今日のおたけび または つぶやき

2010年10月29日(金)  滝沢さんのやることはスケールが違う



滝沢秀明氏が企画・演出し、当日も裏から表まで全部仕切る

「今井翼お誕生日会」の凄さにつきましては、これまで何度もうかがっております。

今年もまた凄いことやらかしたようですよ滝沢さんったら。



以下は昨夜のラジオ「今井翼のto base」から、サプライズお誕生日会のご報告。



 10月17日の今井翼29歳のお誕生日をちょっと過ぎたある日、

 その日の今井さんのスケジュールには5つほどの取材が入っていて、

 最後が21時から東京ドームでの、雑誌「スポルティーバ」の取材だったそうな。



 ドームに着き、係の人に案内されて選手だけが入れるベンチに通され、

 取材スタッフが来るまでちょっとここでお待ちを、と、ひとり残された今井さん。

 選手しか入れない場所に入れたのが嬉しくて、写メ撮りまくっていたところ、

 ドームではおなじみのウグイス嬢の声で、

 「今井翼さん29歳のお誕生日おめでとうございます」と、場内アナウンスが響いたそうな。



 「うわー。すげえ。集英社さんのはからいだ。」と喜びながらも写メを撮る手は止まらず。

 そしたらあのオーロラビジョンに、自分の映像がでっかく出て、

 やっと「おや?これはおかしいぞ」と。



 そしたら、滝沢さん、FiVe、ツアースタッフ、レコード会社の人たちなどが、

 みんな野球のユニフォームを着て、めっちゃ笑顔でわらわらとなだれ込んで来たと。

 で、マウンドに全員集合したと思ったら、そこで今井さんを胴上げ。



 今井「これ、取材じゃねえの?」

 滝沢「違います。」



 そして再びオーロラビジョンに「野球大会開催!」

 しかも、対決するのが「今井チーム」対「翼チーム」で、どっちが勝っても負けても、

 今井翼さんご本人は気分よくいられるという、なんともゆきとどいた配慮。



 すぐに着替えてください、と言われてロッカールームに行くと、

 29歳になった今井さん用に背番号29のユニフォームがちゃんと用意されていたと。

 で、今井さんは「チーム今井」、滝沢さんは「チーム翼」で試合開始。



 審判もいて、中継車もいて、中継用のカメラもウグイス嬢もいて。

 普段運動をしないレコード会社のアラフォーな男性がピッチャーをやってくれたり。


 MVPはもちろん今井翼。でかいキーを賞品にもらって、ある車を一日レンタルできるという。

 その後居酒屋で二次会、みんなからプレゼントもいっぱいもらって、

 それも、欲しいなと思っていたけどまだ手に入れてなかったものばかり。



 幹事の滝沢さんからのプレゼントは、「i phone代」と書かれたご祝儀袋で、

 中に本当に現金が入っていた。「滝沢はオレのお父さんか」と。

 ずっと欲しいと思っていたので、しっかりそのお金でiphone買わせていただいた。


 二十代最後の誕生日をこんなに盛大に祝っていただいて、自分は本当に幸せ者です。




なにそれー!

今井さん幸せ者すぎー!

「自分は本当に幸せ者です」ってサラっと言えちゃう素直さが素敵すぎー。



っつーか、滝沢さんが一番凄すぎですわよ。

「相方を喜ばせたい みんなを楽しませたい 最高のお祭りお誕生日会にしたい!」という

気持ちだけでも嬉しいのに、それを最高の形で全部実現させてしまう男。

心意気も素晴らしいがプロデュース能力もそれ以上に素晴らしい。



東京ドームを貸し切り、細かく演出を考え、大人数を召集して手順を周知させ、

映像やユニフォームやプレゼントを用意したりと、手間ひまも相当かかったろうが、

お金にも糸目をつけない感じがさすが滝沢秀明。






2010年10月28日(木)  秋が短かすぎる



関東地方、たしか今月初めまではまだだいぶ夏だったはず。

なのに28日の今日は、ダウンのコートにマフラーでお出かけとは。

ちなみに今は石油ストーブもほんのり稼働中です。



昨日のうちに灯油を買いに走った自分にはまだ、動物的カンがあったのでしょうか。

生協のお兄さんには「もう灯油? もう?」と呆れられたのですが、

この寒さの中では「灯油1缶あるもーん♪」はわりと心強かったりして。



一昨日、札幌に初雪と聞いて「さすが北海道。冬が早い!」とか言ってる

場合じゃありませんでしたね。全国的にいきなり冬ですよ。秋みじかっ!

