Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 ぽよぎホッケーの珍事
2005年05月31日(火)

 しばらくF1ネタが続いたので閑話休題です。

 今日は仕事の合間に久しぶりにトップページ下にあるぽよぎでホッケーをやってみました。このホッケーは「むずい」モードで勝った時の試合時間がスコアとして残り、短時間でぽよぎに勝った方がハイスコアと言うことになります。で、僕が以前「0分0秒」という誰も更新できないようなとんでもない記録をマークしてしまったので、今回すべてのスコアをクリアして再びチャレンジしてみました。

 すると!何と奇妙なことに、5回やって5回とも勝ったのですが、そのすべてが「2分8秒」という同タイムでの勝利となってしまったのです!そのためホッケーのスコアを見ると、現在「2分8秒」という記録が5つきれいに並んでいる状態です。……うーん、こんなことってあるんですねえ。


5回同タイム!


 別にこの「2分8秒」という記録は残しておく必要もありませんし、頑張ればどなたでも更新できるような記録だと思いますので、皆さんもぜひハイスコアを目指してみてはいかがでしょうか?

 ちなみに、その他のぽよぎゲームのM−NEST公式レコードは以下の通り。

 ・ハーボカート(初級)………0分54秒181(Mako)
 ・ハーボカート(中級)………0分54秒124(Mako)
 ・ハーボカート(上級)………1分43秒563(Mako)
 ・ホッケー………………………1分08秒(ちぃちゃん)
 ・白と黒…………………………3分21秒(スカリー)
 ・スター☆ボウル(対戦)……252点(ヒデボー)
 ・スター☆ボウル(ペア)……174点(ヒデボー)
 ・ハーボカード#1……………19722点(スカリー)
 ・スター☆ウォーク……………2140点(Mako)

 ※2005年5月31日現在

 「ハーボカート」に関しては、僕の記録を更新するのはもはや不可能に近いのではないかと思っています。「ホッケー」ははっきり言って1分ちょいで勝ってしまうのは信じられないですな。「白と黒」はいわゆるオセロですが、僕自身オセロが苦手なので僕は手が出せません。好タイムをマークする以前に、まずなかなか勝てませんから。「スター☆ボウル」はほとんどやったことがないのでよくわかりませんが、今のところヒデボーさんがダントツのようです。ただ、ぽよぎとの対戦では252点も獲っているのに、ぽよぎとのペアモードでは174点、ぽよぎに足を引っぱられたと見た!「ハーボカード#1」は神経衰弱ですが、スカリーさんの記録にはとうてい届きそうにありません。「スター☆ウォーク」は今のところ僕がトップですが、僕もパーフェクトだったわけではないので、パーフェクトが達成できれば、記録を更新できるかもしれません。

 暇な方、れっつ・ちゃれんぢ!



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 BARはバトンに必死
2005年05月30日(月)

 先週末に行われたF1第7戦ヨーロッパグランプリでBAR・ホンダは、ジェンソン・バトン10位、佐藤琢磨12位という不本意な結果に終わってしまいました。そしてバトンはレース後に「予選はともかく、レースについては速さがあると思っていた。だからトップチームと同じペースでレースが出来ると思っていたんだ。それだけにレッドブルが我々よりも速かったことは驚きだった。非常に奇妙であり、理由がわからない。今回は全くグリップがなかったんだ。これは重大な問題だよ。」とマシンのポテンシャルに対する不信感を隠そうとはしませんでした。

 バトンとの契約の一部に、BARが2005年に一定のパフォーマンス目標を達成できなければウイリアムズへ移籍できるとの条項が含まれていることは周知の事実ですが、これはバトンの契約を巡る昨年の騒動の後に設けられたものです。バトンは昨年のシーズン途中にウィリアムズへの移籍を熱望していましたが、FIAの判断によってバトンの契約はBARに有効という判断がなされ、ウィリアムズへの移籍はなりませんでした。
 しかしその後新たに設けられた契約条項によって、来シーズンもバトンをBARに留まらせる(つまりウィリアムズへの流出を防ぐ)ためには、バトンがシーズンの折り返し点までに選手権リーダーのポイント数に対して一定の範囲内のポイントを得ていることが条件とされています。
 ところが、イモラでのポディウムフィニッシュを取り消され、さらにスペインとモナコの2レースにわたる出場停止処分を受けたため、バトンをチームに留まらせるために必要な目標に到達するのは、きわめて難しい状況になっています。

 BARはそれでも、何とかバトンを来シーズンも引き留めるために、必死になっているようです。BARの責任者であるニック・フライは「私たちのやるべきことは明らかだ。つまりまず1勝を挙げて、ジェンソンを残留させること。それしかない!」と語り、契約条項に含まれている条件には到達できないものの、BARで優勝できるマシンを作ることで、何とかバトンを残留させられるのではないかと考えているようです。

 ジェンソン・バトンはその甘いマスクで女性ファンも多いですが、容姿だけでなく実力も備わっているため、ドライバーとしても非常に魅力的であり、ストーブリーグでもとても人気の高いドライバーといえるでしょう。昨年の成績を見ても明らかなように、チームメイトの佐藤琢磨と比べても常に速く、ミスも少なく安定した成績を残していますからねえ。おそらく彼がルノー、マクラーレン、ウィリアムズのいずれかのマシン乗れば、間違いなく数戦のうちに易々と優勝できるだけの才能は備えているはずです。BARとしては何としてもバトンを残留させたいと考えるのは当然のことですね。
 琢磨も徐々に力はつけ始めていますが、F1キャリアの差を考慮したとしても、琢磨ではタイトルを狙うには頼りないのは否めません。さらに年齢を見ても、琢磨が28歳なのに対しバトンは25歳と3歳も若く、それでいて経験豊富で確実に琢磨より強い、BARがバトンでタイトル獲得を目指そうとするのも無理はないでしょう。

 しかし、BARがバトンを引き留められるか否かは、バトンがBARで優勝できるかどうか、つまりバトン自身の腕に懸かっているというのも、何とも奇妙な話ですな。



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 1分40秒の明暗
2005年05月29日(日)

 F1第7戦ヨーロッパグランプリ決勝、いや〜すごい結末になってしまいましたな。レースを最後までリードしていたマクラーレンのキミ・ライコネンでしたが、ハードブレーキングによるホイールロックでタイヤにフラットスポットを作ってしまい、それによりタイヤの表面がデコボコになってしまったためにマシンに激しい振動が出てしまうという展開。チームはタイヤ交換をせずに何とか2位アロンソの猛追を振り切って最後までトップをキープする作戦に出ましたが、ファイナルラップに突入した直後の1コーナー手前で、タイヤが悲鳴を上げる前にサスペンションが振動によって壊れてしまい、結局ライコネンはゴールまであとたった1周というところで力尽きてしまいました。
 この結果、ライコネンほどではないにしろ同じくタイヤがすでに限界に近い状態で、苦しみながら2位を守っていたアロンソが、最後の最後で幸運に恵まれて逆転勝利をものにし、価値ある4勝目を挙げました。これによりアロンソは10ポイントを加算して59ポイントとなり、ランキング2位ライコネンは今回10ポイントを獲得するはずがゼロポイントに終わり、その差は一気に32ポイントにまで広がってしまいました。

 レースというものは、本当に最後までわからないものですね。ライコネンも何とかタイヤを持ちこたえさせようと祈るような気持ちで走り続けていたと思いますが、まさかサスペンションの方が根を挙げてしまうとは……。
 今回のレースの舞台であるニュルブルクリンクは、1周を1分30秒台で走ることができますから、時間にしてあと2分、いや、ライコネンのタイヤが限界だったことを考えても、せめてあと1分40秒サスペンションが持ちこたえてくれれば、ライコネンは何とかフィニッシュラインまで辿り着くことができたんですけどねえ。
 今回アロンソがゴールするまでのレース時間は1時間31分46秒でしたから、そのうちのたった1分40秒という時間が、アロンソとライコネンの明暗を分けてしまったことになるわけです。

 ライコネンは第5戦スペイングランプリと前戦モナコグランプリで連勝し、一気に追い上げを見せようとしていたのですが、ここでのノーポイント、そしてアロンソに10ポイントを持って行かれたのは痛いですなあ。今年のポイントシステムだと、1位10ポイントに対して2位8ポイントですから、仮にここからライコネンが再び連勝街道を突き進んでも、アロンソも確実にポイントを獲得していけば、なかなか32ポイント差は縮まりませんからねえ。しかも今年のルノーは昨年にも増して信頼性が優れていますし、アロンソはここまで全戦ポイントを獲得していますから、今後も安定してポイントをコンスタンスに獲得し続けることでしょう。

 今年のチャンピオンは、このままアロンソになってしまうのか?それとも……。



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 王子様の初ポール
2005年05月28日(土)

 F1グランプリ第7戦ヨーロッパグランプリ予選、今回から予選方式が変わり、土曜日に行われる1回だけの予選でスターティンググリッドが決まることになったわけですが、その新しい予選方式の中で、今回のヨーロッパグランプリの舞台となるドイツ出身のドライバー、ニック・ハイドフェルドが自身初のポールポジションを獲得しました。

 ニック・ハイドフェルドは1977年生まれの28歳。元々はメルセデスの秘蔵っ子で、メルセデスのジュニアチームで99年に国際F3000王者となり、翌2000年にプロスト・プジョーからF1にデビューしました。ところが当時のプロストチームはすでに経営難に陥っており、マシンは走らず、全くもってまともな成績を残すことができなかったハイドフェルドは、メルセデスにも見放され、2001年から2003年まではザウバー・ペトロナスで戦ってきました。しかし徐々に彼はザウバーの好調なチーム状況もあり、本来の実力も発揮し始め、トップチームから候補に挙げられる存在となります。そして昨年は一旦ジョーダンにステップダウン?してしまうものの、今年はようやくウィリアムズというトップチームに入ることができ、前回のモナコグランプリでは嬉しい2位表彰台という成績で終えることができました。
 そしてその波に乗ったままハイドフェルドは、母国ドイツでついに念願の初ポールポジションを獲得しました。F1参戦92戦目での達成は決して早いとは言えませんが、まあ一度もポールポジションを獲得できないままF1を去っていくドライバーもいるわけですから、ようやく才能が報われる結果となって良かったと思います。ハイドフェルドはその王子様のような端整な顔立ちで、バトンと並んで女性に人気のあるドライバーですから、彼のポールポジション獲得を喜ぶファンも多いと思います。決勝でも前回のモナコ同様、いい成績を期待したいですな。

