Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 夏も終わり
2003年09月30日(火)

 結局今年は夏らしい夏がほとんどないまま9月も終わってしまいましたね。ずっと寒かったので、あっという間に暦の上での「夏」が過ぎ去ってしまったような気がします。

 僕は毎年梅雨入り前にS2000にハードトップを装着し、10月になったら再びハードトップを外してソフトトップに戻しているのですが、今年はこんなに冷夏だったら、別に衣替えしなくても良かったなあと思ったりもします。ハードトップを装着するにも取り外すのも、2人の人間を必要としますからねえ。しかも以前の個室駐車場だったらクルマの後ろにスタンド立ててあったのですぐに脱着ができたのですが、今年から駐車場が変わって個室ではなくなったので、アパートの2階の廊下にハードトップを置いているので、いちいちハードトップを持って狭い階段を慎重に上り下りしなくてはなりません。ハードトップの重さは約20kg、男2人で持てばそれほど重いものではないので、イソにでもバイトさせるかな。夕飯で。

 10月の早いうちにハードトップを外したら、あとは来年の梅雨入りまでオープンの季節です。寒い冬こそオープンです。オープン時用のヒーターモードにすれば全然寒くないし、頭のてっぺんだけ冷たい風が通るので結構気持ちいいですよ。冬は空気も綺麗なので、夜景や星空でも眺めながら、ゆっくりドライブにでも行きたいです。

 さて、ここで皆様にお知らせです。誠に勝手ながら、10月のVoiceはすべて休筆させていただきます。ご了承下さい。次回のVoiceは11月1日を予定しております。ご了承下さい。




 マツダイラ執筆
2003年09月29日(月)

 「マツダイラ」第6話の9月中の公開を目指していましたが、どうやら公開を延期せざるを得ないようです。現時点で一応書き上がってはいるのですが、普段の3倍の量になってしまったので、ここから2/3をカットしなくてはなりません。ネット上に公開しているので、詠む側としてもモニター越しにあの長文を読むのはかなり大変だと思うので、毎回1話分の量はここまでと決めているのですが、さすがに今の状態で公開するのは長すぎます。かといってそれを3話分、あるいは2話分に分けるとなると、その後のストーリーが大きく狂ってきてしまうのでそれもできません。

 確かに読んでみると、回りくどい箇所やなくてもいいような場所は何ヶ所かあるのですが、それでもいろいろ趣向を凝らして書いているものですから、自分ではどこを削ったらいいのか判断に苦しみます。それに今回のエピソードは、94年のF1シーズンをなるべく忠実に再現しているので、その頃のF1事情や勢力図などを読者に理解してもらうためにも、時代背景の説明は必要なんですよね。困ったものです。「マツダイラ」を楽しみに待っていてくださる皆様、もう少し僕に時間を下さい。




 F1アメリカグランプリ決勝
2003年09月28日(日)

 いやはや、すごい展開になりました。レースはポールからスタートしたライコネンが持ち前の冷静な走りでレースを進めましたが、途中から降り出した雨に翻弄されて順位を落としてしまいました。7番手スタートのミハエル・シューマッハは順当に順位を上げ、雨が降り出してからは水を得た魚のようにペースを上げて優勝してしまいました。4番手スタートのファン・パブロ・モントーヤは序盤にバリチェロを強引にパスしようとして接触、その後もミスを連発して6位に終わり、モントーヤのタイトル獲得は絶望となってしまいました。ライコネンは終盤に追い上げて辛くも2位でフィニッシュし、何とか9ポイント差でタイトル争いに踏みとどまりました。

 まさか7番手スタートのシューマッハが優勝するとは思いませんでしたねえ。そしてモントーヤが脱落するとは思いませんでした。僕はライコネンが脱落するものと思っていましたからねえ。しかしまあ、シューマッハとライコネンのポイント差は9ポイントとなり、シューマッハの史上最多6度目のタイトル獲得は、もはや確実なものとなりました。ライコネンが逆転してタイトルを獲得するには、ライコネンが優勝し、なおかつシューマッハがノーポイントに終わらなければなりませんからね。ライコネンが鈴鹿で優勝する可能性すら少ない上に、シューマッハがノーポイントに終わるなんてことは考えられませんからねえ。ま、今度の鈴鹿では、シューマッハに歴史的瞬間を見せてもらうことにしましょう。




 F1アメリカグランプリ予選
2003年09月27日(土)

 F1グランプリも残すところあと2戦、今週末行われる第15戦アメリカグランプリと第16戦日本グランプリのみとなりました。さて、今日はアメリカグランプリの予選2日目が日本時間の深夜に行われたのですが、何とランキング首位ミハエル・シューマッハに7ポイント差と後がないキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)がここへ来て自身2度目のポールポジションを獲得しました。シューマッハとわずか2ポイント差のランキング2位につけるファン・パブロ・モントーヤが4番手、そして注目のシューマッハは、何と7番手に沈んでしまいました。

 ちなみに明日のレースでシューマッハが優勝し、ライコネンが3位以下、モントーヤが6位以下に終わると、最終戦を待たずしてシューマッハの史上最多6度目のタイトルが確定します。つまり明日のレースでシューマッハに10ポイント以上の差を付けられるとそのドライバーのタイトル獲得は絶望的となるわけですが、ここへきてもっとも絶望的と言われたライコネンのポールポジション、そしてシューマッハの後方からのスタートは、面白い展開を見せてくれそうですね。シューマッハの3台前にはモントーヤがいるので、そう簡単にはシューマッハも前に出ることはできないでしょうから、明日のシューマッハの優勝の可能性は極めて低いといってもいいでしょう。

 近年まれにみる大混戦となったF1グランプリは、最終戦までこの三巴のタイトル争いが続きそうです。ただ心配なのはポールポジションのライコネンですね。マクラーレン・メルセデスは未だにエンジンの信頼性に関しては怪しいですから、せっかくポールからスタートしても途中でエンジンブローなんてことはよくありますから、とにかく最後まで完走して欲しいものです。




 ステータスの危機
2003年09月26日(金)

 昨日もお邪魔したお得意先のデザイン会社に今日も顔を出したのですが、先月から入った新人の女の子が、スポーツカーが大好きらしく、僕のS2000に寄ってきました。僕のクルマを見て「ハードトップつけているんですね」と言うので、「よくハードトップなんて知ってるね」と言うと、彼女は「私もオープンカーに乗りたくて、S2000とポルシェのボクスターと迷ったんですけど、FTO(三菱)の顔に惹かれてFTOを買ってしまいました」と答えました。S2000とボクスターを迷う〜〜〜〜?この子の家は金持ちなのか〜〜?と驚いてしまいましたが、話を聞いてみると、100万円貯めたら、お父さんがロータス・エリーゼを買ってくれるのだとか……。どんな家やねん!

