Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 久々にヤフオク出品
2004年04月30日(金)

 久しぶりに、Yahooのネットオークションに商品を出品してみました。うちの母方のおばあちゃんがかつて喫茶店を経営しており、コカ・コーラを取っていたのでその景品としてコカ・コーラグッズをいくつかもらったのですが、そのコカ・コーラグッズ、当然業者だけが手に入れられる非売品で、しかもどれも昭和40年代の年代物!予想ではかなりの値打ちがあるものと思われます。

 今回出品したのはガラス製三角型灰皿1つ。他にこれと全く同じものがもう一つと同じくガラス製の四角型灰皿、そしてコカ・コーラグラスが20個以上あります。現在出品中の灰皿がどれだけの値段で売れるかを見極めた上で、他の商品も順次出品していこうと思っています。一応開始価格は500円で設定してみましたが、たぶん1000円以上にはなるのではないかと期待しています。元手が全くかかっていないだけに、売れれば売れただけ儲かるので今から結果が楽しみです。

 現在、僕のヤフオクの評価は19、F1のミカ・ハッキネンの勝利数20勝まで、あと評価1です!間違ってもマイナス評価にならないよう、誠意を持って迅速に取引を進めたいと思っています。結果はまた後日ご報告いたします。




 休日出勤
2004年04月29日(木)

 今日はみどりの日、昭和天皇の誕生日で祝日ですが、僕は仕事でした。4月は年度始めでどこへ営業に行っても仕事がなく、一応出勤はするのですがすることが何もない状態が続いていたのですが、昨日の夕方に提出中だった仕事の直しが帰ってきて、その直しの量がとても多かったので昨日だけではやりきれず、仕方なく休日出勤をしたというわけです。

 あ〜あ、平日はずっと暇で暇でしょうがなかったというのに、何でよりによって休日に限って仕事になってしまうんでしょうねえ。しかも新規の仕事ならまだ売り上げに結びつきますが、すでに受けている仕事の修正なので売り上げには結びつかないんですよね。まあ修正費としては多少もらえるのですが……。それもとってもすごい量の直しで、朝からやって夜まできっちり仕事でしたよ。やれやれ、ゴールデンウィークはこんな調子で潰れてしまわないことを祈ります。




 イギリスサッカー界で活躍するオレ
2004年04月28日(水)

 昨日お話ししたプレイステーション2のサッカーゲーム「ワールドサッカーウィニングイレブン7インターナショナル」略して「ウイイレ7IN」では、マスターリーグというモードで自分のクラブチームを作り、各国のリーグに参加することができますが、イギリス・ノーザンリーグで活躍する僕のオリジナルチーム「M−NEST Euro」には、選手作成モードで作ったオリジナル選手「中野誠(僕の本名)」が所属しています。国籍は日本人で、各種能力値も僕の身体的能力をベースに入力し、身長、体重、体格も僕のデータを入力し、なおかつ容姿もモンタージュで自分の顔、髪型に近いものを選んでいるので、見た目はかなり僕に似ています。

 で、この中野誠、だいぶ使い込んだのでかなり能力は上がってき、チームでも主力選手として活躍できるまでに成長してきたのですが、さすがに体格、容姿ともに僕に激似なので、まるで僕自身が実際に試合に出ているような錯覚に陥り、その試合の様子を監督モードで見守りながら、たまに中野がアップで映し出されたりするとかなりむかつきます。例えば選手入場の後の整列するシーンでは、中田英寿、トッティ、カーン、ロナウジーニョ、アンリなどといった蒼々たるメンバーの中に混じって余裕をぶっこいて首を回したりしているし、ポジションがフォワードなのでシュートする機会が多く、ゴールを決めたときは調子に乗って観客に向かってガッツポーズを見せ、その後寄ってくる中田やアンリなどとハイタッチや抱擁などをしたりします。

 ……うーむ、自分そっくりの選手を作って自分のチームに登録したはいいが、自分そっくりの選手が活躍するのを自分で見ていてこんなにむかつくとは思いませんでしたね。やはりこのふてぶてしい顔が自分で気に入らないからなのでしょうか、あるいは実際の僕はサッカーなんて全然できないのにイギリス・ノーザンリーグなどという大舞台で活躍しているからなのでしょうか。好調なときは独りで大活躍して実況のジョン・カビラに「中野ッ!ハットトリック達成〜ッ!」などと言われたりすることもありますからねえ。いずれにしても、あまり自分に似すぎた選手を作るのもどうかという気がしてきました。

 このオリジナル選手は、他の実在する選手と違って他のチームから移籍のオファーが来ることはなく、チームから外すには放出するしかないんですよね。でも選手としての能力自体はかなり高いので試合では結構使えるようになり、フォワードのアンリ、オーウェン、アドリアーノが不調なときや、試合途中からの交代要員としては結構重宝したりします。うーん、見ていて腹立たしくて憎たらしくはありますが、まあ、もう少し辛抱してチームに置いておこうかな……。



これが「中野 誠」だ!



ゴールを決める「中野 誠」



アップでテレビに映る「中野 誠」




 M-NEST、サッカークラブチーム発足!?
2004年04月27日(火)

 昨日は「サイバー世界は仮想世界ではない」という長ったらしいお話をしましたが、では「仮想世界」とはいったいどういう世界のことかと言えば、その最たるものが「ゲーム」の世界であると言えるでしょう。昨日のVoiceから一転して今日はゲームの話で恐縮なのですが、ゲームの世界も年々進化して、今ではグラフィックもどんどん実写に近づいてきています。

 僕はゲームオタクとしても知られています。僕がプレイするゲームはもっぱらレースゲームが中心ですが、2002年の日韓ワールドカップあたりからサッカーゲームにも興味を持つようになりました。で、最近は「ワールドサッカーウィニングイレブン7インターナショナル」略して「ウイイレ7IN」をプレイしています。このゲームのマスターリーグというモードで自分のクラブチームを作り、各国のリーグに参加することができます。実際の試合は自分で操作することもできれば、試合自体はコンピューターにやらせて、フォーメーション、戦略、選手交代などの指示だけ自分で行うこともできます。このモードでは試合以外に選手を獲得したり放出したりという「交渉」があり、チームの結果によって得られる資金に合わせて各国、各チームの選手たちと交渉を行って選手を獲得していきます。

 僕も「M−NEST Euro」というチームを発足させてイギリスのノーザンリーグのD2から始めてみました。ユニフォームも自分でデザインすることができるので、「M−NEST」のロゴをイメージしたデザインにしてみました。

 とりあえず1年目をプレイし終わったのですが、シーズン半ばに中田英寿を獲得してリーグ優勝を果たし、トーナメントでも優勝して晴れてD1リーグに昇格となりました。リーグ戦は全14節+プレーオフで12勝6分、負け無しの成績です(というか、負けたらリセットしてやり直しただけなのですが……)。シーズン終了後の交渉でイングランドのオーウェン、フランスのアンリ、イタリアのトッティにカンナバーロなどの有力選手を獲得し、2年目はD1制覇を目指します。

 ベッカム、ロナウド、カーン、デル・ピエーロ、ジダンなどとも交渉してみたのですが、さすがに移籍金と給与の額が折り合わず、交渉は決裂してしまいました。まずは中田、アンリを軸にトップのトッティ、オーウェンにボールを回してサイドからゴールを狙うというスタイルで進めていこうと思っています。うちのフォーメーションは4−4−2です。

