Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 スカパー申し込み忘れる
2004年03月31日(水)

 実はスカパーに入ると仮登録期間が2週間あり、その間は一部のチャンネルを除いた全てのチャンネルが見られるようになり、その間に色々なチャンネルを見てどのチャンネルを申し込むか決められるようになっているのですが、その仮契約期間が先週の水曜日で終わってしまっていたことをすっかり忘れていて、一昨日あわてて申し込み用紙を投函しました。

 僕が申し込んだのはブルーパックというプランで、F1が放送されるフジテレビ721を初め32チャンネル+100チャンネルのデジタルラジオが試聴できるものなのですが、本登録は申込書投函から約1週間程度かかると言われており、それまではスカパーの情報チャンネルと一部のショッピングチャンネルしか見ることができない状態になってしまいました。

 しかも、今週末はF1第3戦バーレーングランプリがあるんですよね〜。中東では初開催のF1グランプリだというのに、今週末までに本登録は間に合いそうにないので、スカパーでの生中継は見ることができなさそうです。さらに、決勝は地上波で見ることができますが、静岡では予選は放送されませんからねえ、困ったものです。

 あ〜、自業自得とはいえ、よりによってバーレーンが見られないとは……ショックです。こんなことなら仮契約期間中に、さっさと申込書を送ってしまえばよかった。今回はカントクさんに録画をお願いしようと思っています。




 「マツダイラ」に登場する専門用語について
2004年03月30日(火)

●「マツダイラ」専門用語質問用掲示板「MAZDAIRA FAQ」を設置

 「マツダイラ」本文中に登場するモータースポーツ専門用語で、わからない用語がある場合にその意味を質問する専門の掲示板を設置しました。これはわからない専門用語を書き込み、その意味をわかる人がレスをつけて教えてあげるというもので、基本的には「マツダイラ」読者同士の相互互助を目的としており、「マツダイラ」独自の用語、あるいはストーリーに関する質問など、ネタバレの恐れのある質問はご遠慮ください。

 「マツダイラ」は、なるべくモータースポーツを知らない方々にも理解できるよう、そしてモータースポーツの世界を少しでも多くの方々に知ってもらおうという目的のもとに連載しており、極力専門用語は多用せず、使用せざるを得ない場合は解説を書き添えることで対応していますが、それでも中には初めて聞くような専門用語が出てくるかもしれません。そういった場合はこの掲示板に気軽に質問してください。また、その質問に答えられる方がいらっしゃいましたら回答してくださいますよう、ご協力をお願いいたします。

 この専門用語質問用掲示板と、すでに設置している感想用掲示板は共に「マツダイラ」のトビラページ最下部と、各話の最下部にもリンクしてあります。皆様のご利用をお待ちしております。




 哀れ出川の哲っちゃん
2004年03月29日(月)

 今日は遅くまで仕事漬けで書くことがなかったので、芸能ニュースから。
 タレントの出川哲郎が16歳年下の美人モデル・阿部瑠理子と結婚することが明らかになりましたが、どのニュースを観ても『抱かれたくない男・出川が結婚』という見出しが踊っていましたね。この「抱かれたくない男」というのは雑誌「an・an」xのアンケート調査で、哲っちゃんもNo.1に選ばれたことがあるためこのような見出しが書かれたりしているわけですが、まったくもってひどい話ですなあ……。まあ本人が開き直っているし、何と言っても今は一番幸せなときですからいいんですけどね。

 週刊誌でよくこういったアンケートがされていますが、悪いランキングに選ばれているタレントさんたちは、頭にきたりしないんでしょうか。いちいちそんなことを気にしていたらきりがないので気にしないようにしているのでしょうか。もし僕がこんな「抱かれたくない男」のようなランキングに選ばれたとしたら、「オレだってお前らなんか抱きたくもないわボケーッ!」と言いたくなりますけどね。

 だいたい今の若い女性の多くは、見た目ばかり見て鏡に写らない部分を見ようとしないのが気に入らないですね。もちろん見た目も大事ですが、哲っちゃんってとても思いやりがあって誰にでも優しく、いい人だと思うんですけどねえ。確かに哲っちゃんは部屋がとてつもなく汚いのが有名ですが、それは以前同棲していた彼女との破局が原因で、裏を返せば彼の恋愛に対する誠実さが伺えるし、バラエティ番組での哲っちゃんをターゲットにしたどっきり企画などを見ると、彼が出演者だけでなく、スタッフにも気を遣ったりする優しい一面を見ることができ、僕は哲っちゃんのことを人間として尊敬することができます。僕の大嫌いなロンブーがよく哲っちゃんにひどいことばかりして番組のネタにしていますが、僕に言わせれば、はっきり言ってロンブーは最悪です。彼らの番組はバラエティという枠を越えてしまっています。

 晴れて哲っちゃんの婚約者となった元レースクィーンの美人モデル、阿部瑠理子さんは、以前番組で哲っちゃんが前の彼女と別れたときの企画を放送して、彼が「もっと大切にしとけばよかった」と言ったのを見て、「やさしい人だな」と思ったようです。素晴らしい!女性の鏡だ!哲っちゃん、ちゃんと内面を見てくれる女性に巡り会えてよかったね。




 近所の温泉に行く
2004年03月28日(日)

 年度末の仕事が多く入っているので作業が深夜にまで及ぶ日がこのところ続き、首、肩、そして背中がかなり凝り固まってしまいました。今日も朝から背中の一部分が突っ張ってしまい、辛くてどうにもならなくなってしまったので、仕事が終わった後思い切って近くの温泉に行ってきました。

 その温泉はうちからクルマで約20分ぐらいの所にある温泉で、別にそこで温泉が湧いているというわけではなく、どちらかというと色々な種類のお湯が楽しめるスーパー銭湯に近いのですが、露天風呂は中伊豆から温泉を引いてきているので、一応温泉です。効能は肩こり、リュウマチ、冷え性などで、今の僕にはピッタリの効能と言えます。

 夜の11時過ぎに着き、まだ夕飯を食べていなかったのでまずはその施設内にある食堂でカツ丼定食を食べ、その後トルマリン湯、寝湯、スーパーエステ、電気湯、そして露天風呂と1時間近くで色々なお湯につかり、最後はオロナミンCを飲んで帰ってきました。おかげで行く前までかなり凝り固まっていた背中の凝りが取れ、体も芯から温まっているので今夜はぐっすりと眠れそうです。明日からはまたしばらく何かと忙しい日々が続きそうなので、とりあえず疲れをリセットできてよかったです。とても近い場所にあるので、これからは定期的に行くことにします。




 「長さんだよ!全員集合」
2004年03月27日(土)

 今月20日に亡くなったいかりや長介さんの追悼番組「長さんだよ!全員集合」が今日、しめやかに放送されました。ドリフターズのメンバーである加藤茶、志村けん、高木ブーの3人が出演し、別の仕事が入っていた中本工事は、いかりやさんの「仕事を最優先」という意志を守り欠席、中継での出演となりました。

 いかりやさんの葬儀の日に放送されたドリフターズ40周年記念番組「ザ・ドリフターズ結成40周年記念ドリフと光子の爆笑!スペシャル」はビデオに録画してあるものをまだ観ていないのですが、今回の「長さんだよ!全員集合」では「8時だよ!全員集合」の中からいかりやさんの良さが出ているコントを中心に構成されていました。2時間の中で出演したメンバーへのインタビューも挿入されていたので、紹介されたコントはそれほど多くはありませんでしたが、生放送というぶっつけ本番のコントは今観てもまったく色あせることのない面白さがありました。

