私の音楽日記

2005年04月29日(金) 「影踏み」  一青よう

一青ようさんの「よう」という字が私のPCでは出ないんです。ごめんなさい。
「影踏み」はもう何度も聴いていて、意味がよくわからないけれど、何かが心に沁みる歌だなあと思っていました。

 ママからの手紙で泣きそうになった

 嘘でも天の川で一年一度の約束したい

 いつの間にか大きくなっても
 僕よりうんと幸せがいい

よくわからないけれど、いい言葉だなあと思っていたら、きょう一青さんがテレビで生出演されていて、歌も歌ってました。
歌う前に「余命いくばくもない母が手紙を書いてくれて、とにかくあなたの幸せを願っているという内容で、それを思い出して書いた詞です。」というようなことを話しておられた。
その後、「影踏み」を歌ったのですが、もう聴いている私が涙、涙になってしまい一青さんは爽やかに時には笑顔も浮かべて熱唱していて、強い人だなあと思いました。
アナウンサーの高嶋さんも泣いていて、一青さんは「そんなに感動していただいて、うれしいです。」とおっしゃった。
初めて聴いた時から妙に胸に響いた歌だったけど、きょうはなおさら胸に響いた。
私も亡くした子ども達に一目でいいから会いたい。
一青さんのこともこれからずっと応援したいと思った。



2005年04月28日(木) 「太陽のえくぼ」  山下達郎  2005.4.27

 ♪太陽のえくぼ 新しい朝が来る
  オレンジの笑顔 幸せの音がする

朝から山下達郎氏の明るい歌声が響き渡る。爽やかで太陽のような声。
これを聴くと目がさめる気がする。

 ♪太陽のえくぼ いつまでも変わらない
  あたたかな笑顔 まんまるに染めながら

本当にいつまでも太陽は変わらず まんまるでオレンジで
幸せの音とともに新しい朝をつれてきてほしいと思う。

太陽と青空はいつまでも変わらずにそこにいてほしい。



2005年04月17日(日) 「ether」  レミオロメン  2005.3.9

「ether」エーテル。天空。
イーザーとか変は読み方してた。レミオロメンのみなさん、ごめんなさい。
1960年生まれのおばちゃんなので、許してね。でも、1980年生まれのあなたたちの作る音楽にまいってます。
レミオロメンのことはぜんぜん知らないけれど、「南風」をきいてとても私の気持ちに近い詞だと思った。
フォークとかJ−POPとかではなくて、昭和の香りがする。

 騒ぎ立てる鳥の群れ 傾いた秒針追って
 南風はどこだろう?君は探す
 
 木枯らしと枯葉の舞 かさついた両手の先
 クリームを擦り込んで 君が笑う

なんて昭和的なんだろうと思った。
 ”クリームを擦り込んで” なんて特にね。

とても身近な事をつぶやいているように聴こえる。
私は70年代に青春時代を送っているにもかかわらず、70年代よりも80年代のほうが好きだ。
音楽についてもだんぜん80年代の方が好き。
レミオメロンはその頃の香りがする。
「春夏秋冬」「3月9日」「モラトリアム」も人気のある曲らしいけれど、私はなんと言っても「海のバラッド」に泣かされた。昔を思い出してしまった。
歌を聴いて昔を思い出すなんてことはほとんどないのに、若い彼らの新曲で若かった頃の自分を思い出してしまった。

