Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 洗車とオイル交換と散髪
2005年06月30日(木)

 今日は月末と言うことで、毎月3回までの洗車が無料という「シェルおまかせくん倶楽部」の会員になっている僕は、今月まだ一度も洗車をしていなかったので、天気は特に良かったわけではないのですが、使わないともったいないので洗車してきました。しかも一番値段の高い手洗いのフッ素加工、さらに車内も掃除してもらいました。

 さらに、僕が会員になっている「シェルおまかせくん倶楽部」では、年3回までのオイル交換も無料なのですが、前回オイル交換をしたのは昨年の11月だったので、距離は3000キロにも満たないですが、半年経っているので今日ついでに交換してもらうことにしました。ちなみに「シェルおまかせくん倶楽部」はオイルのグレードによって毎月の会費が違うのですが、僕の車は回転数の高いスポーツカーなので、入っているコースは一番高いグレードの「HELIXウルトラ」のコースです。このオイルはF1のフェラーリチームとシェルが共同開発をしたオイルとして知られています。

 さて、洗車もしてオイルも交換してクルマがリフレッシュしたというわけで、僕自身もリフレッシュするために、散髪に行ってきました。もちろん前回同様、小学校・中学校と同級生だった理容師の日本チャンピオン、シゲのお店です。
 相変わらずシゲの店は散髪の技術はもちろんのこと、シャンプーが丁寧でマッサージも充実していてとてもリラックスできます。しかも今日かかっていたBGMがスカだったので、散髪しに来ているだけなのにご機嫌な時間を過ごすことができました。

 夏を前に髪の毛をバッサリ切って、男前度が増しましたぞ!



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 靴を買う
2005年06月29日(水)

 先日、新しい靴を買いに行ってきました。一つはマジックテープで足の甲と足首を固定するタイプのナイキのサンダル、そしてもう一つはアディダスのスニーカーの計2足。

 サンダルは、足の甲だけ固定するタイプのものを一足持っているのですが、これだとちょっとコンビニに行くときなどにはすぐに脱いだり履いたりできて便利なのですが、かかとの部分が固定されていないのでぱたぱたとなってしまうので、S2000(つまりミッション車)で買い物に行ったりするときには履いていけないんですよね。まあミッション車をサンダルで運転することは禁止されているんですがね。
 でもってこの時期は家にいるときはほとんど裸足でいるのですが、サンダルを履いてクルマが運転できないということは、当然靴を履いて運転しなければならないと言うことになるわけで、僕は石田純一ではないので、ちょと近所までクルマを出すときは、わざわざ靴下を履いて靴で出なければなりません。
 しかし、今日買ったサンダルは古代ギリシャ人が履いていたような、足首も固定されるタイプなので、かかとがぱたぱたしないので裸足でS2000を運転でいるというわけです。

 今までこういうタイプのサンダルって持っていなかったのですが、裏が結構しっかりしていて、登山靴のように厚くてグリップもいいので、アスファルトだけでなく岩場や山道などの悪路でも全然問題なく歩けるのでこれからの季節は重宝しそうです。
 お値段は6800円、サンダルにしては結構なお値段ですが、裏がしっかりしているのと、ナイキだからなのでしょうかねえ。


ナイキのサンダル


 もう一足はアディダスのスニーカーなのです。で、僕は服でも靴でも、モノトーンか原色が好きなんですが、今持っている靴は黒いライダーブーツにフォーマル用の黒のローファー、あとは赤いNEWBARANCEのスニーカーかアディダスのネイビーブルーのスニーカー、そして黒いコンバースのバッシュぐらいです。
 で、今日は新しいスニーカーも買おうと思っていたのですが、店に行ったら、僕に買って欲しそうに輝いていた一足、それは、真っ赤なアディダスのスニーカーでした。このスニーカーは昔流行った「Dragon」の復刻版で、定価8000円が半額で売っていました。

 赤いです!とにかく赤いです!写真で見るよりも真っ赤です!印刷用語で言うと金赤です!普段ジーパンとTシャツというファッションの僕にとってはピッタリの靴です。でも、せっかく買った靴をすぐに汚してしまいたくないので、この靴は梅雨が明けてからおろそうかなと思っています。



アディダスのスニーカー



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 「マツダイラ」を堪能する
2005年06月28日(火)

 M−NESTが誇る本格F1小説「マツダイラ」も、次のエピソードでようやく10話目を迎えることになりますが、その最新作の推敲を前に、もう一度自分で第1話から「マツダイラ」を一気に読み直してみました。
 いや〜自分で言うのも何ですが、やっぱり何度読み返しても面白いわこれ!ストーリー展開もさることながら、それぞれのキャラクターのセリフの言い回しから背景描写、それにあらゆる場所にちりばめられた伏線とつながり、我ながら良くできた作品だなあ。まあ、しっかりとしたストーリー設定やキャラクター設定があり、読者を惹き付けるためにありとあらゆる趣向を凝らし、僕の中の持てるすべての想像力を駆使し、考えに考え抜いて書き上げているわけですから、面白くないわけがないんですけどね。

 ……と、ここまで書くと「自画自賛かよッ!」と思われそうですが、そりゃそうですよ皆さん。だってねえ、自分で書いたものを自分で読んで面白くなかったら、他人が読んでも面白いわけないですからねえ。まずは書いた本人が自分で読んで「面白い」と思えるものでなければ、読者を楽しませることなんてできませんよ。小説に限らず、絵でも音楽でも映画でも、それを“自分の意志で”世間に発表するということは、その作品に対して自信を持っているからできることなのですよ。逆に自分の作品に自信がないのだったら、その作品を世間に発表するのはやめは方がいいです。

 もちろん、実際他人が「マツダイラ」を読んで面白いかどうかなんてことは僕にはわかりませんし、それは読者それぞれが決めることです。しかし、大事なのは、まず自分で読み返して面白いと思えるものを書くと言うことですね。ただし、読みもしないうちから「面白くなさそう」などという方は、おとといいらっしゃい。

 第10話「Visitors before dawn(仮題)」は、7月中旬頃の公開予定です。



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 改めまして、スペイン屋台「パエリ屋」
2005年06月27日(月)

 昨日は静岡市にある美味しいお店、スペイン屋台「パエリ屋」をご紹介すると言っておきながら、このお店でのエピソードばかりを長々と書いてしまい、全然お店の宣伝になっていなかったので、今回改めてお店のご紹介を、ちゃんと書こうと思います。

 このお店は「スペイン屋台」と銘打っていますので、当然スペイン家庭料理専門のお店です。店の名前にもなっているスペインの焼き飯パエリヤを中心に、「タパス」と呼ばれるスペインの小皿料理などを出しています。
 僕が行くと必ず食べるのが、「チョリソとカルバンゾ豆の煮物」「イカの墨煮」「ニンジンサラダ」「ムール貝のワイン蒸し」「生マッシュルームのガーリック炒め」、そして「シーフードのパエリヤ」などです。ちなみにパエリヤができるまでにはかなり時間がかかるので、初めから食べるつもりでしたら、一番最初に注文しておくと良いでしょう。

 「チョリソとカルバンゾ豆の煮物」は、チョリソと呼ばれるスペインのピリ辛ソーセージとカルバンゾ豆、それにガーリックを煮たもので、僕がこのお店で一番好きな食べ物です。「イカの墨煮」は、リング状に切ったイカをイカ墨で煮たもので、イカ墨独特の重厚なコクとほのかな渋み、そしてほど良い塩加減がサイコーで、メインであるイカを食べ終わった後、スプーンでイカ墨をすくってイカ墨も残さずぺろりと食べてしまいます。これを食べると舌が真っ黒になり、翌朝トイレに行くと……。

 「ニンジンサラダ」は、千切りにしたニンジンをおそらく甘口のお酢のようなもので和えているのだと思うのですが、これがまたさっぱりとしていて、食感もサクサクコリコリとしていてとても美味しいです!他の料理が結構油を使ったものが多いので、途中で胃を一休みさせたい時などに良さそうです。ニンジンがこんなに美味しいものだったとは……。

 「シーフードのパエリヤ」は、イカ、ムール貝、海老など海の幸が盛りだくさんのパエリヤで、パエリヤには欠かせないトマトソースとの相性も抜群です。ただ、パエリヤはできるまでに時間がかかるので、パエリヤが出てくるまでに他の料理を食べ過ぎるとパエリヤが入らなくなってしまいますので、パエリヤを注文した時は注意しましょう。このお店の料理はどれもとても美味しいので、僕はいつも食べ過ぎてしまい、帰る頃にはお腹がはち切れそうになります。

 アルコール類もビール、ワイン、カクテル、ウイスキーなど一通り揃っていて、スペインのビールなども飲むことができます。また、赤ワインに数種類のフルーツを漬け込んだこのお店特製のサングリアは、フルーツの甘みと赤ワインの芳醇さがほどよく調和していて、パエリヤに良く合います。ちなみに僕がよく飲むのは、たぶんこのお店のオリジナルだと思うのですが、「アフターシックス」というウォッカ・ベースのカクテルです。あと先日行った時に気に入ったのはシェリー酒でした。コクのある甘みが食欲をそそり、スペイン料理にもとても良く合いますよ!

