今日のおたけび または つぶやき

2008年07月29日(火)  踊れ踊れ



今井さんが凄まじく踊りこんでいることをご報告してくれた「283」。

うっわー。単純計算でも15時間くらい踊っていたということですかい。

っつーか汗まみれでお着替え6枚って。

練習に向かうというより確実に旅支度のお着替えの量ですね。



そこまで踊り込めば、本番ではきっと体力的には余裕をもって臨めるのでしょうが、

縛られ回され逆さづり、っていうのもこなしつつの踊りまくりなのですよね。

くれぐれも千秋楽までご無事で、存分に踊り続けられますように。




制作発表のインタビューや記事などで、

マヌエル師匠によるフラメンコレッスンで「ここがダメ」と

徹底的にダメ出しされたことに触れていますが、

「そういう経験も自分にとってすごく必要」と言っているのがとても素敵。



なんかもう、J勢の皆さんに徹底的にダメ出しできるなんて、

ニノちゃんを鍛え上げる蜷川幸雄氏ぐらいしか想像できないもの。

事務所の力が強いとか、怖いファンが付いてるアイドルだとか、←言いたい放題にて失礼

そういうことを全く知らないがゆえに、

遠く日本からフラメンコを習いに来たひとりのダンサー、として見て

遠慮なくダメ出しして鍛えてくれるって、本当に貴重な機会だと思いますわ。

そしてそれを「自分に必要」と感じて、素直に挑んでいくお姿も潔し。素敵だ♪



今井さんも良い師匠と巡り会われましたことよ。

今後とも、巨匠には遠慮なくツバーサ(だからそう呼んでいるかどうかは)を鍛えていただきたいっす。



*松竹座のチケットはお譲りする方が決まりました。ありがとうございました。




2008年07月26日(土)  やはりあなたも


「宙づりで縛られ回され逆さづり」



ってどーいうタイトルつけてますの。(日スポ芸能ニュースより)

正しくはこの前に「今井翼が」というひと言が付くのですが。

そうですかー。今井さん舞台にもこういう演出が。



わたしとしてはあの大好きな低い声で歌っていただいて、

その素敵に鍛えられたお身体でキレイに力強くカッコよく踊っていただければ、

それだけで満足(こんだけ要求しておいて「それだけ」って)なのですが、



ド派手なお祭り騒ぎで客を楽しませるをモットーにし、

座長ともなれば修行者なみの苦行を甘んじて受けるのがあたりまえ、

という伝統をお持ちの事務所のようですから、今井さんも通ってしかるべき道なのでございましょう。

おぅおぅ! 存分に縛られて逆さ吊られて回されてこいっ!

ドSと申告してるが実はドMだということをカミングアウトしてこいっ!

    ↑ いえ決してそういう目的ではなく。



絶対自分に向いてない、と思うことだって、やってみたらアレ?意外にできるかも、

なんてこともあったりして、そこからまた思いもしなかった道がひらけることだってあるのだし。

やってみなくちゃわからないですものね、何だって。



飛ばされたり吊られたり、に特に興味があるわけではないのですが、

その道の第一人者である帝劇座長の飛行姿勢は、やはりダントツに美しくて、

何回見ても本当にキレイに飛ぶなー、と思うし、

演舞城の殿の、豪雨を浴びつつ空を飛びながらの殺陣も本当に素晴らしいと思ったし。



どちらも、ただの話題づくりとしての演出などではなく、

その演目に無くてはならない、とても美しく印象的な場面のひとつになっておりますよ。

今井さんの舞台においてはどういう場面になるのかまだ謎ですが、とにかく楽しみ♪



制作発表の今井さんのご様子も、今朝の「めざまし土曜日」にて拝見しましたが、

黒づくめスーツ姿が精悍なオトコマエさんでいらっしゃいました。

「YOU、やっちゃいなよ!」に「やっちゃうぞ!」精神で応えていくわけね。

潔いじゃないですか今井さん!



もっと舞台の内容のお話が聴きたかったですが、

今朝映ったのは、レポーターさんの「情熱的な女性は好きですか?」に答えて

「情熱的な女性は好きだが、情熱的な中にも『わびさび』がほしい」って

おっしゃってた場面。いきなり「わびさび」って言葉が出るのも驚きですが、

きっと「古風」くらいの意味っすね。情熱的かつ慎みも忘れず、くらいの。


オトコマエさんには、どこの国の人であれ、

オトコマエな心意気のイイ女との出会いがあることを切に願っております。



で、精悍ではありましたが、若干まぶたがはれぼったいようにお見受けしましたよ。

これがアレか?

