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私の下唇が、施術師の唇に 挟まれ軽く引かれる。 やわらかい力にお返し したくなって私も挟んでみた。 そしたら舌が入ってきて、 うっ!てなって。 負けずに応戦。施術師のは グイグイはこなくて、 体感2センチくらいしか 入ってこない。 なにもかもが、最初は 少しだけ。じらしてじらして 私をやきもきさせる。 はっと顔を離して目を見た。 ぱっと視線が合って照れる。 恥ずかしさがこみあげてきて そのまま伝えた。何回しても 恥ずかしさが消えない。 なんで?って聞かれて 恥ずかしいんですって答えて 表情を隠したくて、施術師の 右肩にあごを乗せた。 何度か背中をなでられてから、 くっついてたのを離されて。 左胸をちょっと触られてから 右胸も。指先だけを滑らせる 触り方がまたじらされてる 気分になる。やっと先端。 ふと思い出して、この前の 触り方がすごく良かったから どうやってるのか見てみた。 逆光で真っ黒の手のひらの 中指だけが左右に細かく動いて 同じリズムを視覚と触覚とで 感じてた。あーでも、なんか、 この前のほうが良かったかも。 違う触り方なのかな?なんて 考えてたらチュッと吸われた。 さすがにそれは声出るわ。 この人絶対解ってる、 右側のほうがいいってこと。 弱い刺激に両目を閉じて、 視覚用の意識を触覚用にまわす。 左側は指で、あー、贅沢。 このままほどけて溶けて 水になって染み込んで 乾いて空気に混ざりたい。 じらされるのは苦手だけれど、 じっくり手をかけて温めて もらうのも悪くないなって 思えた。 なんとも穏やかだった。 |
ランチ食べてお風呂入って。 シャワーでいいかもって言ってたのを 今日は湯船入りたいっす!と遮って 熱めのお湯に一緒に入って。 胸って浮力で浮くの?と聞かれて あーどうなんですかねーって返して。 沈みはしないけど、プカプカ浮くほど でもないしな。プカプカしたらなんか 長乳みたいだし(笑) 中身は脂肪だから浮くんだろう、 という結末になったけどね。 実際に今、お湯の中だというのにまた ぼんやりした結果。ま、いいか。 施術師が先にでて、私は後から。 ボディソープで洗ってなかったから 汚れが気になる部分をひとりで 洗いたかったのね。 ホカホカで出て、ベッドに行ったら もう天井からのカーテンを閉めて くれてて嬉しかった。これが 好きでこの部屋に決めて、それを 知っててくれて、嬉しかったんだ。 終わった後にも話してたんだけど、 この部屋にするのが私の小さな プライドだったから。施術師は、 さえさんのプライドが傷つかない のなら、ここじゃなくてもいい んだよって言ってくれたけど。 まー、ここよりランク下げたら、 風呂は狭くなるしカーテンも無いし。 だったら建物自体変えてもいいわ。 あぁ、でもこの立地と設備、 やっぱり好きなんだ。 もうさ、プライドよりもこだわり になってきた。こんぐらいで遊べ なくてどーすんの?っていう 意地もあるんだろうな。 そんな事を思う前、ベッドに入った 直後からは、ただでさえ温まった 身体で掛け布団までしてごろごろ。 細くて長い腕枕に頭を乗せて、 全身をなでてもらって、暑い暑い ばかり言って。寄り添ってたら 掛け布団を背中が出るように めくってくれて、これで暑くない? だって。暑くないです!ホント 嬉しいっす!!としっぽ振る気持ち。 髪の毛すいてもらって、 顔が近くなって、 あっ、て思って。 唇の感触がした。 |
部屋に入ってすぐやること。 テーブル片して食事の支度。 ブラ取ってストッキング脱ぐ。 トイレに行って、お化粧直し。 メールが着信。 そろそ到着。 ピンポン鳴ってドア開けて。 今日も変わらずの格好良さ。 ペットボトル開けて、 グラス出して、お茶を注いで。 少しは涼しくなったけど、動けば ムシムシだったから冷たいのを。 それからみっちりトーク。 近況報告とか、あと、ざっくり いうと科学の話とか。 科学て!と思いながら難しいのを なんとか着いていって、でも 思いの外、理解できためになる話で 楽しかったりして。 まぁ、最後の方は、結局エッチも 科学だから、みたいな話になって、 そのときはなんか凹んだんだよね。 あーそうかー、私への施術も マニュアル通りで特別でもなくて 私だけのでもなくて、ただの 一般的な普通のパターンなんだ ろうなーって。今までの経験や 知識でまかなえてるんだろうし 特別印象に残るような イレギュラーでもないだろうし。 それでいいんだよ、過剰な想いや 感情は要らないって分かってるし、 好きだけどそれは恋とか愛じゃ なくて情なんだし。付かず離れず それも薄目でいいんだって 思ってたのに。 その時はなんか淋しくなって、また しなくてもいいかもってなげやりに なっちゃった。 さっきまで会えて嬉しくてウレション だーだーだったのに。嬉しかったのは 施術師に会えたからじゃなくて エッチできる!上がる!が主な訳で。 大丈夫だろ、いけるだろ、って でもテンション戻んなくて。 あー、めんどくせ。 会話の返事も声も出さず、頷くだけに なっちゃって、さすがに施術師にも 気づかれたみたいで、科学の授業は 終了。ランチタイムに切り替わった。 ほんとスミマセン。 |
どうしよう。 14日デラカブ。 行こうかな。 なら仕事休まないとな。 他の日も魅力的なんだよな。 休もうかなー 休めそうだーしーなー まるで社内ニート(笑) |