 「8時だよ!全員集合」のコントは演劇並みのボリュームがあるので、毎週毎週これだけのものを演じていくというのは、とても凄いことだと思います。1コント20分として、1週間の間にネタや台本を考え、それを元にセットや衣装、それに小道具の準備をし、さらに生放送なのでNGは許されないわけですから、何度も何度もリハーサルをしてセリフや動き、そして全体の流れを頭にたたき込んでいかなくてはならないわけです。僕は高校時代は演劇部に入っており、大学では舞台芸術学科で音響効果を専攻していましたが、裏方として舞台の世界に身を置いていましたので、「8時だよ!全員集合」のコントがどれほどの苦労によって生み出され続けてきたかと言うことが何となくわかります。改めてドリフターズの偉大さを知ることができました。




 「ニュースステーション」最終回
2004年03月26日(金)

 テレビ朝日で18年間続いた「ニュースステーション」が、とうとう今夜終了してしまいました。久米宏キャスター(59)が40代、50代当時の自身とCG合成で“共演”するなどラストを意識した内容。エンディングは自分で瓶ビールをグラスに注ぎ、一気飲みのパフォーマンスも見せ番組の歴史にピリオドを打ちました。報道番組としては前代未聞のエンディングで、久米氏は「小学校の通信簿に“飽きっぽい、持続力がない”と書かれ続けた私が18年間やりましたよ。先生見てますかね」と話すと、スタジオ後方から持ち込んだ瓶ビールを「自分へのご褒美」とグラスに注ぎ、一気に飲み干してみせました。両目はやや潤み、万感の思いが表情に漂っているように感じられました。

 番組冒頭、久米氏は昨年9月まで18年通った六本木アークヒルズ旧社屋の桜をバックに登場し、ダークグレーのスーツは18年前の初回に着たものと同じピンストライプ柄だったそうです。中盤ではCGで合成した40代、50代当時のスタジオ映像に今の久米氏が割り込み、バーチャルの3ショットも披露。「きょうをもって無事終わります。本当にお疲れさま」と若き自分の映像に呼びかけていました。一方で「私は自衛隊のイラク派兵には反対です」とあらためて強調するなど、歯に衣(きぬ)着せぬ発言は最後まで貫いていました。

 「いつ終わるか分からないというのは大変なプレッシャーだった」「想像できないほどの批判、抗議も受けた。ゆえなき批判もあったが、そういう方がいたからこれだけ続けられた。皮肉でも嫌みでもなく、みなさんに感謝したい」と久米氏。問題発言も多く、世間に大きな影響を及ぼしてきた番組でしたが、「ニュースステーション」はニュースを変えた番組としての功績も大きく、賛否両論あるにせよ、なくてはならない番組だったと思っています。僕個人的には、久米氏は好きです。「ニュース23」や「ニュースJAPAN」など2番煎じのニュース番組がこぞってスタートしましたが、どれもどこか世論の反響を恐れて突っ込んだ発言や報道はなく、やはり「ニュースステーション」にかなうものはなかったと思っています。久米さん、長い間お疲れ様でした。




 「マツダイラ」人物相関図について
2004年03月25日(木)

 「マツダイラ」第8話の感想用掲示板にお寄せいただいたご意見の中に「登場人物の相関図を作って欲しい」というご要望がありましたが、うーん、非常に難しいご要望ですね……。僕も作ってみようかと考えたことはあったのですが、作るとなると色々と問題が出てきてしまうんですよね。

 例えば、相関図を作るとなると当然第1話では登場しなかった登場人物も書かなくてはいけなくなりますのでネタバレになってしまいますし、何と言っても「マツダイラ」は今後さらに多くの人物が登場してきますからね。「マツダイラ」オリジナルのキャラクターもいれば、実在するF1ドライバーやチーム関係者などもいますから、その全てを網羅しなくてはならなくなるのはとても大変です。相関図を作ってしまうと、第1話から読んでくださる人にとって、まだ登場していない人物の存在や関係が一目瞭然になってしまうことになるので、それらをばらさないようにするには、それぞれの話に対応した相関図を作らなくてはならないので、とてもやっかいな作業になってしまいます。

 しかし、やはり読んでくださっている方々にとっては、そろそろ登場人物が増えてきて、誰が誰だったか混乱し始めてきた頃でしょうね。僕としては1話1話独立した話としても楽しめるようにと思って書いているので、久しぶりに登場する人物は簡単にどんな人物であるか説明書きをするつもりではいるのですが、それでも完全に理解できないこともありますよね。そこで考えたのは、第一部「前夜編」が終了したら、その最後に第一部分の相関図を作ってみてはどうかなと言うことです。そうすれば、まあ読んでいる最中はちょっと混乱してしまうかもしれませんが、第一部をすべて読み終わった後で相関図を見て、復習していただけるようにはなると思うんです。で、それを踏まえた上で第一部をもう一度読んでいただくと……。どうでしょうか?




 「マツダイラ」最新作
2004年03月24日(水)

●「マツダイラ」第8話をアップ

 前々から予告していたとおり、「マツダイラ」の最新第8話をアップしました。今回はマキシ・レッドフォードがイギリスに渡り、マツダイラの新たなる謎に迫ります。以前お話ししたように、今回は僕も訪れたことのある場所を舞台としていますので、皆様にもその場所を一緒に体験してもらえたらと思っております。

 実はこの第8話、本当はもう2エピソード入る予定だったのですが、舞台描写にこだわっていたらかなりのボリュームになってしまったので、2エピソードをばっさりと切り捨ててしまいました。本来は最終戦のオーストラリアグランプリまで書く予定だったのですが、入り切らなくて残念です。次回第9話は今回入らなかった分を入れなければならないので、もっとタイトに書かなければ予定している内容を入れ込むことができそうにないので困っています。

 次回第9話は6月上旬を予定しております。お楽しみに。




 F1レポート更新
2004年03月23日(火)

●「F1マレーシアグランプリレポート」をアップ

 一昨日の日曜日に行われたF1世界選手権第2戦マレーシアグランプリのレポートをアップしました。今回は灼熱の赤道直下でのレースだったため、ブリヂストンタイヤよりもミシュランタイヤの方が有利だと思われていましたが、ふたを開けてみればブリヂストンタイヤを履くフェラーリのM・シューマッハが開幕2連勝を飾りました。ブリヂストンが強かったのかシューマッハが強かったのかよくわかりませんが、シューマッハがマレーシアを制したことで、今シーズンはまったく彼とフェラーリに死角は存在しないように思われます。

 一方、開幕前のオフシーズンテストで好調だったBAR・ホンダでは、エースドライバーのジェンソン・バトンが見事に自身初表彰台を獲得し、早くも結果をもたらしました。今回のレースでバトンはトップチームのマシンと遜色ない走りを見せていたので、今後も期待できますね。残念ながらチームメイトで日本期待の佐藤琢磨は、残りレース数わずか3集という場面で8位走行中にエンジンが悲鳴を挙げ、リタイヤとなってしまいました。今回は予選で痛恨にスピンを喫して最後尾スタート、レースでも不用意なスピンで順位を落とし、ちょっとガッカリとさせられるレースでした。しかしまだシーズンが始まってたったの2戦ですからね。バトンに続いて琢磨にも日本人で2人目となる表彰台に立って欲しいものです。




 長さん逝く
2004年03月22日(月)

 ザ・ドリフターズのリーダーで、テレビドラマなどで渋い脇役としても活躍した、いかりや長介(ちょうすけ、本名・碇矢長一=いかりや・ちょういち)さんが20日、72歳でこの世を去りました。東京都出身。アマチュアのハワイアンバンドで活動を始め、1961年、ウエスタンバンド「ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ」でベースを担当、軽妙な司会でも人気を集めました。64年にザ・ドリフターズを結成、映画やテレビ、舞台で活躍します。ドリフターズのメンバーがコントや歌を繰り広げるTBSのバラエティー番組「8時だヨ!全員集合」(69―85年)は平均視聴率が最高で50・5%に達し、“お化け番組”と呼ばれるほどのブームを巻き起こしました。いかりやさんが番組冒頭で言う「オッス」は流行語にもなりました。90年、黒沢明監督の映画「夢」に起用されたころから、演技派の脇役としても活躍。日本テレビ系の2時間ドラマ「取調室」シリーズや、フジテレビ系の連続ドラマ「踊る大捜査線」の刑事役などが高く評価され、映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」では日本アカデミー賞助演男優賞に輝きました。

