今日のおたけび または つぶやき

2008年08月31日(日)  24時間耐久TV



ただでさえ、このところTVに出ずっぱりの嵐さんたちが、

さらにガチで24時間耐久TVですよ。(「耐久」いらないが。)

嵐の皆さんも大変でしょうが、ファンの皆さんも本当にお疲れさまでございます。

大変だけど夏祭りのひとつですから。チャリティフェス、という位置付けの。



去年の録画の大変さを思い出しつつ、今年は気楽に「ながら見」させていただきましょ、

と思ったら「滝翼も応援に来る」との情報に、結局本日はベタ録り。



おかげさまで、いつもどおりキレーでオトコマエな滝沢さんと、

まっ黒だわヒゲ面だわ、に加え(ここまでは全く想定内)、右のえりあしだけパツキンという

オマエはヤンママを母に持つ5歳児か? みたいな今井さんが! 


アナタ、雑誌か何かで「フラメンコをやると決めたから、もう黒髪以外にはしないと思う」

とかおっしゃってませんでしたっけ? え?(詰め寄る) 

またちょっとセンスが独特な美容師さんに遊ばれましたん? ん?(さらに詰め寄る)

ツバメンコダンサー的にそのえりあしはOKですの? マヌエル師匠に許可はとったのか?



ま、暑苦しいけどふつーにオトコマエだったからよろしいのですけど。

特に騒ぐほどのビジュアルでは全くなかったが、他に話題がないので取り上げてみました。(ヒドイ)


日生ではどのようなお姿で登場してくれるのでしょうね。楽しみですわ。



24時間TV自体は、結局ほんのちょっとしか観ていないのですが、5人いると機動力があっていいですね。

パーソナリティの経験者だけあって、いい感じに余裕も感じられたし。

以下、見たトコだけの感想。


・嵐さんの歌はこういう番組にピッタリ。プロフェッショナルなアイドルスマイルもピッタリ。

・都会っ子ニノちゃんの、ちょっと心配なダーツの旅。優しい女の子たちに会えてヨカッタな。

・髪を切った翔くんがすごく少年っぽくなってた。インタビューする口調とかは

 いつも通りの慣れたキャスターだけど、みょーに可愛くなってしまわれた。

・アホな実験と言えば嵐! もはや他の追随を許さない得意分野ですね。


・相葉ちゃんがオトコマエすぎる。動物番組とか、江原さんの番組とかでもそうだったけど、

 この人は、物凄く過酷な状況にある命、みたいなものに対しても、先入観や偏見とか持たずに

 自然に大らかに受けとめて、自分のできることを無心にがんばろうとする人なのだな、と。

 
 海を怖がる少年に対して、自分の支え方が悪かったんだ、と思ってすぐに支え方の練習を始める姿とか、

 飾らなくて本当に素敵。イイ子ぶってるのとは違う、本当にイイなんだろうな、相葉ちゃんは。

 サバイバルな場面でも意外に強そうだな。ヘンに感情的になったり悲観的になったりせずに

 がんばってくれそうだもんね。


・車椅子の少女を水族館へ案内するリーダーが、これまた何の気負いもなく彼女と一緒にいる

 様子が素敵すぎ。こういう時って、必要以上に気を遣ってるとかがわかると、

 見てても疲れてしまうものだけど、そういう感じが全くない。


・上原(巨人の)いい人! 上原! 再起を心から期待します。 


・ニノちゃんのメンバーひとりひとりへの「出会えてよかった」な理由が素敵すぎ。

 わりとシニカルな目を持っている人、というイメージを勝手に抱いていたのだが、

 本質をちゃんと見抜いている、と申し上げた方がよいのかも。

 その言葉に胸いっぱいになっているのが丸わかりなマツジュンも素敵すぎ。



本当におつかれさまでした。

まだしばらく、裏側密着!とかで番組は続きますけどね。

夏の風物詩のひとつが終わり、明日から9月。うわぁー。





2008年08月29日(金)  「デトロイト・メタル・シティ」



本屋さんの文庫コーナーに行ったら、渋くてカッコイイ松山ケンイチ氏が

帯とかポスターにいっぱいいましてね。急にこの映画を観に行こうと思ったのは、

そんなサブリミナル効果(全然サブリミナルじゃない)もあったのかもしれませぬ。

宣伝って大事ですね。



もうね、楽しい楽しい! 笑ったわー! で、とてもせつない。

これまで松ケンと言えばデスノのLにしか興味がなかったのだが、

根岸くんラブ! クラウザーさま万歳! です。

だからといって、この映画を機にデスメタルの世界に入ろうなどとは全く思いませんが。(クラウザーさまゴメン。)



根岸くんはあの髪型を含めたビジュアルも、なよなよした身のこなしも全くいけてないし、

クラウザーになったらなったでずっとあのメイクとコスチュームだし、

どちらのキャラにもカッコイイと思う部分なんて全くないのだけど、(メタル好きにはクラウザーはカッコイイのかも)

とにかくこの根岸くんという人が、愛さずにはいられない、応援せずにはいられないキャラの青年なのです。



自分の抱いていた夢は叶えられなくても、

自分にしか見せてあげられない夢があるんだ、ということに気づいて覚悟を決める姿が

最高に切ないけど最高にカッコイイ。でも最高に笑える。っつーかずっと笑いっぱなし。


夢は、自分の思い描いていたのとは違うふうに叶えられることもあるんだね。

思い描いていた風景とあまりに違うと、全く叶えられていないように思ってしまいがちだけど。

だって、根岸くんの「音楽を通じてみんなに夢を与えたい」という夢は、

クラウザーが確実に叶えていたのだから。

いくら根岸くんがクラウザーになりたくなかったとしても。




他の印象的な登場人物としては、

・根岸くんをデスメタルに引きずり込んだ女社長・松雪泰子姐さんのドSっぷり。

・高橋一生氏(わたしの中ではいまだに「医龍」の生意気な天才外科医)が将来有望なポップシンガー。

・「デトロイト・メタル・シティ」(DMC)を敵視するガールズバンドのボーカルが美波嬢。カッコイイっす。

 DMCのことを「でたらめ♪ マザコン♪ チェリーボーイ♪」と歌って揶揄するのだが、その歌詞が的確すぎ。

・世界的なブラックメタルの帝王にジーン・シモンズ氏。

 思わず「でとろい♪ ろっくしてぃ♪」と歌いたくなる世代の自分。



松ケンがTVぴあで「あなたのヒーローは?」という質問に対し「その時に演じている役」と

お答えになっていたのだが、クラウザーも根岸くんも、立派に素敵なヒーローでしたわ。



それにしても、あの閉ざされたライブ空間でクラウザーを神のようにあがめるDMC信者集団も

部外者から見るとほんっと理解不能な暑苦しいアホ集団だよなー。

自分もいちヲタとして、分野は違うけどそういう集団に属しているわけで、

我が身のアホさを再認識するのでした。でもやめらんねー。




2008年08月27日(水)  秋♪



ここ数日、とても涼しくて快適です。

夜は特に窓から入ってくる風がひんやりして、虫の音も聞こえ始めて、

このまま「今年の夏、お疲れ! いやーお疲れ! また来年ねっ。」と

盛大に手を振って無理やりお別れしたいような。



だって相当暑かったし。もうこの夏はこれでいいんじゃね? じゅーぶんじゃね?

