HARUKI’s angry diary
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2014年03月25日(火) |
HARUKIテレビに出るの巻〜関西遠征 栃木戦編〜 |
〜3月15日続き〜 コンビニを探しがてら東寺を目指したHARUKI。
え?そもそも店がねーし。 駅近くに出来たイオンモールがしまった後は、周囲には商店が全くない。 桜の頃などはライトアップする東寺もこの時期は門を閉ざし、周囲にまったくひと気なし。 うっそ〜ん。あのさぁ、まだ、夜の9時だぜ。
HARUKIがうなっているとウォーキングに出てきたらしいご夫婦に遭遇。 HARUKI「すいません。この辺りにコンビニありますか?」 おじさん「コンビニかぁ、ないなぁ」 おばさん「ないわね」 HARUKI「そうですかぁ」
HARUKIががっかりしているとおばさんが言った。 おばさん「ある、ある、セブンイレブン!」 おじさん「どこだ?」 おばさん「八条の」 おじさん「東海道線のほうか?」 おばさん「そうそう」 HARUKI「あのー、それもしかしたら駅のところですか?」 おばさん「そうよ!駅に隣接してるでしょ」
あぁ、それならホテルを出て横断歩道を渡った正面にあった。 HARUKI「わかりました。ありがとうございます」 おばさん「この辺り、さびしいから気をつけてね」 HARUKI「は〜い」
そうなのだ、JRの駅周辺は繁華街などという妄想は、京都では通用しない。←新大阪や新神戸も通用しないけど っていうか、こんなに住宅街があるのに、ここに住んでる人はどこで買い物してるんだろう?←大きなお世話 普通に疑問を持ったHARUKIであった。←おーい!
3月16日(日)京都サンガF.C.VS栃木SC(京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場) ホテルの朝食会場は2箇所もある上にバイキングなのに、これまた大混雑で入り口で行列状態(滝汗)。 やっぱり観光シーズンなんだな。←しつこい
食べ終わるとクマが言った。 クマ「地下の売店行こう」 HARUKI「へ?まだお土産買うの?」 クマ「ここの売店、充実してて、確かマニアックな京都観光本とか売ってるんだよ」 HARUKI「そうだっけ〜?」
と言いつつ広い売店で、HARUKI狂喜乱舞。 外国人向けの土産がかなぁり充実している上に、いわゆる京都土産なのだが、種類が豊富でちょっち変わったものもある。 延々HARUKIが物色しているとまたまたクマが言った。
クマ「そろそろ支度して行かないと。スタジアムまで歩くんでしょ?」 HARUKI「うん」
「チェックアウト何時だっけ?」などと言いながら、必死で荷物をつめ、紫支度をするHARUKIとクマであった。
ご案内のように京都は、道がきれいな碁盤の目になっている。 だから、京都駅(八条)から五条を目指し、そこから西の方へ行けばスタジアム到着、という実に雑駁な目標設定で歩き出せる(笑)。←地図いらねーし ちなみに距離は、5キロちょっと。
駅から大宮の方向へ歩きだしてすぐのところに大きな公園があった。
HARUKI「こんなところに公園があるんだ」 クマ「有名だよ、ここ。トーマスみたいな感じで、SLが集めてあって、鉄の人たちは一度は必ず来るところだよ」←ホントかぁ? HARUKI「へーーーーー」
公園を横断するべく歩き出したHARUKIとクマ。 そこで、HARUKIは見た。
えぇぇぇぇぇぇ?水族館んんんん?(驚愕)←驚きすぎ
HARUKI「あのコンクリの建造物、水族館って書いてあるけど」 クマ「水族館なんだろ」 HARUKI「こんな街中に?京都に水族館って、なに?」←スゲー思い込み発言 京都に寺以外のものもあるんだ、へーーーーー。←おいおいおいおいおい
さらに、建物の正面には観客席がしつらえてあるのが見える。 HARUKI「シャチかイルカのショーやるのかなぁ」 クマ「そばに海もないから、アシカとかかもね」 HARUKI「歩いてみるもんだねぇ。新しい発見があるねぇ」←毎回言ってるけど クマ「そうだね」
30分以上も歩いた頃には、足を痛めているクマの歩行スピードがかなり遅くなってきた。 クマ「先に行ってていいよ」 HARUKI「大丈夫?タクシー乗る?」 クマ「どうしようかなぁ」
五条通りは、バス通りなのでバス停を見ると西京極を通るバスが何系統も通っている。
HARUKI「バスで行けば?本数がすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく少ないけど」 クマ「うん」 HARUKI「これだけあるから1本くらい、来るんじゃね?」 クマ「そうだね」
近くのコンビニで(五条西大路辺りはどっから辺と違い(笑)コンビにもスーパーもある)昼飯を買い、別行動を取ることに。
クマから「スタジアムに到着しました」というメールをもらった頃に、HARUKIはようやく阪急電車の線路を超えた。 スタジアムまで歩いていく親子連れなどがちらほらいるので、その人たちと一緒にスタジアムを目指す。
だぁ、づいだぁぁぁぁぁぁ。
まず、サンガサポの西京極さんにご挨拶〜と思ったHARUKIは、連絡を入れてスタジアム内にいる西京極さんにサンガスクエア(グッズ売店や食べ物屋などのテントが出ているエリア)まで出てきてもらった。
「今年もよろしくお願いします」「今年のサンガはどーですか?」「大木サッカーの進化系になればいいのですが」「今年のサンガの試合は面白いって言われてますわ」「去年から面白かったですけど」などと延々立ち話をしているとテレビカメラを持ったおにーさんとマイクを持ったサンガのレプリカを着た若くてきれいなおねーさんが、近寄ってきた。
おにーさん「KBS京都なんですが、ちょっといいですか?」
うわぁ、地上波のテレビかぁぁぁぁぁぁ。 HARUKIは、テレビを始めとしたこの手の媒体が苦手なので、こーいう人たちを見ると極力避けて、近づかないようにしてきた。←日本平にもときどきこの手の人がいる
西京極さん「いいですよ」 うわぁ。 いきなり、OKしちゃうんだぁ(滝汗)。 HARUKIは一瞬悩んだが、ま、京都単独のテレビ局だから、知り合いは絶対見ないし、ま、いっか〜。←おいおいおいおい
西京極さん「夫婦じゃありませんけど」←強調してるし だはははははは!←大うけ 西京極さ〜ん、HARUKIみたいなおばさんと夫婦と思われるような年じゃないでしょう?(笑)
おにーさん「別にご夫婦じゃなくても」 HARUKI「はぁ」
おにーさんの質問に、西京極さんはバリバリ答えていく。 さすが応援団を仕切っているだけあって、慣れてるなぁぁぁ。っていうか、西京極さんて、仕事柄、そもそもマスコミに慣れてるのかも(汗)。
おにーさん「今年期待している選手は誰ですか?」 え?HARUKIに聞いてる?