 さて、その他のドライバーの予選結果ですが、今回から2戦振りにF1に復帰したBARの2台は、前2戦を欠場しているため琢磨が1番目、バトンが2番目の出走となってしまったため、まだ路面が汚れている状態なので良いタイムが出せず後方に沈んでしまいました。まあ今回はとりあえずきっちり完走して、次のカナダグランプリで中盤ぐらいの予選出走順を確保できればいいかなと思っています。
 上位陣はハイドフェルドを筆頭にライコネン、ウェーバー、トゥルーリ、モントーヤと続き、現在ポイントリーダーのアロンソは6番手とちょっと出遅れ気味だったのですが、驚いたのはフェラーリの2台ですな。ハイドフェルド同様母国グランプリであるミハエル・シューマッハは10番手、バリチェロですら7番手がやっとという結果、今回も中段に埋もれてしまいました。
 ロングスティントでは速さを見せてきているだけに、今回も燃料を多めに搭載して決勝に臨む戦略を採ってくると思うのですが、昨年まででしたら燃料の搭載量に関係なくいつでも速かったフェラーリ、今シーズンは予選で前のポジションを取れず、決勝でのピット戦略に頼らなくてはならないとは、何とも厳しい状況です。明日の決勝では、フェラーリがこの位置からどこまで追い上げを見せてくれるか注目したいところです。



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 ミハエル、モナコの件で批判される
2005年05月27日(金)

 F1グランプリは今週末第7戦ヨーロッパグランプリを迎えますが、先週行われたモナコグランプリのゴールシーンのことで、何やらもめ事が起こっているようですな。

 モナコグランプリのゴールは4位アロンソ以下モントーヤ、ラルフ、ミハエル、そしてバリチェロが団子状態になってフィニッシュラインになだれ込むという状況だったのですが、7位だったミハエルはゴール直前に前をゆくラルフを抜いて1つでも順位を上げようと、ラインを変えてオーバーテイクを試み、結果ラルフとホイール同士が接触してしまいました。両者とも軽くホイールが触れただけで特に大事故にはならなかったのですが、当てられた方のラルフは「兄貴は頭がおかしいんじゃないのか?」とコメントしていました。
 で、シューマッハ兄弟はこの後一応和解したようなのですが、どうもミハエルのチームメイトのバリチェロも、ミハエルに対して厳しい批判をしているようです。

 バリチェロはヨーロッパグランプリの舞台であるドイツに入ってから、「シューマッハのやりかたには納得できない。今のフェラーリには3ポイントだって重要なもの。それをパァにするどころか危険な状況に追い込みかねないような彼の行動には全く納得できないね。このヨーロッパグランプリでは、僕が親切な男だなんて思わないほうがいいよ。もう僕はオーストリアで勝利を譲った時(2002年)のような僕じゃないんだ」と露骨に怒りをあらわにしています。バリチェロがミハエルに対してこれほどあからさまに不満を表したのは初めてのことで、相当不快感を示しているようですな。

 ミハエルはラルフの批判に対して「僕らはモーターレーシングをやっているんだ。あの時われわれはホンの100分の数秒というところで何台もが戦っていた。あとちょっとで前に行ける、と思った時に行かないなんてレーサーではないだろう。僕はただそれをしただけ。それがF1レースというものさ」とコメントしていました。

 僕的には、確かにミハエルの言う通りだと思います。少しでもチャンスがあったのなら、その一瞬の隙をついて前に出ようとするというのは、レーサーとして当然のことだと思いますね。しかも今シーズンのミハエルにとっては1ポイントでも多くポイントを稼ぎたいところですし、ミハエルがモナコで試みたチャレンジはアリだと思います。
 しかしまあ、運悪くラルフのホイールに当たってしまったので、あれは危険だったと言われてしまったのではないのでしょうか。仮にあの時ラルフと接触していなければ、ラルフもあそこまで兄を批判するようなことはなかったと思います。ですからまあ、「チャレンジを試みたものの失敗して当たってしまった」ということでしょうかね。

 ただ、バリチェロの批判は、どの時点のことを言っているのでしょうかね?ラルフと接触した時のことを言っているのでしょうか?それともそれ以前にミハエルがバリチェロを抜いた時のこと?確かモナコのファイナルラップは、最終コーナーまではバリチェロが前にいたはずなんですけどね。それが最終コーナーを回ってホームストレートに帰ってくる時には、いつの間にかミハエルが前に出ていました。ミハエルがバリチェロをオーバーテイクした時のシーンは画面には映りませんでしたが、その追い抜きが強引だったのでしょうかねえ。そのことに関してはいずれにしても、映像がないので何とも言えませんね。

 ところで、ミハエル命のどっかの誰かさんが、バリチェロの批判に対して「一瞬の隙をついて前に出ようとするのはレーサーとして当たり前のこと!」と豪語してバリチェロのことをケチョンケチョンにけなしていました。……だったら昨年のモナコのスタートの際に、琢磨がミハエルに当てながら追い抜いていった時に文句言うなよな〜。ミハエルは良くて琢磨はあかんのかい!……こういう自己中心的な考え方のヤツは、本当に頭に来ますな。
 この誰かさんは「バリチェロには早くどこかに行って欲しいです」と言っていましたが、僕はアンタに早くどこかに行って欲しいよと、声を大にして言いたいものです。

 ま、こんなバカなことを言うのは一人だけなんですけどね。



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 「恋に落ちたら」
2005年05月26日(木)

 今クールのドラマでは、SMAPのキムタク主演の「エンジン」の他に、同じくSMAPの草なぎ剛主演の「恋に落ちたら」と、天海祐希主演の「離婚弁護士2」を観ています。僕が好きな人気脚本家のクドカンこと宮藤官九郎脚本の「タイガー&ドラゴン」は、すごく面白いという話は聞いているのですが、第1話を見逃してしまったので今回は見送り、ビデオになってから一気に観ようかと思っています。やっぱり最初から観ないとダメなんですよね〜ドラマも映画も。

 で、今日は草なぎ剛主演の「恋に落ちたら」の日だったのですが、このドラマが僕が観ている3本の中では一番面白いかも。IT企業のお話なのですが、ちょっと前に騒がれていたライブドアのニッポン放送買収劇にも通じるところがあり、なかなか興味深い内容です。
 堤真一演じる国内最大手のIT企業の社長はかなり強引なやり方をする人物で、相手の気持ちや事情を全くお構いなしに、ただ自分の会社の利益のためだけに平気で他社を買収したり、逆にいらなくなった取引先をバッサバッサと切っていってしまいます。そのやり方はかなり非人道的なもので、実際にこんなことが行われているのだろうかと思うととても怖いですが、そんな中で草なぎ君演じる鈴木島男の、義理と人情に溢れた行動が、徐々に他の社員たちにも影響を与え始めます。
 ところが今日の話では、このドラマのある種救いどころであるはずの鈴木島男が、社員からいきなり取締役という会社の経営側の地位についたことで、その責任感から会社の利益を考え、社長と同じように、相手企業を倒産させてしまうほどの強引なヘッドハンティングを行ってしまいます。

 これまでのこの手のドラマのパターンだと、それまで慢心だった人々が、主人公のまったく違ったやり方に少しずつ影響されて、徐々にその考え方が変わっていくという展開が多かったわけですが、今回のドラマは、逆に主人公の方が慢心な方に流されていくというのが意外でした。特に草なぎ君のドラマでは、あくまで草なぎ君は「いい人」というイメージが定着していたので、考え方が悪い方に変わっていってしまう草なぎ君演じる主人公はなかなか興味をそそりますな。

 ま、このまま主人公まで慢心になって終わってしまうのではドラマとして希望も減った暮れもないので、たぶんここから主人公がもう一度考えを改めて直し、まわりの人間も自分たちのやり方が必ずしも正しいわけではないということに徐々に気付いていくという展開だとは思いますが、今日の予想外の変化はなかなか面白かったです。しかも予告を観ると、来週は何と草なぎ君が会社を乗っ取ってしまうようなお話なので、非常に気になりますな。



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 風邪1週間
2005年05月25日(水)

 のどの痛みが出始めてから1週間が経ちました。のどの痛みはもうほとんどなくなりましたが、相変わらず咳がひどいです。一応市販の風邪薬は飲んでいるのですが、夜になると咳が止まらなくなるので、効いているのかいないのかわかりませんな。

 しかしまあ、今のところ仕事には差し支えはないようです。身体がだるいわけではないし鼻水なども出ないので、何とか普通に仕事はこなしています。ただ、喋ると途端に咳が出始めるので、お客さんのところに行く時にはマスクが必需品です。

 今週末はF1グランプリ、しかもBAR・ホンダが出場停止処分を終えてレースに復帰するヨーロッパグランプリなので、それまでには何とか治って欲しいものです。



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 なかなかしぶとい風邪
2005年05月24日(火)

 今回かかっている風邪、なかなか咳が治らないんです。もう熱もまったくないし、鼻水や頭痛は最初から出なかったし、あとは咳とのどの痛みだけなんですよね。

 のどの痛みは、朝起きたときが一番痛いです。その後はうがいしたり「のどぬ〜るスプレー」などをつけたりして1日のうちで徐々に良くなっていき、夜にはほとんど痛みも消えているのですが、次の日の朝になるとまたリセットされて痛くなっています。

 そして咳は、朝から夕方まではほとんどでないのですが、日が暮れることから夜にかけて出始め、布団に入って横になると途端に待ってましたと言わんばかりに咳が出始め、止まらなくなります。
 おかげでそのたびに起き出してうがいしたり「のどぬ〜るスプレー」をつけたりして何とか治まらせるのですが、再び布団に入って1時間ぐらい経つと、また咳が出始めて目が覚めてしまいます。

 こんなのがここのところ毎晩続いているので、寝不足で仕事をしている状態です。しかも今週は結構ボリュームの多い仕事が入っているので、昼間仮眠を取ることもできない状態です。この時期の風邪って、すごく長引くのでやっかいだそうですね。皆さんも気をつけて下さいね。



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 今後のHP更新予定(覚え書き)
2005年05月23日(月)

●F1モナコグランプリレポートをアップ

 F1レポートは現在第3戦バーレーン、第4戦サンマリノ、第5戦スペインがまだ書き上がっていない状態ですが、とりあえず伝統のモナコグランプリが先週末に行われたので、その記憶が新しいうちにモナコグランプリのレポートを先行してアップしました。これで何とかこれ以上レポートが溜まってしまわないように塞き止めることができました。まだ書き上がっていないレポートは順次アップしていく予定なのでもう少しお待ち下さい。

 それから、先週からこじらせている風邪ですが、結構長引いています。熱は最初の頃に少し出たくらいでその後は全く熱は出なかったのですが、今は咳がひどい状態です。昼間のうちはまだマシなのですが、夜になると咳がひどくなり、さらに横になるともっとひどくなります。ゆっくり休みたいのですが、寝転がると咳が出始めるのでなかなか寝付けません。で、朝になるとのどが痛くなっています。これからまた忙しくなりそうなので早く直って欲しいのですが……。

 さて、今回の本題です。HPがまともに機能していない状態がもう長いこと続いているので、この辺できっちりと予定を立てて、無理のない返済プラン?で、計画的にHPを更新して行こうと考えています。で、これから今後のHPの更新予定を書いていきますが、これは皆さんへの告知ではなく、あくまでも僕の覚え書きです。したがって万が一予定がスムーズに実行できなかったとしても、怒らないでね?

