私の音楽日記

2005年09月27日(火) 「the BEST BLUE PERIOD」 山崎まさよし  2005.9

山崎まさよしさんのベストアルバムA面コレクションは素晴らしいの一言。
山崎さんの歌はどれを聴いても彼の人間性がよくでていると思う。
すごく素直な作品で、時には強いメッセージを感じることもあるが、それが決して押し付けがましくない。
そこが不思議な魅力だと思う。
骨太に自分の思うことを素直に書く人の歌は時には押し付けがましく聴こえるものだけど、山崎さんの歌はとても自然に聴くことができる。
「中華料理」では「君は俺とならどこへ行きたい?中華料理はどう?」とまるで普通の会話を歌にしていて面白い。
私の大好きな「セロリ」も結構まわりくどい歌ながら、うん、うんとうなずいてしまう。
「One more time, One more chance」は何を見ても失った彼女を思い出してしまう、もう一度だけでも会いたい。
最後には何度生まれ変わっても君の元へ行きたいと女々しい歌最上級である。
私は本来、女々しい歌は好きではないのに、この歌に限ってだけ別。
この歌に限ってだけ、もっと女々しく叫んでくれ〜という気持ちになる。
別に恋とかしてなくても、これを聴いているとなんとも胸が痛い気分になる。
しかし、女々しいのはこの歌限定であってほしいような。
「僕はここにいる」や新曲の「8月のクリスマス」もいいと思う。
山崎さんの人間性がよくわかるA面コレクションでこれはgood。
デビュー10周年おめでとうございます。



2005年09月26日(月) 吉田拓郎 TAKURO & his BIG GROUP with SEO 2005

2005年9月25日京都会館第1ホールで行われた拓郎のコンサート。
開場前から入り口前には開場を待つファンと、拓郎の歌を弾き語りする若者が大勢いた。
弾き語りをしている若者達はみんな上手かった。中にはそっくりの声で歌っている人もいて、古い歌なのに若者の声で聴いていると、新しい歌のように聴こえて面白かった。

コンサートは「携帯の電源を切りましょう。録音はだめです。」という注意のアナウンスから拓郎本人の声で行われた。
コンサートでの注意事項をアーティスト自身が言うのを初めて聞いた。
新鮮な感じだった。注意事項の最後で拓郎は「今年の1曲目は何でしょう?絶対に当たらないでしょう。」と言った。

最初、総勢24名のバックバンドが登場して、その後拓郎が登場。
1曲目は聴いた事がある曲なんだけど、タイトルを忘れてしまってもどかしかった。
たしかにあの曲は意外な感じだ。
拓郎は来年還暦だそうだが、とにかく元気だった。
「京都は5年ぶりだけれど、あまり変わってなくて、停滞しているなあ。」と言って思わず「失言でした。失礼しました。」とあやまっていた。
言いっぱなしでなくて、あわてて謝るなんてところは昔の拓郎じゃあないなあと思った。
ガンの手術が成功して、歌える事がうれしくて、とにかく歌いたいという気持ちがあふれるようなコンサートだった。
来年9月にかぐや姫と共につま恋でコンサートをやることが決まって、そのこともとてもうれしそうで、「30年前はみんな若かったから、朝までやるか!とかできたけど、来年はそんなことしたら、炎天下で長時間!なんて客が死ぬんじゃないか。だいたいかぐや姫は野外にふさわしい曲を持っているんだろうか。暗い歌ばかりなのに」と心配?していた。
山田パンダさんのことを「山田パンダは自分より年上だとずっと思っていたけど、あいつは歳のさばを読んでいて、僕より2つ3つ年上だった。この歳になってそんなこと言われてもうれしくない!だいたい、パンダとかイルカとかいい歳して、そんな名前やめろ!」と素朴な心境をしゃべっていた。
たしかにずうっと年下だと思っていた人が60歳くらいになって、実は年下なんですとか言われても、えーっ!ってびっくりする以外ないだろう。
あとかぐや姫の「妹」「神田川」をやたらと物まね風に何度か歌って「あなたはもう忘れたかしら、ってもう忘れてるよ〜。」とか「妹よ 襖一枚持っていけ〜。」と歌ってめちゃくちゃ面白かった。
話の内容は来年のつま恋のコンサートへの意気込みとあと昔を振り返っているような言葉が多かった。
昔の自分は傲慢で恥ずかしい、VTRを見るのは恥ずかしくてしょうがない。本当はジュリーのようになりたかったのに、小室等さんに誘われるままフォークの世界へ行ってしまった。」
「自分は気づけば、友達がいない。バンドのメンバーや瀬尾さんはツアーの時はいっしょだけど、終れば会う事もなく、瀬尾さんとは長い付き合いだけど、僕のコンサートが終れば、中島みゆきのところへ行ってしまうし。」と言って少し中島みゆきの歌のまねもした。「僕も中島みゆきもそうとう気難しいおじさんとおば……、あ、中島みゆきはおじょうさんです。怖いからそう言っておこう。」と笑わせた。

