今日のおたけび または つぶやき

2008年09月28日(日)  やんちゃなのと紳士なのと



同じ日に発売、しかも近所の本屋ではお隣同士に並んでいた演劇雑誌ですが、

どちらも表紙は今井さん。ありがたや〜。



「BEST STAGE」は色黒・おヒゲ・襟足金髪のやんちゃで男くさいお姿。

「LOOK at STAR」は色白・おヒゲ無し・髪もスッキリで紳士なお姿。

今井さんをよく知らない人だったら、パッと見ではこれが同一人物だってわからないかもよ。




わたしはわかるけどね♪ ←全く意味のない自己満足




そうそう、襟足キンパと言えば。

昨日電車に、タコみたいな髪型の男の子がいて、

(海にいる蛸ね。っつーかタコに髪はないけれども。襟足の髪だけタコの足のように四方八方に伸びていると想像なさって。)

そのタコの足のように伸ばした襟足だけが金髪になってて、

足だけ金色のタコだ・・・としか思えなかったのはナイショです。




そんなことより表紙の白翼と黒翼ですよ。

おお! それはまさしく今回のWorld's Wingのテーマではないか。

そうか! だから色白でノーブルなスーツ翼と、やんちゃでハードなまっくろ翼にしたのか!


だとしても、そこまで気づいてくれる人はほとんどいなかろう。

んー。単なる偶然かも。ま、どちらもカッコイイんでどちらも見られてよかったす。




テキストは、どちらもダンスへの真摯な想いを語っておられます。

ホントにこの人の真面目さは、大好きだけど、もーちょっとだけ肩の力抜けよ、とも言いたくなったり。



やんちゃな方で印象に残ったのは、

「踊りは裸で踊るのが究極だと思う。フラメンコも、今回新たに挑戦したバレエも、

自分をさらけだして踊らなくてはならない厳しい踊り。それだけに、うまくいけば自信になり、

恥をかけばかいた分だけ次へ繋がる。」



「松竹座から日生に向けて、何が必要な変化で何ををのまま残すべきか、を考え込んでしまっている。

作る側はどうしても欲が出て、時々見えなくなってしまうことがある。

たぶん欲が出すぎてしまうのだと思う。でも作る側が欲におぼれたらお客さんがついてこれなくなる。

そう思うと、変更すること、手を加えることの意味をちゃんと考えなくてはいけないな、と。」



「自分が軸となってショーをやらせてもらえるなら、一番大事にしたいのは協調性。

でも協調性で個性を殺すつもりはない。僕が考える個性というのは、無闇な変化や

ただ人と違うことをすることじゃない。ちゃんと同じ振りを踊っていても、

その人からにじみ出るのが個性だと思うから。」



「あるアーチストとの共演も予定している。」



などなど。

あるアーチストってどなたでしょうね?

個人的な希望では、生ギター弾いてくれる人だといいな、と。




紳士な方では、

松竹座の楽屋でよく北京五輪を観ていた、という話から

「人間の肉体が持つ可能性の大きさに心から感動した。僕らが選手を見て心が揺さぶられるのは、

数字やメダルの色ではなく、全力で戦った彼らの魂の叫びに共鳴するから。スポーツに限らず、

舞台や映画を観たあと、僕の心に残るのは演者本人の気迫。表現を通してその人の『心』が

痛烈に伝わってきたとき、『ああ、また観たいな』と思う。」



これにはとても共感。その心を伝えるための技術の高さというのも絶対に必要なのだけど、

気迫が感じられない演者には全く魅力を感じませぬ。気迫と言っても怒鳴ったり暴れたりするだけじゃなくて、

もちろん静かな気迫というのもあるわけで。


これはもう、アイドルとか伝統芸能とかのジャンルに関係なく、いいもの観せるよ! 楽しませるよ! の

心意気から出発して、それを可能にするために自分を鍛え上げ、最大限の力をぶつけてきてくれる気迫には

本当に感動するものでございます。



さーて。

リハ真っ最中の今井さんの素のお姿は、どんだけ黒寄りになっているのでしょーか。

初日までにきっちり白翼にもどしてきたら、拍手五割り増しくらいがんばっちゃいそうですが。

っつーか、あなたのそのお姿を、影武者辰巳くんがそのままなり切らなきゃいけないんだからね。

頑張れ辰巳くん! 

