終わってしまった・・・
斬られてしまった・・・・
福山龍馬はもういないのだ・・・
風邪をひいた龍馬さんが「今日は自分が生まれた日」と言った時に、
当日じゃん! すぐじゃん! と、いきなりワタワタし始めてしまいまして。
でも、
かわいいにゃんこたちがしょっちゅうウロウロしていたり、
龍馬たったひとりじゃなく、中岡が一緒にいてくれて最後まで「希」を語り合っていたりで、
別れのつらさをかなり和らげてくれました。
誰が逝こうと逝くまいと、こうやって日常は続いてゆき、「希」は受け継がれてゆくのですね。
見廻組の3人も実に存在感のある面構えで、特に亀治郎さんは立ち居振る舞いも美しくカッコよく、
「滅びゆく侍」の哀しさを素敵にまとっていらっしゃいました。
やはりな。いざという時には歌舞伎役者なのかな。なんかもう絶対の信頼感があるよね。
しかし。
よりによってそこで! そこでテロップ入れるかい! どーしても入れねばならんのかい!
な、NHKの几帳面っつーか無粋っぷり。
ただでさえ薄暗い場面にあのどどーんと目立つテロップに気を取られ、
どう襲われたのかよくわからんかったですよ。
録画してあるのはBSの方ですからあとでよく観るけれども、さすがにあの数十秒に、
よりによってあの数十秒にどーしてもかぶせなくてはならないほど緊急なものとは
思えませんでしたので、NHKにはやんわり抗議のメールをしてしまいました。
だってさー、選挙があるからテロップ入るなんてわかってましたもの。
それならどこなら入れやすいかくらいNHKの方でもあたりをつけておけよ、ってもんですがな。
ああ龍馬さん逝っちゃったー、としみじみ悲しくなったのは、
暗殺場面ではなく、お龍さんの前に現れて、「うーみ」と言って消えたあとのあの広々とした砂浜。
お龍さんとの絆とか夫婦愛とかそんなことじゃなくてね、ま、もっと言えば見えたのがお龍さん
じゃなくてもよかったんだけどね。
命を使い切ってなお、海のかなたに想いを馳せ、身近な人たちへも相変わらずの人たらしっぷりを
発揮する龍馬さんがらぶりーで、でもいなくなっちゃったんだ、と実感できたシーンだったので。
今年の1月3日に、弥太郎の「この世で一番嫌いな男じゃき!」で見始めてから
1年間よくもまあ1回も逃さずに見続けましたことよ自分。
正直、脚本に激しく物申したいところはずーっとありましたし、
セットや撮り方にとんでもなく手間ひまかけているにしては、かなりもったいない出来上がりだ、
という感想もずっと持ち続けていました。
でも、珠玉と言えるような素晴らしいシーンもいくつもあったし、
とにかく1年間ずっと福山龍馬を追い続けられたことはこの上ない幸せでございました。
やっと日曜夕方の「見なくては!」という緊張感から解放されるのだわ。寂しいけれども。
福山龍馬がいないのは本当に寂しいけれども。
幕末でのお役目を終えて現代に戻られたましゃの、これからのご活躍を楽しみにしております。
高まるぅ〜!(当麻風に)
中とじのフォト・アルバムが素敵すぎです。
こんな素敵な写真の数々を放出してくれちゃいますか!
しかも320円。TV誌のお値段ですからあたりまえですけど、充実の満足感です。
ベストショットはどれかしらん。
どれもいいなぁ。どれも素敵な龍馬さんだ。
龍馬さんへの想いや、龍馬さんにもし会えたら伝えたいことなども語っておられますが、
1年以上がっつり龍馬さんを背負ってきたことで、その想いを身をもって感じ取ったことがわかる、
とても真摯で落ち着いた語り口です。
最初からそうでしたが、最後のメッセージの時までも一貫して、
「龍馬さん」と敬意を込めて呼び続けられましたな。
役を演じたからといって、変に同化した気分になったり勘ちがいして天狗になったりしないところが、
とても冷静で謙虚で、最高に素敵だと思います。
「THE BEST BANG!!」も先週入手しておりますが、まだ全然聴けてない観れてない。
やはり龍馬さんを見送ってからでないとそんな気分になれないようです。
で、滝翼のシングルももちろん入手済みですが、これもまだ全然聴けてない観れてない。
TV出演の取りこぼしが無いよう頑張るだけで精一杯だし。
ま、どちらも今年いっぱいかけてゆっくり鑑賞させていただきましょう。(とか言ってるうちに年が明ける)
2010年11月23日(火) |
スタジオパーク「龍馬伝スペシャル」 |
TVの前で正座して拝見いたしましたよ。ステキでした〜♪
昨日の「いいとも」でタモさんと
「タモさん宅と福山宅の(ちょっと特殊な)トイレ」について話している様子も楽しかったが、
スタパのましゃも本当に素敵で楽しかった。
この人は、お話を聞けば聞くほど好きになります。態度も言葉の選び方も内容も気持ちよくて。
話せば話すほど自らに災いが降りかかるのが舌禍としたら、この人の場合は舌福とでも言いましょうか。
見た目がオトコマエなだけじゃなく、中身も魅力的だということが、その言葉からわかります。
父・八平さん役の児玉清氏もご同席でしたが、相変わらず大人の男たちにもモテモテですな。
NHKの入構証、まだお持ちでしたのね。NHKを訪れる機会がまだもうちょっとあるのかしらん。
しかもその入構証の写真が、脱藩直後のきっちゃない龍馬さん(しかも満面の笑み)とは。
天下のNHKへのフリーパス、こんなんでいいんだ! とちょっとそのユルさに好感度アップでしたわ。
この1ヶ月間、お仕事でずっと海外を回っていらした(ルートとしては地球一周)と、
「いいとも」で聞き、それは気持ち的に龍馬さんを連れて行った気分だったのだろうか、