予想では残暑が厳しくて長引くらしいけど。



さ、そんな8月最終週、「LOOK at STAR」と「TVぴあ」を購入。

もちろん今井さんの大阪松竹座レポートがお目当てです。

この他に「Best Stage」という新しい雑誌にも載っているらしいので

捜しに行かなくては。



ルクアトの写真がどれもステキですー。

こうやって場面場面を写真で切り取って見せられると、とてもはっきりとストーリーを感じます。

むしろ、セリフの全くないダンスと歌だけのステージとは思えないほど、

「これは何のお話?」と尋ねたくなるような、ストーリー性のあるお写真の数々です。



中でも特にお気に入りのショットは、

・黒翼が今まさに巨大な真紅の羽を広げようとしているところ。ここの振り付けは圧巻。

・白包帯まきまきの黒翼。お衣装の中で一番好き。

 しかもこの姿でハーレムの女性たちと絡んでくれるからさらに素敵。

・上空高く縛られ吊るされているところ。

 縛られて吊るされるのが本当によく似合う、イイお身体だなー、と思う。←どういう感想

 同じ包帯まきまき衣装の影武者辰巳くんの姿も一緒に映っているのがなお嬉し。

・黒スーツ軍団のラインダンス。めっちゃ楽しそう。向かい合う本物と影武者の髪型が同じで微笑まし。



インタビューでは「”信頼”が作品を支えていると思う」とおっしゃり、

信頼できる仲間やスタッフと共に作品作りができる幸せを語っておられます。

10分間のひとりフラメンコについても、その振り付けにはスペインの師匠と日本のスタッフの双方が

関わっているので「たとえ舞台上で踊るのは僕ひとりでも、あのシーンはとても”共同作業”なんです」と。



オリンピックで大活躍したアスリートの皆さんもそうだったけど、選び抜かれて表舞台に立てる人ほど、

こういう想いを忘れることがないように感じられます。

やっぱりさー。カッコイイよね。誰よりも多く背負ってやり遂げたのに、その手柄を惜しげもなく

戦友たちみーんなにバラ撒く感じ? 

ソフトボールの上野投手とかさ! (いつの間にやら今井さんのお話からズレている)


そんな信頼に支えられた素敵な作品、日生でも見せてくださいませね。



ルクアトにはこの他にも「グリース」出演の斗真やヤラさんのインタビュー、

ついにチケット入手できずだったサダヲちゃんの「女教師は二度抱かれた」のステージレポートなど、

わたし的には大変充実の内容です。女教師、写真だけ観てても怖ろしく面白そうだ。

行けなくて残念だったなー。



ぴあの「翼の一片」Piece 33 には、松竹座の楽屋写真の数々。

とりあえず1枚ずつツッコませていただきますと、


・しおれる前に撮ってあげたかったですね。

・写真そのものよりむしろ、「俺の手。」という言い方が好き。

・至近距離で見ると「ちょっとブレすぎ」と思うのだが、引きで見るとすっごく素敵なポスターですね!

・やたら濃い顔のふつーのお兄さんなのだが。(失礼)



日生の楽屋写真も大歓迎ですよー。




2008年08月23日(土)  続きまして翔君祭り



北京五輪も明日で終わりですよ。

今年はわりと力を入れて観た気がします。

力入れすぎて、ちょっと感動疲れしたほどで。



というわけで、少しほんわかしよ♪ と思って

金曜日のレディースデーに「崖の上のポニョ」を観てきました。

なごんだなごんだ♪ 

「花男F」ですらあれほど満員ではなかった、ってくらい満員で(ギリギリに行ったら残席3つ)

後ろの席のお子さまが「宗介のおかあさん、運転荒くね?」と言ってたのが笑えた。

リサも5歳児宗介もポニョも、みんなそれぞれ行動力があってオトコマエでしたねー。



ダンナが予定通り帰宅できなかったことには派手にぶんむくれるリサなのに、

金魚が次の機会には人間になって現れることは自然に受け入れちゃうあたりが、

いつもながらステキな宮崎駿ワールドでございます。



そして本日は朝から日テレの「北京五輪2008」で、これまでの名場面を

桜井翔キャスターのご案内で見てました。

さすが現地に入りっぱなしで自分の眼と耳で取材を重ね、

自分の言葉で色々語れるように咀嚼もしっかりやっているのだな、ということがよーくわかる、

まったく不安のないキャスターっぷりで、いやもう、残り2日ってトコに来て大変に今さらではあるのですが、

桜井キャスターの凄さを実感いたしましたよ。



取材熱心なのはあたりまえとしても、

ボルトのポーズとか動きとかの真似が無駄に上手で楽しいし。

嵐の大ファンだという柔道の金メダリスト谷本歩実選手にCDプレゼントして

ものすっごく喜ばれてたり。「ロンドンへの励みにします」とか言われたらそりゃ嬉しいよね。

WEBの「オトノハ」でも、浜口京子選手から、嵐の曲を聴いて試合前に気持ちを盛り上げていた、

と言われたと、感激の想いを書いておられましたし。アイドル冥利に尽きるよなー。



「木更津キャッツアイ」以来、キスシーンのお話が来ない、などとおっしゃっていた翔くんですが、

いやいやいや! 歌って踊れてラップ作詞の才能もあるのにキャスター!

でも運動能力的にはちょっとどんくさかったりもするけど最高に頼りになるキャスター!