 ・F1ヨーロッパグランプリ以降のレポートをレース終了の翌週中にアップ
 ・F1カナダグランプリまでに溜まっているレポートを最低1本アップ
 ・6月中にレースが終了した分のF1レポートをすべてアップ
 ・6月中にトップページのFlashに音楽をつける
 ・7月中に「マツダイラ」と「それマコ」の最新作を1本ずつアップ
 ・8月から「グランプリの肖像」再開
 ・8月中に「MHM」をオープン
 ・8月中に「S2000ニュース」を一挙更新
 ・9月頃から「PRIVATE」に写真を公開
 ・年内中に「PRIVATE」の「プロフィール」を公開

 ……とりあえずこんなところでしょうかね。ちなみにその日の気分によって優先順位が変わることもありますので、予めご了承下さい。



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 F1モナコグランプリとDTM
2005年05月22日(日)

 先日お話ししたとおり、今夜はスカパーでF1第6戦モナコグランプリ(生中継)と、先月17日に開催されたドイツツーリングカー選手権(DTM)の開幕戦が放送されます。ところが、放送される時間帯が一部被っている上に、どちらもスカパーなので片方を録画しながら片方を観るということもできないので、仕方なく夜8時50分から先に放送開始となるF1をまずは観て、10時50分頃に放送が終了したので10時30分から始まっていたDTMに切り替えて、何とかDTMも途中から観ることができました。

 しかし、すでにレースはあと7周を残すのみ、宴もたけなわでもはや順位の入れ替わりも観られないと言った状況でした。しかも、このレースではジャン・アレジが優勝し、ミカ・ハッキネンがデビュー戦を8位でフィニッシュしたのですが、はっきり言ってどれがアレジでどれがハッキネンなのかさっぱりわかりませんでした。アレジもハッキネンもメルセデスだということはわかったのですが、何せDTMはハコ車ですから、F1のようにドライバーのヘルメットが見えるわけではないので、違いがわかりづらいんですよねえ……。
 ハッキネンをこよなく愛する某Lさん情報では、確かハッキネンのマシンの横っ面に描かれている絵はカッコ悪いという話だったので、とりあえずカッコ悪いメルセデスのマシンを探してみました。

 ……ああ、これがそうか。確かにカッコ悪いかも。これなら同じメルセデスでもアレジのマシンの方がカッコイイなあ……。

 それでも、角度によってはウィンドウの奥にあのハッキネンのブルー&ネイビーブルーのストライプが入ったお馴染みのヘルメットがちらりと見えたりして、おお!本当にハッキネンがドライブしてるよ!走ってるよ!レースしてるよ!と感激してしまいましたぞ!
 いや〜、またハッキネンがレースする姿が見られるなんて夢にも思っていませんでしたよ!しかもレース終盤には前を行くマシンをオーバーテイクしようと試みて、思わずコースからはみ出したりして、結構アグレッシヴに攻めていましたぞ!

 そしてレース終了後は、久しぶりに見るアレジの表彰台のシーン、そしてその後ハッキネンのコメントも見られて、実に嬉しい限りです!相変わらずハッキネンのしゃべりはフィンランド訛りがひどかったッス!そして最後を締めくくったのはフレンツェン!……あれ?フレンツェンって、確かこのレースでリタイヤしたはずじゃ……。何で涼しい顔して「第2戦でまた会おう!」などとおどけているんだ〜!それにしてもフレンツェンは、見れば見るほど「X−ファイル」のモルダーにソックリだなあ……。

 ……え?F1モナコグランプリの話はどうしたって?……F1モナコグランプリの模様は、F1レポートで詳しく書くつもりなので、待っていてくださいね〜!実はF1レポートがだいぶ溜まってきてしまったので、とりあえずモナコグランプリを先にアップしてしまおうと思っているので、あんまりここで書いてしまうとレポートで書くことがなくなってしまうのです……。



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 梅澤春人「カウンタック」
2005年05月21日(土)

 やべえ、僕のクルマ好きをくすぐる漫画が……。

 仕事の帰りにコンビニに立ち寄ったら、梅澤春人の「カウンタック」という漫画の2巻が置いてあったので、手にとって読んでみると、主人公がカウンタックに乗って峠でバトルを繰り広げる漫画だったので、ついつい買ってしまいました。その後本屋さんへ行って、1巻も買ってしまいました。

 ストーリーを簡単に説明しますと、主人公の空山瞬は、何ヶ月もかけて口説いたアパレル系OLにアッサリ振られてしまいます。その後、仕事も私生活も上手くいかなく自暴自棄になっていた瞬の元にある日一通の手紙が来ます。送り先は25年前の自分。その内容は25年後の、今現在の自分へ宛てた手紙だったのです。
 「社長になり、当時の夢であったカウンタックを購入して乗り回している」そんな純粋だった頃の自分の夢をもう一度変えようと瞬は奔走します。もう一度、あの頃夢中になっていたカウンタックを手に入れる為に。しかし現実は甘くはありませんでした。仕事が終わったら夜はガードマンや工事現場でバイトをし、せっせとお金を貯めますが、雑誌やインターネットで売り出されているカウンタックは、どれも数千万円。資金が全く手に届かず途方にくれていた瞬は、「カウンタックを譲ります」というHPを見つけます。
 このHPの主というのが、変わり者の大金持ちのじいさんで、彼はHP上で、「カウンタックを手に入れたい理由」を募集していました。そこで瞬は、25年前から届いた自分からの手紙で、忘れかけていた夢を取り戻し、その夢を実現させたいという熱い思いを書きつづり、メールを送ったのでした。その瞬が書いたメールが、カウンタックのオーナーであるHPの主、変わり者の大金持ちのじいさんの心を打ち、瞬はめでたくカウンタックを手に入れることができたのでした。

 まあ、その後の展開は「頭文字D」のカウンタック版といった感じでしょうかね。「頭文字D」ほどストイックな内容ではありませんが、作者がかつて週刊少年ジャンプで「BOY」を書いていた梅澤春人なので、結構軽いノリで読むことができます。ちなみにこの漫画は、ヤングジャンプで連載されているようです。1〜2巻を読んだ限りではそこそこ面白そうな内容だし、何と言っても主役はスーパーカーブームを巻き起こしたカウンタック!しかもその相手となるのは、シボレーコルベットにフェラーリにポルシェと、なぜか名だたるスーパーカー揃い!

 ……う〜ん、スーパーカーゆくところにはスーパーカーが集まると言うことなのでしょうか。今後の展開にかなり期待しています。



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 今週末はF1とDTMが……
2005年05月20日(金)

 今週末はF1第6戦モナコグランプリが開催されますが、同時に先月17日に開催されたドイツツーリングカー選手権(DTM)の開幕戦の模様も放送されるんですよね。しかもどちらもスカパーで放送され、F1モナコグランプリの決勝が夜8時50分から11時50分まで、DTMは夜10時30分から11時30分まで……。

 思いっきり時間かぶってるんですけど……。

 F1の方は一応11時50分まで番組枠は取られていますが、生放送なのでレースがだいたい1時間45分ぐらいで終了し、その後表彰式やらレース後のインタビューなどまで録画してすぐにチャンネルを変えれば、DTMも途中から見られるとは思うのですが、スタートからは到底見られそうにありません……。
 どうせDTMは生放送じゃないんだから、せめてF1にかぶらない時間帯に放送してくれれば両方ともキャプチャーできるのに、DTMを放送するスポーツISPNも気が利かねえなあ……。

 スカパーは1台しかないので、スポーツISPNとフジテレビ721を同時に録画することはできません。今回はF1は地上波を録画することにして、11時30分にDTMが終了したらすぐに地上波のフジテレビに切り替えて、11時35分からのF1を続けて録画しようか……などと思っていたら、今週のF1は10時からの放送かよ……。くっそー!伝統のモナコグランプリだから地上波も早くから始めるのか……きっと琢磨がモナコで活躍することを想定としていたんだろうなあ……。

 そんなわけで、今回のDTMの録画はあきらめるしかなさそうです。ま、いっか、今回はハッキネンがピットスルーペナルティを受けて8位だったレースだし。ちなみにハッキネンが3位表彰台を獲得した第2戦、そして先週ハッキネンが早くも初優勝を達成した第3戦は、どちらもF1とかぶらないようなのでほっとしています。



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 F1、トヨタは処分免れる
2005年05月19日(木)

 F1グランプリは今週末に第6戦モナコグランプリを迎えますが、それまでにせめてうちのF1レポートも1〜2戦は書き上げてしまいたいと思っています。リザルトなどのデータやヘッドラインはすでに出来上がっていますので、あとはレポートを書くだけなんですけどね。

 さて、F1ではBAR・ホンダの車両規定違反によるポイントの剥奪とスペイン、モナコの2戦出場停止が話題になりましたが、ホンダと同じく日本のメーカーであるトヨタもスーパーライセンスに関する問題で、一時今シーズンここまで獲得したポイントがすべて剥奪されてしまうのではないかというニュースが流れましたね。しかし、幸い今回の件はFIAも大目に見てくれたようで、トヨタは何の処分も受けずに済んだようです。よかったですねえ。今トヨタはF1参戦4年目にして、初めてコンストラクターズランキング2位をキープしていますからねえ。これでポイントをすべて剥奪されてしまったら、トゥルーリの活躍が無駄になってしまいますからね。

 F1ドライバーやF1チームがF1グランプリに参戦するには、FIA(国際自動車連盟)が発行するスーパーライセンスが必要なのですが、このスーパーライセンスを発行してもらうためには、例えば日本のチームや日本のドライバーだったら日本国内のライセンス、イギリスだったらイギリスのライセンスと、当該国ライセンスの更新が必要になります。
 ところが、トヨタはこの当該国ライセンスの更新をしないままF1グランプリに出場していたとして、場合によってはサンマリノグランプリまでの全ポイントの剥奪も予想されていました。トヨタがライセンスの更新を怠っていたのがチームのライセンスなのか、ドライバーのうちの誰かのライセンスなのかは定かではありませんが、いずれにしてもそのライセンス更新の管理はチームであるトヨタがしているので、責任はトヨタにあるといえます。