それとももうすっかり龍馬さんは抜けてしまわれた気分だったのだろうか、と、
なんとなく興味があったのですが、その答えも聞けて嬉しかったです。
龍馬さんはまだいるような気がするそうです。
香川照之氏が「まだ自分は弥太郎さんと付き合ってゆくような気がするし、
福山さんもまだ龍馬さんと付き合ってゆかれるのではないか、そんな気がしている」
と、おっしゃっていましたが、そうだとしたら本当に素敵なご縁ですね。
「龍馬伝」の龍馬さんとはお別れでも、龍馬さんを演じることによって自分を育ててもらい、
史実の坂本龍馬さんからいっぱい学んだ、と、感謝を込めて謙虚におっしゃるのを聞くたびに、
そんな一生の財産を携えたこれからのましゃが、ますます楽しみなのでございます。
ちなみに、投票で選ばれた名場面Best3はわたしも同意ですが、
順位が真逆でした。わたしの中では、一位 清風亭会談、二位 桂浜で家族に夢を語る、
三位 寺田屋騒動の材木屋の屋根の上の瀕死の龍馬(「の」多すぎ)、です。
どんだけ清風亭の龍馬さん好きなんだ自分。でもやっぱりあの龍馬さんが一番カッコいいと思うの。
福山セレクトの一番思い出深い場面が
「長次郎の亡骸を前に慟哭する龍馬さん」というのは、なんかわかる気がします。
長次郎は、龍馬さんがただの土佐の若者の時からの知り合いで、
龍馬が成長するきっかけとなった数々の出来事の際には必ずいてくれましたものね。
そして亀山社中では最高のムードメイカーとしても。
こんな素敵な長次郎でいてくれた大泉洋ちゃんへの感謝の気持ちも込めまして、
HPで募集していた、第三部での一番好きな場面には、わたしも
「亡き長次郎の写真と酒を酌み交わす龍馬さん」を選びました。
「長次郎の亡骸を前に慟哭する龍馬さん」よりももっと、長次郎への想いが
溢れていたように思えて。あの静かなシーンは本当に素晴らしかった。
さ、最終回の録画の時間もちゃんと延長しておいたし。
あとは明日発売の「ステラ」を買って心して28日を待つのだ。
しかーし! 滝翼ラッシュでもある今週、さくさくとDVDに落す作業をしないと
絶対にHDDが28日までもちましぇんことに。
2010年11月21日(日) |
「七人の侍」20日夜@有明コロシアム |
なんとも不思議な空間でした。
芝居メインの舞台でもなく、歌や踊りメインのショーでもなく、サーカスでもなく、
衣装をキレイに見せるためのファッションショーでもなく。
人がワラワラ出てきて、神輿やら太鼓やらで大騒ぎして、水をばしゃばしゃ跳ね飛ばして、
美しい男女のキラっと光る出し物がちょっとだけあって、ゆっるーい合戦ごっこが終了して、
なんとなくおひらき、みたいな。
照明と映像と音楽はとてもキレイで、衣装が素晴らしいのはもちろんでしたが。
最初から最後まで正面に鎮座して色々と指令を出される悪の総統は、
一流デザイナーではいらっしゃっても役者さんではないので、なんともちぐはぐ。
こちらはパフォーマンスの本番を観ているはずなのに、この方がしゃべると一気に
普通のお稽古風景に監督が色々指示を出している風景になってしまう感じなのです。
全体の印象としては
「出たがりの村長を主役に、村の元気な若者をいっぱい集めてお祭りをしました。
それだけじゃ寂しいので、よそから見目麗しいダンスやアクロバットの本職もつれてきて、
キラッキラのワザを披露してもらいました。村長さんは大満足。」みたいな。
開次さんの舞踏はしなやかでステキで、りいさ嬢と光一さんの空中パフォーマンスは本当に美しくて、
通路を縦横無尽に走り回り客の膝の上にちょこんと座っちゃったりしちゃう光一さんの姿も珍しくて、
もちろん楽しいことは楽しかったのだけど、でも、光一さんならもっと凄いことがいっぱいできるのに、
という用いられ方だったのが、かなり残念。
リボンフライングは、濡れたリボンをひとりで巻いて飛び立つというかなり危険な感じなので、
ヒジ大丈夫なんだろか腕大丈夫なんだろかと、ハラハラしてしまうし。
というか、世間では「所詮ジャニーズの舞台」なんて思われているだろうものが、
演出や装置などの面での面白さ斬新さ、それに対応している若い出演者の皆さんの
技術や表現力の高さ、つまりはどれだけ緻密に魅力的に作り上げられているものであるか、
を、改めて思い知らされたと申しましょうか。
どの演出を見ても、これまで見たもっと凄いものを思い出してしまって、そんな凄いとは思えないのですよ。
別に自分の眼が肥えたと自慢しているわけではありませんよ! でもそう思ってしまうのだもの。
光一さんの「SHOCK」を観慣れ、「BMP」を観たばかりの方だったらなおさらだったと思います。
「SHOCK」のスピード感溢れる殺陣や、滝沢歌舞伎の空中3Dの殺陣など知ってると、
ただ空中から吊られて殺陣のポーズをとってるだけなんで、殺陣でもなんでもなく思えるし、
翼の「World's Wing」の悪の軍団の一糸乱れぬ激しい群舞や、
滝沢歌舞伎で滝沢将門の好敵手だったヤラさん率いるならず者軍団の群舞を観てしまうと、
総統の部下が、おどろおどろしい音楽の中でぼーっと並んでいるだけでは
別に怖くもないし、さほど迫力もないなー、と思ってしまうし。
帝劇のコンピューター制御された水のカーテンの緻密な動きや、遊び心のあるその演出を観てしまうと、
プールにたまった水をバケツですくってばしゃばしゃ掛けるとか、
巨大水鉄砲をのべつまくなしに発射しまくるとかは、こう申しては本当に失礼だが、