 そして何と!この「M−NEST Euro」に選手作成モードで作ったオリジナル選手「中野誠(僕の本名)」がいたりします!国籍は日本人で、各種能力値も僕の身体的能力をベースに入力しているので弱いの何の!使えね〜!ただ、身長、体重、体格も僕のデータを入力し、なおかつ容姿もあらゆるモンタージュの中から自分の顔、髪型に近いものを選んでいるので、見た目はかなり僕に似てブサイクです。ゲーム中のジョン・カビラの実況でもちゃんと「ナカノ」と言ってくれます。オリジナル選手「中野誠」についてはまた後日。



M-NEST Euroのスタメン



M-NEST Euroのユニフォーム



スタンドにはためく巨大フラッグ




 サイバー世界の住人
2004年04月26日(月)

 今日は、少し哲学じみた話をしてみることにしましょう。近年、インターネットは急速に普及し、そのスピードや情報量は年々進化してきました。そのため、今ではインターネットは日常の生活の中で身近なものとなり、SF的な表現をするならば、「サイバー(電脳)世界」はどんどん膨張しています。その世界は、地球上のあらゆる場所に無数に点在しているサーバの中に、数字の羅列、つまりデータとして蓄積されており、通常我々はブラウザの画面の中でしかその世界を見ることはできません。しかしその世界は、確実に存在しているのです。

 サイバー世界は、世界地図のようにその全貌を目で見ることはできませんが、現実世界と同じように、様々な場所が存在しています。例えば現実世界で言うところのコミュニティスペースは掲示板やチャットであり、展示場・図書館などに当たるところは写真や文章などを公開しているページ、その他行政機関や公共施設、ゲームセンターやショッピングセンター、風俗街や売春宿、はたまた無法地帯やスラム街、下手したら戦場に相当する場所までサイバー世界には存在しているのです。そのためサイバー世界においても、人は、誰かと話したり、作品を展示したり、ゲームをしたり、買い物をしたり、エロ画像を閲覧したり、人身売買したり、犯罪を犯したり、テロを起こしたりと、現実世界と同じことをしているわけです。サイバー世界ではそれらが現実世界のように目には見えず、全てがブラウザという端末の中で、世界のどこからでも実行できてしまうところに恐ろしさがあります。

 しかし、サイバー世界は、使い方さえ誤らなければこれほど有益なものはありません。遠く離れた家族とも手軽に連絡が取れるし、遠距離恋愛でも愛を深め合うことができますし、世界中と繋がっているのでどこへでも一瞬で飛んでいくことができ、あらゆる情報を取得することができます。10年前では考えられなかったことですね。

 そしてこのサイバー世界は、決して「仮想世界」ではないことも忘れてはなりません。目には見えない世界であるが故に、サイバー世界での出来事は「現実ではない」と思われがちですが、サイバー世界での出来事は確実に、現実世界に影響を及ぼしているのです。サイバー世界でも人と人との対話ができるわけだし、ゲームもできればものだって買うことができます。もちろんサイバー世界での取引で実際にお金が動き、現実に人が売られ、売春行為が行われ、テロにを起こそうと思えば、知識さえあれば国家の防衛システム、ミサイルまで操作することも可能なのです。

 それは、サイバー世界を行き来する住人が、すべて「意志を持った人間」が作り出したものだからです。もちろん実際に肉体がサイバー世界にあるわけではありませんが、サイバー世界の住人は、自分の意志でものを考え、発言し、行動しているのです。つまりサイバー世界の住人は、少なくとも現実世界の人間が操っているひとつの人格なのです。

 サイバー世界の住人と、それを操る現実世界の人間で人格や性格が違うこともあるでしょう。また1人の人間がサイバー世界で複数の住人を操っていることもあるでしょう。しかしそれらは、現実世界で言うところの「別の人格を演じる」、そして「複数の人格を演じる」ことと同じなのです。ですからそのサイバー世界の1人の住人は、すべてそれを操る現実世界の人間の一部であると言い切ることができます。つまり現実世界の僕も、サイバー世界での僕も、どちらも僕の一部であるということです。そういった意味で、サイバー世界は「仮想世界」ではないと言えるのです。

 このことから何が言えるかと言えば、サイバー世界でも現実世界と同様、あるいはそれ以上の友情や愛情、信頼関係が築けると言うことです。そしてそれらは決して「仮想」ではなく、「現実」であると言えるのです。実際出会い系サイトで知り合った男女が現実世界で結婚することもあれば、オフ会で実際に顔を合わせて親睦を深め合うことだってできます。

 僕は自分のHPを持っていますが、サイバー世界でしか知らない方々、現実世界ではまだお会いしたことのない方々でも、現実世界と同様にお付き合いさせていただいています。掲示板にいらしている方々、そして影ながらうちのHPを覗いてくださっている方々、例えサイバー世界でしか会うことのできない方々でも、現実世界と同様に考えています。なぜなら、現実世界の友達同様、あるいはそれ以上に、サイバー世界で出会う方々からたくさんの勇気や励ましをもらっているからです。

 HPを運営していると「掲示板にカキコをしたことはありませんが、いつもHP拝見しています」といったメールを頂いたりします。僕はそういったメールを読んで、掲示板に来ている方々だけではなく、多くの方々が僕のHPを見てくださっていると言うことを改めて実感します。僕は様々な方に支えられている、幸せ者だと思っています。




 F1サンマリノグランプリ決勝
2004年04月25日(日)

 やはり、熱狂的なフェラーリファン、ティフォシの集まるフェラーリの地元サンマリノでは、シューマッハの強さが光りましたね。レーススタート後前半は、ポールポジションのジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)がトップを守ったまま周回を重ねましたが、2位シューマッハとの差が見る見る縮まり、最初のピットストップでシューマッハが首位を奪取、その後はどんどん後続との差を広げて最後までトップを譲ることはありませんでした。しかしバトンは自己最高位、チームとしても最高位の2位表彰台を獲得するという快挙を成し遂げました。

 日本期待の佐藤琢磨は、スタートで素晴らしいダッシュを見せて7番手スタートから一気に4位まで順位を上げましたが、スタート直後からギアボックスにトラブルを抱えておりペースが上がらず、終盤は8位走行中、残り周回わずか5周という場面でエンジンから煙が拭き15位完走扱いという結果に終わってしまいました。7位走行中、残り周回3周でリタイヤとなったマレーシアグランプリのような光景でした。

 しかし、バトンの2位という結果を見てもBAR・ホンダのマシンが速いマシンであることは実証済みです。琢磨にも今後必ずチャンスが訪れることでしょう。今シーズンはコンストラクターズ争いでも、BARの2強入りの可能性が出てきました。琢磨の表彰台も決して夢ではないでしょう。今回の悔しさをバネに、今後も引き続き頑張って欲しいものです。今回の琢磨、ミスもなく頑張りました。




 F1サンマリノグランプリ予選
2004年04月24日(土)

 今日はF1第4戦サンマリノグランプリの予選がイモラサーキットで行われました。イモラは10年前にアイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーが命を落としたサーキットで、今年はその10周年、メモリアルレースとして開催されます。その明日の決勝でのスターティンググリッドを決める最終予選で、好調BAR・ホンダのジェンソン・バトンが自身初、チーム初、ホンダとしては12年前にセナが記録して以来のポールポジションを獲得しました。これで今シーズン開幕3戦連続でポールポジションを獲得してきたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に待ったをかけることになりました。シューマッハはバトンのタイムを見て限界まで攻め込んだアタックを見せセクション中盤まではバトンを大きく上回るタイムを出しましたが、終盤ミスをして2番手に留まりました。

 シューマッハのアタックを見る限り、コンスタンスに周回するレースではフェラーリの方が圧倒的に有利、バトンの優勝の可能性は微妙なものであるといわざるを得ませんが、とにかく一番先頭からスタートを切ると言うことはこの上ないアドバンテージです。決勝では何とかスタートでシューマッハを抑えて面白いレースを見せて欲しいものです。