 しかしながら、今回の件は明らかに意図的な不正行為ではなく、単なる手続き上のミスに過ぎないということで、トヨタは今回厳重注意を受けただけで、具体的な処分は免れることになったというわけです。
 まあそうですよね、ライセンスを更新しないことで何かメリットがあるわけでもないし、ライセンスを更新しなかったからと言ってレースでのパフォーマンスで何か有利に働くことなどないわけですから、何も処分されなかったのは当然のことだと思います。

 まあ明らかな義務違反ですから、罰金ぐらいは科してもよかった気もしますが……。



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 ♪オレは風邪気味バラバラマン
2005年05月18日(水)

 上の題名は、たぶん知っている人はほとんどいないと思いますが、僕が小学校一年生ぐらいの頃にテレビでやっていた「ロボット8ちゃん(はっちゃん)」という、実写ものの子供向けテレビ番組のエンディングテーマです。一応「ロボコン」と同じようなシリーズだと思うのですが、他に「バッテンロボ丸」なんてのもやっていたような気がします。
 で、バラバラマンというのは「ロボット8ちゃん」で言うところの悪役で、ある日空から落ちてきた記憶喪失の迷子ロボット8ちゃんが、ロボット管理庁未登録のロボットであるためスクラップにしようとしている人です。斎藤晴彦が演じていました。

 「タイムボカン」シリーズでも、オープニングは主役側のテーマソング、エンディングは悪役側のテーマソングというのがこの頃の子供向けの主流でしたが、この「ロボット8ちゃん」も、エンディングは悪役のバラバラマンのテーマ曲になっていました。毎週毎週「♪オレは戦うバラバラマン、オレは風邪気味バラバラマン」と歌っているので、この人の風邪はいつになったら治るんだろうと子供ながらに思っていました。

 えーと、どうでもいい前置きがものすごく長くなってしまいましたが、今日は朝から風邪気味です。微熱があり、のどが痛いです。朝からトローチを舐めながら仕事をしていたのですが、微熱のせいで何だか身体もだるく、仕事の能率も悪かったです。夕方から少し寝たのですが、そのせいで仕事が遅れてしまい、熱は下がりましたが仕事が夜中の3時までかかってしまいました……。



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 「エンジン」はなかなか面白い
2005年05月17日(火)

 キムタクがレーサー役を演じて話題になっていた月9ドラマ「エンジン」ですが、昨日で第5話が終わりました。このドラマは欧州F3000のドライバーだったキムタク演じる神崎次郎が、チームを解雇されて失意の帰国をし、父の経営する児童養護施設に居候しながら、国内でのレーサー復帰を目指すというストーリーです。

 これまでにも何度か書いているように、基本的にはその父親が経営する児童養護施設の子供たちと、挫折している次郎との交流を描いたホームドラマ的な内容なのですが、やはりトヨタの全面バックアップを受けており、しかもフォーミュラニッポンの元ドライバーで現チーム監督の近藤真彦をアドバイザーとしてつけているだけあって、ちゃんと要所要所ではレースドラマしてるじゃん、と感心しています。
 しかもそのレースシーン、今はまだ本格的なレースシーンは登場していませんが、次郎がかつて在籍していた国内F3チームでの、エースドライバーとのマッチレースのシーンなどはよくできていて、トヨタが買い取って自社のサーキットにした、まだリニューアルして間もない新生富士スピードウェイを舞台に、なかなか迫力のあるバトルを見せてくれます。もちろんマシンはF3のマシンではありますが、実際にドライブしているのはスタントマンか本物のレーサーでしょうけど、そのポイントポイントでキムタクやエースドライバー役の視線を交え、さらにオーバーテイクシーンなどではマシンの乗っているキムタクをかなり引き気味で撮っており、あたかもキムタクが実際にマシンの乗って走っているかのように見えます。
 特にCGを使ったり迫力を出すために変な演出などもされておらず、淡々と走っているのをカメラワークやアングルで見せているので、それが返ってリアルに表現されていると思います。

 ドラマの制作費用や諸処の問題を考えると、実際の決勝レースのような十数台のマシンでのレースシーンというものはなかなかドラマでは再現できないでしょうし、ストーリー的にも無理があると思いますが、F3のマシンで、それも実力を試すための2台だけのマッチレースだったらストーリー的にも納得できますし、トヨタの協力があれば実現できますから、それらを効果的に使ってドラマを盛り上げているなと思います。

 レースシーンだけでなく、児童養護施設での子供たちとの交流シーンも、共感できる部分も多く、非常によくできていると思います。様々な家庭の事情で親と別れて共同生活をしている子供たちは皆、様々な不安や問題を抱えています。そんな中に「元レーサー」という型破りでマイペース、それでいて挫折して悩んでいる次郎が現れ、徐々に子供たちはこの次郎という子供のような大人に影響されていきます。
 子供たちが抱えている悩みと次郎が抱えている悩みがうまいことリンクしており、それでも何事も決してあきらめない次郎の前向きな姿勢が、子供たちだけでなく、彼らを見守る保育士たちにもシンクロしていきます。次郎の行動や発想は、子供たちや保育士にとって、まさに「目からウロコ」というわけです。

 ただ、このドラマ、ひとつだけ不満があります。それは、泉谷しげるの良さがほとんど出ていないと言うことです。泉谷しげるといえば今や様々なドラマに出演する、頑固者で言葉遣いが乱暴な演技が定評のあるベテラン俳優ですが、彼の今回の役所は、次郎がかつて在籍していた国内F3チームの監督というものです。僕が知る限りでは、泉谷しげるの役所ではかなり地位が高く頭も切れそうな役所ですが、車椅子に乗っていて、いつもチームの帽子とカッコイイ目のサングラスをかけており、言葉数も少なく、何を考えているのかわからないようなキャラクターです。そのため知らない人が見たら、一見泉谷しげるだと気付かない人もいるかもしれないほどです。
 僕は役者としての泉谷しげるはかなり尊敬しているのですが、このドラマではその彼の真骨頂が観られず、かなり違和感を感じています。もちろん現時点では意図的にそういったものを抑え、後半で彼の良さが活かされていくのかもしれませんが、泉谷しげるには、もう少しいつものように怒鳴り散らしてもらいたいものです。個人的な意見を言わせてもらうと、泉谷しげるにはこういった上品な役は似合わないような気がします。



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 DTM、ミカ・ハッキネン早くも勝利!
2005年05月16日(月)

 昨日、ベルギーのスパ・フランコルシャンでドイツツーリングカー選手権(DTM)第3戦が行われ、元F1チャンピオンで今年から現役に復帰したミカ・ハッキネン(メルセデス)が自身初のポールポジションから初優勝を成し遂げました!2位はマティアス・エクストロム(アウディ)、3位はトム・クリステンセン(アウディ)でした。ジャン・アレジ(メルセデス)も4位でフィニッシュしています。

 今回20kgのバラストを積んで戦わなければならなかったハッキネンでしたが、参戦わずか3戦目にしてポールポジションを獲得した彼は、スタートでは2番グリッドのエクストロムに前に出られますが、素晴らしいドライビングと2回の完璧なピットストップでリードを取り戻すと、見事初優勝を成し遂げました。
 ハッキネンはレース後「僕にとって最高の週末だった。ただ、ものすごく疲れたよ。予選からして大変な戦いだったんだ。今日勝てたのは、本当にチームのおかげだよ。マシンはパーフェクトだった。僕自身、スタートだけはまだ練習を積む必要があるね」と語りました。
 この勝利でハッキネンは、エクストロム、ジャン・アレジ(メルセデス)と同点でランキング2位に浮上し、トップのゲイリー・パフェット(メルセデス)に2点差で迫っています。

 開幕戦はピットスルーペナルティを受けながら8位入賞、第2戦は3位表彰台、そして今回第3戦目にして早くも優勝しちゃいましたよ!F1時代にはミハエル・シューマッハが彼のことを「悪魔のように速い」と言っていたことがありましたが、やっぱりハッキネンは、今でも速いドライバーなんですねえ。もちろんブランクもありましたのでF1で再びレースを戦うには体力的な問題があると思いますが、DTMはいわゆるハコ車でのレースですからF1ほどGがかかりませんし、周回数も今回のスパ・フランコルシャンでは24周、レース時間も1時間程度なので、F1ほど体力的にはきつくない分、まだまだ続けていけるカテゴリーだと思います。
 今年は成績も文字通り8位、3位、1位と登り調子ですから、このまま行けば最後までタイトル争いを繰り広げてくれることと思います。F1時代と同じメルセデスのマシンですが、F1ほどマシントラブルはないでしょうから、きっと今後も安定した結果を残してくれることと思います。

 ハッキネンは先週木曜日に女の子が誕生し、アイナユリアちゃんと名付けられ、今年5歳のヒューゴ君はお兄ちゃんになりました。そしてその週末は土曜日にDTMで初のポールポジションを獲得、そして日曜日にDTM初勝利ですから、先週のハッキネンは良いことづくしでしたね。以前F1時代、ヒューゴ君が誕生した時には成績がイマイチぱっとせず、関係者などから「子供に夢中でレースに身が入っていないのでは」などと囁かれたこともありましたが、今回はそんなことのないよう頑張って欲しいものですね。せめて2人の子供がちゃんと「お父さんはレーサーである」と認識できて、現役で活躍している姿をたくさん見せて、「お父さんはすごい!」というのを見せつけて欲しいものです。

 で、このDTMのテレビ中継は、スカパーのスポーツISPNで今週末にようやく開幕戦を放送してくれます。今週末はF1モナコグランプリと重なってしまいますが、何とか頑張って両方キャプチャーできるように頑張りますぞ!