私も本当の友達ってなにかな?と少し考えた。
拓郎みたいな有名人ならなおさら友達作りにしても難しいだろう。

話の内容は若かりし頃の反省、来年のつま恋への意気込み、友達がいない、と
この3つにまつわる話が多かった。
たくさん話していたなあと思う。

遠くても行ってよかった。
ただ、折角のビッグパンドのバイオリンやサキソフォンの音があのホールではいまいちだったと思う。
もう少し音の良いホールで聴ければ最高だったなあと思った。

清流 (音声のみ)
恋の歌 (オープニング)

恋唄
春だったね
今日までそして明日から
ジャスト・ア・Ronin
いつも見ていたヒロシマ
リンゴ
君が好き
唇をかみしめて
ハートブレイクマンション
Y
遥かなる
流星
せんこう花火
家へ帰ろう

夏休み (合唱)

花の店
虹の魚
時は蠍のように
全部だきしめて
今度はいったい何回目の引越しになるんだろう
大阪行きは何番ホーム
人生を語らず

(アンコール)
パラレル
落陽



2005年09月23日(金) 太田裕美さんのミュージックプラザ。

きょうは太田裕美さんのミュージックプラザを最初から最後までしっかりと聴く事ができた。
すごく内容が良くて、何度も涙ぐんでしまった。
折角なので覚えている感想文を書いておこうと思った。
裕美さんのこの番組は古い曲から最新の曲まで幅広くかけてくれるので、私のような新しい音楽も大好きな人間にもとても楽しめる内容になっている。
きょうは一青さんの新曲「かざぐるま」がかかり、これも秋にふさわしくいい曲だと思った。
一青さんはたくさんの苦労を乗り越えてここまでこられた方なので、作る歌がとても深いと思う。
ちょっとリスナーにはわからない内容が多いが、それだけ一青さんが色んな辛い事を乗り越えてこられたからだと私は思う。
表現が抽象的になっていてるところがかえって良い。
リスナーは無限にそれぞれの思いで、曲を聴く事ができるから。

きょうは胸にしみる内容のお便りが多かった。
「私はこの番組を聴いた事がありません。」から始まった不思議なそのお便りは
「大好きな彼が元気を無くしています。でも、太田さんのミュージックプラザを聴きながら運転することを楽しみにしています。なので、ゆずの「栄光の架け橋」をリクエストします。」という内容だった。
なんという温かいメッセージだろうかと思った。
この人は心で生きている人だなあと。
大好きな人が落ち込んでいる。そして、この番組を楽しみに運転している。
だから、その番組に元気の出る曲をリクエストして応援しようと。
ゆずの「栄光の架け橋」を聴きながら、私はちょっと涙ぐんだ。