いや、HARUKIの好きな安藤も染谷も移籍しちゃたし、山瀬や横谷や比嘉や大黒は別に好きな選手じゃねーし。←こらこら そこで咄嗟に出てきたのは、駒井の名前。 駒井はトップチームに昇格した最初から見ているので(多分)、いつもは、前目の選手は贔屓にしないHARUKIではあったが、駒井はちょっと別格。
HARUKIが「駒井選手」というとおにーさんが言った。
おにーさんは「もう一度お尋ねしますので、お答え下さい」というとかわいいおねーさん(多分アナウンサー)がHARUKIの隣に並びマイクを向けながら言った。
おねーさん「今年、期待している選手は誰ですか?」 HARUKI「駒井選手です」 おねーさん「…………」 HARUKIにカメラを向けているおにーさんが言った。
おにーさん「それだけですか?」 へ?それ以上なんか言うの? HARUKIはしどろもどろしゃべった。←覚えてねーし
終わるとおにーさんが言った。 おにーさん「今日の中継で使いますので」 HARUKI「はぁ」
もうすぐキックオフの試合の中継に出ます、と言われたところで普通は見られないんじゃね?と思ったHARUKI。 その後、西京極さんに「もし、録画してたら、送ってください」とお願いして別れた。←HARUKIは指定席
クマと合流し、昼飯を食い、席に座った。
メインスタンドのド真ん中、前から3列目。いつもながらにいい席だ(笑)。 某日本平は、今シーズンからチケット料金の値上げをしたので、ますますこの席がお得に感じる。
エスパルスがビッグフラッグのお披露目をしたように、サンガも新しいビッグフラッグのお披露目があった。 サンガのほうは、サポーターからの募金を募り、デザインも投票で決定された。
クマ「デカイ!」 HARUKI「エスパルスのよりでかくね?」 クマ「だねぇ」
お!そうだ!テレビ中継だよ。 急がないとぉ。
HARUKIは京都に住んでいる友人にメールした。←嫌がってるわりには宣伝してるし すると友人から、 「サンガ戦は夜7時(←うわぁ、ゴールデンだ!)から」「今日はヒマなのでちゃんと見るよ〜」 という返事が来た。 あ、そーいうこと。納得。
午後2時過ぎ、キックオフ。 開幕戦で栃木と当たって、痛い目を見たジェフサポにーちゃんに言われたことをHARUKIは思い出していた。
ジェフにー「瀬沼、なんで出したんですか?清水は?」 HARUKI「だからぁ、レンタルだって」 ジェフにー「J1にいてくださいよ。迷惑です」
わかってる!HARUKIだって知りたいよ。 ゴトビが使わないから、こーいうことになってるんだってば!