 今までお客さんの所に行くのに、S2000で乗り付けることに一種の優越感を感じていましたが、もしこの子がロータス・エリーゼに乗るようになったら、そのステータスが揺らいでしまいますねえ。エリーゼって言ったら、世界的に有名な高級スポーツカーですからねえ。うーむ、恐ろしい子だ……女の子でエリーゼ乗りとは……。

 ま、僕としてはエリーゼよりもボクスターよりもS2000が一番好きなので、別に問題はないんですけどね。しかし世間一般的には、S2000とエリーゼじゃ格が違いますからね、圧倒されそうです。でもって、「色は何色にするの?」と聞いたら、彼女は「モチロンシルバーです!」と答えました。エリーゼでシルバー?どうなんでしょうねえ、エリーゼというとネイビーブルーかイエローが主流だと思うのですが、シルバーのエリーゼというのはねえ……。見たことないので何とも言えませんが。




 ジャケット好評
2003年09月25日(木)

 昨日買った「ハリウッド・ランチ・マーケット」のジャケットと「SCHLUSSEL」のYシャツを着て得意先に行ったら、そこで働いている元ストリートミュージシャンのイソが「中野さん、その服イイっすね〜」と誉めてくれた。うーむ、ユニクロで買った服を着ていっても何も言われないのに、ちょっと高い服を着て行ったら途端に誉められるとは……やっぱりちゃんとしたブランドものの服は端から見ても何かが違うんでしょうねえ。実際ユニクロにもデザイン的に優れた商品は結構あるんですが、僕が着ていったようなものはユニクロには置いていませんからねえ。他の女の子からも「今日の中野さん、ちょっとイイカンジですね」と言われましたが、じゃあ普段はどうなんだ……と思ってしまいました。昔から親しくしてもらっているかなり目上の方からも「服はいいな」と言われましたが、顔はどうなんでしょうか……。嬉しいやら悲しいやら……。



 ジャケットを買う
2003年09月24日(水)

 以前Voiceで、僕の小学校の同級生が「ハリウッド・ランチ・マーケット」の商品を主に扱うブティックを経営しているというお話をしましたが、昨日映画を見終わった後でそのお店に立ち寄り、1万5千円のジャケットを買ってしまいました。くすんだ濃紺のデニム地のシンプルなジャケットですが、パッと見デニム地に見えず、着やすくて形が格好良いジャケットです。

 たまたま昨日は先月浜松で買った「SCHLUSSEL」のYシャツを着ていたのですが、ジャケットが目に留まってその上から羽織ってみたら、あつらえたようにYシャツと合っていたので、迷わず買ってしまいました。衝動買いではありましたが、ま、たかだか1万5千円だし、いっか。羽織るときに同級生で店長のSくんに、「Yシャツの襟と一緒に立てるといいよ」と言われてやってみたら、何だか顔から下だけファッションモデルのような姿が鏡に写っていました。

 最近ファッション誌とか全然見ていなかったので、服は買えども着こなし方なんて気にしていませんでしたからねえ。今日はいい勉強になりました。これからはもっと服の着こなしを勉強しよう。




 「トゥームレイダー2」を観る
2003年09月23日(火)

 今日は仕事がお休みだったので、「トゥームレイダー2」を観に行ってきました。ベネチア映画祭で受賞した「座頭市」と、興行収入が好調の「踊る大捜査線2」も迷いましたが、やっぱり邦画はイマイチ映画館に足を運ぶのをためらってしまいます。

 「トゥームレイダー」シリーズは、プレイステーションのゲームを元に映画化された作品で、アンジェリーナ・ジョリー主演の、言ってみたら女版「インディ・ジョーンズ」だと思っていただければいいでしょう。僕自身ゲーム版「トゥームレイダー」も「インディ・ジョーンズ」も好きなので、1作目から観に行ったのですが、今回も世界を股に掛けた冒険が繰り広げられました。「インディ・ジョーンズ」と違い、主役が女性なのでしなやかさと華麗さがあり、単純に娯楽として楽しめる作品です。それにしても最近の映画は「トゥームレイダー」にしても「バイオハザード」にしても「チャーリーズ・エンジェル」にしても、女性がやたらと強いですなあ。「トゥームレイダー」は男2人を部下に持っているのが笑えます。

 主演のアンジェリーナ・ジョリーは「17歳のカルテ」で準主役を演じ、主役のウィノナ・ライダーを食う演技で注目され、その後数々の映画に出演していますが、「トゥームレイダー」ははまり役と言ってもいいでしょう。悪役の中に豪華な顔ぶれも見られ、何も考えずに楽しみたい方には打ってつけの映画です。




 来季「F1レポート」の是非
2003年09月22日(月)

 先のF1イタリアグランプリのレポートを書き上げ、ようやくシーズン終盤に向けて追いついたわけですが、来シーズンもF1レポートを続けるか否か、自分の中で悩み続けています。お気づきの方も多いかと思いますが、昨年、一昨年のものと比べ、今年のレポートはすべて「毒」をできる限り取り除こうとしています。特に今月書き上げた5戦分に関しては、内容も無難なレースの感想に留まっています。しかしながら、やはり今年のレポートは、自分自身が本当に書きたい内容とは異なります。

 元々僕がF1レポートを書こうと思ったのは、自分の考えを押しつけるのではなく、僕が思う率直な意見を開示して、それに対する意見や反論を、掲示板でみんなでぶつけ合って熱く議論したいと考えたからです。しかし、なかなかそういう熱い議論というのはできないものですよね。熱くなれば和気藹々とした雰囲気が壊れてしまいますし、嫌な気分になることもあるでしょう。僕が理想とした「議論」は、少なくともうちでは無理だという結論に達したわけです。議論するどころか、距離を置かれる方々が増え、うちもすっかり常連客の方が限られてきました。

