私の音楽日記

2016年04月14日(木) 【LIVE】ゲスの極み乙女。ワンマンツアー ゲスな宇宙旅行




Zepp Nagoya。1Fオールスタンディング、2Fはいす。スタンディングの1階はもう押せ押せでギューギューで始まる前から興奮のるつぼ。
ファンは男性と女性が半々くらいで、年齢層も幅広い感じ。
2時間半のライブ。最初から最後まで超ハイテンションで静かな感じは全くなし。
もう、ハイテンションを極めるスーパープレイの連続。
4人ともあんなに演奏が上手いとは知らなかった。びっくり!
ほな・いこかちゃんのドラムはあまりに早打ちすぎて、早すぎてゆっくり見えそうなくらいだった。
ちゃん・MARIのピアノもクラシックと融合しているので、ものすごいテクニック&力強く&ダイナミックだった。
課長のベースも早くてすごかった。
川谷さんはギターとピアノと両方。ピアノの速弾きもすごい。両方弾いて歌も早口言葉のようだ。
今回のタイトル「ゲスな宇宙旅行」の説明をしてくれた。
川谷さんは宇宙村の村長をやりたいそうだ。とにかく宇宙が好きで、宇宙に住みたいらしい。
理科系の大学に行ったが、もしもその前に宇宙が好きだったらそういう大学に行って、今頃は宇宙の研究をしていたかもしれないと言っていた。
川谷さんなら宇宙の仕事をしても、その道を極めただろう。
私はゲスの極みの乙女。のライブは初めてだったが、ファンとアーティストの掛け合いがすごくかみ合っていた。
ファンの声と演奏が混じってすごい大音響。頭にジーンときた。
まだ、メジャーデビュー2年位だと思うが、もう今時点での完成というか、ゆるぎない強さを感じた。
そして、何よりも若さがまぶしすぎた。
全員が若くて、どれだけ全力でプレーしてもへこたれない。いつまでも演奏できそうな若さ。
その先には光や希望が見える。
暗いものはみじんもない。
私が失ってしまった二度と戻ってこない若さが本当にまぶしかった。
最後の方で「昨日はアンコールでものすごくたくさん歌ってしまってものすごく疲れてしまった。」といいながら、
二日目も6曲もアンコールで歌う力があるなんて、若いからこそできることだ。
ポップスであり、ロックでもあり、クラシックの要素もあり、ヘビメタでもある。
こんな新しい音楽に巡り合えるなんて、思ってもみなかった。
生きてて良かったと思う。
川谷さんは今、ツアーの合間にレコーディングをやり続けているそうだ。
「今、ツアーの合間はレコーディングしまくってます。シングルはもう出さなくていいよね。何枚でもアルバムを出すので、楽しみに待っていてください。」と言った。
ライブは想像よりもとんでなく良かった。私は次のライブまで待てないわ。
アルバムでもDVDでもなんでもいいから出してほしい。
ああ、若いって素晴らしい。生きてて良かったと心から思えたライブだった。
最後に写真も撮ってくれた。記念になってこれもうれしい。

ライブが終わって会場から出たら、熊本での地震のニュースが出ていた。
震度7の地震ということで、心配だが、もしもこんな押せ押せギューギューのライブ会場で地震に遭遇したらどうなるんだろう。と心配になる。
大事故につながってしまうのでは?

01.パラレルスペック
02.サイデンティティ
03.いけないダンス
04.勤めるリアル
05.私以外私じゃないの
06.泣きそうだ
07.ロマンスがありあまる
08.煙る
09.セルマ
10.無垢な季節
11.jajaumasan
12.song3
13.ドレスを脱げ
14.オトナチック
15.心歌舞く
16.シリアルシンガー
17.Mr.ゲスX
18.アソビ
19.両成敗でいいじゃない
20.キラーボール

アンコール:

21.続けざまの両成敗
22.ルミリー
23.もう全部終わりにしよう
24.餅ガール
25.誘惑バンジー
26.キラーボール



2016年04月09日(土) 【LIVE】 来生たかお Symphonic Concert 2015-2016〜夢のあとさき〜

愛知県芸術劇場コンサートホール

名古屋フィルハーモニー交響楽団登場
指揮 渡辺俊幸さん登場
来生たかおさん登場
まず、飲み物を飲む

01.シルエット・ロマンス(歌のみ)
02.針の雨         〃  
03.流れる…        〃

MC 挨拶、名古屋フィルハーモニー交響楽団と渡辺俊幸さんの紹介など。

04.夢の途中(ピアノ弾き語り)
05.いとしいあした  〃
06.余白の街     〃
MC
07.風と共に去りぬ

15分休憩

二部始まる。
ピアノは名古屋フィルハーモニー交響楽団のピアニストにひいてもらいながら、この40年間の音楽人生を振り返るエピソードを話す来生さん。
子供の頃からの好きな音楽、好きなアーティスト、好きな曲など。
好きな曲を歌うとのことでカバーを2曲。

08.古城(カバー 1番のみ歌う)
09.雨に咲く花(カバー)

ピアニストの方退場
名古屋フィルハーモニー交響楽団 再登場

10.挿話(エピソード)(ピアノ弾き語り)
11.まなざしの彼方      〃
MC
12.マイ・ラグジュアリー・ナイト(ピアノ弾き語り)
13.セカンド・ラブ(ピアノ弾き語り)
MC
14.風のニュアンス(ピアノ弾き語り)
15.明日物語(ピアノ弾き語り)

アンコール
16.Goodbye Day
17.浅い夢

変わらず素晴らしい歌声と力強いピアノの来生さんでした。
オーケストラをバックに来生さんの声がしっかりと地に足をついたようにはっきりと聞こえてきて、なんとも言えない感動でした。
来生さん、まだまだ新たな曲も昔の曲も聴きたいです。
お休み後の活動を期待しています。
私「マイ・ラグジュアリー・ナイト」は好きじゃなかったのですが、今回初めて「恋はゲームじゃなく」のところで(いいなあ、こういう当たり前の言葉をこんなにしみじみと聴くことができる曲はこの曲だけだなあ)と思いました。

憶えているMC
デビュー40周年を迎え、去年からメロディーが枯渇してきたので、40周年の記念の仕事が終わったら1年休むことにした。引退ではない。
好きな作家の山口瞳さんが人間は勉強して仕事をして、その後は仕事を隠居してゆっくりした方がいいと言っていたが、山口さんは隠居しかけたけど、仕事があり忙しいままに68歳で亡くなった。僕は少し休みたい。

「地球劇場」という番組に久々に出演した。自分としてはいいことを言ったと思ったところがカットされていた。東京のコンサートでその話をしたら、コンサート後に「地球劇場」のディレクターさんが来て「すみませんでした。総集編でその部分を流します。」と言われた。

僕は特にいいことはやりませんが、悪いこともやりません。悪いことをやるにもエネルギーがいります。僕にはもうそんなエネルギーがありません。

ファンのみなさんやたくさんのみなさん、来生えつこに助けられて、40年やってこられて幸せです。
今回は渡辺俊幸さんに素晴らしいアレンジをしていただき、オーケストラとの共演もできました。


   


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