 僕らの前には 海が広がるよ

聴いているだけで、あの日の海が広がってくる。



2005年04月16日(土) 「YOSUI TRIBUTE」

井上陽水トリュビュートアルバム。
陽水の曲、詞はただでさえバラエティに富んでいるので、14組のアーティストが歌うとどうなるのかなと興味があった。
すごく気に入ったのとそうでもなかったのと極端だったけど、通して聴くと曲の良さで結局は良かったと思える。
一番好きなのは布袋さんの「東へ西へ」。
この曲はただでさえダイナミックな曲なのに、布袋さんが歌うとそのギターの迫力と声でもっと迫力がある。
あと、奥田民生の「リバーサイドホテル」のしつこい感じやミスチル桜井さん率いるBank Bandの「限りない欲望」も心の叫びのような歌い方で桜井さんにぴったりな感じがした。
それにしても桜井和寿という人は自身の才能もさることながら、他人の歌をも自分のものにしてしまうという歌い手としての才能もすごいということが改めてわかった。
前に尾崎豊トリュビュートアルバムで歌っていたときも、完全にものにしていると思ったけど、この陽水の曲も陽水から完全に離れて、自分の歌のように歌っている。
あと玉置浩二の「白い一日」はまあ、こういう感じだろうと想像したとおりだったし、清志郎の「少年時代」も想像どおりだった。
一青ようの「ジェラシー」は圧巻だった。この人の歌唱力って意外にすごいなあと思った。ものすごく上手い。
こんなアルバムが出るとは思ってもいなかったので、色んな声で聴く陽水の曲もいいし、あらためて色んなメロディーを持つ人だと思った。



2005年04月15日(金) 「東京日和」  小松未歩  

私は実は東京が大好き。
小松未歩さんの歌は昔から好きだけど、「東京日和」このタイトルだけで、ぞっこんになってしまった。
東京が日和なんて、とても素敵だと思った。
「東京タワー」「外苑通り」「羽田」「お台場」「大井」「湾岸道路」「天空橋」東京の一つ一つの名所を想像しながら聴く。
この中では「東京タワー」しか見たことがない。「お台場」はちらっとバスの窓から見たことがある程度。
あとはぜんぜんわかんない。
でも、好き。東京が好き。

この歌は東京タワーを見ながらさよならする歌で、ゆったりとモノレールにのりながら手を振るような感じの歌。

もしも、元気でいられたなら、五年後に東京へ引越しするのが私の小さな夢。



2005年04月08日(金) 「THE SELECTION OF CORNERSTONES 1995-2004」  佐藤竹善  2005.3.30

SLTの頃からってSLTは解散したわけではないけれど、佐藤竹善大先生の都会的でおしゃれな音符には脱帽だった。
ソロ活動されるようになり、洋楽から大ヒットした邦楽まであの素晴らしい歌唱力でカバー曲を歌われるようになり、ボビー・コールドウェルやELO、イーグルス、小田和正さんらの名曲を次々と歌い、ただ単に歌唱力があるだけではなく、どんな歌でも自分の物にしてしまう人だなと思った。
たとえば歌の出だし。どの歌も出だしに素晴らしいときめきを感じる。
これから何かが始まる楽しみがあふれでている。

このアルバムは過去に3枚のカバーアルバムを出している竹善さんのカバーのベストアルバムで、2曲新録の曲がある。
かぐや姫の「ぼくの胸でおやすみ」とビリー・ジョエルの「Honesty」が新しい曲で「Honesty」は文句なく素晴らしいと思う。でも、「ぼくの胸でおやすみ」の方は夏川りみとデュエットしているが、夏川さんの声が大きすぎると思う。これはバランスが悪いと思うけど、竹善さんはこれでいいと思われているのかなあ。
やっぱり、「トーキョー・シティ・セレナーデ」とか「Change the world」はピッタリくる。
しかしなんといってもスタレビのカバーの「木蓮の涙」。
コブクロが参加しているが、その微妙なハーモニーがたまらない。この歌のメロディーは竹善さんの声にはあわないような気がしていたけど、見事にうらぎられた。
原曲を越えそうないきおいだと思う。
スタレビの方は悲しく切ない感じで涙、涙って感じだけど、竹善さんの歌い方には一歩ひいたような冷めたソウルを感じる。
私はこちらの方が好きかなあ。
ただ、「Last train to London」も収録してほしかった。これは圧巻なのに。
日本人でこれほどの雰囲気で、このELOの永遠の名曲を歌える人はいないだろうに。
洋楽も邦楽も全部自分のものにして、その魂で歌う。
こんなアルバムを聴いていると、本当に生きていてよかったとさえ思ってしまう。
竹善さん、次はどんな歌を歌うんですか?そしてSLTはどうなるんですか?