 昨年5月、頸部リンパ節がんと診断され、放射線治療のため入院。7月からのTBS系連続ドラマ「高原へいらっしゃい」を降板し、一度は復帰して「踊る大捜査線 THE MOVIE2」の舞台挨拶に出席、復活をアピールしましたが、その後再び容態が悪化し、完全復帰はなりませんでした。

 いかりやさんの役者デビューは遅く、出世作は「独眼竜正宗」でした。その後その独特の雰囲気と一歩引いた位置からの存在感が評価され、様々なドラマで活躍しました。僕が印象に残っている出演作では「甦る金狼(リメイク)」「恋人はスナイパー」「GOODLUCK」「サイコドクター」「あなたの隣に誰かいる」などですが、復帰後に出演しドラマでは最後の出演作となった「あなたの隣に誰かいる」では、もうほとんどセリフを聞き取ることができなくなっており、病状の悪化がとても心配でした。

 遺作は映画「恋人はスナイパー劇場版」で、4月14日より公開されます。テレビ朝日系列で単発2時間ドラマとして放送されたシリーズの劇場版で、ウッチャンナンチャンのウッチャンが主演のアクションものです。僕はドラマのエピソード1・2と見ましたが、天才的スナイパーでテロリストというシリアスなウッチャンを見ることができます。いかりやさんはウッチャンの相手役である水野美紀の父親役、ラーメン屋の店主役で登場し、その壮絶な生い立ちから狙撃手にならざるを得なかったウッチャンの理解者としての存在感を発揮しています。

 いかりやさんは72歳と、高齢といえば高齢ではあるのですが、まだまだこれからも元気で活躍してくれると誰もが思っていた矢先の訃報は、とてもショックでした。ご冥福をお祈りしたいと思います。




 F1マレーシアグランプリ決勝
2004年03月21日(日)

 マレーシアグランプリ決勝、ミハエル・シューマッハがスタートから一度も首位を明け渡すことなく、順調に連勝を重ねました。これで通算73勝目ですか、いやはや、この勢いは止まることを知りませんね。一体シューマッハが引退する頃には、どれだけの最多勝利数になっているのでしょうか。いずれにしても、シューマッハの記録は、今後破られることはないでしょうね。今のシューマッハは、レギュレーションによって出る杭を打たれても出てくる勢いですからね。

 BARに関しては、嬉しかったのと悲しかったのと両方でしたね。ホンダユーザーとしては、バトン3位という強いホンダはとても嬉しかったですが、肝心の琢磨はレース終了3周前でエンジンブローによってリタイヤしてしまいましたからね。最後尾だからとせっかくエンジンを載せ変えてレースに臨んだというのに、そのエンジンが壊れてしまってはまったく意味がないですね。やはり琢磨は最後尾からのスタートだったので、ついつい焦ってエンジンに負担をかけてしまっていたのでしょうか。金曜日から同じエンジンを使って走っていたバトンは琢磨よりも速いラップタイムで、3位まで上り詰めましたからねえ。あのまま琢磨があと3周走り続けていたら、海外での初入賞は確実だったのですが、残念でなりません。

 昨日絶賛したジャガーのマーク・ウェバー、決勝では散々でしたね。スタートに失敗していきなり順位を落とすわ、ラルフと接触してタイヤをパンクさせるわ、挙げ句の果てにエンジンブローで完走はならず、決勝では2戦連続でリタイヤに終わってしまいました。
 2戦連続でリタイヤと言えば、ライコネンも哀れでしたねえ。まああのまま走っていても表彰台には届かなかったと思いますが、それにしても昨年のランキング2位ライコネンが開幕から2戦連続でノーポイントとは……序盤からタイトル争いに暗雲が立ちこめていますね。昨年のライコネンは、シーズン序盤から飛ばしていたのになあ。マシンから降りた後、怒りからマーシャルに八つ当たりしていましたね。ああいう姿を見ると、ライコネンもまだまだ子供だなあと思ったりもします。

 怒りと言えば、トヨタのパニスが珍しく怒っていましたね。まあ無理もないでしょう、パニスは僚友で後輩のダ・マッタと10位争いをしているさなかにピットに呼び出され、入ってみたら実は間違いで自らピットスルー。その時ピットクルーに対して手を振り上げて怒りを露わにしていましたね。さらにその際怒りのあまり思わずアクセルを踏んでしまったのか、ピットレーンでの速度違反のために今度はほんとにピットスルーペナルティ。ミスがミスを呼ぶ典型的なパターンとなってしまいました。

 次戦はF1初開催となる中東バーレーン、マレーシア同様高温でのレースが予想されるため、ミシュラン勢の巻き返しに期待したいと思います。




 F1マレーシアグランプリ予選
2004年03月20日(土)

 昨日の続きではありませんが、F1がある日は、一応書くことがあるのでいいですね。でもあまり多くを書きすぎると、F1レポートの方で書くことがなくなってしまうんですよね。なので簡単に予選の感想を書きます。

 ミシュラン有利と思われた灼熱のセパンでも、ミハエル・シューマッハの優位は揺るぎませんでしたね。2位にコンマ6秒以上の大差を付けてのポールポジション、もうウンザリするほど速いですねえこの人。
 残念だったのは琢磨ですね、第1、第2セクターまではいいタイムできていたのですが、第3セクターで痛恨のスピンを喫し、明日の決勝は最後尾からのスタートとなってしまいました。マシンを壊さなかったのは不幸中の幸いでしたが、今回は期待していただけに、何だか落胆もひとしおでした。琢磨はスタートには定評があるので、明日のスタートでもきっとごぼう抜きを見せてくれると信じていますが、セパンの1〜2コーナーは下りのタイトなコーナー、そこを20台が一気になだれ込んでいくわけですから、接触が心配ですね。前回のオーストラリアでも琢磨は接触していますからね。そういえば昨年のマレーシアグランプリでは、1〜2コーナーでトゥルーリとミハエルが接触しましたよね。うーん、心配だ。

 驚いたのは2番グリッドをゲットしたジャガーのマーク・ウェバー。彼は2年前のデビュー戦で、ミナルディで5位入賞という快挙を成し遂げ、昨年ジャガーに移籍して6回の入賞を果たし、現役F1ドライバーの中でも非凡の才能を見せつけていますね。やはり性能の劣るマシンでもきっちりと結果を出すというのは、説得力がありますからね。もしかしたらウェバーには、あのアイルトン・セナ並みの才能があるのかもしれません。マシンを降りていても、何だかデビュー3年目とは思えないほどの貫禄がありますからね。きっと自信がみなぎっているのでしょう。実力のあるドライバーは、どんなにあごが割れていても、頼もしく見えてくるものですね。

 さて、今夜は毎週土曜恒例の天体観測会が開催されたわけですが、今夜も星8個と大盛況のうちに終了いたしました。皆様ご参加いただき、誠にありがとございました。




 得意な文章、苦手な文章
2004年03月19日(金)

 実は僕、Voiceで文章を書いたり小説を書いたりしていますが、感想文や日記、エッセイ、コラム、小論文と言ったたぐいの文章を書くのは、はっきり言って大の苦手です。小説は自分の創りあげた世界で、自分の創りあげた登場人物たちを好きなように動かせばいいので書いていて非常に楽しいし、まったく苦になりません。しかし自分の自由にならないもの、あるいは書くことがなくて必死になってネタを探し、何とかして話を広げていこうと頭をひねらなければならないような文章は、書くネタが見つかればいいですが、そうでない場合は苦痛以外の何物でもないですね。皆さんも「マツダイラ」と比べて、Voiceの文章は稚拙でボキャブラリーに欠けていると思いませんか?