 またバトンと同じマシンに乗る佐藤琢磨は7番手からのスタート。バトンのポールポジションから比べるとやや物足りない結果ではありましたが、琢磨には「ロケットスタート」という伝家の宝刀がありますからね、スタートで一気に前に出て先頭集団に食らいついていってもらいたいものです。そしてできればBAR・ホンダのダブル表彰台を見てみたいですね。明日の決勝、大いに期待できそうです。




 ドキッ!?男だらけの大新年度会
2004年04月23日(金)

 今夜は僕の家で男11人が集まり、飲み会を行いました。メンバーは主に仕事関係の飲み仲間なのですが、僕が企画しないとだ〜れも企画しないので、各個人個人や一部のメンバーと個々に飲んだりすることはありますが、このメンバーがフルに集まっての飲み会は実に3年ぶりと言うことになります。このメンバーで、我が家で行う飲み会を「定例会」と称しています。一時は女の子もメンバーに入っていたことがあったのですが、女の子たちは寿退社したり転職してしまったりで誘いにくくなり、現在の男だけのメンバーで定着しました。

 男だけの飲み会というのも、実に楽しいものです。気を使う必要もないし、基本的にはどんな話題でもOKですからね、女の子の存在を意識することなくおちゃらけることができるので大いに盛り上がることができます。サッカー好きの人が多いのでサッカーネタで話が弾みつつ、誰かの暴露話や下ネタなどでも盛り上がり、今夜の我が家は久しぶりに異様な熱気に包まれていました。こうやって気の置けない仲間同士が大勢集まりバカ騒ぎできるって、いいですよね。僕の部屋はアパートの2階の一番隅で、隣は97年から無人、その隣は階段、そして真下は真下でスナックなのでカラオケで盛り上がっているため、どんなに騒いでも大丈夫!この後も朝まで宴は続きます。

 ……しかし、うちの部屋によく11人も入ったなあ。しかもあと5人は余裕で入れそうです。この次はもう少し人数を増やしてもいいか、いや、まとまりがなくなりそうだし、余裕もあった方がいいのでこれぐらいにしておいた方がいいかな。それから、今回のメンバーは僕以外みんな男前だ。なぜ僕の周りには男前が多いのだろうか。




 F1サンマリノグランプリ
2004年04月22日(木)

 今週はF1サンマリノグランプリウィーク。木曜日の定例記者会見に、佐藤琢磨(BAR・ホンダ)とミハエル・シューマッハ(フェラーリ)の2人が参加しました。

佐藤琢磨は「あなたにとってこのシーズンはどうですか?」という質問に対し、「これまでの3レース、僕にとっては決してイージーなものじゃなかったけれど、でもマシンはとても良くて力強いのでほんとうに満足しているよ。シーズンの始めはもっとナーバスだったんだ。でもマシンは確実に大きなポテンシャルを持っていたし、バーレーンではとてもエキサイティングなレースができた。これはナイスなことだよ。」と答えました。また「最初の2レース、あなたは過度なドライビングをしたと言われていましたが、それはもう解決されたことでしょうか?」という質問に対しては「それは難しい質問だね。ドライバーというのはいつでもできる限界で走ろうとするものだし、今年のルールでは予選前にわずかな周回しか許されない。だからそれで予選でパーフェクトな走りというのは難しいことだよね。」と答えました。

 琢磨へのインタビューはチームメイトのジェンソン・バトンにとの比較にも触れ、「バトンがポールリカールで一日に150ラップも周回しましたね。これはこのイモラに向けて、かなりいい徴候なのだと思われますが」という問いには「僕もミハエルと同様、最初はバルセロナでテストをして、それからポールリカールに行ったんだけれど、ジェンソンが2日間でおよそ300ラップを周回したのに対し、僕のほうは残念ながら嵐になってしまって計測できるようなラップをすることができなかったんだ。それでもヨーロッパラウンドについては自信があるし、とりわけここではね。」と答え、「ここまで3レースを終えてみて、今シーズンに対する自信をさらに深めたのではありませんか?」という問いには「たぶん、B.A.R・ホンダのパフォーマンスによるところが大きいんだろうね。われわれは冬の間中、懸命に仕事をこなしたからね。だからこうして実際に良いパフォーマンスを示せたことがとてもうれしいんだ。」と自信に満ちたコメントを残しました。

 今週は金曜日にフリー走行、土曜日に予選、そして日曜日に決勝が行われます。BAR・ホンダは今シーズン、ジェンソン・バトンが2戦連続で3位表彰台、琢磨も前戦バーレーンで5位入賞を果たし好調さを維持しています。琢磨の初表彰台が期待されるグランプリです。




 佐藤琢磨の評価
2004年04月21日(水)

 F1佐藤琢磨のドライバーとしての評価について、Barで激しい議論が続いていますが、その議論は平行線をたどったまま妥協点を見いだせません。F1の見方は人それぞれで、レース自体を楽しみたい人もいれば自分の応援するドライバーの活躍を見たい人もいる。F1チームを応援している人もいればドライバー個人を応援している人もいる。長くF1を見ている人もいれば最近になって見始めた人もいる。

 「F1を見る」というスタンスが人それそれ違う以上、考え方や捉え方も人それぞれなのは当たり前。だったら、お互いがお互いの意見を出し合って、お互いが言うことを理解していけばいいだけのことじゃないか!何も自分の意見を曲げろとは言わない。しかし、自分とは別の意見や考え方もあるということを知ることで、また違った見方ができるはずなんじゃないか?そうすることによって、よりF1の奥深い一面を知ることができるんじゃないか?議論とは本来、そういうものなんじゃないのか?

 以前にも似たような経験があった。僕が某掲示板である人の意見に対して反対意見を述べたことがある。「ミハエル・シューマッハが勝つために、チームメイトのルーベンス・バリチェロが順位を譲るのは当然」という意見に反論したとうものだ。ただそれだけのことなのに、なぜかミハエル・シューマッハを批判していると捉えられてしまい、僕1人だけが悪者扱いされてしまった。僕は今でも胸を張って言える。僕は間違ったことは言っていない。それなのに、議論の余地もなく僕は悪者にされ、挙げ句の果てに僕の人間性まで疑われてしまった。

 今回も1人の人が琢磨に対しての固執した意見を押し通して、それを周りの人が反対する形となり、最終的にその1人の人だけが悪者になってしまうと言う結果を招いてしまった。僕は管理人として、もう少し両者をいい方向に持っていく方法があったのではないかと、今更ながら後悔している。
 見るスタンスや考え方、捉え方は違えど、同じF1というスポーツを愛する仲間同士じゃないか!誰の言うことが正しくて誰の言うことが間違っているということは全くないじゃないか!

