと思いますよ。

ハリーに少しでも情が移れば、自分のやっていることに多少なりとも価値が見いだせたかもしれないけど、それもないし。

年月が経ってリリーへの想いが少し薄らぐとか、リリーを助けられなかった罪悪感が軽くなるとか、

そういうことも一切ないし。いや本当につらいわー。



でも、この超一流の技術を持つ魔法使いが、このあまりに苦しい純愛を貫き通したからこそ、

ほかの人では絶対に不可能だった二重スパイを完璧にやってのけ、結果的にヴォルを倒すことになったのです。

まさに「愛」こそが「最も古典的で強力な魔法」(byダンブルドア)というわけですね。




これまでスネイプが見せてきた表情といえば、感情の起伏がほとんどない冷徹なものばかりでしたが、

今回の最終章では、人間らしい表情を初めて見ることができます。

こんな苦しさ悲しさをあの冷徹な仮面の下にずっと隠していたのだとわかると、

やはり涙なしには見られないわけです。




ほら、第一巻からまた読み直したくなるでしょ? 

映画も第一作からまた観なおしたくなるでしょ?

スネイプの一挙一動、一言一句をもう一度なぞってみなくては、って。





2011年07月15日(金)  心はハリポタ完結編



心はもう、本日公開のハリポタ完結編なわけですよ。

今日はまだ観れないけどね。週末からの3連休中に行ければいいな。



2時間の上映時間内で、原作のあれだけの内容をいったいどうまとめるのか、

正直、ぜってー無理よね、と思ったりもしているのですが、それはそれとしまして。

個人的には、原作の最終巻でいきなり心を鷲掴まれたスネイプ先生の真の姿、

成長著しいネビル、やんちゃで自由だが最高に信頼できて魅力的なフレッド&ジョージの双子、

あたりをどう描いてくれるのかが一番気になるところです。

でもこれをきっちり描いていたら2時間じゃ足りないし。








原作におけるスネイプ先生の知られざるストーリーは本当に切なくて、ただただ涙。

あの黒づくめ衣装と、真っ黒で重たそうな髪と、ハリーへの敵意むき出しの態度の

下に、あんな姿が隠されていたと誰が想像できましょうか。

ハリポタシリーズ全七巻の表のストーリーの影で、スネイプの物語もずっと並行して

進行していたというのが本当に驚きです。

観終わったら、スネイプ先生について色々語りたいですわ。



あとネビルもね! あのとろい子ネビルがあんなカッコいい(ビジュアルではなくて)青年になるとは。

まさか「ネビルかっこよすぎ!」と思う時が来るとはね。

ネビルは、とろくて何かと心配な孫の面倒を見なくてはならないばーさん達の希望の星ですね。

(ばーさん達だけでなく、魔法界にとっても希望の星になりましたが。)



