>>トップページへ
木津未来会議の日記
日記一覧前のページ次のページ


2008年02月24日(日) 生駒に学ぶ

寒い日曜となった午後、生駒市長と話そうをおこなった。

昨年に続き、お忙しい中、快諾してくれた講演会が実現できた。

市長の話のはしばしに市制改革に向けてのひたむきかつ粘り強さを実感した。
市長マニュフェストを半年ごとに評価し、市のHPで公表されていることを始め、計画、実行に留まることなく、常に評価、再評価をきちんとされている姿勢はすばらしい。

参加者からの熱い質問にも丁寧に答えていただき、予定の時間を少しオーバーしてしまった。

市長の話の最後のことば、
「市民はまず観客に、そしてできれば選手に!
行政はそのための仕掛けを!」は非常に示唆に富む言葉であった。

さて今日の話を今後の木津川市にどうしていくか、私がしなくてはならないことである。


2008年02月22日(金) 水道管理者の予算がまたまた提案

昨年9月議会で14名の反対により否決された水道会計補正予算。その反対理由であったのが水道管理者をおくための半年分の予算703、5万円。
この管理者は、他の自治体では首長がかねており、現に合併前は設置されていなかったポスト。職員数500人以上(打ち間違ってました。200人以上です。単純なミスです。ごめんなさい。)給水戸数5万戸以上なら設置しなけらばならないが、その条件以下の場合設置しなくてもいいと公営企業法にはあるもの。
当然木津川市では、職員数は28名であり、置かなくて良い条件に当てはまるというもの。

料金統一に向けての審議会がスタートしたばかりであり、今後2年後を目途に統一される。すべての市民にとって値下げがされるとは到底考えられず、値上げが予想される。

そんなおりに4年間で6000万円もの予算をつぎ込んで設置しなければならない管理者とはいったい何か。市民感覚からは到底納得できない。

その予算が今回の3月議会に提案されてきた。管理者及び職員10人分とある。初日の説明をまず聞かねば。


2008年02月15日(金) いよいよ開始、水道料金統一に向けての会議

第1回水道料金、公共下水道料金審議会を傍聴した。
2時を少し回ってたので途中からの参加。傍聴者は私一人だったようだ。

委員は条例には15名以内、2年間の任期とある。

2006年6月木津町議会で水道料金の値上げの条例が議案となった。その前にも町長の委嘱により、議員2名を含む10名で審議会が設置された。そして、1年間5回の協議を経、「値上げやむなし」との答申が出された。そのときの条例は、「値上げより先に取り組むべきことがある」として私は反対したのだったが。

さて、これから始まる委員会。3町の水道・下水道料金体系も異なる上に、簡易水道の問題もある。委員の方々には十分協議していただかなくてはならない重要な審議会。

第1回目の会議は、行政から出された資料の説明とそれについての質問・意見で終わった。最後の委員が言われた言葉にそのとおりとうなずいた。
「このような重要なことは、合併前に調整・協議すべきものであった。」
まさにそのとおり。
国民健康保険税もそう、この問題もそう、あまりに不均一のまま市に持ち越したものが多い。


2008年02月12日(火) 木津川市の入札改革、本物に!

この間の私のテーマのようになっている入札改革。

12月の質問でも担当の本気の姿勢は確認していた。
そして、今年はじめに流れた新聞報道。1000万円以上の公共工事を一般競争入札にするというもの。

常任委員会にて方針が説明されたのだ。私は傍聴。
改革の指針は5点。
1 1000万円以上の工事等の入札を一般競争入札
2 1000万円未満の小規模工事については、指名競争入札を採用するが、   おおむね参加業者を20者に拡大
3 20年度は総合評価方式を試行
4 談合等不正行為に対して、指名停止期間を最大2ヵ年
5 地元企業の技術力などの向上と競争性の確保のための研修会の開催

委員会での説明の後、質疑応答。
副議長からは、50%は評価すると述べられたあと、最低制限価格の設定根拠や総合評価方式についての質問があった。
また他の委員からも今回の改革に留まることなくさらに邁進するのかとの指摘も。
担当の静かな口調の中に、ひたむきな改革への想いを感じた。