なんとも芸がなく感じるというか。
いや、だから村のお祭りと思えば楽しめるのだけど。
お金に糸目をつけず、豪華なゲストで華を添えたお祭りと思えば。
でも、プロの興行として安くないお金を払って観るとなると、ちょっと複雑な気分でした。
でも本当に、光一さんの華のある佇まい、りいさ嬢の美しさ、開次さんの舞踏、
衣装、照明、音楽は素晴らしかった。
最後に光一さんが挨拶を任されたのだけど、スタッフ、キャスト、観客、すべてに
配慮したステキな挨拶で、これによってこの空間が一気に引き締まったのも素晴らしかった。
終わりよければすべてよし、のお手本のようでした。
2010年11月18日(木) |
福山式嫌いな人対処法 |
日テレの「ZERO」で細切れに出されていたましゃのインタビューは、
昨夜の「カルチャー・ジャーナル」では全部網羅されていました。
そこではさらに興味深い、ましゃ式イヤな人対処法を語られていたのでご紹介。
「イヤな人とか嫌いな人とか、もちろん僕もいるんです。僕そんなイイ人じゃないんで。
人を憎んではいけないとか、嫌いになってはいけないとか言いますけど、
わりとすぐ憎んじゃうんですよ。ハハハハ。
だけど、それを(自分が)わかっているかどうかが僕は問題だと思っていて。
わからずに、整理できずに、憎しみや恨みを持っていることの方が問題を起こす可能性がある。
イヤな人とか嫌いな人がそこにいたとしても、たぶんその人自身はどこかでは愛されていたりするわけです。
でも、僕の中にある感情で、この人を嫌いになっている。
ということは、僕の中の感情をどう整理し処理していけばいいのか、を考えるようにしている。」
いいですねー。正直であけっぴろげで。だけど解決方法はとても大人で建設的です。
相手を嫌いでも、お仕事となれば付き合わないわけにはいかない。
相手の性格なんて自分の思い通りになんて変わっちゃくれない。
となったらあとは自分の考え方を変えるしかないわけですから。
もちろん、迎合するということではないだろうし、引かないところは引かないだろうけど、
それでも「大人にはね、目をつぶらなきゃいけないこともあるのよ!」by 柳先生@Q10ですものね。
ましゃラジオを聴いていると、ご同業者やメディアの方々のお話などするときに、たまーに、
「この人にはちょっと手こずっておられるのだな」と、なんとなーくわかることがございます。
もちろん、悪口言ったりとか非難したりとか絶対なさいませんけど。
むしろ、そんなお話も笑い話として聴けちゃう楽しさだし、そこはかとなく漂う「困ってます」感にも
なんか余裕が感じられますの。
昨日の「不安や悩みの解決方法」を聞いても思いましたが、冷静に自分を客観視することを
心がけている人には、常に余裕があるのだな。スケジュールはいつもとんでもなくギリギリでも。
同番組で、ましゃの事務所の後輩にあたる田野アサミ嬢という方が、
ましゃとの遭遇話を披露してくれたのだが、これがまた最高でした。
「エレベーターに乗ってたら福山さんが入ってきたんです。「うわっ!」てなってたら、
一緒にいた子が『わたし、大好きなんです!』と気持ちを伝えたんです。
そしたら一秒もないほどの即答で『オレも。』(←がんばって低音のステキな声風に言ってた)と言ったんですよ。
もう、エレベーターの中の女子全員の心臓が止まってるのがわかりましたよ!」
自ら「敷居の低さ」では誰にも負けないと公言するだけのことはある。
低いどころか無いのではないだろうか。
そして「めざまし」では『龍馬伝』撮影現場を訪ねた蝶ネクタイの心躍る様子が微笑ましくて楽しかった。
あんな接待を誰に対してもさらっとできちゃうからなー。ほんっと龍馬さん並の人たらし。
しかし蝶ネクタイにまで惚れられてどーするんだ。
本日発売のベストアルバム「THE BEST BANG!!」のプロモウィークです。
来週シングル発売の滝翼とカブっていますが、HDDに頑張っていただきましょう!
逐一感想を書けるほど追いきれないと思いますが、まずは昨日の「ZERO」と今朝の「めざまし」。
「ZERO」
バイオリニスト・宮本笑里さんとのコラボによる、あらたな『道標』制作風景です。
ましゃがスタジオで音作りをしている姿は、他のどんな姿より一番プロフェッショナルな印象を受けます。
役者姿もステージの上でカッコよくパフォーマンスしている姿もラジオでおしゃべりしているのも
もちろん全部プロフェッショナルですが、それでもやはり音楽スタジオにいる姿は特別。
一番近寄りがたい印象を抱くのもこの姿です。素人は踏み入っちゃいけない、いう意味でね。
とは言え、誰に対してもどんな時もナチュラルでフレンドリーで時に野郎全開なお姿は、
音楽スタジオという聖域でも全然変わりませんが。
「笑里ちゃんが来るとお菓子がこんなにたくさん♪」とか喜んでる様子なんかめっちゃかわいらしーし。
・楽曲づくりについて。
「自分でも聞きたい、見たいと思うレベルにまで仕上げないと、人様に聞かせたり見せたりしちゃ
いけないんじゃないか、というのが自分のひとつの基準。」
見たり聴いたりする専門のこちら側の人間としては、そのレベルを楽しめる自分でいられたときが
最高に幸せです。技術的なことはそれはもうプロフェッショナルなのだからあたりまえに凄いものを
きっちり作られるのでしょうけど、どんなに凄くても感性とか感覚が合わないと楽しめないのでね。
この詞が好きだな、とか、この音が気持ちいいな、とか、ナチュラルに共感できることが一番嬉しい。
・二十年間走り続けてこられた秘訣は?