ネビルくん


なんか色々気になりすぎて、映画観る前に復習ももっとしておきたい、と思ったりもして、

この期に及んで「ハリー・ポッターと死の秘宝 上・下」と、そのひとつ前の

「ハリー・ポッターと謎のプリンス 上・下」を大急ぎで読み返してみたり。

どんだけ落ち着きがないんだ自分。




集中すると猛暑も一瞬は忘れるのだけど、ハリポタ読みふけっていて気づいたら熱中症、という

情けないことにならないよう、気をつけます。

どちらさまもくれぐれもお気をつけて。











2011年07月12日(火)  ガガ様カッコよすぎ@スマスマ



スマスマご出演のガガ様を拝見しました。

中身もパフォーマンスも、なんてカッコイイ姐さんなんだ。

惚れました。



今まで、生肉着てるひとー、とか、海老かぶってるひとー、とか、

そのくらいしか知らなくてごめんなさい。

奇抜な不思議ちゃんな方なのかと思っていたら、超礼儀正しくて、まわりの人たちに

まんべんなく気を配り、しかもそれがとてもナチュラル。

考え方も感じ方もとても素敵な方でしたわ。



わさびをタレにどっちゃり入れたあとに「こういうところがアメリカ人っぽい?」

とか、ちょっと冷静にまわりに尋ねたり、そのわさびに悶絶したりする様子も

ちょーナチュラル、ちょーラブリー。 うん。惚れたわー。




「Born This Way」はじめ、どの歌詞も、こういう人が歌うと本当に説得力があるし、

生き方にも作品にもきっちり一本筋が通ってるのがなんとも潔い。

パフォーマンスも、過激とか露出過多とかいうより、とてもアーティスティックで力強くて

美しいと思いました。イヤないやらしさが全然ないですな。



あのパフォーマンスに、かっこよく溶け込むSMAP兄さんたちもさすがだわ。

いやー。ガガ様ステキだー。






2011年07月10日(日)  ハリポタ第三巻読了



ハリポタ完結編の公開を目前にして、原作の読書の方はようやく第三巻目、

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を読み終わりましたよ。

この遅さ加減! がしかし、ほぼ予定どおり。 



第一巻332ページ、第二巻366ページだったのが、第三巻は468ページと、

ハリーの成長に合わせたかのようにボリュームも増えてきて、

それだけ壮大で重厚で面白い展開になるので嬉しいは嬉しいのですが、

英語ばかりの第1ページ目を読み始めるときはいつも、いったいこの最終ページに

たどりつくのはいつになるのだろう・・・と思ってしまったりもいたします。

でも、少しずつでも読み進めてゆけばちゃんと最終ページにたどり着くからびっくりよ。

カメさんの歩みあなどりがたし。




今夜TVで再放送される「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は、

次に読む予定の第四巻で796ページ。とにかくかさばるし重いです。

いまどきこんな厚さの本を電車で読んでる人もいないと思ったりもしますが、

読むのは楽しいのよ。持ち歩くのは大変だけど。



全7巻すべて名作ですが、この「アズカバンの囚人」のラスト三章の展開も

本当に素晴らしい。なんでこんな面白いお話が考えつくのでしょう。(感想がいつも同じで申し訳ない)



第三巻ではハリーが「守護霊の呪文」(Patronus Charm)をマスターして

吸魂鬼(Dementor)を撃退するというのが、魔法使いとしての一つの成長段階となるわけですが、

パトローナスを作り出すには、呪文だけでなく「自分が一番幸せだった思い出」が

何よりも重要だというのが大変興味深い設定です。



相手を物理的に攻撃する呪文でもなければ、敵から逃げ去る呪文でもない。

自分自身を守り、強くし、結果的に何ものにも傷つけられない自分を作り出すのは、

喜びや感謝にあふれた想いから湧き出る力以外のなにものでもない、という、

なんとも深遠な考え方に基づいているのです。



訳者の松岡佑子さんが日本語版第三巻のあとがきにこう書いておられます。


 「誰にでも守護霊はいる。しかし、どんな困難に直面したときにでも幸せな気分になれる訓練を

 積まないと、守護霊を呼び出すことはできない。第十二章でハリーが守護霊の呪文の手ほどきを受ける

 場面で、ルーピン先生がこう言っている。「何か一つ、一番幸せだった思い出を、渾身の力で

 思いつめたときに、初めてその呪文が効く」。

 苦しいときにそれを跳ね返す力を自分の心の中に奮い起こすこと。それがとりもなおさず守護霊なのだ。

 呪文は自分の中からその力を引き出すきっかけを与えてくれるにすぎない。」



同意。

いくらハリポタが大好きだからといって、困った時に「えくすぺくと・ぱとろーなむ!」と

唱えようとは思いませぬ。でも、幸せな思い出がある自分、すなわちそんな幸せを味あわせてくれた

人たちや環境への感謝の気持ちというのは、がんばらなくてはいけない時の

力の源となってくれるのは確かかと。



今週末には公開かー。でも行きつけの映画館では最初は3Dと2D吹替しかやらないようなので、

ちょっと待って2D字幕が出てから観るかなー。早く観たいけど。

もともとメガネ着用者の自分には、メガネonメガネとか何の罰ゲームっすか! 

鼻の上が重いし下向けばズレるし、集中できませんことよ。






2011年07月05日(火)  ウルトラマン顔は目に涼しい



ヒガシご出演の番組をいくつか拝見しました。映画「小川の辺」のプロモですね。


この方はいつ見ても涼しげで清々しいお顔立ちと佇まいでいらっしゃいますな。

とにかく猛暑なのだから、これ以上目にも耳にも暑苦しいものはカンベンしてください、な、日々には、

こういう方のメディア露出は節電に一役買ってくれそうですよ。(いやそこまでは)

こんにゃく食べる様子すら涼しげでした。(@「満点青空レストラン」)



