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木津未来会議の日記
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2007年12月20日(木) 最終日の報告

請願の審査について、申し入れをしていたそして、本番。
請願項目の9番は、所管委員会での審査をやり直すことで厚生委員会に付託しなおし。
休憩の間に質疑もなく、委員会が開かれ、簡易採決により可決。
〜これで、議会運営の間違いは修正された〜

さて、肝心の請願の審査。
私は紹介議員であり、請願項目の9つともに賛成の意思を示しているのだから、委員会の一部採択には納得できない立場。

委員長報告どおりに一部採択に賛成の方はと採決とられたら、もちろんNO。
全部採択してほしいから。

そこで、
項目のひとつずつを審査すべきとの動議を提出しようと、議事進行を注視し、手をあげるタイミングをはかっていた。
動議とは議会のルールのひとつ。議事進行などに対して口頭で述べることができ、1名の賛成があれば、議会に諮ってくれるというもの。

さて、同じように村城さんも「議長」と手を上げ、少し早かった村城さんに議長は、発言を促した。
項目のひとつずつを採決すべきであるかた、その方法で採決せよとの提案。
その場で採決方法をはかるも、賛成したのは私と、曽我さんと共産党の6人のみ。

結局、一括審査となり、
考えた末に、私は委員会の一部採択に反対した。
結果は、私と梶田さん以外が一部採択に賛成となり、ともかく全部不採択は避けられたが、どうにも納得できない審査方法だった。

つまり、委員会審査の内容も不十分かつ、不採択の理由が不可解。
その上本会議での審査方法にも問題あると思うから。

事前に京都府議会に確認するもそれぞれの議会の運営方法であるとから、決まったものはないと。京都府議会では、会派の調整の中で、簡易採決でOKであればそのように一括審査しているといわれていた。

項目ごとに審査しても、委員会の審査は、尊重されるのに。委員以外の人の不採択された項目に対する意思表示が示せない採決方法に到底納得できない。


2007年12月19日(水) 久しぶりの母校の教室で

大学3回生、短大1回生を対象にして、キャリア教育の体系化と普及ということでフォーラムが開催された。

女坂をあがり、なつかしのB501教室へと。娘も一緒に参加した。

30分間の持ち時間を使って話しをすることに。
もう一人の方は朝日TVのディレクター。この12月までサンデープロジェクトを担当され、つい先日放映された限界集落をテーマに取り上げられた方。まぎれもなく、キャリアを積んでこられた女性。

かたや私は?専業主婦から議員。

夫や息子に「キャリア教育の体系化って、母さんキャリア積んでないじゃん?」といわれる始末。
そのことを打ち合わせで実行委員の学生さんやサポートされている職員の方に話すと、「それは間違いですよ。キャリアというのは、そのようにとられがちですが、私たちは女性の人生すなわちwoman−roadそのものをキャリアとして位置づけてるんです。」「結婚、出産、子育てそして仕事。」と。
ではまあ、わたしなんかの話が大学生にとって参考になるかどうかわかんないけどと引き受けた。
久しぶりの教室は、厚かましくもあっという間に学生時代にタイムスリップさせてくれ、楽しい時間となった。


2007年12月17日(月) 議長への申し入れ

木津川市初の請願の審査。記念すべきとなるべき審査。

文教委員会での審査を傍聴して、なんかひっかかるものをずっと感じていた。

「なんかおかしい?」この感覚はいつも大事にしたいと思っているから、
委員会のテープを聞きなおし、議員必携(議員の参考書みたいなものです)
や地方自治法をめくりつつ、なんか変なんか違和感と格闘していた。

そして、発見!
最初が間違いだったのだ。すなわち、議長が請願を委員会に付託して審査するとした12月3日が間違いだったのだ。

委員会は所管事項といって、その委員会ごとに審査する内容を決めている。木津川市では4常任委員会がある。そして、今回の請願項目は、2常任委員会にまたがっていたにもかかわらず、1つの委員会にしか付託していなかったのだ。

市民は、請願項目がどの委員会に関係するものかなんて把握は必要ないし、しなくていい。請願された内容を、どの委員会に付託し、どのように審査するかは議会の側の問題。

スタートの違法性を修復する提案も含めて、議長・議会運営委員長に申し入れたけど、さてどうされるか。20日が本番。
(申し入れは、HPトップよりリンクしています)


2007年12月12日(水) 質問終えて力つき

って感じの日だった。

7月からテーマを取り上げ、仕組みの理解や情報交換しつつの問題だった。
不燃物の収集・処理などに関わる問題。

担当に幾度も資料提供をお願いし、3町合併前からのデータや数字を要求してきたもの。

丁寧に付き合ってくれる職員。それを持ち帰り、理解し読み解くことが続いていた。
そして12月の質問に取り上げたところで、補正予算に関連予算が計上。またまた理解をしないとと、議会中にも担当との議論は続いていた。
そして、終了。
といっても、納得いかないことや首をひねることの数々。
さて、今後の取り組みをどうするか。


2007年12月07日(金) 請願について

木津川市初の請願がこの12月議会で審査される。
文教委員会に付託され審査を経て。

本日開催の文教委員会では、
委員より
署名自体の有効性はどうなんかというような意見、
共産党との関わりへの疑問の意見などが出され、残念ながら請願項目の中身の議論の充実は感じられなかった。

「8500人の署名者は、請願項目9項目をすべて理解して署名されているのか?」
「請願者であるいきいき子育てネットワークは、広く市民が関わっているグループか?」
「いつもお決まりのように、12月になると請願が出されるのは、既成事実のようでは?」
「木津川民報に請願のことが書かれているが、党として運動ではないか。」
というような。

紹介議員の酒井委員が答えていった。

すべてを採択することはできないとの意見も。
認められない意見はどれで、どのような理由からなのかは、伝わってこない。

ここで暫時休憩。

再び再開
ここで、私は、議会会議規則110条(委員外委員の発言)を基に、傍聴席より発言を求めた。
委員長が委員にはかってくれて、認められた。
私が述べたのは、署名をされた組織は、10月に発足した。その呼びかけ人は旧3町にわたっていること、団体や個人の呼びかけであることと、請願内容の選科教員の実例の紹介。また、一番言いたかったことだが、今までの議論を傍聴して枝葉のことの議論でなく、請願項目の中身について審査をすべきであること。その上で委員会としての意思を示してほしいと意見を述べた。また、不明な点があるのなら、請願者が傍聴されているので、直接お聞きされたらいい。請願者も希望されているのであるから、ぜひ発言の機会をもうけよと続けた。

委員からは、「その必要ない」との意見が出され、請願者の発言の機会は実現できなかった。

ひとつずつ採択・不採択をとっていった。
一部採択。
続きは、最終日。委員長報告のあと、議会としての意思がはかられる。


2007年12月01日(土) またまた出てきた。議会運営費?

今日の新聞記事「府・議会会派に補助金」
京都府議会会派に政務調査費とは別に交付しているらしい。
「会派運営費」
こんな項目は初めて聞いた。
根拠条例もないらしい。この6年間3億3700万円とある。

何に使ったの?

昨年の実績報告書によると、4分の1にあたる1782万円を慶弔費や行事参加費に支出したとなっている。
領収書の添付義務もないらしい。
政務調査費の支出が注目されている今、到底、府民の納得を得られるものではない。ましてや条例ではなく要綱による交付とは議会の自浄能力も疑われる。

議会って本当に必要なん?って声が聞かれないようにしたい。


木津未来会議