もう一つのお便りは「好きだけど彼と別れることになりました。こんなときはどうやって元気をだしたらいいのでしょうか。」
裕美さんは「好きだけど別れるのは辛いよね。そんなときは新しい恋!と思うけど、そんなすぐには無理だよね。趣味やスポーツや何か大好きなことを思い切り楽しんで忘れようね。」というようなことを言った。
私も全く同感。
でも、リクエスト曲が山崎まさよしの「One more time, One more chance」だったので泣けてきた。
こんなところにいるはずのない君を探してしまう。
夢の中でもいない君を探してしまうという山崎まさよしの名曲をリクエストするところに、このお便りを書いた彼女の悲しさが出ているなあと思った。
私も泣いてしまった。この曲がラジオから流れるといつも泣いてしまう。
本屋さんや喫茶店でこの曲が流れたりすると、涙腺が熱くなって、お店からでるしかなくなってしまうセンチメンタルな歌。
曲が終って裕美さんは「前向きに元気を出してがんばろうね!」と締めくくった。

そしてもうひとつ印象に残ったお便りは16歳の女の子の御便り。
「私は昭和の名曲が大好きです。中でも柏原よしえさんの「ハロー・グッバイ」が一番好きです。喫茶店で彼を待つなんてあこがれます。まるで、お母さんの時代の恋愛みたいでこの歌のような恋愛にあこがれます。」というような内容。
今は「ハロー・グッバイ」のような恋愛ができない時代なのかなあ。
どんなに時代が変わっても人を好きになる心は大事にしたいと思う。

きょうは胸に沁みる内容のお便りが多く、リクエスト曲も高田みづえさんの「硝子坂」や石川セリさんの曲、クリスタル・ケイさんの曲などとてもよかった。
ラジオ番組90分間でとても気持ちのいい時を過ごせた。

私も会っただけの人がちょっと気持ちよくなってくれるような人になりたい。



2005年09月14日(水) 「GATES OF HEAVEN」  Do.As.Infinity  2003.11.27

まったくD.A.I.の突然の解散発表には驚いた。一体何がおこったのだろう。
do as infinity=無限の可能性 グループ名も良かった。
9月26日に解散とはあと12日しかない。

それぞれがソロ活動を行うと言う事で、まあそれはいいとして、
もうソロとしての動きが出ているとはAVEXのやり方がなんとなくわかった。

私はD.A.I.の曲や力強いステージからたくさんの力や夢をもらった。
特に歌詞はいつも楽しみだった。感動的だった。
シングル曲はもちろん良いけど、アルバムの中にもたくさんいい言葉や勇気の出るメッセージがつまった曲がいっぱいあった。
彼らが苦境の時代を乗り越えてここまできたというメッセージも、新鮮に受け止める事が出来た。
ステージは一度しか観てないが、若い人の精一杯のがんばりは、いつ見てもすがすがしいなと思った。
ただ、りょうくんと伴ちゃんは息がぴったりとかそんな風には見えなかった。
一度、WOWOWでライブも観たけれど、その時もグループとして息がぴったりとは思えなかった。
素人っぽかったと思う。
でも、ステージは力いっぱいで本当に感動した。
古い友達と見にいったけど、友達も元気をもらえてよかったと喜んでいた。

なのに解散なんて。しかも突然。
ファンとしては納得できない。

6年の間に出したオリジナルアルバムは6枚。
一番好きなアルバムは「GATES OF HEAVEN」。
このアルバムの「アザヤカナハナ」という曲には本当に励まされた。
「お隣さんとは違う君だけのアザヤカナハナを咲かせてよ!!」と歌う伴ちゃんの声がすごく身近に聴こえた。

  そんなありふれた造り物の花じゃ
  いつまで経っても香らないんだ
  安物のプライドにしがみついたって
  何の結果も残せないのさ

去年はこの歌に励まされた。

あと「科学の夜」は名曲だと思う。
未来への愛と平和を願って歌うこの歌は、ライブで聴いた時は、バックに映像が流れて感動した。

「Field of dreams」も好きだ。
ここまでの人気バンドの苦しい時代を歌った歌で、これもライブでは色んな映像が流れて感動した。
路上で歌っていた頃のことだろう。