でもこんな真冬の気温なのに、南からは台風が来ているわけで、

本当にわけわからん気候でございます。


どちらさまも、体調にお気をつけくださいませ。




さてさて、最近のみーはー的興味。


・サダオちゃんのDr.クイックルCM

 ふわふわを頭に付けてるドクターがらぶりーです。

 「ふわふわキャッチャー」、すぐに試したくてマツキヨに行ったのですが、

 1パックに3枚入りと知り、1回ごとに使い捨てるにはもったいないと思って

 買うのをためらった自分は小市民すぎる。でもやっぱり試したい。



・龍馬を斬る男・今井信郎役に市川亀治郎

 いいですね! ぐっと期待が高まります。「滅んでいく武士の哀しみと品格」を

 しっかり堪能させていただきます。歌舞伎役者さんは佇まいといい所作といい、

 間違いなく素敵ですものね。



・来年の1月2月は

 観たい舞台がありすぎて困っております。でも絶対にチケット取れないだろうな、

 と思うのがほとんどだったりする。っつーことは、イヤでもふるい落とされるので

 別に困らないってことですね。



・「SPな岡田くん」祭り

 主要バラエティに軒並みご出演ですね。黒スーツに青タイに赤いバッジという

 SP仕様のスタイルがとてもカッコよくて、ただでさえ美形なのにさらに素敵な岡田くんです。


 スマスマでは大昔の失敗を木村くんに謝罪し、はねトビでは4連敗で20万円以上を支払い、

 映画のプロモというよりお詫びと禊(みそぎ)行脚で厄落としでもしてるんすか? みたいな

 ことになってますのね。でも、映画のヒット祈願としては案外正しい姿勢なのかも。

 今夜の食わず嫌いはいかに。
 




2010年10月26日(火)  「龍馬伝」第四十三話『船中八策』



クライマックスは、龍馬が中岡に船中八策をアツく説明するところですが、

すでに船上で書面を見た後藤さまの表情がみるみる変わってゆくあたりから、

なんか凄いのクルぞ! と、わくわくさせられます。



龍馬さんの「志」は、「みんなが笑って暮らせる国」「上士も下士もない平らな国」

を作ることで、富や名声や地位などを求める私利私欲がない。

ゆえに何をやってもそれを自分の手柄にするという考えもない。


船中八策のひとつひとつの項目に、

その考え方を教えてくれた人たちの名前が出てくるのがそんな龍馬さんらしかったです。

龍馬さんのこれまでの出会いのすべてが凝縮されて結晶となったことがよくわかったし。



龍馬さんの説明を聞いている中岡の、驚きとか怯えとか感動とかの表情がいちいちヨカッタ! 

やはり上川隆也氏ですな。

そんな上手すぎる凄すぎる上川氏の集中力の高いお芝居に、

時々割って入る藤吉のリアクションも面白かった。



感動して泣いてる様子はかわいらしかったが、中岡の「それを世に出したら殺されるがぜよ」に、

「えぇっ!!」という藤吉の声だけが聞こえるのがなんともリアル。

そして実際、この三人が暗殺の場にいることになるわけですし。ひーん。(また泣く)



では第四十三話のツボ。

・変装(にもなってないが)して大八車を押す陸奥と龍馬。特に陸奥くんお似合い。

・久々に新撰組と大立ち回り

・「こりゃ困ったのぉ」って本当に追いつめられた状況なのにそのお気楽な感じは!

・銃をぶっぱなしつつ中岡登場。

・「なかなか楽しそうじゃな。わしも仲間に入れとうせ。」剛毅だわ。


・京都にも相撲部屋があったのですね。

・お相撲とりながらそんな大事な会話を。

・中岡さんもなかなかいいお身体


・横井小楠先生と面会してた龍馬、今と比べると確実に若い。大人になったんだー。

・「めざわり」言われちゃいました。初登場のミッチー大久保に。


・「命を狙われるくらいのことをせんと、日本は変わらんぜよ。」

 この龍馬さんの表情は神がかって素敵すぎる。



次回「雨の逃亡者」って、この期に及んで2時間サスペンスドラマ的なタイトル。

ずぶ濡れ龍馬さんはそりゃカッコいいけれども! 文句なくカッコいいけれども!





2010年10月25日(月)  「龍馬伝」ドラマストーリー完結編

 

ドラマストーリーの完結編、

福山龍馬さんや香川弥太郎さんのインタビューもとても素敵ですが、

共演者の皆さんから福山龍馬へのひとことメッセージが最高ですの。



男女問わず大御所若手問わず、福山龍馬への大コクり大会みたいになってますよ。

モテモテですがなこの人。

でも、「ほー、そうなんだー」みたいな新発見な気分にはなりません。

「そりゃそうだろうな」と共感するばかり。



主役として一番緊張を強いられる日々を1年以上も続けながら、

ナチュラルで飾らず親しみやすく、相手が萎縮したりすることがないようにほどよく気を配り、

結果的にその場の全員が伸び伸びと全力を出し切れるような雰囲気にしてくれる人なんて、

そりゃ惚れてしまいますがな! 当然ですがな!



「福山は誰に対しても態度が変わらない」と、たまラジでSIONさんもおっしゃっていましたが、

SIONさんだけでなく、他にも長年おつきあいのある役者さんやミュージシャンが

同じようにおっしゃってるのを雑誌やラジオなどで何度も目にし耳にしましたよ。



偉い人にも新人やスタッフにも変わらぬ態度で接することができるというのは

信頼される人の第一条件ですな。

思うのだけど、そういう態度は結局、まわりの人全員を「特別扱いしてもらった!」気持ちに

してくれるのではないかと。見た目もカッコいいのにやることもオトコマエですね。

というか、それは本当に幸せな現場ですね。



素敵な写真やインタビューや、本物の龍馬さんの筆跡や、歴史的考察などは読めても、

ストーリーはさすがに放送済みの部分しか読めませぬ。

うっかりその先のページを開いてしまわぬよう、若干びくびくしつつ、読み進めております。

うわーん。(読みもしないで泣く)



第四十三話『船中八策』の感想はまた後日。






2010年10月24日(日)  「医龍3」/「Q10」/その他



・「医龍3」KARTE2 を観終わって

息子 「終わったな。」

わたし「二話目にして『完』。朝田は戦場に戻るのね。」

息子 「さ。次のドラマは何だ。」

わたし「決着早かったなー。」

(夫は相変わらず無言で観ている。)


いやいやいや。そんなことないからー。医龍おそるべし。

一話ではサダヲ死んじゃうのね、と思わせ、二話目にしてもはやチームドラゴン終了かと思わせる。

まったく油断のならぬ展開で攻めますこと。それにしても野口の「ちゆう」のふてぶてしさはナンだ!

「やっぱり14階からの眺めはいいなぁ」はナンだ! 朝田に手術してもらったから「だから調子が悪い」

とかもう、いつか呪い殺されるぞ確実にっ!