 そもそも、僕のF1レポートや各所でのF1に関する意見は、そんなに批判的なのだろうか?僕は至って平等に、分け隔てなく俯瞰的に私見を述べているつもりだ。応援しているドライバーでも悪い点は指摘するし、そうでないドライバーでも目を見張るものがあればそれを評価している。ちゃんと読んでもらえば、決して悪い部分だけを指摘して良い部分を見ていないなんてことはないのは一目瞭然だ。しかし、中には「Makoさんのレポートは厳しすぎるから読めない」という人もいる。

 じゃあ何か?公式サイトのように、ただレースの過程だけを淡々と書き連ねろとでもいうのか?読む人の顔色をうかがって、読む人が喜びそうなことだけを書けというのか?批判的な部分は一切書かずにいい部分だけを書けというのか?そんなの、うちのF1レポートじゃない。僕の書くレポートが必ずしも正しいとは言わない。そんな横柄なことを言っているのではない。ただ、僕はあくまでも偏ったことは書いていないということ、そして、僕のような意見もあるということを、理解してもらいたい。そしてその上で、私はそうは思わない、と反論してくれればいい。

 うちで激しく議論を繰り広げてくれるのは一向に構わない。仮にそれで一時的に掲示板の雰囲気が険悪なムードになったとしても、最終的にお互いが納得し、充実した機会が持てるならそれでいい。僕は必ずしもBarに和気藹々としたムードだけを求めているわけではない。時には激しい論議が繰り広げられてもいいと思っている。しかし、議論する上で最低限のルールというものがある。自分の意見を明確に述べること、人の意見を理解すること、そして反芻することだ。また、議論を終えた後にわだかまりを持ってはならない。わだかまりができるくらいなら、最初から議論なんかするなということだ。




 静岡31℃
2004年04月20日(火)

 北日本を除いて晴天となった17日、関東や東海地方を中心に気温が上がり、最高気温は静岡市清水で30.7度を記録し、真夏日となりました。東京・大手町でも27.7℃を記録するなど、各地で夏日となったそうです。気象庁によると、日本列島が高気圧に覆われたうえ、南西から暖かい風が吹き込んだためだとか。17日の日本列島は大きな移動性高気圧に覆われた太平洋岸を中心に気温が上昇し、各地で今年最高を記録しました。各地の最高気温は東京27.7℃、熊谷29.2℃、名古屋26.8℃、津28.5℃など、関東、中部を中心に平年を10度近く上回り、日中は初夏並みの陽気となりました。

 そして今日、日本列島は低気圧に向かって暖かい空気が入り込んだ影響などで、関東から九州にかけて太平洋側を中心に晴れて気温が上昇。静岡は最高気温31.0℃、ほかの地域でも今年1番の気温を観測したそうです。午後3時までの各地の最高気温は秩父30.0℃、熊谷29.4℃、甲府29.0℃など関東甲信と東海を中心に7月上旬から下旬並みの暑さとなりました。

 静岡市は最高気温が31.0℃と4月の観測史上最高を更新し、17日に次いで今年2回目の真夏日となりました。元々静岡は、本州では他の県と比べて、冬は暖かく夏は涼しいという快適な気候でしたが、今日ばかりは静岡だけが4月としては最悪な気候でしたね、おかげで長袖のYシャツで仕事に出勤していた僕は、下がタンクトップなのでYシャツを脱ぐわけにもいかず、袖をまくって仕事周りをする羽目になってしまいました。こんなことなら下にTシャツを着ておけば良かったと思いました。天気予報をチェックしておくんだった。あまりに暑かったので、仕事の途中で仕事場にあるシャワーで汗を流してしまいました。

 自宅に帰ってきたら来たで、僕の住んでいるアパートは2階が僕の部屋で、その上は屋上なので部屋が暖められており、今年初めてクーラーを始動してしまいました。で、寒くなったらクーラーを止めようと思っていたのに、クーラーをつけたことでようやく通常の4月並みの室温になり、寝るときまでクーラーをつけていたことなど忘れていましたよまったく。




 雨男再び
2004年04月19日(月)

 昨日まであんなに晴れ渡っていたのに……今日も昼間ぱらっとは来たけどそれなりにいい天気だったのに……なぜ夜になり、僕が仕事場から自宅まで歩いて帰るまでのほんの数分間だけ、狂ったようなどしゃ降りになるのだろう。確かに夕方頃から雨は降り出してきた。しかしそれでも、傘を差して歩けば服も濡れない程度の雨足だった。それなのに!なぜ僕が仕事場のMacをとじ、仕事場のドアを開けて外に出た途端、「待っていました!」とばかりに黒澤映画並みの大雨が降り出すのだろう。

 今日は夜の10時頃に仕事を終え、仕事場のベランダから雨足を確認して、今なら帰れると確信して外に出たのに、外に出た途端急にどしゃ降りになって荒々しい雨が地面を打ち付けていました。地面に打ち付けられた雨は細かい雫となって跳ね返り、まるで霧が地面から発生しているかのような光景でした。おかげで僕は仕事場のあるビルの入口から一歩も出ることができずにしばらく雨宿りをする羽目になってしまいました。それならもう一度仕事場に戻ればいいじゃないかといわれそうですが、僕は仕事が終わったらさっさと自分の家に帰りたいたちで、仕事が終わって一度仕事場の外へ出たら、再び仕事場に戻りたくないのですよ。

 しばらく経っても雨は弱まる気配がないので、しかたがないので土砂降りの中傘を差し、自宅へと歩き始めることにしました。高さのあるブーツを履いているのにジーパンの裾は思いっきり濡れ、ジーパンの外に出しているYシャツの裾も思いっきり濡れ、僕は途中途中退避できる場所で立ち止まりながら、騙し騙しわずか数百メートルの距離を進みました。信号のあるところでは屋根のあるところに下がって、信号が青に変わるのを待ちました。そうやって苦労してびしょ濡れになりながら帰ってきたというのに、僕が自宅アパートに着いて傘を閉じた途端、空は「ちぇ!もう着きやがったのか!」と言わんばかりに雨足を弱めたのです。

 こういうことは今までにもよくありました。それまで雨が降っていなかったのに、僕が帰るときだけ雨が降り出して、自宅に着いた途端星空が広がり、お月様まで顔を出したこともあります。オレは映画の特殊効果のキッカケかい!確かに、僕は雨は嫌いではない!中途半端な曇りは嫌いだが、窓から眺める雨の景色、雨の中のドライブはどこか幻想的で好きだ!しかし!しかし!僕をいじめる意地悪な雨は嫌いだ〜〜〜〜!




 F1合同テストにおけるコースレコード
2004年04月18日(日)

 ポールリカール・サーキットでの合同テストが終了し、一通りのテストサーキットでの結果が出揃いましたね。昨年の最終戦日本グランプリ終了後から、F1では各所で合同テストが行われてきましたが、下にフェラーリの単独テストコースであるフィオラノ、ムジェロを除く各サーキットでのコースレコードを挙げてみました。

 ●ヘレス…………………K・ライコネン/マクラーレン・メルセデス
            1分16秒125(2004年1月11日樹立)
 ●カタロニア……………佐藤琢磨/BAR・ホンダ
            1分13秒797(2004年2月3日樹立)
 ●バレンシア……………K・ライコネン/マクラーレン・メルセデス
            1分08秒995(2004年2月19日樹立)
 ●シルバーストーン……J−P・モントーヤ/ウィリアムズ・BMW
            1分18秒998(2002年7月6日樹立)
 ●イモラ…………………M・シューマッハ/フェラーリ
            1分20秒441(2003年2月19日樹立)
 ●ポールリカール……… J・バトン/BAR・ホンダ
            1分06秒301(2004年4月15日樹立)  

 こうして見てみると、シルバーストーンでのモントーヤ、イモラでのシューマッハを除く6サーキット中4サーキットでマクラーレンとBARのマシンが名を連ねているのが興味深いですね。しかもシルバーストーンでのモントーヤのコースレコードは一昨年の初夏にマークされたもので、今年のマシンでは佐藤琢磨の1分19秒542がトップタイムです。つまり、今年のマシンで記録されたタイムだけに限定すれば、シューマッハが今年のマシンで2月に1分19秒664のトップタイムをマークしたイモラを除く全てのサーキットで、マクラーレンとBARが最速タイムをマークしているということになります。