 そんなわけで今年から、あまり持論をレポートに繁栄させず、どこにでもあるような感想に留めているわけですが、書きたいことを書けないレポートは、やはりうちらしいレポートではないような気がします。来季はレポートを書くのをやめるか、あるいは現状のまま平凡な感想を書き連ねていくか、はたまた我が道を突き進んでいくか、来年のF1開幕までには結論を出そうと思っています。たぶん来年は書かないことになると思います。




 「ウォーターボーイズ」
2003年09月21日(日)

 今日観たのは「ウォーターボーイズ」というドラマの最終回。このドラマは妻夫木聡主演の映画のその後の話で、高校生5人が高校生活最後の思い出に、学園祭での男子シンクロナイズドスイミングの公演に向けて、様々な障害を乗り越えて成長していくというお話です。障害というのは、主に市の教育委員会からのシンクロ公演中止命令だとか、教頭先生によるシンクロ同好会の解散命令、それに家族からの反対(受験勉強をしろなど)など、まあ観る側からしたらかなり理不尽なものが多いのですが、それはドラマですからね、多少誇張している部分はあります。

 しかしそんな中で、5人が力を合わせて頑張っていく姿は、観ていて本当に素晴らしいと思いました。こんな友情で結ばれた仲間が羨ましいですね。高校生ながら、公演が実現できるようにいろいろ試行錯誤して次々と障害を解決していく、典型的なパターンではありますが、観ていて本当にすがすがしさを感じるドラマでした。

 最終回ではそれらの障害が全てクリアされ、シンクロ公演がいよいよ実現し、そのほとんどがシンクロのシーンでした。このシンクロがまた素晴らしいの何の!オリンピックなどのシンクロと違って、オリジナリティに溢れバラエティに富んだ振り付けがとても良かったです。このドラマも、是非皆さんにも見てもらいたいですね。

 このドラマの主題歌は福山雅治の「虹」、うーむ、こりゃ4週連続で1位になるわけだ。いい歌です。




 「Dr.コトー診療所」
2003年09月20日(土)

 僕はいつも仕事が忙しくてドラマが観られないので、毎週ビデオに録画してもらっているのですが、今クールのドラマもどんどん最終回を終えてしまったようですね。中には視聴率が全然なくて1話早く終わってしまったドラマもあるようですが、僕が観ていたドラマも放送では全て完結したようです。

 今日は「Dr.コトー診療所」というドラマの最終回を観ました。「北の国から」のじゅん君でお馴染みの吉岡秀隆主演のドラマで、マンガが原作、孤島にやってきた外科医の話なのですが、すごくいい話でした。東京での外科医時代に忙しさの中で少女を死なせてしまい、自分を見つめ直すために孤島へとやってきた主人公のコトー、しかし島の住民たちは、初めはなかなか新しい医者を信用し切れませんでした。孤島の診療所には十分な設備がほとんど整っておらず、本土からやってきた医者たちは、みんなすぐに島を出ていってしまったからです。しかしそのうち島の住民は、コトーの命に対する誠実さと思いやりに徐々に打ち解け、いつの間にか島になくてはならない医者になっていきます。

 このドラマを観ていると、自分がいかに傲慢で自分勝手な人間かと言うことを思い知らされますね。毎回コトーの誠実さに触れては涙を流してしまいます。本当にいいドラマです。主題歌も中島みゆきだし。たぶんビデオ化されると思うので、皆さんにも是非見てもらいたい作品です。




 F1レポート5戦振りに追いつく!
2003年09月19日(金)

●F1ドイツ・ハンガリー・イタリアグランプリレポートをアップ

 ミハエル・シューマッハがイタリアグランプリで、第8戦カナダグランプリ以来6戦振りの勝利をものにしましたが、僕も残り3レースの熾烈なタイトル争いを前に、第9戦ヨーロッパグランプリ以来5戦振りにレポートが追いつきました。途中から仕事の方が鬼のように忙しくなり、あれよあれよという間にシーズンが過ぎてしまいレポートが溜まっていってしまったのですが、この1週間で5戦分のレポートを一気に書き上げるのはさすがにしんどかったです。しかしこれでイタリアまで追いついたので、残り3戦はなるべくレース終了後すぐに書き始め、なるべくタイムリーに皆様にレポートをお届けできるように頑張りたいと思います




 今年初サンマ
2003年09月18日(木)

 今日は仕事が比較的早く終わったので、サンマの美味しい店にサンマの塩焼きを食べに行きました。飲み屋なのでサンマの塩焼きに合う冷酒をグラス1杯、それにサンマの他に鳥皮とねぎま、刺身の盛り合わせ、鳥から揚げ、ホタテバターなどを注文しました。僕にとってはこれが今年初サンマだったのですが、やはり塩焼きは美味しいですねえ。大根おろしと魚の身を一緒につまんでお口の中へ。ちょっと脂が少ないような気もしましたが満足です。

 サンマと言えば、苦手な方も多いかと思いますが、やはりあのはらわたの苦みがいいですね。あとは上の身を食べた後、手で背骨をピーッと剥がして下の部分を、上を食べた後まだ下にも身があるってのが、焼き魚を食べるときの密かな楽しみです。頭も丸ごときれいさっぱりと食べてしまいました。他の料理もとっても美味しかったです。

 ところが、だいたい飲み屋というと飲み物が先に出てくるので、日本酒のグラスを注文した僕は、空きっ腹のうちから飲み始めてしまい、たった1杯グラスで飲んだだけなのにかなりお酒が回ってしまいました。いや〜自分としてはお酒は強い方だと思っているのですが、あまりに空腹だったので酔いが回るのが早かったのでしょうねえ。日本酒一杯でこんなに酔ってしまったのは初めてです。おかげで普段は真夜中まで寝られないのに、今夜は10時過ぎには眠ってしまいそうです。瞼が重い……。




 気になるBAR・ホンダの来季
2003年09月17日(水)

 F1グランプリも残り3戦を残すだけとなり、ストーブリーグ(来季のシート争奪戦)も加熱してきました。現在もっとも熱いのは何といってもBAR・ホンダ、今シーズン限りでドライバー契約の切れる97年度ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーヴの去就が注目を浴びています。