「不安、疑問、悩みなどから逃げないこと。それがどこにあるか一つ一つチェックして
集中的に治療していくのが自分の対処の仕方。
そうしていくと、すごくちっちゃい自分がいっぱい見えてくるから、とてもイヤな作業ではあるけど。
今自分は何が不安なのか、何に悩んでいるのか、くっきりと明確にさせる。
結局自分は天才でも何でもないし、飽くなき努力とか積み重ねでしか前には進まないんだな、ということを
常に実感している。」
自分の人生、何があろうとどちらに転ぼうと、
結局は自分でオトシマエをつけるしかないんだよねぇ。(なんでそんなヤサグレた解釈を)
男女問わずオトコマエな心意気の皆さんは、きっとこういう心がけで
自分を成長させ続けていらっしゃるのだろう。
「めざましテレビ」
フジテレビアナウンス室情報担当統括部長の蝶ネクタイ軽部アナが密着取材。
(ましゃラジオ「SUZUKI TALKING FM」にゲストで来てそういう肩書きであると言っていた。)
明日は「龍馬伝」最終話の撮影スタジオに行かれた時のご報告もあるそうなので楽しみー。
・楽曲作りについて
「完全に曲先。詞からは書けない。(詞だと)どうしても一回頭で考えて並べてしまう。
メロディだと、もっと最初に沸き起こった感情に近いところで、表現できているような気がする。
それから、きっとこのメロディはこういうことを求めているはずだ、とか、
この言葉を求めているはずだ、ということを探していく。」
歌を作ったことがないのであくまでもイメージですが、曲が先に浮かぶいわゆる曲先という
制作方法をとる人が音楽家で、詞先で制作をする人は、音楽家というより詩人なのでは、と
思ったりします。詞がそのまま旋律に乗って浮かんでくるなら音楽家なのだろうけど。
ましゃの曲も詞も大好きです。伸びやかな曲には伸びやかで明るい詞が、優しい旋律には
あたたかい詞が、シャープな曲には力強い詞が、本当に気持ちよく乗っていて。
ちなみに「キレイな雲だなー」なんて思いながらウォーキングしていると、
ましゃの詞が浮かんでくることがよくありますの。
ラブソングにおける心理描写も秀逸ですが、自然の風景描写も本当に素晴らしいんですのよ、この方の詞は。
なんてつらつら書いているうちに「THE BEST BANG!!」、初回版の2種類が届きましたよー。
佐川のにーちゃんご苦労さま。
しかしジャケ写に福山が44人(たぶん)いる方の厚みが! 8センチもあるんですけど!
・・・そうだ、タオル付きだった! コンサートで振り回す用タオル〜。
2010年11月16日(火) |
久戸花恋嬢と当麻紗綾嬢 |
2010年秋、大好きなお嬢さんたちおふたりといえば、
久戸花恋嬢(ロボットだけど)と当麻紗綾嬢です。
いいわー。大好きだわー。
ま、Q10を欲しいとは思わないし、当麻はどう考えてもお友達になれなそうなタイプだから、
見てるだけでいいんですけど。でも好き♪
「SPEC」戊の回
ついに真剣勝負な重い展開になってまいりました。
野々宮ロリコン係長がまるでかつて七曲署にいた過去を髣髴とさせるような、
ちょーカッコいい上司になっていてびっくりです。野球で1週間お休みしている間に何があったのだ。
ラスボスはいったい誰なのだ、狙いはいったい何なのだ、という興味もさることながら、
当麻の左手の真実がついに明かされ、なんともやりきれない気分に。
しかしそれを全くハンデとも感じていないような、まるで被害者ぶらず弱者ぶらず、
やりたい放題で犯人捕まえまくってきた当麻には改めて惚れなおしたですよ。
カッコいいなー。
味盲かどうかは別にして、ほとんどのものを「バカウマ」と嬉しそうに食べ続けるあたりも
逞しくてよろしいですし。
ま、実際問題として職場のデスクにくつした干したり、親子丼11杯を犬食いしたり、
その他のご無礼千万につきましては厳しい教育的指導が必要かと思われますが。
でも、自分のことはなりふり構わず「あたしたちが守るべきは他人の幸せです」と
言い切れるというのはやっぱりカッコいいです。
「Q10」第五話
Q10を欲しがる中尾の狂乱っぷりが凄まじかったー。
いいヤツだったのにあんなになってしまうなんてね。
同じ「欲しがる」でも、病気のヘイタがトマトを欲しがったのとは全然違い、
「オレはまだ生きるぞ」という活き活きした生命力が感じられる欲しがり方ではありませんでしたわね。
友情を壊し、自分も壊し、今ある世界を全部壊してしまうほどの欲しがり方。
そこまでして手に入れることに何の意味があるんだ、なんてことは、狂乱の最中には気づくわけもなく。
今回も共感できる言葉がいっぱいありましたが、もんのすごく頑張って2つだけに絞りましたよ。
・「今偶然ここにある何もかも、失いたくないと思った」byヘイタ
すごく必死に求めたわけでもなく、自分の努力とかの結果じゃないかもしれない。
だけどこの人との出会いがあり、その機会とめぐり会い、こんな環境に自分はいる。
自分が生きている世界というのはそんな偶然の積み重ねからできあがっている。
それを失いたくないと思うのは、まさしくこの世界で「生き続けよう」という願いであり、
その世界を「守ろう」という決意なのですよね。
言い方も穏やかだし、願いとしてもありきたりに聞こえるけど、
この願いは「この世界で生きる」ためのすごく根源的なものなのかもしれませぬ。
・「不公平ってやだよな。なんでオレだけって。自分の中に恨みばかり積もってさ。
でも恨んでもいいことなんてひとつもなかった。むしろ酷くなるばかりで。
だから、この世は不公平だ、それでいいんだって、そう思うようにした。」byヘイタ
ヘイタの独り言も、病院の久保との会話も、本当に穏やかで諦観のようなものに満ちていますね。
せつなくて哀しい目に合い、それをきちんと受け入れてきた人たちは素敵になる。
不公平。中尾にすればQ10を最初に見つけたのがヘイタだったことが不公平だし、
ヘイタにすれば自分や久保だけこんな大変な病気になっちゃって不公平だし、
藤丘にすれば自分ちだけこんなに貧乏なのが不公平。
結局はヘイタの言うとおり「オレとおまえ、同じだよ。」で、みんな公平に不公平。
でも、そのことに高校生で気づけたら偉人の域だよな。
そしてー!
今回のQ10の萌えポインツは!
第三位 ヘイタを再び屋上に投げ返そうとカウントまでして「ジョーダンデス(にこ)」
この(にこ)が! ポーカーフェイスのままとはいえ、あの(にこ)が可愛すぎる。
第二位 ちょっとダサい制服で、頭に葉っぱ載せたまま律儀に歩き続ける姿。
第一位 「Q10、オチコミマス」「ガーン」「落ち込みタリマセンカ」「ガーン」
もうまんまと! してやられましたよ! 可愛いにもほどがあるだろう!