いつでも舞台に立てるようにトレーニングを怠らないから、

いつもキレイなビジュアル、いつ脱いでもビルドアップされたお身体、

いつでも声が出る、いつでも踊れる、ということで、それは懐かしの「仮面舞踏会」を

ちょこっと踊ったくらいでも(@「新堂本兄弟」)、動きの美しさキレの良さに歴然と表れていて。



美しい動きや所作というのはつながってゆくものなのか、ダンスのみならず「必殺仕事人」の

渡辺小五郎役にも見られる通り、時代劇での所作や殺陣も素晴らしいですし。



朝日新聞のいつぞやの夕刊にも

「20代より体の使い方がうまくなった。衰えを補って余りあるぐらい」と

語られていましたが、本当に身体も中身も素敵な歳の重ね方をしていらっしゃる。


自身にとって武士道とは何か、という問いには、

「人としてちゃんと生きるということ。人とどう接し、社会人としてどう生きていくのか。

死ぬのではなく、人も生かし、自分も生きるというのが僕の理解です。」



この言葉どおりの姿勢が、先輩や後輩と接する際に発揮されているのですね。

がんばっている後輩のことは常に気にかけてくれているし。




上司でも先輩でも、手下が欲しくて部下や後輩を取り込もうとする人もいっぱいいるけれど、

この方は、一同業者として後輩のことを気にかけ、頑張れるように背中を押してくれる懐の深さを

感じます。でもカタいだけじゃなく、ほどよく遊んでイジッてくれて「口が軽い」という

素晴らしいバランスの良さ。後輩に対してだけでなく、自分が下っ端だった頃の先輩への

接し方やサポートの姿勢もさすがだなと思いましたし。(@「5LDK」)



お仕事がんばろう! と思ってる人たち(先輩後輩問わず)には本当にありがたい存在だけど、

ラクしたいだけの人には「手ぇ抜いてない? ラクな方向にばかり行ってない?」って、

すぐ見抜かれそうで、うっとおしいことこの上ないでしょうな。



ジャニーズの動向にはすっかり疎くなってしまいましたが、それでも個人的には、

ヒガシー光一ー滝沢 というのが正統派ジャニーズの系統で、

いずれも実に腹の据わった最強の座長族でありエンターテイナーである、

という印象はずっと変わっておりません。


この後を継ぐのはどなたなのでしょうね。







2011年07月03日(日)  「コズミック フロント」が素晴らしすぎる



お暑うございます。


暑いのは本当に苦手で、気温が28度を超えると塩かぶったなめくじ的に

しょわしょわしょわ〜と元気がなくなります。

よりによってこの猛暑の中、節電のための最大限の努力が求められることになったわけですが、

追い込まれて考え抜けば、思いもよらないアイディアや技術も絶対生まれるはずだと思うので、

大震災→脱原発→エネルギー政策の見直し を迫られる2011年をきっかけに、

日本は多方面で大きな飛躍を遂げられるかもしれませんね。



ということを、大好きな「コズミック フロント」(NHK)を観るたびに思います。

宇宙の話大好き人間にはたまらない番組でして、宇宙ってどんだけ人間の想像力を超えた

存在なのかしらん、と、感動しきりなわけですが、それ以上に素晴らしいのが、

それを調査し、解き明かしてゆく人間の頭脳。



何万光年も離れたところにある星の非常に詳細な情報なんか、わかるわけないじゃーん

というか、調べようがないじゃーん、と思うのだが、調べる技術が試行錯誤の上にちゃんと生み出されている。

その星が、生まれてからどのくらいで、どんな成分で構成されていて、内部や外部はどのように動いていて、

どのような色や温度で、これから先どうなってゆくか、それが遠く離れた地球にどんな影響をもたらしてきたか、

これからどんな影響をもたらすか、ということを、人間はちゃんと調べて知ることができるほどになっておるのです。



すごくね?



視聴者というか一般人が見せてもらう星や宇宙の画像は、どれも美しく雄大で幻想的だけれども、

調査にあたっている第一線の研究者たちが見ているのは、

どれもほぼモノクロで、ぼんやりとピンボケもはなはだしいようにしか見えない写真か、

膨大な計算式から出された数字の羅列や記号ばかりです。


でも、研究者の皆さんにとってはそれらはまさしく宝の山で、わくわくと瞳を輝かせながら

何年もかけて気の遠くなるような緻密さで分析し解析し、最終的にまるで肉眼で至近距離から見ているかのように

描き直してくれるから、わたしたちにも「ああ、宇宙ってこうなってるのね」とわかるわけで。

太陽の中に入って内部構造を観ることも、銀河を俯瞰で観ることも、生身の人間には絶対にできないけど、

もはやあたりまえのように、美しい映像でそれを目の前に示してもらえるのですよ今は。



どれほど不可能と思われることにぶつかっても、それをひとつひとつ丁寧にクリアしていく様子に、

人間にはこれほどの想像力、発想の転換力、限りなく緻密に物事を進めてゆく根気、があるのだと、

宇宙の神秘以上に、人間の底力の凄さに感動するのです。




ま、それに比べ、目の前のちっちゃいこともなかなか解決できない自分の日常を思うと、

やっぱり、取り組む真剣さや根気が足りないのかしらね、と思ったりするよね。

追い込まれてもとことん考え抜いて必死に試行錯誤を繰り返せば、

たいていのことはどうにかなるんじゃないかしらね。




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