私の音楽日記

2016年03月21日(月) 【LIVE】 井上陽水 コンサート 2016 「UNITED COVER 2」

01 ミスコンテスト
02 カナリア
03 Make-up Shadow
04 飾りじゃないのよ 涙は
05 いつのまにか少女は
06 リフレインが叫んでる
07 リンゴ
08 女神
09 瞬き
10 夢であいましょう
15分休憩
11 ジェラシー
12 娘がねじれる時
13 嘘つきダイヤモンド
14 バレリーナ
15 最後のニュース
16 氷の世界
17 勝者としてのペガサス

アンコール

18 渚にまつわるエトセトラ
19 夢の中へ
20 夏の終わりのハーモニー

今回のライブは長かったです。18時7分頃始まって、20時50分までありました。前半のトークが長かったです。
最初、「東京も福岡も名古屋もあたたかくて暖かさがひしめきあっています。俺、何言ってんだろ?東京は今住んでいる所で福岡はふるさとできょうコンサートがある名古屋だけを気にしています。」
から始まり、娘と娘のつれあいと娘の娘とかにを食べに行って、娘の娘をだっこしていたら、中居さんから「まあ、かわいいお孫さん」と声をかけられたけど、どうして孫ってわかるんだろう?そういう時は「まあ、かわいいお嬢さん、もしかしてお孫さんですか?」と訊いてほしい。とか映画を久しぶりに見に行ったらチケットがとても安くて驚いた。よく見たら高齢者割引だった。チケット売り場の人は僕を一瞥してこのチケットを売ってくれたけど、免許証を見せてくださいとか年齢を確かめてもいいんじゃないかと。など年齢を気にしている様子だった。
久しぶりにジャズのコンサートに行ったが、2時間座っているのは疲れたので、僕のコンサートも今回から15分休憩をいれます。
ブラタモリの曲を作った。番組では1番しか流れてない。きょうは全部歌うけど全貌が見られてがっかりってことにはならないんだろうか?たとえばヒッチハイクをする女性がちらっとひざを見せたら、好色な車は止まるけど、全裸の女性が立っていたら車はよけるでしょう(笑)
僕の父親は歯科医師だったので、僕も歯科医になるように言われていたけど、大学がどうしても僕を受け入れてくれなくて、歌をうたうことになった。初めて福岡に歌いに行った時、両親が見に来ていて、少ないお客さんが拍手しているのを父親が見て、「ああ、こんなに拍手してもらって、もうこんな拍手してもらっているのなら、歯科医にはならないだろう。」と父が言っていたということを後で母から聞いた。
僕は陽水と書いて本名はあきみと読みます。なので母親は僕のことをようすいとは呼びません。あきみと呼びます。
去年、アルバムを出したんですよ。この歳になってアルバムを出すってことはとても珍しいことで、希少なんです。ここには人が大勢いますが、(いやいや、アルバムなんて俺も去年出したよ)って人いますか?もしいたら立ってください(会場爆笑)いませんね。だから希少価値があるんですよ。
ユーミンの「リフレインが叫んでる」を歌いましたが、彼女は女性がどんどん進出して仕事をするという先駆者ですばらしいんですね。そして、商業的にも大成功したんです。人格は……どうなんでしょうかねえ(笑)まあ、素晴らしい人格なんでしょうねえ。
拓郎の「リンゴ」も歌いました。よく、拓郎とはどうなんだ?と聞かれるけど、まあ作詞かで残念ながら亡くなられた岡本おさみさんと拓郎なら岡本さんと友達になりたいかなと思いますね。
まあ、拓郎もこの世界の先駆者で商業的にも大成功して、人格は???人格もすばらいいのでしょう。
僕は「夢の中へ」という曲でこの名古屋から売れ出して、その後「氷の世界」というアルバムが売れて、まあ、宇多田ヒカル状態だったんですよ。もう、イタリアかスペインに住みたいっていってもおかしくないような状況でした。