今シーズンは、エスパルスの試合がそれなりに見られるサッカーになってるなぁと思っていたが、サンガの試合を見たら、やっぱりこっちのほうが何倍も面白いということがわかった(滝汗)。
栃木は瀬沼と同じようにエスパルスから移籍したイ・ミンスが大活躍。 HARUKI「瀬沼もいいけど、いいね、ミンス」 クマ「ゴトビ問題は根が深いな」 HARUKI「うん」
確か昨シーズンは、栃木には引き分けと負けだった。 今年も苦手なのかぁぁぁ。
試合終了間際に栃木は選手交代をした。 HARUKI「岡根?」 クマ「あの岡根か?」 もう一人エスパルスから移籍した選手が出てきたのだった。 だぁ。
結局0−0の引き分け。 FW大黒を取って、多少は前線が変わるかなぁと期待したのだが。 パスの出し手があいかわらず工藤一人じゃ、きつかろうなぁ。 うだうだ思ったHARUKIであった。
いつもより1時間遅いキックオフだったのに、新幹線の時間をいつもと同じにしていたので、HARUKIはあせった。
歩くのが遅いクマと新幹線の改札口で待ち合わせることにして、HARUKIはダッシュでホテルに預けていた(駅前だけど)荷物を受け取り、駅弁を買った。
だぁ、間に合ったぁぁぁぁぁぁぁ。
やっぱり、大混雑の新幹線は定刻に出発した。
メシを食い、たっぷり睡眠を取り、そろそろ東京かぁと思っていたところで京都在住の友人からメールが。
「HARUKIちゃん、カッコいい!ハーフタイムのサポーターインタビューに、しっかり映ってました。サッカーボールのピアスがおしゃれ!」
あぁ、やっぱり出ちゃったかぁぁぁぁぁ(滝汗)。
ちなみに、この友人のコメントにあるサッカーボールのピアスっちゅーのは、髪留めを買いに行ったおもちゃアクセサリー屋さん(笑)で買った280円也のイヤリング(笑)。 かぶっているのは、エスパルスでもサンガでもどっちでもOKな、スヌーピーの黒いキャップ。←正面にJOE COOLの文字、後ろにスヌーピーのイラストつき(笑) 着ているのは、移籍しちゃった安藤のレプリカ。 おそらく友人言うところの「カッコいい!」のポイントは、サングラス(爆)。←顔見えねーし 普段は透明だが、紫外線が当たると濃いグレーに色が変わるものをかけていたのだ。←でも遠近両用←眼鏡市場で買ったから格安
あぁ、ついにHARUKIもテレビデビューしちゃったなぁぁ、それも京都限定で(笑)。
こうして関西遠征は、なんだかいろいろあったが(汗)、無事終了した。
がんばれ!サンガ!!今年こそJ1昇格!
で。 今シーズンの森岡様の動向。 サンガが提携したJFLの佐川印刷京都にコーチとして出向した。 というわけで、今年はJFLの試合もちゃんと行く。
身体ひとつでどこまで行けるのか、ちと不安ではあるが、がんばんべ〜。
2014年03月19日(水) |
HARUKIフォルランを見るの巻〜関西遠征 セレッソ戦編〜 |
サンガのホーム開幕戦に日帰りで行こうとしていたHARUKI。日程を見ると前日の土曜日は、エスパルスは長居でセレッソ戦。 15年以上も勝ってないセレッソホームの試合。←なにしろセレッソのJ2降格が決まっていた後の試合でも負けている 鬼門長居にわざわざ行くのもなぁ、と思って行く気がまったくなかったHARUKIだったが、ワールドカップ得点王のフォルランがセレッソに入団したとあっちゃ、こりゃ一度見ておくか〜、と考えるのがサッカーファンのさがなのであった(涙)。←すでに泣いてるし
という訳で急に決めた関西2試合遠征。 長居から京都への移動はいろいろ調べた結果、新大阪から京都へ新幹線で行くのがベスト、ということが判明したので、京都に泊まることに。
前夜。 HARUKI「やっぱり一番大きなスーツケースで行くしかないか」 クマ「そうだねぇ、荷物多そうだし」
幸運なことに天気は良いという予報だったが、なにしろすべてのグッズがオレンジと紫の2種類必要(滝汗)。 レプリカからベンチのクッションから帽子からタオマフからチケットホルダーから万が一の雨支度のポンチョから。
クマ「オレ、スニーカーは、履き替え持って行くの大変だから関係ない色のにする」←普段は履き分けている HARUKI「腕時計どーしよ〜」←普段は2色を使いわけている クマ「キャップはどうしても二つ持参だな」 HARUKI「私は、黒のスヌーピー1コで誤魔化すわ」 クマ「明日は寒くて、あさってはあったかいんだろ?」 HARUKI「らしいよ」 絶望的な気分のHARUKIとクマであった(笑)。
3月15日(土)清水エスパルスVSセレッソ大阪(ヤンマースタジアム長居)
大騒ぎして作った大荷物を持った二人は、午前中の新幹線に乗った。 しっかし、いつからいつまでが観光シーズンなんだろう? 最近はいつ乗っても混んでる気がするだけど、新幹線。←笑
車内で駅弁を食べて新大阪に降り立った二人。 新大阪は駅構内の改装工事をしているらしく、ぼちぼち新しいお店などが出来始めていた。
問題は荷物である。 このでかいスーツケースをスタジアムまで持っていくわけにはいかないし。 駅員さんにコインロッカーの場所を教えてもらい何箇所か行ってみるが、すべて使用中。
うーーーむ。
クマ「一時預かりないかなぁ」 HARUKI「京都じゃないからなぁ、あるのかなぁ」 ここでHARUKIはちと後悔した。 大阪泊まりにすればホテルに預けられたのだ。
スタジアムまで持っていくという悲壮な決意をしようとしていた調度そのとき、一人のおにーちゃんがコインロッカーにやってきた。 ラッキー!ひとつあいたよっ!!!!それも大型の方が!!!
