Title / Place of peacefulness(安らぎの場所)
◆Thanks◆
 music by Are you
picture by LOSTPIA



思い出の貝殻をお気に入りの小瓶に詰めたら・・・
耳に近づけてそっと・・振ってみてください
懐かしい音が聴こえて来ませんか!?



入梅 娘の住んでいる町へ

 
2004年5月30日(日) 雨・・曇り・・時々豪雨   
 

今日は入梅らしく強い雨が降ったりしたが
土曜日は朝少しの雨で終日傘の必要はなかった

夏季短期留学書類に保護者の署名が必要だと言うので朝から夫の運転で○子の所に出かけた

署名の後、商店街に出て昼食を取りながら卒業までの彼女の学習計画を聞いた
私たちは基本的には彼女の人生の方向性を左右するような意見は言うつもりはなく全てを彼女に任せたいと思っている
ただどう言う計画を立てているのか考えを聞いておきたい

来春から長期留学を計画、卒業までの単位の取り方・卒業時期を含めていろいろな選択肢がある事を説明した後、自分の希望する道を私たちに話した

聞き終わると夫が「○子が後悔しないような道を進めばいいと思う」と彼女の考えに同意するように答えた

私も夫と全く同感 費用面もこれから受ける試験等が巧くいけばどうにかなるかなと思う

・・・・・・・・・・

娘のいるところは大きな都市なのでお店も豊富
私のコンタクトレンズが安く買えるお店に案内してくれた

これまでは眼科医で作っていたので両眼で確か三万五千円
なんとここは八千四百円で買える
一万円でお釣りがくる。。。

「コンタクトを買った方にはメガネもお安くなり今ならお買い得です」と店の女の子の親切な口ぞえ?・・・
・・・・・予定外のメガネを購入 
合わせて一万八千五百円支払って両方を手に入れた

先日目の中でコンタクトレンズが破れ、取り出したレンズの形が丸くなかったので破片が目の中に残っているかもしれないと日記に書いたら・・・
心配してくれて、すぐに眼科に行きなさいとカキコしてくれたMさん・・・

あれからしばらくして眼科に行き目の裏側まで調べてもらいました
「だいじょうぶですよ 目にも傷はついていません」
 
報告が遅くなりました ほんとにどうもありがとうMさん

ずぼらで怖がりと言う最悪な性格・・・
いつも病院に行くのが遅くなりがちの私です

 もうひとつ 巧いセールスに乗せられやすい・・・


宿命

 
2004年5月27日(木)  晴れ  
 

松本清張原作の「砂の器」が少し前にTV放映された
千住明作曲の「宿命」がドラマの中を重厚に流れる
内容は何度か映画や他のドラマとして見ていたが・・・
印象深い作品だ

この宿命をピアノ教師をしている友人が弾いてくれた
流れる感じと重厚な旋律が相まってうっとり聴き入った

映画のほうの宿命も楽譜の中にあるからと聴かせてくれた
両方の宿命を聴きながら久しぶりにピアノの世界を楽しませてもらった

この日は私たちの結婚記念日
外での夕食を約束していたので私が予約を入れた
私が以前2、3度行ったお店で夫は初めて・・・
お魚が美味しい

創作料理の店でお魚以外の料理も豊富
洒落た器と盛り付けで目を楽しませてくれる
夫は魚料理に眼がないほうなので楽しみにしている様子
あいにく私の予約が遅かったのでお座敷は空いていなくてカウンターになった

水槽に魚達が泳いでいる 注文を取りにきたお兄さんに「今日のお造りは何がお薦め?」と聞いてみる
「瀬付き鯵とかわはぎの薄造りがお薦めです」と言うのでまずそれを注文する

しばらくして運ばれてきた渋めの茶色の鉢の上を見るとまだ生きている鯵は身のない体を動かしている
以前だととても気持ちが悪くて見ていられなかっただろうが
目が綺麗だなとか身の部分は既にない頭の部分にきらきら輝いている皮目までも平気で見る事ができる
我ながらさすが○○回目の記念日だと苦笑する