しかもその歌で選手を力づけられたりもするキャスター! というのは、

誰でもなれるものではないのです。



「何度トライしても古いパンツ(下着)が捨てられない北京のホテル」、みたいなステキ話も含め、

たくさんの楽しいおみやげ話をお待ちしております。






2008年08月20日(水)  気づけば嵐さん祭り



日生の申し込みも済ませました。

郵便局のATMに吸い込まれていった諭吉さん方、

日生の素敵なチケットになって戻っておいでね!



松竹座の感想も一生懸命書いて送ったし。

いやもう、失礼のないように、でもお伝えしたいことはなるべく正直に、

を心がけて文章書くのって、なんて体力使うのかしらん。

本当にわたしは、みーはーであることでたくさんのことを学ばせてもらっておりますよ。



オトコマエなアイドルのみなさんたちの心意気に教えられるのはもちろん、

年月を経て成長し栄華を極める人たちや、思いもよらぬ挫折・転落をする人たちなど

たくさんの人生模様を見せてもらい、

情報を得るためにPCを覚え、遠征するから旅の方法を覚え、

応援している気持ちを伝えたいからちゃんとした日本語を使おうとがんばったりもする。



もはや立派なヲタ道、みーはー道なのでございます。

知力体力精神力を鍛え、経済力を整え、心技体を極めねばやってらんねーのでございます。 

 ↑ どこまで大袈裟



っつーか、みーはーじゃなくても普通に社会人やってりゃ覚えるコトだけどね。 ←身もフタもない



さ。そんなみーはーが最近やったらめったら目にするのは嵐の皆さんですよ。

オリンピックか嵐か、くらいの勢いで、わたしがチェックするTV番組にはほぼもれなく嵐さんが。

まあね! みーはーなものしか観てないから当たり前なんだけどね! 



シングル出しすぎ! とは思いますが、どれもいいから困ってしまう。

ひゃーくねーん先も〜♪の「One Love」が大好きで、これだけで当分楽しめると思っていたのに、

その余韻も消えぬうちから「truth」。バリバリ踊られてて最高にカッコいい。

お衣装の黒と赤はWWの悪翼軍団の色でもありますが、いかにも「魔王」的で

インパクトのある組み合わせっすよね。



「風の向うへ」は「Music Lovers」で拝見しましたが、タイトルの通り、

風を感じるようなとても伸びやかな曲。MLの贅沢なライブ感は本当に素敵でした。

あの数曲だけでも、嵐さんのライブって楽しいんだろうなー、と、がっつり心をわし掴まれです。



「うたばん」では中居兄さんが、嵐さん全員ともれなくバトルを繰り広げられまして。

あの下克上バトルがあんなステキに進化するとは。楽しすぎで笑いすぎです。

っつーか、キレ担当中居くんと仕込み担当タカさんの素晴らしさと言った方がよいのかしらん。

それに素直に全力で乗っかっていく嵐の皆さんブラボー!



「やっぱり、面白いものを作るには汗かかないとダメだね」という兄さんのお言葉には、

バラエティ界で活躍し続けるスーパーアイドルの実感が込められていますね。

汗どころか擦り傷・打撲も厭わずですよ。兄さんステキ♪



で、久しぶりに聞いてちょっとまた新たな感動が蘇ってきたのが「a Day in Our Life」。

なつかしの「木更津キャッツアイ」のテーマ曲ですね。

「少クラプレミアム」での過去映像では、この曲こんなに踊ってたんだ!というくらい

激しく踊られていましたが、「Music Lovers」では5人と客との一体感が素晴らしい、

すごく心地よくノれる曲になっていて、どちらも楽しかった。翔くんのラップってなんか気持ち良いな。


同じ曲でも「観せる用」と「みんなで楽しむ用」に自在にアレンジできるというのが、

アイドルらしい力量ですね。


あらためてすごく好きな曲だと再確認しました。

「木更津キャッツアイ」も久々にまた観たくなりましたし。猫田どんなんだっけ猫田。



トークその他のツボは

・夜露と穴に負けずがんばれ相葉ちゃん。

・北京五輪マスコットの被り物をお土産に選んだ翔くんGJ! 

