Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 年賀状完成
2002年12月24日(火)

 ふう、やっとこさ来年の年賀状が出来上がりました。実は仕事が忙しいのにもかかわらず、長い時間をかけて面倒くさい画像処理を駆使して最初の案が完成したのですが、いざ出来上がってプリントアウトしてみたら、非常に恐ろしいものを創り出してしまったことに気付きました。
 そこでその案は即却下し、今更また最初から作るのが面倒だったので、適当に自分の写真を引っ張り出してきてそれを簡単に加工してちゃちゃっと作ってしまい、結局最終的には、近年では最もオーソドックスなものになってしまいました……。はあ、最初からこれにしておけば30分で済んだのに……。

 で、毎年印刷屋さんに頼んで印刷してもらっているのですが、今年はもう時間もないので、オフィスのレーザープリンタで出力し、とりあえず100枚刷り終わりました。……え?見たい?……それは無理ですよ。だって今ここで公表してしまったら、送った人に届いたときの新鮮味がなくなってしまうじゃないですか……。それに公開するほどのものでもないんですよ、極めてフツーですから。

 ちなみにプリントアウトしてみたら怖かったので却下した案というのは、ミカ・ハッキネンの顔と僕の顔を合成して作った超ドアップの顔写真です。完成して出力したものをまじまじと見て「これを送られてきた人は、間違いなく2度と見る気をなくすだろうなあ」と自分で思いました。封印!「グワッシャ〜ン!」




 「マイノリティ・リポート」を観る
2002年12月23日(月)

 スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の映画「マイノリティ・リポート」を見てきました。内容には触れないでおきますが、スピルバーグらしい、よく考えられた作品で面白かったなあと思いました。「マイノリティ・リポート」って、そういう意味だったのかあ〜、あれ?でもそれで終わりなの?……あ!なるほど!ここで「マイノリティ・リポート」か!と納得できました。
 近未来の話なのですが、映画で登場する未来のクルマが、何となく「A.I.」チックでなかなかセンスがあるデザインでした。途中から登場するクルマは、どことなく日産のクルマに似ていました。

 いやーそれにしても恐ろしい世界でした。犯罪を事前に予知し、犯罪を犯す前に犯人を逮捕、何もしないうちから指名手配されて警察に追われてしまうなんて、追われる方はわけわかんないし、たまったもんじゃありませんよねえ。でもその犯罪を予知するシステムがまた独創的で興味深かったです。
 これからご覧になる方も多いと思いますので核の部分には触れませんが、それを通達する部分が、何となくNHKの「爆笑!オンエアバトル」のシステムに似ていてなかなかしゃれていました。あと、住宅の発想がとても斬新で面白かったですね。高層ビルの上層階に住んでいても、クルマで部屋までまさに横付け!こんな未来だったら住みたいなあ……。それにパソコンなどのデータを保存するメディアにも注目です。

 ジェームス・キャメロンのTVドラマ「ダーク・エンジェル」(途中で放送打ち切り)は未来の話なのにパソコンが現代のMacで「何でやねん!オレが持ってるパソと同じやん!」などと思わずツッコんでしまいましたが、さすがにこの映画ではパソコンも進化していました。オススメです。……映画に厳しいMaxiさんの感想は如何に?




 テニスで雨男全開
2002年12月22日(日)

 今日は久しぶりに、午前11時から午後3時までテニスに行ってきました。しかし僕がコートに出た途端にまたもや雨が降り出し、「あ〜!中野君が来たから降ってきた〜!」「はい中野さん、ハウス!」などとまた言われてしまいました。……しかしほんまにオレがコートに出た途端に降り出すなあちくしょ〜……。天気予報では、明け方から天気は回復に向かうはずだったのだが……。
 そんなこんなで小雨の降る中試合を行なったのですが、まー今日の成績は散々でした。久しぶりだったとはいえ対戦成績は1勝7敗!しかも唯一の勝利は上手い人と組んで勝たせてもらったようなものでしたからねえ。サーブもファーストサーブが決まらないどころか、滅多にやらないダブルフォルトまで出してしまい、動きもギクシャクで感覚を完全に忘れてしまっていました。
 で、ようやく勘を取り戻し、ファーストサーブも決まり始めたところで敢えなくお開きとなってしまいました。しかもこのところずっと仕事で缶詰だったせいで、普段まったくなることがない筋肉痛になってしまい、夜は階段を上るのが一苦労でしたよ。

 これでまたしばらく忙しくて行けないと、せっかく感覚を思い出したのにまた忘れてしまうんだろうなあ……。他のメンバーはスクールに通っているんですから、僕は忙しいから通えないし……。どんどんみんなに置いて行かれる……。

 さて、一昨日、昨日とお届けした過去の年賀状シリーズですが、2002年版は都合により好評を自粛させていただきます。……いえ、別に対した理由はないのですが、ネットで公開するにはちょっとヒンシュクものかなあと思いまして……ええ。




 Mako家、襲撃される
2002年12月21日(土)