もちろん今井さんも!





2008年09月25日(木)  洗濯に苦労するバイラオール



「バイラオール」は、今井さんのおかげで(っつーか「パセオフラメンコ」のおかげで)

最近覚えたフラメンコ用語です。男のフラメンコダンサー、という意味。

女性ダンサーだと「バイラオーラ」だそうな。



さて。

待ちチケ来たらず(しゅん↓)



郵便物は家にいない時に来ることが多いから、再配達をお願いすることにはなるのだけど、

でも「○日から発送予定」ってわざわざ告知されているのに来ないと、

ちょっと余計なエネルギー使っちゃった気分ですよ。

ま、今週中には来るじゃろ。そうじゃろ。



今週あたまには、すごく久しぶりに「283」更新。しかも2日連続。

そしてそのどちらにも出てくる「洗濯」の文字。

こりゃかーなーり負担に感じている模様です。

でもお気持ちはよーくわかりますよ、今井さん。



洗濯も乾燥も機械がやってくれるわけだが、

乾燥させてちゃんと畳むまでその日のうちにやっておくとなると、意外に時間かかるんだよねー。

眠いよ眠いよ早く寝たいよー、という時には確かにしんどい。



がんばれ! がんばるんだ翼!

初日を迎えてしまえば、もはやそんなに自前のTシャツやらタオルやら使う必要もあるまい。

お洗濯に関しては、公演中の方がラク〜、みたいなことも味わえるかもしれんし。

あとほら、公演中の汗は松竹座の時みたいに、客が差し出すタオルにお任せ、ということにしてもいいし。



そして2回とも素敵なお写真付き。

水平線に沈む夕日、の風景が大好きよね、この人。

わたしもこういう景色は大好きだし、なにより、どれも今井さんが観て「きれいだなー」と思って

見せてくれたものだから、いつも大切にほじょんしてます。

国内外を問わず、もう4つ5つくらい貯まりましてん。



洗濯のご苦労だけじゃなく、日生に向けての心意気も語られてましてよ。

大事なのは心。はい、おっしゃるとおりです。キミの熱い心はいつもちゃんと伝わってきてるから大丈夫。

だってその熱い心が、ステージ上の一挙一動にぜーんぶ表れているもの。


挑戦したいものもまだまだたくさんあるみたいだから、

いい形で叶えられていくとよいですね。



心の重要性を強調なさりたいからか、

「言葉だけじゃない。見かけじゃない。」などともおっしゃっていますが、

これはあえて反論させていただこう。内側は外側と連動しているよ。内側はいつか必ず外に現れる。

身体や言葉の自由がきかない、という特別な例を除き、思っていることが言葉に出てくるし、

その人のあり方が表情にも体型にも態度にも全部出てくる。意外にごまかせないものですよ。

生活指導のセンセみたいなこと言って申し訳ないが、長く生きてくるとホント、

しみじみ感じるんだもん、コレ。



今井さんの場合、その言葉にはいつも必ず

まわりへの感謝と、自分の可能性を信じてがんばってみるという決意と

ちんまいこともしっかり拾って幸せを見出すという心意気が感じられるから、

内側もそういう人なのだろうと思えるのです。だからついていけるのです。



ま、色々と濃すぎたり暑苦しすぎたりするビジュアルに関しましては、

お気に入りにホアキン・コルテスがいちゃあね、と納得。(今週号のTVぴあ「翼の一片」Piece 35参照)