・「Q10」第二話『ここは生きてゆける場所ですか?』

予想をはるかに超えて、本当にしみじみといいドラマなのではないかと思い始めた第二話。

せつなくてアホで優しい高校生、そして大人たちがいっぱいですな。


「自分をこの世界に繋ぎとめているもの」は、本当にささやかなものばかり。そして千差万別。

二次元の美少女、カッコいいアイドル、鉄塔、電信柱、ロボットの女の子、思い出の箸袋。


こんなものが好きだなんて、

この思い出さえあればこれからだってきっと生きて行けると思えるほど大切だなんて、

とうてい人にはわかってもらえないだろうことも、よーくわかっている。

そんなものが好きだなんて知られたら、自分のイメージが崩れてしまうだろうからそれも怖い。



ずっとみーはー人生を歩んできたわたくし、共感なんてもんじゃないほど、その気持ちがよくわかりましてよ。



でも、後ろめたく感じようと、わかってもらえない人には絶対わかってもらえなくても、

「人間、何を好きになったっていいんだよ。」その通りだよ。

何が自分の幸せかは、自分でしか決められないのだから。(by福山雅治)←この発言のいきさつはまた追々。


今回はQ10よりもとにかく、健くんのびっくりリアクションがとんでもなくキュートでらぶりー。

あんな軽やかに面白い驚き方してくれる子がいたら、しょっちゅう驚かしたくなりますがな。



手術後の友人を、雑きわまりないコラージュ写真で笑わせるシーンが最高でした。

ああいう男の子たちの様子は本当に素敵だ。



・TVガイド&オリスタBook in Book

最高に美しくて楽しかったBPMの思い出がまざまざと蘇ります。

遠目ではよくわからなかったけど、でも絶対そうだとは思っていたけど、

衣装がどれも本当に素敵です。それ以上に、MCでのこーいちさんの表情もいちいち可愛らしいです。

ペットと飼い主は似てくるというが、このパンちゃんにしてこのこーいちさん在り。逆か。

とにかく早くDVD出してくだせえ。



・ヒガシ御大ご結婚

おめでとうございます! この方44歳だったのですね。ましゃよりも年上だったんだ。びっくりだー。

とてもお似合いのおふたりだわ。ツーショは美しいだろうな。


なんたってヒガシ御大ですから、これからもエンターテイナーとしてストイックな努力を続け

TVに舞台に活躍なさるでしょう。伴侶を得たということも、きっとプラスに働くに違いない。

その姿をお手本にしてがんばっている後輩くんたちのためにも、これからも輝いていただきたいです。

っつーか、その44歳という年齢は、今後ひとつの基準になったりするのだろうか?





2010年10月21日(木)  今期のドラマ



とりあえず初回を観て、これからも見続けるだろうな、と思ったもの。


「医龍3」

もちろんですがな! 期待以外の何もありません。

唯一危惧する点といえば、

荒瀬(サダヲ)と黒木(遠藤憲一)の髪色がうっすらカブってるトコくらいです。



「SPEC」

リピート回数ではこれがぶっちぎりです。面白いー!

謎だらけ不思議だらけですが、どれもわくわくするものばかり。

戸田恵梨香ちゃんはやっぱり最高だ。大好きだー!(ばーさんにコクられてもな)

ほぼ神ポジと思える神木隆之介くんがまたよいのだわ。



「Q10」

美少女ロボット中心のお気楽コメディかと思ったら、いろいろと考えさせられる

とても味わい深いドラマでした。前田敦子ちゃんのロボットっぷりはお見事。

健くんはじめ、クラスメートがそれぞれの哀しさを抱えていて、素敵な青春群像劇です。


赤い髪のロックな女子は「君に届け」でもとても魅力的な女子高生を演じていて、

以来、気になる役者さんになったのですが、またすぐに拝見できて嬉しい。



「獣医ドリトル」

ブラックジャック的なゴッドハンドのカッコいい獣医と動物たち。

それだけでがっつり鷲掴まれです。

人間にはちょー厳しくて、動物には最高に優しい。厳しくされる人間第一号の井上真央ちゃんと

ドリトル先生のやりとりはとても和みます。ザツに貼られた動物用絆創膏がここまで似合う、

広くてキレイなおデコの持ち主は彼女くらいでしょう! 



「ギルティ」

なんとサクサクと簡単に復讐劇が進んでしまうこと。

勧善懲悪というような壮快さはまったくありませんが、

とりあえず玉木宏氏がカッコいいのでがんばって観る。

ここにも人間に厳しく動物に優しい人が。



「流れ星」

お、重いーーー。月9でこの重さはいかがなものか、と思うほど重いーーー。

もちろん、考えなくてはいけない重要なテーマですが、かなりしんどいわ。

吾郎ちゃん鬼畜兄だし。あの飄々とした雰囲気がさらに残酷。生まれつきの鬼畜に見えましてよ。

そして上戸彩ちゃんが可愛すぎる。上戸彩ちゃんも大好きみたいだわたし。(どんだけオヤジ的ばーさんなのだ)



「フリーター、家を買う。」

何を演じても上手ですが、こういう役も本当にお似合いなニノ。

理想を追うつもりだったけど、気づけば自分への言い訳と周囲への甘えばかりの日々。

母の病気でそんな自分の姿に初めて気づかされ、さあもうこうしてはいられない、というのは

身近にいくらでもありそうな話題です。

なので、いざという時のマニュアル的な見方をしてしまいそう。がんばれ誠治。



「黄金の豚」

好きなキャスト勢ぞろいで、テーマだって悪くないはずなのに、

なんだかあまり面白く思えなかったのはなぜなのだ。

あれだけの役者さんを揃えたのにかなりもったいない感じがしましたよ。


八百屋のもたい母さんと年増園はイイ味出されてましたー。

特別調査課内の掛け合いがもっと面白くなっていくことを願って次回に期待。




八番組か。わたしにしてはとんでもなく多いです。

どれか脱落してしまうかもしれん。

でも毎晩面白いドラマやってくれたら、それはそれでとてもシアワセ。




2010年10月20日(水)  失うのは一瞬



タイトルは今朝のズームインの「かがやきビト」で藤原竜也さんのお言葉から。

これもね、そこそこの時間を生きてきた人間なら誰だってわかっていますよ。

わかっていても「失ってから気づく」ことの方が多いのも確か。



蜷川幸雄さん演出「身毒丸」に15歳でデビューして以来、芸歴14年になる藤原竜也さんは、

唐沢寿明さん主催の「生き残ろう会」(何があっても芸能界で生き残る!を目指す人たちの飲み会)