 オトコマエには被り物が似合うという鉄則は不変ですね。

・「ぼーっとしているように見えるリーダーだが、実は他のメンバーは、

 そんな彼を頼りにしているのでは?」という仲間由紀恵嬢からの質問に、

 「それが本当だったら、すごくイイ話ですけど」と、さらりとおしゃるニノ。

・共演したことがある石原さとみ嬢に「キスがとっても上手」と言われた松本さま。

 小倉氏に「どうやって練習してんの?」と問われ「鏡の前とかで」と、堂々と優等生的お答え。

・あのジーンズ柄のスパッツ?は一体何ですか翔くん。


もろもろ楽しかったです。嵐さんの無敵状態はまだまだ続くのでしょうね。



2008年08月17日(日)  メダリスト名言録



アスリートの皆さんのお言葉ご紹介の前に、今井さんへひと言。

昨日、大阪千秋楽直後に283を更新してくれていましたので。



こちらこそありがとう。素敵なステージを観せてくれて。

わたしも愛してるよ。 ←今井さんから愛してるとは全く言われていないが。



この人のご挨拶やメッセージには、

感謝の言葉と、自分が努力すべきことへの静かな決意の言葉が必ずあるので、

いつもとても清清しい気持ちにしていただいてます。

カツゼツの良し悪しは別として、今井さんがいい言葉をちゃんと使える人でヨカッタ。




さてさて。

World's Wingの出演者もすべてアスリートと言っても過言ではございませんが、

こちらはさらに肉体派アスリートの皆さん。彼らの名言をいくつかご紹介。

TVで聞いただけなので、言い回しなどは違っているものもあると思いますがご了承くださいませ。



水泳・北島康介選手

2冠達成後のインタビューで、自分を支えてくれた人達への感謝の言葉を真っ先に言っていたのが

印象的でした。(言葉をちゃんと覚えてなくてごめんなさい。)感謝の言葉って、自分の中から

自然に溢れ出てくるのがもちろん一番素敵だけど、もしそうじゃなかったとしても、

やはり絶対言い忘れちゃいけないように思います。


でも、だからと言って彼に続くメダリストがあまりにこぞって「メダル取れたのは自分の力じゃなくて

皆さんのおかげ」なんて同じ調子で言いまくるのは好きじゃなかったり。←天邪鬼




北島選手のコーチの平井伯昌氏

「(北島選手は)天才、天才と言われるが、彼は努力する天才。」


オリンピックに出るような人は、全員がある種の天才であることは間違いないです。

でも、その天才たちの中でさらに抜きん出るには、「天才」の行動としては一番そぐわない、

地味な「努力」を重ねた者のみ、という真実の実例ですね。

努力は裏切らない、栄光に近道無し、ってね。



そうそう、「努力」で思い出したけど、Hey! Say! JUMPの知念くん。

つい先日知ったのだが、彼のお父さんは体操選手でオリンピックのメダリストだったそうですね。

その血筋のせいか、非常に運動能力が高くて器用だと。


メンバーの誰かに「知念は何でもできる。天才。」と言われた時のご本人のお言葉が面白かった。


「僕はたいていのことはできるんです。でも、努力するということが苦手で・・・」


非常に正直な発言に、この子は自分の弱点をちゃんとわかっている子なのだなと。

っつーか、ぜってーお父さんに説教されたことあるだろ。

「オマエみたいのがひとつ間違うと『器用貧乏』ってのになるんだ。」とか、

「いくら才能があっても、それ以上に努力するヤツにはいつか抜かされるぞ」とか。



でも、弱点は自覚できた時点で8割解決できたようなものなので。

キミも中身がカッコイイ男になってください、知念くん。

キミのビジュアルがさらにカッコよくなるのはうちの姪っ子が実証済みですし。←サンプル少なすぎ




柔道・石井慧選手

「柔道は自分にはスポーツではない。勝つか負けるか、生きるか死ぬかの勝負。」


勝負に負けるということは死ぬということ、という考え方であくまでも勝ちにこだわる、

こういう選手もいていいよな、と思いましたわ。気迫ってやはり、死ぬか生きるか、くらい

追い込まれないと出てこないものなのかもしれないし。気迫の感じられない勝負なんてつまらないし。


でもそういうスタンスの人は、反則しないとか礼儀正しいとかの基本を特にきちっとしていてほしいです。

反則三昧だわ敬語どころか丁寧語も使えないわで世界チャンプを馬鹿にした、

未熟者丸出しの某ボクサーみたいなのは、いくら負け知らずでもカッコ悪い。

石井選手はこれからもカッコイイ侍でいてください。




水泳・中村礼子選手

「頑張るということは、もうだめと思った時が始まり。」


彼女が座右の銘にしている言葉だそうです。っつーことはですよ、中村選手はいったいどれだけ

「もうだめだ」と思った限界に挑戦し続けているか、ということですよ。

中村選手にとっては、なんとなくできちゃうことをいくらやっても、それは頑張るという

範疇には入らないのですね。できねーよそんなこと! から始めることが、やっと「がんばる」

ことになるのですよ。凄すぎる。

っつーか自分、頑張らなさすぎる。




レスリング・伊調千春選手

「アテネの時の銀メダルより、今回の銀メダルの方が、同じ銀なのにずっと輝いているように見える。

それはきっと、この4年間で自分がやるべきことを全部やって取った銀メダルだからだと思う。

それと、妹(伊調馨選手)と一緒にここまで頑張ってこれたことは、金メダル以上の輝きを持つ

素晴らしい経験だった。」



金メダルを取った吉田沙保里選手と並んでのインタビューでも、この堂々の発言が最高にオトコマエ。

結果が悔しくないはずはないけど、できる努力をすべてやった人にとっては、人と比べることは

全く意味のないことですからね。



柔道でも、金メダルの石井慧選手と銀メダルの塚田真希選手が並んでインタビューされていて、

「負けたら日本に帰れないとこでした」と言う石井選手に「私は負けたけどちゃんと日本に帰りたいです」

と言っていた塚田選手が最高にらぶりーでした。胸を張ってお帰りなさいませ!



一流アスリートの皆さんのお言葉は、素敵なものが多いですね。




2008年08月16日(土)  オトコマエな皆さんお疲れさま!



北京でも男女問わずオトコマエな皆さんたちが大活躍ですが、

本日はまず大阪に向かって、World's Wing2008大阪千秋楽へのお祝いを。



今井さん、共演者の皆さま、スタッフの皆さま、お疲れさまでした!

去年に続いて今年も、素敵なダンスエンターテインメントを見せてもらえて

本当に嬉しかったです。日生もおおいに期待しております!



あちらこちらの楽レポを拝見しましたが、ご挨拶では辰巳君が号泣だったとか。

今井さんの影武者役も含め、もろもろ大活躍だったしその分重圧もあっただろうし、

本当にお疲れさまでした。優しい翼くんにがっつりいたわってもらうといいよ。

ついでに「もうちょっと髪伸ばしませんか?」とか翼に提案してくれてもいいよ。

(と、わたしの趣味を押し付けてみる)



昨年もそうだったけど、この舞台はMADが本当に大変だと思うのですよ。

運動量でいえば今井さんより凄いし。毎回、観終わる度に「MAD大丈夫か? 楽までもつのか?」と

いつも思いますもん。もちろん今井さんには運動量だけじゃ測れない

「座長」という責任や重圧が誰よりも重くのしかかっているわけですが。



でも、去年大抜擢だった山本亮太くんは、今年はプレゾンでヤラさんとシンメで踊るほどの

大活躍だと聞くし、大役の重圧に耐えてがんばった人たちには、絶対それだけの力が

ついているからね。辰巳くんはもちろん、MADの皆さん全員が激務と重圧に負けず、

どんどん素敵に、どんどん頼もしくなられますように。



翼一座の皆さまは、どうぞしっかり休息を取り、日生でも大暴れなさってください。

楽しみだな。秋は大好きな季節ですが、大好きな今井さんを堪能できることも重なって

さらに特別な季節になっております。ブラボー10月!



さて一方、北京でも日々素晴らしいドラマが。

オリンピックが終わると、新聞各紙が選手たちの名言などをまとめて載せてくれたりしますが、

わたしも、現時点でのオトコマエなアスリートたちのお言葉をいくつかピックアップしてみたり。

明日はそんなお言葉たちをご紹介する予定です。




2008年08月14日(木)  夏の嫁業務終了



この夏の、夫の実家での嫁業務終了です。

青森は涼しかったさー。本当に涼しくて気持ちよかったさー。

が!