HARUKI「こんなとこで、運、使いたくないなぁ」←運がよければ勝てると思っている クマ「いいじゃないか、あいたんだから」←超現実的
新大阪から地下鉄に乗り、長居に到着。 フォルラン効果で、チケットもレプリカも売れに売れて、ウハウハ(笑)らしいのだが。 確かに地下鉄も駅も結構な人ごみなのだが、セレッソのピンクグッズをつけている人がほとんどいない。
長居スタジアムがデカすぎるので(笑)キンチョウスタジアムを作ったらしいセレッソ。←ホントかぁ?単にサッカー専用スタ作ったんだろ? いくらフォルラン効果があるとは言え、やっぱりでかいわ、ここ。
今シーズンは、エダはいなくなったが、京都から安藤と染谷がセレッソに移籍した。 HARUKIの好きなDF二人。なんで二人とも移籍するかなぁとちと腹立たしい。
選手がウォーミングアップに現れるとオーロラビジョンには、フォルランと柿谷がほぼ交互に映されている。 ソメはぁぁぁぁぁ?←あきらめなさいってば
選手紹介が始まるとオーロラビジョンの映像をカメラにおさめようとクマがスタンバった。 HARUKI「あいかわらずセレッソはコール&レスポンスだねぇ」 クマ「うん。あれ?安藤は?」 HARUKI「いないって」 クマ「ベンチにも入ってないの?」 HARUKI「うん。ソメはベンチ入りするけど安藤は入らないんだよ」 クマ「えぇぇぇぇぇぇ?じゃ、なんで移籍したんだろうね」 HARUKI「わからん」
午後3時ちょっとすぎキックオフ。 へ?GK櫛引じゃないの?相澤?
HARUKI「フロンターレがJ2にいた頃、しょっちゅう相澤コールしたなぁ」←当時、友人の付き添いでフロンターレ戦を見に行っていた クマ「そうだっけ?」 HARUKI「そうだよ。当時すでにベテランの域にいたけどね」 クマ「ここのところの櫛引の出来じゃしょうがないよなぁ。でも、なんで林、出しちゃったのかなぁ」 HARUKI「すべての原因はゴトビとエスパルスの金欠」
フォルランと柿谷に対するマークはかなりきちんとしていたエスパルスだったが、サッカーは二人でやってるわけではないので当然他の選手にやられるわなぁ、という典型的な試合となった。 さらには、フォルランが交代で引っ込んだ途端、集中が切れた(らしい)エスパルスは、いきなりグダグダ。 前半1−2で必死にくらいついていたのに、終了間際に2点も入れられて、1−4の負け。
あぁ、やっぱり長居は鬼門だった。 まったくな!
で、話題のフォルラン。 遠くてよく見えなかったけど相澤との1対1は普通に相澤が勝っていた(と思う)。
さぁて、いよいよ京都へ出発。
クマ「晩飯どーする?」 HARUKI「この時間じゃ、大阪で食べて行ったほうがいいかも」 クマ「京都、店しまるの早いしな」 HARUKI「うん」
あちこちに行く時間の余裕もなかったので、新大阪駅構内にある551で、中華を食べることに。 ぶたまんはおみやげ用にはあるのだが、残念ながら食すことは出来なかった。 でも、おいしかった551の中華。さすが大阪。
新幹線のホームへ上がるエスカレーターに乗ると、前方にスゲー見たことのある外人が。 HARUKI「あ、キャラとゴトビだ」 クマ「ホントだ」 すぐ前にいたので、当然HARUKIの声は聞こえるわけで。 ゴトビはHARUKIたちのほうを見て会釈した。 キャラは、私らのことなど無視して、必死でゴトビに何か話している。
HARUKI「残念でしたね。次の試合は勝ってくださいね!」 クマ「お疲れ様!」 もちろん日本語のわからない二人は、そんな私らの言葉に耳を貸すわけもなく。
1時間に1本の静岡に止まるひかりの時間だったらしく、ホームはオレンジの人が結構いた。 HARUKIたちは、ガラガラのこだまに乗り込み京都へ。
HARUKI「お土産は今日買って、スーツケースにつめちゃわないと」 クマ「そうだねぇ」
京都駅に着き、構内の土産屋で物色しているとクマが叫んだ。
クマ「あぁぁぁぁ、イコちゃんグッズがある!!!!!!!!」注:イコちゃん(カモノハシ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行するICカード「ICOCA」のマスコットキャラクター そうなのだ。HARUKIの友人の鉄道マニアの鉄婆さんが
「普通の土産はいらん。欲しいのはイコちゃんグッズのみ!」
と以前から言っていて、同じようにキャラクター好きのクマが関西遠征するたびに注意深く探していたのだ。
HARUKI「いくらなんでもこの傘袋はいらなくね?」 クマ「そうだね」 などと言いながら、エコバッグやら耳かきやらを選んだ。
ちなみに鉄道グッズをあちらこちらでいろいろ見たHARUKIは、学習した。 鉄道の車両の柄のついた靴下は「鉄下」という名前で売られていることを(笑)。
レジで清算しているとクマがさらに叫んだ。
クマ「あ!!!!ぬいぐるみがある!!!!!!」
見るとレジの後ろの棚にイコちゃん(普通は水色)と白いイコちゃんが何体も交互に並べられていた。
HARUKIはおそるおそる聞いた。
HARUKI「あれ、売り物ですか?」 おばさん1「はい」 HARUKI「白いのもいるんですか?イコちゃん?」
おばさん1は一瞬イヤ〜んな顔をして(笑)、もう一人いるレジのおばさんに聞いた。 おばさん1「なんで白いの?」 おばさん2「スマートイコちゃんよ」 おばさん1「?」 HARUKI「?」 クマ「キャンペーンのときに作ったんだろ、多分」