 この結果、あくまでもテストだけを見る限り、フェラーリに次ぐ速さを備えているマシンは、BARとマクラーレンであるということがわかります。しかも本来マクラーレンが得意とし、スペイングランプリの舞台にもなっているカタロニアサーキットで佐藤琢磨がコースレコードを保持しているというのも素晴らしいですね。イギリスグランプリの舞台となっているシルバーストーンでも今年のマシンでは琢磨が最速、マクラーレンはレースではエンジンの信頼性に問題があるので、レースでは今後もBARがフェラーリを追うライバルの筆頭ということになりそうです。そしてそれは、フェラーリに何かあればBARにも優勝の可能性があると言うことになります。そのチーム初優勝をバトンが飾るか琢磨が飾るかはわかりませんが、今シーズンはそういった意味でもBARは最大の注目株と言えるでしょう。

 ちなみに今年の2月に行われたイモラでの合同テストには、BARは参加していませんでした。もしBARがイモラのテストに参加してコースレコードでも樹立したらもっと確実だったのですが、それは来週のサンマリノグランプリの舞台がイモラなので、その結果を見ることにしましょう。




 F1ポールリカール合同テスト(最終日)
2004年04月17日(土)

 ポールリカール・サーキットで行われている合同テストは16日、最終日となりました。しかしこの日は天候が荒れ、大変な強風が吹き荒れる始末で結局合同テストはキャンセルされることとなったようです。マクラーレンとルノーは最初からテストを回避、その他のチームも早々に引き上げる結果に。バトンによる連続のトップタイムでぜひとも走りたかったBARの佐藤琢磨も、わずかにスタート練習をした程度でコースを悪天候のため引き上げざるを得ませんでした。

 今回の合同テストでBAR・ホンダのバトンが1分6秒301というコースレコードを叩き出して、他のチームを圧倒しましたが、同じマシンに乗る佐藤琢磨のタイムアタックの結果をぜひ見たかったですね。琢磨はレースではバトンに比べて荒さが目立ちますが、テストではバトンに引けを取らない速さを見せていますし、何といってもカタロニアではコースレコードを保持していますからね。ポールリカールでの2つめのコースレコード樹立も大いに期待できたのですが、雨にたたられてしまい非常に残念でした。しかし、今回のテストでBARはタイヤとエアロダイナミックスに関する有益なデータを収集したようで、これから始まるヨーロッパ・ラウンドに向けて意義のあるテストとなったとしています。来週から開幕するF1ヨーロッパラウンド、琢磨の活躍に期待しましょう。




 F1ポールリカール合同テスト(3日目)
2004年04月16日(金)

 ポールリカール・サーキットで行われている合同テストは15日、3日目を迎えました。この日の気温は15度まで上昇。ほぼ晴れた天候のもと行われたこの日のテストでも、トップタイムをマークしたのは前日に引き続いて好調BARのバトンでした。新仕様のホンダ・エンジンと、改良されたエアロダイナミックスをテストしたとされるバトンのタイムは、再びこのコースのコースレコードを書き換える壮烈なものでした。2番手はこの日もマクラーレンのライコネン。そして3番手にはウィリアムズのピッツォニアが続きました。

 2日目に唯一1分6秒台の壁を破ったバトンが、さらにコンマ6秒以上もタイムを縮めてのコースレコード更新、バトン以外のドライバーは依然として1分6秒台を破ることができていないという状況、もはやBARがマクラーレン、ウィリアムズから1歩抜き出たのは疑う余地がないでしょう。今シーズンここまで飛躍的な進歩を遂げたBARを見ると、昨年までまったく活躍できなかったBARで苦しんでいたビルヌーヴが哀れでなりません。やはりビルヌーヴの高額な契約金がマシン開発の足かせになっていたんでしょうかねえ……。

 単純にマシンの速さだけを見ると、ウィリアムズのテストはレギュラードライバーによるものではないにしろ、マクラーレンとウィリアムズは拮抗しているように思われます。それを考えるとここまでの3戦を見る限り、やはりマクラーレンの不振はエンジンの信頼性によるものである可能性が非常に高いと言えますね。今年からレース中の各マシンの回転数が表示されるようになりましたが、マクラーレンは意図的に回転数をセーブして走行しているのが一目瞭然ですから、ドライバーのストレスは相当なものでしょう。

 ポールリカール合同テストは現地時間の今日が最終日、はたしてどんな結果が待っているのでしょうか、楽しみです。




 F1ポールリカール合同テスト(2日目)
2004年04月15日(木)

●「F1バーレーングランプリレポート」をアップ

 先々週に行われたF1グランプリ第3戦バーレーングランプリのレポートをようやくアップすることができました。今回は次の第4戦サンマリノグランプリが3週間後に開催されるということにかまけてアップが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。BarM−NESTで琢磨の走りに対して様々な意見が出ましたが、基本的に僕の琢磨に対する評価は変わっておりません。今後も日本人だから甘く見るのではなく、むしろ期待しているからこそ厳しく、あくまで俯瞰的な観点から、公平な立場で私見を述べていきたいと思っております。僕のF1レポートのスタンスは開設当初から一貫して変わっておりませんので、そのつもりでお読みください。言うまでもありませんが、あくまでも僕の私見なので、僕が書いたことが必ずしも正しいわけではないと言うことをご理解いただきたく思います。「私はそうは思わない」といった反論などありましたら、BarM−NESTに遠慮なくお書きください。

 さて、話は変わりましてポールリカール・サーキットで行われている合同テスト、14日に2日目を迎え、この日からウィリアムズ、ルノー、BAR、そしてジャガーの4チームが新たに加わって行われました。良好なコンディションのもとトップタイムをマークしたのはシーズン前から好調が続くBARのバトンで、トータル141ラップを周回した006はただ1台、1分6秒台に入る1分6秒930というコースレコードを叩き出しました。これにマクラーレンのライコネン、クルサードの2台が続き、さらにウィリアムズのジェネ、そしてルノーのアロンソとモンターニュという順番でした。

 マクラーレンの2台、そしてウィリアムズのジェネまでが1日目にクルサードがマークしたコースレコードを更新しましたが、BARのバトンだけが1分6秒台、しかも2位ライコネンにコンマ5秒もの大差を付けてのコースレコード樹立、これは本格的にBARのマクラーレン越えを印象づける結果ですね。マクラーレンも決して遅くはないのですが、それよりもBARの進化の方が上回っているといった状況でしょう。しかも今年のホンダエンジンはマクラーレンの搭載するメルセデスよりもはるかに信頼性があるので、それがレースでも如実に現れていると思います。バトンの2戦連続表彰台がそれを証明していますね。




 F1ポールリカール合同テスト(1日目)
2004年04月14日(水)

 昨日はマクラーレンとメルセデスの不協和音についてお話ししましたが、普段トヨタ・チームがホームとしているフランスのポールリカール・サーキットで、13日から合同テストが行われています。初日から参加したのはマクラーレンとトヨタの2チームだけで、様々なコース設定が可能なこのハイテク・サーキットで、今回使われたのは『2Eバージョン』と呼ばれる1周4.115キロのコース。

 マクラーレンはクルサードとライコネンの2人が参加、トヨタはダ・マッタとテストドライバーのブリスコーが参加しましたが、ベストタイムを記録したのはクルサードで、自身が昨年MP4−17Dで記録したこのコースのレコードタイムを早くも更新する1分7秒833をMP4−19でマークしました。

 うーん、何だか摩訶不思議な現象が続いていますねマクラーレン。レースでは予選、決勝ともぱっとしないタイムなのに、テストでは相変わらずコースレコードを叩き出していますからねえ。まあ1日目はまだトヨタと2チームだけのテストなので、2日目以降他のチームが合流してみないと、マクラーレンがトップチームの中でどれほどの速さを持っているのかは比較できませんがね。やはり昨日僕が書いたとおり、テストではエンジンを思いっきり回せるので本来のスピードを出せるということなんでしょうか。明日以降のテストにも注目です。