席も若い頃だと向かい合ってお座敷もよかっただろうが・・・
横顔だけのカウンターもなかなかいいなと思う

どんなに新しく綺麗でも鯵を食べられない私はかわはぎの薄造りに葱を包んで少し口に運ぶ
紅葉おろしとカボスが魚臭さを消してくれ美味しいと思った

夫はどの料理にも満足した様子
私もひさしぶりに美味しい料理を味わうことができた
二時間くらいお店にいて外に出た

夫が「いつも行くスナックがここから近いので一緒に行かないか」と誘ってくれた
既に少しだけのビールで酔っていた私 それにお店のママさんに挨拶するのも少し面倒くさい気がして・・断った
じゃあ一緒に帰ろうと言う夫を笑って見送って私はタクシーでひとり帰宅した

宿命とまでは行かないかもしれないが結婚は運命だと思う
たまたま出逢ったふたりが何年も何十年も同じ道を歩いていくのだから・・・


 
2004年5月24日(月) 晴れ   
 


夏を思わせる小さな積乱雲の下を車が走る
濃淡の緑色に染まった周りの山を見て・・・日本は何て綺麗な国だろうと思う
二時間以上走って目的の海に着いた

きらきら輝く波をただ見ているととても優しい気持ちになれる
岩に腰をおろして・・潮騒に聞き入る
車を下りた頃には気温も上がり日傘を持ってこなかった私は、トランクから夫の雨傘を取り出し持ってきていた
大きい傘は日陰を作り風もない海にはとても役立った

岩の裂け目から小さなカニが出てきてはまた隠れる姿に気を取られていると・・・
夫が「昔みんなでキャンプした海もこの近くだった・・」と話を切り出した

それはまだみんな二十代前半の夏・・・・
同期の仲間がたぶん14〜5名くらい居たと思う
その浜の名前もはっきりした場所も覚えてはいなかったが
白砂の浜と車が何台も入るくらいの広い松林があったようにうっすら記憶している

ふたりともなんだかとても懐かしくなって探してみようということになった
地図で探してはそれらしきところを目指す
「う〜ん 違うね。。。」
二箇所の浜に絞って行ってみたがふたつとも違っていた

海沿いに走っていると夫が向こうの方に砂浜を見つけた
「あれじゃないかなぁ」
少し通り過ぎてUターン・・・
道を探しながら進むとようやく海に下りる小さな道を見つけた

白く続く砂浜・・・海の向こうに見える小島・・
「ここだな」「ここだったよね」
しばらく・・・

でも かつての松林は幼松が植えられてはいたが雑木林になっていた
白砂青松の海も年月とともにで変わってしまったとしても不思議はない・・・

何枚も写真を撮って確かにここだったと確認しながら・・
若かった自分と夫と友人達を思い出している

松も年月を経てすっかり変わってしまったけど私たちだって・・・苦笑い
気持ちはいつまでも若いつもり・・・
だけどあの頃の本物の若さにはぜったい叶うはずがない

海を染めて真っ赤に沈む夕陽に遠い思い出を手繰り寄せながら
予定よりもかなり遅い帰途に着いた

運転お疲れ様でした ダンナさま


会議と私のコンタクトレンズ

 
2004年5月19日(水)  曇り・・雨  
 

先日ある会議に出席した
本当は自分に課せられてる案件にある程度目鼻をつけて出席したかったのだが・・
結局何の方策もないまま出席することになった

それというのも新しく始まる会社の事務を引き受けた私は
企画に立ち入るつもりは全くなくて本当はその案件は辞退したいと思っている
そのためにもしっかりした内容を掴んでみんなに説明しなければならない 

企画会議・・・
それぞれの担当から現在までの経過と考察が発表され
他の人からの活発な意見が出された

私は簡単な説明は受けていたものの初めての参加で
全体をぼんやり把握するのが精一杯
秋からの私の職場になるはずの・・ 
そこの会議なのだから少しでも詳しい内容を知っておかなければならない
ひさしぶりに適度な緊張をし4時間の会議を終えた

夜の会議だったこともあり目の調子が少し悪いなと感じながら
食事を断って帰宅した



帰宅後・・・
右目のコンタクトレンズを外そうとした
いつもだったら鏡も見ないですんなり取れるレンズ
どうしても巧く取れない 

疲れているからドライアイになってるのだろうと
目薬をさして鏡を見る

目の中にコンタクトレンズが見えない
レンズがずれてしまっている
横なのか下なのか裏なのか・・・
鏡を見ながら探してみるがどうしても見当たらない

目薬を何度も注してどうにかレンズを見つけた
取り出してみると・・・
なんとも憐れ・・・破れていた

憐れなのは私かもしれない・・・・ 
念のため破れたレンズをつなげてみると
どうしても元の丸い形にならないのだ
一部分が目の中に残ったままだ・・・

最悪な気持ちで 鏡を見ながら再度目の中を探索・・・
どんなに瞼を裏返してもどうしても見つからない

もしやその辺りにそのかけらが落ちていないかと探してみる
あんな小さなものをしかも薄いソフトレンズ
誰かの足(たぶん私)に踏まれてそれが他の場所に運ばれて・・・たぶんそんなところだろう・・・
自分に言い聞かせるように納得した