 そもそもこのページの名前を「Voice」としたのは、書くことを限定したくなかったからで、「日記」でもなければ「コラム」でもないので、その日に応じて書きたいことを自由に書きつづる場所が欲しかったんですよね。だから時にはその日にあったことを書きつづる「日記」になるし、時には何かに関して思うことを書きつづる「コラム」的な内容になることもあるわけです。しかしそれでも、僕の場合1日の生活の中で仕事が占める割合がとても多く、仕事が終わればただ寝るだけといったケースが多いので、「日記」として特に書くような出来事は、そうそうないんですよね。さらにずっとパソコンに向かっているのでテレビもろくに見ることができず、新聞やネットのニュースで世の中の出来事を眺めるぐらいなので、仕事が忙しい時期はほとんど世間の話題から取り残されてしまいます。

 しかし、それでも意外なことに、このVoiceは2001年の9月に始まり、1ヶ月丸々休筆したことはありますが、それ以外では14日分しか抜けていないんですよね。もちろん更新は毎日しているわけではありませんが、簡単に書くことを書き留めておいたメモを元に、後になって遅れている分を意地になってまとめ書きしているからですね。ですから皆さんは数日分のVoiceをまとめてみることになり、逆に読む人の負担を増やしてしまっているのかもしれません。

 そんな感じなので、もうとにかく書くことで精一杯で、特にまとめてアップするときは文章の内容は二の次になってしまっているのが現実なんですよね。本来なら、1日も抜かすことなく続けるよりも、ヒデボーさんのコラムやMaxiさんの日記のように、書けない日は書かなくても、書きたいときに書きたい内容をじっくりと書いた方が読み応えのある面白いものが書けるのかもしれませんね。一番理想なのは、どんなに仕事が遅くなっても、毎日欠かさずまめに書くことなのでしょう。

 Maxiさんの日記やヒデボーさんのコラムは、読んでいて本当に面白いですよね。Maxiさんはご自身の趣味にとことんこだわり、購入したモデルカーに関する話、映画館に観に行った新作映画の感想、イベントに参加した時の体験談、それに日頃感じる何気ない疑問への考察と、実に興味深い内容ばかりです。またヒデボーさんのコラムは、世間で話題になっている事柄などを中心に、ヒデボーさん独自の見解を述べており、その確固たる思想を伺い知ることができます。ヒデボーさんのコラムは、話題になっている事柄を前文に置き、その上でヒデボーさん自身の考えが順序よく書かれ、小論文として完成されていると思います。

 あー僕もこのVoiceで、読む人を引きつけるような文章を書いてみたいなあ……。でもやっぱり全然書く時間がなくて、ネタにも困って支離滅裂な文章のまま、続いていくんだろうなあ……。




 「マツダイラ」見所
2004年03月18日(木)

 間もなく公開予定の「マツダイラ」第8話の見所などを勝手に紹介してしまいましょう。この作品は特に主人公を設定せず、アメリカのテレビドラマのように、毎回メインとなる登場人物を変えながら一つの大きな物語をつづっているのですが、今回のメインキャラクターは、ズバリ!マキシ・レッドフォードです。スカリーさんがBarで書いたようにマキシ・レッドフォードの登場を増やしてMaxiさんをBarにおびき寄せようという魂胆はありません。初めから決まっていました。

 今回レッドフォードは、マツダイラに関する新たな情報を得て渡英するのですが、実際僕が訪れてとても気に入った場所を舞台にしています。自分が実際に訪れている場所ですから、行ったことのない場所を本などで調べて描写するのと違い、その場所の雰囲気から空気、匂いまで鮮明に思い出せますから、書く方としては非常に好都合ですね。

 「マツダイラ」は言うまでもなくF1小説なので、当然ゆくゆくは世界各地を転戦していくことになります。僕はかつて仕事で、ヨーロッパを中心に色々な国へ行っていたので、「マツダイラ」ではそういった経験も生かしていけるのではないかと思っています。特にイギリスは音楽の関係でよく行っていましたからね。よくミュージシャンが海外レコーディングをしたりしますが、なぜわざわざ海外にレコーディングをしに行くのかというと、海外には素晴らしいエンジニアやバックミュージシャンがいるからですね。ロックやポップスの海外レコーディングは主にニューヨークとロンドンの2つに別れますが、ニューヨークは斬新でちょっと常識から外れるようなミキシングが主流で、ロンドンはどちらかというとオーソドックスで上質なミキシング、というイメージです。僕はロンドン派です。

 えーと、また話が逸れてしまいましたが、「マツダイラ」では、マツダイラというF1チームの活躍やF1グランプリのシーンだけではなく、今後は僕の経験を生かして旅行記のような要素も込めつつ、皆様を様々な国へご案内したいと思っております。第8話は、その第1弾といった感じです。お楽しみに。




 「マツダイラ」最終調整
2004年03月17日(水)

 「マツダイラ」最新作の公開に向けての準備がのろのろと進んでいます。仕事が立て込んでいて思うように作業が進まないのですが、今日も仕事の合間にちょこちょことやってました。
 あらかじめ作ってある1話分のフローチャート(簡単なあらすじや流れなどを図式化したもの)に沿ってざっと文章化し、その後参考資料や思いついたアイディアを書き留めておいたものを使って細かな描写などを加えながら肉付けしていくのですが、僕はこれまでにも書いてきた全ての作品において「映像の見える小説」を目指してきたので、人物の描写や背景描写は、できる限り詳細に書くようにしています。また人物の動作やしぐさや言い回し、あるいは話の展開などのアイディアは湯水のように出てくるので、それらを全て詰め込んでいくと、膨大な量になってしまうんですよね。

 でもそれらを詰め込んだものの中には、ストーリー上必要のないものも多いわけです。そういったものを入れすぎてストーリーの流れを鈍らせてしまうこともあり、読む側にしてみたら話の展開をわかりづらくさせてしまうだけなので、言ってみれば「このキャラにこんなセリフを言わせたい」「このキャラにはこんなことをさせてみたい」というアイディアの多くは、作者のエゴに過ぎないことも多いのです。

 それに、特に「マツダイラ」は、僕の作品では初めての「ネットで公開するための小説」なので、読む側は当然モニター上で細かい文章を追っていかなければならないわけですから、それも考慮してある程度の文章量に抑えなくてはなりません。しかしかといってあまり描写の部分を削ってしまうと、今度はその場面の「映像」が見えなくなってしまうことになるので、僕が作品の贅肉をそぎ落としていくときは、回りくどい言い回しを簡潔に書き直したりすることもありますが、1エピソード丸々削ってしまったりすることが多いですね。もちろん落とすときはそれなりの覚悟が必要ですが、削る前と削った後(公開している)の文章を読み比べてみると、後者の方がはるかに読みやすく、展開もスムーズなものに仕上がります。

 「マツダイラ」は僕のこれからのライフワークにしていくので、栗本薫の「グインサーガ」並みの長編になるかもしれませんが(それはないか)、果たして皆さんはどこまで「マツダイラワールド」に付いてきてくれるか心配でもあります。僕としてはこの「マツダイラ」には、もちろん以前お話ししたように盗用されないよう、ある程度クオリティーは落としてはいますが、かなりの情熱を注いでいます。しかし、実際読む側にとってみたら、「マツダイラ」って作品の面白さでいうとどの程度のものなんでしょうかねえ。