 マクラーレン&メルセデスに不協和音
2004年04月13日(火)

 F1シーズンが始まって、思わぬ不振にあえぐマクラーレン・メルセデスに不協和音が聞こえているようです。マクラーレン側からは、メルセデス(イルモア)・エンジンのパワー不足、信頼性の欠如が指摘される一方、メルセデス側からはマクラーレンの製作したシャシーがMP4−18、MP4−19と連続して失敗作であるとの痛烈な非難が向けられているようです。すでにスタッフの異動(大ナタ)も行われていると伝えられ、早急にパフォーマンスの改善が図られない場合、1995年以来続いた両者の蜜月にもヒビが入りかねない状況らしい。

 思えばメルセデスエンジンの信頼性不足はミカ・ハッキネンが初タイトルを獲得した1998年後半から続いていますから、5年以上もそんな状態が続いているような気がします。僕が思うに、問題はシャシーではなくエンジンにあると思うのですが、どうなんでしょうかね。今シーズンの3戦はともかくとして、1998年から2003年までのマクラーレンのレースを見てみると、トップ走行中にエンジントラブルでリタイヤするというケースが多く見られ、「マシンは速いがエンジンが壊れやすい」というイメージが付きまとっているんですよね。ですから見る側としても、マクラーレンのマシンがトップを走っていても、フェラーリのマシンの同じ状況を見るのとは違い、最後まではらはらしてしかたがなかったですからね。

 正直言うと、メルセデスが今回批判している「MP4−18、MP4−19は失敗作」というのはいかがなもんだろうと思っているんです。現にマクラーレンのマシンはオフシーズンやインターバルのテストではいいタイムを出していますからね。これはおそらく、今シーズンからのレギュレーションが大きく影響していると思うのです。
 僕の推測に過ぎませんが、テストではエンジンが壊れても積み替えができるので、回転数を最大まで上げてアタックすることできる。しかしレースウィークでは原則的に1ドライバーにつき1グランプリ1エンジンしか使うことができず、エンジンにトラブルが起きてエンジンを積み替えたら、その時点でスターティンググリッドが10番手下がってしまうため、信頼性に不安を抱えるエンジンではおっかなくて思い切って回転数を上げたアタックをすることができない。だからテストの時はいいタイムを出せても、レースでは思うようなタイムを出せないのではないだろうかと。

 現にライコネンはこの間のバーレーングランプリで、エンジンを積み替えて最後尾からスタートしたにもかかわらず結局エンジントラブルでリタイヤしていますからね、新しいエンジンに積み替えているのにそれが1レース持たないというのはどういうことやねんという話ですよ。間違いなくレースではクルサードよりもライコネンの方が果敢に攻めていると思うんですよ、ペースもライコネンの方が速いですから。だからライコネンばかりにエンジントラブルが起こって、クルサードには起こらないという状況が続いているんだと思うのです。

 マクラーレンは思い切ってエンジンをスイッチした方が今後のためにはいいのかもしれませんね。もしマクラーレンがメルセデスとの関係に終止符を打ってエンジンを換えるのであれば、ぜひともホンダエンジンを載せて欲しいですね。まあ当分は実現しない話だと思いますけどね。いくらいいエンジンに積み替えてもシャシーとのバランスが安定するのに時間がかかりますから、マクラーレンもそう簡単にはギャンブルには出られませんからねえ。




 撮った写真をCD−Rに
2004年04月12日(月)

 最近友達に聞いた話なのですが、結構前からフィルムで写真を撮り、それをCD−Rに焼いてくれるというサービスがあったんですね。何となく聞いてはいたのですが、今回初めてそのサービスを頼んでみて、便利になったなあと実感しました。

 僕はHPを持っている関係で写真をパソコンに取り込む機会が多いですが、今まではフィルムを現像した際に同時プリントをしてもらい、それを1枚1枚スキャニングして取り込んでいました。しかしCD−Rだとすでに全ての写真がデータになっており、パソコンで手軽に閲覧できるのでプリントする必要もなく、プリントしたい写真はネガからプリントしてもらえばいいのでとっても簡単です。フラットベッドスキャナーでスキャニングするとガラス面や写真に付着したほこりや指紋なども写り込んでしまったりしますが、このサービスだとそういった心配もなく画像もきれいで、しかもプリントするより安上がりです。

 今回は溜まっていたフィルム4本分をお願いしたのですが、ネガは4本分になりますがCD−Rの中にフィルム4本分の写真が全て入ってしまうので、収納するにも場所をとらなくていいです。これからはS2000の写真を初め、趣味の写真は全部現像とCD−Rだけで注文することにしようと思っています。これまで撮った写真なんかもネガを持ち込んでCD−Rに焼いてもらおうかなあ。




 Macユーザーは肩身が狭い
2004年04月11日(日)

 僕が使っているカーナビの中に入っている地図データは割と古いらしく、どんどん新しい道やお店や施設ができているので、新しい道を走ったらカーナビ上では道のない山の中を走っていることになっていたり、ナビと実際の景色を比べてみると、例えばカーナビ上ではコンビニの角を曲がる指示がでているのに実際にはコンビニがなくなっていたりと、ちょっと不便になってきました。
 で、昨年末に、2003年度版の最新道路情報を収録し、2004年2月までの市町村合併に対応した最新地図データがリリースされたのですが、僕の使っているカーナビはハードディスクドライブなのでデータの書き換えができるので、今日はその新しい地図データを購入するために、近所のスーパーオートバックスというカー用品の専門店に行きました。
 ところが、お店の人に聞いてみると、Winでは地図ソフトをご購入して、パソコンからUSBを介して地図データをカーナビ本体に直接インストールできるのですが、Macの場合はUSB接続が対応していないらしく、本体をパナソニックに2〜3週間預けてパナソニックでインストールしなければならないと言われてしまいました。
 あ〜あ、ここでもやっぱりMacは肩身が狭いのか……。僕の場合仕事柄Macを使わなくてはならないのですが、スタイリングも機能も使いやすさも、それにウィルスに感染しにくいという点でもMacの方がはるかに便利だと思うのですが、やっぱりWinの方が圧倒的にシェアが広いので、Macはいつも何かしら機能が制限されていたり、対応していなかったりとやっかいです。まあ別に2〜3週間カーナビを預けるのは別に問題ないのですが、来週遠出する予定があるので、地図データの更新は来週以降に持ち越すことにしました。……やれやれ、これもビル・ゲイツの陰謀なのか?




 桜吹雪のお花見
2004年04月10日(土)

 先週、一番桜が満開だった週はお花見が流れてしまったのですが、今日はいつもお世話になっている制作会社のお花見に誘われて行って来ました。場所は静岡市中心部にある駿府公園で、内堀と外堀の2周りのお堀に囲まれた、徳川家康が隠居後に過ごした駿府城があった場所です。余談ですが徳川家康は、この駿府城で鯉の天ぷらを食べ、それでお腹を壊してこの世を去ったと言われています。また徳川幕府最後の将軍徳川慶喜も、大政奉還の後この静岡市に屋敷を建て晩年まで過ごしたりと、静岡市は徳川家にゆかりのある土地として知られています。

 今日は天気も良く、花見ができる最後の週末ということもあり、駿府公園は多くの人で賑わっていました。駿府公園は自宅から自転車で5〜6分の所にあり、先週花見に誘っていたけどお流れになってしまったので今回のお花見にカントクさんを誘いました。桜の花は満開の時期を過ぎて散り時を迎えており、時折風が吹くと桜吹雪が舞い降りてきましたが、お酒の入った紙コップの中にその花びらが舞い込んだりして、なかなか乙なものでしたよ。