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 梅田「HEP FIVE」の観覧車に乗る
2005年05月15日(日)

 今日は大阪・梅田の中心にある「HEP FIVE(ヘップファイブ)」にいってきました。「HEP FIVE」は次世代の都心型テーマパークを複合した商業施設で、地下1階から地上6階までがファッション、雑貨などの店舗、7階と5・6階の一部が飲食店、地下2階および8・9階がアミューズメント施設となっています。

 この施設の最大の特徴は何と言っても直径75mの赤く塗られた巨大観覧車です。観覧車は建物の上部に食い込むように設置されていて、その下は6層吹抜けのアトリウムになっています。乗り場は7階にあり、ゴンドラは屋上を抜けて地上106mの高さまで上昇、大阪の都心部を一望することができます。夜間にはコンピュータ制御された投光器によってライトアップされ、施設のシンボルとなっているそうです。
 建物の屋上に観覧車を乗せた例は少なくありませんが、回転軸の下側が建物の中に含まれるように一体化した観覧車は日本でも初めてだそうで、また高層建物上にこれほど大規模な観覧車が設置されたことは世界にも例がないそうです。

 遊園地などにある観覧車は、円の底辺、つまりゴンドラが一番下の位置に来る地点が地上なので、ゴンドラが一番高いところに来てもそれほど高さを感じませんが、「HEP FIVE」の観覧車は乗り場が7階にあるので、すでに観覧車の一番低い位置が7階部分ということになります。そのため写真を見ておわかりのように、ゴンドラが一番高い位置に来る時は、予想以上に高い位置だったので、もちろん眺めは最高でしたが、ちょっと怖かったですね。でもおかげで昨日の通天閣といい、普通ならヘリコプターにでも乗らない限り滅多に撮影することができない大阪中心部の空撮を撮ることができて貴重な体験をしました。観覧車から撮影した写真は、またどこかで載せたいと思っています。

 この「HEP FIVE」の観覧車を初めて観たのは、昨年の6月に友達の結婚式に出席するために大阪へ行った時で、そのときは梅田駅から見えた、街のど真ん中にある観覧車に驚きました。しかも真っ赤に塗られていてかなり目立っていたので、やはり大阪は規模が違うなあと実感しました。観覧車はないにしても東京も超高速ビルが建ち並んでいて圧倒されるのですが、僕的には大阪の方がまだ親しみを感じます。やはり住んでいる人たちが関西人でバイタリティに溢れているからでしょうか。
 それで、その昨年の6月の時は結婚式場に向かっている途中だったのでこの観覧車に乗ることができなかったのですが、次に大阪に来た時は是非乗りたいと思っていました。今回それが実現できて良かったです。



梅田「HEP FIVE」



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 Mako、大阪・新世界へ行く
2005年05月14日(土)

 今日は大阪に住んでいる大学時代の友人たちに会いに、大阪へ行きました。今日は僕のために7人が集まってくれることになったのですが、そのうち6人は夜から合流し、昼間はNくんと会いました。

 昼過ぎに大阪に着き、Nくんとは心斎橋のパルコで待ち合わせたあと、兼ねてから是非行きたいと思っていた美味しいラーメン屋「神座(かむくら)」に食べに行きました。今回はとりあえずスタンダードなラーメンを食べたのですが、その中に入っていたチャーシューがとても美味しかったので、チャーシュー麺にすればよかったと後悔しました。味は、同じく大阪にある「金龍ラーメン」よりはさっぱりしていました。金龍も好きですが神座も美味しかったです。最初は何もトッピングせずに食べ、その後ニラを入れ、ニンニクを入れ、トーバンジャンを入れ、4種類の味を楽しみました。

 神座で食べた後は、腹ごなしをかねて通天閣に案内してもらいました。僕は大学時代、4年間も大阪にいたのに一度も通天閣に登ったことがなかったので、Nくんに通天閣へ連れてって欲しいとお願いしてあったのです。
 通天閣のある新世界に向かうため、地下鉄に乗って動物園前駅で降りると、そこはさっきまでいた心斎橋とは、また違った街並みでした。昭和の風情を残す下町で、建物といい看板といい店構えといい、非常にノスタルジックな街でした。心斎橋のアーケードと比べてとてものどかな商店街を歩くと、「スマートボール」と呼ばれる昔流行ったピンボールのようなゲームが置かれている古い遊技場があったので、思わず入ってしまいました。店は非常に古く、店の中に並んでいるスマートボールの台もどれも年代物でしたが、1ゲーム100円でできるからか、土曜日の昼間から店はおじさんおばさん、それに若いカップルから子供連れの家族などで賑わっていました。


新世界の町並み

 スマートボールはレベッカの歌詞の中で出てきましたが、実物を見たのは初めてでした。100円なのでNくんとともにやってみることにしました。100円を入れると台の上に白い球が30個出てきて、それを1個ずつ打って行きます。球はピンボールの球と同じぐらいの大きさでした。「5」と書かれた穴に入ると5個球が出てきて、「15」という穴に入ると球が15個ごろごろと派手な音を立てながら出てきました。台にはパチンコのように釘が無数に打たれているのですが、なかなか数字の書かれた穴に球が入ってくれず、うまいことできてるなあと思いました。それでも何度か穴に入り、100円で結構長い時間楽しむことができました。
 しかし、このお店は球をお金に換金してくれるお店ではなく、景品は30個で「コアラのマーチ」、50個で「チップスター」、70個でぬいぐるみと、あまり魅力的なものではなかったので、早々に切り上げました。


スマートボール


スマートボール屋さん さて、さらに新世界の町を進むと、いよいよ向こうの方に通天閣がその姿を現したのですが、思ったよりでかかった!新世界はそれほど高いビルがなく、せいぜい3〜5階建てのビルばかりだったのですが、その町並みを見下ろすかのように、通天閣がそびえ立っていました。
 近づいていくうちにその姿はどんどん大きくなり、麓に辿り着くと、見上げんばかりのレトロな塔が建っていました。まるで手塚治虫の漫画に出てくるような、昔の人が想像した未来の建物のような形でした。
 さっそくエレベーターに登り通天閣に登ると、中は割とどこにでもあるような売店があったり、なぜかマッサージチェアーが並んでいたり、卓球台があったり、古い機種のプリクラ機が置かれていたりと、普通のお土産やさんでした。
 しかし、いざその一番上の展望台に登ってみると、360°大阪を一望でき、思わず息を呑んでしまいました。こうして大阪の町を一望できるのは、新世界に高層ビルがないからなのでしょう。眼下には阪神高速や近鉄電車などが通っており、建物がマッチ箱のように小さく、「シムシティ」のような感覚でした。
 で、その通天閣のすぐしたあたりに天王寺動物園が見えたので、まだ夜まで時間があったので、動物園にも行ってみることにしました。


通天閣の展望台から望む大阪

 天王寺動物園も、行くのは今回が初めてです。3時50分に入園したのですが、トラ、ヒョウ、ライオン、オオカミなどの肉食動物は4時にエサを与えるために奥に入れてしまうということだったので、まずはそれらを優先的に観ることにしました。
 その後は4時半にエサを与えるという草食動物たちをゆっくりと観ました。しかし、一番観たかったゾウはエサの時間がわかるらしく、エサの時間が近づいていたので、エサ欲しさに一番奥の檻の入口を何度も押し開けようとしていました。おかげで大きなお尻しか観ることができませんでした。ゾウの前で10分ぐらい粘ってみましたが、結局最後までゾウはこちらを向いてくれませんでした。キリンは、どこにも見あたりませんでした。すでに中へ入れてしまった後のようです。
 天王寺動物園の園内には、熱帯雨林のジャングルに見立てて様々な木々が植えられており、その中を歩きながら時折聞こえてくるサルや鳥の鳴き声を聴くと、まるで本当にアフリカかどこかのジャングルに来ているかのような錯覚に陥り、さながら冒険気分を味わうことができました。これも、まわりに高いビルがないからそう言う気分を味わえるんですね。その後はまだ時間があったので、園内のジャングルムードぶちこわしのフードコーナーでコーヒーを飲んで、しばらくNくんと世間話をしてくつろいでいました。


オランウータン


トラ

 いや〜、新天地は初めて行きましたが、どこも味があってとっても面白い町で感動しましたぞ!大阪に到着してからここまでで36枚撮りフィルムを4本も使い切ってしまいました。

 その後は梅田に移動し、他の連中とも合流し、楽しい宴会を催しました。最初は普通の居酒屋に入って食事をしながらお酒を飲んでいたのですが、そのお店はかなりにぎやかなお店で、しかもちょうど近くのうるさいお客さんたちがいたので話し声が聞こえにくかったため、その後落ち着けるショットバーに場所を移し、夜中の4時過ぎまで飲んでいました。今回は友達の家に泊めてもらったのですが、眠りについたのは白々と夜が明け始めた朝の5時過ぎ。おかげでぐっすりと眠ることができました。



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 明日から大阪へ行って来ます
2005年05月13日(金)

 実は僕、明日から大阪に行くことになりました。今回は大学時代の友人たちに会うためだけに大阪へ行って来ます。で、僕が行くからみんな集まれないか?と声を掛けたところ、僕のために7人も集まってくれることになりました。土曜の夜は久しぶりに大阪で飲んで騒ぎたいと思います。

 ところで、土曜の昼間は、新世界に行ってきます。大学時代に4年間も大阪に住んでいたのに、一度も通天閣に登ったことがないんですよね。というか生で見たことすらありません。今回は愛用のカメラ「EOS7」を持っていくので、いっぱい写真を撮ってきたいと思っています。
 また、難波の美味しいラーメン屋「かむくら」にも行って来ようと思っています。楽しみだなあ〜。大阪での模様は、来週にでもVoiceで書きますのでお楽しみに。

 ところで、Barにも書きましたが、明日の天体観測会は欠席します。どなたか参加された方、星の数を書いておいていただけると助かります。ぽよぎのお相手もよろしくお願いしますね。

 では、行って来ま〜す!