Q10と当麻のおかげで(瀬文もヘイタもカッコいいけど)、なんだか心あたたまる2010年秋。
本日11月15日は龍馬さんの命日であり誕生日でもあるそうですね。
暦の読み方によって諸説あるようですが、一般的にはそういうことになっていると。
きっちり33年間生きられたわけだ。
一年間がっつり福山龍馬さんを観続けたので、今日がその日だったのか、と、
感慨深いものがありますよ。ましゃご本人はどのようにお感じなのでしょう。
昨日の第四十六話『土佐の大勝負』を観終わり、残すところあと2話。
龍馬さんはまだ生きてるのだけど、「あと40日」とか言われながらまだ生きてるけど、
公式HPで募集している「各シーズンごとのベストシーン」などを一生懸命選んだり
感想を書いたりしていると、粛々と気持ちの準備にとりかかってる感じがする今日この頃です。
準備なのかなぁ。ひょっとしたらもう龍馬さん亡き後を覚悟した後片付けなのかもしらんけど。
第四十六話『土佐の大勝負』は、
龍馬さん的には清風亭やイカルス号の時ほどの活躍ではなかったな、というのが正直な感想です。
大殿様があんな重大な決断をするに至る心の動きというのが、清風亭の後藤の時ほどはっきりしない。
あの程度の面談で心が決まってしまうなら、もうちょっと伏線張っておいてほしかったなー、と。
幕府の現状、薩長の動向、土佐の立場、ありとあらゆる政治的情報が大殿様の耳に入っていて、
その上できっちり時勢を見極めた判断をさせるような。
後藤さまと龍馬は浅からぬ因縁がたびたびあり、対立するにせよ手を組むにせよ、
それに至った心情がすごく伝わったけれど、大殿さまともなれば龍馬ごときが目の前に現れようと、
そう簡単に心が変わるものでもないでしょうに。
まあ、勝先生の脇に控えていたり、いきなり最新の銃千丁を手土産に故郷に乗り込んできたりと、
そりゃ普通じゃない人物であることはご承知かもしれないけれども。
一万歩くらい譲ってこの程度の面談で大殿さまが心を動かされたとすれば、
龍馬よりもむしろ後藤の態度と発言にだったのではないかと思います。
今回は龍馬さんの活躍がどうこうより、大殿様と後藤が杯を交す場面が最高にせつなかったです。
権力を持つ者の代表として、世の中が変われば真っ先にその地位を追われるかもしれないふたり、
そのふたりが覚悟を決めて杯を静かに交す様子が一番素敵でした。
龍馬をはじめ下士にとっては希望に満ちた新しい夜明けかもしれないけれど、
権力者にとっては本当に怖ろしい、戦々恐々の夜明けに違いないのだから。
海辺の龍馬さんと乙女ねえやんのシーンは素敵でしたー。
海のかなたを見つめている龍馬さんにハズレはございませんね。
ねえやんとチャンバラしている姿は少年にもどったみたいだったし。
脱藩する前、漠然と未来を夢見て海のかなたに思いを馳せていた時とは違い、
今の龍馬さんには、海のかなたに出てゆくことは全く夢ではなくなり、
「春になったら」なんて言えるほどの身近なものになった。
龍馬さんに春はもう来ないのに。
まさかの展開がおもしろすぎーー!
初回にいきなり荒瀬が死にそうになっただけでも衝撃でしたのに、
まさかまさかの朝田先生までがっ! ビックリにもほどがあるわっ。
例によって息子と逐一ツッコミ&予想をしながら観ているわけですが、
(「医龍」だけはオンエアで観たいらしく午後10時までに必ず帰ってくる息子)
ここまで意表を突かれると気持ちイイっすね! お見事っすね!
「伊集院もどってこーい。」「いやいや、もう少し黒木のもとで修行してからでもよくないか。」
「ま、黒木自体は悪い人じゃないし。」「野口に連れて来られたってだけだしな。実際ああいう手術の方がいいし。」
「加藤ちゃんそんなに焦らなくてもー。」「キレイだよなー、加藤ちゃん。CMにも出てる。」
「加藤ちゃんは『ロンバケ』というドラマの時からキレイだったぞ。」
「研修医、オマエは黙ってろ。」「そうだ。伊集院も辛いのだ。」
「伊集院がいないチームは大変だね。」「糸処理なんて作業があるんだ。」
「伊集院は本当に器用で優秀だったんだな。」「荒瀬はちゃんといてくれます♪」
「少年・・・」「子どもにも手加減しない朝田先生。」「これが朝田だ。」
「野口黙れ。」「やっぱり野口サイテーだ。」「せっかく少年が生きようと思い始めたのに。」
「そもそも患者に聞こえる場所で医者があんな露骨な立ち話をするわけが」
「少年!」「足が宙にーーー!」「朝田気づけーーー!」「気づいたんじゃね?」
「14階に来てしまうのか。」「鬼頭も取り込まれてしまったのか」
「上海ーーー!」「中国ーーー!」「鬼頭おそるべし!」「鬼頭あなどりがたし!」
「野口くんもはや用済み。冷酷だわー!」「よくやった鬼頭!」「凄すぎる鬼頭!」
「さあ伊集院、オマエしかいない。」「黒木も快く送り出すんだからやっぱりイイ人なんだよ。」
「あーーさーーだーーー!!」「やっぱり気づいてたんだ。」「助けて身代わりに。」
「ななな何という展開!」「チームドラゴン最大の危機!」「伊集院ーーー!」
「(予告の)荒瀬の言葉がカッコよすぎ。」
ワクテカしつつ次回を待つのでした。
2010年11月11日(木) |
リリースラッシュだった |
CDもDVDも各種チケットも、予約が済めば一安心してしまい、
あとはもう届くまで思い出さないこともしばしばです。
でも今月は3週連続でいろいろ届く予定なので、
忘れているヒマはないのですが、じっくり鑑賞するヒマもないかも。
昨日(10日)届いたのは 今井翼「PLAYZONE2010」DVD
来週(17日)は 福山雅治ベストアルバム「THE BEST BANG!!」
再来週(24日)は 滝翼ニューシングル「愛はタカラモノ」
これだけだって凄いのに、
滝翼はTVで怒涛のプロモを展開し、ましゃも雑誌やWSなどにはお出ましになるご様子。
鑑賞&捕獲にフル回転な11月でございます。
ましゃはこの一年、濃く観続けてきたので、ラスト2ヶ月間でその総決算、という感じですが、
滝翼の捕獲にフル回転ってなんて久しぶりーーー。
プレゾンDVDは、まずは特典映像から拝見。
お稽古風景とか、公演に来てくれた先輩後輩相方大御所の皆さんとか、千秋楽のお見送りとか、
ファンのニーズに応えた贅沢な特典映像となっておりました。
なかでもお稽古風景は最高よね!
