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■ マツダイラ第4話
2003年04月22日(火)
マツダイラ第4話をお読みくださった皆様、ありがとうございました。また、今回辛くて読めなかったという方々、申し訳ありませんでした。加藤大治郎選手の訃報が発表日に重なってしまい、タイミングが悪すぎました。この作品は、第1話発表当初から予想以上に皆様からの反響を頂きました。第3話、第4話では94年に起こった事故のエピソードに関して、色々な方から様々なご意見やご感想、あるいはその当時のエピソードなどを頂きました。大変興味深いお話を聞くことができ、参考になり、また反省すべき点も多くあることにも改めて思い知りました。今後とも皆様にいい作品をお送りできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今回のエピソードでは、サンマリノで起こった事故を受け、マツダイラF1プロジェクトも大きく変わっていくことになります。その過程であるメカニックのミスに対して社長の松平が激怒したシーンは、ある方は「松平の優しさ」と捉え、またある方は「ちょっと神経質になりすぎている」と捉え、読む方によってその捉え方は人それぞれなのだと言うことを再認識しました。ある人のある行動や言動に対して、相手がどのように捉えるのかは、十人十色なんですよね。僕自身は「プロフェッショナルな世界」を強調し、1回のミスでも厳しく処罰するという、「厳しさ」だけであのシーンを描いたのですが、「優しさ」と捉えたご意見を頂いたのは非常に興味深かったです。もちろん本当はどれが正解でどれが間違い、というのはないのです。読んだ方がどう感じたかは、その方の自由ですからね。今後ともご意見、ご感想をお待ちしております。
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