 実は僕、昼間の花見(飲み会)は今回で生まれて初めてです。大学時代には大学のキャンパスで、卒業後は5年ほど前に静岡市の桜の名所で1回と、今までに5回ほどお花見を経験していますが、その過去の5回はいずれも夜桜の中での飲み会だったのです。普段なら真っ昼間からお酒を飲むなんてことはまず考えられませんが、太陽と青空の下で桜を眺めながらお酒を飲むというのも、たまにはいいものですね。




 送別会
2004年04月09日(金)

4月は、新しい出会いの季節であるとともに、別れの季節でもありますね。今日は僕が入っているテニスサークルの新年度会をかねた送別会に行って来ました。今日の主役はAさんという女の子、僕と同い年で今年の5月に結婚します。Aさんはいつも笑顔でけらけらとよく笑い、彼女がいるだけでその場の雰囲気が明るくなるような子です。ずいぶん前に僕が雨男であるという話をしたことがありましたが、僕がレストハウスに入っているときは雨足が収まるのに、僕が出場する番になってコートに出た途端に雨が降ってくるので「はい中野さん!ハウス!」とからかってくれた子です。

 僕がこのテニスサークルに入った頃からいた子なので、結婚して別の土地に行ってしまい、Aさんと会えなくなってしまうのは寂しいですが、それでもAさんはとっても幸せそうなので、みんなで温かく見送ることにします。Aさんはとてもいい子で、たぶん彼女のことを嫌いな人はいないだろうと思えるような子です。ですから今日の送別会には、テニスサークルのメンバー全員が集結しました。こうやってみんなに愛されるのって幸せなことですよね。

 Aさんのお父上とうちの父とは古い付き合いで、僕もAさんのお父上には小さい頃から可愛がってもらっていたのですが、「娘の相手は本当にいい男だよ!顔もいいし仕事もできるし、男として非の打ち所がないよ!まことくんとは大違いだな、はっはっはっは!」とAさんの旦那さんになる方を絶賛していました。絶賛するのはいいのですが、親子揃って僕をからかうのはやめましょう。




 「報道ステーション」
2004年04月08日(木)

 先月末で18年間続いた「ニュースステーション」が終わり、その後を受けて古舘伊知郎をメーンキャスターにスタートしたテレビ朝日「報道ステーション」の初回視聴率は14.6%と好スタートだったようです。久米宏キャスターの「ニュースステーション」が残した約18年半の平均視聴率(14.4%)を0.2ポイント上回る滑り出しで、編成幹部が掲げていた「13〜14%いけば上々」との目標はクリアし、NHKの「ニュース10」(5.6%)にも大差をつけたようです。

 国内外に大きなニュースもなく、番組進行に硬さも見られた初回でしたが、フジテレビ「SMAP×SMAP」(20.6%)や他局の特番編成など激戦区での目標クリア。テレビ朝日は「特番期は平均率が2〜3%下がるのが普通なので、大健闘といっていい。今後も気をゆるめず、スタッフ一丸で番組を軌道に乗せていきたい」と話していたそうです。
 古舘は、初日の放送で白いシャツにノーネクタイ、ベージュのジャケットというカジュアルなスタイルで登場し、注目の第一声は「申し訳ありません!」でした。長年続いた前任「ニュースステーション」の久米宏キャスターが“報道番組の革命児”といわれたのを意識した発言のようで、視聴者に「スポーツ、バラエティーとやってきたのでニュースキャスターではありません。これからニュースキャスターになります」と謙虚な姿勢でした。確かに、マシンガンのように造語を連発する“古舘節”の炸裂こそありませんでしたが、報道番組にしては“熱い”トーンでの番組進行ぶりだったのではないでしょうか。ちなみに、昭和60年10月の「Nステ」初日視聴率は9.7%だったそうです。

 ところが、7日放送の3回目で視聴率は9.8%に急降下してしまったようです。2回目は14.5%と「ニュースステーション」の水準を維持する数字をマークしたものの、早くも1ケタ台に。7日は裏番組に「K―1」やバラエティースペシャルなど、強力なライバルとの激突となり、“古舘ステーション”にとっては苦しい展開となっようですた。なお、今日の放送では、不倫騒動でテレビから姿を消していた徳永有美アナがスポーツキャスターとして349日ぶりに登場しましたが、その効果はあるのでしょうか。

 古舘伊知郎の「報道ステーション」、久米宏の亡霊と戦いながら安定した視聴率を維持できるようになるには、まだまだ時間がかかりそうですね。




 「PLAYBOY」にセナ記事
2004年04月07日(水)

 あの「PLAYBOY」の5月号がアイルトン・セナの特集号だったって知っていましたか?僕は外食に出かけた際に、たまたまそこの店に置いてある「PLAYBOY」の表紙がセナだったので知ったのですが、まさか「PLAYBOY」でF1の特集を組むなんて思いませんよね。で、内容を見てみるとかなり充実した内容で数十ページにも及ぶ内容だったので、そのお店からその雑誌を持ち帰るわけにはいかず、そのままその足で本屋へと駆け込みました。

 本屋に着くと迷わずエロ本コーナーへと走りました。「PLAYBOY」といえば日本版では真面目な記事も扱っていますが、元々アメリカの雑誌でエロ本の代名詞でしたからねえ。で、人目もはばからずエロ本コーナーに並ぶエロ本をなめ回すように「PLAYBOY」を探したのですが、結構恥ずかしい思いをしたにもかかわらずセナが表紙の「PLAYBOY」は見つからず、売り切れてしまったのかと途方に暮れてしまいました。

 しかし、一緒にいた友達が別のコーナーでセナ表紙の「PLAYBOY」を見つけてくれました。何とそこは「GOODS」や「ラピタ」等が並ぶ男性情報誌に置かれていたのです。こりゃいくら探しても見つからないわけだ……。うーん、さすがは本屋さん、同じ雑誌でも特集の内容によって置くコーナーを毎回変えているんですね〜。素直に特集のジャンルで探せばよかったと後悔してしまいました。

 でも、一応セナと言うことで、「F1速報」や「F1グランプリ特集」等が並ぶモータースポーツのコーナーや「NUMBER」等が並ぶスポーツコーナーも探したんですけどね。さすがにセナの表紙を見てF1あるいはスポーツ関係だとは、本屋さんも思わなかったのでしょうね。セナの表紙を見てモータースポーツのコーナーにこの「PLAYBOY」を置いてくれていれば完璧でしたね。

 皆さんも、「PLAYBOY」を探してみてはいかが?セナが表紙の「PLAYBOY」です。琢磨のインタビューなどもありなかなか読み応えのある内容ですよ。




 S2000新事実
2004年04月06日(火)

 今日は高校時代からの友達easy君と食事に出かけたのですが、彼の愛車がマニュアル車なのにリモートスタートができ、僕は愕然としてしまいました。僕もS2000につけるセキュリティを選ぶときに、リモートスタートができるのが魅力で今のセキュリティを選んだのですが、某スターバックスに似た名前のカー用品店で取り付けの際、「リモートスタートの機能はオートマチック車にしか取り付けることができません」と言われて、「なあんだ、マニュアル車には対応していないのか〜」と諦めて3年間乗り続けていたのです。

 しかし、実際はマニュアル車には対応していないのではなく、販売・取り付け店である某スターバックスに似た名前のカー用品店が、安全上の理由でその機能を殺してしまっていたと言うことがわかったのです。つまり、オートマ車ならギアをパーキングにした状態でないとキーが抜けない仕組みになっているので、リモートスタートをかけてもギアが入ってしまっているということはありませんが、マニュアル車ではギアが入っていてもエンジンがかかってしまうので、リモートスタートをかけたときにギアが入っていた場合、クルマが飛び出してしまう危険があるというわけです。