 いやー驚いた。久しぶりに仕事が7時に終わり、家に帰ってのんびりとテレビを見ていたら、突然4人の酔っぱらいの男女(もちろん全員知り合いですが)が押し掛けてきて、瞬く間にうちが彼らの2次会会場と化してしまいました。男女2×2だったのですが、なぜか一番年下の渋チンがやたらと気を使っていて「ホントすいません!すいません!」と謝り倒し、みんなでコンビニに酒の買い出しに行ったときも、「いえ、押し掛けたのは僕らなんで、お金はいいです」と渋チンの一存でワリカンまで免除されてしまいました。
 ま、僕は飲み会に呼ばれることが最近あまりなかったので、別に全然迷惑ではなかったんですけどね。むしろみんなが遊びに来てくれて楽しいから嬉しいです。……って、押し掛けてくるんだったら、1次会からオレを誘わんかいオレを!ま、それはいいとして、大量にお酒を買い込んできたはいいが、4人のうち3人は来て速攻でダウンしてしまい、結局ほとんどのお酒が我が家に献上されることになったのでした。

 いや〜、こんなにお酒いっぱいもらっちゃっていいのかなあ、いや〜、悪いね〜。ありがたく頂戴いたします。で、宴は2時頃まで続いたのですが、そのうち3人は帰り、終始みんなから可愛がられてた渋チンは重症で動けず宿泊。結局朝の7時に帰っていったのでした。

 では、昨日に引き続き過去の年賀状をご覧ください。


2000


 実は98年からは、音楽関係の「M−NEST」用の年賀状とデザイン関係の「MASA(マーサ)」用の年賀状の2種類の年賀状を制作しているのですが、これは「MASA」用の年賀状。写真はオフィスのベランダから撮影したものに加工を加えています。「MASA」用は基本的に僕の顔写真は載せていません。この年の「M−NEST」用の年賀状はデータが消失してしまいました。


2001


 21世紀初の年賀状。写真はスピッツのCDジャケットを意識してみました。ちなみに乗っているバイクは10年間乗り続けたスズキの「セピア」というスクーターで、バッテリーやタイヤ、マフラーまで交換し、6年目からはハイオクを飲ませて大切に乗り続けていたのですが、年明け早々についにエンジンが悲鳴を挙げてしまい、敢えなく廃車となりました。したがってこの年賀状がセピアの遺影となってしまったのでした。……せっかくこの年賀状のためにメットを新調したのに……。実際の印刷物の空の色はもっと鮮やかなブルーなのですが、画像ではかなり色が落ちてしまいました。




 過去の年賀状
2002年12月20日(金)

 年賀状、皆さんはもう作りましたか?僕はまだ案すら考えていません。困った困った!毎年毎年ぎりぎりになってから年賀状のことを思い出し、しかも年末は忙しくなってなかなか手をつけられず、まるで夏休みの宿題のように大晦日までかかってせっせと書いていたような気がします。そのたびに「来年は、いっそのこと夏のうちに作ってしまおう!」と思ったりするのですが、結局今年もここまで来てしまいました。さて、僕は高校時代から毎年Macで年自分だけの年賀状を作ってはみんなに送りつけているのですが、今日はその中から比較的近年の作品をご紹介しましょう。


1998


 デザインの仕事を初めて最初の年賀状。それまで作っていた技術やソフトから格段に進化し、クオリティが向上しました。しかも写真にはあのツインタワーが!今となってはとても貴重な写真となってしまいました。……それにしてもアホですねえ。何を考えてこんな悪趣味な年賀状を作ったんでしょうかねえこの頃の僕は……。しかも意味もなく月と地球。まるでパーラメントのCMのようです。この年賀状以降「Makoナルシスト説」が浮上し始めました。


1999


 この年は卯年、僕自身年男だったので、ウサギをフィーチャーしてみました。この年賀状は「いつも大きく顔が映っているMakoが小さい」という理由で好評でした。(何でやねん!)まあ僕も結構気に入っている作品ではありますけどね。大胆な構図でお笑い的なウケも良かったです。「ウサギでかっ!」基本的には毎年ウケ狙いの作品を作っているつもりなのですが、この年の年賀状はまさに狙い通りの作品だったようで、新年早々笑ったというお返事をたくさん頂きました。ちなみにこのウサギの名前は「ほわりん」。メスだそうです。




 マイケル・J・フォックス、殿堂入り!
2002年12月19日(木)

 一昨日の月曜日にはクリストファー・リーブの話題をお話ししましたが、何とあの!難病のパーキンソン病と闘っている米俳優マイケル・J・フォックス(41)が米ハリウッドの殿堂入りを果たしたそうです!ロサンゼルスのハリウッドで16日、目抜き通りに埋め込まれた星形のブロンズを披露する式典が開かれたのですが、ネットでその式典に出席するフォックスの写真が載っており、とても感動しました。

 マイケル・J・フォックスといえば言わずと知れた人気映画シリーズ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主演。パーキンソン病を患っていることを自ら公表し、難病患者らを励ましたことが評価されたようです。フォックスは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以外にも「摩天楼はバラ色に」、「ドク・ハリウッド」などの様々なコメディーに出演し、コミカルな演技と甘いマスク、そのくせ背が低いのがキュートな、実に才能のある俳優であるだけに、彼がパーキンソン病に冒されてしまったのは残念で仕方がありません。どうしてこんなに才能のある俳優が……と悔やまれてなりません。何とか難病に打ち勝って、またスクリーンで活躍して欲しいものです。