に参加されているそうなのです。


で、唐沢さんがよくおっしゃるのは、

「役、自分の位置、周りの人達、などを掴むのは本当に難しくて、長い階段を一段一段上って

掴まなければいけない。だけどそれらを失うのは一瞬」だということ。



この「かがやきビト」のインタビューには、藤原さんの関係者もいっぱい来ていて、

カメラの後ろでぎゅーぎゅーになって見ていたのですが、藤原さんはその方々たちの方を向いて、

「今日みんな来てるけど離れていくのは一瞬だと思ってる。そう思って仕事をしている。」と。




ほんと、失うのは簡単ですね。

どんなお仕事でもそうでしょうが、芸能界はさらにそれが顕著なのでしょう。

手を抜いたらもうお呼びはかからない。その覚悟をもって、求められるニーズに応え、

ニーズ以上に応えられる自分でいようとがんばっていらっしゃる。




そして、人気が出れば出るほど、評判が高くなればなるほど、

自分の努力以外でのさまざまな思惑で一瞬にして足をすくわれることもある。



たとえば福山ましゃは、以前ラジオで

「芸能界というのは、掛けてくれたはしごを上った途端、

そのはしごを外されるようなことがある世界」というようなことをおっしゃっていたし、



美輪さまも最新の著書『花言葉』で、

「マスメディアは胴上げをする。

 上げたあとは、必ず落として踏みつける。

 有頂天になった時こそ、気を引き締める。

 持ち上げられたら注意しなくてはいけません。

 高ければ高いほど、落差の痛みは激しいのですから。」と。



ましゃも美輪さまも、そしてきっと「生き残ろう会」の皆さんも、

自分がいるのはそういう世界だという覚悟があるから生き抜いてこられたのでしょうし、

これからも生き抜いてゆかれるのでしょう。

戦場でも輝いてる方々は、やはり覚悟の度合いが違いますな。





2010年10月18日(月)  「龍馬伝」第四十二話『いろは丸事件』



やはりこういう駆け引きモノというか交渉モノはすごく面白いです。

清風亭会談は一対一の個人戦でしたが、今回は紀州藩対土佐藩の団体戦。


その場で斬られてしまうかも、な、清風亭の緊迫感にくらべれば、

すでに立派な策士となった龍馬率いる団体戦の緊張感はさほどのものではありませんでした。

いくら交渉に失敗したら切腹と言われようともね。



っつーか切腹の対象として弥太郎も当たり前に巻き込まれ。

どこまでも苦労が絶えぬ男ですのぉ。(それでこそ弥太郎!)




「幕府の威光」だけですべてを通せるはずだった旧態依然の紀州と、

世論を動かし民衆を味方につけ、万国公法やイギリス海軍提督の見解まで仰ぎ

世界規準を持ち出す海援隊。いやー、面白かったです。



海援隊側ったら、もうどんだけ豪華なそろい踏み!

全く動じない龍馬、英語の通訳を楽々とこなす陸奥、海のプロフェッショナル海援隊の面々、

うるさく暑苦しいがその押しの強さは味方につけると最強な土佐商会代表・岩崎弥太郎。

意外にも袴の上には洋装の上着をはおって迫力のご登場、土佐藩参政・後藤さま。

(すでに龍馬に感化されてしまいましたか後藤さま? と一瞬思いましたが、考えてみれば

容堂公が大変な新しいモノ好きだったのだから、後藤だってきっとそうだったのだな。)

あーんど、イギリス海軍提督。



損害の大きさからすれば本当に大変深刻な交渉であったにもかかわらず、

海援隊にとって龍馬さんにとって、これだけの人材が一致団結してコトに当たれたという、

本当に貴重で幸せな場面だったように思います。



風の強い海辺で、逆光の中の龍馬さんとお元の会話も素敵でした。

あんなお日さまの下で、あんな見晴らしのよい広い場所で、

不意打ちも何もあったもんじゃないと思いつつも、

「おんしらにわしは斬れんぜよ」な龍馬さんはやはり文句なしにカッコよかった。



その他のツボ

・しっぽくを囲みつつ、損害金額の調査のためひとり帳面を出して書き書きしている弥太郎。

 みんなが遊んでる中でひとりだけ課題やらされているかわいそうな子みたいでらぶりーでした。


・ポーカーフェイスのまま、几帳面な手拍子付きで替え歌を口ずさむ小曾根乾堂。

 この人もいるだけで面白い。



そして哀しいあのカウントダウンがー。





2010年10月17日(日)  めでたいこと二つ



☆Happy Birthday TSUBASA

つばさー! 29歳のお誕生日おめでとう。

カッコいい三十代目指して素敵な29歳をすごされますように。


29歳の今井さんにお会いできるのは来月。

楽しみにしております。



☆来年2月から大規模全国ツアーby福山雅治

来年2月から7月まで全国17箇所46公演が決定とのおしらせ。

来年はしばらく休息して外国にでも行かれるのでは、と思っていたのでとても嬉しいです。

相変わらず働きすぎではいらっしゃいますが。


龍馬伝の撮影が終わってから初めてのたまラジでは、第一声が「ただいま、おまえら」。

その言い方がとても穏やかで優しくて(その後すぐにやさぐれましたが)、

龍馬さんを背負った緊張の日々から、無事に福山雅治に戻られて、

と、同時に「ミュージシャン福山雅治のファン」のところにも戻ってくれた

と実感できて、ほんわか幸せな気分になりましてよ。




めでたい♪





2010年10月15日(金)  「医龍3」/「大奥」



まずは「医龍3」

オープニングからいきなりサダヲちゃんに死亡フラグが立つという

予想外の展開に、どうにも落ち着かない2時間でしたよまったく。



これで本当に殺されたら「詐欺だばかやろーーーー!」と大声で叫び、

2話以降の視聴意欲は大きくそがれたに違いないと思ったのはわたしだけではあるまい。

あのトラウマ抱えた金髪化け猫のちょーらぶりーな天才麻酔医を、

どんな大人の事情があるか存じませんが(いや、舞台があるのはよーく知ってる)