 近所のBookOffで、僕が出した本が100円コーナーで売られているのを発見したときには、何だか悲しくなりましたね。まあ同じコーナーに村上春樹や筒井康隆、マイケル・クライトンやシドニィ・シェルダンといった蒼々たるメンバーが揃っていましたけどね……。




 おばあちゃん入院
2004年03月16日(火)

 近くに住んでいる僕のおばあちゃんは肺気腫を患っているのですが、検査の結果が思わしくなかったので、急遽入院することになりました。仕事の合間に病院へお見舞いに行ってきたのですが、心臓がエンストを起こしてしまい、酸素が供給されにくくなってしまったということでした。そのため鼻から管を通して酸素を常に送り続ける状態になっていました。

 僕は昔からおばあちゃん子で、小さい頃はよくおばあちゃんの家に泊まりに行き、おばあちゃんと一緒に大相撲を観ていたので相撲好きになりました。またおばあちゃんの好きな「大岡越前」や「鬼平犯科帳」なども一緒によく見ていました。僕が未だに虫歯になったことがないのは、おやつの多くが硬いお煎餅だったので、小さい頃から硬いものを食べさせて歯並びを良くしてくれたおばあちゃんのおかげでしょう。

 おばあちゃんは、とてもハイカラでした。若い頃はスポーツカーを乗り回し、戦時中は満州で諜報員をしていたこともあるそうです。あのラストエンペラーともあったことがあるらしい。そういえばうちの家系はそう言った歴史に関わっていることが多いような気がします。おばあちゃんのおじいちゃん、つまり僕のひいひいおじいちゃんにあたる人は、雪の降る日に近所のお酒屋に酒を買いに行き、帰りにチャンバラに出くわして木陰からそれを見ていたら、そのうち1人が斬られ、それが実はあの有名な「桜田門外の変」だったらしい。つまり、ひいひいおじいちゃんの目の前で斬られたのは時の大老、井伊直弼だったのです。伊豆の父の実家は北条政子の屋敷跡に建てられていたりします。(その地区一帯が北条家の敷地だったらしい)

 話が逸れましたが、お見舞いに行ったときに、かつては背が高く、わりと体格が良かったおばあちゃんが、幼児のように小さくなってしまったのがとても寂しかったです。しかも、僕が子供の頃は大きな声でよく笑っていたのに、今は肺気腫のせいでほとんど声が出ず、耳を澄まさないと何を言っているのか聞き取れないぐらいです。意識ははっきりしているのでたまに冗談などを言ったりもしますが、正直おばあちゃんの変わり果てた姿に、かなりショックでした。もちろんどんな風になっても僕の好きなおばあちゃんであることには変わりないのですが、「ある程度の覚悟はしていた方がいい」と言われたときには泣きそうになりました。

 今日はしんみりとした話を書いてしまいましたね、ごめんなさい。この件に関してのBarでのレスポンスは、申し訳ありませんがご遠慮下さい。




 仕事の愚痴
2004年03月15日(月)

 このところ徹夜仕事が多くなってきていますが、今日も明け方まで仕事です。お得意先で聞いた話だと、最近徐々に景気が回復しつつあり、クライアント側も広告をたくさん出すようになってきているらしい。だから仕事の本数はこのところどんどん増えているようです。しかし、仕事の単価はあまり変わっていないので、制作側としては相変わらず数をこなすことで稼いでいくしかないんですよね。

 うちの業界は98年頃から年々価格破壊が進み、僕らでは考えられないような値段で仕事を引き受ける業者が増え、一時はそういった業者に仕事が取られないよう、僕もクライアント側の要求を受けて値段を下げざるを得ませんでした。しかし最近、安い値段の仕事でとんでもなく高度なことをやってくる業者が増えてきて、僕としては非常に困っています。僕は基本的にDTP(デスクトップ・パブリッシング)の仕事では、3種の神器といわれている「フォトショップ」、「イラストレーター」、それに「クオークエクスプレス」という3つのソフトを使って仕事をしています。しかし最近の若手デザイナーは安い値段で、3D作成ソフトなどを多用してものすごく高度に作り込まれたCGを作って来たりするので、クライアント側も「この値段でこれだけのものができるのか」とあたかもそれが当然のように思うようになり、だんだん要求も高度になっていき、無茶な注文を付けてきたりすることもあります。

 そう言う人たちは大抵もともとCGを作ったりすることが大好きな人たちが多く、当然ソフトも自由自在に扱うことができるので作業も早いでしょう。しかも彼らは副業としてバイト感覚でそれらの仕事をこなしていますから、値段が安かろうが関係なくすごいものを平気で作れるのです。実際できあがったものはレベルもクオリティも非常に高いので、作品としてみればそれらは全く問題なく、僕も評価しています。
 ただ、そのクオリティを僕に要求されても困ります。僕はCGなんて作れませんし(マツダイラの扉の背景CGも、何ヶ月かかったことか……)、イラストにしても趣味で描いている程度なので、仕事でイラストが必要なときはフリー素材を使うかイラストレーターの方に発注し、発注した場合は当然イラストは別料金を請求しています。

 制作サイドの事情を全く知らない営業の方に「新人のこいつがこんなにすごいものを作っているんだから、ベテランの君にもこの値段でこれぐらいのことはやってもらわないと」といわれるのは、とても納得がいきません。「うちではこの値段ではできませんよ」と言っても、「僕が仕事を出しているメンバーは、みんなこの値段でやっているよ」と返されるし、「うちは安い値段でこれだけのことができますよ、というのが売りなんだから」と開き直られてしまいます。そりゃ、こんな値段でこれだけのもの見せりゃ、どこだって飛びついてきますよ。

 僕に言わせれば、これらは「技術の安売り」に過ぎません。たとえCGやイラストがとても得意で、何の苦労もせずにちょちょいのちょいでものすごいものを作れたとしても、できてきたものの完成度はとても高いものなのだから、それに見合うだけのお金はもらうべきです。逆にお金が出せないのなら、予算に見合った仕事をするべきだと思います。安いから手抜きをしろと言っているわけではありません。ただ、営業さんはクライアントの機嫌をとるだけではなく、もっと制作側の手間や作業時間を把握して、技術やセンスを保護して欲しいですね。




 ハッキネン&大治郎登場
2004年03月14日(日)

●「グランプリの肖像」新作をアップ

 えー、先月オープンした「FORMULA1」のページにある「グランプリの肖像」に、新たにミカ・ハッキネンと加藤大治郎をようやくアップすることができました。楽しみにしてくださっていた皆さん、たいへん長らくお待たせいたしました。

 まず、ハッキネンといえば言うまでもなく僕がセナの次に好きなF1ドライバーですね。まあハッキネンは好きなだけあって、ハッキネン関係の雑誌は色々買いあさっていたので、資料はたくさんあるんですよね。逆にたくさんありすぎて、どのハッキネンを描こうか悩みまくってしまいました。

 作品に添えてあるコメントでも書いていますが、今回は笑顔の素敵なハッキネンではなく、苦渋に満ちたハッキネンを選んでみました。ハッキネンといえば「F1界のいい人」と言われていたほど愛着溢れるキャラクターですが、一方でレースに賭ける意気込みは並々ならぬものがあり、レース前は常に眉間にしわを寄せて厳しい表情を見せていました。特にF1での最後の年となった2001年シーズンは、得意のスペイングラングランプリでの、ファイナルラップでのトップ走行中の劇的なリタイヤに象徴されるように、彼にとってはまさに不本意なシーズンだったでしょうから、その苦悩は想像するに固くありません。その苦しかったシーズンの、引退を決意するに至った彼の表情を切り取ってみました。

 そして、加藤大治郎。日本人初の世界最高峰2輪レースでのチャンピオンの期待がかかった若き才能の突然の悲報は、まだ皆さんの記憶にも新しいことと思います。僕自身は2輪レースは全く見ていなかったのですが、彼の死後、僕の周りのMotoGPファンの方々は、皆口を揃えて「現時点でMotoGPでチャンピオンになれるライダーは大治郎しかいない」と語っていました。加藤大治郎の死は、日本のみならず、様々な国で大きく取り上げられました。前途有望な才能がまたひとつ失われてしまったことは、残念で仕方がありません。彼の事故の原因は未だに解明されてはいませんが、このような悲しい出来事が二度と起こらないよう祈るばかりです。今回は何人かの方々のリクエストにお答えして、「グランプリの肖像」で描かせていただきました。




 ロック&ポップス・クラシック70s
2004年03月13日(土)

 今夜も毎週土曜恒例の天体観測会がトップページのぽよぎにで開催されたわけですが、今夜も星9個を観測することができました。皆さんご参加いただき誠にありがとうございました。

 さて、僕はやす吉さんの薦めでスカパーの400〜499chまであるデジタルラジオの456ch、「ロック&ポップス・クラシック70s」というチャンネルを聴きながら天体観測をしていたのですが、さすがはやす吉さんがお薦めしてくださっただけあって、シブイですねえ70年代の音楽!