音作り詞作りのあと、フライパンとお玉で起こしてもらった(もらってないと思う)直後なせいか?

松竹座初日まであと10日ですね。がんばれ今井さん。めっちゃ楽しみだー。



ー以下7月29日追記ー
*お譲りできるチケットの掲示は、一旦下げさせていただきます。






2008年07月22日(火)  「監査法人」最終回



面白かったなー。正座して観ちゃいましたよ。

夢破れたサダヲ社長の消え方は大変あっけなかったですが、

監査法人に失望して退職した若杉が、再び公認会計士の仕事をまっとうしていこうという

決意が感じられる終わり方は、すごく頼もしかったですし。



考え方の相違から決別してしまっていた上司たちとも、また「戦友」として

あらたな関係が築いていけそうな展開も、若杉の誠実ながんばりの成果が

少しずつでも現れているようで、とても素敵でしたわ。



 公認会計士は、常に品位を保持し、その知識及び技能の習得に努め、

 公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。

 (公認会計士法 第一条の二)



こんな法律があったこともこんな条項があったことも全く知りませんでした。

人の生活を支え、人の一生を確実に左右する「会社」という組織存続の命運を握るお仕事ですから、

こういう姿勢は絶対忘れてほしくないです。

とはいえ、公認会計士に限らず、どんな職業でもこうでなきゃいけないのですね。



言葉にするとたしかにキレイごとですが。

でも、例えばお医者さんが、学校の先生が、料理人が、美容師さんが、あらゆる技術者が、

スポーツ選手が、舞台役者が、いち主婦が、これを全く意識しなくなったら、

どんだけグダグダな仕事っぷりばかりの、気持ち悪い、醜い世界になってしまうことか。



どれも明確な基準がないのがむずかしいトコよね。

どこまでが「品位がなく」どこからが「品位がある」と言えるのか。

向上心も人それぞれで、「俺がんばってる」って言ってる人がどう見ても「怠けすぎ」にしか

見えないこともあるし、反対に「俺まだまだだわ」って人に「あんたがんばりすぎ」と言いたくなったり。

「公正」と「誠実」だって、「それ詐欺っしょ!」ていうことが「別に?」って感じる人だっている。



難しいね。

でも、結局は若杉が言ってたように「自分の眼で見て、自分で判断する」ことをきちんと実践して、

本物を見ぬく眼を養っていくしかないのだね。うん。がんばろ。



どんな分野においても「常に品位を保持し、その知識及び技能の習得に努め、

公正かつ誠実に」お仕事してくれる人達をちゃんと見極められるようになりたい。

そういう人達の美しいお仕事っぷりを心から賞賛して、その恩恵にあずかれることを

心から感謝できるようになりたい。

そしてもちろん自分もね、特殊技能があるわけではありませんが、いち社会人としてせめて

そういう心意気を忘れずに日々過ごしたいものです。

おお。ひとつ終わりのない目標ができたぞ!



いやー。土曜ドラマ「監査法人」の影響力おそるべし。 ←わたしが単純なだけ



それにしても塚本くんは最後まで、賢そうなおデコと紅い唇が印象的なキレイな人でした。

あのキレイなデコは光一さんに通じるものがあるぞ。 ←デカい目標掲げたわりにこの感想。






2008年07月20日(日)  ダンスエンターテインメント



夏だ夏だ! 暑い熱い夏が来たのだうりゃぁぁぁぁっ! ←あきらかにヤケクソ

全国的に梅雨明け宣言も出たし。だからどうしたっ! ←落ち着け



溶けかかった身体と脳みそをどうにか人間の状態に保ったまま夏を越せるよう、

がんばります。最大限に冷房の力をお借りすることにはなりますが。

今井さんが素敵な舞台を作るべく、こんな灼熱の日々でもリハでガンガン踊っている

ことを思えば、わたしもがんばれますよ。

近日中には松竹座のチケットも届くみたいですし♪



「五右衛門ロック」を観終わった今現在、手元にはなーんのチケットも無いのです。さびしか。

やはり、今度はコレを観に行くんだわ、と、チケット眺めてほっこりにまにまする幸せは、

なるべく途切れてほしくないものです。



さてさて。「283」でも「翼の一片」でもラジオの「to base」でも、

「World's Wing 翼 Premium 2008 夏」について語ってくれていて、期待はふくらむばかりですわ。



 去年から引き続きお見せするものはさらにブラッシュアップして、

 J事務所には凄いエンターテインメントの歴史があるので、そういうものも継承しつつ、

 新しいものをやる際には革命を起こすくらいの意気込みで、

 去年以上にさらにダンスに重きを置いたダンスエンターテインメントショー



に、したい、とのことであります。全部まとめると。

楽しみすぎる!