 ビルヌーヴのアグレッシヴでパンチ力のある走りは未だに衰えていないはずですが、長年のBARに対するシャシーへの不満とホンダエンジンに対する失望感でモチベーションが低下しており、今シーズンはチームメイトのジェンソン・バトンの後塵を拝すことがほとんどでした。バトンとBARは来シーズンも契約をしているのですが、そのバトンの相棒を誰にするか、チーム側は決めかねているようです。単純に考えればビルヌーヴとの契約を更新するのが妥当なのですが、チャンピオン経験者であるビルヌーヴは契約金が高く、資金難のBARにとってはそれが大きな足かせとなっているのです。

 今のところ、ホンダ側が強く推しているといわれている佐藤琢磨の起用が濃厚ですが、チーム代表のデビッド・リチャーズが「バトンのチームメイトは、オーディション形式で決めたい」などと言いだしたことで、話は余計ややこしいことになってきてしまいました。リチャーズによると、オーディションで候補者を走らせて、最も速かったドライバーを起用するということで、もしこのオーディションが本気ならば佐藤琢磨は、ビルヌーヴ、テストドライバーのアンソニー・デビッドソンなどの候補者に勝たなければシートは得られないと言うことになります。

 個人的には、来季のBARには佐藤琢磨が乗り、ビルヌーヴはトップチームへ行ってタイトル争いを繰り広げて欲しいと考えているのですが、トップチームは3チームとも来季のラインナップを変更しないと見られ、そうなるとビルヌーヴは引退を余儀なくされることにもなりかねません。複雑な心境です。ビルヌーヴが勝てるマシンに乗ったら、F1は間違いなく今より数倍は面白くなると思うのですが、今のところその可能性は極めて低いものと思われます。




 世知辛い世の中
2003年09月16日(火)

 昨日の阪神優勝とは一転して、今日はとても衝撃的な事件が起こってしまいました。「軽急便」名古屋支店に、別府昇容疑者が立てこもった事件、事件発生当初から警察や消防に混じってマスコミも待機し、テレビカメラが回る中、午後1時過ぎ、大きな爆発音とともに、名古屋市東区の「軽急便」名古屋支店の入る4階のすべての窓ガラスは吹き飛び、真っ赤な炎が噴き出しました。その瞬間、窓から大量の紙片、段ボール箱が舞い上がり、その後中からは大量の黒煙と、猛烈な勢いで火柱が噴き出すという、まさに決定的瞬間が映し出されました。またこの爆発で別府容疑者と、人質として残った吉川邦男支店長、それに愛知県警機動捜査隊の村瀬達哉巡査長の3人が死亡し、少なくとも40人以上が重軽傷を負うという大惨事となってしまいました。

 ニュースによると別府容疑者は7月から9月分の委託料を要求していたようですが、その収入は月平均10万円前後と、家族3人を養って行くにはあまりにも厳しい状況だったようです。またニュースでは別府容疑者は人質を解放する際、吉川邦男支店長だけを残して道連れ自殺をしたのではないかと報道していますが、実際はどうだったのでしょうかねえ。

 解放された人質の証言では、人質となった8人から現金約7万2000円を脅し取り、「この金で高飛びをする」と言っていたことから考えて、彼が自殺する気だったとは考えにくいんですけどねえ。この推測はあくまでも僕個人の推測に過ぎませんが、別府容疑者は、オフィスにガソリンを撒いて火をつけるつもりだっただけで、まさか大爆発を起こすとは思ってもいなかったのではないでしょうか。もちろんちょっと考えればガソリンは揮発性で、蒸発して気化したガソリンはある一定濃度で空気と混合されると、爆発を起こすことはわかりそうなものですが、僕自身ガソリンを撒いて火をつけただけで、まさかあのように爆発するとは思いませんでしたから。容疑者が死んでしまったのでその真意はもはや知る由もありませんが、要求通り7月から9月分の委託料が振り込まれ、さらに人質からお金を脅し取ってきながら、結局は自殺に至ってしまったというのは、どうも解せないですね。皆さんはどう思いましたか?

 いずれにしても以前にも述べたように、最近の日本は、いつ何が起こるかわからない危険性がどんどん増えているような気がします。今回の事件はたまたまカメラの目の前で起こった事件だっただけに印象は強烈でしたが、この事件以外にも凶悪で突発的な事件は後を絶ちません。長い間の不景気によって日本全体の心がすさんでしまってきているのでしょうか。悲しいことです。




 阪神優勝
2003年09月15日(月)

 プロ野球セ・リーグは今日、阪神タイガースが1985年以来18年ぶり4度目のリーグ優勝を、本拠地甲子園球場で決めました。阪神が広島にサヨナラ勝ちし、ヤクルトが敗れたためで1リーグ時代を含めると8度目の優勝となります。

  野村前監督の辞任による星野仙一の監督就任から2年、首脳陣、ナインが馴れ合った、万年Bクラスのチームを大改革して優勝までこぎ着けた星野監督の功績は非常に大きなものだったと思います。
 星野監督の阪神大改革は、彼自身が阪神OBでないのがポイントだといえるでしょう。OB監督ではしがらみがあって、あそこまで思い切った改革はできなかっただろうと、ダイエーの王監督も週刊誌でのインタビューで語っていました。日産自動車を立て直したカルロス・ゴーン社長もそうだったように、時には思い切ったリストラも必要、みんなからいい人といわれてばかりでは、いい仕事はできないものです。1985年のリーグ優勝後17年間でAクラスはわずか2度。ここ10年間に限れば4年連続最下位を含めすべてBクラスと低迷した「ダメ虎」を奮い立たせた星野監督は、やはりすごい人だと改めて実感しました。

 日本シリーズはおそらくダイエーとの戦いになるものと思われますが、僕としてはこのまま勢いに乗って、阪神には日本一の座に輝いてもらいたいものです。で、それによって日本の景気が少しでも上向きになってくれたらいいなあと期待しています。阪神ファンの皆様、おめでとうございました。同じ阪神ファン(星野ファン)として心より祝福いたします。




 F1イタリアグランプリ決勝
2003年09月14日(日)

 F1グランプリ第14戦イタリアグランプリ決勝で、フェラーリのミハエル・シューマッハがティフォシの声援を受け、見事にポール・トゥ・ウィンを決め、第8戦カナダグランプリ以来の今季5勝目をマークしました。

