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最後のほう 指でされてるときに、 さらさらになってきたね いいことですよ って言われたような気が。 今日しはじめた時から 粘度が無くなってきたって ことなのかなぁ？ そしてそれは、いいこと なのかなぁ？ 聞き間違いかもしれないけど。 |
涙も止まるその一言は 彼がイキそうなときに やってきた。 小さい声で言われてしまった。 |
引っくり返されて給水。 口移しのウーロン茶が すごくおいしい。 正常位で思い切り彼を 抱きしめた。 今日会ってすぐハグしたの よりずっとたくましくて 胸板も厚く感じて、同じ 人なのに不思議だった。 あ、男の人としてるんだ。 そう思ったら泣けてきた。 そういやこの前ここに 来たときは別の男の人とで、 でも何にもできず、自分に すごくがっかりしたんだった。 今日は違った。 欲しいものがどんどん手に 入って、私も積極的になって やることやって、できて、 私は大丈夫だ、と、思えた。 彼の右肩に私のあごが 乗ってるくらい密着してた から、顔は見えなかったけど まるわかりの涙声で私は ありがとう、と彼に言った。 それからわんわん泣いた。 マイナスはゼロに戻り、 プラスへ転向しそうだった。 |
おもちゃじゃ無理だけど、 指や舌でも果てることが できるようになってきて、 乳首でも同様になってきて 私の身体は進化している。 この体勢は向いているとか これはダメとか、改めて 伝えてはいないけど、 いいときはちゃんと言って 痛いとか嫌だとかも言った。 きっと彼なら言わなくても 察してくれてると思うけど 言えるなら自分から 言った方がきっと伝わる。 ただ、中でイキそうになって それを言うのが未だに難しい。 言ってから間があいたり、 イケなかったときは、 どうしたらいいんだろう。 やっぱりだめでした、とか言う？ そんなの白けそうでとても 言えやしない。 正常位、抱き起こされて騎乗位 (強めのクリ同時責めが効く)、 バックでは背中を押さえられて 好きな体勢になりな、と言われ わー、私の好きなのバレてる、 とひとり焦る。 |
ねえ、指いれて 指いれてほしい 意地はらないで素直に お願いしてみた。 申し訳程度に入ってきた のじゃ足りなくって、 もっともっとと催促して ぐっと入ってきたときの よさったら。 お腹をへこませて、 あそこを締めて、 動きを確認したくて肉壁を 迎えにいかせた。 締まる締まる、と言われ 締めてるんです、と 心で思う。 好きなところを責められて もうほんと、ココってとこ 覚えられてるんだなって 痛感。 冷たいバイブも今日は平気で トクトク響く刺激に のたうちまわって、叫んで あえいで、こわれそうに 気持ちよかった。 |
仰向けに寝かされたら すぐに両足を持ち上げられ 二つ折りにされた。 全部見えちゃってる！と 分かった途端、羞恥心が 出でしまい叫んだ。 見えちゃうから！ ねえ、見えちゃう！！ 必死の訴えは無視されて、 とはいえもう諦めるしか ないのも分かっていたので すぐに受け入れモードに 切り替える。 核だけをちゅうちゅう 吸われて頭がおかしく なりそうで、そこに加えて 両手が乳首を責めてきて これ、きっと、イケる、 と思って集中した。 気持ちいいということ だけを考えて、先の動きを よく感じて。 あ、イッちゃう、と言えた (と思う)。 何度か腰がビクビクして 上げられてた足も下に伸びて 彼に乗っかったままで。 すごく気持ちいい。 ぐったりしたまま仰向けで。 今度は蟻の戸渡をずっと 撫でられてる。見下ろされ 反応を見られている気が する。またわざと焦らして 同じところばかり撫でて るんだろうな、と思っていた。 |
あぁぁっ、と声を出しながら 仰向けだった彼が起き上がる。 舐めてる最中だったけど 上体を上げて彼を見たら、 両方の乳首を同時に摘ままれ ええぃ、このまま 乳首でイッちゃえ！！ とふざけながら言われた。 うふふ、摘まむだけじゃ無理、 と思いながら、私は今を 楽しんでいることに気づいた。 茶化されてもイラっとしない ということは、楽しんで いるんだろうと。 この人はきっと今日も大好きな 快楽を与えてくれる。 そう確信できているから、 大概の状況を素直に受け入れ られるんだろうと。 それからは彼のターン。 一回私が上になるまでずっと。 |