 それぞれのやり方で
 生きるこの人生
 道標探してく歌
 つら抜いた気持ちだけ
 ギターケースに詰め
 志す者だけの歌

 桜舞う 地下道に
 響くストローク
 お気楽たちに
 からかわれ笑われる歌

 人ゴミに消えてゆく歌
 木枯らしに負けてゆく歌

たっくさんの力をくれた「Do As Infinity」にありがとう!
解散はファンとしては悲しいけれど、最後のライブが見たかったけれど、若い人の新しい出発はいつの日もすがすがしい。
3人の新しい活躍を期待して待とう。



2005年09月13日(火) 「君とのDistance」  ZARD  2005.9.7

意外に早く出たなあという感じのZARDのアルバム。
坂井さんは本当にいつまでもクリアな声を保つことができる声のいいアーティストだと思う。
もう10年以上コンスタントに曲をヒットさせているのだから、並大抵のことではない。
まだ石田純一さんがトレンディドラマで大活躍されていた頃に、石田さんが出演されていたドラマの主題歌で初めてZARDの歌を聴いた。
軽快な曲だけど悲しげに聴こえたり、はつらつとしたりして、面白い曲だなあと思った。
その後、ZARDは謎のグループとしてどんどんヒット曲を出していった。
「負けないで」は直接的な応援歌として本当にいい曲だと思った。
最新アルバムでも坂井さんはきれいな声でポップスからバラード、ロックと見事に歌いこなしている。
オープニングの「夏を待つセイルのように」は夏が始まる頃の歌だけど、涼しげなテンポとメロディで秋にもぴったりな気がする。
秋になった静かな海の舟をみているような歌だと思う。
「サヨナラまでのディスタンス」は力強いロックで強い女になりたいと歌っている。
かなり力強くて、坂井さんの歌の歴史を感じたりする。
「かけがえのないもの」も美しいバラードで生で聴きたいなあと思ったし、CMで流れている「今日はゆっくり話そう」も落ち着いたいい曲だと思う。
昔、『フィールド・オブ・ビュー』が歌っていた「Last Good-bye」を今回ZARDが歌っているが、これもすごくいいと思う。
追いかける夢と恋とどちらをとるかの選択に迫られ、
夢を追って恋人と別れるというもどかしいテーマを歌うのはビーイング系アーティストの得意技だと思う。
私は今回のアルバムでは「君と今日の事を一生忘れない」が一番良かった。
坂井さんにしては珍しく少しファルセットを使っていて、「君と今日の事を一生忘れない 憶えておきたい」という誰もが時折思う素直な気持ちを心込めて歌っている。
さりげない風景をクリアな声で歌う、ZARD坂井泉水さんの歌声を一度ライブで聴いてみたいと思った。



2005年09月10日(土) 『蒼い旅の続き』  川嶋あい

これはCDでなくて本です。エッセイです。
これと一緒に最新刊『最後の言葉』も買いました。
『最後の言葉』から読み始めたのですが、途中から涙、涙で読めなくなり、先に『蒼い旅の続き』を読み終えました。
川嶋さんのものの考え方は非常に私と似ています。
私と似ているなんていうのは川嶋さんに失礼です。
私が川嶋さんの考え方、感じ方に共感しているということでしょう。
小さな事、ひとつひとつにうなずきながら読み終えました。
まるで、自分の心を鏡に映したようにそっくりでした。
「いやーそうじゃあないだろう。私は違うと思う。」と思ったところはひとつもなかったです。
川嶋さんはまだ十代の若さなのに、こんなにも自分の想いを伝える事ができるすばらしい女性だと思いました。

私は川嶋さんに励まされました。
どんな場所にいても自分に勝ちたいし、小さな夢や希望を追いかけて生きていこうと思うことができました。



2005年09月07日(水) 「たぶんオーライ」  SMAP

私はスマップの歌が結構好き。楽しい。

最初おおっ!と思った曲は「$10」で

♪愛さえあれば 何もいらないなんて みんな嘘さ

歌詞が衝撃的だったけど、曲のかっこよさが何より衝撃的だった。
歌はまあまあだけど、グルーブ感たっぷりで、かっこよく作れるものだなあと曲のかっこよさに感服した。
「$10」の彼女は贅沢になれていて、つきあうのにとてもお金がかかってしまうと困っている男の子の歌だったけど、この後、二人はどうなったんだろう。