ホアキンには失礼かもしれんが、このDVDの表紙のお写真、そのまんま今のツバーサと

同じアングルとお肌の露出度で入れ替えてみても、さほど違和感ないかも。

うっわー、想像しただけであつくるしー! (ホアキンごめんなさい) ←今井さんには謝らないのか。



あと1週間と1日で始まる日生劇場も、相当に暑苦しいぞー! きゃー! ← 結局喜んでいる




2008年09月23日(火)  もったひなひ



シチュー食べてる光一さんもほんわか可愛らしいのだけど、

谷村美月ちゃん相手に次から次へと繰り出されるリアクションの数々の方が、

その百万倍も可愛らしいし面白いしカッコイイのだが、どーにかなりませんか。



美月ちゃんが平成生まれ、と聞いたときのお口ぱっかーんで息を吸い込むお顔。

「昭和は昔のイメージ」に「いや〜ん」の笑顔。

「朝は不機嫌」に、何度も畳み掛ける「俺もです」。

「光一君は朝だけじゃないです」に「何だって!?」と元気に異議申し立て。

カウントダウンしながらくわーって寝ても無駄にオトコマエ。

突然二重跳びやらせても素晴らしい身体のキレ。

「携帯メールはシンプルに」に「よっしゃぁ!」のガッツポーズ。

「じゃぁねーーーっっっ」の弾けたぶんぶんお手振り。

「面白さを期待される関西人」に「だから俺も辛くてね」の寂しげなうつむき顔の美しさ。

「パンちょーだい」再現時の妙な身体の動き。

「それはキミに恋心を抱いていたね。」「マジでえ?」の気づくの遅すぎポーズ。



ほんとにもう、どんだけツボだらけ。

この面白さが映画とかCMとかのこーいちさんになると、あまり出てこないような気がして、

なーんかもったいないよなー。でもレギュラー番組で出せてるんだからいいのか。



本番でこんだけ渾身のリアクション見せてくれるんだから、

楽屋やリハで朝だけじゃなく一日中どよーんとしてようと不機嫌に見えようと、どーでもよろしいかと。

みんなを楽しませるお仕事に、すべての力をつぎ込むプロフェッショナルでいらっしゃるのだから。

でも「何だってぇ!?」が激しく可愛かったから、YUCALI嬢のツッコミぐっじょぶ!

なごんだなごんだ♪




2008年09月20日(土)  「パセオフラメンコ」



いやいやいや。

今井さん絡みでなきゃその存在を知ることも無く、手に取ることもなかっただろう

「パセオフラメンコ」なる雑誌を買ってきました。

こんな雑誌近所にあるわけない、と思ったからデカい本屋に注文したのだけど、

ふらりと近所の本屋を覗いてみたら、一冊だけひっそりと置かれているのを発見。

もちろん平積みでもなく表紙が見えるようにも置かれておらず、ほっそい背表紙だけが見える状態で

他の本の間にちんまり挟まっておいででした。



買っちまっただよ! 注文した分も取り消さず、さらに買っちまっただよ!