何？何か欲しいの？ ちゃんと言わないとだめだよ Sっ気がちょっと見えて どきどきする。過剰なのは 私がすねて心を閉ざすから これくらいが限界。 言わないではぐらかして、 代わりに舌を出した。 彼の乳首を舐めて触って、 だんだん下の方へおりて 行って、ふとんを剥いで 目的地へ急ぐ。 充血して張ってるモノの 境目を舐めて、漏れた声を 聞いてぞくぞくする。 舌の先のツルツルした部分で 先端を擦って、粘ってる 液体をすくって引いてみた。 20センチくらい伸びた それが、先端と舌を繋いでる。 わぁ、と嬉しい気持ちになった。 ぱくりと咥えてから優しく 頭を前後させる。一瞬 その頭をつかまれ、奥まで 届くほどに押された。 そんなことあんまりしないから 不意討ちに驚いた。 咳き込みなから頭を上げて 体勢を整える。 左手でしごきながら、足の 付け根を舐め押してヘアーを 越えて皮膚まで届くように 努める。また口いっぱいに 頬張って満たされる。 |
いつものハグ。すごくいい。 彼の方から両腕広げての 受け入れ体制万全の中に ゆっくりおさまって一息。 おしゃべりしてご飯食べて お風呂入ってまた話して。 カーテン閉めて、 ベッドに入って、 腕枕が無かったから 私の右手と彼の左手で 手を繋いで。 嬉しくなって足ばたばた してたら、どうしたの？ って聞かれて。 嬉しくて犬で言うしっぽ 振ってる感じです、って 答えた。 猫って嬉しい時にはどう 表現するんだろう？ しっぽ振らないですよね？ 嬉しい時のは分からないけど、 何か欲しいときはこうするよ 彼はそう言ってから、右手を グーにして手首を何度か動かし 招き猫みたいに手招きの動作を 見せてくれた。 私はすぐにそれを真似して、 左手で彼の胸元を数度擦った。 欲しいです欲しいです、と。 |
色は悪くないと 思うんだけとね 本当に乳輪大きいな 久しぶりにまじまじ 見たよ ＠南国ホテル |
アラームが鳴った。 あぁ、 成果はあげられなかった。 お決まりのセリフ、 もっと一緒に居たかった を言って、お返しに ひたいにキスを受けてから ベッドをおりた。 私は芝さんを見送るために ドアの前までついていった。 芝さんは、じゃあね、と 言いながらすっと私の右手を 触って微笑んだ。 私もできるだけ微笑んだ つもりだったけど、うまく できていただろうか。 ドアが閉まって、部屋に 戻った。ほとんど乱れの ないこの部屋の状況を見て すぐにここから出たくなった。 ため息ばかりを吐きながら 沈んだ気持ちのまま次の 目的地へ向かった。 不幸中の幸い。 今日はまだ予定があって、 それに向けて気持ちを 切り替えなければいけない。 この時間は一体なんだったの だろう。今の私に必要な 時間だったのだろうか。 直後に考えても正しい判断は できそうにないし、 とりあえず緊張疲れもあり、 現実から逃げたくもあり、 電車の中では眠り続けていた。 |
ベッドの上に並んで寝転ぶ。 ピンとアイロンがかかった シャツにファンデーションが 付かないように注意して、 左腕を枕にさせてもらった。 空いて右手が私の身体を 撫でる。ゆっくりと優しく。 ワンピースのすそから中へ 入ってくる。ストッキングの 上からクリトリスあたりを 押され声が出た。思わず 足を閉じようとしたが、 内ももを外側へ押された。 それが少し力強くて、 今日唯一感じた、私の意志を 押さえつけられた瞬間だった。 身体全体をよじって逃げて 向かい合うような体勢に。 芝さんは目を閉じていた。 見つめながら息を整えて いたら、まぶたが開いて 視線がぶつかった。 なあに？と聞かれて 何でもないです、と答えた。 右手は次に胸元を撫でる。 ワンピースの上から バストトップあたりを何度も 往復する。その度声が出た。 デコルテあたりは直接 触られ撫でられた。声は 悲鳴に近くなって、時折 ブラの中に入ってくる指先に 身体が震えた。それなのに なかなか先端に触れてこず、 焦らされているのに気づき いじわるしないで、と訴えた。 |
怖かったんだ。 することが怖かったんじゃ なくて、したいと言っても 断られるかもしれなくて、 それが怖かったんだ。 土壇場で出た私の本性。 臆病者でいくじなし。 自分に自信が無かったんだ。 |