 しかしフォックスももう41ですか。確か「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の2と3は、フォックスが30を過ぎての高校生役はさすがに無理があるということで、同時進行で撮影されたんでしたよね。あの頃童顔だったフォックスも、今ではシブイ色男になっていました。




 佐藤琢磨、来季はテストドライバーに
2002年12月18日(水)

 今年F1で99年の高木虎之介以来の日本人レギュラードライバーとなった佐藤琢磨、彼は最終戦日本グランプリでは見事5位に入り自身初ポイントを獲得したわけですが、彼の所属するジョーダンチームが財政難に苦しんでおり、スポンサーマネーのない彼の来季のシート獲得がずっと宙に浮いていました。
 しかし今日、ようやくその佐藤琢磨の去就が明らかとなりました。来年はレギュラードライバーを断念し、BAR・ホンダに、テストドライバーとして移籍することが正式に決定しました。BAR・ホンダには昨年もテストドライバーとして在籍していただけに、チームとの関係はおそらく問題なしでしょう。しかもホンダという後ろ盾が再びできたことで、2004年以降のストーブリーグも多少は有利になったのではないでしょうか。

 来年再びF1から日本人ドライバーがいなくなってしまうのは寂しいですが、長い目で見てみると、今年でホンダエンジンを失い、来年からはフォードの1年落ちのエンジンを使用せざるを得なくなってしまったジョーダンにいるよりは、ホンダで1年間修行した方が得策かもしれませんね。しかも来年でBAR・ホンダのエースドライバー、ジャック・ビルヌーヴの契約が切れるので、そのビルヌーヴの後がまとしてBARのレギュラーシートを獲得する可能性もありますからね。
 さらに来年はホンダはBAR1チームのみのエンジン供給。1チームに集中してエンジン開発ができるため、来年1年間で試行錯誤し、翌2004年には進化したホンダエンジンで琢磨にドライブして欲しいものです。

 またジョーダンは未だにシートが1つ空いたままなのですが、琢磨が候補から外れたことでベテランのエディ・アーバインが最有力候補に挙がっています。アーバインは今年いっぱいでジャガーを離脱し、来年ジョーダンのシートが獲得できないとF1に参戦できなくなってしまいます。アレジが去り、ハッキネンが去り、アーバインまでいなくなってしまうのはとても寂しいですからね、何とかジョーダンのシートを獲得してもらいたいものです。




 クリストファー・リーブ、公の場に
2002年12月17日(火)

 大みそかに米ニューヨーク市内タイムズ・スクエアで開催されるカウントダウン行事に、あの「スーパーマン」シリーズのクリストファー・リーブと、妻のダナさんがゲストとして出席するそうです。
 クリストファー・リーブといえば、1995年の落馬事故でせき髄を損傷し、現在も首から下がまひ状態にあります。「スーパーマン」シリーズは小さい頃大好きだったので、リーブのニュースはとてもショックでした。そのリーブの名前を久しぶりに見かけることができてちょっと嬉しかったです。

 大みそかの行事でリーブは、ブルームバーグ・ニューヨーク市長とともにボタンを押し、新年の幕開けを告げるボールを落下させる予定だとか。タイムズ・スクエアのカウントダウン行事は毎年約50万人の人出を記録し、テレビの生中継を見る視聴者も多いそうです。

 ……それにしても、クリストファー・リーブの奥さん、ダナさんっていうんですねえ。うちの掲示板に来てくれるダナさんだったりして(そんなアホな!)。




 今年もあと2週間
2002年12月16日(月)

 いよいよ今年の仕事も今週、来週の2週を残すのみとなりましたね。僕の方は最後の最後まで忙しそうですが、30、31日と正月の3日まではせいせいと休めそうです。……といっても特にこれといって予定はないんですけどね。
 今年もあっというまでした。特に7月の末辺りから突然忙しくなって、それ以降がめまぐるしく過ぎていってしまったように思えます。しかもF1を見ていると、特に月日が経つのが早く感じます。ついこの前開幕戦だったような感覚なんですけどねえ。F1はお盆を除いてだいたい2週間に1度、毎回毎回F1レポートの追われてあたふたしている間に次のレースが始まってしまうといった状態の繰り返しでした。

 ……あ!まだF1レポート止まったままだった……といっても、いつ書くんだよ……。しかも今更書いて読む人いるのだろうか……。




 SCN NOKAI2002(2)
2002年12月15日(日)

 昨日一旦自宅に帰り、今日は朝再びダイラに行ってSCNの皆さんと合流しました。昨日は夜だったのでそれほど実感はなかったのですが、駐車場に数十台のS2000が並んでいる光景は、やっぱり凄かったですね。僕のシルバは完全なノーマルなのですが、他の皆さんのクルマのほとんどがライトチューン、あるいはヘビーチューンが施されており、僕のシルバが実に平凡に見えてしまいましたね。このイベントの模様はまたS2000のページで紹介したいと思います。