細かいトコでは、フラメンコの振り付けがマヌ様&日本人の先生の合作であること、

しかも振り付けが先で、その振りに込めたテーマにふさわしい音作りをしていること、

などが、とても興味深かったり。



WSとかで取り上げやすそうな派手な目玉や演出があるわけではないし、

一般から目線では非常に地味なポジションにあるだろう今井さんのステージですが、

その地味さも含めて、不器用なほどとことんまっすぐに攻めて来る感じが

すごく好きだなー、と思います。



お。今井さんのこと考えていたらなんか清清しくなってちょっと涼しくなってきた。

さわやかな気分をありがとう、今井さん。(稼働しっぱなしのエアコンもありがとう。)




2008年07月17日(木)  「五右衛門ロック」@新宿コマ劇場


暑いーーーーーーー。(泣)

冷房つけた途端に頭がハッキリしてきました。(脳が沸騰してたんでしょうか)

身体もいきなり動きやすくなりました。

猛暑はわたしの天敵です。



さてさて、そんな暑さの中、さらに暑苦しく大騒ぎしている素敵な舞台を観てきましたよ。

久々の新感線「五右衛門ロック」。しかもたぶん、足を踏み入れるのは

これが最初で最後だろう新宿コマ劇場。閉館前に貴重な機会をいただけましたわ。



若くて太ってなくてめっちゃセクシーだった頃の古田新太氏というのを生で観たことはないのですが、

あんな肉塊になってしまってからも(失礼)、その個性を生かした堂々たる怪優っぷりが

いつもながら圧巻。主役だけど、見事に出オチなビジュアルですもの。

最後には必ずカッコイイ五右衛門でキメてみせてくれますが。



でも、今回一番笑わせていただいたのは、五右衛門よりもむしろ、

かぼちゃパンツに白タイツ姿の胡散くさーいガイジンを演じた川平慈英(ジェイ・カビラ)氏。

この方、セリフまわしといい動きといい踊りといい歌といい、こんな凄い人だったとは存じあげず。

素晴らしいミュージカルスター! 素晴らしい喜劇役者! いやービックリした。



さらに、客演だけどほぼ準劇団員の松雪泰子姐さんと森山未来くんが最高に魅力的で!

松雪姐さんのオトコマエっぷり、美しさ、歌の素晴らしさ、踊りの色っぽさ、

本当に惚れ惚れいたしました。明らかに峰不二子ポジションでいらっしゃいますが、

真砂(まさご)のお竜姐さんの方が不二子ちゃんよりさらにオトコマエかも。



森山未来くんは、あのくどくないお顔立ちが、暑苦しい面々の中で素敵な清涼感をかもし出し、

軽やかに翻るマント付き王子装束も大変にお似合い。

「メタル マクベス」の時も踊りは披露なさっていましたが、今回はそれ以上に

タップやアクロバティックなダンスを見せてくれて、やっぱりいいなーダンサーって! と、

さらにファンになりましたことよ。いつか彼がメインで踊る舞台を観てみたいです。

殺陣の場面も多くてカッコよかったなー。

パンフで古田氏に「未来は殺陣のセンスあるよな」と言われていたのも納得です。



そして、実はナマで観られるのを一番楽しみにしていたのが北大路欣也氏。

犬のお父さんのお声を聞かない日はないし、「スシ王子」の大将だし「花男F」の謎の紳士だし。

今回の舞台では、五右衛門が流れ着いた南海の島の、王様でいらっしゃったわけですが、

厳格さと優しさを併せ持つ王にふさわしいお姿だったのはもちろんですが、

やはりあのお声が! 素晴らしかったです。セリフも、ひとつとして聞きずらい箇所がないし。

深みのある歌声も素敵だし。初ナマ北大路、堪能させていただきました。




ずっと面白いのだけど、二幕に入ってからの話の急展開は特に面白く、

クガイ王(北大路)とカルマ王子(森山未来)の親子間の葛藤、

極悪非道と思われていた王の真の姿、お竜姐さんのオトコマエな不二子っぷり、

五右衛門の芸達者なルパン三世っぷり、などなど見所満載。


いのうえひでのり氏がいてくれて、中島かずき氏がいてくれて、新感線が存在してくれて、

本当にヨカッタ。

楽しいひとときを今回もありがとうございました。






劇場前に飾られたのぼり旗と出演者の顔写真。
頭デカすぎてはみ出しているのが古田五右衛門、その右が森山カルマ王子。







北大路クガイ王、その右が粟根ガモー将軍。




2008年07月13日(日)  久々にサダヲちゃん堪能



お暑うございます。

ほんとーに暑いです。カンベンしてください。(誰にお願いすればよいのですか。)

寝起きの身体の重さと、起きたばかりなのにすぐ眠い、という症状から、夏バテなのは明らかですが、

多少カラダはしんどくても、今日も各方面のオトコマエさんたちに勇気づけられてがんばります。



そうそう! 一ヵ月以上ぶりに「283」も更新されまして、松竹座に向けた踊り込みのご報告と、

疲れた身体に鞭打っても「洗濯」と「パンパン叩いてから干す」ことを怠らないキレイ好き今井さんの

近況を知ることができました。今井さんナイスふぁいとです!