 70年代といえば、僕は両親の影響で胎内でABBAを聴いていたのでABBAはとても好きで、アルバムはほぼ全部持っています。でも正直70年代の音楽ってABBA以外は、聴いたことはあるかもしれないけどほとんど知らないに等しいんですよね。で、Barにも書きましたがシカゴというアーティストが特に良かったですね!実は初めて聴いたのですが、今聴いても全然違和感がなく、むしろ新鮮でとても気に入ってしまいました!あとはジャクソン5、名前だけは知っていましたが、実際に曲をまともに聴くのはこれもほぼ初めてに近く、「Ben」という曲が流れていて、とても心地よかったです。

 聴いたことのある曲が実はポール・マッカートニーの「SillyLoveSong」だということも知り、ポールがこういう曲も作ったりするんだということを知ってかなり感動してしまいましたね。ポールにしてもエリック・クラプトンにしても、この頃はまだ若く、とてもバイタリティのあるエネルギッシュな曲を作っていたんですよね。

 これからしばらくやす吉さんに教わった456chで「70年代レトロな世界」を堪能し、勉強したいと思っています。まずは手始めに、CDショップに行ってシカゴのアルバムを探してくることにしましょう。どなたかオススメの曲があったら、教えてくださいね。スカパーを導入して、手軽に様々なジャンルの曲が試聴できるようになり、一気に音楽の趣味が広がってしまいました。やっぱスカパーはいいなあ。




 ZARD、初コンサートの真相!?
2004年03月12日(金)

 人気ボーカリスト・坂井泉水(いずみ)率いるユニット「ZARD」が今月、デビュー14年目で初めてのコンサートを東京・有楽町の東京国際フォーラムで行ったそうですね。初体感する“生ZARD”に観客は騒然。シングルだけで1700万枚以上を売った女王らしく、全編ヒットパレードだったようです。

 坂井がスポットライトを浴びて現れた瞬間「ウオーッ!」という絶叫の声とともに一斉に立ち上がった。オープニング曲はNo.1ヒット曲「揺れる想い」。心地よい“癒やし系”ながら、ちょっと弾んだ歌声はCDと同じテイスト。だが、この瞬間の観客の興味は「歌より顔」。聴いているというより、「どんな顔?」とひたすら凝視している雰囲気。歌声に乗ることを忘れたファンたちがわれに返ったのは、1曲目を歌い終えた後の坂井の第1声でした。

 「ZARDのライブへようこそ。きょうは最後まで楽しんでいってください」。ありきたりの言葉だが、独特のぬくもりがあり、何より落ち着いて見てみると、やっぱり美人。黒のスーツに後ろで髪を結んだ姿はどこか憂いもある。これで納得したのだろう。2曲目からはじっと聴き入り、6曲目あたりからは一気にヒートアップ……。

 とまあコンサートの様子はこんな感じだったらしいのですが、やはり観客の興味は坂井の顔に集中したようですね。実は僕、ZARDには全く興味がないのですが、こんな話を聞いたことがあります。デビュー当時からZARDはテレビ出演や雑誌取材、ライブ活動などを一切おこなわず、その姿を公の場にまったく現すことなくアルバムのリリースだけというスタイルを貫き通してきたのだが、そのうちやや人気が下火になり始めたため、少しずつアルバムのジャケットで顔を出すようにして、「実は美人だ」ということをファンにアピールすることで人気を維持することに成功した。だが、それでも最近は様々な実力派女性ミュージシャンが出てくるようになり、めっきりZARDという名前を聞かなくなてしまったので、14年目にしてついに初ライブに踏み切った。今後は全国ツアーも予定されているようですから、またしばらくの間は、ZARDが話題になることはまず間違いないでしょう。うーむ、恐るべきZARDのマーケティング戦略!……しかし、これでもう全て出し切ってしまったわけですから、次に人気が下がり始めたら、もう打つ手はなさそうですね。

 まだZARDの素顔がほとんど知られていなかった頃、「オレさ、今までみんなに黙っていたんだけど、実はZARDだったんだ」などというギャグを飛ばしてウケを狙っていたりしましたが、もうそのギャグもすっかり使えなくなってしまいました。




 好みの芸能人
2004年03月11日(木)

 友達と芸能人で言うと誰が好みかという話になり、他の人は優香、あやや、竹内結子、藤原紀香、松嶋菜奈子らといった名前を挙げたのですが、僕が挙げた好みの芸能人は、誰にも共感を得ることができませんでした。

 ちなみに僕が挙げた芸能人は、まず奥貫薫。「誰?それ……」と言われてしまいました。「白い巨塔」の新年特番でアウシュビッツ収容所の案内役として登場したんですけどねえ。確かに脇役とかちょい役でしか出てきませんけど。

 次、樋口可南子。「名前は聞いたことある……」おいおい、糸井重里の奥さんだぞ!結構大物女優だと思うのだが……。

 じゃあこれだ!永迫博美!これならどうだ!「……ああ、何となくわかる」……おかしいなあ。僕の芸能人の好みって、そんなに偏ってるのかなあ。

 こんな調子では、とてもNHK「スタジオパークからこんにちは」の上田早苗アナや同「クローズアップ現代」の国谷裕子アナ、それにフジテレビの西山喜久恵アナもいいとはとても言えるわけもなく……。

 話題には出ませんでしたが、外国の映画女優では誰が好きかというと、今好きなのはミラ・ジョヴォヴィッチですね。次はフェイ・ウォン。その次はホリー・ハンター。ジョディ・フォスターも捨てがたい。でもやっぱり一番好きなのは、若き日のオードリーですね。

 ちなみに2〜3年ほど前までは松嶋菜奈子も好きでしたが、飽きました。水野美紀も好きだったんですけど、結婚しちゃいましたからねえ。そういえば高校生の頃、小田茜が好きだったんですけど、あの人今何してるんだろう……。




 50円を偲ぶ
2004年03月10日(水)

 僕が大学時代に大阪で飼っていた「50円」という名前の猫がいるのですが、大学を卒業してからは近くのおばあちゃんの家で育てられていたのですが、先週の土曜日、9歳6ヶ月(推定)でこの世を去りました。

 子猫の頃はもちろんですが、大人になっても可愛いくて可愛くて、おばあちゃんの家に遊びに行くたびにじゃれ合っていました。今年に入って何だか急に元気がなくなり、食欲もなくなり、だんだんと衰えていくのが目に見えてわかったのですが、ずっと家の中で飼われていたため特に病気というわけではなく、老衰だということでした。大学を卒業してからは一緒には暮らしていなかったのですが、やはりいなくなってしまうと、大学時代に色々な場所へ連れて行った思い出や、友達みんなに可愛がられていたことなどの思い出が、たくさん思い浮かんでしまいますね。独り暮らしで寂しいときも、僕が大学やバイトから帰って来るとテケテケと音を立てながら、にゃあにゃあ鳴きながら走り寄ってきた光景なども、まるで昨日のように思い出すことができます。