 さて、この後みんなでお昼ご飯を食べるため、ダイラを降り、清水の「エスパルス・ドリームプラザ」という場所に移動したのですが、まあこれだけのS2000がまとまって大移動するわけですから、道行く人々がみんな振り返り、ちょっと恥ずかしかったです。で、ダイラから降りるときに僕ははかなり前の方にいたのですが、皆さんが有料道路から降りる中、僕だけ旧道の細い道路を下っていったら、下で合流したときには見事に最後尾に落ちていました。
 それから清水の街を走る様は、まるで公道でS2000のワンメイクのレースをしているような感じでした。しかも僕はヘビーチューンのFOEさんの後ろに付いていたのですが、加速が速いの何の!ノーマルではちょっと油断するとすぐに置いて行かれてしまいます。
 あとは皆さんエギゾーストノートが凄かったですね。後ろから付いていくと、はっきり言って自分のクルマのエンジン音はまったく聞こえませんでした。帰りに1台になって、つくづく僕のシルバは静かだなあと思いました。

 今回は充実した時間を過ごさせていただきました。今回のイベントを取り仕切ってくださったでかぶつさん初め、今回参加されたすべての皆様、本当にお世話になりました。



イベントの様子1



イベントの様子2




 SCN NOKAI2002(1)
2002年12月14日(土)

 今日は夜から「SCN NOKAI2002」という、S2000ユーザーが全国各地から一堂に会するイベントに初めて参加してきました。
 場所はうちからすぐ近くにあるダイラ、ネットでS2000オーナーズのサイトを検索したら、たまたま次のオフ会がこのダイラでのイベントだったので、初めての僕でも気軽に参加できてとてもラッキーでした。今回のイベントに参加する前に、オフィシャルHPの掲示板でコミュニケーションを取っていたのですが、そこでお知り合いになった方々と実際にお会いできてうれしかったです。

 それにしても今回の参加者の皆さん、年齢やご職業、ご出身も実に様々でした。遠くでは何と九州は熊本から参加された方もいらっしゃり、とても規模がでかいんだなあと実感しました。それから、恋人同士で、あるいはご夫婦、ご家族で参加された方もいらっしゃったのですが、女性の方々が美人ばかりだったというのも驚きましたね。やっぱりS2000の助手席(あるいは運転席)には、「イイ女」が似合うのでしょうかねえ。

 あとは初めて参加させていただいたにもかかわらず、僕のHPを見てくださった方もいらっしゃって、大変恐縮でした。今回同じテーブルでお世話になったイニSさんの奥様のケータイに、マコ・ハッキネンの名で留守電が入っていたというお話を聞いてびっくりしました。
 何でもこのHPを見てくださった方が、ジョークで「マコ・ハッキネン」と名乗っているのだそうです。僕の知らないところで自分のHNが話題になるなんて、僕も有名人になったものだなあと勝手に勘違いをして喜んでしまいました。
 また色々な方から「MakoさんはF1オタクなんだよね」とか「トップページに顔載せているからすぐにわかったよ」と声をかけていただき、すんなり皆様ととけ込むことができて嬉しかったです。

 今回参加された方のほとんどの方はダイラのホテルに宿泊するのですが、僕は家が近くなので一旦自宅に帰り、また明日の朝出直します。




 Mako、ついにママパンダ下す!
2002年12月13日(金)

 屈折三十数戦、ついに勝ったぞママパンダ!以前えむさんに教えてもらったパンダオセロは難易度が3種類あり、ベビーパンダが初級、ママパンダは中級で、さらにその上に上級のパパパンダが控えているのです。
 で、僕はベビーパンダは初戦で勝てたのですが、ママパンダには今まで30戦以上対戦して、全然勝てませんでした。今日も挑戦して3回ほど負けたのですが、その後もう一度、半ば諦めモードで懲りずに挑戦したら、角は4つ取られてしまいましたが、気が付いたら勝っていました。しかし残念ながら勝てるとは思わなかったので、どうやって勝ったのかまったく覚えていません。だから次に対戦したらまた負けてしまうでしょう。

 ちなみにママパンダで角を取れたことはありません。あと、パパパンダは相変わらず怖くてまだ対戦していません。とりあえずはママパンダに毎戦勝てるようにならなくては!



Mako対ママパンダ




 F1ベルギーグランプリ、完全消滅
2002年12月12日(木)

 F1ベルギーグランプリの復活の可能性が完全になくなってしまいました。FIA(国際自動車連盟)は先月28日、イギリス・ロンドンでF1委員会を開き、「タバコ広告無しでベルギーGPを走ることについて、各チームによる合意が得られなかった」という理由で、2003年のF1カレンダーからベルギーGPを除外することを決定しました。
 しかしベルギー国会は、FIA側が「全面的なタバコ広告禁止令を2006年の終わりから実施するのであれば、2004年シーズンにベルギーGPを再びスケジュールに加える考えを持っている」との見解を示したこと、グランプリ開催による地元への経済効果が2500万ユーロ(約31億円)にも上ることから、法案の施行先送りについて再検討し、施行予定の国内でのタバコ広告禁止令を、EU各国と同じ2006年に先延ばしにするか否かの投票を行いました。