さて、ちょっと前のオンエアでしたが

「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった ーカウラ捕虜収容所からの大脱走ー」と、

昨夜の「監査法人」第五話にて、阿部サダヲ氏を久々に堪能。

どちらも大変面白かったです。サダヲちゃんはどんな役やらせてもナチュラルで、

本当にそういう人にしか見えないのがいつも凄いです。



「カウラ捕虜収容所」のお話では、軍国主義の申し子のような鬼軍曹。

屈強な部下たちを従えた彼は人一倍小柄で細身にもかかわらず、

のんびりした収容所生活を送る他の日本人捕虜たちに向ける冷酷なまなざしに、

タダモノでは無さ気な気迫が満ち満ちており。


「生きて虜囚の辱めを受けず。死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」の遵守を全兵士に強要し、

何の不満もなかった収容所生活から「死ぬため」に暴動を起こして脱走しようという、

破滅的行動に向かわせた張本人。

言いだしっぺにもかかわらず、いざ目の前で捕虜たちが見張りのオーストラリア兵から

次々に射殺されていくと、急にチキンになって逃げ惑う、本当に情けない軍曹に成り下がるのです。

そのカッコ悪さがまた容赦なくカッコ悪くてね。あっけなく死んでしまうし。



泣いたわー。やりきれないお話でした。

収容所ではじめて人間らしい落ち着いた生活を味わえたのに、

叩き込まれた「生きて虜囚の辱めを受けず」に背いている罪悪感や

死んだ仲間達への申し訳なさは消えることがない。

それに、ここでは生きていられたとしても日本に戻れば捕虜だった自分が

受け入れられる場所は無いという絶望感。

生きていたいと誰もが願ったはずなのに、「殺される」ために脱走するしか選ぶ道がなかった悲劇。



そんな中、たったひとり「生きたい」と勇気ある声を上げたのに結局殺されてしまった嘉納(大泉洋)と、

意に反して生き残ってしまった朝倉(小泉孝太郎)も切なくて素晴らしかったですが、

老齢になった現在の朝倉を演じた山崎努氏は素晴らしすぎでした。



実話にもかかわらず、「日本兵に捕虜はいない」という建前から、

長年この事実が日本国民に知らされることはなかったそうで、

そういうふうに闇に葬られているお話はいっぱいあるのだろうな、と。




「監査法人」第五話も、お話が大きく動いて凄いことに。

自分の仕事への責任感、誇り、理想とする社会、そういうものを守り育てようとする高い志に従って

がんばってきただけなのに、結局は不正に加担せざるを得ないのかという葛藤。

先人達の過ちを糾弾していたはずの若き理想家たちが、気づけば同じ立場に、という無限ループ。

こちらもせつないわー。

塚本くんはお肌もお顔のつくりも相変わらずキレイで、アップのたびに驚くわー。

地デジの映りの明瞭さは、こういう人には味方になるけど、そうじゃない人には結構残酷です。




サダヲ社長は思ったほど策士でも悪人でもなく、ふつーに情熱家でむしろ騙される側だったのですね。

アジテイター気味の東大生ではあるがやっぱりキンタ@朧って感じでしょうか。(混ぜるな)