お稽古姿は、観れば必ず惚れ直します。今井さんに限らず、全員に惚れてしまいます。
振り付け師のトラビスが出演者たちを評する言葉も全部よかったし。
というか、お稽古風景が素敵じゃなくて本番の舞台だけが素敵なんてありえないのだわ、きっと。
本編は、ナマを一度しか観なかったので、とても新鮮に楽しんでおります。
ヤラさんやABC−Zの芸達者ぷりが本当に楽しい♪
しかーし!
映像を観て改めて思ったが(ナマで観た時も思ったが)、本当にお金がかかってなさそーな舞台ですよ。
衣装といい舞台装置といい、実に簡素。DVDの撮影と編集にもさほど手を掛けた跡もないし。
世界的に有名な振り付け師・トラビス・ペイン氏を迎えるのに一番お金がかかったのね、と、
思われても仕方ないよね、これは。
でも、今井さんセンター、ヤラさんセンターのカッコいいダンスがいっぱいだし、
ABC−Zもカッコいいし面白いし、中山優馬くんの落ち着きのある芝居はとても感じがいいし、
がっつり楽しんで鑑賞中でございます。
今回も名言だらけ。
そしてやっぱりQ10が可愛いすぎる。
味わい深い言葉が多すぎてとっちらかった印象になってしまった感じもありましたが、
一番のテーマとしては「いつかすべてがなくなり、すべてが終わってしまう。
だからこそ今、大切なものは全力で抱きしめて繋ぎとめる努力をするのだ」ということ。
それは家族との絆だったり、友達や彼女との関係だったり、自分自身の未来だったり。
「どーせ」と「どうでもいい」で繋ぎとめられるものなんて何もなく、生み出せるものも何も無い。
さすがに今回は、あの芸達者で素敵な高校生達&キュートなロボットをもってしても、
お説教っぽい流れに行きそうになっていましたが、きっちり踏みとどまったのはさすがです。
・お天道様はついて来るけど、米つぶは努力しないとついて来ませんぜ。byQ10
・オレらに足りないのは、何もかも打ち捨て突進してゆくケダモノ力。by影山
・この世のほとんどは、どーでもいいことと、どうにもならないことでできている。by中尾
・人はなれるものになるんじゃない、なりたいものになる。by中尾
・本当のことは誰もわかってくれないと思ってるけど、そんなことないかも。by山本
・一度手放してしまったらおしまいだぞ。by校長
・(家を居心地よくすること。)そんな(些細な)ことで人の心は繋ぎとめられる。by校長
・(どーでもいいことと、どうにもならないことは)オレたちが「どーせ」とか言ってるうちに、
どんどん膨らんでありとあらゆるものをバラバラにしてしまう。
心から大切だと思うものは、いつかはなくなるとわかっていても、努力して、しっかりと抱きしめて。by平太
・オレは今、宇宙の4%を抱きしめている。この大事な4%を抱きしめて生きてゆくby平太
「どーでもいい」と「どうせ」は、言霊的にも宇宙の暗黒物質を増やす力を持っていそうです。
「どうでもいいこと」と「どうにもならないこと」というのはまさしく暗黒物質のことなのだな。
自分の努力でどうにかできるのは、宇宙のたった4%。
それなのに、その4%にすら全力を尽さなかったら、
すべてはあっという間にちりぢりバラバラになってしまうのですね。
今回はQ10と平太の絡みも多くて楽しかったですー。
平太が鳥居のぶっとい柱を真顔で抱きしめてるのがらぶりーすぎて! それは練習になっているのか!
同じリズムで顔振りながら涙を流しつづけるQ10も可愛すぎて!
進路調査の第一志望欄に「努力する」と書き、ナチュラルに話すために落語を聞いて勉強し、
「どーでもいい」の言葉に涙し、「若旦那、生粋の人間ですねー」とか言っちゃうこの子、
可愛すぎるんですけどどうしたらいいですか!
あと、個人的には小川先生のかあちゃんの「あの子のピークは小5だったんだわ。」が好き。
と申しますのも、息子が幼稚園の年少さんだった頃、女の子たちからやけにモテてたことがありまして。
「この子のピークが今だったらどうしよう」と思った記憶がよみがえりまして。
年少さんがピークって寂しすぎるもんな。ま、ピークが一生ないよりかいいか。
本当に毎回面白いドラマだわっ!
2010年11月08日(月) |
「龍馬伝」第四十五話『龍馬の休日』 |
ラジオでもおっしゃってましたが、「ローマの休日」っぽい響きの「龍馬の休日」。
お休みの日の龍馬さんは、なんともらぶりーでしたね。
龍馬さんにご挨拶したい人、いっしょに飲みたい奇兵隊の人たち、遊んで欲しい子どもたち、
帰したくない飲み屋の女たち、誰も彼もがなついてくるから、なかなか夫婦水入らずになれず。
「今、目の前にいる人のために最善を尽す」というのは、まさしく龍馬さんのことだな。
だから慕われ、だから信頼されるのですよね。
残念なことに、幕府を完膚なきまでに叩き潰しておきたい薩摩と長州からは
完全に孤立してしまったけれども。
では、せつなさこらえて今回のツボ。
・久々の坂本家。にゃんこいるー! やはり女性陣がしっかりしている。
・三吉さんイイ人! 槍の名手で龍馬さんの命の恩人で、槍で舞ってみせたりもして、しかもイイ人!