 ……とまあ、ざっと料理を紹介してきましたが、やはり料理評論家ではないので、文章で味を表現するのは非常に難しいですな。皆さん、ちゃんと伝わっていますでしょうか?しかし、百聞は一見(一食?)にしかずと言いますから、是非静岡にお越しの際は、お立ち寄りください。

 ちなみに、お店で「マコ・ハッキネンのHPを見て来ました」と言っても、特にサービス等はありませんので予めご了承ください。







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 スペイン屋台「パエリ屋」
2005年06月26日(日)

 昨日ご紹介した静岡市の美味しい焼き鳥屋「鳥匠」に続きまして、今回も地元ネタで申し訳ありません。

 実は同じく静岡市中心部に、僕の行きつけのスペイン家庭料理のお店があるのですが、先日飲みに行った時にそのお店の奥さんから「Makoちゃんのホームページで紹介してよ」と言われていたので、今回この場をお借りしてご紹介いたします。

 今日ご紹介するお店は、静岡市葵区両替町にあるスペイン屋台「パエリ屋」というお店。このお店は、サッカースペインリーグ「リーガ・エスパニョーラ」ファンの仲むつまじいご夫婦が経営しているお店です。元々は同じ界隈の別の場所で経営しており、テレビなどでも紹介された静岡市では結構有名なお店だったのですが、その当時は店内がそれほど広くなかったので、1年半ほど前に一旦店を畳み、今年5月24日に広い場所でリニューアルオープンしました。

 ただ、広くなりすぎて、もはや「屋台」ではないような気が……。

 このお店を経営しているご夫婦は、本名はわからないのですが、ニックネームは旦那様が「セニョール」、奥さんが「セニョリータ」だと自称してました。しかしお2人ともどう見ても日本人です。いえ、実際生粋の日本人です。先程「リーガ・エスパニョーラ」ファンと書きましたが、旦那さんはベッカム、ロナウド、ジダンなどが所属しているレアル・マドリードファン、奥さんがロナウジーニョなどが所属しているバルセロナファンと、夫婦で応援しているチームが分かれており、旦那さん曰く、むしろ奥さんの方がリーガ・エスパニョーラに詳しいのだとか。F1で言えば、旦那さんがフェラーリファン、奥さんがマクラーレンファンみたいな感覚でしょうかね。
 実際に何度かスペインに行ってリーガ・エスパニョーラを生で観戦したこともあるそうで、以前の狭かったお店では、スタジアムの前でバルセロナの帽子を被ってはしゃいでいる奥さんの写真などが貼られていたのですが、広いお店になってからは貼られていないので、見られなくなってちょっと寂しいッス。ちなみにリニューアルオープンするまでの約1年半の間にもスペインに行っていたらしいです。

 それから奥さんはF1も観ているようなので、初めてこのお店に行った時に、僕がF1ファンでホームページを持っていて、そのホームページでは「マコ・ハッキネン」と名乗っているという話をしたら、次に行った時には、その名前を中途半端に覚えていてくれました。

「……えーと、マコネン君だっけ?」

 ………略し過ぎだ〜ッ!

 その後何度かお店に行くようになり、ようやく「マコ・ハッキネン」とまともに覚えてもらえるようになったのですが、先日リニューアルオープン後に初めて行った時に、電話で予約した際、今度は本名を名乗っても誰だかわかってもらえませんでした。

「毎度ありがとうございます〜!パエリ屋です!」
「あ、もしもし、中野ですけど……」
「……中野さん……」
「……あ、えーと……マ……マコ・ハッキネンですけど……」
「ああ!マコ・ハッキネン!誰かと思っちゃったよ!」
「……はあ、すいません……」

 いえね、そりゃ他にも「中野さん」という常連さんはいらっしゃるでしょうし、「マコ・ハッキネン」という名前を覚えてくださっているのは嬉しいのですが、ネット上でならともかく、さすがにリアルで「マコ・ハッキネン」と自分で名乗るのは、すごく恥ずかしいんですけど……。

 基本的にこのお店では奥さんがドリンクを作ったり料理を運び、旦那さんは厨房でひたすら料理を作るという役割分担となっています。それで、以前の狭いお店の頃は、カウンターの上から豚足やらニンニクやら鶏肉やらがのれんのようにぶら下がっており、その奥で料理を作っている旦那さんがほとんど見えませんでした。しかし、新しいお店ではカウンターも広くなり天井も高くなって、今のところ何もぶら下がっていないので、旦那さんがよく見えるようになりました。
 旦那さんは明るい奥さんと比べると、どちらかというと照れ屋さんという感じで、黙々と料理を作っているという印象です。でも、話しかけると愛想良く答えてくれますし、時々会話にも入ってきてくれて、僕の小ネタにも笑ってくれます。ちなみに先日行った時に「ラストサムライ」のトム・クルーズのモノマネをしたら、ややウケでした。それから、照れ屋さんの割に、たまに奥さんのノロケ話などもしてくれます。


 ……やべえ!この店のエピソードばっかりで、全然店の宣伝になってないじゃん!


(……続くッ!)



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 静岡市の美味い焼鳥屋
2005年06月25日(土)

 このところ、焼鳥屋で美味い焼き鳥が食べたいという衝動に駆られていたのですが、その話を以前、いつもお世話になっている会社の方2人に話したところ、昨日の夜にメールが来て、「良かったら明日の土曜日の夜、3人で久しぶりに飲みに行かない?」と誘われたので、今夜仕事を無理矢理終わらせて焼鳥屋に行ってきました。

 ここから先は、地元ネタですがすいません。

 静岡市在住の皆さん!静岡市葵区の常磐公園の近くにある「鳥匠」という焼鳥屋はサイコーです!焼酎も良いものが揃っているし、ワインは赤と白がそれぞれ1種類ずつしかありませんがなかなか美味しいし、何と言っても焼き鳥専門店で焼き鳥以外のサイドメニューがないので、ここのご主人は焼き鳥にすべてを注いでいてとても美味しかったです!焼き鳥一筋40年の老舗だそうですからねえ。

 塩で焼いた鳥は、周りはかりっといい焦げ加減!かみしめると、じゅっと肉汁がしみ出てくるのがたまらなくイイ!ねぎまや鳥革などの定番メニューはもちろん、特に「ツル」という鳥の首の部分は、その塩加減とコリコリとした歯ごたえが抜群でしたぞ!
 珍しいものでは、鳥の心臓がまろやかで柔らかくて美味しかったです。レバーにも似ていますがレバーほどのパサパサ感がなく、味も意外とあっさりしていて香ばしかったです。それから、シシトウや茄子、それに椎茸などの野菜を焼いたものや、アスパラのベーコン巻きも絶妙の焼き加減で美味しかったです。

 ちなみにこのお店は1本単位で注文できるので、とりあえず僕はメニューの「端から端まで」を1本ずつ注文しました。あとは特に気に入ったものをもう一度注文したりしましたよ。

 僕はいつも居酒屋では初めから日本酒などに行ってしまうのですが、今回は普段あまり飲まないビールを飲んで焼き鳥を思う存分堪能しましたぞ。



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 ジーコ初の母国ブラジル対決(見逃し)
2005年06月23日(木)

 昨日はサッカーのコンフェデレーションズカップの1次リーグB組、日本VSブラジル戦が行われたんですね。すっかり忘れていて見逃してしまいました。

 日本は世界王者ブラジルと2―2で引き分る大健闘をみせましたが、ベスト4進出はならなかったようですね。ニュースによると、日本は前半10分にブラジルのロビーニョに先制ゴールを許しましたが、同27分に中村が同点ゴール。同32分のロナウジーニョのゴールで再びブラジルにリードを許したものの、後半残り2分に途中出場の大黒が同点ゴールを決めたそうですな。

 やはり大黒が今回も決めてくれましたか!もちろん世界に通用する中村のゴールも素晴らしいですが、大黒はほとんどの試合でゴールを決めてくれるので、もはやフォワードとしては外せない存在となりましたね。
 それでも日本は、4強進出に必要な勝利を逃してしまいました。日本は1勝1敗1分の勝ち点4でブラジルと並びましたが、得失点差でブラジルに準決勝進出を譲ることとなりました。

 さて、よくよく考えてみるとこの試合、日本代表の監督であるジーコにとっては初めての母国ブラジルとの対決になったわけですよね。現役(ブラジル代表)時代、国を背負う側として長く口ずさんだ歌を、日本代表のジーコ監督は、今回「敵」として初めて聴いたことになるわけです。「感動した。本来のものより短くされていたが、長いままだったら心臓がどうなっていたか、ゾッとする」とジーコは表現したそうです。

 これまでも、アジアでのアウェー戦に臨む時や、2度のコンフェデレーションズカップの抽選会などで、世界のサッカー関係者が「白いペレ」と称されるジーコにに抱いてきた敬意は表れていたそうです。しかし今回はそれを大きく上回ったようですね。試合の45分前、準備に現れたロナウジーニョらブラジル代表選手は、日本の練習を見守るジーコ監督に真っ先に歩み寄ってあいさつをしたそうです。

 日本にとって、親善試合を含め7度目の対戦で初めて、ブラジルに時間稼ぎをさせるほど追いつめた素晴らしい戦いができたのは、ひとえに日本代表を3年近く育ててきたジーコのおかげと言っても過言ではないでしょう。今回は惜しくも引き分けという結果に終わりましたが、1年後のドイツワールドカップで、是非日本とブラジルがもう一度対戦する機会があればいいなと思います。



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 なななんと!渋谷「アクア」白井さんの続報!
2005年06月22日(水)

 今年の4月26日付のVoiceで書いた「勧誘電話の撃退法」という記事で、東京・渋谷にある『アクア』というウェディング・ジュエリーを扱っているお店の「白井」という名前の女から電話があったというお話をご紹介しましたね。

 で、この電話は実はいわゆる勧誘電話で、その白井という女は「現在20歳以上の、お仕事をしていらっしゃる独身男性の方を対象に、キャンペーンのご案内をさせていただいているんですが、間違いないですよね?」と勝手にどんどん話を進めていくので、僕がそれを遮って、「どうしてこの電話番号と僕の年齢や独身であることまで知ってるんですか?」と聞いたら、「あ、それはですね、調査会社に依頼して調べてもらったんです〜」と答えたので、「それってマズいんじゃないの?はっきり言ってプライバシーの侵害じゃん」と言ったらおもむろに向こうが電話を切った、という内容でした。

 ところが!なななんと!今日も仕事場に、その渋谷「アクア」の白井という女から電話がかかってきたのだ!しかも電話の声も前回の声とほぼ同じでしたぞ!「白井」という名前が本名かどうかは怪しいものですが、明らかに前回と同一人物からの電話だと思われます。なんか浜崎あゆみのパチもんみたいな喋り方でしたから。

「あ、もしもし〜!白井と申しますけど、マコトさんいらっしゃいますか?」
「僕がマコトですが?」
「あ!マコトさんですか?初めまして〜!突然のお電話ごめんなさいね!私東京・渋谷にある『アクア』っていうウェディング・ジュエリーを扱っているお店の白井ともうします〜!」

「あのすいません、以前にもお電話いただきましたよね?」
「え?以前にも当社からご案内させていただきましたか?」
「ええ、白井さんから。」
「え?私はしていないですよ?」
「白井さんという方は何人かいらっしゃるんですか?」
「いえ、私だけですけど。それでですね、今回お電話させていただいたのは、現在20歳以上の、お仕事をしていらっしゃる独身男性の方を対象に、キャンペーンのご案内をさせていただいているんですが……」

「あのすいません、どうしてここの電話番号を知ったのですか?」
「あ、それはですね、調査会社に依頼して調べてもらったんです〜」
「それって、プライバシーの侵害じゃないの?」

 ブツッ!…………ツーッ ツーッ ツーッ ツーッ…………








デジャヴュかと思いましたよ
デジャヴュかと!