鉄婆さんの意向も聞かず、グッズとぬいぐるみを購入したHARUKIたちは、そのまま駅前の新都ホテルへと向かった。
すでに夜の8時を過ぎていたのに、チェックインカウンターはかなりの混雑。 やっぱり観光シーズン?←まだ言ってるし
ようやく手続きを済ませ、部屋に入ったHARUKIとクマであった。
HARUKI「じゃぁ、ちと歩いてくるわ」
クマは、元々痛めていた右足がさらに腫れてすごいことになっていたので、お留守番。
東寺とどっかにあるはずのコンビニ(笑)を目指して夜の京都へ出たHARUKIであった。
〜続く〜
2014年03月17日(月) |
清水エスパルスVS横浜F・マリノス (IAIスタジアム日本平) |
3月8日(土) いよいよホーム開幕戦。 昨シーズンもホーム開幕戦はマリノスが相手で、思い出したくもない0−5の負け。 果たして今年はどうなることやら〜。
この日もHARUKIとクマは新幹線で遠征することになり、交通費を節約するHARUKI姉は、小田急と東海道線で行く、というのでスタジアムまで別行動となった。
観光シーズンなのかどうかはわからないが、新幹線は結構な混雑。 HARUKIとクマは、出入り口から2列目の3人がけのイスの真ん中と通路側に座った。←指定席ね
HARUKI「窓側の人来ないね」 クマ「品川か新横浜から乗るんじゃないか」
などと話していると通路向かい側の二人がけの席に、やけにうるせーヤツがいた。
うるせーヤツ「デッキに置いたスーツケースが心配だから、ここから見張る」
だが、新横浜からその席に座る予定の人が乗ってきて、うるせーヤツはHARUKIたちのよこの窓際の指定席を持ってるヤツということがわかった。 で、そいつはデッキに置いてあったスーツケースを通路に持ち込んだ。 あー、外国人だぁ。
うるせーヤツ「母国オランダでは、デッキに置いたスーツケースは必ず盗まれます」 HARUKI「ここに置いたら、邪魔です。一番後ろの座席の奥にスーツケース置いておいたらどうですか?」 うるせーヤツ「なるほど。大丈夫ですか?」 HARUKI「私たちは盗まれたことはありませんが」 オランダ人「そうですかぁ」 HARUKI「私たちどうせ静岡で降りますから、心配だったら私たちが降りたら座席のところに置いたらどうですか?」 オランダ人「静岡ですか?私も静岡でおります!!」 はいはいはい。それがどーした。←うるさいのですでにイヤになっている
HARUKI「サッカーの試合を見にいくので」 オランダ人「え?どこですか?」 HARUKI「清水ですが」 オランダ人「うわぁぁぁぁぁ、そうですか!!!!!」 だからぁ、なんなんだよ!
オランダ人「大震災チャリティのアヤックスとの試合、私がマッチメイクしました」←忘れたけど一昨年だったかなぁ お前かぁぁぁ!あんな迷惑なオランダ遠征をたくらんだのはっ!! などとは言えない社会人のHARUKIは、オランダをほめることに。
HARUKI「わざわざ東北のためにチャリティをやってくれるなんて、オランダってすごい親切な国だなぁと感心しました」 オランダ人「最初、レッズにお願いしたんですが、スケジュールがあわないと言って断られたんです」 あったりまえだよ! あんなシーズン直前の大事な時期に1泊3日の弾丸ツアーみたいな海外遠征なんて、普通のチームはしないから。 偽善者ゴトビ(←ここまで言うか!…笑)だからOKしたんだろ?多分。 おかげでシーズン当初、まったく勝てなくて、残留旗が出そうになったんだぞ、ごらぁ!
どうもこの外人、小野伸二にコネクションがあったらしく、そのつてでレッズがダメならエスパルスにとお願いしたらしい。
オランダ人「○○がよろしく!ってゴトビに言ってください」 HARUKI「私ら庶民は、監督と直接話しなんてしません」 オランダ人「そうなんですか?」 HARUKI「はい」
ま、よーするにこのオランダ人は磐田在住でスポーツイベント会社に所属しており、静岡テレビだかなんだかのお偉いさんと仲がいいらしく、その関係で興行師のようなことをしているらしい。
オランダ人「ジュビロはなんで降格したですか?」
オランダ人「今年のエスパルスは優勝できますか?」
などいろいろ聞いてくるので、こっちも質問することに。
HARUKI「オランダのオリンピック代表だったヨンアピンという選手がエスパルスにいるんですが、知ってますか?」 オランダ人、もちろん知らない。
HARUKI「ジュビロの監督はシャムスカに変わりましたが知ってますか?」 オランダ人、もちろん知らない。
ま、よーするにこの怪しい興行師、とくにサッカーが詳しいわけではなかった。
静岡まではたった1時間しかかからない。 睡眠をとる予定だったHARUKI、一睡も出来ず。 まったくぅぅぅぅぅ。
今回も清水駅からHARUKIは歩き、クマは自転車、というわけで清水駅前の商店街で自転車を借りることに。
クマ「あぁ、値上がりしてる!」 HARUKI「え?」 クマ「自転車300円、電動自転車500円。午後6時までに返却してください、って表示までついてるよ」 HARUKI「へーーーーー、私らのせい?」 クマ「まさか」
前回と同じお店に行く。 おばさん「あら、この前の方々ね」 HARUKI「値上がりしたんですか?」 おばさん「3月からね」
HARUKIたちがてくてく歩き出したころには、HARUKIたちより早く清水に着いたHARUKI姉が、やはり自転車を借りて、もうスタジアムに到着していた。