・「今夜は一緒に風呂に入るがぜよ。」こっそり耳うち。
・「風呂は熱いのにしてくれ。ぬるいがはいかんぜよ。」 これは福山のアドリブ。真木お龍さんの素の笑顔ですね。
・芸者をまいて帰りたいのにぃ。
・三吉さんおいてけぼり。この時点ですでに、用心棒がいないという危険を感じさせる。
・この怖い夢が正夢に。BGMのスパニッシュなギターも緊迫した怖さと哀しさをよく出している。
・目が覚めたら芸者が横に。「いかん! これはいかんぜよ!」 龍馬さんのあたふたっぷりがらぶりーすぎる。
・最初で最後のピロートーク。
・あまり感傷的にならず、淡々と自分の状況やこれからやるべき仕事、お龍への感謝などを語る姿が素敵。
・お布団かけずに大の字は龍馬さん寝姿のデフォなのか。浴衣姿が素敵だからOKですけど。
・くじらと対決しに行くのよね。それが最後の大仕事。 最後とか言わないでー!
休日のらぶりー龍馬さんも素敵だけど、命がけの大勝負に挑む龍馬さんがやはり一番素敵だ。
次回は容堂公、後藤、龍馬が揃って顔を合わせ日本の未来を決することになるわけですが、
清風亭会談以上の凄いシーンになるのかどうか(私には「清風亭の対決」が龍馬伝史上最高の回)、楽しみでございます。
さ、野球大延長のおかげでまだ観れてない「Q10」も観なくては。
2010年11月06日(土) |
滝翼祭@横アリ 5日 |
2年半ぶりの滝翼、堪能してまいりましたー。
楽しかったな! カッコよかったな!
ちょー久々のジャニーズワールドということで、観る前はなんか緊張してしまってね。
客席はバックの子たちの若いファンで埋め尽くされてるんじゃないか、とか、
そもそも、ナマ滝翼を観るのも曲を聴くのもすっごく久しぶりだったので、
その間に自分の感覚が変わってしまって楽しめなくなってたらどうしよう、とか。
1ヶ月前に同じ横アリでBPMは観たものの、
光一さんのあの素晴らしい世界はもはやジャニーズだとかアイドルだとかの括りではないですし。
でも。
杞憂。
全くの杞憂でしたよ。
天井までびっしりで立ち見もあって、お嬢さんもおばさんも子どももお兄さんもおじさんもいて。
ステージには、2年半も揃ってなかったなんて全く感じさせないカッコいいにーさんがふたり。
金のたてがみの獅子と精悍な黒ヒョウの組み合わせは健在で、そりゃーもうカッコいいったら。
オープニングの「夢物語」から踊る踊る! 飛ばす飛ばす!
新曲はこれから出るシングル含めた数曲だけなので、セットリストはこれまでの鉄板曲で埋め尽くされていて
衣装もキラキラでギラギラで、でもスーツとか着せるとどうにも最強で。
それがまた、滝翼帰って来ました! と実感できて嬉しくて楽しくてもうどうしましょー!!
ふたりのやりとりも相変わらずのおバカっぷり、ほどよくギクシャクした仲良しっぷりで(とっても誉めてます)
ご挨拶も真面目で、肝心なところでやっぱり今井さんが噛んだりして。
ほんと楽しくて最高のお祭りでした。
小ネタも面白いのがいっぱいあってご紹介しきれないわ。
「次にやる曲は『仮面』だけど、『ダイアモンド』とどっちがいい?」と、客席にいらぬ問いかけをするふたり。
人気の高い「ダイアモンド」へのリクエストの方が多くて、なんとか「仮面」に持ち込もうと頑張り出すふたり。
「だってほら、Jrたちももう仮面つけて待ってるから。」
「じゃ、ダイアモンドの気持ちで仮面歌うから。」
「来年のコンサートはダイアモンドだけやるから!」
「そうそう。ダイアモンドだけ。ミュージカル風とか、バラード風とか、キスシーンばっかりのダイアモンドとか。」
結局「わかった! じゃぁ仮面やろう!」と、さらりと仮面に突入したわけです。
仮面もちょーカッコいいのでOKです。っつーか、両方やればよいと思うの。
これはアンコールにも持ち越されまして、
「もう一度、新曲の『愛はタカラモノ』歌うけど、『ダイアモンド』とどっちがいい?」
と、再び火をつけるふたり。今度は早い段階から「両方!」と言う声で客席が一致。
「じゃ、ダイアモンドの気持ちで愛はタカラモノ歌うから。」
「わかった。タイトル変えよう。『愛はダイアモンド』でいいじゃない。」
そんなこんなしているうちに、空気の読めるスタッフが勝手に『ダイアモンド』をかけてしまいましたの。
こりゃ歌うしかないものね。歌い始めちゃったらカッコいいものね。
振りは若干うろおぼえな感じでしたが、結局最後まで歌って踊ったおふたりでした。いやー、スタッフGJ!
もちろんその後に正規のアンコール曲『愛はタカラモノ』も披露して、客からの「両方!」の願いは
無事に叶えられたのでした。
あと、後輩たちがいっぱい観に来ていて、2度目のアンコールの時に全員ステージで紹介されてました。
ABC−Z、MAD、Hey! Say! JUMPから数人、キスマイの藤ヶ谷くん、あと何人か。
遠目にもなんか面白い動きしてるよなー、と思うと河合くんだったり松崎さんだったりするから、
ほんと彼らはどんな時でも頼りになるし面白いわ。
新曲リリースを期に、TVにもかなり出られるそうです。スマスマとか、フレンドパークとか、行列とか、
もっともっと他にも。楽しみだー。
この番組はけっこうよく観ます。
あの仕掛け満載のセットの数々が素晴らしくて、いい感じの緊迫感を出してくれますよね。
棒の間のあの奈落の底はどうなってるんだろー、とか、
砂の間で埋もれちゃったらどんな感じ?とか、
水の間はリアルに怖い、とか。
こーいちさん、ヒナちゃん、すばる、って面白い組み合わせだわ。
イメージで言ったらヒナちゃんあたりが一番世間を知っていそうな気がする。
って言うかヒナちゃんはやっぱり何かと頼りになるな。
こーいちさんは世間知らずを自認していらっしゃいましたが、王子の職務を
全身全霊で全うしているのだから、別に世間なんぞ知らんでもいいんです。
必要があればいくらだって知るように努めるに違いないですもん。
研究熱心な努力家なのですから。
身体も頭も両方使う、こういうゲームはとってもこーいちさん向きですね。
ツッコミも動作も表情も、いちいち可愛かったー。
いざというときにはやってくれますし。
こういう番組にもっと出演なさればいいのに。
・スロットマシーンの時間稼ぎ音楽に、律儀に毎回ノってしまう。
・こわもて亀田兄の顔写真に「この子」よばわり。
・「わーーーーん!」 その喜びようが可愛すぎる。
・ダクトをスピーディに匍匐前進するオトコマエ。
・こんなオトコマエさんに立候補されちゃぁ現管理人はそりゃ焦ります。
何をやらせても、なぜかそこはかとなく余裕の空気が漂います。
一生懸命なのだけど、ガツガツした感じや焦りまくりな感じが無いのね。
たとえ棒の間で飛ぶように落下したとしても!