ひょっとして毎月その一冊を購入している読者さまがいらっしゃって、「あれ?ない」と

思われたら、今井翼がフラメンコ人口増やしていると思ってご容赦くださいませ。



インタビューは、今井さんのフラメンコの先生で振り付けもしてくださっている佐藤浩希氏と。

今井さんの本意気がなんとも頼もしい。その凄まじい本意気に突き動かされた先生が、

今井さんを一人前にしたいと心から願い、すごく頑張ってくれているのもひしひしと伝わってきて、

これまた頼もしい。



今井さんって本当に踊ることが大好きなんだな。

大好きだから、単に身体を動かす、キレイな動きを見せる、ってだけにとどまらず、

もっと深い表現をしたくなり、そして、和洋問わず多種多様の踊りの中から、フラメンコに一番

その可能性を見出したというのは、とても自然でとても必然。



なんでフラメンコ? とインタビューでも何回か問われていて、その都度理由は答えておられますが、

正直、自分が自分の好きなものに惹かれる理由なんてそんなはっきりしないものですよね。

同じ理由を述べて、JAZZやヒップホップやバレエや日舞を選んだって全然OKだけど、

今井さんの場合はたまたまフラメンコだったというだけで。



この夏、大阪松竹座で観たフラメンコと、一昨年観た初フラメンコとのあまりの違いに、

一年間どんだけ努力し続けてきたかは一目瞭然でしたっけ。

こんだけ頑張れるというのは、本当に好きだからだな、とも思ったし。

一年でこんなに成長してしまったら、後が大変なんじゃ? と思うほどでしたが、

今井さんにはそんな感覚は全くないようで、もっとずっと先を見据えていらっしゃるようです。



以下、本文よりちょっと抜粋。


今井「こういう踊りこそ、経験と年齢の深みで魅力が増していく。自分もそうなれるように、ただ好きで

いるだけでなくて行動に移していきたい。40歳、50歳になっても踊っていられたらいいな、という

イメージがある。」


佐藤「フラメンコは歳をとるほどいい踊りになっていく。若くてかっこよくてきれいだから

いい踊り手かっていうと、そうじゃないから」


今井「流行や旬なものに取り組むのも僕らの仕事だが、だからこそ歴史あるものを自分なりに理解して

表現する事が大事だと思う。生意気かもしれないけど、表現者も観に来てくださる方の質も、

ともに高められたらいいな、と思う。」



おお! 客も一緒に連れて行ってくれるのですね! 

なんちゅうオトコマエな心意気! 

とりあえず、他のページもざっと観てみましたが、専門用語がいっぱいあって全くわからんので、

そのあたりのご教授から♪ ←自分で調べろ

むしろスペイン語の勉強を始めるべきでしょうか。 ←みーはーな理由から開始するものが一番長続きする自分



でもさ。

今井さんが「踊り踊りてあの世まで」を目指してくれるのはとても素敵なことだが、

将来彼がフラメンコしか踊らなくなってしまったら、それはそれで激しく残念に感じてしまうだろうな。

ま、それはまだまだ先のことでしょうから、今はとにかく目前に迫りし日生劇場を

ひたすら楽しみにしております。




2008年09月17日(水)  3年前の入場券



今井さんが、日本で唯一のフラメンコ専門誌「月刊パセオフラメンコ」10月号の

表紙を飾っているそうで。 だはー。びっくりだー。

表紙だけじゃなく記事もあるとよいな。

でもフラメンコ踊ってる今井さんはもれなく怖いお顔だからな。

こんな怖いお顔を表紙にしてよいのですか?



フラメンコ専門誌はあってもおかしくないけど、あるにしても「日本唯一」ってあたりが、

北京五輪以前のフェンシング並みに、日本ではあまり馴染みのない分野なのかしらん。



J勢のひとりでいながら、そんな雑誌の表紙を飾っちゃう今井さんってば、

本当にレアな方向に向かっておられます。

というか、アイドル追っかけててフラメンコにたどり着いちゃってる自分にもびっくりですよ。

でも面白いなー。最近の自分的歌舞伎ブームもそうだけど、素敵だな、と思う世界がどんどん広がってきて

本当に面白い。これだからみーはーはやめられませんて。




さて。

この連休中には古本を40冊くらいブックオフに売りに行き、

ちょっとだけ片付いた本箱の中から、例によって内容をすっかり忘れている、

読んだはずのエッセイなど取り出して読み返していましたの。



そしたら、3年前の9月29日に、NHKの「スタジオパークからこんにちは」を

観覧したときの入場券(200円)が、しおり代わりに挟まっているのを発見。

つばさを我が人生で最至近距離で拝見させていただいた日ですよ。

そうか、3年前のちょうど今頃だったのか。

あんな素敵な思い出の入場料がたった200円。いや、値段ではないけれども!

っつーかそんな素敵な思い出の品を文庫本に挟んだまま3年間放置って!




この時の感想を書いた2005年9月30日から10月半ばくらいの拙文を読み返してみたら、

間近で観た今井さんのことを「歩く黄金率」とか言っちゃって、

「我ながらウマいこと言うた!」と自画自賛しておりました。



でもあの時の翼の印象というか雰囲気は、本当に心地よいバランスの良さを漂わせていて、

過不足なく精悍で、過不足なく好青年で、なんとも素敵だったのだよなー。

いやいや、我ながらウマいこと言ってましたよ、本当に。 ←3年経っても自画自賛



しっかしその3年後にフラメンコ専門誌の表紙を飾るツバーサを観ることになろうとは。

しゅてきな想定外♪




2008年09月14日(日)  経験が最良の母



今期ドラマも続々と最終回を迎えつつありますね。

と言っても、ちゃんと観たのは「コード・ブルー」と「魔王」くらい。

実は「魔王」も途中2回分くらい脱落したのだけど、後半は面白かったです。

あとはなんとなく「シバトラ」を観たり観なかったり。このくらいだなー。

こちらの感想はまたあらためてということで、本日は「いいはなシーサー」。



それほど重くない、世の中のちょっとイイ話を挟みつつ、

ゲストにもちょっとだけイイお話をしてもらう、ほっこりまったりなトーク番組なのですね。

だってホストがビギンのあのお帽子の人と相田翔子さんですもの。なんかよくわからんユルさです。(失礼)