 コイツ全く進歩してねえじぇねえか……。次にコイツからかかってきたら、向こうが名乗ったと同時にこちらから電話を切ることにしよう。


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 アメリカグランプリに関する僕の考え
2005年06月21日(火)

 Barではアメリカグランプリ後、様々な意見交換が成されていますが、僕の考えを、わかりやすく箇条書きにしてみました。といってもこれもBarに書き込んだものですが、一応残しておくという意味でVoiceにも書き込んでおきましょう。(え?手抜きじゃないかって?)ちなみにBarに書き込んだものから、いくつか項目を追加しています。


●ミシュランが安全なタイヤを用意できなかったのはミシュランの失態である。
 →同意できる。ブリヂストンは用意できたのに、ミシュランはできなかった。

●ミシュランはミシュランチームに、安全上の理由からレース不参加を訴えた。
 →同意できる。安全が確保できない以上、レースに出場するべきではない。

●ミシュランはFIAに最終コーナーにシケインを設けるよう訴えた。
 →同意できない。現実的ではないし、ブリヂストンに対して不公平となる。
  また、いくらなんでもそれはミシュランの身勝手な訴えだと思う。
  ただしこの訴えは却下されたので、問題にする必要はなし。

●ミシュランはFIAにフランスから新たにタイヤを空輸させてくれと訴えた。
 →同意できない。ルールに反しているし、ブリヂストンに対して不公平。
  ただしこの訴えも却下されたので、問題にする必要はなし。

●FIAはミシュランチームに、最終コーナーで減速してでも出走せよと命じた。
 →同意できない。これも現実的ではないし、ドライバーには無理な話。
  レースをしている以上、ある区間で減速せよと言われてもできるわけがない。

●FIAはミシュランチームに、何度タイヤ交換してでも出走せよと命じた。
 →同意できない。それこそ茶番劇。欠場した方がはるかにマシ。
  しかも何度もタイヤ交換できるほどタイヤがない。馬鹿げた発想。

●ブリヂストンユーザーの3チーム6台はレースに参加した。
 →同意できる。ブリヂストンタイヤには問題がないので、走らない理由はない。

●ミシュランのシケイン設置の訴えに対し、フェラーリだけが反対した。
 →同意できる。フェラーリがミシュランの失態のために歩み寄る必要はない。

●今回のアメリカグランプリの問題に対する責任はミシュランにある。
 →同意できない。今年のタイヤレギュレーションは不確定要素が多すぎる。
  ミシュランがタイヤ開発に失敗したのは事実だが、出走を取りやめることで、
  ミシュランなりの落とし前はつけたと思う。

●今回のアメリカグランプリの問題に対する責任はFIAにある。
 →同意できない。FIAもルールに基づき公平に判断を下したまで。

●レース中、観客がペットボトルや空き缶をコース上に投げ入れた。
 →同意できない。気持ちはわかるが、マナー違反も甚だしいどころか、
  300キロで走行するドライバーにとっては非常に危険な行為である。

●今回のアメリカグランプリの問題はレース中のタイヤ交換禁止が原因である。
 →同意できる。それ以外の何物でもない。

●レース中のタイヤ交換禁止というルールは元々ミシュランの提案だった。
 →同意できる。その時点ではそうした方がより安全になると考えられていた。

●ミシュランが提案者だったら、同社がそれに適合するタイヤを用意できて当然。
 →同意できない。溝付タイヤで1レース同じタイヤしか使えないという試みは
  今シーズン初めての試みであり、タイヤ開発は手探りの状態でしかない。
  つまり実際に1レース耐えきるタイヤかどうかは、レースでしかわからない。

●レース中のタイヤ交換禁止というルールは危険である。
 →同意できる。溝付タイヤではドレッドが剥離しやすいので危険だ。
  ただし、開幕当初はここまで危険であるという認識はなかった。

●レース中のタイヤ交換禁止というルールは廃止にするべき。
 →同意できる。1シーズンの中でレギュレーションをコロコロと変えるのは
  普遍性という観点では良くないが、このルールだけは廃止にするべき。

●今回のアメリカグランプリの結果は公正なリザルトである。
 →同意できる。ミシュランはタイヤを用意できず、ブリヂストンはできた。
  従ってドライバー、マシン、エンジン、タイヤなどの複合要素での競技で
  レースに出場できなかったミシュランユーザーは敗北したと言える。

●今回のアメリカグランプリの事態は回避できないものだった。
 →同意できる。競技の公平性を保つという意味で、今回の異常な事態は
  レース中のタイヤ交換禁止というルールが存在する以上、回避できなかった。

●ミシュランとミシュランチームには、ペナルティが与えられるべきだ。
 →同意できない。レースに欠場するという時点で大きな代償を払っているし、
  ルールに違反していないためペナルティを与える必要はまったくない。

●アメリカグランプリの損害賠償は、ミシュラン側がすべて支払うべきだ。
 →同意できない。FIAがF1の全責任を負う立場である以上、
  FIAがアメリカグランプリの損害賠償を支払うべき。

●ミシュランとミシュランチームがした行為は、ボイコットである。
 →同意できない。FIAに盾突いたり抗議の意味合いがあるわけではないので、
  ボイコットとは言えない。彼らの行為は安全を第一に考えた苦渋の決断である。


 今回のアメリカグランプリは、タイヤ交換禁止というルールが果たして妥当だったのかという疑問を投げかける、象徴的なレースだったと言うことでしょうかね。



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 F1、6台だけの決勝レース!
2005年06月20日(月)

 F1第9戦アメリカグランプリは、大変な事態となってしまいましたな。

 グランプリ初日のラルフ・シューマッハ(トヨタ)、リカルド・ゾンタ(トヨタ)に起きたアクシデントを受けて、ミシュランは事故直後から2件のタイヤトラブルに関する検証を行なってきましたが、原因究明には至りませんでした。
 ミシュランタイヤを装着するマシンがレース中に高速オーバルのターン13で再びタイヤトラブルが起きないとは保証ができないことから、土曜日の公式予選終了後から、チーム首脳とFIAの間で、その対策について、日曜日の決勝直前まで話し合いがもたれました。その中にはターン13にシケインを設置しては、という意見まで出されたほど、事態は深刻を極めました。
 これにミシュラン・ユーザー7チームと、ブリヂストン・ユーザーであるジョーダン、ミナルディは賛同したものの、フェラーリとFIAは受け入れず、結局、従来通りのレギュレーションを遵守する形でフォーメーションラップのスタートを迎えることとなりました。
 
 最悪の場合、ミシュランユーザーがスターティンググリッドにつかないことも考えらましたが、なんとか全車グリッドに着き、現地時間午後1時(日本時間20日午前3時)、フォーメーションラップが始まりました。
 しかし、すぐさまミシュラン勢の各チームはドライバーに対し、ピットインを指示。ポールポジションのヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)を先頭に、マクラーレン・メルセデス、ルノー、BMWウィリアムズ、BAR・ホンダ、トヨタ、ザウバーとすべてのミシュランユーザーがピットインし、レースをリタイアしてしまいました。これは、ミシュランからのアドバイスの下、供給を受ける7チームが共にドライバーの安全を最優先とした決断でした。
 
 この結果、今年のアメリカグランプリはブリヂストンユーザーであるフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの6台で決勝が行なわれるという異常事態の中、スタートが切られることになりました。
 観客が大ブーイングを発してコース上にペットボトルや空き缶などが投げ込み、さらにサーキットから帰り始める観客が増えていく中レースは6台で淡々と進み、結局シューマッハが今季初優勝(通算84勝目)を飾り、2位にはチームメイトのバリチェロが入り、フェラーリは今シーズン初のワンツーフィニッシュを決めました。

 フェラーリと同じくブリヂストンユーザーでレースに参加したジョーダン・トヨタとミナルディ・コスワースの2チーム4台も最後までレースを走りきり、いつもは最後尾を争うこの2チームが揃って入賞することとなりました。ジョーダンの新人ティアゴ・モンティロは、参戦9戦目にして思わぬ形でグランプリ初表彰台を獲得することとなったのです。4位にはジョーダンのナレイン・カーティケヤンが入り、5位クリスチャン・アルバース、6位パトリック・フリーザッハーの順でフィニッシュしました。

 この結果、今回一挙に18ポイントも獲得したフェラーリはトヨタ、ウィリアムズの2チームを抜いてコンストラクターズランキング3位に浮上しました。そしてジョーダンとミナルディが今回初入賞を果たしたことで、昨年コンストラクターズ2位だったBARだけがまだポイントを獲得していない唯一のチームとなってしまいました。
 またドライバーズランキングでは、今回優勝したミハエル・シューマッハがランキング2位のキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)にわずか3ポイント差まで迫りました。首位のフェルナンド・アロンソ(ルノー)とは25ポイント差です。