 しかし結果は賛成71、反対77、棄権2で否決となり、2003年8月からの施行が正式に決定。これにより世界屈指のドライバーズ・サーキットとして知られるベルギーGPの2004年からの開催復活は事実上なくなってしまいました。通算5回のワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)にとって、ベルギーグランプリはデビューの地であり、また初優勝した地でもあり思い出深いサーキット。しかしその彼のベルギーグランプリ復活の願いも届かなかったのでした。

 話は変わりまして、新宿南口にあるコインロッカーに、ジャック・ビルヌーブ(BAR・ホンダ)の写真がディスプレイされているそうです。このひときわ目立つ写真はELLEやVOUGUEなどで活躍するファンション・フォトグラファーのハンス・シュミットが『TRIBE ART』の一つとして撮影されたもので、来年の1月まで掲載される予定だそうです。




 映画の話題を2つ
2002年12月11日(水)

 まずはあの近未来アクション『マッドマックス』が帰ってくるらしい。僕は幼い頃にテレビで観た記憶しかありませんが、これまでに3作が制作され、今回は第4作目。しかも主演は過去の3作同様メル・ギブソン、監督も同じくジョージ・ミラー。第4作目の題名は『FuryRoad』、来年5月にオーストラリアでクランクインするらしいです。
 制作費は1億400ドル、メル・ギブソンの出演料は約2500万ドル(約30億7900万円)なのだそうな。しかし何故今更『マッドマックス』を?もうストーリーまったく覚えていませんよ。それに今昔の3作を観たらすごくちゃちそうだし……。前の3作品を知らなくても楽しめる作品だと良いんですけどねえ。

 さて、それから何と!あの世界的に有名なコミック『タンタン』シリーズの映画化の話が浮上しているらしいです。しかも監督はスティーブン・スピルバーグ!話は具体的に進んでいるらしく、ムーランサール社の間で来年早々にも契約がまとまる可能性があるようです。『タンタン』ファンのMaxiさん、良かったね〜。
 この話は作者エルジェ(本名ジョルジュ・レミ)の遺産管理にたずさわるニック・ロドウェル氏が、スピルバーグ監督らと交渉後に明らかにしたもので、スピルバーグ監督のドリームワークスによると、監督とパートナーのキャスリーン・ケネディは、アンブリン・エンターテインメント社でのプロデュースに関心を寄せているようです。




 ロビー・ウィリアムス、シューマッハにチクリ
2002年12月10日(火)

 英国の人気歌手ロビー・ウィリアムスが、ドイツのテレビ番組でミハエル・シューマッハ(フェラーリ)と対談し、来季は自分の友人であるドライバーが勝つだろうと挑発したそうな。
 彼の友人のドライバーというのが22歳のドライバー、ジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)で、5度のチャンピオンを誇るシューマッハに対し、「ジェンソンは自分の友人。あんたなんかやっつけるだろう」と述べたらしい。
 またこの発言に一瞬言葉を失ったシューマッハは、ウィリアムスに冷ややかな視線を送り、苦笑いを浮かべたようです。

 ……それにしても、ロビーがいくらバトンと仲良しだからといっても、バトンがシューマッハに勝つという発言はあまりにもF1無知といった感じですなあ。ただシューマッハに不快な思いをさせただけで、まったく挑発になっていないような気がします。
 まあしかしこのウィリアムスの発言、きっと実際はもっと軽いジョーク程度のものだったんじゃないかなとも思っています。メディアはこういったちょっとしたことに敏感で、細かい発言を誇張して報道したがりますからねえ。

 ちなみにこのロビー・ウィリアムズ、今週の英アルバムチャートでアルバム『エスカポロジー』が3週連続首位を獲得し、2002年アルバムセールス最速記録を樹立したようです。『エスカポロジー』は英国内で120万枚を売り上げ、クワドラプル・プラチナを達成。全世界のセールスは350万枚を記録し、米国、日本でのリリースを控えているらしい。




 冬将軍、到来
2002年12月09日(月)

 いきなり寒くなりましたねえ今日は。関東甲信地方は未明から銀世界となり、各地で初雪を観測したとか。東京都心の初雪は平年より24日、昨年より12日早かったようですね。寒いわけです。
 静岡はまず雪が降ることがないので、銀世界を見ると心が躍ってしまうのですが、地方によっては雪によって大きな被害を受けている場所もあるんですよね。本格的に冬将軍がやってきたようです。僕は2月生なので、寒いけど冬は好きです。
 そりゃまあ、暖房も冷房もいらない春と秋は快適ですが、夏か冬かと言われれば、やっぱり冬ですね。冬は着込めば寒さはしのげますが、夏はいくら脱いでも暑いものは暑いですから。それに汗もかくし。
 あと、僕が持っている服では、冬の方が色々おしゃれができるというのもあります。気に入っているコートやジャケット、ズボンにセーター、これから色々着られるので楽しみです。
 あと、冬は空気が澄んでいるのが良いですね。朝は寒いけど、晴れているとそれがすがすがしく感じられるし、夜は星や夜景がよく見えるし。街もイルミネーションに彩られ、ロマンチックな気分に浸れるのがいいです。皆さんは冬、好きですか?