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 M-NEST F1レポートもようやく開幕
2005年05月12日(木)

●F1オーストラリア・スペインレポートをアップ
●「CINEMA DATA BASE」を更新

 今シーズンのF1グランプリもすでに5戦が終了し、来週には第6戦モナコグランプリが控えていますが、うちのF1レポートもようやく連載を開始することができました。今回は開幕戦オーストラリアグランプリと第2戦マレーシアグランプリの2戦をお送りする。

 ……え?さんざん遅れたくせに何だかえらそうだって?ちょっとスポーツISPNのDTM番組紹介を真似てみました。最近のVoiceをくまなく読んでいる方にはわかってもらえるかと……。

 さて、レポートですが、開幕戦オーストラリアは、フィジケラのこれまでの不思議なジンクスに焦点を当て、かなり多くの量を書いています。マレーシアグランプリはルノーの明暗とフェラーリ不調の理由について短く言及しています。今年はそれほど辛口には書かないつもりなので、皆さん安心して読んでみてください。
 ちなみにF1の扉ページではリンクされていませんが、マレーシアグランプリのページ最下部の「NEXT」ボタンを押すと、第5戦までのヘッドラインとリザルトだけはすでに見ることができます。まだレポートはダミーのままですけどね。こうしておくと、あとはレポートの内容だけ書いてコピペすれば良いだけなので楽なんですよ。モナコグランプリも控えているので、下準備だけは整えておいたんです。

 それから、「PRIVATE」の「シネマデータベース」も更新しました。今回追加したのは、最近観た「ハイド・アンド・シーク」、「ハウルの動く城」、それに学生時代に観て忘れていたミュージカル映画「五つの銅貨」、そして先週日曜洋画劇場でやっていた、サミュエル・L・ジャクソン主演の「交渉人」です。興味のある方はまた見てみて下さい。



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 さくらももこ「コジコジ」
2005年05月11日(水)

 昨日の「大東京ビンボー生活カタログ」に続いて、今回も僕が最近お気に入りの漫画のご紹介です。

 さくらももこと言えば、「ちびまる子ちゃん」で知られる静岡市清水区(旧清水市)出身の漫画家ですが、静岡市と清水市が合併したので、さくらももこは僕と同じ市の誇れる有名人ということになりました。さて、このさくらももこが1995年から雑誌「きみとぼく」で連載した「コジコジ」という漫画にハマってます。

 この漫画はメルヘンの世界に住んでいるメルヘンの住人たちが「人間を楽しませる使命」を学ぶために学校に通い、スヌーピーやミッキーマウスなどのような人気キャラクターになるための勉強をするという設定で、主人公の大バカ宇宙生命体・コジコジと様々な個性的なメルヘン(?)キャラの日常を描いたギャグ漫画です。
 ギャグ漫画といってもかなりシュールな内容で、とにかく主人公のコジコジを筆頭に、多くのキャラクターがおばかさんなのです。さくらももこ曰く「メルヘンの世界とナンセンスを組み合わせてみようという、新しい“笑い”の感覚への挑戦」という名目のこの漫画、読んでみると「ちびまる子ちゃん」とはまた違った世界観で、読めば誰もが爆笑の渦に巻き込まれてしまうでしょう。
 やはり何といってもコジコジのおばか加減が最高で、コジコジはかわいい顔をして脳天気で何を考えているかわからず、人の話をまったく聞いていません。一番仲のいい半漁鳥の「次郎」をいつも困らせています。わざとやってないか?と思わせるほどの大ボケを毎回かましてくれるので、ワンパターンなのになぜかいつも笑ってしまいます。

 そんな「人の話を聞かない」というコジコジのボケで、全3巻中僕がもっとも爆笑したのは1巻の第3話。クラスで「ちびまる子ちゃん」の劇をやろうということになったのですが、まる子役になった「天使ルル」がまる子役を嫌がってどこかに行ってしまった後の、コジコジと半漁鳥・次郎くんとのやりとりです。

コジコジ「ルルちゃんが行ってしまいました」
次  郎「知ってるよ、オレだって見てたんだから」
コジコジ「さてこの先いったいどうなることでしょう」
次  郎「他の誰かがまる子役をやって、このまま続くんだろうなあきっと」
コジコジ「次郎君はどう思う?」
次  郎「今、言ったけど……」

 いや〜この最後のセリフのコマには笑った。いやほんと次郎の顔がサイコーに面白いッス!



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 前川つかさ「大東京ビンボー生活マニュアル」
2005年05月10日(火)

 今日は仕事の帰りに古本屋に寄って、前川つかさの「大東京ビンボー生活マニュアル」という漫画を買ってきました。実はこの漫画、大学に入学した時に第1巻だけ父からもらったのですが、とても好きな漫画だったのでいつか全巻揃えたいなと思っていたんです。で、先日久しぶりに読んでやっぱり面白かったので、今日思い立って古本屋に探しに行きました。全5巻で完結しているのですが、2、4、5巻を手に入れることが出来ました。3巻はまた探します。

 この漫画は1986年から1989年に「週間モーニング」に連載されたほのぼの系の清貧物語です。東京の下宿屋「平和荘」に住む主人公「コースケ」と彼女や近所の人たちとの交流を描いた、ビンボーがテーマのマンガですが、悲壮感が全く無くて、むしろ幸せとか自由を感じます。今でいうフリーターの人生観のようなものを描いていると思えます。節約ネタも豊富で、いかにお金をかけずに生活をエンジョイするかを描いています。

 内容は、ひたすら主人公コースケの徒然なる日常が描かれています。コースケは地方から上京してきて、大学を出た後も定職に就かずに、東京の平和荘という安アパートで暮らしています。アパートの住人、大家さん、そしてカノジョ、近所に住むタバコ屋の老夫婦、百円屋の夢二さん、弁当屋のおばちゃん、トンカツ屋の店主、お寺の和尚、大道芸人のキサブローさん、屋台「神様ラーメン」のおやじといった登場人物たちに囲まれて、コースケはビンボーでも楽しく暮らしているのです。その生活は、絶対にありえないだろうけれど、リアリティのある生活用品、郷愁を誘う人間模様を描くことで、「どこかにあってほしい」と思わせるものばかりです。

 絵柄も、特に上手い絵というわけではありませんが、色々なものがコマの中にごちゃごちゃと描かれていて、それがまた味があっていい感じです。コースケも特にかっこいいわけではなく、どこにでもいそうな普通のほのぼのとしたお兄さんと言った感じです。じっとしているのが特技で、誠実で優しさに溢れており、本を読むのが好きで結構頭もよく、ジャズやブルースを愛し映画もよく観たりとなかなか趣味も良いです。なので誰からも愛されており、みんなが「コースケ」「コースケ」と彼を呼び止めます。

 さて、このコースケ君には、非常によくできたカノジョがいます。しかもかなり美人です。名前はひろ子さんというのですが、見た目はこちらもどこにでもいそうな割と質素な感じの娘なのですが、とにかく現実にはなかなかいないほど気立てが良いのです。しかも芸術系を目指しているようで、絵心もあり、かなり才能がありそうです。
 カノジョは特にビンボーではないのですが、コースケのアパートに差し入れを持ってちょくちょく遊びに来ては何をするでもなくのんびりとしたり、コースケの貧乏料理を美味しそうに食べたり、たまには街で待ち合わせをしてどこかへ遊びに行ったりと、コースケの生き方や考え方、コースケのすべてに共感しているといった感じがします。きっと東京という大都会に住んでいるので、コースケのほのぼのさが、そんな日常の喧噪を忘れさせてくれるのかもしれません。

 「大東京ビンボー生活マニュアル」のひろ子さんは、僕にとっては究極の理想の女性像といえるかもしれませんね。こんな女性がそばにいたら、確かに他には何もいらないと、心から思えるかもしれません。こんなによくできた女性は現実にはなかなかいそうにないですが……。



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 トップページの音楽を制作
2005年05月09日(月)

 現在うちのトップページはFlashムービーになっていますが、あのFlashに曲をつけようと思い、制作しているところです。ちなみに約7割はできています。しかし、うちにいらしてくださる方の中には、職場などから繋いでいる方も多いかと思いますので、デフォルトは音無しの状態で、ボタンを押すと音楽入りで再生できるようにしようと考えています。ただしそのやり方は現在勉強中です。

 さて、その曲ですが、やはりトップのFlashがインフォメーショナルなものなので、曲調は至ってシンプルで差し障りのないものにしようと思っています。いわゆるイージーリスニングというわけですな。劇的で迫力のあるものよりも、穏やかで飽きが来ないものが理想ですね。

 もし曲が完成して公開したら、M−NESTでは初めて僕の音楽が公開されることになるわけですね。そもそもM−NESTというのは、僕の音楽の仕事での社名なのですが、HPに来てくださる方々は、ロゴに「ミュージックスタジオ」と入っているのに、HPに全く音楽のコンテンツがないじゃないかと思われている方もいらっしゃると思います。そんなわけで、一応「ミュージックスタジオ」と銘打っているので、そろそろそれらしくしようかなと思った次第です。まあ、とりあえずはトップページだけですけど……。

 しかし……Barでクハナさんによって教授との関係を知られてしまったので、僕の音楽を初公開するのは何だかものすごいプレッシャーですな。「教授の弟子なのにこの程度なの?」とか思われないよう、カッコイイものをアップしたいと思います。



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 F1スペイングランプリ、ライコネン優勝!
2005年05月08日(日)

 スペイン、バルセロナサーキットで行われたF1第5戦スペイングランプリは、マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンがポールポジションから圧倒的な速さで2位フェルナンド・アロンソ(ルノー)との差を広げ、一度もトップを明け渡すことなくそのままチェッカーを受け、今季初優勝、通算3勝目をマークしました。
 一方、前回サンマリノグランプリで驚異的なスピードを見せつけてアロンソと激しいバトルを繰り広げたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は、このスペインで初優勝をものにするかと思われましたが、予選から振るわず、決勝では2度にわたるタイヤのパンクで今季3度目のリタイヤを喫してしまいました。
 ヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハのトヨタコンビは3位、4位でフィニッシュしコンストラクターズ2位を維持しています。以下フィジケラ、ウェバー、モントーヤ、クルサードまでが入賞し、もう1台のフェラーリ、バリチェロは9位に終わりフェラーリはノーポイントに終わりました。

 いや〜しかし今回のキミは速かった!前回もポールポジションからスタートし、マシントラブルでリタイヤするまでは2位アロンソを引き離しており、マクラーレンも速くなってきたかなとは思っていましたが、まさかここまで速くなっていたとは……。前回のレースの続きが、今回のレース結果だったんですねえ。それを考えると、前回も速さだけなら十分優勝できるだけのものを持っていたわけですね。

 ここバルセロナはマクラーレンにとっては最も得意とするコースで、かのミカ・ハッキネンもこのコースでは確信的な強さを誇っていました。彼がタイトルを獲得した98、99年はここできっちりと勝ち、シーズン序盤に出遅れた2000年も、得意のスペインで勝利を挙げて復調のきっかけを作りました。
 そしてミカファンにとっては何とも印象的だったのが2001年、レース終盤にトラブルを抱えていた2位ミハエル・シューマッハを置き去りにして独走態勢を築いていたハッキネンは、最終ラップ、それもあとほんの数コーナーでゴールという場面で突然エンジントラブルにより失速してしまい、劇的なリタイヤをしてしまったというレースでした。
 あのレースは結果的にハッキネンはリタイヤに終わりましたが、終始ハッキネンのレースだったことは言うまでもなく、逆転勝利を飾ったシューマッハはもちろん、観客の誰もがハッキネンのレースを頌えました。レース後シューマッハと抱き合っていたハッキネンの顔も、実に晴れ晴れとしたものでした。信頼性不足が深刻だったマクラーレンを象徴するレースでしたね。

