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■ モナコグランプリは大波乱?
2003年05月31日(土)
コース幅が狭く、コース上での追い抜きは極めて困難なゆえにスタート位置が非常に重要なモナコグランプリ、そのスタート位置を決める今日の予選は、何とも意外な結果となりました。これまでここモナコでは5勝を挙げているモナコマイスター、ミハエル・シューマッハがまさかの5番手!一方ポールポジションを獲得したのは弟のラルフ・シューマッハ、2番手に現時点でのポイントリーダーであるキミ・ライコネンが入り、明日の決勝は非常に面白い展開になりそうです。ミハエル・シューマッハは、この優勝は絶望的とも言える5番手から、アイルトン・セナの持つモナコ通算6勝という記録に並ぶことができるでしょうか?シューマッハはこれまでにも絶体絶命という場面で、何度も奇跡を生み出してきたドライバーですから侮れません。ま、個人的にはライコネンに優勝して欲しいですが。
それはそうと、フェラーリのルカ・デ・モンテツェモロ社長が現行のポイントシステムはおかしいと批判していましたねえ。「シューマッハは3回レースに勝利しているんだが、ライコネンはたった1度でまだリードしているんだ。私に言わせれば、このように最高のスポーツに置いて勝利はより多くの価値を持つべきなんだ」とおっしゃっていましたが、ま、ライコネンはオーストリア以外の全てのレースで表彰台に登っていますしねえ。シューマッハが3勝してもまだポイントリーダーに上がれないのは、序盤の不振が響いているのが原因だと思うのですが。しかも今頃になって文句言うなっつーに!まあルカ社長が納得いかないのもわからんでもないですが、フェラーリは昨年まであれだけ強さを保持してきたんですから、今年、まだ序盤の現時点で、たった2ポイント差で負けているだけなのに文句をいうルカ社長は、何とも大人げないですね。現時点で最高のチームであることは間違いないんだから、もっとどっしりと構えていればいいのにと思います。
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