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永遠の1/2
まりあ



 その前に・・・

ここから先を書く前に、もうひとつ書いておきたい事があった。

ようくんが、私の恋人じゃなくなって
空っぽになった私の前に現れてはカマってくれて何とかこの状態から引っ張り出そうとしてくれた幾人もの人たち。

ひとり、ひとりに、ありがとうーーー

中にはひどく傷つけた人もいる。
結局「ようくんじゃない」という事で違和感を感じてるのを
その人のせいにしたりして、傷つけた気がする。


色々な事があったけど、どの人もみんないい人だったと、
今は言えます。

振り回すつもりじゃないのに振り回したり。
傷つけたり。
ごめんなさい。


そして、こんな私に手を差し伸べてくれた事、感謝してます。
ありがとうーーー


もう、私は大丈夫。
寄りかからなくても、ようくんを想って泣いたりはしない。
想う時はきっと笑っていられると思います。




2006年11月27日(月)



 

「君がいないだけ 今は苦しくはない
二度とは帰れない あの日が呼び戻すけれど…」


一年以上ぶりに話した時にあなたが言った言葉
今ならよくわかるよ。


「もう、愛とか恋とか、いいや。
憎んだり嫉妬したり苦しいだけなら誰も好きにならないほうがいい。
人は恋愛なんてなくても生きていける。
その方がうんと平和で優しい気持ちで生きていけるんだよ」


そうかもしれないね。



あれから色々時間が経って、しみじみ思うのは
あんな本物を知ってしまったら、どれもみんなレプリカだと思えてしまうこと。

レプリカだなぁ、と思いながら、それでも失くすのが怖いと感じるのが
「恋愛依存症」なのかもしれない。
いつだってどこかで「違う、違う、これじゃない」とパズルのパーツが違う事を確認する作業でしかないのに。


今やっとストイックに単身で立っていられる。
誰もいなくていい。
私は私でいい。
誰にも媚びたり、無理して好きでいる振りをする必要もない。



もう誰も好きにならないのかもしれない。
その方がいいとすら思える。
魔に振り回されるのはもうたくさん。


あなたが最後に懸命に教えてくれた
「家族を大事にして欲しい」
それが最も大事なことだと、私も痛感する。



ありがとう
最大級の恋愛を。。。
これ以上はない。



恋愛は麻薬のように、味をしめて「もう一度」を求めるのかもしれない。
そしてその度空しさを噛み締める。










さて、ずっとお休みさせて貰っていたんですが、この恋愛の事は最後まで書き上げたいと思っています。
ぼちぼちと過去を綴って行きたいと思います。
お付き合いいただければ幸いです。

2006年11月21日(火)
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