そのうちに夫も「全然痛くないんだからたぶん目の中にはないんだろうよ」と私にとって安心できる結論を出してくれた

今現在目のほうは全然痛くないし何の異変もない

私にとって問題なのは・・新しいコンタクトレンズ買わなくちゃ・・なのだ
収入ない私だし買うのはもったいない気がする

仕事をしている間は必要だった・・人の顔を覚えなくてはいけないし相手に失礼があってはいけないから・・・

でも今は特に必要じゃない・・・外を歩くのには困らない程度の視力
必要な時はめがねもある

高い会議になってしまった・・・いや私の不注意なのか・・

ショック


金曜日の練習

 
2004年5月16日(日) 豪雨   
 

私は初参加になる みんなの顔を見れるのが楽しみだ
既に四回参加している先輩たちから
「来たら絶対楽しいし気分転換になること間違いなしよ・・」と何度か聞かされていた 

始まりの時間をかなり遅れて友人のお寺に着いた
新しい建物は門徒の方たちの法事などに使われるそうだ
夜なので暗くてよくは見えないが滝のような音がして
さながら高級料亭のような佇まい
玄関を入ると予想以上に上質な音が聴こえてくる

おやっと思いながら進むとみんなに混じってH先生と先生の後輩に当たるかつて私たちを指導してくれたNさんがマンドリンパートをリードされていた
みんな緊張気味で昔のような練習風景だ

私は調弦が巧く出来ていないのを是幸いとしばらく先輩の横に椅子を運んで楽譜を覗いている
目が合って先生と会釈を交わす

それにしてもみんな何て真剣なのかとひとりづつ顔を眺めて
表情を見始めた
一番上の先輩と一番下の後輩とは8学年の開きがある
学生時代は誰しも卒業された先輩たちに畏敬を感じ話をするのにもとても緊張し怖かったものだが 今ではほぼ対等で年齢差を感じない

一曲終わって先生に挨拶し「とても弾けそうにない、それにまだ調弦も出来てないから」と言うと「すぐに出来るからギターを」と・・・3〜4分で先生自ら調弦され私は已む無く演奏の中に入ることになった

楽譜を見て次にギターのフレッドの位置を目で確認するようなレベル・・・
隣の先輩を見るとさすがかなりの音が出ている
この日ギターは先輩と私のふたりだけだが・・
とてもじゃないが初見状態の私がましてや間違いだらけの音
を出す勇気はない

演奏に入ると更に困難を極める
ベース音と簡単でゆるやかな音だけを狙って弾いてみるが音楽記号を見て飛ぶ先や戻るところを追いかけているうちに迷子になってしまう

それにしても案外気楽に構えていたものだから・・・
こんな状態でもあまりプレッシャーを感じなかった
こんなことでいいのか・・・ひとり苦笑い

結局先生が持って来られた新しい曲2曲を含めて3曲の練習をして2時間の練習を終えた
みんなは私が行く一時間前からしていたので3時間になる

お茶をしながら代表格の先輩が「先生、私たちは楽しむために今回練習を始めたのですから・・・」と冗談のように先生に水を向けた
「僕はみんなのことを聞いて内心かなり酷い状態だろうと今日来てみたんだけど・・たいしたもんだよ 昔取った杵柄・・すぐにかなり弾けるようになれるよ」

先輩の少し嫌味をこめた冗談は通じなかったらしい
とても満足そうに話された

先生を送った後、その先輩が
「前回まではほんとに楽しくてね 気分転換できる最高の時間だったんだけどね」ととても疲れた顔

その先輩はみんなと先生の間を繋ぐお役目・・・
まさかこの練習のことがこんなに早く先生の耳に入ることになろうとは・・
もう少し自分達だけで気楽にやりたかったね
先生の指導はまだ先でよかったのに・・・・
これがみんなの本音なのである
みんなお互いに頷きながら・・・