猛暑でも! とんでもなく暑くても! 落ち着くのは我が家なのでございます。



集合する各家族の子ども達が小さかった頃は、

子ども達の世話で本当に毎回わけわからん忙しさでしたが、

今や一番小さい姪っ子が中一にまで成長し、どんどん大人たちの集まり、って感じに

なってきました。ま、食事ごとのてんやわんやぶりは、ずーっと変わりませんが。



盆と正月のたびに「こんなに皿使わなくてもいいんじゃね?」と思いつつ、はや19年。

もしこれが日常だとしたら、誰がなんと言おうとぜってー食器洗い機買う!

一番でっかいの買う! と、心の中でコブシ握り締めながら皿を洗い続ける盆暮れです。



で、PCも無いしTVもオリンピックしか見なかったので、みーはーな世界からはしばし隔絶される

わけですが、ケータイだけはたまに覗いて今井さんの無事の確認は怠らず。

松竹座公演も残すところあと2日間なのですね。残り4公演もどうかご無事で!

あっという間だな。もっと観たかったな。日生も早く申し込まなくちゃ。



そうそう、青森での唯一のみーはー話といえば。

その集合家族の中で今のところ最年少の中一の姪っ子というのが、ヘイセイなんちゃらの知念君に

激似でして。っつーか知念君をTVで初めて観た時に、息子と「どっからみても青森のAちゃんだな」と

意見が完璧に一致しまして。



で、今回Aちゃんに会った時に確認しましたところ「よく言われる」ですと。



ですが、女の子の方が成長が早いせいか、Aちゃんの成長はめざましく、

この3月に会った時はまだ完璧に知念くんだったのに、5ヶ月後のこのお盆には

めっちゃキリリとオトコマエな美人さんになっててびっくり。

あのお顔はこんな風に成長するんだー、と、すでに知念君の成長後を観た気になったりしております。

でもAちゃん本人は部活(陸上)命で、アイドルな皆さんなんぞには全く興味がないんだな。



さてと、次は私の両親の墓参りだ。嫁業務のあとは娘業務っすよー。




2008年08月11日(月)  8月11日付 本日のオトコマエ



いやもう! 本日ぶっちぎりのオトコマエさんはやはり

北島康介選手でしょう! 



本日の朝日新聞の夕刊に、前回のアテネでの金メダルからこの4年間の、北島選手の味わった

故障や挫折や、それを克服した努力の数々について書かれていたのだけど、

人はこうやって成長して素敵になっていくんだ、というお手本のようでしたわ。



アテネで金を取ったものの、TOPに立ってしまった者が味わう虚脱感、次々に起きる故障、

「やめたい」とグチをこぼして「やめたら」とスタッフに突き放されたり、

水泳を指導している子どもたちからも「なんで最近いい成績がでないんですか?」と尋ねられたり。



でもこの人はそれでクサルようなことはなかったのね。子どもたちから悪気のない質問を受けても

「子どもにまで言われちゃった」と苦笑しながらも、そんな子ども達から「すごくパワーを貰った」と言い、

金メダリストになっても「素直に努力をする」ことを忘れず、

金メダリストになっても率先して練習後のかたづけをし、

トレーナーからは「彼はいつもきちんとお礼を言ってくる」と言われ、

大会では仲間の応援のために声を枯らす。



だから「康介のことを悪く言う人をみたことがない」と言われているのだそうだ。



脳科学の勉強をしたり、「肩甲骨の間の筋肉」のような見のがされやすい筋肉まで鍛え上げたり。

そして見事に素晴らしい復活を遂げられたと。



うわー。カッコイイなー。

もう、絵に描いたようなカッコよさですよ。

ただのガタイの良すぎるやんちゃなおサルではなかったということですよ! 

 ↑ ガタイの良すぎるルパン三世、とも言う。 ←どちらも言ってるのはわたしだけ。



「以前の自分とは違う。故障がなかったら今の自分はなかった。」


と、おっしゃっていたというのも素敵。



故障がなかったらもっと自分は凄くなれてたのに、と自分を納得させがちですが、

「たられば」でどんな言い訳をしようとも、どんな責任転嫁をしようとも、

すべてを受け止めて素直に努力を続けた者の前では、ただの甘ったれの怠け者ということですね。



それにしても「素直に人の意見を聞く」とか「素直に努力をする」ことの大切さを

一流アスリートを育て上げた指導者から聞くことが多くてちょっとびっくりです。

スポーツ選手の名前に疎いので誰だったかもはや覚えていないのですが、

何回か聞いているような気がするのです。基本なんだな。



以前、息子のひどい捻挫が、ゴッドハンドの接骨医A先生のおかげで驚異的なスピードで

回復したときも「A先生ってばどんだけ凄い名医なんですか!」みたいなことを申し上げたら

「いや。僕の腕じゃないよ。彼が素直だったから。こうした方がいいよ、と僕が言ったことを

彼が本当にしっかり実行したから早く治ったの。素直さって大事なんだよ。」

と言われたのを思い出しました。



自分はどれだけ素直さを持っているだろう・・・と、今ふと思った。

いくつになっても自分に必要なことは素直に受け入れる柔軟さを持っていたいっすね。

北島選手、本当におめでとうございます!




2008年08月10日(日)  ツバメンコから始まるAct2



さてさて、忘れないうちにAct2「Dancin' World Wing」の感想も。



10分間のひとりツバメンコ

その真っ赤なフラメンコシューズはどうしても真っ赤でないといけないのか?