初回だけの客寄せパンダに使うなんざぁ許せねえ。



ま、誰がどっちに転んでもおかしくない展開ですから、

これからもハラハラどきどきで観続けるのです。



いやー、裏切りませんねー、医龍。

楽しいわ♪

おなじみの面々が登場するたびに、ついつい「キターーーー!」と叫び、

おなじみの口調や動作が出るたびに「デターーー!」と歓喜する。

水戸黄門やドラえもん並みに気持ちの良いお約束満載のドラマですよ。(その並びはわかりずらい)



朝田、荒瀬、加藤のカッコよさ、伊集院、木原の和ませキャラ、鬼頭の迫力、

この方の丁寧な解説と図解がなくてはなーんもわからんのです、な藤吉。

そして、ありえないほどのしぶとさと気持ち悪さで今回もヒールの頂上に立つ野口。

本当にこの人の醸し出す気持ち悪さは絶品だわ。

アロワナの登場をもって、全員がこの男の復活を知る、なんてのもさすがです。


アロワナに罪はないけどね。野口憎けりゃアロワナまで憎し。



「メディカルツーリズム」というのは、つい最近知ったばかりですが(ニュースでやってた)

難解な手術や最先端医療などに加え、こういう国際的な問題も絡めてゆくのですね。

楽しみ。




さ、ということで今日は「大奥」を観てきました。

あんまり出番ないのだろうなー、と思いつつもサダヲちゃん目当てで。



おかげさまで思ったよりちょこちょこ出てくれて、ニノとの絡みもとてもヨカッタ。

杉下の場面で一番好きなのは、水野が垣添に「思い出」を作ってあげた時、

それを見ていた杉下が最高に可笑しそうに笑っていたとこ。

他の皆さんが長身イケメン達な中、このふたりのちんまりしたツーショはバランスが良かったし。



ニノ水野は最初、ビジュアルや体型が子どもにしか見えなくて、

ちょっと色々痛々しく感じたのですが、それはたぶんわたしがこの10ヶ月、

毎週観ていた時代劇の登場人物がやたら中高年だったせいもあるのだろう。



お話が終わる頃には、武士の心意気をしっかり持った気風のいいあんちゃん、に見えましてよ。



でもやはり、一番のオトコマエは柴咲吉宗でしょう。

最初から最後までオトコマエすぎる。上様カッコイイっす!






2010年10月13日(水)  最近うっすら涙したこと



その1 福山が龍馬さんの一生を終えてしまったこと

撮影終了の第一報を目にした時点で、じんわり涙が込み上げてきました。

去年の秋に龍馬さんの撮影が始まったときは、これで1年間はミュージシャン福山とはお別れだわ、

などと寂しく思ったのに、その1年間の早かったこと。


龍馬さんの間もずっとミュージシャンでいてくれたので、それは全く寂しくなかったけど、

もう福山が龍馬さんを演じることはないのだろうな、と思うと、本当に本当に寂しい。




その2 ドラマ「塀の中の中学校」

オダギリジョーが出るのと、脚本が内館牧子だということで観てみようと思い、

片付けしながら見、を始めたのですが、気づけばTVの前に正座でだーだー泣いておりましたよ。

いいドラマでしたー。脚本も素晴らしいし役者陣も素晴らしかった。


「塀の中」モノは結構ありますが、それらとは一線を画す新鮮なアプローチでした。


先生役のオダジョー、やっぱりイイっすね! 髪短くしてヒゲもない、ふつーの格好をすると、

普通以上にカッコイイ。演技もウルサクなくて、落ち着いたイイ雰囲気を常に醸し出してくれます。


そしてまた、受刑者役の渡辺謙と大滝秀治が素敵すぎてどうしたらよいのやら!

謙さんが息子からの差し入れの「よたかの星」を読めるようになったくだりとか、号泣ですよ。

大滝秀治氏にいたっては、どのシーンも素晴らしすぎて、そこに居てくれるだけで泣けてくる。


「女優がひとりも出てこない」ことは、見終わってからTV誌を見て初めて気づいたのですが、

女優とか華とか無くても全然気にならないほど面白かったです。




その3 チリ落盤事故、ひとり目救出成功

お父さんがもうすぐ出てくる! とわかって、

それまで緊張していた子どもが泣き出したところでもうダメです。泣くなという方が無理っす。


救出のための様々な技術や支援が、世界中から寄せられたのだろうと思うと、

やはり今の人類すごい! 文明すごい! 世界平和万歳! という気持ちになります。

もちろん、美談ばかりなわけではないでしょうが。



さてどうやって助けるか、という技術ももさることながら、

外界からまったく遮断された狭い密閉空間の中で何人もが過ごせるノウハウの提供のために、

すぐにNASAが動いたと聞いたときには、ちょっと感動しましたね。


上空数百キロにある宇宙ステーションと地下700メートルの密閉空間、

考えて見りゃ同じ条件じゃん、と、いったい誰が一番最初に気づいてくれたのだ!

凄い。凄すぎる! 科学技術万歳!