2005年04月07日(木) 「THE CIRCLE」  B’z 2005.4

B’zの新曲「愛のバクダン」を聴いた時は聴き易くてポップになったなあといまいちつまらなかった。すごいいい曲で詞もいいとは思うけど、ちょっとお手軽に作ったのかなとも思った。
だから今度のアルバムも全体的にポップで聞きやすい仕上がりなのかなと特に期待していなかったけど、びっくりした。
まだまだ、行くぜ!とびんびんに伝わってくる。
曲も歌い方もバラエティに富んでいる。「睡蓮」の
 ♪消してしまいたい そんな日々があるかい
  それは嵐のように
の部分では背すじが寒くなった。
「Sanctuary」では自分は選ばれたものでなく、何か特別なものを授かったわけでもない、と歌っているが、それも思いっきりバンドの音で歌っていて、その自信と強さがこちらに伝わってくる。
稲葉さんの声は声ではなく楽器の音に聴こえたりもする。
「Fever」「Brighter day」もガンガンのバンドの音でもうこれでもかと挑戦し続けている。「Brighter day」は英語詞だけど、すんなりと聴ける。
これだけヘビィなのに聴きやすく、幅が広い、全然おごらずに次から次へと挑戦しつづけるB’zには本当に驚いてしまう。
何がいいのか考えたら、ギターはまああたりまえとして、ドラムだと思う。
ドラムがとにかくすごい、聴けばきくほどに。



2005年04月03日(日) 「笑顔日和」  ZONE  2005.3

ZONEの歌はたくさん好きな歌があった。
大好きな人が突然の転校でいなくなる、さよならするという歌もよかった。
小学校や中学の頃のことを思わず思い出した。
六年生の時にすご〜く好きだった男の子が突然九州に転校して、いきなり楽しかった日々にかげりがきた。
楽しかった日々にいきなりさびしいかげりが来たというのは、おそらくあの時がきっと初めてだっただろう。
今から思い出してもあの子はたくさんの楽しさをふりまいてくれたなあと思い出す。
ZONEの歌はそんなことを思い出させてくれた。
いつも笑顔でせいいっぱいに演奏してた。大人のきついジョークにもがんばって耐えていたね。あたしは知ってるよ。おばちゃんになっても乙女の気持ちはわかるよ。
バンドはいきづまりが必ずくる。それぞれの道をいくのでしょう。
解散コンサートもせいいっぱいだったね。本当によかったとよくがんばったねとテレビに向って言ってしまった。

さて「笑顔日和」は本当にいい曲だと思う。タイトルからしていい。
カタカナで”ココロサク””アリガトウ””ウララカナ”と歌うところがいい。
ココロやエガオってサクもんなんですね。
ありがとう。教えてくれて。
どんなに遠く離れていても「笑顔日和」で、想いはつながっているというこの歌を精一杯咲かせたZONEの4人はこれからもたくさんの夢を叶えていくだろう。
いい歌たくさん咲かせてくれてありがとう。
忘れていた事を思い出せた。幼かった日々を。



2005年04月02日(土) 「アポロ」  ポルノグラフィティ 

娘がポルノグラフィティのファンなので、毎日強制的に聴かされる。
このボーカルの人はなんてハキハキと発音する人なんだろうと前から驚いていたが、本当にかなり言葉数が多く早いテンポの曲もきっちりと発音して、なにか天性のものを感じる。
努力してこうなったというより、もともとハキハキしゃべれる声が透る人なんだろう。
そしてはっきりと歌詞が聴きとれるよくわかるので、思わず意味を考えてしまう。
デビュー曲の「アポロ」は自分達が生まれる前から人類はアポロを打ち上げて月へ行こうと目指していた。
本気で月をめざして、それは愛の理想のようだと歌っている。?????
何それ?
人は月を目指して月へ言ったけれど、愛の理想はジャングルの時代から変わっていないと…、すごいこじつけだと思うけど、うーん、やるなあ。
そんなこと思いもよらなかった。アームストロング船長は勇敢だったなあ。月の石名古屋万博で見られるかなあ、再び。


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