 そんなわけでスペイングランプリはマクラーレンにとっては非常に縁起のいいサーキットであるわけですが、そのスペインで同じフィンランド人の、ハッキネンの正当な後継者とも言うべきキミ・ライコネンが勝利したというのは、何だか感慨深いものがありますね。ハッキネンも2000年はここからタイトル争いに加わっていきましたから、ライコネンもそのときと同じように、現在首位をひた走るアロンソを追いかけて欲しいものです。ただ、ハッキネンは2000年のアメリカグランプリでエンジントラブルに見舞われ、事実上タイトルが絶望的になってしまいましたが、今年はそんなことにはならぬよう、最終戦までタイトルを争って欲しいものです。

 それにしても、キミってまだ3勝目だったんですね。もっと勝っているのかと……。

 さて、もう一人気になるのは何と言ってもシューマッハ、彼もここスペインは2001年から昨年まで4連勝、ベネトン時代にも94、95年と連勝しており通算6勝もしている得意のコースだったわけですが、今回はタイヤのマッチングに問題がったようで予選から全く振るいませんでしたね。
 どのみちシューマッハとフェラーリは心配しなくてもそのうち戦闘力を取り戻し、あっという間にタイトル争いに舞い戻ってくるとは思いますが、ここまでまともにレースができない状況というのは非常に珍しいですね。僕としてはシューマッハには最後までバトルを演じてもらい、その中で若い世代がシューマッハに挑んでいくという姿を見たいのですが、どうも今年のフェラーリは空回りが続いていますね。

 次戦モナコグランプリはシューマッハが最も得意とするサーキットであり、またルノーも得意とするサーキット。テクニックのシューマッハが勝るか、マシンの相性がいいルノーが勝つか、はたまた全く予想だにしなかった大番狂わせが待っているのか、待ち遠しいですねえ。



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 チーズフォンデュの覚え書き
2005年05月07日(土)

【材料】フォンデュ鍋約1個分
・グリエールチーズ    250g
・エメンタールチーズ   250g
 (チーズは全部で500gになるようにする)
・コーンスターチ     大さじ1
・辛口白ワイン      250cc
・にんにく        1かけ
・キルシュ(チェリー酒) 大さじ1
・ナツメグ        少々
・バゲット        1本


【作り方】
1.チーズをすりおろすか細かく刻み、コーンスターチを全体にまぶしておく。
2.鍋の内側ににんにくの切り口をすりつけ、白ワインを入れ火にかける。
3.ワインが温まってきたら、チーズを少しづつ入れ、ゆっくり溶かしていく。
4.チーズがすべてよく溶けたら火を弱め、キルシュ・ナツメグを加える。
5.一口サイズにカットしたパンをフォークにさし、チーズをからめ食べる。

【注意点】
・コーンスターチは熱いものに入れるとだまになってしまうのでしない。
・チーズがとけにくくなるのでワインは決して沸騰させない。
・チーズに塩気があるので基本的に塩・こしょうはいらない。

【その他の具】
・じゃがいも
・にんじん
・カリフラワー
・アスパラガス
・ベビーコーン
・プチトマト
・ホタテ
・海老
・リンゴ
・バナナ
 (下ゆでが必要なものはあらかじめ火を通し、適当な大きさにカットしておく)



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 ミカ・ハッキネン、健在!
2005年05月06日(金)

 昨日はとても残念なお話をしなくてはなりませんでしたが、今日のVoiceは嬉しいお話ですぞ!(少なくとも僕にとっては……)

 98、99年のF1チャンピオンで、その後もまだまだ勝てるだけの実力を残していながら、2001年シーズンをもってファンに惜しまれつつ、あまりにも潔くF1から去ってしまったミカ・ハッキネン。しかし、彼は今シーズンからドイツツーリングカー選手権(DTM)のドライバーとして現役復帰し、4月17日に行われた開幕戦ホッケンハイムでは、うっかりピットレーンでスピード違反を犯してペナルティを受けるというおっちょこちょいな一面も見せつつ、何とか復帰戦を8位入賞という結果で終えることができました。

 そして何と!5月1日に行われた第2戦ユーロスピードウェイ・ラウジッツで早くも3位表彰台に登り、レーサーとしての健在振りをアピールしてくれました!レースはメルセデスのゲイリー・パフェットがスーパーポールから優勝を飾り、パフェットから4秒遅れの2位となったのはアウディのトム・クリステンセン、そしてそのわずか2秒差で、メルセデスに乗るミカ・ハッキネンが3位に入りました!大型ルーキーとして注目を浴びていたハッキネンは「最高のレースだったよ。最初のピットストップで幾分タイムをロスしたけれど、最終的には、DTM2戦目にして表彰台に立つことができ、嬉しくてたまらない」とコメントしました。
 この結果パフェットがランキングトップに立ち、2位は開幕戦ウイナーのメルセデスのアレジとなり、ハッキネンは7ポイントで現在ランキング5位につけています。

 ハッキネンは開幕戦ホッケンハイムでも、ペナルティさえなければ2位表彰台は堅かったと言われているようなので、F1では初勝利までに実に長い年月を費やしましたが、DTMでの初勝利はそう先の話ではないかもしれませんね。もしかしたらデビューシーズンからタイトル争いをする可能性も……。今年のDTMは目が離せません!



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 F1、BARに2戦出場停止処分!
2005年05月05日(木)

 先日BAR・ホンダの「隠しタンク」による不正問題を書きましたが、今日、ついにその最終結論が出されましたね。FIAの国際控訴審裁判は、BARチームに対し「サンマリノグランプリの失格」と「2レース出場停止」という処分を下しました。処分は今回の違反対象となったジェンソン・バトン(3位)だけでなく佐藤琢磨(5位)にも適用されます。ただしサンマリノグランプリの結果自体に変更はないそうです。これによりBARは、今週末に行われる第5戦スペイングランプリと第6戦モナコグランプリに出場することができなくなりました。

 なお、1年間の「謹慎期間」も付加されており、出場停止処分を受けてから1年の間にもし再犯があった場合には、さらに6ヶ月の出場停止処分が追加されることになるようです。

 さてさて、今回のこの裁定ですが、琢磨ファン、ホンダファンの僕としては非常に残念な結果ではありますが、まあ、違反は違反ですから、仕方がない結果、そして極めて妥当な処分だったと言うべきでしょう。FIAが求めていた「今シーズンの残りの全レース除外」はちょっと厳しすぎるのではと思いましたが、公平な目で判断すれば、不正を犯したBARはそれ相応のペナルティを受けるべきですし、FIAとしてもBARを本当に完全にシーズンから除外してしまったら、残りすべてのレースを18台で開催しなくてはならないわけですから興行的にマイナスになるのは必至ですし、両者にとって一番いい落としどころだったのではないでしょうか。

 今回の件でBARは何が悪かったのかもう一度おさらいしますと、まず事の発端であった、「レース後の車検でバトンのマシンの最低重量が規定より少なかった」のが、まずレギュレーションに違反していますね。このことだけならバトンだけに何らかのペナルティを与えれば事は済みます。
 しかし、問題はこのバトンのマシンの違反によって発覚した「隠しタンク」の存在です。ですから、今回の裁定のうちの前戦サンマリノグランプリの失格は、規定最低重量違反を犯したマシンに乗っていたバトンだけでなく、それと全く同じ構造のマシンに乗る琢磨にも適用されたというわけです。至極当然のことですな。
 BARはこの隠しタンクの存在を認めた上で、「もう一つのタンクはいわば車体の一部であり、レース中はいかなる時も規定最低重量を下回ることはなかった」と主張していますが、そもそも燃料タンクが単一ではないということが、すでに今シーズンのテクニカルレギュレーションに違反しています。つまり、第2のタンクが存在するという時点で、BARは有罪と言うことになるわけですね。

 BARが悪意を持って、この隠しタンクを使ってレース中の規定最低重量を欺いてアドバンテージを得ようとしたかどうかは定かではありませんし、我々は知るよしもありません。しかし、サンマリノグランプリ後に車検を担当したスチュワードは、ジェンソン・バトンのマシンのバルクヘッドの裏に、フュエルチャンバーと呼ばれるものが隠されているのを発見しました。このチャンバーの存在は、燃料をバラストとして使用していることを隠そうとする意図を感じさせるものであり、さらに、燃料をバラストとして使っていたと考えると、給油の直前には規定重量を下回る状態で走行していた可能性も十分にあるとみられます。

 F1はスポーツですから、ルールがある以上はルールに従うのが当たり前のこと。それを違反したBARは、罰せられて当然であると言えます。何でBARはこんな事をしてしまったのでしょうか。そのことが一番残念ですね。ドライバーが可愛そうです。それに、やっぱりBARというかホンダには、F1においてスポーツ精神に背くようなアンフェアなことはして欲しくないのです。応援するチームだからこそ、ホンダは健全であって欲しいと願っています。

 ……ま、公平な目で見れば、僕の見解はこんなものですね。ただ、純粋にファンの心情としては、やはりF1はヨーロッパの文化、ホンダやトヨタはいじめられる運命にあるんだなあとつくづく思います。FIAはBARのボロを見つけるチャンスを以前からうかがっていたように思います。しかしサンマリノ以前の3戦は、いずれもBARが完走できなかったために、BARのマシンを調べることができなかったわけですね。つまり、サンマリノでバトンが表彰台に登ったことで、FIAとしてはようやくBARのマシンを徹底的に調べる機会が巡ってきたというわけです。

 しかし、きっと今回の不正を働いていたのがフェラーリだったら、FIAはまったくとがめることはなかったでしょうね。フェラーリやフェラーリファンがF1の興行収益に及ぼす影響は測りしれませんからねえ。だって考えてもご覧なさい、フェラーリのためにイタリアで2回グランプリを開催したいがために、イタリアグランプリの他にサンマリノグランプリがあるんですから……。

 それにしても、ほんと残念な結果です。せっかくBARはサンマリノで好調さを取り戻し、その後のテストではマシン改良が功を奏してコースレコードを叩き出し、しかも今週末はBARが得意とするスペイングランプリだったのにねえ。自業自得と言われればそれまでなんですけどね……。



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 ドラマ「エンジン」を観る
2005年05月04日(水)

 今日は仕事から帰ってきた後、ビデオに録画されているドラマ「エンジン」の第1話を観ました。このドラマは、以前Voiceでも紹介しましたが、現在放送中のフジテレビの月9ドラマで、SMAPの木村拓哉が海外F3000の元レーサーという役を演じるということで、僕も興味を持っていました。