で、まっ黒に日焼けしておヒゲ満載の濃ーーーーいお顔で、

その長い足にはちょっと高さが足りないかも、な、お椅子にいくぶん身を縮ませるように座ってる今井さん。

ほんっと黒すぎだわアナタ。でもキライじゃないわ。でもそこまで黒くなくてもよろしくてよ。




そんな今井さんのイイ話は、21歳で実家を出た時のお話。

以前に聞いたことがある内容もあったけど、初めて聞くこともあって、うん。イイ話でした。




以下、せっかくのイイお話をあまりベタベタと解説しないように、箇条書きにてご紹介。



・21歳の時、グっとくる物件が見つかったので、親に一人暮らしを申し出る。(今井さんは「グッとくる」という表現がお好き)

・間取り図を母親に見せながら、「どう言われるかなー」と思ったけど、「いいんじゃない?」と了承。

・自分は母親の手料理が好きなので、ひとりになっても作れるように、引越しの日が近づいたある日、

 嫁入り前の娘のように「教えて」と母に頼んで、大好きなイカを使った料理を教えてもらった。

 ちなみに酒飲みが好きそうな料理。親父が酒飲みなので。



・引越し当日、今井家のルールとして、お別れの時は握手をするので、握手をして出発。

 その時点で母親は泣きそうになっており、自分も泣きそうだったけど、ここで自分が泣いたら母親も

 号泣してしまうだろうと思って、強がって出てきた。

・車を走らせて親の姿が見えなくなった途端、運転しながらひとりで号泣。

 楽しみにしていたこと(一人暮らし)が現実となった時、色々なことを考えてしまうものなのだな、と

 せつない気持ちになった。



・新居に着くと母親からFAXが入っており、「さみしくなるけど、これからは経験があなたの最良の母になる。

 あなたの経験が、あなたのこともわたしのことも大きくしてくれる」と。それ読んでまた号泣。

・13歳の頃から仕事をしているので、忙しさのあまり母親にキツく当たってしまったこともあって、

 それは本当に悪かったな、と反省している。今、ひとりで生活してみて、母親には感謝の気持ちでいっぱい。




理想的な独り立ちだし、お互いにとても思いやりにあふれた親離れ子離れだな、と。

お母様がカッコイイよね。

独り立ちしていく息子に、「これからは経験がオマエの母」なんてなかなか言えませんて。

自分の役目はここで一旦終わり。あとは経験に育ててもらえ、って、素敵な潔さだと思います。



「18歳以上の男にとって、母親の存在は百害あって一利なし」

と言ったのは故・遠藤周作氏らしいですが、

男の自立を妨げる原因に母親が絡むことは少なくないだろうと思いますよ。

だって男の子なんて生まれつきマザコンなんだもん。母親には優しいにきまってるんだもん。

母親がそれに付け込んでいつまでも依存していたら、独立独歩のオトコマエになんて

いつまでたってもなれるわけないのだ。



泣きそうな母親を前にしても、涙を見せずに離れた今井さんも男らしいし、

それを黙って見送った母上もカッコイイ。



うちの息子も母親にはじゅーぶん優しいんで、

わたしがヤツの足をひっぱらないよう肝に銘じたいと存じます。




2008年09月13日(土)  2日遅れですが


9月11日 滝翼デビュー6周年おめでとうございます!