その後、「がんばりましょう」という曲がでて、これはタイトル通り聴いていると「がんばろ、私も」と素直に思える曲だった。
これも曲が凝っていて良かった。

しかし、私は「たぶんオーライ」がもっ〜と好き。
この曲でSMAPの曲は面白い!とSMAPの新曲を楽しみにするようになった。

気のぬけたような歌詞はとても面白い。
いきなり
余計な仕事を押し付けられて、ミス連発で それは申し訳ないですけど…
とぶつぶつつぶやいているような始まり方。
だれにでもありがちなこと。

ファーストフードのお店で新しいバーガーを食べたら楽しい気分になったり、
わりにあわないやなことは眠って忘れよう どんよりしないでいこう
と毎日のつぶやきばかりを集めて作ったような歌詞。
しかし、これがきっちりと綿密な歌詞になっている
だらだら書いているのではなく、きっちり書くべき事を残しているんだと思う。
おそらく、おそろしく長い歌詞を削ったのだろうと思えるような書き方だと思った。
余分なリフレインは一切なく、
最初から最後まで気分よくすらすら聴ける。

一番好きな部分は

 幸せは 小さくてもいいもんです
 きれいな 夕焼けだ
 ほのぼのしながらいきましょう

 楽ありゃ 苦もあるもんです
 大丈夫 たぶんオーライ
 じたばたしながらいきましょう

夕焼けは本当にほのぼのしている。



2005年09月03日(土) 「GLAMOROUS SKY」  MIKA NAKASHIMA  2005.8.31

テレビで中島美嘉とハイドがこの歌を二人で演奏していた。
独特の個性を持つ二人なので当然、独特の迫力があり、個性が炸裂していた。
映画の主題歌で映画の方も、かなりインパクトがありそうだが、
曲もなかなかいい。
中島美嘉はなんでも歌える歌手だと改めて思った。
「GLAMOUROUS SKY」というタイトルがまずいい。
魅力的な空。魅惑の空。
それは決して青空ではないのかもしれない。
グレイの空かもしれないし、どしゃぶりの雨を降らせる空かもしれない。
決してblue skyではなくdeep sky 魅惑の空。
中島美嘉の声とハイドのギターもモノクロのイメージがした。
シャウトして激しくギターをかき鳴らしていても、それはあくまでもモノクロで静寂だ。
派手であってもチャラチャラしていない。たしかにそこにいる。
本当に空はいつも魅惑的だ。どんな色であってもそれはどこまでもdeepだ。



2005年09月02日(金) 「三日月ラプソディ」  RYTHEM

私はRYTEMのハーモニーがとても好きです。
二人ともよく似たタイプの声だけど、ユニゾンなのかハーモニーなのかわからなくんるような微妙な歌声を聴かせてくれる。
「万華鏡キラキラ」でファンになったが、去年発売されたアルバムにもたくさんいい曲があった。
夏の初めに発売されたアルバムだったので、メロディーが夏らしく爽やかなものが多かった。
この曲はイントロなしでいきなりピアノと二人の美しいハーモニーで始まる。
その後はさわやかにどんどん盛り上がり、ハーモニーとともにサビへつながる。
サビの歌い方がすごいと思う。
声のタイプと歌唱タイプが似ている二人が競うように歌っていく。
それは少しも重くなく軽やかにスキップしているような歌声。

 ♪三日月の背中にもたれて 見たことのない世界をごらんなさい

三日月の背中、もたれられるだろうか。難しそう。

二人ともとても歌が上手い。かなり高音までしっかりと声が出るようだ。
その二人が難しいメロディーをいとも簡単に歌う。
これはソロ歌手には絶対に歌えない歌なので、デュオの魅力を充分に出しているというでしょう。
秋空に似合う名曲だと思う。


 


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