キンタは最近のサダヲちゃんの中で最強だったからな。医龍の天才麻酔医も最高でしたが。


観始めたばかりなのに来週はもう最終回ですよ。早すぎるー。



他のドラマでは「シバトラ」初回が思いのほか面白かったっす。

童顔であることを諦観しつつ利用もしつつ、職務に励むおまわりさんがイイ感じです。




2008年07月10日(木)  「花男F」素敵な笑顔録



3回観てようやく落ち着きました。楽しかったなー、「花男F」祭り。

見のがしている小ネタが、きっとまだある気がするのだけれど、でもかなり満足。

さて、本日は道明寺の素敵な笑顔コレクションでございます。



道明寺の笑顔と言えばたいてい、エラそーな冷笑というか失笑というか、見下し笑顔なわけですが、

そしてそのほとんどの場合、誰よりも自分自身が失笑されていることにまったく気づいていない

お幸せ者のお坊ちゃまなわけですが、そんな中でたまに見せるすっごい無邪気な笑顔が

とても印象に残っております。にーーって笑うのね。にーーーって。ほんと嬉しそうに。


そんな、にーーー、な笑顔も含め道明寺素敵笑顔コレクション。




その1

結納の席にて「娘はちゃんとやっていけますでしょうか?」と心配する牧野母に向けて

「大丈夫です。俺が認めた女ですから」と言ったときの、自信に満ちたアイドルチックな笑顔。




その2

花沢類に「俺に万が一のことがあったら、あとのことは全て任せる」と言い、類もそれを了承し、

別れるときの笑顔。男同士の魂の笑顔ってやつでしょうか。




その3

つくしに向かって「牧野、旅に出るぞ! 行くぞ。ふたりで。」と、ベガス行きを決めた時の笑顔。

前途多難は目に見えている旅なのに、俺様らしいエネルギッシュで頼もしい笑顔。




その4

ベガスのホテルの噴水前にて「牧野、怖いか?」と尋ねて「怖くはない。道明寺と一緒だし」

と、言われたときの「そっか。」とニッコリな笑顔。坊ちゃんいじらしすぎ。




その5

無人島に置き去りにされて砂浜で爆睡中の道明寺。つくしが起こそうと道明寺の名前を呼ぶと、

起きる気配は全くないが、眠ったままやたら嬉しそうに、にーーーっと笑う。

にーーー笑顔の決定版。寝てるけど。




その6

ネックレスが見つかって喜ぶつくし。そんなつくしをいとおしそうに観るときの笑顔。




その7

結婚式の誓いのキスの前の、にーーー笑顔。つくしを本当にいとおしそうに見てから、

にーーーーーっとそれはそれは幸せそうな笑顔を向けた直後にあの情熱的なキスって。

松本さま凄すぎ!




その8

無人島の海で水浴びしながらふとつくしを見た時の、すごく穏やかな笑顔。

今回、一番素敵だと思った笑顔ですよ。


つくしはただ黙って、砂浜に体育座りして、水浴びしている道明寺を見ているのだけど、

そんなつくしにふと顔を向けた道明寺が見せた笑顔が、もー本当に素敵で。


そこにつくしがいて、自分を見てくれているというほっこりした幸せを素直に感じ、

それがそのまま微笑みとして表れたような、本当に自然で穏やかな笑顔。


つくしはわりと無表情というか、きっとこれまでのことなど思い巡らしながら

ふつーに道明寺を見ていたような感じだったのだけど、道明寺が向けてくれた笑顔に気づいて、

自分もすごく穏やかな笑顔を道明寺に返すの。


穏やかな笑顔のやりとりだけで気持ちを通じ合えるようになったふたりが、とにかく素敵です。

このあとの「愛してる」も名シーンですが、わたしはその直前のこのシーンも凄く好きです。




何度観てもほんと幸せになれる映画ですね。

ちょっと夏バテ気味(←早すぎ)だったのだけど、「花男F」は夏バテにも大変よく効きます。




2008年07月09日(水)  夏は松竹座



この夏の今井さんの大阪松竹座公演。

無事に一公演(平日)は観せていただけることになりました。よかったー。

今井さんのダンスは、一生懸命レッスンを重ねているフラメンコを筆頭に、

さらに素敵になっているに違いないので本当に楽しみです。



マヌエルも松竹座来ちゃいなよー。(巨匠をおこがましくも呼び捨て)

弟子のステージ観ちゃいなよー。

厳しくダメ出ししてビシバシ鍛えてくださいよ、ツバーサを。(「ツバーサ」と呼んでいるかどうかは知らん)

このオトコマエがステージでもっとオトコマエになれるように。



千秋楽まで怪我なく事故なく、思いっきり踊ってくれますように。

翼らしい真摯で清々しい舞台でありますように。

いつも翼がそうであったように、今回もキャスト、スタッフ、客たちの想いを

しっかり受けとめて自分の力に変えて、存分に発揮できますように。

いい夏になりますように。



楽しみだー♪




2008年07月06日(日)  「花男F」道明寺名言録



結局「花男F」のパンフは2回目を観に行った時も無かったので、

東宝の通信販売にて入手。600円のパンフなのに送料無料っすよ! さすが太っ腹っすね!