いい話やせつない話であっちもこっちも泣かせてくれますこと。

緊張して必死になっている時は、涙なんて流しているヒマはありませんから、

自分以外のことで涙もろくなっていられるのは、それだけ日々が穏やかなのだろうな、

なんて思ったり。






2010年10月11日(月)  福山龍馬、撮影終了



本日11日、龍馬さんの撮影がすべて完了したそうな。


「龍馬伝」自体の撮影はあと1日だけあるそうなのですけど。

YAHOOトピックスにある集合写真は、とてもいい笑顔で映っていらっしゃいますね。

心から「おつかれさま」を申し上げたいが、それ以上にとにかく寂しい気持ちでいっぱいです。



先週土曜日深夜のラジオでは、第一声が「いやー、斬られた斬られた。」だったので、

龍馬さんがすでに最期を迎えられていたのは存じておりましたが。



土曜日の朝5時くらいに暗殺のシーンを撮り終えたそうで、

それも、金曜の朝9時半から土曜の朝5時までという大変な長丁場で、

ラジオから聞こえてくる声も枯れ気味で喉がとても辛そうでした。



ドラマは11月28日までオンエアがあるのでもちろん最後まで楽しみに拝見しますが、

1年以上にわたって坂本龍馬を演じることで感じた様々な想いを、きっとこれからもまだ、

ラジオや雑誌やネットで伝えてくれるでしょうから、それも楽しみです。



ま、脚本自体には色々とモノ申したいところもありますが。それはさておき、

龍馬さんを演じる福山ましゃを、最初からずっと見続けられたことは本当に幸せでした。

前にも申しましたが、撮影と同時進行で裏話がいっぱい聞けたので、ドラマだけ観ているより

2倍も3倍も濃く楽しめましたし。



ご本人は「坂本龍馬の一生を演じるなんてこれが最初で最後だろう。もし、もう一回やれと

言われても断る」とおっしゃっていましたが、それだけ大切に、まさに一期一会で

演じきられたということでございましょう。


「すべての撮影が一回一回ミニライブのようで、いつも新鮮で楽しかった。全然飽きなかった」と、

とてもミュージシャンらしい感想などもあり。



長く伸びた髪については「これから冬なのに、今切っちゃったら寒いじゃない」と。

風邪防止の意味もあるだろうけど、本心は、龍馬さんとビジュアルでもきっぱりお別れするのが

寂しいんじゃないかなー、なんて思ったり。


もしそうなら、そのステキに色っぽい龍馬さんヘアーだけでも、

もうちょっとだけ見せてくれててもよろしくてよ。(最大限に強がってみる。)




本当に疲れさまでした。

福山龍馬さん大好きです。





2010年10月09日(土)  堂本光一「BPM」@横アリ



8日の横アリ初日(でも追加公演)を観てまいりました。

立ち見のCブロど正面で、ここからだとやっぱり横アリ広いんだなー、と思わせる遠さでしたが、

とにかくすべてが美しくて、カッコよくて、大満足のステージでした。



オープニングから、横アリの天井いっぱいに星が煌いていて、

ステージ上空も星がいっぱいで、その星空の中から、美しいバラードと共に王子登場。

あの星空の美しさにも全く負けないビジュアルが凄いよね。



イイ感じに髪を切られていて、耳が見えるのもカワイらし。

王様というにはカワイらしすぎるのだが、王子というにはその描き出す世界はあまりに完成度が高く、

何よりもあのゴールド&ゴージャスな丈の長い王様風衣装を、あれほど美しく着こなされますと、

王子からいつの間にか立派な王者になられてしまった・・・としか思えず。



これでもかこれでもかと纏って肌を隠しても美しいが、

ボンデージ風に肌を露出されましても、鍛えられた筋肉の肩や二の腕がなめらかに

動く様子がよくわかって、これはこれで大変な眼福。



お顔、身体、衣装、が美しいでしょ。

ダンスの動きもやわらかく力強く、シャープでカッコよくて美しいでしょ。


天井いっぱいの電飾も、

去年初めて観た空中浮遊する電飾の美しさも、さらにパワーアップしてるでしょ。

いったいどれだけの色と動きの種類があるのだろう、と思わせる最高の照明デザインも、

レーザーの描く模様も、ステージ上方と後方のLED画面の映像も美しいでしょ。



光一さんの作る曲は、曲だけで聴いてもみょーに中毒性があるというか、まさしくaddictedな

魅力があるのですが、そのひとつひとつの曲を、これらすべての美しさで、これ以上はムリっしょ!

という最高の世界に作り上げている、というのがこの人のステージです。

なんだろね、ほんと、凡人には笑っちゃうしかないくらい、才能豊かな方ですわ。



曲の間は「エンターテイナーの王者」なのに、

MCになるといきなりそこいらのおじーちゃんっぽくなってしまうのも最高っすよね!



MAとMADを交えたMCも本当に楽しかった。

SHOCKの裏話は特に、こちらもすべての場面を知ってるだけに、「あの場面でそんなことが!」とか

「あのセリフを言いながらそんなことを思っていたのね!」なんてことを、実際の動き付きで

やってくれるのが最高に面白くてー。



「この一年は気づけばずっとステージの上にいた気がする」と光一さん。でも、自分にはそれが幸せだし

楽しいし、そもそも、楽しいからこの仕事をやっている、とおっしゃる様子が大変にオトコマエでした。

MADも本当にこのツアーが楽しいそうで、「もっともっとずっとやっていたい。終わりたくない」と。


そう。その最高に楽しいステージを作り上げているのがこの人なんだよ。(言われなくてもわかっとる。)