 スタートでは第2コーナーまでモントーヤが並びかけたのですが、シューマッハは王者の貫禄を見せつけて何とかトップの座を守りきり、モントーヤを退けました。その後ピットインのタイミングでモントーヤが前に出るかというシーンも見られましたが、結局モントーヤは最後までシューマッハの前に出ることができず、2位に甘んじました。この結果シューマッハとモントーヤのポイント差は3に広がり、4位でフィニッシュしたライコネンとの差は7にまで拡大しました。この時点で、事実上タイトル争いはシューマッハとモントーヤの2人に絞られたと言ってもいいでしょう。

 しかし、フェラーリとシューマッハとしては、ウィリアムズ・BMWが有利と言われたこのモンツァを制したのは大きいでしょうね。僕は今回のイタリアに関しては、シューマッハにとっては我慢のグランプリだと思っていました。そして残り2戦、シューマッハ得意のインディアナポリスと鈴鹿で一気にたたみかけるものと思っていました。しかしここで勝利を挙げてわずかながらモントーヤとの差を広げたことで、シューマッハにとっては非常に有利な展開になったと見ています。シューマッハはインディアナポリスで、2000年の初開催で優勝、翌年はライバルのハッキネンに勝利を許したものの、昨年は終始トップを独走し、最終ラップでバリチェロに勝利を譲る余裕を見せたりとシューマッハ有利、続く最終戦鈴鹿は、2000年以降3連覇中と、シューマッハにとっては得意中の得意コースと言えます。

 シューマッハの、ファン・マニュエル・ファンジオを越える史上最多、6度目のタイトル獲得が、いよいよ現実味を帯びてきました。F1の歴代記録を次々に塗り替えてきたシューマッハの、最大の記録更新は、もう目の前に迫っています。




 F1イタリアグランプリ予選
2003年09月13日(土)

 F1グランプリも今回の第14戦を入れてあと3戦、しかも今回はフェラーリの本拠地イタリアでの開催、第8戦カナダグランプリ以降優勝がなく、第10戦フランス以来表彰台からも遠ざかっているミハエル・シューマッハとしては絶対に落とせないグランプリです。モナコグランプリでのモントーヤの優勝以来波に乗っているウィリアムズ・BMWが有利と言われているサーキットではありますが、ランキング首位のシューマッハと2位モントーヤとのポイント差は最少点差の「1」、このイタリアでの一戦が、シューマッハの史上最多6度目のタイトル獲得の可能性を占う大きな一戦となるでしょう。

 その明日の決勝でのスターティンググリッドを決定する予選2日目、ミハエル・シューマッハはティフォシたちの熱い声援に応え、見事第6戦オーストリアグランプリ以来のポールポジションを獲得しました。対するモントーヤは第1、第2セクターではシューマッハを上回るタイムをマークしたものの、第3セクターで失速し2番手、さらにその後ろにはシューマッハの僚友バリチェロが控え、フェラーリとしては万全の体制が整った予選だったと言えます。

 先に行われたモンツァの合同テストでは、フェラーリはシューマッハ、バリチェロのレギュラー陣に加え、バドエル、マッサのテストドライバーも総動員して4人態勢で実に1000本ものブリヂストンタイヤをテストしましたので、その成果が現れた結果だと思います。明日の決勝は、グリップの良いポールポジションからスタートするシューマッハと、グリップは悪いがスタートのトラクションが抜群のモントーヤのスタートに注目したいですね。

  さらに注目すべきは、僕としてはマルク・ジェネの走りですね。ジェネはウィリアムズ・BMWのリザーブドライバーですが、ラルフ・シューマッハの欠場によって事実上2年ぶりのグランプリ出場、しかも予選ではライコネンに次ぐ5番手をマークし、その実力を伺い知ることができそうです。

 さて、僕が応援しているマクラーレンのキミ・ライコネンはどうだったのかというと、ミハエル、モントーヤ、バリチェロに次ぐ4番手と一歩及ばずでしたね。しかも偶数列なのでスタートでのジャンプアップも期待できそうもなく、前3台が元気なので、上位3台に何かが起こらない限りは、表彰台は難しそうです。今回の予選結果を見る限り、ライコネンの今シーズンのタイトル獲得は、無理かも知れませんねえ。




 久々の洗車
2003年09月12日(金)

●F1フランス・イギリスグランプリレポートをアップ

 ダブルヘッダーの2戦目、ウィリアムズ2戦連続のワンツーフィニッシュとなった第10戦フランスグランプリ、そしてマン・イン・トラックで大混乱となった第11戦イギリスグランプリのレポートをアップしました。

 さて、仕事でほとんどS2000に乗れなかったのですが、今日は仕事の合間に、約3週間ぶりS2000を洗車しました。うちのガレージは屋根付きなのですが、ホコリがすごくてすぐに表面に積もり、さらにそれで外に出て少しでも雨に降られようものなら、すぐに水滴の跡が無数についてしまい、しかもこの辺りは野良猫が多いので、よく見るとボンネットやトランク、はたまたハードトップの上にまで猫の足跡がてんてんとついていることがあります。オレのS2000の上を歩いたんか〜〜〜!

 で、今日は海辺のコイン洗車場に行って洗車してきたのですが、お金を節約するためにまずはバケツに水をくんできては車にぶっかけて濡らし、その後シャンプーを泡立ててスポンジにつけて洗い、最後のすすぎだけ強烈な放水で洗い流すという洗い方をしています。このやり方だと、「水洗い」の400円だけで洗車ができてしまいます。その後は車を駐車スペースに移動してワックスがけ、だいたい1時間ぐらいで全ての作業は終了します。

 その後は再びガレージの戻ってきたのですが、冒頭で書いたとおりこのガレージはホコリが多いので、洗車してすぐの時は、まめにビニールシートをかぶせるようにしています。面倒ではありますが、少しでも長く美しさを保ちたいですからね。これで猫が登ってきても安心。

 しかし今日は暑かった!洗車している間汗がだらだらとしたたり落ちて、終わった後のエアコンが気持ちよかった〜!夏の洗車はやっぱり辛いものがありますね。真冬の洗車も辛いですが、もう少ししたら洗車に最適な季節になりそうです。そして来月になったら再びハードトップを外してソフトトップにし、S2000はオープンのシーズンに突入します。楽しみ!