 で、ようやくその第1話を観ることができたのですが、キムタク主演のドラマは脇を固める俳優陣も豪華な面々が集うのが通例なので、「エンジン」もキムタク以外の俳優陣も気になっていました。やはり予想通り共演者は、主役を張れるクラスの俳優が揃っていました。
 ヒロインは小雪で、以下堺雅人、松下由樹、高島礼子、岡本綾がおり、さらにキムタク演じるレーサー神崎次郎の父親役に原田芳雄、次郎がかつて所属していた国内F3チームの監督に泉谷しげるといった顔ぶれです。
 ちなみにこのドラマはレースもののドラマと言うよりは、次郎の父親が経営する子供福祉施設の子どもたちと木村拓哉の交流を描いたホームドラマになるため、ほかにもたくさんの子役が登場します。その数は2歳から18歳までの12人。

 さらにスタッフ陣も、脚本に「GOOD LUCK!」「白い巨塔」の井上由美子、演出に「白い巨塔」「ラストクリスマス」の西谷弘、「僕と彼女と彼女の生きる道」の平野眞、企画に「白い巨塔」「救命病棟24時」の和田行、プロデューサーに「プライド」の牧野正など、豪華な顔ぶれが揃っています。

 さて、ドラマの内容ですが、第1話は、海外のF3000チームに所属していた次郎がトラブルを起こしてチームをクビになり、失意の帰国をして父親の経営する子供福祉施設に居候するという展開でした。その冒頭に登場した、実際にフォーミュラマシンに乗り込んだ次郎が、チームメイトとコース上で激しいバトルを繰り広げるシーンはなかなか迫力もあり、さらに今年のF1開幕戦マレーシアグランプリでロケを行なったシーンもチラリと登場したりと、結構楽しめました。

 キムタクの演技は相変わらず他のドラマと同じような演技で、やっぱりコイツは役を演じ分けられないなあとは思いましたが、今回は「GOOD LUCK!」の「ぶっちゃけ」、「プライド」の「Maybe?」などのような意味不明な決めセリフもなく、まあキャラクター的にも合っているので、特に違和感もなく観ることができます。

 ストーリー自体は、なかなか面白いと思いましたよ。元々「キムタクがレーサーの役を演じる」というだけで、内容はホームドラマになるとは聞いていたので、第1話を観る限りは今後も期待できると思います。それに、ホームドラマとは言ってもキムタク演じる次郎はまだレーサーを続けることを模索しているので、今後もレースシーンなどが登場するのではないかと思っています。
 今のところキムタクのドラマではパイロット役を演じた「GOOD LUCK!」の方が好きですが、アイスホッケーの選手を演じた「プライド」よりはよっぽど面白いと思います。

 まあ、まだ第1話ですから何とも言えませんけどね……。



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 近所のショットバーで飲む
2005年05月03日(火)

 夜、なかなか店を開けてくれない近所のショットバーが珍しく開いていたので、顔を出してきました。ここは小さなバーでカウンター席が7席しかないお店なのですが、マスターが関西人の気さくな方で、年齢も僕とそれほど離れていないので、とてもアットホームな雰囲気でお酒を楽しむことができます。しかも家のすぐ近所で美味しいマティーニを飲むことができるので、僕はこの店をとても気に入っているのです。昔から夢だったんですよね〜!ドラマみたいな、マスターと知り合いの行きつけのショットバーがある生活って。しかもお値段はかなりリーズナブルなんですよ。ほんとにたまにしか店を開けてくれないのが難点ですが……。

 今夜は常連さんのKoさんが1人来ていて、最初のうちはその方と楽しくお酒を楽しんでいたのですが、その後さらに常連さんでお酒はめっぽう強いKeさんが来て、この方がとっても過激で面白い方なので、さらに盛り上がりました。

 おかげで明日も仕事があるので今夜はちょっとだけと思っていたのに、気がつけばマティーニに始まり、ジントニック、ジンライム、バイオレットフィズ、テキーラ、ブラッディ・サム、ジンロックと7杯も飲んでしまいました。しかし、とっても楽しくて美味しいお酒でした。やっぱりここで常連さんやマスターと熱く語り合いながら飲むお酒は美味い!



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 「ハウルの動く城」を観る
2005年05月02日(月)

 昨日は1994年に亡くなったF1界の英雄アイルトン・セナの命日でしたね。セナの詳しい戦績などは2002年5月1日付けのVoiceに書かれていますので、興味のある方は読んで下さいね。

 さて、今日は時間があったので映画館へ行き、宮崎駿監督の最新作「ハウルの動く城」を観に行ってきました。実は宮崎映画を劇場で観るのは、今回が初めてです。しかしもう公開終了が間近なので1日1回しか上映されておらず、ちょうど観ることができて良かったです。おかげで席もめちゃくちゃ空いていました。

 で、内容に関してはネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、僕的には宮崎映画の中では「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」に次いで3番目に好きな作品ですね。やはり僕は男の子なので「ラピュタ」のようなわくわくするような冒険活劇が好きなのですが、「ハウル」はその「ラピュタ」以来久々の男の子が主人公の作品だったし、内容的にもとてもわかりやすく、面白かったと思います。
 日本映画の記録を塗り替えた「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」も面白かったのですが、僕的にはこの2作品に反映されている宮崎監督独特の特殊な世界観や哲学が難解で、1回観ただけでは完全に理解しきれないので、今のところは「ハウル」よりは評価は下です。

 さて、「ハウルの動く城」では、主人公の魔法使いハウル役にSMAPの木村拓哉、ヒロインの少女ソフィ(荒地の魔女の呪いで90歳の老婆にされてしまう)役に女優・倍賞千恵子、荒地の魔女役に俳優・美輪明宏と実に豪華な声優陣が顔を揃えて話題になりましたね。

 まずハウルのキムタクですが、さすがにドラマなどで見せるようなキザな印象はなく、強大な魔力を持ちながら王宮の招請に応じず毎日を無為に生きている美少年を、よく演じていたと思いました。キャラクター(容姿や性格など)とのギャップもなく、ハマっていると思いました。

 次にソフィの倍賞千恵子ですが、このソフィというキャラクターは元々帽子屋で働く若い娘だったのですが、先程も述べたように、呪いによって90歳に変えられてしまいます。で、90歳になってしまったソフィはやはりベテラン女優!と思わせる演技ぶりでしたが、さすがに少女の声は無理があるように思えました。いえね、そりゃ上手いんですけどね、でもやっぱりその声には少女の若々しさがなく、倍賞千恵子の年齢を感じさせてしまいます。どうしても顔と声、それにしゃべり方に違和感を感じてしまいます。
 ただ、ソフィは映画の序盤ですぐに老婆にされてしまいますので、それ以後は全く違和感を感じることなく観ることができました。老婆になってしまった時の演技の変わり様は、まるで声優を変えたんじゃないかと思ってしまうほど見事なものでしたぞ。

 荒地の魔女の美輪明宏は、もう非の打ち所がないくらいハマり役でした。怪しさと言い見た目と言い、荒地の魔女のキャラクターそのものでしたね。

 他に「ハウルの動く城」のマスコットキャラ的存在(「となりのトトロ」で言うところの真っ黒クロスケ)である、動く城の暖炉に住む火の悪魔カルシファーというキャラクターがいるのですが、この役はきわもの系のキャラクターではお馴染みの我修院達也(元・若人あきら)が演じています。彼もおちゃめで人なつっこくかわいらしいカルシファーのキャラクターにピッタリで、僕的にはかなり気に入りました。

 でも、僕がこの映画で最も気に入ったキャラクターは、ハウルの弟子の少年マルクルと、謎の老犬ヒンですな。マルクルの「待たれよ」というセリフとヒンのちょこまかとした動きがとても可愛くて良かったです。で、このヒンはその名の通り、息を切らして「……ヒン……ヒン……」と鳴くぐらいしかセリフがないんですが、この声を演じているのって、原田大二郎だったんですねえ……。別にそんなベテラン俳優を使わなくても良かったような気がするのですが……。でもいい味出していましたぞ!

 もう間もなく公開も終わってしまいますね。まだ観ていない方、あなたが守りたい人と一緒に、観に行ってみてはいかがですか?



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 チーズフォンデュセットを買う
2005年05月01日(日)

 今日の話ではないのですが、先日、静岡市にある「CASA」という日用雑貨のお店でチーズフォンデュセットを買ってきました。以前は人から借りていたチーズフォンデュセットが長い間僕の家に置いてあったので何度か作って、うちでの飲み会などでもてなしたりしていたものですが、そのセットはもうずいぶん前に返してしまったので、また欲しいなとは思っていたんです。先日ちょうど街へ出る用事があったので探してみたら、イタリア製の本格的なものが安く売っていたので、迷わず買ってしまいました。

 ところで皆さん、チーズフォンデュってご存じですよね?

 一応説明いたしますと、チーズフォンデュとはアルコールランプなどで下から熱せられた厚底の鍋の中でとろとろと溶けているチーズに、フランスパンやブロッコリー、ポテトなどをつけて食べる、若い人達の間で注目を集めているおしゃれで人気の食べ物です。

 で、今回買ったチーズフォンデュセットは、イタリア製チーズフォンデュ鍋(耐熱陶器製品・直径19cm、高さ7cm)1個、アルコール式ランプ1個、スタンド1個、フォンデュフォーク4本、トレイ1枚のセットで、あとは薬局で燃料用のアルコールとチーズフォンデュに必要な材料だけ買ってくれば、家庭で手軽に本格チーズフォンデュを作ることができてしまうというものです。

 チーズフォンデュを作るのに必要な材料は、ニンニク、エメンタールチーズ、グリエールチーズ、ワイン、キルシュ(サクランボの蒸留酒)、フランスパン(バケット)、ソーセージ、ブロッコリー、アスパラガス、人参、魚介類、じゃがいもなどです。
 作り方は、まずニンニクを陶器鍋の内側にこすりつけて香りをつけ、コンロで熱しながらエメンタールチーズ、グリエールチーズ、ワイン、キルシュを混ぜて塩こしょうなどで味を調えます。いい感じにトロトロになったら鍋をスタンドに移し、下からアルコールランプで熱し続けます。あとは一口サイズに切ったフランスパンやボイルしたソーセージ、ブロッコリー、アスパラガス、人参、魚介類、じゃがいもなどをフォンデュフォークに刺し、鍋のチーズをつけてそのまま食べます。

 チーズフォンデュのお供には甘口の白ワインがお奨めです。ぜひあなたも試してみてはいかがですか?



チーズフォンデュセット



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