マタドール今井がぶんぶん振り回す上着の裏地もそんな真っ赤だけど、

その真っ赤なお靴は本当に目立つわ。

でも、踊りの凄さの方に気を取られて、すぐに気にならなくなるのですが。



三拍子のパルマ(手拍子)が意外に新鮮です。

フラメンコでは歌、ギター、踊りが三大要素で、四番目の要素が手拍子なのだそうです。

その四番目を客に任せてくれてるのね。


会場中のパルマに煽られて激しく力強く踊り続ける今井さんには、

やはり何かが降りてきているとしか。

どんな踊りでも真摯に取り組む今井さんだとは思うが、

フラメンコとの出会いは特別なものだったのですね。

どうぞ存分に極めていってくださいませ。




「Pride♂ the END」

昨年は山本亮太くんが影のように今井さんに付いて踊っていましたが、今回はMADだけでのご披露。

すっごく今井さんらしいナンバーなので、これを後輩だけに踊らせるというのは、

しみじみ彼らの成長を感じるというか、今井さんの彼らへの想いを感じるというか。


その次のスクリーンの後ろの登場からはじまるナンバーは、

MAD&関西Jrと一列に繋がった時の今井さんの楽しげな笑顔がとても素敵。

このスーツ軍団は本当にカッコイイっす。




「Take your hands」

おなじみのフグみたいなキュートなお魚から美しい人魚に変わる女性ダンサーズの演出がステキすぎる。

去年もそうだったけど、ここは耳だけで今井さんの声を堪能し、目はひたすら人魚さんたちを追う。




「千年メドレー」

相変わらず激しくてカッコイイのお・・・。跳ねるように踊りまくるMADが素晴らしいのお・・・。

三々七拍子で激しく声を上げながら地面を踏み鳴らすのは、めっちゃ男祭りな感じですが

女性ダンサーズもまったく臆することなく参加していて、オトコマエな姐さんたちだなーと。




カンフー風ダンス

関西Jrと女性ダンサーズが担当。

そういえばかつて今井さんもSHOCKでチャイナ服着てそれっぽいポーズを披露してましたっけ。

でも関西Jr.の方がさらにカンフーの「型」っぽい。

女性ダンサーズの、ながーい袖を新体操のリボンのように自在に操るダンスは本当にキレイ。




パーカッションパフォーマンス&「EDGE」

はだけた胸がとにかく浅黒いんですよ。昨年よりさらに原住民っぽいですよ!

でもターバン巻いてないのがちょっと不満。みんな頭のてっぺんから足の先までアフリカっぽいのに、

ひとりで短髪おサルな頭さらしてどーすんですか今井さん!



でも、上半身ハダカでドラム叩きまくる姿はやはり圧巻。

銅鑼と足で操作するドラムと、ちょっと間抜けた音のするドラム(?)も増えてとにかく叩きまくる。

ここでも下で踊るMADたちとの雄たけびの応酬があって、男祭り全開。


激しく叩きまくり、最後は立っているのもやっとなほどヘロヘロになっている今井さんには、

「誰もそこまでやれとは」と思ったりいたします。

でも、そこまでやらないと気がすまないドM今井の野生が素敵♪




最後に今井さんの歌(タイトル不明)

スーツとドレスに着替えた全員が勢ぞろいの中、今井さんが素敵に歌い上げてエンディング。

「何一つ欠けても成り立たない 僕達は支え合ってきた」という歌詞だけ覚えているのですが、

ひとりひとりが力の限り踊りきって作り上げた舞台を締めるには、とてもふさわしい曲ですね。




座長のカラーってやはり舞台に反映されるものなんだな、と思うのは、

なんか全体的に男っぽいというか男祭りというか。

でも女性ダンサーズはバレエ、ハーレム、人魚、カンフーなどなど、

セクシーにエレガントにキュートに、男祭りの向こうを張っていて

すっごくいいバランスなのですよ。なのに男祭りにもがっつり参加してくれているし。

男らしい男たちと、カッコイイ姐さんたちが繰り広げてくれる、素敵なダンス・パフォーマンスです。




2008年08月09日(土)  World's Wing 2008(Act1)



堪能してきました2公演。

いやもちろん、2回くらいじゃ全然足りないのだけど、

それでも1回だけしか観られないのと2回観られるのとでは雲泥の差です。



1回観て「あれはいったいどういうことだったのでしょうね?」という箇所を、

友と「あーいうことでは? こーいうことでは?」と盛んに意見交換するのも楽しいし、

そのあとに再度観ると、ザル脳でも記憶に留めておけることが増えるので。



以下、好きな場面の覚書。



Act1

今井さんは悪キャラと善キャラの両方をなさるのですが、ほぼ衣装で区別いたします。

悪いのは黒のおどろおどろしいマント風、良いのは白シャツかシルバーのロングコート風、みたいな。

(以下、黒翼、白翼、シルバー翼、といたします。 ←まんますぎる)

 

・黒翼が上空でロープを掴みつつつ登場。欲望がなんちゃら♪ 時空を越えてなんちゃら♪

 みたいな歌詞の歌を歌い、いかにも悪そう。そして着地。

 黒翼の回りで踊る手下たち(MAD&関西Jr.)の動きが、まるで黒翼の背に本当にでっかい真紅の羽が

 羽ばたいているように見えて素敵。

 手下たちの衣装は背中に真紅の翼(鳥の羽)マーク入りの黒コートが基本。



・白翼と白軍団(関西Jr.)で「Beyond the Sky」。カッコいいっす。



・のどかな村で、村の娘たちと男たちが楽しげにペアになって踊る。

 これがバレエなのだが、MADの辰巳くんがまずひとりで登場して、ひじょーにキレイに踊ってびっくり。

 女性ダンサーズはもちろんだが、今井さんとMADのバレエもとてもキレイです。

 お、この時は白翼ね。

 まわりが全員村人衣装なのに、ひとりだけ都会人衣装でなんかみょーに浮いてる白翼です。



・一緒に踊った村娘と恋に落ちる白翼。が、突如悪の軍団が登場して彼女を連れ去り、

 ふたりは引き裂かれてしまう。最初のボコられ場面。



・恋人の奪還を誓う白翼。すべてを賭けて捜し続ける〜♪と、苦悩と決意の表情で歌う。



・戦闘モードのシルバー翼となって黒翼の本拠地へ乗り込み、

 自分も力を得るために悪の軍団の中へ潜入する。悪の軍団の群舞はいつもめっちゃカッコイイ。

 今回もMADの皆さんは本当に大活躍です。軍団VSシルバー翼で、ダンスバトル。



・黒翼のハーレム。アラビア風衣装の美しいお姐さんたちが妖艶に踊ります。

 この時の黒翼は黒と赤のぴったりしたシャツに白い包帯を巻きつけたような、

 非常にタイトでセクシーな衣装で、ハーレムの女性たちひとりひとりと踊ります。

 でも女性と絡んでいるのに全然エロくないので ←あくまでもわたし基準

 ここの黒翼にはもうほんのひとつまみ妖艶さを醸し出していただきたい。



・ハーレムに乗り込む白翼。実はこの直前に、黒翼は仮面をした辰巳くんと入れ替わっている。

 MADの中では一番今井さんと背格好が近い辰巳くんが今回、今井さんの影武者として大活躍なのだが、

 動きとかポーズとか本当によく似ていて素晴らしい。研究したんだろうなー。

 で、長い前髪がよくお似合いだった辰巳くんがいつの間にやらサル頭(短髪)になっていたのは

 このためだったのだな、と。ったく、短髪好きの先輩が苦労をかけて申し訳ないことです。
 


・ハーレムに捕らえられていた彼女を救い出そうとするも、すでに彼女は黒翼の呪縛にかかっていて

 白翼をあっさり拒否。ハーレムのお姐さんたちに容赦なくボコられる白翼。

 脱がされ(シャツだけね。タンクトップはなぜ脱がさないのだお姐さんたち。)