大きく変動する木津川市の入札改革。貴重な税金が投入されての公共工事である。今後も改革に向けての提案をし続けたい。
帰り際に、「くれはさん、これでいいですか?」との部長の言葉。「そうですね、今後も続けてですね。」と返した。


2008年02月11日(月) 岩国に想う

選挙結果は、元市長にNOだった。
住民投票で民意を問い、基地移転反対を表明していた元市長。その姿勢を「国の防衛問題に自治体が口をはさむべきではない」との批判を繰り返した大阪府知事の橋本さん。
庁舎建設補助金を出さないとの国のむちのなか、自治体の首長として自分のまちを守る姿勢を貫いていた元市長にエールを送っていたのだが、橋本発言に憤りを感じても何も行動を起こしていない自分に恥じていた。

そんな中、知事へ申し入れをしたとの報告が流れてきた。
長文、以下に貼り付ける。

申し入れ
大阪府知事 橋下 徹様

 橋下さん、あなたは、大阪府知事選直前から、米軍艦載機の移駐反対とそれが原因での市庁舎建設補助金差し止めをめぐって辞任した井原勝介前岩国市長の非難を始め、府知事当選以降も非難を強めています。これは、明らかに2月3日告示になった岩国市長選を利用した米軍艦載機移駐を承認する悪質な政治介入です。

 あなたは、米軍艦載機の移駐について、岩国市民が、基地騒音の強化、米軍兵士犯罪の増加などを心配し、87、4%もの人びとが反対に投じた市民投票を「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と非難しています。
 これまでも深刻な基地被害を受けてきた岩国市民が、被害がいっそう増強されることを心配し、拒否を表明することのどこが悪いのでしょうか。また、市長が住民投票で、市民の意思を確認し、それに基づいて市政を行い、国・政府に「もの申す」ことのどこがいけないのでしょうか。

 今回政府がカットした岩国新市庁舎建設の35億円補助金は、1996年SACO合意に基づく普天間からの空中給油機の受け入れと引き換えに確約された49億円の一部であり、今回の厚木基地からの空母艦載機移駐拒否とはまったく関係のない補助金です。しかしそれを強引に、一方的に、国が約束を反故にしてきたことをご存知ですか。このような国のやり方に対して、府政を預かるものとして井原市長とともに国に抗議をするのが本来の首長の役割ではないでしょうか。
 わたしたちは、現状を知ることなく、マスコミと自分の地位を利用して住民投票を批判するあなたの姿勢を見るにつけ、これからの大阪府の自治がどうなるのかと非常に憂慮します。

 あなたは、「住民投票は議会で成立した条例に基づいて行われ、住民の意思が明確に示されたもの。とやかく言われるのは筋違いだ」という岩国市長の反論に対して「もう少し憲法を勉強してほしい」と反論しました。これに対して政治学者や憲法学者などが「住民の意思の確認・表明なのだから、憲法が制限することはあり得ない」「住民の声を直接聞いて、その結果を地方自治体の意向として国に示して実現を図っていい、というのが憲法の考え方だ」とあなたの勉強不足を指摘しています。また、あなたと同じ弁護士出身の愛知県の神田知事は、「国の方針に対して地方自治体もすべて唯々諾々と飲み込むのはおかしい」「住民投票は民主主義で重要な手段の一つ」と批判しています。これに対してもあなたは、「学者なんかに政治の現場での生の憲法がわかるわけがない」と反論し、「ではあなたは現場を知っているのか」との質問に「現場は知らない」とまったく矛盾する答えをしたそうですね。
わたしたちは、大阪府知事になったばかりのあなたのこの傲慢な政治姿勢に、重大な危惧をいだいています。もし、政府がこの大阪で関西空港や伊丹空港を米軍や自衛隊に軍事使用させ、深刻な騒音被害や基地被害を生み出しても、あなたは「それは政府の専管事項である。府民が異議を申し立てるのは筋違いだ」というのですか。それは、府知事としての任務放棄ではないでしょうか。あなたは、岩国市長、市政と市民に、そうしたことを強要しているのです。
 静かで安全な生活を願う岩国市民に心を寄せ、平和を願うわたしたち大阪府民は、岩国市民に基地被害の受け入れを押しつけるこれまでの不当な発言を反省し、謝罪した上、撤回するよう強く求めます。
 また、大阪府政を行うにあたっても、府民の気持ちを尊重し、府民の平和と安全のために心を尽くされるよう申し入れます。
                         2008年2月6日
  しないさせない戦争協力関西ネットワーク代表