開幕戦だから、というよりマリノスサポが大量に来ていたせいで、それなりの混雑。←1万7千人、入っていた
開幕戦特有のイベントで、いろんな人の挨拶やら、JALからの御礼で、ビッグフラッグが贈与されたりした。←HARUKIちゃんと見てねーし(笑)
午後3時ちょっとすぎキックオフ。 マリノスはエスパルスから移籍した伊藤翔のワントップで、トップ下に淳吾(藤本ね)。 ふーーーーーーーーーーん。
前半10分過ぎ、マリノスの和製アンリだかなんだかと騒がれている齋藤に華麗にやられて0−1。 だが、今年のエスパルスは去年ほど悲惨ではないので、そこそこやれている。
っていうか、マリノスのこのコロコロサッカーというか、やたら間合いを取るというか、このサイテーな感じのサッカーなんとかならないのかなぁ。
HARUKI姉「マリノスってプレー時間が、一番短いだって」←90分間でプレーオンになってる時間ね HARUKI「だろうなぁ」 クマ「しかし、きれいにころぶね、みんな」 姉「転び方がみんな一緒って変じゃない?」 HARUKI「練習してるんだろ、多分」 姉「伊藤翔があんなに転ぶ選手だなんて知らなかった」 HARUKI「私も」 クマ「あいつは、転ばないという強い体幹がウリだったと思うけど」 HARUKI「チームが変われば選手も変わるってだけだよ」
前半のジャッジに納得がいかなかったエスパサポ。 後半には、ようやく、マリノスのシュミレーションをひとつ取ってくれたが、結局浩太(杉山)がイエロー2枚で退場となり、最後は10人でプレーすることになったエスパルスであった。
最終的に0−1で負け。 あちゃ〜。 負けはしたけど去年ほど悲惨な負け方ではなかったので、多少は胸をなでおろしたHARUKIであった。
帰り道。時間はすでに5時をゆうに過ぎていた。←歩くと清水駅まで1時間以上かかる クマは「6時までに自転車を返さないといけないから、ダッシュで清水駅まで戻る」と言うので、先に出発。HARUKI姉が 借りたところは「6時前に店を閉めるので、鍵はシャッターの郵便受けに入れておけばいいって言われた」というのでHARUKIと一緒に歩くことに。
歩き始めて約1時間たった頃、あと15分くらいで到着という辺り、清水の官庁街(?)にあるローソンで休憩することにした。←茶店とかドトールとかがないのでコンビニの街カフェに行くしかない(汗)
コーヒーを飲み、トイレなど借りてくつろいでいるとオレンジのネクタイをした大柄の、だが胸にエスパルスのスタッフだかオフィシャルだかという パスを下げたおやじが来た。
おやじ「負けてしまってすいません」←いきなり声かけられてるし←エスパルスサポってわかるのはHARUKIのネックウォーマーとHARUKI姉のキャップだけなんだけど HARUKI「しょうがないですよ。俊介(中村ね)があいかわらず素晴らしかったですから」 おやじ「確かに。伊藤翔がのびのびやってましたもんねぇ。でも1万7千も入ったのに負け試合じゃね。あ、私、後援会長の○○です」 姉「最初にご挨拶されてましたね」←ちゃんと見ていたまじめな人 おやじ「はい」 姉「300万円ユースに寄付して、遠征費用とかコーチ代になるんですか?」←いきなりスゲーこと聞くヤツ おやじ「多少はたしになります」
あ〜あ、また妙な(笑)関係者だよ。 行きの新幹線もしかり。どーしてこーいう人たちと会うかなぁ。←そーいう日もある で、なんで話しかけられるかなぁ。
その後、この○○さんの個人的な話など聞かされて、HARUKIたちはただうなずくしかないのであった(笑)。
駅前のマックで休憩していたクマと合流し、静岡駅へ。
姉「自転車にライトついてなかったわよ」 クマ「夜はダメだね」 HARUKI「6時返却じゃしょうがないっしょ。夏場の試合は使えないね、自転車」 姉「そうねぇ」 夏場はどうするかなぁとチラッと考えたHARUKIであった。
こうしてホーム開幕戦は、今年も負け試合で終了した。
今年も目標は、絶対残留!!!
2014年03月14日(金) |
無観客試合をやるそうな(激怒) |
先週末のホーム開幕戦の日記を書く予定だったのだが、エスパルスがレッズの騒ぎに巻き込まれたので、とりあえずそれを書くことに。
新聞やテレビの報道によると、先週末の鳥栖戦のときにレッズサポが人種差別的な横断幕を掲出し、それをすぐはずさせなかったので、Jリーグからレッズに処分が出た。
本日Jリーグより、ホームゲームにおける差別的な内容の横断幕掲出に対し浦和レッズに制裁が決定されましたので、下記のとおりお知らせ致します。 制裁内容 (1)譴責 (始末書をとり、将来を戒める) (2)無観客試合の開催 (入場者のいない試合を開催させる) 対象試合: Jリーグディビジョン1 第4節 浦和レッズ vs 清水エスパルス 2014 年3 月23 日(日)15:00 キックオフ (埼玉スタジアム2002) 対象試合となる試合のチケットの取り扱いについては、別途ホームクラブ浦和レッズより発表され次第ご案内致します。 (清水エスパルス公式サイトより引用 抜粋)
HARUKIは、昼休み後、ちと調べ物があってネットをあれやこれや見ていた。その合間にスポーツ新聞のサイトに「無観客試合」の記事を発見。
へーーー、Jリーグも厳しいことやるんだねぇぇ、へーーーー。 まぁねぇ、あまりにレベルの低いダンマクだったもなぁ、当然かもなぁ。
と、ここまでは良かった。 が!!!!!!!!!