で、名シーンのお写真たちを眺めては、さて3回目はいつ観に行くか、とばかり考えてしまいます。



だってね、観てるあいだもずっと楽しいけれど、観終わった時の幸福感がホントたまらんのです。

こんな幸せな気持ちにしてもらえたことを、つくしとF4に心から感謝したくなるし、

わたしも自分の大切な人たちをもっとちゃんと大切にしよ! 自分の幸せをちゃんと自覚しよ! 

と、思える。これ以上の「幸せのおすそ分け」があるだろうか、ってくらいの満足感です。



べつにわたくし、松本様ファンというわけではないのです。

ナマ松本様を見たいとはあまり思わないし、むしろABC河合くんによる「松本潤くんの真似」の方が

生で見たいくらいですし。でもとにかくマツジュン道明寺が好きでたまらない。

松山ケンイチのLがたまらなく好きなのと同じ感覚です。



それはともかく、パンフを見て一番びっくりしたのは、脚本のサタケミツオ氏が俳優の宅間孝行氏と

同一人物だったということですよ! わーん。今さらアホすぎますかわたしー!

ドラマ出演ではちょこちょこそのご活躍を拝見し、時にものすごーくツボな

素晴らしい演技をしてくださるので、見つけるとちょっと嬉しい♪ という感じの役者さんでしたが、

まさかこんな素晴らしい脚本家でもいらしたとは!

相変わらずもの知らずなわたくしめをどうぞお許しください。(土下座)



ということは、道明寺の数々の名言、つくしとの絶妙の掛け合いも、この方のセンスあってこそ。

ありがとうございますありがとうございます!

というわけで、以下、思いっきりネタバレですが、

ファイナルでのわたしの大好きな道明寺の名言をいくつかご紹介。





・結納を終え、ふたりっきりになった時、


 「俺がお前を一生守りぬく。心配しないで俺について来い。」


クサいセリフですが、この言葉に嘘は一切なかったな、と、

全編観終わってから思い返すと、とても重みのある素敵な言葉です。




・盗まれたティアラを追ってラスベガスへ向かう途中、アメリカンサイズのハンバーガーを食べながら、

 「お前は俺にとって世界一」と言う道明寺に、


 「(あたしの)何が世界で一番なの?」

 「何もかもだよっ!」


この言い方がね、なんでそんなあたりまえのコト聞くんだ! みたいなキレ方ですっごい好き。


この前後の会話が秀逸で、世界一と言ってるわりには

「普通、お前みたいなブサイクと結婚しようなんて思わねーだろ」

「ブサイクって、やっぱりわたしのことブサイクだと思ってんだ」

「思ってるわけねえだろっ!」とか、わけわからん素晴らしさ。

日本語が不自由だけど情熱だけはあふれまくりな道明寺の真剣さが、とにかく笑えます。




・ティアラの略奪に一枚噛んでいるらしい鏑木(藤木直人)に説経され、


「俺様に上から目線で話すんじゃねえっ。」


道明寺様はこうでなくちゃ。




・どこかのダイナーでアメリカの庶民的なご飯を食べつつ、

 とんでもない展開になっていく状況をぼやくつくしに、


 「俺は不死身の道明寺様だからよ。」

 「あんたは不死身でもあたしはそうじゃない。」


でも道明寺が不死身なのはつくしがいてくれるからなのだ。




・ラスベガスのカジノで、500万ドル全額を、一度に賭けて一か八かの勝負に出ようとする道明寺。

 それがハズれたら一文無しになる!、と必死に止めようとするつくしに。


 「そもそも俺様とお前が結婚できる確率ってのは、つまりはそれ位の奇跡なんだからよ。」


この男、アホだけど状況判断と本物を見抜く目は確かです。




・無人島で、道明寺とやっていけるのかどうかどんどん不安になるつくし。


 「あたしたち、うまくやっていけるのかな。」

 「上手くやっていく気があるかどうかだろ。」


さらっと真実をおっしゃる。そして道明寺は本当にそれを黙々と実践したのだ。

そして、


 「俺はお前と人生を歩いていくことに、何の迷いもねえけどな。」


名言中の名言ですね。

これまでの道明寺だったら、つくしの不安だらけの気持ちなど聞いたら

簡単に怒ったり責めたりしていたと思うのだけど、それをせずに自分の揺るがない気持ちだけを

決してあてつけがましくなく淡々と述べる。お坊ちゃま本当に成長なさいました。




・道明寺からプレゼントされた大切なネックレスを無人島生活の間になくし、

 探しているうちに行き倒れたつくし。探しに来た道明寺に背負われたつくしが悲しみ、謝ると、


 「俺にとって大事なのはおまえだ。つまんねーことで心配かけんじゃねえ。」



お坊ちゃま素敵♪




・無人島でいっぱいいっぱいの日々を過ごしているうちにぎくしゃくしてきた自分達を顧みて


 「最近ちょっと忘れてたのかもしれない。俺様としたことが。

  俺たちって運命共同体なんだよな。」


お坊ちゃま実は冷静♪




・つくしに「道明寺の夢は?」と聞かれ、つくしを指差して


 「もう叶った。愛してる。もう絶対離さない。」


お坊ちゃま究極のオトコマエ!