 名前の由来は、お腹のあたりに10円大のハゲがあるのですが、その真ん中にだけ毛が生えていていわゆる5円ハゲだったのです。で、「5円」というのも安っぽいので初めは「和同開珎」と名付けようとも思ったのですが、それも何だか堅苦しいので、日本の穴あき硬貨では最も価値の高い「50円」と名付けました。彼もその名前が気に入ったらしく、「ごじゅえ〜ん!」と呼ぶと、「ん〜?」と返事をしたりしました。

 50円がいなくなって、僕ももちろんとても寂しいですが、一番寂しいのは約8年間一緒に暮らしたおばあちゃんだと思います。50円は僕同様おばあちゃん子でしたからね。安らかに眠って欲しいと思います。




 F1レポート完成形
2004年03月09日(火)

●「S2000ニュース」を更新

 えー、昨年の1月から1年以上も消息を絶っていたあの自己満ページ「S2000ニュース」を久々に更新しました。このページ、単なる愛車自慢をニュース形式で紹介しているだけのまさに自己満足の世界なので、一体どれだけの方がこのページを楽しみに待っていたのかは定かではありませんが、一応僕としては「S2000日記」的なスタンスで、S2000に関するエピソードを自分が覚えておくためにネット上に書き記しているという感覚なので、まあ興味のない方はスルーしてください。一応ごく一部、楽しみにしてくださっている方々もおられるので、その方々のために復活させました。

 さて、これでずっと更新しなければと気になっていた「S2000ニュース」はアップしたし、あとはF1レポートを書いて、「グランプリの肖像」を描いて、「マツダイラ」と「それマコ」を書いて、その後は少しずつ「PRIVATE」のページを作り始めていこうと思っています。




 スカパーでF1決勝
2004年03月07日(日)

 今日は午前11時40分から午後2時半まで、真っ昼間からF1開幕戦オーストラリアグランプリが生放送で放送されるので、せっかくの休みを有効に使おうと早起きをして、朝から結構な朝ご飯を作ってみました。といっても作ったものはいつもと同じシャウエッセンとスクランブルエッグ、そしてトーストにグリーンサラダ、飲み物はコーヒーというコンチネンタルなんですが、このトーストというのがちょっと贅沢だったりします。

 食パンは何層にも織り込まれたデニッシュ生地で作り上げた、ほのかな甘みとさっくりとした食感が口いっぱいに広がるデニッシュ食パンを使い、それをポップアップトースターでトーストにし、バターの中で最も濃厚で美味しいと言われている「カルピスバター」を塗っていただくのです。うーむ、こうして食べてみると確かに贅沢で美味しいのですが、デニッシュ食パン自体にバターの風味が混じっているので、「カルピスバター」と味が混じってしまい、せっかくの「カルピスバター」の味わいがちょっとわかりづらくなってしまったような気がします。やっぱりデニッシュ食パンはそのままで食べ、「カルピスバター」は普通の食パンに塗って食べた方が、それぞれの本来の味を楽しむことができるんだなと実感しました。

 さて、F1開幕戦オーストラリアグランプリ決勝、案の定フェラーリの2台がまったく他者の追随を許すことなく、最初から最後まで独走状態でワンツーフィニッシュを決めてしまいましたね。ライバルと目されていたウィリアムズは4位5位、そしてマクラーレンに至ってはクルサード6位、ライコネンは9周でリタイヤという散々な結果でした。そんな中で活躍したのは昨年頭角を現したルノーのアロンソ、今年は開幕戦から3位表彰台と、さい先が良さそうですね。そしてBAR・ホンダのバトンが6位、日本期待の佐藤は惜しくも9位で入賞はなりませんでしたが、2台とも壊れずに最後まで生き残り、それなりの速さを見せてくれたので今年は期待できそうです。

 しかし、レース全体を見てみると、非常に退屈なレースでしたね。毎年波乱が起きるはずの開幕戦で、今年は完走台数14台という最多タイ記録、特にこれと言って見所らしい見所もなく、フェラーリの圧倒的な速さだけが際だったレースでした。今年もこのままフェラーリが勝ちまくってしまうんですかねえ……はあ……。




 スカパーでF1予選
2004年03月06日(土)

●「FORMULA1」の扉絵をリニューアル

 ♪ブル〜ブル〜ブル〜スカ〜イ〜、ブル〜スカ〜イ〜ブル〜ブル〜な天気なのに、今日は朝から仕事でした。しかしながら、今日はそれほど仕事は忙しくはないので、F1開幕戦オーストラリアグランプリの予選が始まる時間に一旦家に戻りました。

 さて、いよいよ始まりましたね、F1の2004年シーズン。F1開幕に合わせて「FORMULA1」のトップページもリニューアルして、僕が予想するタイトル争いのキーマン3人+日本期待の佐藤琢磨という顔ぶれで揃えてみました。もう皆さんもご承知のように、今年から我が家にもスカパーを導入したので、今日は午前11時40分から生放送、しかもCMなしのノーカット版で、今宮さん川井さん森脇さんの3氏による解説付きでF1予選を楽しむことができるようになりました。これまで静岡では予選を見ることができなかったので(時々気まぐれでやってくれることもある)、今後はF1ウィークの週末は楽しみが2つになったということですね。まあしいて言えば予選レギュレーションが変わる前の、燃料タンクを空にしたマシンによる最速モードでの予選を見たかったですけどね。

 昨年は金曜日に予備予選、土曜日に最終予選が行われていたのですが、今年からさらに日程が変わり、土曜日に2回の予選が行われるようになりました。さらに今年からは1台につき1グランプリで1エンジンしか使用できないというルールになったので、どのマシンも最初の予備予選では回転数を抑えた走りに徹していました。やはりワンラップアタックとなる前の一昨年までの予選に比べて、迫力に欠けるのは否めませんね。

 予選結果や明日の決勝結果はF1レポートで詳しく書こうと思っていますが、今年のフェラーリは昨年の開幕戦と違い、盤石の体制ですね。圧倒的な強さを誇った2002年シーズンの再来かと思うほどの圧倒的な速さを見せつけられたという感じです。フェラーリの新型車F2004、速さもさることながら、マシンの挙動、そしてエンジンの信頼性も今日の予選での走りを見る限り非の打ち所もないといった印象を受けました。今年もシューマッハがチャンピオンになるんでしょうかねえ。




 「頭文字D」最新刊
2004年03月05日(金)

 最初の頃は結構熱中して読んでいたのですが、だんだん話の内容がマンネリ化してきて、最近では惰性で読み続けている走り屋マンガ「頭文字D(イニシャルD)」の最新刊28巻が出ていたので買ってきました。このマンガはAE86トレノに乗る、恐ろしく速い走り屋が主人公で、その負け知らずの彼に挑む様々なマシンとの対決を描いたマンガなのですが、何と今回!ついにライバルマシンとしてS2000が登場しました!僕はヤンマガでの連載は読んでいないので、今回単行本を買って読んで初めてその事実を知りました。

 いや〜映画「ワイルドスピード」でも登場しましたが、やっぱり自分の乗っているクルマがこういう映画やマンガに登場するのは、やっぱり何となく嬉しいものですね。しかもマンガの中で「今夜の対戦相手はホンダのS2000らしいぜ」という話題になり、「マジっすか!?」とやたらと驚き、その後「S2000といえば、FRでは理想的といわれる50対50の前後バランスを実現してて、間違いなく現在の国産社中最強のコーナリングマシンだ」などとものすごく説明的なセリフで言い切ってくれているので、僕も自分で乗っているクルマなのに「へえ〜、S2000ってそんなにすごいクルマだったのか〜」などと感心してしまうくらいです。