 ソルマックは効く
2003年09月11日(木)

【ミネラルウォーターワールド】

 バルヴェール王子とエヴィアン王女は、富士山麓に住むという仙人、天然水様に会うため、旅を続けていた。すると突然、2人の行く手を一人の魔法使いが阻んだ!「ああ!お前は悪の魔法使い、ボルヴィック!」バルヴェール王子は剣を構えた。「ふははははは!これ以上先へ行かせるわけにはいかぬ!くらえ!クリスタルガイザァァァァァ!」ボルヴィックが叫ぶと、彼の持つ杖から激しい稲妻がほとばしる!「ぐああああああ……!」バルヴェール王子とエヴィアン王女の運命や如何に!?

 さ、初っぱなの軽い小話をしたところで、最近仕事で結構ストレスが溜まり、また胃腸に何となく違和感を感じています。それで、寝ても起きても全然その違和感が解消されなかったので、コンビニで液体のソルマックを買って飲みました。すると不思議なことに、飲んだ瞬間から胃腸の違和感が消えて、スーッと爽快感が広がっていくような感覚だったのです。液体とはいえこんなに即効性があるものだとは知りませんでした。粉末の胃腸薬だと15〜30分ぐらいかかるのに。ソルマックは効きます!まずいけど効きます。ストレスで胃腸が弱っているあなた、すぐに治したいのならソルマックをおすすめします。まずいですけど。キーワードは「爽快感GET!」。

 え?冒頭の小話はいったい何だったんだって?……いえ、別に意味はないです。ただふと思いついたので書いてみただけです。「クリスタルガイザー」って、ヒーロー物の必殺技っぽくないですか?




 武富士ダンサーズはもう飽きた
2003年09月10日(水)

 「♪ワチュゴー!」でおなじみの¥ショップ武富士のCMは、最初の武富士ダンサーズのバージョンから一時、細川直美を起用して別バージョンがしばらく放映されていました。細川直美を中心に、後ろに3人のバックダンサーを従え、OLがOAチェアを使って座りながら踊るというもので、踊りのレベルは細川直美の運動神経に合わせてかほとんど手振りだけで踊れる簡単なものだったのだが、これがまた昭和のアイドルが踊っているようなへんてこな踊りで、あまり人気がなかったのか、すぐに再び元の武富士ダンサーズの踊りに戻された。この後武富士は、やはり武富士といえばこの曲と踊りだろうと思ったのか、振り付けをマイナーチェンジしたり、衣装をレオタードからスパッツタイプにしたりしながら、現在まで長い間武富士ダンサーズの踊りを使い続けた。

 しかし、武富士ダンサーズの踊りの技術やセンスは申し分ないので別に構わないのだが、最近やつらは調子に乗りすぎて、何と演技までし出すようになったのだ!最初のバージョンは、ロッカールームで事務服から私服に着替えるOLに、「やっぱり1番が一番よね」と話しかけるOL仲間が、実はあの!武富士ダンサーズで、彼女たちはスパッツに着替えてこれから踊りの本番に臨むところだったという設定。しかもその後の踊りのシーンでは、よく見ると私服に着替えていたはずのOLもスパッツ姿で一緒になって踊っている。まったく必要のない冒頭シーン!そして高校演劇のような演技!とてもさぶい!

 さらに最近では別バージョンが放送されているが、これはある一人のOL(このOLも武富士ダンサーズの一人と思われる)が記者会見の席上で、女性記者にインタビューを受けているというもの。ところがその記者会見の内容、どんな重大発表かと思いきや、「街頭でのティッシュ配りは楽しいですか?」といたって平凡な質問。OLは当然「面白くはないですよ」とか「仕事ですから」などというのかと思いきや、「真心を直接お伝えできる」などと歯の浮くセリフ!さらにその後実は(というかやっぱり)記者団の面々は全員スパッツ姿の武富士ダンサーズだったという展開で、なぜか全員で卒業式の送辞のようにOLに向かって「頑張ってね!」、OLは立ち上がって武富士ダンサーズに「あなたたちもね!」。その後OLと武富士ダンサーズはそれぞれ「私、配る!」「私、踊る!」と宣言し、それぞれの仕事である街頭でのティッシュ配りとCMでの踊りを続けていく……ってなんじゃそりゃ〜ッ!

 武富士ダンサーズに、できもしない演技をさせるのはやめよう。そして同じローン会社でも、話題になりながらどんどんと趣向を凝らしたバージョンを作り続けていくアイフルのCMのように、そろそろ新しい別のものを考えて欲しいものだ。はっきり言って武富士ダンサーズは、もう飽きた。




 石橋屋燃える
2003年09月09日(火)

 8日正午ごろ、栃木県黒磯市のブリヂストン栃木工場(本橋伊作工場長)で、タイヤに使うゴムを精練する「バンバリー棟」から出火し、鉄筋3階建て約4万1000平方メートルをほぼ全焼し、野積みしてある大量のタイヤに延焼しました。黒磯市は対策本部を設置し、1780世帯、5032人に避難を指示、住民約250人が市立東那須野中学校に避難し、消防庁と東京消防庁も職員を派遣、県警は黒磯署に対策本部を設置した模様です。9日夜の時点で火災は沈静化しましたが、未だに鎮火のめどは立っていません。

 F1にタイヤを供給しているのは今回の栃木工場とは関係ないので影響はなさそうですが、国内においては、ブリヂストンのタイヤ供給のシェアは自動車産業では8割以上を占め、今後火災が鎮火しても自動車産業に影響を及ぼすのは必至ですね。地域住民に多大な被害を及ぼしたこともさることながら、せっかく上向きになってきてきていた日本の自動車産業が停滞してしまうのは、この不況の時代には極めて深刻な問題になりそうです。自営の僕としては早いところこのデフレスパイラルから脱出して欲しいと持っているのですが、はあ、これでまた当分はこの不景気は続きそうですね。いったい出火原因は何だったんだ?映像観たら、火の海やん……。スティーブン・セガールでも乗り込んだのだろうか……。




 許されざる者
2003年09月08日(月)

 最近の日本は通り魔事件やストーカー殺人、あるいは未成年による凶悪犯罪がしょっちゅうニュースをにぎわせていますが、ナンパを無視され少女2人をはねた事件は、一体どんなバカの犯行なんだ?