ということは、あの同時多発テロからもう7年。(この日付でこれを思い出さないわけがない。)

早いっすねー。

歳を重ねるごとに、ますますオトコマエ度がアップされていくおふたりでありますように。



11日深夜の「to base」では、今井さんが

「環境もどんどん変わっていくだろうけど、自分たちのペースでこれからも頑張っていくので、

秀明くんと翼くんをこれからもよろしくお願いします」と。



ほーい。これからももろもろ楽しみにしておりますー。

今井さんを見ていると、色々とせつないこともあるのですが、それも、

入れ込みすぎたヲタのみが経験できる、ひとつの味わいってもんで。

あたしゃこの地味だけど生真面目なオトコマエさんが好きだよ。 ←どこのばーさんですか



と、かなり遅れ馳せなお祝いを申し上げましたが、

わたくし、ほんとーに年号を覚えるのが不得手でして、誰かに言われない限り、

何がいつのできごとだったかなんて、普段はぜーんぜん思い出せませんの。

何月何日という日付だけは覚えているのですが、年号は全く伴わない。



両親が亡くなった年ですら、すぐには年号で言えず、

父が亡くなったのは子どもが年少さんの年、母が亡くなったのは子どもが小六だった年、

祖母が亡くなったのはそういえば日本サッカーがW杯で怒涛の快進撃を見せた年、

(「祖母の葬儀に行きます」と休暇を願い出た時に、上司が職場のTVにかじり付いて大騒ぎしていたのが印象に残っているため)

という記憶を元に、その都度年号を割り出すというありさま。



カレンダーを持たない密林の原住民の歴史の記憶方法みたいっすね、まったく。

「○○族の○○が生まれたのは日照りの夏が○回続いたあとの冬のことだった」みたいな。

村の長老かオマエは!



ですので、たかだか6年前の滝翼デビューですら、年号なんてすぐには出ず(っつーか覚える気も全く無い)

彼らのデビューは剛さんのロッソの年で、横アリのステージの上にニノと一緒に呼ばれた翼が

「グループ名は?」「タッキー&翼です」「チャゲアスみたいやないか!」みたいな会話があったっけ、

というとこから、チケット引っ張り出して「おお、2002年」と思い出す、みたいな。

どこまでアホなんだオマエは!



さらにアホをさらけ出してしまいますと、歳とかもあまりよく覚えておりませんの。

さすがに家族の誕生日の年号くらいは覚えておりますが、

毎年一こずつ歳は増えていきますでしょ?(アホにもほどが)

だから自分に関してもおそらく30代半ばをすぎたあたりから、「えーっと私は今35だっけ6だっけ7だっけ?」と

ざっぱな記憶しかなくなり、今に至っております。

正確な歳を思い出すには、今の年号から生まれた年号を引く、という計算が必要になっております。

でもちゃんと生きてるから大丈夫! ←説得力なし



歳を忘れたいわけじゃないんだけどな。なんか興味がないらしいのですよ。

ま、今を生きるのに必死で過去を振り返るヒマがあまりない、ということにしておこう。



滝翼6周年のお話からすごく逸れてしまいました。

今日は今井さんご出演の「いいはなシーサー」という番組の感想が書きたかったのに! また後日〜。




2008年09月11日(木)  「赤坂大歌舞伎」@赤坂ACTシアター



演目がとても初心者向きと聞いて、当日券で10日昼の部を観てまいりました。

いいね、当日券で入れるって! もちろん立ち見しかなかったけれども。

でも、来月の日生にすでにどんだけ支払ったかを思うと、S席13500円はかなり気がひけたので

立ち見の5000円で充分。

「席なかったら赤坂ぷらぷらしてこよ〜」くらいのお気楽さで立ち寄れるのはとても楽しいです。



そして今回は「イヤホンガイド」なるものも活用。

これいいっすね! 「狐狸狐狸ばなし」は言葉もストーリーもわかりやすくて

さほど解説の必要は感じませんでしたが、登場人物が多くなってきて「これ誰だっけか?」

とふと思った時に、絶妙のタイミングで「○○が出てきました」と、さらっと教えてくれたり、

ちょっとした時代背景や道具や音楽の解説もしてくれたり、とてもお得感のある

お役立ちっぷり。



「棒しばり」は、コミカルな仕草や踊りが楽しい演目なのですが、

「この動きは○○を表している」というふうに踊りの一挙一動の解説を丁寧にしてくれたので、

ただ観ているだけより数倍楽しめました。



中村勘三郎さんを観るのはたぶんこれで3回目か4回目くらいだと思うのですが、

いやもう、いつ観ても絶対裏切らない面白さというか凄さというか。

日本の宝だね! (初心者が大げさなことを。) 



勘三郎の役者あがりの世話焼き亭主の面白さも凄かったですが、

その世話焼き亭主のしつこさに辟易している女房の中村扇雀もめっちゃ魅力的で、

いやもう、歌舞伎そのものがとにかく日本の宝だね! 