とりあえず以上。もっといっぱいあったけどなー。暗闇でメモできたのはこれだけでしたの。

あと、日本語が不自由なことによるアホな言い間違いは数知れず。楽しい! 楽しすぎる!




次回は、道明寺やつくしの最高の笑顔たちについて語りますよ! 

たぶん、3回目を観に行った後になると思いますが。

ええ。まだまだ語りますよ!



2008年07月05日(土)  「コード・ブルー」とか「魔王」とか



「コード・ブルー」

なるほどドクター・ヘリによる救命活動ってこういうシステムになってるのねー、と

色々な新しいことがわかり、それだけでも大変面白い初回でございました。

新人4人を含め、登場人物全員の立ち位置とキャラもとてもわかりやすく、

これからどういう成長物語を見せてくれるのか、大変楽しみですわ。



どんな職種においても永遠のテーマだよね。

人間性はイイのだけど技術がイマイチ、神の手をもつほどのテクニシャンだが人間的にはどーよ、

みたいな問題は。だけどその失われかけた命を瞬時の判断と処置で救えるかどうかは

ただひたすら技術の有無にあるし、でも最終的にひとりの人間まるごとを救えるかどうかは

技術だけの問題なのか?という気もするし。


結局は、優れた人格も精神的な強さも高い技術も、まんべんなくちゃんと持っていただかないと! 

という欲張りなことにはなるのだが。



でも欲張りと言っても、きっとそれが人間として生まれた以上、目指すべき当たり前の姿なのだよね。

たとえ医療という大変な職種にいようと、ただの主婦でいようと! ←何をアツく語っているのだオマエは



というか、オトコマエさんとか美人さんとか、すでに素敵なビジュアルを持っていらっしゃる方々は、

とりあえずそちら方面に関しては維持向上のための努力に凡人ほど時間も労力も

割かずに済むのだから、その分、能力や人間性や精神力などの向上にぜひとも力を注いでいただきたい。



って、お話が全然コード・ブルーから離れていきますが、とにかく楽しみなドラマです! ということで。

オープニング早々のぴー様のサービスシーンにはびっくりしましたわ。また大胸筋が成長なさいました?

なーんーでーそーこーまーでー鍛えたがる? 踊る時とか、かえってジャマじゃね?


っつーか、脱がれるとすぐに「サービス?」と感じるこの脳みそが腐っているのだな。



そして個人的な趣味を申しあげれば、ヘリのパイロットさんのエピソードなどもできればお願い♪

ミスチルの曲を聞くのもすごく久しぶりで、ああやっぱりミスチルだな、と。 ←感想になってない




「魔王」

大野君にまでサービスされてしまうとは。(やはり順調に脳みそ腐り続けております。)

大野君だって驚異の身体能力者なのだから素晴らしいお身体なさっているのですが、

ぴー様の直後だと若干分が悪いっす。でもサービスショットありがとう。



こちらはかなりのツッコミどころ満載で、

斗真くん、その熱血っぷりはわたしら世代には「太陽にほえろ」の新入り以外の何者でもないです、とか、

そこまでずーっと復讐心だけで生きてきたような人がそんなほんわかなお顔はしていないと思う、とか、

そもそも斗真のにーちゃんに劇団ひとり氏って! とか色々ありますわ。



でも、ナイフを手にした時からの斗真にじわじわと動揺が生まれてくる様子は見ごたえがあったし、

サイコメトラーをさほど超能力者扱いしていないトコなども今っぽいし、

そしてなんと言ってもニノちゃんの存在感ですよ!

あんな一瞬だけ出てきて全部かっさらっていけるなんて、やはり役者二宮さんは凄い。

大物オーラ出しまくりな大御所でもなければ、サダヲちゃんのような特異な雰囲気でもなく、

ごくふつーの、今だにイガグリ頭でも全然似合いそうな青年なのに、

妙に眼を惹かれずにはいられない演技をなさいますよね。



初回でこれだけ色々明らかにしてしまって、今後どのような展開になるのかしらん。

魔王が心を取り戻す時は来るのか? 斗真は内面の葛藤をどう見せてくれのか? 楽しみです。


主題歌も素敵ですし。

嵐さんの新曲出しまくりの勢いは凄まじいですが、どれもみなイイ曲なのがさらに凄いわ。



2008年07月02日(水)  道明寺がカッコよすぎて




いくら「映画の日」でお安いとはいえ、平日の昼にあの混みよう!