 今回の一件に関しては、今後様々なところで物議を醸しだしていくことでしょうから、今はとりあえず僕は何も言わないことにしましょう。
 ただ、ひとつだけ言えることは、今回のアメリカグランプリの異常なレース、僕は特に悲しみも憤りも感じませんでしたね。ただ、滅多に観られないような貴重なレースを目にしたな、と。



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 F1アメリカグランプリ予選
2005年06月19日(日)

 先週のカナダグランプリに引き続き、今週は同じアメリカ大陸で第9戦アメリカグランプリが行われています。時差の関係で、日本のF1ファンにとっては2週連続で眠い目をこすってのF1観戦になりそうですな。

 さて、昨夜(深夜3時)は、アメリカグランプリの予選が行われました。相変わらずミシュラン勢が強さを発揮した予選でしたが、今回ポールポジションを獲得したのはルノーのアロンソでもなくマクラーレンのライコネンでもなく、トヨタのヤルノ・トゥルーリ!トゥルーリ自身にとって初ポールポジション獲得であるばかりでなく、トヨタとしてもF1参戦4年目にしての悲願達成、決勝に期待がかかりますな。

 2番手にはマクラーレンのキミ・ライコネン、そして3番手には前戦カナダでポールポジションを獲得したBAR・ホンダのジェンソン・バトン、4番手にはルノーのジャン・カルロ・フィジケラと続き、今回の1・2列目はF1屈指のイケメンたちがズラリと顔を揃えました。ちなみに5番手にはフェラーリのミハエル・シューマッハが入りましたが、イケメンかどうかは……僕の口からは何とも言えません。

 現在ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソ(ルノー)はシューマッハの後ろ6番手、さらにその後ろにフェラーリのルーベンス・バリチェロが続き、昨年ここで日本人2人目の3位表彰台をものにした佐藤琢磨(BAR・ホンダ)は8位につけました。

 やはり今回もフェラーリは、2列目につけませんでしたね。今年のフェラーリはやっぱり予選で速さを発揮できませんね。フェラーリにタイヤを供給しているブリヂストンも「うちのタイヤは決勝に照準を合わせているので予選には向いていない」というコメントの通りと言うことなのでしょうか。シューマッハはこのアメリカグランプリも得意コースのひとつですから、この位置からの追い上げに期待がかかりますな。

 気になるのは、金曜日のフリー走行でトヨタのラルフ・シューマッハのクラッシュですね。彼はタイムアタックに入ろうとした矢先の最終コーナーでマシンコントロールを失いスピン。アウト側のセーファーバリアにマシン左後部を激しく接触させてマシンは大破してしまいました。ラルフは幸いにも大事に至らず、自力でマシンを降りたようですが、この影響でセッションは赤旗中断となってしまいました。ラルフは、昨年のアメリカグランプリ決勝でも同じ最終コーナーでクラッシュしており、2年続けての大クラッシュを演じることとなってしまいました。大事を取って今回はレースを欠場することになりましたが、怪我がなくて本当に良かったです。

 決勝は今日の深夜、明日の仕事に影響が出ないか心配です。



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 お墓の開眼供養
2005年06月18日(土)

 実はこのほどうちの両親が、静岡市内に将来自分たちが入るお墓を購入したのですが、今日はそのお墓に魂を入れる「開眼供養」という儀式があるというので、僕も参列してきました。

 生前にお墓を建てることを「寿陵」というそうです。生前にお墓を建てることは、家に幸せをもたらし、長生きができて縁起のよいこととされているそうです。しかしお墓を建てても、そのままではただの石です。そこで、新しくお墓が完成したら、必ず開眼供養を行います。これは、新しいお墓に魂を入れてもらうことを意味しており、「入魂式」と呼ぶこともあります。
 開眼供養の主な流れは、まず墓前に線香と供物を供え、読経、除幕、焼香などをします。だいたい1時間程度で終わりました。

 うちの親戚のお墓は、父方のお墓、母方のお墓ともに結構離れた場所にあるため、なかなかお墓参りに行くことができないのです。しかし、この開眼供養によって、新しく建てたお墓に先祖代々の魂を呼び寄せ宿らせるのだそうです。ですからこのお墓にお参りすることで、実際にお骨が埋葬されているお墓をお参りして供養したことになるのだそうです。「遠隔お墓参り」とでも申しましょうか。

 両親が建てたお墓は静岡市の中心部に近い、徳川家康ゆかりの浅間(せんげん)神社がある静端山の麓にあり、クルマで約10分のところにあるので、これからは定期的にお墓参りをして、おじいちゃんおばあちゃんの供養をしたいと思います。



両親が建てたお墓



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 ニュース番組のあり方とは
2005年06月17日(金)

 自民党はが今日、北朝鮮の拉致問題をめぐる同党議員の発言に対し、テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」でキャスターの古舘伊知郎氏が言ったコメントについて、「名誉を著しく棄損した」として、武部勤幹事長の名で同社に訂正と謝罪を文書で求めたそうです。

 自民党によると、拉致被害者家族連絡会代表の横田滋さんらを参考人に招いた10日の参院特別委で同党の岡田直樹氏が、北朝鮮への経済制裁に関し「万が一裏目に出て不測の事態が生じないかも心配だ」と指摘。これについて同日の番組で古舘氏は「無神経な発言」などとコメントしたということです。

 この自民党の一件はとりあえずさておき、古館伊知郎の「無神経な発言」という発言自体が無神経な発言だと思うのは僕だけでしょうか?
 「報道ステーション」の前身である「ニュースステーション」が番組終了となり、古館伊知郎は突然久米宏の後任として白羽の矢を立てられたわけですが、古館伊知郎は久米宏を意識してか、ことあるごとにニュースに対して自分の見解を述べています。

 ニュース番組として、キャスターが個人的意見を述べるのはいかがなものかと。

 ニュースとは、事実だけを視聴者に伝え、それに対してどう思うかは視聴者の判断に任せるのが本来あるべき姿ではないでしょうか。ニュースを流した後にキャスターの私見を加えることで、視聴者にはそのキャスターの私見がニュースを判断する上での先入観となってしまうからです。
 これは、松本サリン事件の際、事件とは全く無関係の会社員が、憶測だけの報道によってあたかも容疑者のように伝えられ、世間も容疑者であるという先入観を植え付けられてしまったという一件を見ても、ニュース番組が世間に及ぼす影響の大きさを如実に物語っていると思います。

 その点、NHKやニュースバードなどのニュースは、その日にあった出来事などの「事実」だけを淡々と伝えているので、非常に信憑性がありますよね。そして各ニュースに対して突っ込んだ考察をする場合は、ニュース番組という枠組みの中ではなく、NHKなら例えば「クローズアップ現代」などのようなニュースではない番組で特集を組んで取り上げています。
 民放のニュース番組は、1日のニュースを伝えながら、注目のニュースについては多くの時間を割いて特集を組んだりして、番組としての見解を流したりしますよね。しかし、明らかにその報道が正しいものでない限り、僕はニュース番組がこういった番組独自の見解を示すのはどうかと思います。ましてや古館伊知郎のように、いちキャスターの私見を流すなどもってのほかだと思います。

 それでも、久米宏の「ニュースステーション」に関して言えば、それまでニュースに対して番組がある程度の方向性を示すようなニュース番組が存在していなかったので、その先駆けという意味では価値があったものだと思いますし、それまでのニュースの常識を変えた、画期的な番組だったと思います。
 しかし、その後に始まった「報道ステーション」だけでなく、「ニュースステーション」が放送を開始したのに続いて他のテレビ局もこぞって同じようなスタイルのニュース番組を立ち上げてきましたが、「ニュース23」も「ニュースJAPAN」も、「ニュースステーション」の二番煎じであり、単なるまねごとでしかないんですよね。そう言う意味で、当初から節操がないなあとは思っていました。

 ニュースキャスターが私見を述べるにしても、他局の筑紫哲也、安藤優子、木村太郎などは、まだ元々ニュース畑の人間だったから、言っていることも的を得ているのでいいでしょう。
 しかし、古館伊知郎はどちらかというとバラエティ専門の人でしたからねえ。久米宏の後任が古館伊知郎と聞いて、正直「大丈夫なのか?」と思っていましたが、やっぱりまだまだ古館伊知郎は甘いな。

 だいたい、古館伊知郎は余計な一言が多い。歯に衣を着せない久米節を意識しているのかは知りませんが、とにかく余計な一言が多い。

 以前、韓国ドラマ「冬のソナタ」でヒロイン役を演じたチェ・ジゥが来日した際、日本の女優木村佳乃とともに小泉首相を表敬訪問したことがニュースとして取り上げられました。そのニュースが終わりコマーシャルに移る直前に古館伊知郎が発した一言。

 「私は断然!隣にいた木村佳乃さんを支持します!」

 ……おめーの好みなんて、誰も聞いてねえっつーの!



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 最近ウィルスメールが増えてきた
2005年06月16日(木)

 一時期大量に送られてきたウィルスメールがずっと影を潜めていたのですが、ここ数日、またウィルスメールがたびたび送られてくるようになりました。
 うちの場合ウィルスメールは、プロバイダー側で事前に感知されて削除され、僕の元にはプロバイダーからのウィルス通知だけが送られてくるのですが、元々僕のパソコンはMacなので、ウィルスにはほとんど感染しないと言われています。ちなみに送られてくるウィルスは以下の通り。

 ウイルス名: W32/Netsky.●-mm

 送られてくるウィルスはすべてこのタイプのようです。「●」の部分は大文字のアルファベットなのですが、送られてくるメールによってアルファベットが違っています。
 このウィルスの危険度は企業ユーザー、個人ユーザーともに「中」レベルで、数人のユーザーやAVERTの研究者から報告が上がってきたものです。破壊的な発病ルーチンを有している可能性があり、一般的なプラットフォームやアプリケーション経由で感染することも考えられます。

 このウィルスは昨年の4月の時点で確認されているタイプのようですが、なぜ今頃になってまた繁殖し始めているのでしょうかねえ。皆さんのところには、届いていますか?