そして例によってわたくしお気に入りの勘太郎・七之助兄弟による「棒しばり」。

(っつーか若手の役者さんは、まだこのおふたりしか観たことがないので。)

踊りのやわらかさ軽やかさがとても爽やかで、観ていて本当に楽しいのですが、

いい意味での「若さ」を一番に感じるのは、やはり「声」です。

年輪を重ねたさまざまな声の中で、まっすぐ力強く聞こえてくる若々しい「声」がとても素敵。

舞台の肝は所作と声ですね。それですべての情景が伝わってきますから。



で、ちょっとした短いセリフを言ったときに、「あ、お父さんの声にそっくり」と思ったとこが

ふたりともにありました。だからナンだ、って話ですが。

でもなんだかちょっと嬉しかったりするよねー、そういうの。

成長したなー、みたいな勝手な親ゴコロ?



話は飛びますが、七之助くんはマツジュンと仲良しさんらしくて、

「江戸時代の歌舞伎役者は今のジャニーズのアイドルみたいだった」と、何かの雑誌で

おっしゃってましたっけ。

だから昔だったら自分も松本くんみたいに騒がれたのにぃ、そうだったら楽しかったろうなー、

と思ったりするそうな。いやいや、歌舞伎役者さんも立派にアイドルで、相当に楽しそうっすよ!



今年ははからずも6月のコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」で一足はやく夏を迎え、

昨日の「赤坂大歌舞伎」の、やたら元気でウルサイ幽霊の活躍で夏を締めくくらせていただきました。

季節の節目ごとに歌舞伎を観ると、なんかいいかもしらんね。やっぱり日本の宝ですね。





2008年09月07日(日)  秋の予定も出揃い


日生劇場の今井さんに会える日程もはっきりいたしました。

最後の土日は外れましたが、その他は激戦日以外の平日狙いでしたので、ほぼ希望通りに。


本日のプレガ発売では、その外れた後半の土曜日の1公演のみゲットして、ほっと一安心です。

楽に入ってみたかったけどなー。ご縁がなかったなー。



でも、今年も日生でやってくれるというだけで本当に嬉しいので。

その日生に何回か通えるというのも本当に嬉しいので。

幸せ噛み締めつつ有楽町から 歩こう♪ 歩こう♪ わたっしはーげっんき〜♪ ←すでに脳内では祭りが



で、11月には斗真とヤラさんの「グリース」を一回鑑賞予定。

ヤラさんWEBによれば踊りが相当凄いことになっているらしいですが、斗真くん大丈夫でしょうか。

がんばれ斗真! 「魔王」も最後まで見届けるからな!



秋の予定といっても以上です。

9月がなーんもないのよね。当日券で「赤坂大歌舞伎」に行けるかしらん?



なんて言ってるうちに、年末年始のお楽しみも色々発表されるでしょうし。

夏過ぎると年末まであっという間ですもん。



そうそう! きんきさんが大阪で単独カウントダウンというのは凄いですね。

天下のきんきさんですからデカいハコでのコンサートなんて珍しくないし、

それが単独カウコンで1回増えたからってどうってこともないだろうけど、

ご本人達的には、年に一度の先輩後輩入り乱れてのお祭り騒ぎから離れてしまって

ちょっと寂しいのでは、と思ったりもしますよ。



でも後輩グループは増える一方だし、あのカオスもそろそろどうにかしないと、

という時に、一抜け! できたのはかえって良いことだったのかも。

とにかくふたりだけ見ていたいというファンにとってはたまらなく素敵な機会ですしね。

しかも年末年始に東京までは無理、だった関西圏ファンにとっては特に。



ま、その状況を「ふーん」くらいの感覚でとらえている自分も寂しいですけど。

でも今のきんきさんを見ていると、癒されるよりストレスに感じることの方が多いので、

離れているのが一番なのです。わたしには今の剛さんの破壊力はあらゆる意味で致命的すぎるので。



わたしごときが心配することではありませんけどね。

時間がかかっても、最終的に彼ら自身が最善の方向を見つけてくれることを願っておりますよ。

(今が最善と思っておられるファンの皆さまには、ご無礼をひらにご容赦。)