 縛られ、空中高く吊り上げられる(片手、片足、腰を吊られ、空中に横たわっている状態)

 
 なんとか緊縛から逃れようと、空中で何度も派手にもがく様子が非常にスリリング。

 でもそのまま地底の炭鉱のような強制労働場のようなところへ下ろされる。



・キズだらけで炭鉱に横たわる白翼。

 ひとりの炭鉱夫がふてぶてしげに近づいてきて(松崎くんがひじょーにいい感じ)

 伸びている白翼を威嚇しつつ、ながーい木槌のようなものを地面に打ち付けるSTOMP開始。

 MADとたぶん女性ダンサーズもいたと思うのだが、

 大人数で長い木槌振り回してガンガンとリズミカルに音を鳴らし続けるだけなのに、妙に血が騒ぐ演目です。

 物を打ち鳴らすという原始的な行為には、呼応する本能みたいなものがあるのかしらん。

 これもやはり、炭鉱夫達VS白翼のバトルから、全員の素晴らしいアンサンブルになっていき、大迫力。



・舞台は再び黒翼の本拠地へ。悪の軍団による剣舞。これがカッコイイ。

 そこへシルバー翼突入。軍団全員を敵に回しての殺陣が始まる。そして最後に黒翼対白翼の一騎打ち。



・白翼&白軍団が高らかに歌い上げる「Joy&Pain」。

 非常に伸び伸びと希望に満ちた曲調なので、「おお、めでたしめでたしなのだな」ということがわかる。



というのが、Act1の一応見たまんまのストーリーですが、もっと深く解釈するもよし、このままもよし。

善対悪というより、善悪、喜び悲しみ、様々なものが表裏一体で存在しているこの世界を、

がんばって生きていこ、みたいな印象ですが。

これまでの翼らしいダンス、バレエ、群舞、ハーレムの踊り、STOMP(タップもあり)、剣舞、殺陣、と、

場面ごとのバラエティ豊かなダンスシーンはストーリーによくマッチしていて、どれもとても楽しめます。




そして、昨年とは比べ物にならない凄いフラメンコ(「ツバメンコ」by 今井さん@8日昼の部での発言)と、

昨年の日生劇場での感動も蘇るAct2へ。

続きはまた後日〜。



2008年08月08日(金)  大好きだおサル先輩!



「World's Wing 翼 Premium 2008」、7日の第二部に行ってまいりました。

精悍でしなやかで最高にカッコよくて、遠目のシルエットがやっぱり時折

短髪おサルな今井さんが、渾身のステージを繰り広げていらっしゃいました。


うっとりドコロもつっこみドコロも満載の素敵な世界♪



第1幕(Act1)の「Tale of Wing」は、「善と悪の葛藤」みたいなテーマ。

言葉で説明すると非常に抽象的になってしまうのだが、ステージ上でくりひろげられる

世界はまさに、さまざまなステージで戦い進めていくRPGの主人公を見ているみたいです。


なんかねー、面白いの。

今井さんったら主人公なんだけど(あたりまえ)、のどかな村とか悪の組織とかハーレムとか

強制収容所みたいなトコとか、いろいろな場面に

ポッと現れてはボコられるのね。←戦っている、と言え。

(いやそんなに一言でまとめられるほど単純ではないのだが。

わかりにくさが身上のJ舞台のストーリーですから。)



おまえそんなKYに、いきなり首つっこんだらそりゃボコられるだろうさ、みたいな、

主人公なのに一番KYに見えるってどーいうこと? みたいな、

でもそのめっちゃ男らしい熱さと単純さが素敵さ! みたいな。 ←さっぱりわからない感想で申し訳ない。



「ストーリーはちゃんとあるのだけど、その解釈は、お客さんひとりひとりが

自由にしてくれてかまわない。そのひとりひとりの解釈すべてが僕にとっての答え」

というようなことを挨拶でおっしゃっていたような気がするので、

自由に楽しめばよろしいのだと思われます。



ま、結論としてドSな今井さんファンにはたまらないということで。 ←やっぱり

シャツなど剥がされ、縛られ蹴られ吊るされ、をご堪能あれ♪  ←鬼


バレエとか、STOMP(モップのようなものを床に打ち付けるパフォーマンス)とか、

黒コートに真紅の羽を付けた悪の軍団の群舞とか、踊り的見所ももちろんたくさん。

女性ダンサーズのすばらしさもあって、MADの皆さんのバレエとか、思いのほか素敵でしたわ。




第2幕(Act2)は、昨年のWWでも披露した素敵なダンスパフォーマンスの数々に、

さらにグレードアップしたフラメンコとかカンフー風ダンスとかを追加。


やはり今井さんの真髄はこちらですよ。

フラメンコは本当に凄かった! ど素人から見ても、昨年のとは全く比べ物になりませぬ。

あんな動き見たことない、あんなステップ見たことない、と、ぽかーんとしてしまいました。

眼光するどく全身バネのように10分も踊り続ける今井さんには、

フラメンコの神様が降りてきたようでしたわ。

客が手拍子で参加できる部分もあって楽し♪




もっと書きたいのですが、そろそろ出る準備をしなくては。

今日の1部を見たら東京に戻ります。



2008年08月06日(水)  祝☆World's Wing 初日



「World's Wing 翼 Premium 2008」

松竹座初日おめでとうございます。


初日公演の幕も無事に上がり無事に下りたそうでヨカッタヨカッタ。

今井さん渾身の舞台は、今回もとても素敵なことになっているようです。

千秋楽まで怪我なく事故なく、素敵なステージでありますように。


明日、大阪へ行ってきまーす!