先生はきっと楽しみになさってまた来られることだろう

私はまだ先輩のような真剣さに欠けているらしい
まだお気楽でいられる




フレーフレーにっぽん

 
2004年5月14日(金) 晴れ   
 

全日本女子バレーオリンピック最終予選・・・
19歳エースコンビ ”プリンスめぐ”と”パワフルかな”が活躍している
彼女達は高校バレーの時から注目していてミーハー的ファンの私は
TVに映るたびに一喜一憂している

今回大山加奈は初めの二試合を出場できなかった
練習風景を撮るカメラの向こうにこちらが涙しそうになる
挫けそうになったりもしただろうに まだ19歳なのだから・・・
それでも彼女は更に新たな力をつけて立ち上がってきた

今の全日本のメンバーは自分達の頃よりも練習量がはるかに多いと中田久美さんが話していた
朝4時から自主的早朝練習を初め、夜の練習後も残って9時ごろまでボールを追いかけているそうだ

19歳コンビの他にも中田さんの話にも出ていたがキャプテン吉原、小さなセッター竹下が精神力ともにメンバーを引っ張っている

彼女たちを見ていると若さってすごいなってと思う 
全日本選手なのだから当然私なんかが羨むレベルではないんだけど・・・なにしろ観ていておもしろい

これまで四試合全勝で いよいよ今日は韓国戦 
今日勝てばアテネへの最短距離
絶対勝って今夜アテネ行きを決めてほしい 
切符を手に入れてほしい

私はすごく残念だけど今夜のTV中継は明日ビデオ観戦になりそうだ

フレーフレー にっぽん!!!


生活習慣改善できるかな

 
2004年5月13日(木)  雨・・曇り・・豪雨  
 


昨日帰宅してみると留守電にメッセージ
「健保の○○です 先日のドックの結果中、コレステロール値が高いようでしたがその後気をつけていらっしゃるでしょうか 青魚、小魚を食べたり運動をしたりして普段から気をつけてくださいね・・」
「はい はい」とやる気ない時の二度返事・・
「あっでもわざわざデンワしてもらってありがとうございます」

私はここ何年かコレステロール値が高い
それでも昨年まではかなり下がって標準値に近い数字だった
今年はまた高くなっていたので健保の担当保健婦さんから指導のお電話をいただいたのだ

ただ私の母もあれほど気をつけていてコレステロール値が高いのだからこれは遺伝子のせいもあるなと思ってみたりもする

実は私お寿司や洋食などの皮と骨のない白身魚は食べるのに
骨付き魚はもちろん青魚などはまったく食べたことがない
人からはわがままだとか贅沢だとか言われる・・・

夫も子供もお魚大好き人間だから どちらかと言うと
わが家の食卓は肉料理よりも魚料理が多いと思うが
私の分は初めから作らない・・・

これは余談で自慢話にもなるが
私のお魚を選ぶ目は動物的に優れていて確かだと誉められる
自分は食べないのになぜか新しさを見抜く目はあるらしい
動物的が誉め言葉かどうかは別のことになるが・・

ともあれコレステロール値が高い事に変わりはなく
今は偏った食生活にも増して運動不足のほうが大きな要因と考えられる
保健婦さんが指導される全てを逆流しているのだからこれほど顕著な逆効果はないだろう

今私にとってコレステロール値を下げることと生活習慣を改善することはひとつの事・・・

ヘルスメーターの数字が「おいおい」と私を詰る
先週末母の日だと帰ってきた娘が「お母さん少し太った?」
とウエストあたりに目線をくれた

がんばれっ 私


無題

 
2004年5月10日(月)  曇り  
 


もうすぐ雨が降りだしそうな今の空模様

土日・・チーズケーキを焼いて マカロニグラタン作ってくれて・・・娘が母の日を祝ってくれた


投稿BBSのその後

投稿BBS・・考えなしに強引に作ってはみたものの・・・
どこに投稿のお願いに行ったらいいのか
普段殆ど他のサイトで書込みしてない私はそこで躓いてしまう

さっそく鮎ちゃんのところとtoshiyaさんのところにお知らせ兼お願いに・・・

忙しいtoshiyaさんが超スピードで投稿してくれた
その気持ちがとてもありがたくて・・・じーん&じわ〜ん
このBBSの最初の投稿として・・・
タイトルも併せてとても相応しいプレゼントだと感じている
「ともだちでいようね」
toshiyaさんらしい素直な表現がとても好きだ