え?清水戦? ふざけるなぁぁぁぁぁ! なんでウチの試合なんだよっ!! 関係ねーだろ!!!ゴラァ!!!!(激怒)
仕事そっちのけで(←こらこら)、あちこちのサイトを見ると、さすがにおとなしいエスパサポでもこの巻き込まれには、怒り心頭。 試合の応援が出来ないのはもちろん腹立たしいし、チケットはもちろんだけど、静岡から来るみなさんは、新幹線、ホテルの予約などすべてキャンセルしないといけないし。←試合の日が近いからキャンセル料金がかかるのだろう
某掲示板には、他サポさんが「エスパルスには同情します。試合に勝ってくださいね」などという書き込みもある。 だからぁ、勝てりゃいいけど、勝てないんだってば!などと毒づいたり。←悲しい
つらつら考えると、去年の埼スタではレッズサポがこちらの席になだれ込んできて、エスパサポがスタジアムに何時間も閉じ込められたり(HARUKIはダッシュで出たので被害にはあわなかった)、こちらのホームの試合のときにレッズサポがエスパルスの選手バスに爆竹を投げて大騒ぎになったり、なんやかやと巻き込まれている。
確かにエスパルスは、ビッグクラブでもないし、Jリーグににらみがきくようなコネクションがあるクラブでもないし(多分)、サポもおとなしいから、無観客試合の対象になっても、後で騒ぎになることもないから、きっとレッズ的にもリーグ的にもちょうどいい相手だったのだろう。
などと勝手に想像し、すげーーーむかつくHARUKIであった。
夕方。 出先から戻って来たレッズサポにーちゃんの席に、HARUKIはダッシュで行った(笑)。
HARUKI「ふざけんなよ!」 レッズにーちゃん「どうしましたか?」 HARUKI「無観客試合だよ」 レッズにー「ついに出ましたか、厳しいですね」 HARUKI「だからぁ、なんでウチの試合なんだよ!」 レッズにー「え?エスパルス戦ですか?」 HARUKI「そーだよ!詫びはないわけ?」 レッズにー「すいません」
そこへフロサポにーちゃんが通りがかった。 フロにー「清水は、大迷惑ですねぇ」 HARUKI「そーだよ。せめてチケットをまだ販売してない試合にして欲しいよ!」 レッズにー「ボク、都合が悪くて、そもそも行く予定じゃなかったから、チケット買ってないんで、関係ないです」
HARUKIは、レッズサポにーちゃんの胸ぐらをつかもうかと思った。←おいおい
HARUKI「私4枚も買ってる!そもそもレッズはチケット売り始めるのが異常に早いんだよ!アウエイ側の席狭いからすぐ売り切れるし、迷惑なんだってばっ!!!!!」 レッズにー「発券手数料、戻りますかね」 HARUKI「戻してくれなかったら、暴れるよ!」 レッズにー「でもすごい損害だろうなぁ」 HARUKI「だね」
一介のレッズサポをつかまえて怒ったところで意味はないが、とりあえず多少気が済んだので(笑)HARUKIは席に戻った。
↓Sの極みというサイトにさらに詳しい情報が掲載されていたのでちと掲載(抜粋)。
竹内康人代表取締役社長 コメント>※要点を抜粋 チェアマンの今回の決断に対してはクラブとしては評価している。但し、今回の試合を楽しみにしていエスパルスのお客様に対しては非常に残念な結果となってしまった。Jリーグに対してはチケットを購入されたお客様、また今回会場に行く予定にしていたお客様に対してはしっかりとした対応をするように要望をした。
<プチ情報> Jリーグ21年間の歴史の中で最も重い処分となった無観客試合が清水戦というのが、何か因縁を感じます。またこの「無観客試合」の処分内容は今年から処分対象に加わったもので早くもその適応ということになりました。とにかく初めての「無観客試合」にクラブとしても戸惑いはあるようです。また、今回の件は全くの無関係で迷惑を被った清水サポーターについて、クラブがJリーグに対して「アウェーだけ観客を入れる」ことも要望したようですが、競技の公平性というよりも清水サポーターの「成りすまし」が出てトラブルになる可能性もあることからその要望は実現しませんでした。
さて、今週末は10年以上も勝ったことがない、鬼門(笑)長居スタジアムでのセレッソ戦、さらに!西京極のサンガ戦と泊まりで関西遠征して来ま〜す!
2014年03月07日(金) |
Jリーグ2014シーズン開幕 |
2月16日(日)プレシーズンマッチ 清水エスパルスVS川崎フロンターレ(IAIスタジアム日本平)
今年のプレシーズンマッチは、いつもの新潟(笑)ではなく川崎フロンターレ。 静岡は金曜日に降った大雪の影響もほとんどなかったようで、HARUKIとクマは、普通に新幹線で行くことに。 HARUKI姉と甥っ子は、Fitで行くという話しだったので、別行動になった。
朝の新幹線に乗っているとHARUKI姉からメールが。 雪のため通行止めになっていた東名高速。朝から通行できるようになったらしいのだが、大渋滞。そこで一般道に降りたが、そちらも当然大渋滞。
「町田(←東京のはずれね)にいます」「キックオフに間に合いそうもないので行くのをあきらめます。もしかするとテレビ中継に間に合うように帰れないかも」
というかなり悲惨な内容。 いやぁ、おそらく早朝に家を出たはずなのだが。ま、清水はそれなりに遠いってことだな。 お疲れ様でした〜。
11時過ぎに清水着。 HARUKI「私、歩いていくから」 クマ「オレもがんばって歩くよ」 HARUKI「だって、痛いんでしょ?足も腰も?」 クマ「うん」 HARUKI「シャトルバスにしなよ」
と話しながら、清水駅前のアーケード商店街を歩き始めた。 シャッター商店街に近いが、天神屋もあるし、普通にやってる店もあるのでそこそこ明るい感じ。 その通りの中央に、車椅子、電動自転車、自転車、押して歩くカートなどが置いてある。それもあちらこちらに。
HARUKIは、こんなとこに路駐して迷惑だよなぁ、と思いつつ、車椅子があるのがちと気になった。 近寄っていくとそこには張り紙が。
「役所に行くときに、お買い物などにお使い下さい」
は? 自転車は1台100円で電動自転車は300円也。
へ?????