 販売・取り付け店側にしてみれば、事故があったときに「どこの店で取り付けたんだ!」と責任を問われてしまうのでマニュアル車にリモートスタートの機能をつけることはできないのはわかりますが、それならそうと最初から言ってくれればよかったのに……。何だか3年間ずっと「リモートスタートはマニュアル車ではできない」と騙されていたような気分です。

 まあ、僕はエンジンを切る際には必ずギアをニュートラルにしてサイドブレーキを引くというクセをつけていますが、それでも絶対にギアを入れたままにしないという保証はないですからね。リモートスタートを生かすかこのままにしておくべきか、悩むところです。現状ではリモートスタートボタンを押すとイグニッションまでは入るようになっているので、あと一歩のところで機能を殺されている状態らしく、その気になれば自分で配線し直してリモートスタートを使えるようにすることはできるようですが、僕はちょっと自信ないです。うーん、どうしようかな〜。




 ささやかな花見
2004年04月05日(月)

 実は昨日は知り合い十数人でお花見をする予定だったのですが、主催者の方の都合で延期となってしまいました。まあ天気も悪かったのでどちらにしても難しかったんですけどね。この花見にカントクさんも誘っていたのですが、延期となると、僕は今週末、来週末と予定が入っているので行くことができず、カントクさんを連れて行くことができなくなってしまいます。カントクさん、ぬか喜びさせてしまってごめんね。これからはちゃんと予定が確定するまで声をかけないようにします。

 さて、そんなわけでもうどこへ行っても桜が満開ですが、平日は歩く道に桜の木を見る以外には、ゆっくりと桜を観賞する時間がありません。皆さんはお花見行かれましたか?僕は満開の桜もいいですが、葉桜も好きですね。花のピンク色と鮮やかな緑色の見事な調和、暖かく豊かな印象を与えてくれます。あと、桜の花びらが舞い散る光景も好きですね。ちょっぴり切ない気持ちになってしまいますが。……え?似合わないこと言うなって?失礼いたしました。




 F1バーレーングランプリ決勝
2004年04月04日(日)

 初開催となるF1グランプリ第3戦バーレーングランプリ決勝は、フェラーリのミハエル・シューマッハがポールポジションから開幕3連勝を飾り、早くもタイトル争いで独走態勢に入ろうとしています。僚友のルーベンス・バリチェロも2位に入り、初開催の砂漠地帯でもフェラーリの優位に揺るぎはありませんでした。

 日本人最高位タイの5番手からスタートしたBAR・ホンダの佐藤琢磨は、スタートで4位にポジションを上げるものの、19周目にわずかにコースアウトした際にフロントウィングを損傷し緊急ピットイン、大きく順位を落としてしまいました。しかしその後果敢に攻めて5位まで順位を上げそのままフィニッシュし、鈴鹿以外の海外サーキットで初めてポイントを獲得しました。同僚のジェンソン・バトンは前戦マレーシアに続き2戦連続で3位表彰台に登り、BAR・ホンダの安定したポテンシャルを見せつけてくれました。

 レースの詳細な感想は「F1レポート」で述べることにしますが、何とか5位入賞を果たした佐藤琢磨、やはり荒っぽい走りであることは否めませんでした。序盤にラルフ・シューマッハと接触するアクシデントがありましたが、あの件に関しては僕はラルフの方に否があると思っているのでいいとして、19周目のコースオフは非常にもったいなかったですね。わずかに縁石に乗り上げただけでしたが、たまたまその縁石が高さのある縁石で、琢磨のフロントウィングは破損し、不用意なピットインを強いられることになってしまいました。

 過去に入賞した2001年と2003年鈴鹿ではミスのない完璧なドライビングでレースを走りきりましたが、その他のレースでは、どうも琢磨は何かしらミスをしたりアクシデントに巻き込まれたりと、見ていて危なっかしいです。同じマシンに乗るバトンは落ち着いた走りで結果を出しているのに対し、琢磨の走りはどこか空回りしているというか、先走りすぎているような印象を受けます。残りのレースで冷静なレース運びができるようになって、琢磨にも表彰台に登って欲しいものです。F1グランプリの表彰式で、早く「君が代」を聴かせて欲しいものです。




 中東初のF1グランプリ
2004年04月03日(土)

 F1グランプリは明日、史上初の中東でのレースが行われます。舞台はバーレーンの砂漠地帯、昨年末から本格的に開始されたサーキット建設は急ピッチで進められ、一時はその準備の遅れと不安定な国内情勢で開催が危ぶまれたこともありましたが、今日、無事に予選が行われました。

 前戦マレーシア同様、灼熱のグランプリになるかと思われたバーレーンでしたが、気温32℃、路面温度51℃、湿度は28%と、どうやら予想ほど暑い気候ではないようです。BAR・ホンダの佐藤琢磨は週末のグランプリに向けて、バーレーン王国に到着した最初のドライバーとなりました。待ち受けていたのは身が悶えるような暑さでなく、琢磨はホッとした様子だったようです。

 その佐藤琢磨が、このバーレーンの予選で結果を出してくれました。前戦マレーシアの予選では痛恨のスピンを喫し、最後尾からのスタートとなってしまいましたが、今回は安定した走りを見せ、自己ベストとなる5番手を獲得。チームは金曜日から好調を維持しており、同僚のジェンソン・バトンも琢磨に続く6位グリッドを獲得し、チームはグリッド3列目を占めました。琢磨はコンビを組んで4戦目にして初めてバトンよりも前方グリッドを獲得しました。予選5番手は94年ドイツグランプリとハンガリーグランプリで片山右京が獲得したのと並ぶ、日本人最高位グリッドでもあります。明日の決勝も大いに期待できそうです。




 ベテラン俳優が立て続けに
2004年04月02日(金)

 「水戸黄門」の「風車の弥七」役などで活躍した俳優の中谷一郎さんが1日午前9時42分、咽頭(いんとう)がんのため、入院中の東京都豊島区の癌研究会附属病院で亡くなられました。「水戸黄門」では昭和44年8月の放送開始から平成11年放送の第27部まで30年余にわたって東野英治郎、西村晃(ともに故人)、佐野浅夫の歴代ご老公に仕え、出演回数は計687回を数えます。

 このところザ・ドリフターズのいかりや長介さんや「太陽にほえろ!」などで名脇役として活躍した下川辰平さんが亡くなったばかり。芸能界では味のある名脇役の方々が次々にこの世を去ってしまいます。しかも下川さんと中谷さんは共に73歳、いかりやさんも72歳と同年代の方々が立て続けに亡くなっています。「太陽にほえろ!」では、先月の24日にブルース刑事こと又野誠治さんも自ら命を絶ちました。無名の若手俳優が育っていく中で、一時代を築いたベテランが去っていくのはとても寂しいことですね。春の訪れと共にこの世を去ってしまった皆様のご冥福をお祈りいたします。




 エイプリルフールな僕
2004年04月01日(木)

 今日はエイプリルフール。誰が作ったかは知らないが、今日は1年で1日だけ、嘘をついてもいい日らしい。普段の僕だったら何かしらみんなを欺くようなネタを考えてBarにでも書き込むところですが、今年は何かとばたばたしていてすっかりとエイプリルフールだということを忘れていて、スカリーさんが書いた「ハルウララ初勝利」とカントクさんが書いた「F1バーレーングランプリ中止」という書き込みの2つとも信じてしまいました。

 いや〜、僕ってなんて純粋で正直者なんでしょうか……。皆さんは今日、何か嘘をついてみましたか?あまりシャレにならないような嘘はやめましょうね。


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