2008年02月10日(日) 生駒市は熱い!




男女共同参画条例の制定記念集会に行った。
講演内容も良かったけれど、何にもまして条例を作るまでの過程に関わった市民スタッフ12名の思いの発表が良かった。

これは、男女共同参画都市宣言を市長と一緒に読み上げている写真。主催者挨拶でも39歳の子育て真っ最中の市長は、家庭での共同作業は大事でしているけれど、どこかにしてやっているという気持ちがあると率直に述べられた。肩ひじはらず、形式的な挨拶ではない、等身大の首長と本気で参画する市民の姿に条例制定に留まることなく、意識が変わる、意識を変えるそんな未来が期待できそうな生駒市だった。

わが市も条例は制定されている・・・。







2008年02月09日(土) どこでしょう?


久しぶりの大雪でした。
鳥取育ちで慣れているとはいえ、車で外出していた私は、帰ろうとしてビックリ!国会図書館前の雪景色です。



1時間あまりの間に車に積もった雪。
ノロノロ運転で帰宅しました。
雪が降るとワクワクします。我が子はもう遊んでくれないので、雪の斜面に寝転んでと。誰もいないのを見計らってですよ。やわらかくって気持ちよかったあ。
















2008年02月08日(金) 中央地区への建設断念!!

10時より西部塵埃組合の研修会、12時半より市清掃センター特別委員会において、市長より報告があった。7月より検討してきた清掃センター建設予定地についての結果。

中央地区での建設を断念するというもの。
理由は3点とか。
1 地元の強硬な反対のため
2 都市計画決定がされていないため、開発のスケジュールに反映されてい  ない。(地権者が多数であり、公告・縦覧にも反対意見が予想され、審議会の承認が得られにくいと思われる)
3 URがH25年に撤退する中で厳しい状況

ということらしい。
そして、今後新たな候補地提案は困難な状況にあると報告された。

12月議会、私が一般質問で指摘した理由と同じ。容易にわかる理由だが、さてさて今後どうするかが問題。建設を急がなくてはいけないのは誰しも認めることであるから。


2008年02月07日(木) 裁判の報告です

第3回口頭弁論(「公判」というのは刑事の用語らしい)の報告です。
傍聴者は、被告側は議会事務局職員の阪口さん。私は木津川市民の5人の力づよい応援を受け3回目となる席に着席。

裁判長:原告(私のことです)書面だされていますね。主張と、証拠5号証〜24号証ですね。

くれは:はい。

裁判長:差を設けることが合理的かどうか、釈明もあるので被告は検討してください。報告書はでるのですか?過去のものもあるのですかね。木津町のものは?

被告弁護士:はい、あると思います。条例は建前としてあげており、最終的には精算しています。

裁判長:どういうところに差があるのか、会議費というような定めもあるので。支出先も含めてと。会派をつくればどうなのか、町の時代のものも参考になるのかと思います。

被告弁護士:対応は検討したい。

裁判長:(私に対して)出てきたら主張ができればしてください。

くれは:はい。(以上、私のメモより)

というわけで、次回4月10日の午後1:10分。 
先に書面を提出しているため、その確認と今後の進め方の確認で5分で終了。初めて傍聴に来てくれた友人は、静かな進め方と短さにびっくりしたと。

それにしても、裁判官は木津町時代の政務調査費の報告書の提出を求められた。実際の使い方を参考にして判断するというものかと。

全国的に使途が注目されている政務調査費。支出状況を公表する意味でもありがたいこと。






木津未来会議