2008年08月05日(火)  カミナリにも負けず



このところ雷が多いですね。


気象上の色々な原因があるのでしょうが、ピカピカごろごろする度に、

「こうもわもわと暑苦しい空気が渦巻いていたら、そりゃヘンなエネルギーもたまるだろうし

しょっちゅう放電でもしてないとやってらんないよな。」などと、

まるっきり科学的でない脳みそは思ったりいたします。真夏のお空も大変よね。



いきなりの豪雨も多いし。

どちらさまもお気をつけくださいませ。




さて、そんな中。

刻々と近づく松竹座初日(って明日だ!)の今井さんを筆頭に、

オトコマエな皆さんの活躍が楽しい今日この頃。



・フォックス先輩

鼠先輩に向かって「絡みづらい」と、お目目しょばしょばさせながらおっしゃる様子が無駄にオトコマエ。

いつも思うのだけど、光一さんのビジュアルや動きのこういう可愛らしさって、

他のどんな生身の人間でも再現不可能な気がしますよ。アニメでしか絶対無理。

そのまんまアニメにできる生身の人間って、ほんとどーいう存在なんだか。


っつーか、キタキツネでも可愛いけど、鼠先輩の脳内にはシルバーフォックスくらいの

高級なフォックス! が浮かんでいたに違いないと思われ。



・鼠先輩

正直なところ、よく存じ上げないしビジュアル的にはどちらかというと苦手な範疇の方なのですが、

天下の堂本剛氏を「イベリコ豚先輩」と、臆することなく堂々命名したその男気を賞賛。

でも実際、剛さんは全身ハムっぽかったしな。観たまんまだったな。



・研修医の滝沢さん

年内中に放送予定の医療ドラマ「告知せず」で、外科の研修医役をなさるそうで。

渡哲也氏がお父さん役だそうで。楽しみだなー! 



・コード・ブルーの藍沢くん

第五話は藍沢くんの見せ場がこれまでで一番多かったので、

ようやく「やまぴーを観た」気分になりましたよ。

感情に流されて患者を死なせてしまうこともあれば、感情に後押しされて患者を救えることもある。

でも、どんな時でも絶対に必要なのは冷静な理性。見ごたえのあるテーマだわ。

 
そうそう、織田UZ先生も、第三話では野戦病院のお医者さんみたいになってて、

これは「コード・ブルー」か「医龍」か? と。



・少クラの今井さん

Mステではヒゲで若干ラテン気味な大人な今井さんでしたが、

少クラ仕様だと、共演者や客の年齢層を考慮したのか、清潔感あふれる爽やかなオトコマエさん。

その使い分けの意図はわかりますけど、一般受けがよろしいのはやはり涼しげで爽やか系の方だと思うよ。

ま、どちらも観たいですが。


「DO ME CRAZY」は今井さん自らの振り付けによるベスト・ツアー・バージョンを、

大人数のMADをバックに再度ご披露。大人数ももちろん悪くないですが、

これは五関くんと藤ヶ谷くんがバックだったベスト・ツアー・バージョンが

なんと言っても秀逸だったからなー。つばチェからふたりへの、振り付けご指導風景も込みで。



松竹座には2日目にうかがうので、せっかくだからなるべくネタばれを避けて、

新鮮な気分で楽しみたいとは思いつつ、でもやっぱり初日の無事も確認したく。

わーい。がんばれつばさ〜!




2008年08月02日(土)  つばさin Mステ & とことんルパン三世



今井さんがおひとりでご出演というのは、「One day One night」以来なので、

どうにも無駄にハラハラしてしまうヲタ心でございます。

おかげで、リアルタイムの一回目の鑑賞ではまともに今井さんが観られず、

バックの子たち(嬉しいことに兄組MAD!)と、歌詞スーパーばかり見てしまうという気弱さ。



とりあえず無事に一曲こなしたことを確認した後は、心置きなくリピートできますわ。

できればもっと踊りも見たかったですが。

歌をがっつり歌うのはよいとして、それなら前奏とか間奏とか後奏とか、

踊れるトコをもっと長くしてほしかったし。



でも今井さんとMADお兄ちゃんズ、ってやはり素敵なバランスです。

スタイルも含めたビジュアルのバランスも、全員が男っぽくきっちり踊ってくれるあたりも。

MADが付いてくれるのは日生だけだと思っているのだけど、どうなのかしらん。



バックも含め全体の踊りも、ヒロミ・ゴーっぽいお歌もとても良かったですが、

今井さん単体に目をやると、なんというかとにかく



濃い。



お衣装が黒なのは全然よいのだけど、むしろ色に頼らないあたりが

シンプル&クールで相変わらず今井さんっぽいのだけど、

黒が強い装いの時は、中身の印象がもうちょっと柔らかくないと、印象が濃すぎてしまいますな。

お肌も髪もお髭も黒くて、目ぢから強くてシャツもまっ黒で、となると、

ちょーーっと暑苦しすぎるような。



海坊主な織田UZ氏の先生っぷりがあんだけ暑苦しいのだから(と言いつつ初回、第二話とも観てしまったが)

同系統の今井さんも暑苦しいのは仕方ないし、わりとそういう暑苦しさには耐性ができている

ので全然大丈夫なのですが。(って耐えるものなのか?)



でももうすこーし光を反射する色あいがあると、爽やかさが増していいのになー、と。

ま、そんなことはいつでも修正可能なので大したことではございません。

安定感のある踊りと強い声はやっぱりいいっす。



ではこれからようやくリピートの旅へ。

今まで「とことんルパン三世」(NHK−BS)の特選7本を見ていたのですよ。

四夜連続で、初期のテレビシリーズから選りすぐりの作品を再放送してくれたのだけど、

これが面白くて!



初回の放送なんて今から37年も前なのに、

今観てもキャラクターも音楽もカッコイイし、ストーリーは斬新だし、

不二子ちゃん色っぽすぎるし。

一話完結30分の内容がとにかく濃くて面白くて、今のアニメだったらこの一話で

半年はもたせるな、と思ってしまうくらいの大盤振る舞いです。




当時、大好きでけっこう見ていたハズなのだが、ビデオもない時代だし、

見のがしてた作品もいっぱいあったようです。



思えば二次元世界での初恋の相手はルパンだったかも。

でも五右衛門もいいし次元もいいし、と、小学生女子には楽しい妄想でございました。



作品をまた観られたのも嬉しかったが、それ以上に、

TVシリーズ中に何度か変わったオープニングとエンディングのアニメとテーマ曲を

捕獲できたのがすっごく嬉しい。

40年近くを経ても、おしゃれでカッコいいキャラや映像や音楽ってすごいわー。



自分が生きた時代にこれがあってくれて嬉しい、というものはいっぱいありますが、

「ルパン三世」というアニメ作品も、確実にそのひとつです。



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