 事件の概要を説明すると、7日午前0時15分ごろ、茨城県つくば市東新井の市道で、同県牛久市の無職少女(17)と、つくば市の県立高校3年の女子生徒(17)の2人が、後ろから来た乗用車に乗った男に声をかけられた。少女2人が男らを無視して歩き出したところ、車はいきなり幅寄せして車道を歩いていた女子生徒をはねた。さらに、2人が車道に出て、逆方向に逃げようとしたところ、車は方向転換して約20メートル前にいた2人を次々とはね、逃走した。無職少女は頭の骨を折る重傷、女子生徒は頭などに軽傷を負った。つくば中央署は傷害事件として捜査している。調べによると、乗用車は黒っぽい色で、男が2、3人乗っていた。少女2人は市内で行われた「まつりつくば2003」会場から帰宅途中だったという。

 法律で許されるものなら、この頭の悪い犯人たちに同じ事をして、そのあと何度も往復してひき殺してやりたいですね。こいつらの頭の中は一体どういう構造になっているんでしょうかねえ。シンナーとかやっててラリってるんでしょうか。いずれにしても、人様に迷惑かけるバカは死ぬべきですね。こういうバカは死ななきゃ治らない。何でこういうバカが、最近増えてきたんでしょうかねえ。しかもこういうバカどもが街を我が物顔で歩いては好き勝手し放題ですからねえ。まったく迷惑な話です。もし仮にこの犯人たちが捕まらなかったら、被害者は怒りのやり場がありませんね。捕まったとしても、バカだから反省することはないだろうし……。ゴルゴ13が本当にいてくれたらなあ。




 たけし、ベネチア国際映画祭で監督賞
2003年09月07日(日)

 第60回ベネチア国際映画祭の審査結果が6日発表され、コンペ部門に出品された「座頭市」の北野武監督が監督賞に輝きました。日本人としては1952年「西鶴一代女」の溝口健二監督以来51年ぶり。合わせて観客賞などにも決まり、しめて“4冠”の快挙となりました。97年「HANA―BI」の金獅子賞(グランプリ)に続く監督賞。加えて一般の投票で選ぶ観客賞など二つの賞にも決定。3日に受賞したビエンナーレ(芸術祭)の「OPEN2003賞」と合わせて“4冠”と、もはや日本映画は北野作品とアニメでしか世界に通用しないかのような雰囲気です。

 とはいえ、僕は北野作品は「その男、凶暴につき」と「BROTHER」しか観ていないんですよねえ。イメージ的にやくざ映画の印象が強くて、何となく観ないままここまで来てしまいました。ただ今度の「座頭市」に関しては、時代劇の中にタップダンスを取り入れたりとエンターテイメント色が強く、人気の勝新太郎作品のリニューアル版ということもあり興行的にも期待できそうだし、何と言っても「観たい」という欲求に駆られる作品だと思います。劇場に足を運ぶかは別として、グランプリを受賞した「HANA―BI」とともに、いずれは観てみるつもりです。

 それにしても、おすぎはこの「座頭市」をけちょんけちょんにけなしているみたいですねえ。何でも「マトリックス・リローデット」が10点満点だったのに対し、「座頭市」はわずか2点、「ドラゴンヘッド」よりも「英雄」よりもずっと下の評価だったんですねえ。あんたはイケメンが出ていりゃそれだけで満足なんかい!おすぎの映画批評は、ピーコのファッションチェック並にあてになりませんね。




 天体観測史上最多
2003年09月06日(土)

 毎週土曜日の夜10時から午前2時までの4時間、M−NESTではトップページのぽよぎ君で天体観測会を催していますが、今夜の天体観測会では観測史上最多の6個の星が観測されました。

 このぽよぎ君の星は、自分以外の、同時にぽよぎ君を表示している人数分だけ出現するため、6個の星が出たと言うことは自分を含めて7人の人がぽよぎ君を表示していたことになります。

 今夜の天体観測会は、開始時間の10時の時点ですでに4つの星が出ておりさい先が良かったのですが、このところ低迷していたので、ほんの数分だけとはいえ6つの星が見えたのは嬉しかったですね。今夜の天体観測会はとっても綺麗でした。あなたもよろしかったら、毎週土曜日夜10時からの天体観測会に、参加してみませんか?




 スピード違反で捕まる
2003年09月05日(金)

 今夜は夜11時に仕事が終わったのですが、無性にS2000で走りに行きたい衝動に駆られたので、片道1時間ほどの海辺までドライブに行ってきました。別に海へ行って何をするでもなく、ただ漁船のサーチライトの光をしばらく眺め、その後時間も遅かったのですぐに引き返したのですが、その帰り道、とんでもない事態になってしまいました。

 片側2車線の国道1号線を走っていたのですが、道が空いていたので、久しぶりのドライブと言うこともあってついつい信号が青になった瞬間に急加速してしまったら、バックミラーに突然赤い光が映り、「はいそこの車、脇に寄せて停まりなさい」とパトカーに停められてしまったのです。
 パトカーに停められたのは生まれて初めての経験だったので、めちゃくちゃドキドキしてしまったわけですが、動揺を押し殺して2人の警察官の言われるままにパトカーの後部座席に座り、一体自分は何キロオーバーだったんだろうと思っていたら、60キロ制限の道路で82キロ、つまり22キロオーバーだと言うことでした。

 罰金1万5000円、点数は2点減点でしたが、僕は過去3年以上無事故無違反の優良ドライバーだったので、今回の2点は3ヶ月で消えると言うことでした。ま、罰金1万5000円は自業自得だから仕方がないにしても、これで目標にしていたゴールド免許が再び遠のいてしまったのがとっても残念でした。

 金曜日の夜、しかもここは取り締まりの厳しい地区、久しぶりにドライブだったとはいえ油断してしまいました。はあ……こんなことならドライブなんかするんじゃなかったよ。




 やりたいことが多すぎて
2003年09月04日(木)

 Barにも書きましたが、やりたいことが多すぎて時間が全然足りません。だいたい仕事が終わるのが夜9時頃で、それから何かをしようと思ったら、まずドラマを録画したビデオを観て、それからHPを更新したり音楽を作ったり……。たまにストレス解消にレースゲームを始めようものならそれだけで時間が経過してしまい、気が付けば何もできない状態になってしまいます。HP更新するにも、Voiceがまず溜まっているのでそれを何とか片付けて、さらにまだF1レポートも4戦分たまってしまっているので先にそれを上げてしまわなくてはならないので、「マツダイラ」の新作、それに「それマコ」や「S2000ニュース」は、さらにどんどん遅れてしまいます。それら全てをとりあえずアップしたら、その後はちょっとしたフラッシュやムービーを使ってHPをバージョンアップし、なおかつ「レースゲーム」と「プライベート」のページもオープンさせたいのですが、果たして今年初めの抱負で宣言したとおり、今年中にそれが実現できるかどうか疑問になってきました。