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 「インディ・ジョーンズ4」始動間近か!
2005年06月15日(水)

 ずいぶん前にこのVoiceで、ハリソン・フォード主演のハリウッド映画「インディ・ジョーンズ」の続編、「インディ・ジョーンズ4」の製作が決定したというお話をしましたが、それからこれまでの間一切その話題が出てこなくなっていたので、もしや企画倒れしてしまったのか?と思っていました。

 ところが、このほどジョージ・ルーカスが「インディ・ジョーンズ4」の脚本についにOKを出したというニュースが飛び込んできました。ルーカスは昨年、フランク・ダラボン監督が執筆したバージョンにダメを出し、「インディ・ジョーンズ4」の製作開始を遅らせている張本人だったそうです。しかし、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」や「ターミナル」などを執筆した脚本家ジェフ・ネイサンソンが執筆した最新稿をルーカスは気に入り、スピルバーグ監督も納得していることから、あとは主演のハリソン・フォード次第となった模様です。ハリソン・フォードがこの脚本にゴーサインを出せば、ようやく「インディ・ジョーンズ4」が始動することになります。ただし、スピルバーグ監督は製作延期となっているミュンヘン五輪映画とリンカーン大統領の伝記映画が控えているため、クランクインは早くても2006年後半になりそうだということです。
 またスティーブン・スピルバーグ監督も、「インディ・ジョーンズ4」の進行状況について、「脚本家のジェフ・ネイサンソンが決定稿を完成させるのに、夏いっぱいかかりそうだ」というコメントをしました。

 このところ「ランボー4」や「マッドマックス4」、さらに「ターミネーター4」など、3部作の大ヒットシリーズの続編話が続々と聞こえてきますが、やはり僕としては、何と言っても「インディ・ジョーンズ4」の続編が待ち遠しいですね。やはり男の子ですから、わくわくするような冒険活劇は、いつ観ても興奮します。
 冒険家で考古学者の主人公インディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードは、すでに還暦を過ぎているお年なので、果たしてアクションができるのかという点で非常に心配ではありますが、かつてはオンボロ宇宙船で銀河を飛び回り、遺跡へ行っては馬に乗り鞭を振り回し、無実の罪を着せられて追いかけ回され、ダムの上から決死のダイビングまでした(合成ですけど)タフガイですから、きっと今回も若々しいアクションを見せてくれることと思います。



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 マイケル・ジャクソン、推定無罪
2005年06月14日(火)

 少年を性的に虐待した罪などに問われていた米歌手マイケル・ジャクソン被告に対する評決の言い渡しが13日、当地のカリフォルニア州地裁で行われ、陪審団は、各起訴事実について全面無罪の評決を下しました。米国では無罪の場合検察側に控訴権がなく、同被告の無罪が確定したことになります。

 ジャクソン被告は、2003年2月から3月にかけ、同州サンタバーバラ郡の「ネバーランド」と呼ばれる自らの邸宅で、当時13歳の少年の性器を触るなど、計4回にわたって性的な虐待を行い、飲酒を強要したほか、ビデオに出演させる目的で、従業員らと共謀し少年と母親を監禁するなど、計10の罪状で起訴されていました。そしてこの10件の罪状すべてで有罪の評決を受けた場合、20年近くの刑に服す可能性がありました。

 米国では、被告が無罪を主張した事件について一般市民から無作為に選ばれた12人の陪審員による陪審裁判が行われますが、ニュースなどによると、有罪か無罪かの評決は、全員一致が原則のため、「疑わしきは罰せず」の原則が働きやすく、日本の刑事裁判などと比べ、無罪が出やすいとされているそうです。
 マイケル・ジャクソン被告の裁判の陪審団は、女性8人、男性4人。地元の人種構成を反映し、白人が過半数を占め、黒人は含まれていなかったそうです。評決後の記者会見では、複数の陪審員が「もっとよい証拠が提出されると思っていた」と述べるなど、検察側に決定的証拠が不足していたとの認識をにじませていました。

 世界のスーパースターの逮捕という衝撃の展開に発展した今回の騒動、裁判では同被告の罪状とは関係のない過去の少年虐待疑惑が詳細に描写されていきました。無罪を勝ち取ったものの、スターが受けた傷は深く、復活への道のりは険しいといえるでしょう。



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 F1カナダグランプリ決勝
2005年06月13日(月)

●F1ヨーロッパレポートをアップ

 昨夜はF1第8戦カナダグランプリの決勝が行われましたが、前戦ヨーロッパグランプリでトップ走行中にファイナルラップでリタイヤしてしまったキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)が、今回はきっちりと優勝しました。しかも前戦逆転で優勝したポイントリーダーのフェルナンド・アロンソ(ルノー)が今シーズン初めてリタイヤに終わったことで、ランキング2位のライコネンがアロンソから10ポイント奪い返した形となりました。

 カナダグランプリは毎年サバイバルレースになりますが、今回も20台中9台のマシンがリタイヤするという波乱の展開でしたね。しかも上位を走っていたジャン・カルロ・フィジケラ(ルノー)、アロンソ、ジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)が次々に消えていくという状況で、バトンがクラッシュしたことでセーフティーカーまで出動するというレースになりました。
 さらにこのセーフティーカー導入中に、ライコネンとワンツー体勢でトップを走っていたファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)がピットインした際、ピットレーン出口の赤信号を無視してコースに戻ってしまったため、失格になってしまいました。

 マクラーレンにしてみれば、これほど不公平なことはないですよね〜。だってセーフティーカーが入らなければ、そのままモントーヤとライコネンのワンツーフィニッシュは確実だったわけですからねえ。まあセーフティーカーによってそれまで有利だったのが一転して不利な状況になってしまうというのは仕方がないとしても、赤信号を無視したからといって、失格というのはちょっと厳しすぎるような気がします。テレビゲームじゃないんですからねえ。せめてピットペナルティぐらいが妥当だったような気がします。まあ、シグナルを無視したのは事実ですから、モントーヤの自業自得といわれればそうなんですけどねえ。

 さて、今回ようやく今シーズン初めてフェラーリの2台が揃って表彰台に登りましたね。ミハエル・シューマッハは予選で2番手だったので、今回は優勝できるかなと思っていたのですが、スタートで出遅れて一気に後方に飲み込まれていってしまいました。今シーズンのフェラーリはあまりグリップがないとは言われていますが、やっぱりシューマッハって、スタートは得意ではないようですな。だからいつもラインを変えて後続を押さえ込もうとしているんですね。シューマッハにも、苦手なものはあるということですね。しかしそれでも上位陣が次々に消えていき、気がつけばシューマッハは予選と同じ2位でフィニッシュしました。

 そして今回もっとも驚いたのがバリチェロ、予選でノータイムに終わり、長いF1キャリアで初めての経験というピットからのスタート、最後尾からスタートするようなものなのですが、スタートと同時に燃料を積み、重いマシンでスティントを伸ばし、終わってみれば3位表彰台獲得ですから、こうなるとバリチェロよりも前のグリッドからスタートして入賞すらできなかったマシンは立場がないですね。今回もバリチェロは、運がなかったにもかかわらず懸命に頑張って結果を残しました。

 次のアメリカグランプリはもう今週末か……。寝不足になりそうです。



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 「フォーガットン」を観る
2005年06月12日(日)

 先日Voiceで、今年は観たい映画が盛りだくさんということで、僕が観たい映画をいくつか挙げてみましたが、今回はそのうちの「フォーガットン」という映画を観てきました。

 「フォーガットン」は、飛行機事故で最愛の息子を亡くし、何ヵ月経っても立ち直れずにいた一人の女性に降りかかる想像を絶する出来事を驚愕の展開で描くサスペンス・スリラーで、主演は「ハンニバル」「エデンより彼方に」の演技派ジュリアン・ムーアです。予告編などでは「シックスセンス」以来の本格サイコスリラーと詠われていました。

 主人公のテリーは、飛行機事故で亡くした息子サムと夫と3人で撮った記念写真からサムだけが消えているのを見つけ困惑します。異変はさらに続き、大切なアルバムからも、そしてビデオテープからもサムが消えてしまうのです。しかもその後、動揺するテリーは精神科医に「息子など最初から存在しなかった」と告げられます。ショックを受けるテリーは、サムの存在を証明しようと躍起になるというミステリアスな映画です。

 ネタバレにならない程度に感想を述べるとすれば、この映画の核となるのは、「なぜ死んだ息子サムの存在が消えていくのか」ということになるわけですが、僕が予想していた展開とは違っていて、かなり突拍子もない内容だったというのが正直な感想ですね。しかも、この映画も今年公開される他の映画同様の流れを踏襲しているなあと思いました。もちろん制作側はそれを意図していたわけではないと思いますが。この意味は、映画を観た方ならおわかりいただけるかと思います。

 この映画で僕が一番驚かされたのは、「超大胆な拉致方法」……ですかね。

 なかなか面白い映画でしたよ。



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 F1カナダグランプリ予選
2005年06月11日(土)

 F1グランプリはヨーロッパから舞台を移し、今週と来週はアメリカ大陸2連戦!今週はカナダグランプリが行われているのですが、カナダと言えば毎年サバイバルレースとなるグランプリ、そして日本のF1ファンにとっては、深夜の放送なので眠気と戦いながらのサバイバル・レース観戦ということになりますな。

 さて、予選はBAR・ホンダのジェンソン・バトンが出場停止や度重なるリタイヤなどのうっぷんを晴らす見事な走りで、昨年のサンマリノグランプリ以来となる2度目のポールポジションを獲得しましたね。同じマシンに乗る佐藤琢磨は若干ミスをして6番手につけました。
 バトンのポールポジション獲得は予想外でしたが、特筆すべきはやはり、ミハエル・シューマッハの久々のフロントロー獲得ですね。シューマッハは今シーズン、第3戦バーレーンでフロントローを獲得していますが、それ以外は後方からのスタートを余儀なくされていましたから、今回はようやく先頭集団で優勝争いができるのではないでしょうか。