<原因一覧> 抱きしめてもらってる最中 何か違う、と何度も言った 撫でてくれてる手をそっと 向こうへ押しやった 撫でられてる間はずっと 地蔵のように固まったまま どうしたい？と聞かれ ひとりになりたい、と言った できない、何か違う、と 何度もひとりごちた 急に食事を再開した その後、歯磨きをしてから ベッドへ誘った そうされたら、 そう言われたら、 相手はどう思うのだろう。 男だ女だとかいう前に、 対人として無礼だろう。 触られたくないなら 触らないでと言えばいい。 今日はここまでにしてと 言えばいい。 今日の事は私から頼んだの だった。主導権は私のもの。 だからって振り回してよい ということではなくて。 自分の要求もハッキリさせて いないのに、言わなくても 欲しいものだけは自動的に 与えられると思っていた。 共に時間を過ごしているのに そんな態度あるかよ。 一ミリのズレが何度も重なり もう今日は取り返しがつかない ところまできてしまっていた。 |
しまった、失敗した。 後悔先に立たず。 期待していた分だけ 私は落ちた。 私は失敗した。 それはそれは最悪だった。 前に会った時に聞いた事。 ベッドの中では どんなことをしているの？ |
――――――――――― 業務連絡 昨夜の私へ ムダ毛の処理はそんなに 真剣に取り組まなくて オッケーです。 脱ぐのはカーディガンだけ となります。 ワンピースは着たままです。 本日の私より ――――――――――― |
沈黙が怖いのと、できるだけ 私を知って欲しくて 我ながらよくしゃべった。 3人座ってもまだ余裕がある ソファに並んで座る。 私達の間にはパンパンに 張ったクッションがひとつ。 絶妙な距離感。 村上春樹とスターウォーズの 話で盛り上がる。 あー、すごいためになる話。 広く浅くだけど、両方とも 読んで、見ておいてよかった。 ちゃんと話についていけたし 自分の考えも言えたと思う。 ちょっとずつ、ちょっとずつ 距離が縮まる。 飲み物を注ぐ時、 グラスを取る時、 フォークを口に運ぶ時、 それらをテーブルに戻す時。 なんてことない動作の合間に 近づきたくて、でも近づけなくて もどかしくて焦っているのに 気がついていた。 会って早々に確認したこと。 今日生理なんですけど、 どんなことができますか？ その答えは期待通り。 「できないこと」はなかった。 |
素敵なひと時でしたね。 そうメールに書いてあったけど 私はまだあの時間が素敵 だったとは思えない。 芝さんはつかめない人。 良い意味ではひょうひょうと 悪い意味ではのらりくらり そんな感じの人。 カラコン入れてるんじゃないか と思うくらい黒目のふちが きれい。 すっごい！すっごい！ と静かに大興奮したことが あった。 足をなでられてた時、 その手が、指先が一度も ストッキングに引っかから なかったのだ。 私ですらストッキングを はくときに引っかかることが あるのに。そんなにも滑らかな 指先になでられていたのは とても幸せだった。 そう。 幸せだったりどきどきしたり 良いこともあったのだ。 あの時を素敵だったと思える ようになるには、これから 先の未来へ今日の経験を 役立てていけばいいんだと 考え直した。 |
こわいこわい ほんと無理 想像しただけで 苦しくて泣きそう できるのかな やれるのかな 特別でありたいとも思うし 皆と同じでもいたい ちがう 皆と同じだけど、 あの人からは特別だと 思われたいだけだ ますますもって無理だ やべえ頭痛くなってきた |
やだやだ言ったり ダメダメ言うときは 大体オッケーの裏返し なんですけどね。 イチャイチャしてる時は、 このまま続けたら多分私 火がついてスイッチ入って やる気になるけど、今さら 途中でやめたりしないでよ！ 最後までしないんだったら この辺で止めて欲しいから、 そこんとこ分かってるよね？ 最後までしなきゃヤダよ！ ここで終わりとかダメだからね！ とか、 してる時なんかは、 このまま続けたら恐らく イッちゃうと思うんだけど、 イッたら、度合いによっては 多分しばらくぐったりして 動けなくなるからよろしく！ その間ほったらかしになるけど 萎えないでちゃんと待っててね！ もしかしたらそのまま寝ちゃって 続き出来なくなるかもしれない けど、後から、俺はイケなかった とかグズグズ言わないでよ そうじゃなかったら休憩入れて くれなきゃダメだから！ あ、もしもの時はアラーム 頼んだからね！ とかいう長いメッセージが 含まれている場合があります のでご注意ください。 |