SHOCKで日々とんでもないことをやり慣れている経験値の高さと、
いざとなると出てしまう王子の風格が、余裕の空気を作り出してしまうのですね。
ヒナちゃんもすばちゃんも先輩に華をもたせてくれてエエ子たちだわー。
さ、心置きなく楽しんだところで、SHOCKの新聞広告を見ながら戦闘開始な気分。
2010年11月03日(水) |
「龍馬伝」第四十四話『雨の逃亡者』 |
大政奉還を前に、問題山積で善後策に飛び回る龍馬さん。
自分も命を狙われる身でありながら、海援隊にかけられた嫌疑をはらそうと、お元を助けようと、
必死に奔走する姿を見れば見るほど、せつなさがひしひしと押し寄せてくるばかり。
残りあと4話ぜよ。(うわーん)
ましゃご本人は、「龍馬伝」を終えられても次々に押し寄せるお仕事にお忙しいようですが、
それでもまだ「龍馬が抜けてない」感じがするらしいのは、
「龍馬さんの人生がカットアウトで終わってしまったから」と、ラジオでおっしゃってました。
その姿も声も突然消えてしまうという、放送用語で言うところのカットアウト。
そう感じられるのは、ましゃが全身全霊で龍馬さんを生きていた証ですね。
まだまだたくさんの希望があり目標があり、先だけを見つめて疾走していた、
そのただ中に突然のカットアウトだったわけですから。
不測の事態でそういう人生の終わり方を迎えるのは決して珍しいことではないけれど、
本当にある日突然命が終わってしまったら、
「あっれー? 死んだ? 死んじゃった? うそぉーん」と、ジタバタするに違いない自分。
タマシイだけになってからジタバタしたところでどーにもならんが。
では、せつなさをこらえつつ第四十四話のツボなど。
・「はーい、わし。」 挙手にて応える土佐商会主任・やたちゃん。
・惣之丞カッコいいっす!
・「坂本はお前らの英雄かもしれんが、
わしに言わせれば始末におえない謀反人にすぎん。」 そういうことよね。
・雨の中での決別。例によって弥太郎が龍馬にやつあたりしているだけですが。
・この時、弥太郎に対してひと言も言葉がない龍馬の心中はいかばかりかと。
・龍馬だけが隠れているお元を発見できるのね。
・イギリス公使に直談判。さすが畏れ入っちゅうヒマは無い龍馬だけある。
・グラバーさんから龍馬の評判はすでに耳にしていた公使。どんだけ有名人なのだ。
・「この命をエゲレスにやるわけにはいかん。わしにはまだ、やるべきことが山ほどある。」
エゲレスへの失礼を覚悟で、志を正直に語る心意気には圧倒される。
・「奉行所へ行こう! 彼らを守らなくては。」 公使に即座にここまで言わせる龍馬おそるべし。
・お元のことまでしっかりお願いしてしまうおねだり上手。
・お元をエゲレスに逃がすとは! フィクションにしても、龍馬だったらやったかもしれないと
思わせる見事なフィクションです。
・「新しい日本になったらまた戻ってきてもよかですか?」「当たり前じゃ。」だがしかしー!
どのシーンを見ても、誰のセリフを聴いても、せつなくなるばかりです。
龍馬さんの最期を見届ける11月28日はどうしたらよいのやら。
2010年11月01日(月) |
「Q10」には名言がいっぱい |
第3話も面白かったですー。
せつなさと面白さのバランスも絶妙で。
影山の「河合はキレイだ! 河合はキレイだ!」には、素直に感動しましたよ。
一途な影山も素敵でしたが、そんな彼をからかうでも冷笑するでもなく、
そのまんまにしながら平然と踊り続ける他の男子たちもちょー素敵。
あと、平太が胸の傷跡を気にして脱ぎたくないのなら、
オレ達にもっと派手な傷跡があれば気にならなくなるんじゃね? と、
特殊メークを始める友人たちの単純すぎる思いやりも素敵。
それぞれのせつなさ優しさを描きながら、次々に繰り出される名言も心に残ります。
一話にひとつくらいでもいいだろうに、出し惜しみしませんねー。
その言葉のどれもがお説教じみた感じに聞こえないのは、
「ほんとにその通りだな」と思わせる素敵なエピソードの中で言われているから。
・「違うことは『違う!』って言わないと、間違ったことが本当になっちゃうよ。声に出して言おうよ。」
・「最後は情熱よ。」
・「今は今しかないのにな。」
・「とり返すっていうのはたぶん、『次に行ける』ってことだよ。」
・「同じ風は二度と吹かない。その中でオレたちは生きている。」
どんなに悔やんでも、過去は過去。
その呪縛から解き放たれるためには、今すべきことを、今がんばる、それだけ。
それでも、失ったものがそのまんま戻ってくるわけでも、自分の失敗が帳消しになるわけでもないけど、
そんな「今」を続けてゆけば次がきっと見えてくる。
彼らひとりひとりが実際に「次」を見出している姿に、とても勇気づけられるお話です。
で、今回の眼福ポイントと言えば!!
元カノに「自分の手を振りほどいて行け」と言ってるシーンの、平太の眼差しでしょう!
あの見つめ方は、ちょっと犯罪級(誉めてます)の眼差しかと。
健くんは古代エジプト壁画にあるような目の持ち主でいらっしゃいますね。
っつーか、まんまツタンカーメンのマスクのようなお顔だと思います。
それがあんな見つめ方しちゃなー。
あの眼差しとあの手を振りほどいて行けた元カノは、そりゃもう怖いものないっす。
完璧に次のステージに行けてますって。
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