 それはそうと、シューマッハはこれまでにF1の様々な歴代記録を更新してきましたが、あと唯一ポールポジション獲得回数だけが残っているんですよね。昨年の日本グランプリで現時点では最後のポールポジションを獲得し、歴代1位のアイルトン・セナの記録(65回)にあと2つで並ぶところまで迫っているのですが、ここ数年で予選ルールが大きく変わってしまったせいか、なかなかポールポジションを獲得できませんねえ。
 まあ、それ以外の歴代記録はすべてシューマッハの名前が刻まれているわけですから、ポールポジション獲得回数ぐらいは、セナの名前を残しておいて欲しいというのが正直な気持ちですが、これもシューマッハに破られるのは時間の問題でしょうね。

 3番手は現在ポイントリーダーのアロンソ、彼は今シーズンここまで全戦でポイントを獲得しているため、今回も安定したレース運びで、サンマリノグランプリのようなシューマッハとの一騎打ちを繰り広げてくれることを期待しましょう。
 それにしても、ここ数戦登り調子だったキミ・ライコネンが今回は佐藤琢磨の後ろ7番手に沈んでしまったのが気になります。どれだけの燃料を積んでいるのかはわかりませんが、果たして今回は表彰台に登ることができるのでしょうか。

 で、今夜は大急ぎで前戦ヨーロッパグランプリのレポートを準備しているところです。現在うちのF1レポートは開幕戦オーストラリア、第2戦マレーシア、そして3、4、5と抜けていて第6戦モナコグランプリをアップしているわけですが、ここでまたヨーロッパグランプリを溜めてしまうと、明日のカナダの後、来週にはすぐアメリカグランプリが控えていますからねえ。
 先日Voiceで今後の更新予定を書きましたが、ヨーロッパグランプリのレポートを先週までに書けなかったので、早くも予定が狂ってきてしまいました。ヨーロッパグランプリと明日のカナダグランプリのレポートは、何とか来週中にアップできるように努力します。



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 通販で買ったDVDが届く
2005年06月10日(金)

 先日ドイツツーリングカー選手権(DTM)の結果を見ようと、中継を放送するスポーツアイESPNのホームページを覗いてみたら、オンラインショッピングというページがあったのでそこも覗いてみました。すると、そこにはスポーツアイESPNがサポートしているスポーツの様々なグッズが売られていて、モータースポーツ関連もかなりあり、思わずメンバー登録してしまいました。

 で、先週そのオンラインショッピングでアイルトン・セナの2枚組DVDと、FIAが製作した2003年と2004年のF1総集編DVDを注文したのですが、それが今日無事に届きました。
 2003、2004年のF1総集編は、まあどちらもフェラーリとシューマッハ独走のシーズンだったのでまあ時間のある時にでも観るとして、今日はさっそくアイルトン・セナの2枚組DVDを観ました。

 このDVDは収録時間が3時間以上もあり、50枚のフォト・ギャラリー付です。アイルトン・セナ財団公認商品で、国内盤のみブックレットが付いています。
 ドライバーとしてサーキットを駆け抜けたセナ、そして短いオフに家族やブラジルを愛したセナ、このDVDにはその2つの顔が収録されており、未公開映像をはじめかつてのライバル達がセナの思い出を語るなど、セナの栄光の軌跡を収めたものです。また、特典映像としてセナが初めてのフォーミュラー・カーでのテスト走行をおこなった時の模様、ホンダNSXのテスト走行の模様、レース結果、エクストラ映像、アイルトン・セナ財団の紹介、「レーシング・イズ・イン・マイ・ブラッド」なども収録されており、非常にボリュームがあり魅力的な内容でした。

 特にセナ自身によるメンタル的な考えや、レース以外のプライベートの趣味、さらにセナがF1引退後に目指そうとしていたもの、ブラジルに広大な敷地を持つセナ牧場なども伺い知ることができ、セナファンの方は必見のDVDと言えるでしょう。



アイルトン・セナの2枚組DVD



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 「頭文字D」はそろそろ飽きた
2005年06月09日(木)

 この漫画の話題の時には、もう何度も同じ書き出しを使い回しています。

 最初の頃は結構熱中して読んでいたのですが、だんだん話の内容がマンネリ化してきて、最近では惰性で読み続けている走り屋マンガ「頭文字D(イニシャルD)」の最新刊31巻が出ていたので買ってきました。このマンガはAE86トレノに乗る、恐ろしく速い走り屋が主人公で、その負け知らずの彼に挑む様々なマシンとの対決を描いたマンガなのですが、今回は「峠の神様」と呼ばれる2人のオッサンのうち、前回主人公の乗るAE86に破れた、S2000に乗る「ゴットハンド」に代わって、R32スカイラインGT−Rに乗る「ゴッドフット」とRX−7に乗る主人公のチームメイトとの対決でした。

 で、この主人公たちが所属するチームは各地に遠征して地元の腕利きドライバーたちと対決していく「プロジェクトD」というチームなのですが、ここまでまだ一度も負けたことがありません。最初のうちはそれでもよかったのですが、だんだんこの「プロジェクトD」が何があっても最終的には勝ってしまうという展開に飽きてきていました。
 それで、前回登場した「峠の神様」と呼ばれるオッサンたちの登場で、「神様」と言われているぐらいだからさすがに負けないだろうと思っていたんですね。しかし、その初戦でS2000に乗る「ゴットハンド」が、勝利が確実だったのに最後の最後で体調不良でリタイヤしてしまい、「奇跡の勝利」などというアホらしい結末となり、今回のGT−Rに乗る「ゴッドフット」に期待していたんです。まあ、主役チームではなく敵チームを応援するというのもおかしな話なんですけどね。
 しかし、今回のGT−RとRX−7も、GT−Rの方に分があり、しかも「ゴッドフット」は地元なので地の利もあるというのに、さらにレース展開も明らかに終盤までGT−R有利の展開だったのにもかかわらず、この巻の最後の最後のコマで、やっぱり主役チームのRX−7が逆転して前に出ていました……。

 あーこの漫画、もうすっかり「ドラゴンボール」状態になってきちゃったよ。悟空が強くなりすぎて地球上ではもはや敵う相手がいなくなり、今度は宇宙人が続々と登場してくる始末。なのになぜかみんな格闘技で対決し、結局悟空は誰にも負けないまま連載終了……。「頭文字D」もそんな展開で最後まで負けることなく終わっていくような気がします。

 だいたい、高校出たての18の子供が、中学時代から毎日峠を往復して家の豆腐を配達していたからと言って、そんなに他の土地で適応できるのはおかしくないか〜?長年走り慣れた土地ならまだしも……。しかも85年式のAE86で、ランエボやGT−Rなどに乗るその土地のスペシャリストにことごとく打ち勝っていくというのも、無理のある話ですな。

 「頭文字D」は次の巻の決着を見届けたら、買うのを辞めるかなあ……。

 でも結局次の展開が気になって、また買ってしまうんだろうなあ……。

 一度でも主人公が負ければ、また興味も沸くんですけどねえ……。



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 ジーコジャパン、ワールドカップ一番乗り!
2005年06月08日(水)

 日本がドイツに一番乗り!

 サッカー・ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表は今日、タイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で北朝鮮と対戦し、柳沢と大黒のゴールで2−0と勝利。4勝1敗で勝ち点を12に伸ばし、B組2位以内に与えられるワールドカップ本大会出場権を獲得しました。日本のワールドカップ出場は、3大会連続3回目です。またワールドカップ出場決定は全世界で一番乗りとなります。

 第3国タイ・バンコクでの無観客試合という異様な雰囲気の中で行われた試合でしたが、日本は、試合開始から素早いプレスでペースを握りました。後半28分には柳沢のゴールで先制、終了間際にも大黒がダメ押しとなる2点目を決め、ワールドカップ出場切符獲得を勝利で飾りました。

 ジーコ監督の采配が、今夜もバッチリ的中した結果となりましたな。中田英、中村、小野、三都主などの主力を欠いての今回の試合では、自分の教え子である柳沢を前戦に投入し、その柳沢が師匠の期待に見事応える先制弾。さらに後半交代した大黒もゴールを決め2点目、さすがはサッカーの神様、選手時代だけでなく、監督でもまるで啓示を受けたかのような見事な器用術だと思いませんか?