2016年03月18日(金) 【LIVE】 山下達郎 PERFORMANCE  2015-2016




01.SPARKLE
02.DAYDREAM
03.Windy Lady
04.Down Town
05.土曜日の恋人
「こんばんは。三重。初めてきました。よろしく。」
06.エンドレス・ゲーム
07.風の回廊
08.すてきなメロディー
09.過ぎ去りし日々"60's Dream"
10.Can't Take My Eyes Off You [Frankie Valli]
11.DANCER
12.Chapel of Dreams
13.おやすみ、ロージー -Angel Babyへのオマージュ-
14.ANGEL
15.WHITE CHRISTMAS
16.クリスマス・イブ
17.希望という名の光
18.さよなら夏の日
19.SUGAR
20.BOMBER
21.LET'S DANCE BABY
22.ロックメドレー
23.アトムの子
<アンコール>
23.いつか(SOMEDAY)
24.Ride On Time
25.恋のブギ・ウギ・トレイン
26.Last Step
27.YOUR EYES

バックのセットはエメラルド・グリーンの海とヤシの木、シーサイド・ホテル。80年代の夏の海。
最初は夏の歌を歌いまくり、明るい歌を中心に歌うという達郎さん。
歌、演奏、MCどれもとてもとても濃厚なのに、あっという間の3時間半のライブでした。
いつもは名古屋へ見に行ってましたが、きょうは三重の地元での達郎はまた格別でした。
圧倒的なパフォーマンス。職人芸以外の何物でもないです。
休憩もなしで、3時間半歌いっぱなし。もちろん、ギターもたっぷり。
最後もまだまだ声がありますってことでアカペラの「your eyes」。
MCもものすごく多かったです。

覚えているのは

先月63歳になりました。50歳位の頃にCDが売れなくなり、ライブもメンバーがよそのバンドに取られたりして、できなくなった。
20代から30代の頃はアルバムを作ってはツアーで本当に忙しかったけど、2000年くらいからいわゆる落ち目になって、パフォーマンスで勝負しようと2008年から毎年ツアーをやってます。今年は64本。もう終盤です。
このツアーが終わったらレコーディングに入り、「JOY 2」も作りたい。もう、5枚組くらいのライブ盤を作ろうかなとも言ってました。
声は30代の頃よりよい声が出ているので、できるだけ頑張って歌いたい。加山雄三さんがもうすぐ80歳で現役なので、僕もまず72歳を目標にがんばりたい。昔の曲は情熱があれば懐メロにはならない。
嵐のシングルを竹内まりや作詞、山下達郎作曲で作りました。まだ、出たばっかりの曲なので、作曲者がここでカバーなんてださいことはやりません。
僕はコンサートの始まりの前に流す曲にもこだわりがあって、CDになってない曲とか流してます。
ラジオにあの曲はなんですかとか質問がきたりして。
世の中カバーばかりだけど、僕はべたなカバーなんてやりません。と言ってもきょう演るのはめちゃめちゃべたな曲です。と言って「君の瞳に恋してる」を歌う。サビの「I love you baby♪」のところを達郎の声で聴けて私は大感激しました。
「エンドレス・ゲーム」の最初のキーボードの流れるような音でざわめいた。この曲も大ヒットした。
「エンドレス・ゲーム」は不倫のドラマの主題歌だったので、嫌いだったけど、メロディーが美しすぎて、ゆがんだ不倫がきれいに飾られているみたいで当時は複雑な気持ちでした。達郎の変わらぬ声で今聞くと、人を傷つけるのも愛情なのかなとか思う。
いや、それはやっぱりわがままでしょう。ただ「いつかはこんな風になる気がした。」のフレーズが引っかかって仕方がないのです。
「クリスマス・イブ」は飽きたやめろという人がいるけど、山下達郎のコンサートに初めて来た人や今日来たけど、もう二度とこない人のことを思うと歌わないわけにはいかない。せっかく来たのに、一番の大ヒット曲がきけないのはつまらないと思う。だから、飽きた人は5分だけ我慢して「クリスマス・イブ」聴いてください。
ここの会場はとても音が良いから気に入った。スピーカーを吊るすともっとよくなる。次は吊るそうかな。
また、来てくださいと言われて、「また、来ます」ときっぱり!


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