パンフも売り切れてて買えなかったし、花男Fおそるべしです。



もうちょっとしてから観に行こうと思っていたのだけど、

「One Love」聞き始めたらリピートが止まらなくなってしまいましてん。

歌詞も道明寺からつくしへの、そしてF4の仲間への想いをものすっごく素直にストレートに

伝えているものでしょ。だから聞けば聞くほど胸はきゅんきゅんしてくるわで、

とにかく早いトコ一回観ておかねば落ち着かん! ということで行ってきましたの。



まんまと踊らされまくりだわっ。



そして昨日拝見したわけですが、とにかく道明寺がカッコイイ! ということで。

F4そろい踏みの場面ももちろん最強で、誰を見てもカッコイイという感想しか出てこないですよ。



言葉を発せば終始強気でハイテンションで、ほんとウルサイのだけどそれが道明寺。

徹底したオレサマっぷりが最後まで全く失速しないんだもんな。

つくしへの想いも、どんな状況になっても全く揺るがないしブレない。

あの迷いの無さといったら、もう神々しいほどに清清しくて、

そんな道明寺のまっすぐさが本当に素敵でした。



道明寺からつくしに向けた言葉の中に、名言がいっぱいあってね。

名言というか、どれも超ストレートな愛の告白なのだけど、普通だったら「それカッコつけすぎ!」とか

「恥ずかしすぎ!」とか思いっきり突っ込まれそうな言葉なのに、全然そうならないの。

駆け引きとか邪念とかまったく無く、本心だけをキレ気味にぶつけてくる道明寺の強さといったら、

本当に怖いものなしなのですよ。この単純さの極みが男の中の男なのかもしれん。



どーってことない言葉なのですよ。好きな相手にならそりゃ言うだろう、というありきたりな言葉。

あるいは、くどき落す時にも普通に使いがちな言葉。

だけどとにかくその言葉の持つエネルギーがハンパない。

あのキレ気味でムードも何もないけどまっすぐな言葉たちには本当に撃ち抜かれます。



ラスベガスと香港でのゴージャズな映像も素晴らしいけど、

最後に行き着く、何もない無人島でも素敵シーン満載でしたわ。

お坊ちゃまのハダカきれいだったし。(いやそれだけではないが!)

さすがのつくしもくじけそうになる様子とか、圧巻の表現力でしたし。



本当に幸せなファイナルでした。

つくしと道明寺、F4の絆、永遠なれ。

また観に行こ♪

セリフもシーンも全部覚えるくらい観たいっす。




2008年07月01日(火)  監査法人・第三回「粉飾の連鎖」



やっと見たー。

初回を見のがし、ちゃんと録画予約した2回目は放送時間が変わっていて、

まさしく三度目の正直にてようやく視聴。



企業と監査法人の攻防、とても興味深いです。

実社会では、不正はいつもニュースになってからでしか一般人にはわからないですが、

それが露呈されるまでの経緯が、オトコマエたちの緊張感あふれる頭脳戦を交えて描かれるのが

「ハゲタカ」とか「医龍」とかでもそうだったけど、たまらなく大好きです。



ぜんっぜん自分には縁の無い世界なのですが、みょーに血が騒ぐのですよ。

格闘技とか観てもあまり血沸き肉躍るって気分にはならないのですが、

見た目は超クールを装いつつの白熱した頭脳戦、心理戦には、なぜか最高に血が騒ぐ。

いやー、好きだわ〜。頑張れエラい人たち〜。 ←超他人事



塚本高史氏も大好きな役者さんなのでそれも嬉しい♪

監査の場面なんて書類とにらめっこばかりでほとんど動きがないせいか、

やたらアップが多い気がするのですが、まー、女優さんのようなお顔の小ささで

唇なんて女優さんより紅くて、キレイな役者さんだったのね、と今さらな感想。

松下奈緒嬢の方が、はるかに男っぽいお顔なさってます。




そして!

久々にサダヲちゃんはっけーん!

面白そうな役どころでちらちら登場なさっていましたが、

七五三ばりのスーツ姿で「社長」とか呼ばれちゃってたし、

こりゃ相当面白いことことやらかしてくれる予感。


人物紹介には「企業家を目指す夢想家。人をたらしこむ天性の才能があり。」なんて書かれてますよ。

夢想家にしてタラシ。あの風貌。たーのーしーみー。


残り三話は見のがさないようにしましょ。



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