 僕の知り合いで、夏になると「暑いのは嫌いだ」、冬になると「寒いのは嫌いだ」、春と秋は「中途半端は嫌いだ」というわがままな人がいます。




 「ドリヴン」を観る
2002年12月08日(日)

 ビデオで「ドリヴン」を観ました。いや〜面白かった。何も考えずに見られたのが良かったですね。スタローンも脇役に徹していたし、相変わらず下唇が左に少しずれていたし、何といっても「日本」の表現が凄かったですねえ。何でプールの底に日の丸が描かれとんねん!しかもプールサイドにも巨大な日の丸国旗が掲揚されとるし……。現代の日本は近代的なビルディングが建ち並び、町並みも欧米化が進んで、ヨーロッパのような象徴的な風景も少なくなってしまったので、日本のホテルのプールサイドを表現するには、あれしかなかったんですねえ。

 ……というか、ヒロインに元シンクロナイズドスイミングの選手だったアエステラ・ウォーレン(同じ頃「猿の惑星」にも出演)を起用したからって、わざわざそのシンクロを映画で披露させんでも……。そして何といっても街中を2台のチャンプカーが疾走するシーン……あれだけ街を引っかき回しておいて、おとがめは罰金だけかい〜っ!しかも数十億するチャンプカーを街中で乗り捨てて口論するなよ!

 ……しかもその後「お前にこれを渡したかったんだ」とおもちゃのようなトロフィー手渡しとるし。そんなことしとる場合か〜っ!……ふう、でも面白かった 。




 妖精さんとジョン・レノンの命日
2002年12月07日(土)

 もの凄く忙しい仕事をしている最中、時間に追われてひたすら単純作業をこなしている最中、一瞬記憶が飛んだような気がして作業中のMacの画面を見ると、自分がやった覚えのない部分まで作業が成されていました。……いったい何が起こったんだろうか……。
 ちなみに時計を見ると最後の記憶から約15分ほど時間が進んでいました。推測するに、その15分間、自分自身は意識がなくなり、その間にも手はちゃんと動き続けていて、無意識のうちに原稿通りの文字を打ち込んでいたのだろうか?あるいは僕が意識を失っている間に、こっそりと妖精さんたちがやってきて、毎日毎日遅くまで仕事をしている僕のために、代わりに仕事をしてくれたのだろうか……。うう、ありがとう妖精さんたち……(え?怖い?)。

 さて、今日はジョン・レノンの命日でしたねえ。あれからもう22年も経ってしまったのですねえ、早いものです。デーモン・ヒル似のジョージ・ハリスンも去り、あの伝説のロックバンドが半分になってしまいました。
 先日来日したポール・マッカートニーは、最後のワールドツアー説を一蹴するエネルギッシュなライヴを披露して、ビートルズナンバーを歌い継いでいくのは彼しかいないという印象を強烈にアピールしていきました。また他のメンバーのナンバーを演奏することがほとんどないことで知られていたポールがジョージの曲を演奏するという、珍しい場面も見られました。行きたかったなあポールのライヴ。『ヴァニラスカイ』もやったんだよなあ……。

 それにしても、ジョン・レノンの描いたような世の中になる日は、いったいいつになったら訪れるのでしょうか。




 ママパンダに勝てず!
2002年12月06日(金)

 えむさんに教えてもらったパンダオセロのサイトがあるんですが、このパンダオセロ、難易度の低い順にベビーパンダ、ママパンダ、パパパンダがいるのですが、ベビーパンダには1回で勝ったものの、次のママパンダには何度やっても勝てません!僕自身特にオセロが得意というわけではないんですが、それにしてもママパンダ、コンピューターのくせにやたら強いぞ!

 で、今日の夜やっていた「探偵!ナイトスクープ」でオセロに勝つコツが紹介されていたので(静岡では大阪朝日放送で放送されたものが遅れて放送されます)、そのやり方で再度ママパンダにチャレンジしてみましたが、やはりまったく歯が立ちませんでした。どう攻めてもママパンダが角を4つとも取ってしまい(というか僕が自ら角を取らせるようお膳立てさせられている)、終盤は置くところがなくPassの連続、終わってみればほとんどママパンダの圧勝に終わってしまいます。
 悔しい!とても悔しい!仕事の息抜きにやっているのに、これじゃあ逆にストレスが溜まる一方だ!……かといってママパンダに勝つためにオセロの本を買うのもシャク由美子だし、くっそ〜!何としても勝ちたい!……ちなみにそれよりさらに強いと思われるパパパンダとは、怖くて対戦していません。




 「千と千尋の神隠し」快挙!
2002年12月05日(木)