鮎ちゃんは彼女のサイトでさりげなく私のアピールをしてくれている
彼女の気配りにはいつもいつも頭が下がりっぱなし・・
ぜんぜん大変そうなところは見せないのに要所要所を押えていてさらりと相手に気遣いしてくれる
 
ここは私もぜひ見習わなければいけないところなのだが・・
彼女の才能のせいにして(ほんとは才能もさることながら優しい努力のなせるところなのだけど)・・・
とても無理だと頭っから諦めてしまっている

まだまだいっぱい書きたいところだけどあまり書くとご本人が二度と来なくなったらぜったい困るから・・これくらいに

リハビリ

相変わらず先が見えないまま 相変わらず何も前に進めないまま・・私は腐ってしまいそうになっている

先程友人が古い楽譜のコピーを届けてくれた
短大時代にやっていたマンドリン部のメンバー五学年が集まって
4月から練習が始まっている 
私は旅行その他でまだ一度も参加していない

私のパートはギター
とりあえず誰でも取り掛かれるようにと
みんなで話し合って簡単な曲が選曲されているのだが
あまりに古い事なので・・・
調弦の段階で・・既に手が止まってしまう
「あれっ 4弦と5弦の合わせ方はどうだっけ?」

四苦八苦の末・・どうにか合わせられたかと
少し音を出してみるが・・・
「おかしい 音がぜんぜん狂っている」
新しい弦だから緩みやすいこともあるが・・・
いやいや私の調弦が怪しいのだ

こんな調子で果たしてみんなに合流できるのか
かなり困難を極めることになりそうだが・・・
気楽な仲間たちだから・・・
とりあえず週末の練習に参加してみようと思う

心のリハビリにもなるだろうから・・・

友人に「外を見なくちゃダメだよ」と言われた



投稿欄

 
2004年5月8日(土)    
 

ずっと以前から作りたいと思っていた

私自身が投稿欄で詩を作る喜びを知ったから・・・
誰かに読んでもらえてるという充実感を知ったから・・・
そして今は他の人の言霊を見ていたいから・・・

人の心にはみんな違った感情があって
みんな表し方も違っていて
だから
それを言葉に紡いでいこうと心の作業をしているとき
その人の真の優しさと強さが見えてくるのではないかしら

陽の当たる日も影の射す日も・・・
言葉を紡ぎながら
なにかしらの自分を表せたら残せたら・・・

ここに来てくださる人たちが
その瞬間を小さな形に残して行っていただけたら・・・

いつか誰かの置いていかれた言の葉を見て
頷いたりどきどきしたり涙したり・・・
そんな風に繋がっていけることを願って・・・心から


皆既月食の朝

 
2004年5月6日(木)  晴れ  
 


5月4日から5日未明の満月はとても鮮明な輝きを放っていた

皆既月食だと聞いて2時ごろまで起きていたかな
まだ一時間半も・・・と思っていたら眠ってしまった

「月食始まったよ」その声に目覚めてベランダに・・・
左上がもうかなり欠けていた・・・
今私たちが居る地球の影が映っているのだと思うと
とても神秘的でいつまでも見とれてしまう

親子三人で月を眺めていたら・・・2年前のしし座流星群を思い出した
まだ娘が受験生だった冬の夜空に・・・
あれはほんとうに降ると言う言葉がぴったりする光景だった
西の空からも東の空からも南からも次から次へと星が流れては消え また流れ・・・
ただ言葉なく空を見上げていた

あれから二年・・・

月食は進み・・・右下を三分の一くらい残している
時々雲がかかっては ぼんやりとまた黄色い輝きを見せる
私たちを少し不安にさせる

ちょうど月が沈んで行こうとしている位置に
こちらから見ると他のマンションが邪魔をする

思い立って海岸までドライブを・・・
そろそろ夜も白みかけて舟の明かりさえもある空に・・・
それでも黄色を僅か右下に残して月の姿を見ることができた

海の青さも潮の音も覚えてはいないが・・・
皆既月食になる寸前の月をこれからも覚えていると思う

帰りのドライバーは娘に代わった
昨年末に免許取得以来の初ハンドル・・・

「恐怖の世界にようこそ」娘のジョークが早朝の海岸を車とともに滑り出す


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