 ただ……このS2000に乗っているドライバーというのが、「峠の神様」と言われる伝説の「おっさん」なんですよね〜……。やっぱりS2000って、本来峠を極めたおっさんが乗るクルマなんでしょうかねえ……。今まで主人公と戦ってきたライバルたちはみんな血気盛んな若者ばかりだったのに、なぜよりによってS2000のドライバーが中年親父なんだ……。そして今回の巻ではまだ主人公とS2000のバトルに決着はついていないのですが、当然この「峠の神様」も結局は主人公に負けるんだろうなあ……。




 田宮二郎
2004年03月04日(木)

 僕が現在最も注目しているドラマ「白い巨塔」(唐沢寿明主演)のオリジナル版は、昔田宮二郎という俳優が演じていたものであるという話は聞いていましたが、スカパーでその田宮二郎版の「白い巨塔」が放送されていたので、ちらりと見てしまいました。さすがに現在のドラマと比べると演技も衣装もメイクも演出も時代を感じるもので、今観ると違和感があることは否めませんでしたが、実を言うと僕、田宮二郎って「白い巨塔」の話を聞くまでは全く知らなかったんですよね。

 調べてみると、その田宮二郎版の「白い巨塔」って、昭和53年に放送されていたんですよね。そりゃ知ってるわけないよなあ……僕がまだ3歳の時だもんなあ……。で、田宮二郎はこの「白い巨塔」で全てを出し尽くし、最終回放映直前に猟銃によって自らの命を絶ってしまったという話も初めて知りました。当時の報道では「白い巨塔」で演技に限界を感じたことで思い悩んだ末の自殺と言われていたようですが、結局真実は闇の中です。

 何かに取り付かれたように一つのことに執着し続ける人って、極めれば極めるほど、その内なる悩みは我々凡人には計り知れないものがあるのかもしれません。芥川龍之介しかり、三島由紀夫しかり、最近でも実力派俳優の古尾谷雅人さんが謎の自殺を遂げたのは記憶に新しいですが、死を選んだ理由は亡くなった本人にしかわからないことではありますが、目指すものへの苦悩の末に自ら命を絶つという考え方は、僕には全く理解できません。

 僕が特に衝撃を受けた著名人の自殺では、他に伊丹十三(映画監督)、ベルナール・ビュッフェ(芸術家)、ジャック・マイヨール(素潜り世界記録保持者)などがいますが、伊丹十三とビュッフェに関しては、何となくその理由がわかるような気がするんですよね。伊丹十三はおそらく極道の世界を題材に映画を撮り、そのことで脅迫され、家族を守るために命を絶ったと思われますし、ビュッフェは病気のためほとんど動かなくなってしまった身体に対する苛立ち、日常生活に支障を来すばかりでなく、作品を作ることが困難になってしまったことへの苦悩が大きな原因だったのではないかと思います。しかし、ジャック・マイヨールの自殺はほんとに不可解でした。なぜ?と思わずにはいられません。




 スカパー接続完了!
2004年03月03日(水)

 夕方、仕事が一段落したところで、カントクさんにご足労願い、日もとっぷり暮れてしまった後でアンテナの設置と配線の接続作業をしてもらい、いよいよ念願のスカイパーフェクTVが我が家でも見られるようになりました!うちのアパートは結構古いアパートなんですが、うちの上の部分だけWOWOWとスカパーのパラボラアンテナが設置されており、外から見上げると何だかうちだけボロアパートにカモフラージュされた秘密基地のような大げさな見た目になってしまいました。

 受信感度は良好、スカパーに電話して仮契約の手続きを済ませ、仮契約期間中は2週間ほとんどのチャンネルが無料で試聴できるので(さすがにアダルトチャンネルは見られないらしい……チッ!)、早速フジ721にチャンネルを合わせてみました。おお!「夜のヒットスタジオ」がやっているではないか!しかもまだ「デラックス」ではない、井上順が司会の頃!ちょうど歌っていた和田あき子、めっちゃ若ッ!いつの時代なんだ?

 カントクに軽くリモコンの操作方法などを教わりながらいろいろいじったりしてみたのですが、「現在番組」で現在放送中の全チャンネルの番組、「週刊番組」では全チャンネルの1週間の放送スケジュール、さらには現在映っている番組の情報(例えば映画だったらスタッフ、キャスト、あらすじなど)が画面上で一目で閲覧することができるのには感動しましたね!いやはや、CS放送ってこんなことまでできてしまうんですねえ、全然知りませんでした。

 あいにく今夜も仕事が忙しくておそらく徹夜作業になりそうなので、軽くスカパーを試運転したところで後ろ髪を引かれつつ仕事に戻ることにしたのですが、今手がけている大仕事を早いとこ片付けて、今週末に行われるスカパーでのF1開幕戦生中継に備えたいと思います。カントクさん、今日は本当にありがとう!約束のガストでの晩餐会は、また後日。




 「マツダイラ」全話カスタマイズ
2004年03月02日(火)

●「マツダイラ」全話にチャプターを設置

 えー、今日は仕事がONIのように……もとい、鬼のように忙しいので、Barからのコピペで勘弁してください。以前、ヒデボーさんから「マツダイラ」に関して「あのボリュームを一気に読むのは辛いので、せめてページや解りやすい区切りがあれば助かります」とのご要望を頂きました。この件に関しまして、僕も常々何とかしなければと思っていたのですが、この度、各話4〜5分割ずつに区切り、チャプターナンバーをつけて、巻頭の「CHAPTER・JUMP」から各チャプターへ飛べるように全話カスタマイズしました。これにより皆様には1チャプター単位で読んでいただき、さらにどのチャプターまで読んだかをご自分で記憶していてくだされば、途中で読むのをやめたとしても、再び続きを読むときに、例えば「昨日は第3話の3まで読んだから、今日は4から」といった具合にスムーズに続きにジャンプすることができます。

 「マツダイラ」は、小説としてはそれほどボリュームはないと思いますが、さすがにネット上で公開する読み物としては1話分の量が多いのが最大の難点だと思います。ただ、やはり僕としましても、どうしても1話にあれだけのボリュームは欲しいんですよね。実を言うとあらかじめ決めてあるフローチャートに沿って1話分書き上げると、かなりボリュームが多くなってしまうんです。そこから無駄な部分、回りくどい部分などを、時には1エピソードまるごと削ったりして公開用のボリュームにシェイプアップしているんです。ですから現状からさらにボリュームを減らすと言うのはできないのですが、今回のカスタマイズで、少しは読者の皆様の苦労が軽減できたのではと思っております。

 今後もよりよい作品作りを心掛けていきたいと思っておりますのでどうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。




 スカパーを買う
2004年03月01日(月)

 昨日お伝えしましたが、今日ついに家の近所のヤマダ電機で8980円のスカパーセットを購入しました。スカパーのことはまだイマイチよくわからないのですが、今週は木曜日あたりまで仕事が山のように詰まっているので、とりあえず仕事の合間にヤマダ電機へ行って商品を購入し、その足で自宅に戻って玄関先に箱を置き、そのまま再び仕事に戻っていきました。おそらく今夜は徹夜仕事になりそうなので、このまま中身を開ける余裕はなさそうです。

 うちはWOWOWにも加入しているのですが、テレビアンテナとWOWOWのアンテナはアパートの屋上から引っ張ってきているので、今回のスカパーも同じように屋上から引き込むことになりそうです。配線と接続は、自分でやろうと思えばできるんでしょうけど、ここはやはりエキスパートのカントクさんにおまかせすることにしました。水曜日なら大丈夫ということだったので、いよいよ水曜日、我が家にスカパーが繋がることになります。カントクさん、よろしくお願いします。


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