 今週もとっても忙しかったのですが、今日明日はピークになりそうです。下手したら土日も働かなければならないような状況です。新聞も読む暇がないので、仕事の合間にネットでいろんな情報を収集しているのですが、「千と千尋の神隠し」がアメリカでアニメ賞を受賞したようですねえ。いやー、日本のアニメは強い!
 以前にも史郎正宗原作のSFアニメ映画「甲殻機動隊」のヒロインがアカデミー主演女優賞を受賞し(アニメの主人公がですよ!)、北野たけしを「もはや日本が自信を持って世界に出せる映画はアニメだけだ!」と言わしめたし、実際アメリカの子供たちはアメリカ製のアニメやコミックには目もくれず、日本製のアニメやコミックに釘付けなのだそうです。だから最近のハリウッドは盛んに日本の作品の権利を買って映画化したがるんですねえ。

 ちなみに僕はまだ『千と千尋の神隠し』を観ていないのですが、そんなに面白かったですか?……実は僕、期待して観た『もののけ姫』がいまいちで、『千と千尋の神隠し』は結局劇場に足を運ぶには至らなかったんですよ。昨日の話と矛盾してしまうのですが、たぶん『もののけ姫』は「ナウシカから7年、宮崎駿が渾身の情熱を注いだ超大作!」などという前評判が凄かったので、期待しすぎてしまったんでしょうねえ。『千と千尋の神隠し』を観るときは、力を抜いて、あまり期待しないで観ることにしよ〜っと。

 皆さんは宮崎作品の中では、何が一番好きですか?僕の一番好きな作品は、『天空の城ラピュタ』ですね。子供の頃好きだった『未来少年コナン』を彷彿とさせるわくわくするような冒険活劇で、好奇心旺盛な少年時代の僕にはたまらない作品でした。




 今クールのドラマは不振らしい
2002年12月04日(水)

 今クールのドラマはどこも視聴率が著しく低迷しているようですねえ。ジェームス・キャメロンのTVシリーズ『ダークエンジェル』はセカンドになってミュータントが絡んできたりしてわけが分からなくなり、せっかく新婚ほやほやのglobeがエンディング曲を手がけたのに、一昨日の放送でいきなり「今回が最終回となります。応援ありがとうございました」というテロップが出ました。続きを見せんか〜い!

 ……ま、『ダークエンジェル』はビデオレンタルで見られるから良いとして、かつてはドラマの女王といわれた中山美穂をもってしても『ホーム&アウェイ』の伸びはイマイチだし、毎回何がしたいのかよくわからない『天才柳沢教授の生活』とまったく見てなかったけど『逮捕しちゃうぞ!』などは、一番遅くにスタートしたのにもかかわらず早くも来週には最終回を迎えてしまうようです。

 ドラマの視聴率の低迷の原因の一つに、いわゆる北朝鮮拉致問題などの影響があるらしいですね。ドラマなんかより実際のニュースの方がよっぽど衝撃的だという認識が強く、『ブロードキャスター』などは北朝鮮問題の報道で視聴率40%を記録したようです。

 しかし『アルジャーノンに花束を』の最高視聴率が『ホーム&アウェイ』の11%を下回る8%というのが驚きでした。もちろん原作には及ばないのは当然ですが、それにしても原作とは別物と考えて見てみれば、ドラマとしてよくできているし、話も面白いし、ユースケ・サンタマリアの演技も光っているし、じーんとくる場面も多く、続きが気になるドラマなんですけどねえ。

 視聴率が悪いということは、世間一般的にはやっぱり不評なんでしょうかねえ。僕は映画でもドラマでも、結構感情移入してしまう方でストーリーにすんなりとのめり込んでしまうタイプなのですが、故・淀川長治の「どんなB級映画にも、必ずいいところはある」という言葉を信仰し、実際その通りだなあと思い、なるべく先入観を排除して映画やドラマを見るようにしているんですよ。だから僕自身はこういう性格で、世間ではあまり評判のよくない作品でも楽しめて得しているなあと思っているんですけどね。




 Mako、「それマコ」を勝手に語る(2)
2002年12月03日(火)

(昨日の続き)
 『それマコ』は元々Maxiさんのサイトの掲示板で、単発のほんの軽〜いギャグとして、第1集の「ど……どのマクラーレンなんだ……」というセリフまでを書き込んだのですが、今読み返してみても、単発で完結させただけあって、やっぱり短いながらもこの部分までが起承転結がしっかりとまとまっているなあと自分でも思います。
 Maxiさんの掲示板で連載させていただいていたとき、Maxiさんが「掲示板連載小説」というバナーを作ってくださったのですが、正直『それマコ』を「小説」と呼ばれることに違和感を感じていました。『それマコ』は小説ではないですからね。むしろスタイルとしてはセリフ主体の『脚本』に近く、僕自身『それマコ』はいわゆる『会話型』の形式にして、ト書きも動きや場面転換を伝えるためだけの極めて簡潔なものに抑え、物語と言うよりはコント仕立ての読み物にしようと意識して書いています。
 読む人を気楽に笑わせようと思ったら、本にして読ませるのならともかく、ネット上で公開するのであれば、文章をだらだらと書き連ねるよりも、適当に行間を空けてなるべくスラスラと読めるものの方が効果的ですからね。