 トルシエ・ジャパンの時は、2002年の日韓ワールドカップで、共同開催国と言うことで無条件でワールドカップへの出場が認められていたため十分な準備期間がありましたが、ジーコ・ジャパンでは1からのスタートでしたからねえ。そんな中でもジーコ監督は、トルシエ前監督が見いだした代表選手を踏襲しながら、トルシエの規律に縛ったスタイルとは逆に、選手たちの自由にさせるやり方で各選手の個人能力を伸ばし、全体的なチーム力を底上げしてきました。そして主力の選手が欠場となっても代表を追加招集することなく、控えの選手だけで対応し、チームの結束力も高めてきました。

 今日ワールドカップへの出場が決まり、2006年のドイツワールドカップは偶然にも今日からちょうど1年後の開催ですから、ジーコ監督はここまで怒濤のように戦い続け、ようやく1年間の時間ができたことになります。開催までにじっくりと準備を進めてもらいたいものですね。



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 中国と韓国はおかしい
2005年06月07日(火)

 昨年中国で開催されたサッカーアジアカップで、日本代表が中国のサポーターに猛烈なブーイングを浴びて問題になったことは記憶に新しいですが、今年に入ってからも、日本の国連常任理事国入りに猛反発して中国各地で反日デモが繰り広げられ、日本企業や日本車などが相次いで破壊されるという事態に発展しました。

 また、先月末には韓国の漁船が日本の排他的経済水域に入り込み、日本の海上巡視船の停船命令を無視して逃走するという事件も起きました。一旦は日本の巡視船が韓国漁船に強引に接近しますが、海上保安官が韓国漁船に乗り込むと、その保安官を乗せたまま再び逃走を始めてしまいました。
 その後韓国は日本領海への侵犯を認め、日本と韓国はこの件では一応和解しましたが、漁船の船長や船員は、日本の海上保安官に暴行を受けたとして「行き過ぎ行為」を批判しました。

 さらに、中国と韓国はともに小泉首相の靖国神社参拝に激しく反対しており、「日本は60年経った今も戦時中にしてきたことを謝罪せず、戦犯を英雄視している」などと長きにわたってしつこく批判しています。

 皆さんもよくご存じのように、僕は理不尽なことは大嫌いですが、こういった中国と韓国を巡る様々な問題、憤りを感じずにはいられませんな。北朝鮮はもはや問題外ですが、中国も韓国もおかしいでしょう。

 日本は中国と韓国に戦後ずっと多額の政府開発援助(ODA)をおこなってきましたし、日本政府はすでに複数回、公式に戦争責任について謝罪しています。しかし、中国も韓国もそのことを国民には全く知らせておらず、歴史の授業で明らかに間違った歴史解釈を教えているために、戦争を知らない現代の若者たちが反日感情を抱き、暴徒と化してしまうのです。
 特に中国は、日本企業にとってはかなり有益なマーケティング市場だと思いますが、あれほど言われない怒りをぶつけられ、ビルや店を破壊されてしまうんだったら、中国に進出している日本企業は、さっさと中国は見切りをつけて、台湾あたりに新たな市場を開拓した方がいいのではないかと思ってしまいます。どうせ今後も日本政府がどれだけODAを支払い過去の過ちに対して公式に謝罪したとしても、その事実は中国国民にはいつまで経っても伝わらないんですからねえ。

 先月末の韓国漁船の件ですが、船長は韓国に戻ってから、日本の海上保安官の暴行を激しく批判していますが、一方の海上保安庁側は、暴行などしていないとして双方の言い分は食い違っています。
 しかし、そもそも韓国漁船が日本の領海を侵犯したことが問題なわけで、さらに巡視船の停船命令を無視してバックレようとしたわけですから、韓国漁船の船長らの、自分たちのしたことを棚に上げての「逆ギレ」は馬鹿げてるとしか言いようがありませんな。これがアメリカだったら、アンタらの船はとっくに沈められてますよ。

 小泉首相の靖国参拝について某社が世論調査をおこなったところ、6割が「首相の間は参拝するべきではない」と答えたそうです。しかし一方で、小泉首相が国会で「靖国参拝について他の国が干渉するべきではない」と発言したことに関しては、わずかではありますが支持する人の方が上回ったそうです。
 僕もこの世論調査の結果と同じ考えですね。「参拝はしない方がいいと思うが、他の国がこれに干渉すべきではないという考えは賛成」ということです。
 中国や韓国政府は日本の官僚が靖国神社に参拝するという行為を「戦犯を英雄視している」とはき違えていますが、小泉首相は両国に対し、靖国参拝の意味と理由について明確に説明しているわけですから、僕個人としては小泉首相が靖国神社を参拝することは、何ら問題ないと思っています。しかし小泉さんも、何だか中国や韓国、それに自民党内でも靖国参拝について反対されていて、少し意地になっているところもあると思うんですよね。僕的には参拝すること自体は何ら問題はないと思いますが、中国や韓国の反発を買ってまで、無理して参拝を続ける必要もないんじゃないかと思います。靖国参拝を続けるよりも、辞めた方が問題は減ると言うことですな。

 このほど中国の卓球リーグでデビューした福原愛ちゃんは、中国でも大人気のようです。彼女が架け橋になってくれると嬉しいんですけどね。



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 DTM、フレンツェンが3位表彰台!
2005年06月06日(月)

 ドイツツーリングカー選手権(DTM)の第4戦が昨日チェコのブルノで行われたましたが、昨年度のチャンピオン、マティアス・エクストロム(アウディ)が今季初優勝を飾りました。2位には僚友トム・クリステンセンでアウディがワンツー、そして今シーズンここまでまったく良いところがなかったハインツ−ハラルド・フレンツェン(オペル)が3位表彰台を獲得しました!

 レース序盤はハインツ−ハラルド・フレンツェン(オペル)がリードしますが、4番グリッドスタートのエクストロムが中盤にトップの座を奪い、優勝を獲得しました。前戦初優勝を果たしたミカ・ハッキネンは5番グリッドからスタートしたものの、3周目にコース上でスローダウンしてピットイン、最終的に13位という結果となりました。また開幕戦の勝者ジャン・アレジは9位でした。
 エクストロムはこの優勝により、27ポイントでランキングトップに躍り出ました。ランキング2位はゲイリー・パフェット(メルセデス)、3位はクリステンセンとなっています。ハッキネンとアレジはともに17ポイントで4位タイですが、エクストロムとは10ポイント差、メルセデスの勢いを考えたら、またすぐに優勝争いに絡んで追いついてくれると期待しています。ミスターDTMと呼ばれるベルント・シュナイダー(メルセデス)が今シーズンは元気がないのがちょっと残念ですけどね。

 オペルはライバルのメルセデス、アウディと比べてマシン的にもピット戦略的にも遅れをとっている感がありますが、今回の3位表彰台で、アレジ、ハッキネン、フレンツェンの元F1ドライバー三巴対決がいよいよ現実味を帯びてきました!今回の結果は、きっとフレンツェンファンののりPさんもお喜びになられたことでしょう!

 ……で、今日はスカパーでは5月1日に行われたDTM第2戦ドイツ・ユーロスピードウェイ・ラウジッツの模様を放送していたのですが、いや〜久しぶりにハッキネンのレースを最初から最後まで観ることができました!このレースでは最終的にハッキネンは3位表彰台を獲得したのですが、3番グリッドからのスタートでF1時代の得意技ロケットスタートを炸裂させ、いきなり2位に浮上しました。その後ピットでジャッキが下がらないというトラブルでタイムをロスして3位に後退してしまいますが、DTMのベテランクリステンセンとの2位争いは、結果はわかっているんですけどかなり攻めた走りを見せてくれて、手に汗握りましたぞ!

 6月29日は、いよいよハッキネンはDTMで初優勝を果たした第3戦スパ・フランコルシャンの模様が放送されます!見逃さないようにしなくては!



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 観たい映画が盛りだくさん(その2)
2005年06月05日(日)

(昨日の続き)

 「フォーガットン」は、飛行機事故で最愛の息子を亡くし、何ヵ月経っても立ち直れずにいた一人の女性に降りかかる想像を絶する出来事を驚愕の展開で描くサスペンス・スリラーで、主演は「ハンニバル」「エデンより彼方に」の演技派ジュリアン・ムーアです。予告編などでは「シックスセンス」以来の本格サイコスリラーと詠われていますが、確かにストーリーを読むと、主人公のテリーが、飛行機事故で亡くした息子サムと夫と3人で撮った記念写真からサムだけが消えているのを見つけ困惑するというSFチックな内容。異変はさらに続き、大切なアルバムからも、そしてビデオテープからもサムが消えてしまいます。動揺するテリーに精神科医は、「息子など最初から存在しなかった」と告げるのです。ショックを受けるテリーは、サムの存在を証明しようと躍起になるというお話みたいですが、ミステリアスですねえ。気になります。

 「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」は広大なサハラ砂漠に潜む巨大な陰謀から世界の危機を救うため立ち上がる冒険家とその仲間たちを描いたアクション・アドベンチャーで、クライブ・カッスラーの世界的ベストセラー冒険小説「ダーク・ピット」シリーズより、第11作『死のサハラを脱出せよ』を映画化したものです。主演は「Uー571」「サラマンダー」のマシュー・マコノヒー、共演にペネロペ・クルスとスティーヴ・ザーンという顔ぶれです。
 この映画はあの「インディ・ジョーンズ」シリーズに変わる21世紀の新たなヒーローというのがウリで、シリーズ化を狙っているものと思われます。しかし冒険ものでもはや金字塔と言われる「インディ・ジョーンズ」に対抗して、これまでにも「キング・ソロモンの秘宝」や「ハムナプトラ」などの2番煎じ的なシリーズが出てきましたが、いずれも「インディ・ジョーンズ」には遠く及ばないものでした。今回はマコノヒーが新たなヒーロー役を担っていますが、果たして21世紀のニューヒーローとして定着するのでしょうか。
 救いは、原作の「ダーク・ピット」シリーズが「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」と並んで世界的ベストセラーの小説であることですかね。

 しかし、マシュー・マコノヒーって、「Uー571」ではその映画の設定上かなり地味でストイックな役柄でしたが、この「サハラ」ではかなり印象が変わりそうです。あんなに明るくて活発なマコノヒーはイメージからかけ離れてて……。ちなみにこのマコノヒーは現在、共演のペネロペ・クルスとプライベートでも交際しているようです。ペネロペと言えばトム・クルーズとも付き合っていましたが、マコノヒーの方が誠実そうだからお似合いのような気がします。

 ……えーと、次は何でしたかな?……あー、そうそう、「ザ・リング2」でしたな。「ザ・リング2」は鈴木光司原作のジャパニーズ・ホラー「リング」を、ハリウッドでリメイクし2002年に大ヒットを記録した「ザ・リング」の続編で、日本版の続編とは関係なく、ハリウッドで新たに書き下ろされた完全オリジナル・ストーリーだそうです。新たな地で心機一転を図るレイチェル親子に、再びビデオテープの恐怖が襲い掛かります。日本版「リング」を手掛けた中田秀夫監督がメガフォンを取り、記念すべきハリウッド・デビューを果たしました。主演は引き続きナオミ・ワッツ。
 オリジナルの「貞子」がこのハリウッド版では「サマラ」に変わっているのですが(そりゃそうだよな)、今回はどんなサマラが観られるのか楽しみです。しかし、やはり日本独特の怪談的な雰囲気に慣れている我々日本人にとっては、やっぱり欧米のホラーよりも日本のホラーの方が、ゾクッと寒気がしますな。