光一さんのやっていることに、楽なことはひとつもないはずですが、それでも楽しいというのは、

「楽」なのと「楽しい」というのは全く別だということですね。

大変だし辛いけど、それでも楽しいからがんばってしまう。お客さんが嬉しそうに幸せそうにしているのを

観るのが最高に幸せだからがんばってしまう。


エンターテイナーとしてステージに立つことが、やはり光一さんの天職なのだわ。





2010年10月07日(木)  「いい姿勢はいい思考を生む」



「いい姿勢はいい思考を生む」



石川遼くんの名言です。

今朝のズームインで、バード羽鳥アナと向かい合ってインタビューに答えている時に、

最近、姿勢に気をつけている、ということの理由に、こうおっしゃっていました。


それを聞いたバードも、即座に姿勢を正して大変素直でいらっしゃいましたが。



これは本当にそうらしいですよ。

ぐんにゃりした姿勢で考え事をすると、ぐんにゃりした結論が、

うつむいて考え事をすると、ネガティブな結論が、

夜中に横になって眠れないまま考えていると、結論はどんどん悪い方に行ってしまうらしいです。



美輪さまが以前書簡だか携帯サイトだかで書かれていたのは、

「何か重要な決断をしなくてはいけないときは、しっかり二本の足を踏みしめて立ち、

堂々と胸をはって顔を上げて、その姿勢で考えなさい」ということ。

そうすると、しっかり立ち向かうためのポジティブな考え方しか浮かんでこないそうな。


立てなかったらとりあえず、座ったままちゃんと背筋を伸ばすだけでも全然違うのですよ。



これね、本当にその通りです。(やってみた。)

やるぞー! ぜったい頑張れるぞ! 的な思考しか浮かんでこない。

良い方向へのマインドコントロールに大変有効です。




ゴルフには全く興味も知識もないのですが、

石川遼くんの言葉と態度はいつも本当に清々しくて、わたしの尊敬する人のひとりです。

どんな時でもポジティブに取り組む態度が、本当に潔くて気持ちがいいです。



不肖わたくし、五十年近く生きてきて、ようやく最近気づいたようなことを、

この人は19歳で、いや、それ以前からしっかり理解して、ちゃんと実践なさっている。

なんでー? なんでそんな色々なことがわかってるのだろう。



プロゴルファーとして成長するためには、技術面だけでなく人間としてトータルに成長しなくてはならない、

ということを、ものすごく若いうちから自覚なさっておられたのですね。

考え方、言葉の選び方、態度、行動のすべてにおいて、自分を成長させる上で最善のものを選び、

実践しているようにお見受けいたします。



要するに、この人もイチローのように、とんでもなく自己管理能力が高いのですよ。

しかもゴルフという分野だけでなく、トータルな人間として自分を成長させるための自己管理能力が。



ぐだぐだダラダラとなんとなーく生きていて、ある日突然一流になってた、なんてことは起きないのだ。

ナマケモノ(notそういう名前の動物)にはナマケモノにふさわしいゴールにしか辿り着けないってことですね。


姿勢とか、言葉遣いとか、表情とか、身なりとか、そんなちったいことでも、

積もり積もって、使う言葉どおりの、見せる表情どおりの、そういう人になってゆくということですね。



ということを、十代の間にちゃんと理解できているというのがやっぱりとんでもなく凄い。




2010年10月06日(水)  楽しみなリリースいろいろ



一昨日あたりからキンモクセイが香り始めました。

ほのかな香りで存在を知らせるのってステキよねー。

おっ、この香りは! とキョロキョロするとキンモクセイの満開に気づく。


ウォーキングの途中でも、初夏から夏いっぱいくらいの間、いい香りのする場所が

あるのです。歩きながら一生懸命その主を探すのですが、

右側は田んぼとその先の小山、左側は川で、この夏もその主を発見できぬまま終わってしまいました。


花の香りだとは思うのですが、何の花だかいまだにわからんのです。

草がぼーぼー茂っている中のどこかに、ひっそり咲いているに違いないのですが。




TV誌に10月期のドラマ情報が満載ですが、観たいのが多すぎて大変です。

秋の夜長はドラマ漬けかの。



リリースも楽しみなのが多いし。


11/10 DVD「PLAYZONE 2010 ROAD TO PLAYZONE」

11/17 福山雅治ベストアルバム「THE BEST BANG!! 」

11/24 滝翼シングル「愛はタカラモノ」



お楽しみが毎週ある〜♪

しかも信じられないことに、今井さんがふたつも絡んでいる〜♪ 

滝翼のシングル発売がコンサート終了後というのがねー。後手後手感が否めませんが仕方あるまい。



でね、その今井さんに姪っ子に続き、甥っ子もできたというのを本日発売のTVぴあで知りまして。

おめでとうございます! っつーか、甥っ子を抱いてる写真がもはやお父さんですよ。

叔父さんの分際ですがお父さんのお顔だわ。



姪っ子ちゃんもこんなに大きくなっていたのだなー。(すっかり親戚気分)

なんたってこの子の誕生は滝翼コンの最中に今井さんから「本日生まれました」って報告を受けた

くらいだからな。親戚のおばちゃん気分になるのも当然でございましょう。



甥っ子を大事そうに抱いている翼おじさんのおヒゲだらけのお顔を見て思いましたが・・・



今井さんって本当にお顔が毛深いんだね!(ソコかいっ。しかも今さら。)

おヒゲも濃いし、眉もほっとくとすさまじくご立派になっちゃうしね。

日に焼けて黒いお肌に、黒くて濃いおヒゲと眉と黒縁メガネを掛けると、

あの小さい面積のお顔のほとんどが黒くなってしまうのだ。

お顔以外の体毛は濃くないのにね!(余計なひと言)



ああ、思い出した!

だから色白の滝沢さんと並ぶと、同じライトを浴びてもみょーに今井さんだけ黒っぽく見えるんだった。

(加齢による、わたしの眼の衰えのせいもある。)

ここしばらく、今井さんのお顔をまじまじと観ることがなかったから、そういうことも忘れていましたよ。

いや、思い出したところでどーってこともないのだが。


11月の滝翼コンも楽しみだな。




2010年10月04日(月)  「龍馬伝」第四十話『清風亭の対決』



見ごたえありましたねー!