 しかし最近、ちゃんとした『小説』を書きたいと思うようになり、数年前から温めていた構想を元にシリアスな小説を執筆しています。実は元々小説で食べていた時期もあったのですが、5年ほど前に執筆した小説のフロッピーデータが盗まれ、それを他の雑誌で発表されてしまったという事件があり、それ以来小説を書くことをやめていました。今書いている『マツダイラ』という作品は、それ以来の作品と言うことになります。なにぶん多忙な身なのでかなりペースはのろいのですが、この作品をきっかけに、自分の中で新たなアイデンティティを見いだせたらと思っています。




 Mako、「それマコ」を勝手に語る(1)
2002年12月02日(月)

 このところのお笑い芸人は、頭脳派が多い。松本人志しかり、爆笑問題の太田しかり、ナイナイの岡村しかり、彼らは3人ともコンビでは「ボケ」の方であり、「ボケとツッコミ」のいわばきっかけを作る役割を担っているのであり、彼らが何かを発しない限り、基本的には笑いが発生しないと言っても過言ではないでしょう。
 松本、太田、岡村の凄いところは、フリートークでも絶妙のきっかけで、絶妙な「ボケ」をポンと出すことができるところだと思います。おそらく彼らの頭の中には、様々なジャンルのボキャブラリーが蓄積されているに違いない。特に太田は新聞やニュース、本などを多く見ているのか、「ボケ」の中に政治や社会的な風刺がよく出てきて、お笑い芸人の中でも特にインテリジェンスを感じます。太田はお笑い芸人でありながら、文化人といってもいいでしょう。

 また最近のお笑いは、非常に精密になってきているとも感じます。NHKの「爆笑!オンエアバトル」では、観客がお笑い芸人たちのネタを採点し、10組中上位5組しかオンエアされないというシビアなシステムの中で戦っているので、比較的レベルの高いネタを見ることができます。
 この番組で繰り広げられるコントやネタは、当然あらかじめ考えられ、ネタあわせを十分にした上で披露しているわけですが、これがまた緻密な計算がなされていて、実に良くできているネタが多いです。ライバル同士ひしめき合い、その中でそれぞれが独自のスタイルを模索し、また厳しい観客に飽きられないように、常に進化し続けていかなければならないという過酷な条件の中で作り出されたネタは、まさに芸術品といえるでしょう。

 僕はお笑い芸人ではありませんが、よく人に「掲示板で知っているMakoさんが『それマコ』を書いているとは思えない」と言われます。僕自身ではどちらかというと『それマコ』の方の自分がより実際の僕に近いかなと思っています。
 ……いえ、別にいきなりするどいツッコミをかますような無礼者ではないのですが、人と話をするときは、だいたい常に相手を笑わせるための計算を無意識のうちにしているのは事実です。『それマコ』を書いているときは、はっきり言ってまったく苦になりませんね。ここでどんなせりふを言わせようかとか、どのタイミングでボケさせようとか、そういった笑わせるための緻密な計算をしながら書き進めていくのが楽しくて仕方がないです。アイディアも湯水のように沸いてくるし、実際読んだ人にウケているのかというのはわかりませんが、お笑いでも何でも、誰かを楽しませようと思ったら、まず自分が楽しみながら作ることが大切なのだと、いつも念頭に置いています。

(つづく)




 イタリア料理を堪能する
2002年12月01日(日)

 師走ですねえ。

 今日は以前お話ししたイタリアレストランに再び行ってきました。食前酒はハウスワインの赤、前菜はムール貝の白ワイン蒸し、ピザはゴルゴンゾーラのピッツァハチミツ添え、パスタはトマトとバジルのパスタ、食後の飲み物はクリスマスリーフの紅茶を注文しました。

 ゴルゴンゾーラとハチミツのピッツァはやっぱりうまい!ゴルゴンゾーラは結構しょっぱいのですが、ハチミツをかけることによってそれが抑えられ、逆にハチミツの甘さもゴルゴンゾーラのしょっぱさによって抑えられて、それぞれが絶妙な味のハーモニーを奏でていました。ハチミツというとどうしてもリンゴのピッツァのようなデザートピッツァだと思われがちですが、全然甘くなくて、ゴルゴンゾーラのまろやかな味と相まっているので、しっかりディナーのメインとして成り立つ味なのですよ。

 他の料理も美味しかったのですが、食後に飲んだクリスマスリーフのハーブティーがまた不思議な味で、とっても美味しかったですね。茶葉を見せてもらったのですが、香りを嗅ぐとどうやらバニラとシナモンが入っているようです。茶葉をそのまま食べてみると、茶葉自体がとても甘くて、何だかちょっとしたおやつみたいでした。

 で、食後に店員さんに勧められてパンナコッタも注文してみたのですが、あまり甘いものを食べない僕ですが、ここのパンナコッタは甘さ控えめで、それでいてまろやかな味わい、口の中でとろけるような食感も素晴らしく、食べたあとも口の中が甘ったるくならない上品なデザートでした。

 ……はあ、それにしても、食べ物の味を言葉で表現するのはとても難しいですね。美食家は毎日こんなことばかり言わなきゃならないから大変だあ。


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