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 観たい映画が盛りだくさん(その1)
2005年06月04日(土)

 今年は観たい映画がたくさんあります。「スターウォーズ・エピソード3」「宇宙戦争」「バットマン・ビギンズ」「フォーガットン」「サハラ」「ザ・リング2」……ついでに「Zガンダム」「交渉人・真下正義」「亡国のイージス」「戦国自衛隊1549」も気になるけど、これら邦画はビデオでも良いかな。

 「スターウォーズ・エピソード3」は、いわずと知れた1977年から始まった「スターウォーズ」シリーズの完結編ですが、先の三部作(エピソード4〜6)がミニチュアなどのいわゆる特撮主体で作られたのに対し、「エピソード1・2」の新しい「スターウォーズ」は、あまりにもCGが多用されており、「エピソード4〜6」よりも過去の時代なのにメカが洗練されていたりと、僕的には結構評価は低いんですよね。やっぱりあの模型を使った旧三部作の独特の質感が良かったし、何よりもそういった映画の作り方でジョージ・ルーカスは評価を得たのですから、CGだったら何でもできてしまうし、ジョージ・ルーカスじゃなくてもできるじゃん、と思ってしまうわけです。
 しかしながら、今回はアナキン・スカイウォーカー(旧三部作の主人公ルークの父親)がダークサイドの道を歩んでしまい、ダースベイダーが誕生する歴史的瞬間がクライマックスとして待っていますので、やはり見逃せませんね。伝説の完結を、心待ちにしたいと思います。

 「宇宙戦争」はトム・クルーズとスティーブン・スピルバーグが組んだ話題作で、その詳細はまだほとんど知られていませんが、予告編を見る限り、「地球最後の戦争は、人類によるものではなかった」というコピーから伺い知るに、宇宙人の地球侵略がテーマになってくると思われ、こちらも気になるところです。

 「バットマン・ビギンズ」は「バットマン」シリーズの続編ですが、何と言っても日本が誇る渡辺健がかなり重要な役所で出てくるそうなので、こちらも見逃せません。ちなみに僕は元々「バットマン」シリーズが好きなのですが、特に好きなのはマイケル・キートンがバットマン=ブルース・ウェインを演じ、ジャック・ニコルソンが悪役ジョーカーを演じた「バットマン」、そして僕が大好きな俳優ヴァル・キルマーがバットマン=ブルース・ウェインを演じた「バットマン・フォーエヴァー」ですね。
 「バットマン・フォーエヴァー」は鬼才ティム・バートンが制作しており、トゥー・フェイス&リドラーの強敵に、待望久しいロビンが登場するというにぎやか編で、前2作のダークなイメージをうまく陽性に転化しています。その悪役もトミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリーと豪華な顔ぶれ、さらにバットマンの相棒ロビンにラルフ・シューマッハ似のクリス・オドネル、バットマンの恋人役にはニコール・キッドマン、ロビンのガールフレンドにドリュー・バリモアとメジャー俳優のオンパレードと言った感じですぞ。

 豪華と言えば「バットマン・フォーエヴァー」の次、シリーズ4作目となる「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」では、何とアーノルド・シュワルツェネッガーが悪役で登場し、主役であるバットマン役のジョージ・クルーニーよりも前に名前が出てくるのがすごいです。ジョージ・クルーニーがバットマン役というのもすごいですが、原作コミックスでも主人公のブルース・ウェインはかなり年を取るまでバットマンとして活動していたようですから、それほど違和感はありませんでした。現に執事のアルフレッドなんて、寝たきりで死にそうでしたからねえ。……でも、ロビンはなぜか前作同様クリス・オドネルなんですよね〜。ロビンは年を取らないのか?
 え?「バットマン・ビギンズ」の話はどうしたって?……いえ、だって、まだ観てないですし……。

(長くなってしまったので続く)



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 ジーコジャパン、勝利の代償
2005年06月03日(金)

 サッカーワールドカップアジア最終予選、ジーコジャパンは敵地でバーレーンを破り、ワールドカップ出場に王手をかけました!日本は前半34分、ミッドフィルダーの小笠原が中央からミドルシュートを決め、最後まで試合の主導権を渡さず、逃げ切しました。窮地のジーコ監督が打って出た1トップの新布陣と、ピッチの指揮官中田英寿のリーダーシップで得た貴重な勝ち点3でした。日本は、北朝鮮戦(8日、バンコク)の引き分け以上で3大会連続のワールドカップ出場出場が決まります。

 小野伸二の右足骨折による戦線離脱で中田英がボランチに下がり戦術変更を余儀なくされ、ジーコはトップ下で中村俊輔と並べる代役に小笠原を選びました。前半34分、右に開いた柳沢から中央でパスを受けた中田英は鋭く縦に速いパスを入れ、中村がヒールで落としたボールを小笠原が右にフェイントでディフェンダーを1人交わして右足でゴール左隅に蹴り込みました。ジーコが最終的に配置した4人で取った決勝点でしたね。

 しかし、この試合で三都主、中田英、中村のミッドフィルダーの要3人にイエローカードが出され、3人とも累積枚数が2枚になってしまったため、次戦北朝鮮戦は、この3人に加え小野も欠く事となり、非常に厳しい状況に追い込まれてしまいました。
 北朝鮮はスタミナがあり、特に後半で強さを発揮してくるチーム、さらに当日は観客が全くいないタイ・バンコクでの試合、ピッチコンディションが日本のスタジアムに比べてかなり悪いと言われており、中盤でのパス回しで攻めていく日本代表にとっては不利な展開となる事が予想されています。

 北朝鮮戦で引き分け以上ならワールドカップ出場が決まりますが、最後の最後で主力4選手を欠いての試合、ジーコジャパンの進む道は、最後までいばらの道ですな……。



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 ジーコジャパンにまた試練!
2005年06月02日(木)

 サッカーワールドカップ、アジア最終予選の天王山、敵地のバーレーン戦は日本時間の4日午前1時半、運命のキックオフを迎えます。この試合から最終予選の後半戦に入るわけですが、現在イラン(勝ち点7)に続いて2位の日本(6)は今回、3位のバーレーン(4)に勝てば3大会連続3回目の出場に王手をかけます。また引き分けでも8日の北朝鮮戦(バンコク)の結果次第で出場が決まることになります。しかし、負けてしまうとワールドカップ出場は非常に厳しい状態となり、勝つと負けるとでは天国と地獄の大一番であると言えます。

 ところが、そのジーコ監督率いる日本代表に衝撃が走りました。何と1日のバーレーン入り後の初練習の際に右足の痛みを訴えたミッドフィルダーの小野伸二(フェイエノールト)が、「右足第5中足骨(右足甲外側)の疲労骨折」と診断され、今回のバーレーン戦と8日の北朝鮮戦(バンコク)の出場が絶望となってしまったのです。小野は紅白戦の途中、突然プレーをやめ、厳しい表情でピッチを後にしました。他選手との接触もなく、直接的な原因は分からないそうですが、日本協会関係者によると、オランダから帰国する前から痛みがあったということで、長いシーズンの疲労の蓄積が不運を招いた可能性が高いということでした。

 小野は3月のバーレーン戦(埼玉スタジアム)は警告の累積で出場停止だったので、今回の試合では「勝ち点3を取るために、自分のすべてを出し切りたい」と、人一倍の気合を見せ、ジーコ監督が採用した新布陣で守備的MFとして重要な役割を担っていました。それだけに小野の離脱は非常に痛いです。指揮官ジーコ監督の構想そのものを試合前日になって白紙に戻す可能性さえある、重大なアクシデントです。小野はシドニー五輪も右足の故障で棒に振っており、今季も足の状態には苦しみ続けていました。日本最高のテクニシャンだけに、度重なるけがの悲運があまりにも惜しまれます。

 明日の試合、ジーコ監督に何か秘策はあるのでしょうか。



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 バーレーンのオウンゴール男
2005年06月01日(水)

 サッカーワールドカップのアジア最終予選、日本VSバーレーン戦が2日後の6月3日に迫っていますが、日本で現在最も有名なバーレーン選手は、ミッドフィルダーのモハメド・サルミーンだといえるのではないでしょうか。

 サルミーンは3月30日に埼玉スタジアムで行われた対日本代表戦で、後半26分に中村俊輔のセットプレーをクリアしようとしました。ところがボールが自らのゴールに吸い込まれ、日本に痛恨のオウンゴールを献上してしまいました。日本はこのサルミーンからもらった1点を守りきり勝利、サルミーンは奇しくも日本勝利の最大の功労者となってしまったのです。
 サルミーンはこの試合が終了した直後に責任を感じてピッチ上で号泣し、しゃがみ込んで動きませんでした。バーレーン・サッカー協会のアルハリファ会長が「信じられなかった。彼は我々の最高の選手なのに……絶対に有り得ない」と嘆いたほどのこの出来事は、バーレーンサッカー史上最大の悲劇だったと言えるでしょう。

 しかし、「戦犯」として弾圧されると覚悟して故郷の空港に降り立つと、子供たちが「君の涙は尊い」「君は何があってもヒーローだ」「顔を上げろ」などと書いた紙を持ち、悲運の男を温かく迎えてくれたのだそうです。

 サルミーンは4月に膝を負傷し、一時は日本戦に間に合わないと言われていました。しかし、ドイツでの手術が成功し、5月に復帰を果たしました。さらに彼は今日、所属するカタールの強豪・アルアラビと07年終了時までの2年間契約延長したと報じられました。契約金はバーレーン史上最高の86万ディナール(約1億円)だそうです。サルミーンへの評価はこのところ際立っています。その彼が、2日後の日本との再戦でどのようなリベンジを見せてくるのか注目ですね。



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