ましゃラジオで「対談のシーンは18分の長回しで撮影」と聞いていたので、

後藤と龍馬のふたりだけの動かない地味な画かも、などと思っていたわたくしをお許しください。



あのヌラヌラぎとぎとした独特の雰囲気を持つ後藤と、

あらゆる面でスキのない龍馬との一騎打ちは素晴らしかった。

龍馬の見事な人心掌握術に、すっかり魅せられてしまいましたよ。




斬新な提案を、わかりやすい理詰めで後藤に納得させてゆく。

時に感情的に上手にゆさぶりをかけ、命がけの気迫と真摯な想いを込めながら、

最終的には社中の立場も土佐藩と対等に持ち込み、ウィンウィンのお手本のような協力体制を成立させる。



薩長を結びつけた時とは比べ物にならないほど、

ネゴシエイターとしての龍馬の手腕は格段に上がっておりますね。



龍馬さんカッコよすぎ!

後藤さんやっぱりぎとぎとヌラヌラしすぎ!(でも役的に大成功)



龍馬と後藤、それを取り囲む双方の部下や仲間の緊迫した様子に加え、

弥太郎とお元の表情もアクセントになってとても面白かったです。

腹の据わったお元ですら、あまりの展開にぽっかーんとあっけにとられているし、

弥太郎はいつものように、自分の置かれた状況の過酷さやわけわからなさに涙目になりつつ、

結局はまた龍馬の大活躍を目の当たりにして「なんで龍馬ばかり」と、憧れと妬みで歯ぎしり、みたいな。



っつーかもう、今に始まったことではありませんが、誰も彼も、鼻から口からいろいろ出し過ぎです。

やたちゃんは並外れてきちゃないっすよ。これをもう40回も見てきたのかー。(汚さにもふと懐かしさが。)




ではその他のツボ&ツッコミ。

・お龍ちゃんピストル持ったまま抱きつかないでー。

・着流しで髪を後ろに束ねた、くつろぎ龍馬さんはいつ見てもステキ。


・小曽根乾堂さんの独特なしゃべり方

・高杉さんの療養姿がなんとも哀しい。あんなにカッコイイのに!

・スッポンは誰が捌くんじゃい。


・いつ見ても迫力の容堂公。潮が満ちる前から容堂公の杯にはいつもなみなみと。

・後藤の面前で、小曽根さんとお慶さんのポーカーフェイス頂上決戦

・鼻がぶつかるほど顔を近づける必要がどこにあるんだ弥太郎とお元

・世の中が本当にひっくり返りそうな気配にワクワクのお元


・龍馬さんキター! 覗き込むように「やたろ♪」キター! 

・龍馬さんを二度見する弥太郎キター! 弥太郎のお笑いっぽい動きも久々だわー。


・「まっこと、恐れを知らん男じゃの、おんしは。」

 「誰かに畏れ入っちゅうヒマは無いですき。」 うわぁぁぁ 龍馬さんカッコよすぎ。


・これから最終話まで「龍馬暗殺まで○カ月」と言い続けるのでしょうか。やーめーてー。



来週は粛々と高杉さんにお別れをいたしましょ。あの最高にカッコイイ高杉さんに!





2010年10月02日(土)  「君に届け」



原作のコミックスは読んでいないのですが、

三浦春馬くんと多部未華子ちゃんの組み合わせになんだかとても興味があって観てきました。



いやー、ヨカッタ!

どいつもこいつもせつなくて、だれもかれも優しくて、みんな未熟だけど一生懸命で、

泣けちゃうし笑えちゃうし、心臓に悪くないくらいのハラハラドキドキもあって。




多部ちゃん演じるサダコが秀逸です。

あのキャラを演じるのは本当にむずかしいだろうな、と思いました。

暗いように見えて陰湿なわけじゃないし、トロいようにみえて頭が悪いわけじゃないし、

ひとりの時だろうといっぱい人がいようと、行動に裏表は全くなく、言葉にも嘘はなく、

相手のことも常に思いやっていて本当にイイ子で、よく見ればそこそこ可愛いのに、

かもし出す雰囲気がどうにも不気味。



そんな複雑きわまりないサダコに比べれば、春馬くん演じる風早はただひたすら爽やか。

単純明快に爽やか。笑顔がステキで清潔感に溢れ、スポーツもできてほどよくリーダーシップもあって、

男からも支持されて、まさしく「爽やかでできている」としか言いようがない好青年。



あまりの爽やか一辺倒に「ちょっとキャラ作りが単純すぎやしませんかー」なんて一瞬思ったのだが、

いやいやいや、単純どころか、あのまったく邪気のない笑顔と最強の爽やかさこそが、

サダコや級友たちをゆっくり、しかし確実に、いい方へ変えていったパワーそのものだったのだな、と。



あの強烈に複雑でぱっと見不気味なサダコ、そしてそういう風にしか彼女を見れなくなっていた級友たち、

という高く厚い壁を打ち崩していくのは、これくらい強烈な爽やかを持つオトコマエしかいないのだ、

という、妙な納得の仕方をしましたよ。



でね、その鉄壁の爽やかさが、何をもってしても絶対崩れないその爽やかさが、

サダコになかなか想いが届かない、という壁にぶち当たって初めて少しだけゆらぐのです。

それが風早の真剣さと、若さゆえの未熟さを感じさせて、かえってそれがステキなのですわ。



なんだろね、もうあっちにもこっちにも感情移入しまくり。

サダコや風早はもちろん、千鶴やあやね、真田、あとはサダコのお父さんとかにも、いちいち共感して

せつなくなったり嬉しくなったりと、本当に満足感いっぱい幸せ感いっぱいの作品でした。



そうそう、ARATA氏が担任の先生役というのがとても新鮮でした。大雑把だけどいい先生だったし。

常軌を逸した役じゃないARATA氏は初めて見たかも。





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