さ、そんなばーさんのたわごとはともかく。

今日取れた日生チケットの発券に行ってきますー。 

諭吉! 出番だ! ←呼び捨てにしてごめんなさい諭吉様。これからもよろしく。土下座。





2008年09月04日(木)  昔の日記帳



残暑が厳しいっす。厳しすぎるっす。

秋だけどギャツビーの超すーすーするボディペーパーをもう一つ買っておくべきか?

職場にたどり着くだけで汗まみれだから、

ひと拭きしてからでないと安心してお仕事にかかれませんことよ。



それはともかく。

ただいまは心静かに10月の今井さんをお待ちする日々です。

TVガイドの次号の表紙が滝翼と聞いて、次号予告のちったーい写真を確認してはほっこりしたり。

ちったーいけど、表情も穏やかで素敵なオトコマエさんでした。よかよか♪


ほっこりと言えば、光一さんのカップシチューの新CMも。秋らしくてイイ感じ。

この人には物を食べるというイメージが呆れるくらい無いですが、

飲み物じゃないけどがっつりメシでもなくてシチュー、というのはいい選択ですね。

シチューおいしいよね。秋から冬はシチューだよね!



話は全く飛びますが、本棚を片付けていたら、読んだのに全く内容を覚えていない古本が山のようにあった。

新しい本を買うには古いのを売っぱらってから、と思っていたのですが、

あまりに覚えていないので読み直してみようかと。

お金をかけずに2度楽しめるよー、と喜んでおいていいのかしらん。(哀)

学生時代から、暗記ものは試験が終わると即座に忘れるのは得意でしたが、

ストーリーもすっきり抜けてしまうっつーのは哀しいよなー。



でも、読み始めれば思い出すなら脳に特に問題はない、とも聞きますけどね。

長年生きてると、記憶の量がとにかく膨大になってくるから、しまった場所から取り出すまでに

時間がかかっているだけ、という説も聞きますけどね。



楽しかった記憶は忘れたくないよなー、と思うけど、これが意外に忘れちゃったりしてるんだ。

人から「こういうことあったよねー」と言われると思い出すのだけど、

そんなおしゃべりでもしなかったら、もう一生思い出してなかったんじゃないか、とか思うこと

いっぱいありますもん。



で、その本棚の中から20年前の自分の日記が出てきまして。

いやいや、そこに置いてあるのはもちろんわかってましたが(置いたの自分だし)、

20代の頃の日記なんて恥ずかしくて読み返す気になんてなれないっしょ。だから、

あるにはあるけど、ずーっと知らん振りしていたのですが、今回ちょっと読んでみる勇気が出まして。



そしたら。



意外にまともでした。20代のわたし。

なんかもっとハズカシイこといっぱい書いてあるかと思ったんだけどなー。

だって自分の記憶の中にある20代って、イタイ恋をし、慣れぬ仕事に疲れ、ヘコみ、胃カメラとかも飲み、

日々ネガティブで劣等感のかたまりで日々ハズカシイ奴、というものでしたから。



いやー。スマンかった20代の自分。

自分の未熟さをちゃんと自覚、反省しつつ、一生懸命生きていたようだよ。

もっと職場の人へのグチとか書いてあるかと思ったら、むしろ素敵な先輩や同僚への賞賛の方が多かったよ。



で、これがビックリなのだが、みーはーな内容がほとんどなく、ひたすら現実生活のことだけでした。

どうもわたしのみーはー生活は、十代と30代半ば以降の二期化しているらしい。

自分のことって意外に誤解しているものなんだな。



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ふー [MAIL]

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