 かといって休みの日は昼真っから家にいてパソコンやシンセサイザーやテレビの前に向かっていたくはないので、どこかにドライブにでも行きたいなあと思っているのですが、そういえばこのところS2000にも全然乗っていないですねえ。仕事では仕事場から自分のガレージまで行く時間がないので、ついつい営業車のサニーで動いてしまうので、S2000のバッテリーが心配になってきました。このところ全然洗っていなかったのでホコリもいっぱい溜まっているんですよね〜。せっかくカーナビを搭載したのに、遠出しなけりゃ全然意味ない……。もっと時間が欲しい。




 F1タイヤ問題
2003年09月03日(水)

 F1タイトル争いは現在、コースの外で加熱しています。理由はミシュランタイヤがレース前の測定では規定の幅なのに、レース中にその幅が広がるという魔法のタイヤがインチキだと、フェラーリがFIAにチクったからです。FIAはこれを受け、次のイタリアグランプリからレース後にもタイヤの測定を実施すると言い出し、ミシュランは「急にルールを変えるのであれば、我々ミシュランはイタリアグランプリをボイコットする」と言い出したのです。

 ちょっとまて!今ここでミシュランにボイコットされたら、ランキングトップのブリヂストンを履くM・シューマッハに2ポイント差まで詰め寄っているモントーヤとライコネンはどうなるんだ!ここへ来て全然勝てなくなってしまったフェラーリが突然タイヤにイチャモンつけてくるのもどうかと思うが、ボイコットするってどういうこっちゃい!あんたらミシュランはいいかもしれんが、約半数の、ミシュランユーザーにとったら大打撃だぞ!

 それにしても、フェラーリもやってくれますね。確かにミシュランのレース中に幅が広がるタイヤはずるいかもしれないが、今まではそれで通ってきたわけだし、レギュレーションの隙間を付いた斬新なアイディアだと思うんですけどねえ。フェラーリもレース以外でグダグダ言ってないで、コース上できっちり勝負して欲しいんですけどねえ。昨年はあれだけ勝ちまくっていたのに、ちょっと勝てなくなるとすぐに文句を言い始める、ここ数年のフェラーリは何だか名門のプライドというものが感じられません。それもこれも、ロス・ブラウンが良くないんでしょうねえ。彼は今シーズンのこれまでのリザルトも見直せと言っているようだし、せっかくここまで接戦になってタイトル争いが面白くなってきているというのに、水を差すようなこと言うなよ……。あんたらも99年に同じようなことやってるんだし。




 東ちづる結婚
2003年09月02日(火)

 世間では「う〜ん、マンダム」で有名なチャールズ・ブロンソンが亡くなり、ベネチア国際映画祭では北野武の2冠がかかり、F1ではミシュランの魔法のタイヤがフェラーリの告発によって問題視されているというのに、なぜ東ちづるの結婚の話題を持ち出してくるのかって?いやいや、東ちづるは憧れの女性の一人でしたからねえ。とうとうこの人もお嫁さんになってしまったのかと思うと、寂しさを感じますね。他に僕が好きな原日出子や樋口可南子はすでにヒトヅマだし、水野真紀も相手がいるし、あとは東ちづるだけかあ〜なんて思っていたら、いきなり結婚宣言ですからねえ、ビックリしましたよ。

 他お気に入りの芸能人っていったら誰がいるかな?渡辺満里奈はこの前「ジャスト」に出ていたが、相手はいないとか言っていたなあ。牧瀬里穂は昔は好きだったけどずいぶん前から飽きてきているし、酒井法子は昔より今の方が好きだがとっくに結婚しているか。ま、どっちにせよ芸能人なんだから結婚していようがいまいがどうと言うことはないんですけどね。外人だと、ミラ・ジョヴォビッチかフェイ・ウォン。フェイは2児の母だがミラは未婚、未婚だがミラは、ナカータと噂になっていたな。ナカータと言えば、宮沢りえとのキスシーンがフォーカスされていましたねえ、あれはいったい何だったんだろうか。

 どうでも良いけど、樋口可南子のダンナが糸井重里というのが納得いかん!何であんなC級コピーライターと!徳川埋蔵金を未だにあると信じて疑わない男なのになあ……。




 ジンがゴロゴロ
2003年09月01日(月)

 9月です。黒ビールもヱビスビールもそれほど好きでもなかったのに、夏の間に黒ヱビスにはまりだし、気が付けば黒ヱビスの缶がゴロゴロ。それが近くにいいショットバーを発見してからはジンを買うようになり、今ではジンの瓶がゴロゴロ瓶缶入れに転がっている状態です。黒ヱビスを飲んでいた頃は、つまみはミックスナッツ(本当はピスタチオがいいのだが近所のコンビニに置かなくなってしまったので、仕方がないのでアーモンド・クルミ・カシューナッツのミックス)だったのですが、さすがにジンを飲んだ後は、特に夕飯を早く食べてしまった日には無性に小腹が空いてしまい、夜な夜なコンビニに行ってペヤングソース焼きそば(特大)を買っては食べています。

 真夜中にこんなものを食べたら太ってしまいそうですが、気になって体重と体脂肪率を測ってみたら、体脂肪率はかろうじて1桁台を維持していました。ただまあこんな生活を続けていてはいずれ気付かないうちに目方が増えていそうなので、これからはまた自粛しようと思っています。あ〜あ、今まで1ヶ月に1回飲みに行く他は、普段アルコールなんて1滴も飲まなかったんですけどねえ。でもこのところ寝付きがあまり良くないので、ついつい寝酒がわりにジンを飲んでしまうんです。それにペヤング、吉野屋の牛丼と同じで、たまに無性に食べたくなるんですよね〜。分かり切った味ですからね。

 これからご飯が美味しい食欲の秋になりますが、皆さん食べ過ぎには十分注意しましょうね。夏の間に減った体重が元に戻ってしまいますよ。


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