HARUKI「もしかして、これレンタサイクルかも」 クマ「え?そうか?じゃ、自転車借りようかなぁ」
実は最近、足腰が痛くて、出勤時は杖が必須アイテムになっているクマではあったが、「歩かないとまずい」ということは自覚し始めたようで、ときどきHARUKIのウォーキングに同行するようになった。 で、最初は自転車を押しながら一緒に歩き、途中で痛くて歩けなくなると自転車に乗る、というワザをクマは編み出したのだった(笑)。
あちらこちらにあった自転車の中で一番奥にあった自転車を借りることに。 「○○布団店へ」という表示があったので、自転車が置いてあったまん前の店に。
おばさん「ご連絡先を教えてください。あと100円いただきます」 クマ「はい。何時までに返せばいいですか?」 おばさん「6時に店を閉めますので、それまでにお願いします」 HARUKI「じゃ、楽勝だね」 おばさん「どちらへ行かれるんですか?」 HARUKI「スタジアムです」 おばさん「あら、じゃ、2台必要ね。ウチは1台しかないけど」 HARUKI「いえ、私は歩きますから」 おばさん「えぇぇぇぇぇぇ?あそこまで歩くの?」 HARUKI「はい。4キロちょっとなので1時間も歩けば着きます」 おばさん「あそこまで歩くって発想はないわね」 はいはいはい、わかってます(笑)。
おそらく2台借りたければ、お隣の店に行ってお隣管理の自転車を借りれば済む話なのだ。 っていうか、いっつも借り放題なんだろうか? おそらくみなさん車で動いているだろうから、需要はあまりないのかもしれない。あるとすれば車に乗らないお年寄りが動く平日か。
HARUKIは3回目の徒歩遠征なので、それなりに道はわかっているつもり。 クマも車で数えきれないほど来ているので道は頭に入っている。
HARUKI「こっちだよ。踏み切り渡るから」 クマ「逆だよ」 HARUKI「それ、車の道でしょ?遠回りだよ」 クマ「あのさぁ、そもそもあの電車なに?」 HARUKI「静鉄」 クマ「え?静鉄って電車走ってるの?」 HARUKI「あったりまえじゃん」 クマ「バスは知ってるけど、shizutetsu just line、あれだけかと思ってたよ」 おーーーーーーい!クマァァァァァァァァァ!!!!!!
50分ほど歩いた頃には、さすがにクマも歩けないと言い始めて、別行動をすることに。 HARUKI「じゃ、スタジアムで。先に着いた方が席取りね」 クマ「多分、オレのほうが後だな」
そうなのだ。日本平スタジアムには、自転車置き場がない。←駐車場もほとんどないけど 自転車とバイクは、山のふもとにあるJAか、遺跡公園のどちらかにとめて、延々山登りしないといけない。
結局、HARUKIが先に到着。キックオフ30分前だったので、いつもの席はそれなりに混んでいて、メインスタンドのアウエイ側の席に座った。 後からやってきたクマは「みかん買っちゃったよぉ」と言いながら、リュックを見せてくれた。←スタジアムのそばにバケツ1パイ300円という超安いミカンを売っている店がある
弁当を食べながら、スタメンを見るとフロンターレはあきらかにサブ組。 HARUKI「相当なめられてるね」 クマ「だなぁ」
キックオフちょっと前には、ケンゴや大久保など、フロンターレのレギュラー陣がHARUKIたちのわきのエリアの席に座りに来たので、周囲は大騒ぎ(笑)。
で、試合。 いくらエスパルスが弱いからって、なめすぎだよ風間さん(笑)。←フロンターレの監督ね 新加入のノヴァコヴィッチとやっと帰ってきた長沢のツインタワーが利いて、5−1で勝利。
HARUKI「今年はなんとかなりそうだね」 クマ「去年より、多少はマシかもな」
帰り道。 いつも行くスーパータイヨーに寄り、お菓子やら飲み物やら野菜やらを購入。 二人のリュックにすべてつめて、しょって帰ることに(笑)。
川沿いで休憩などしながら、たそがれの清水港を歩いて帰るHARUKIとクマであった。
3月1日(土)第1節 清水エスパルスVS名古屋グランパス(豊田スタジアム)
いよいよ2014シーズン開幕である。 ゴトビはきっちり残留したが、それなりに選手は入れ替わった。 大宮から来たノヴァコヴィッチ、京都→松本と武者修行して戻ってきた長沢、オランダから移籍してきた高木善朗(←高木俊幸の弟)、カナダ代表のクロアチア人のヤコヴィッチなど。 監督が変わらないんだから、何も期待はしないが、とにかく残留だけはしてもらわないといかん。
で、名古屋戦、なんで、豊田でやるかなぁ、開幕戦さぁ、瑞穂でいいじゃんよぉ、遠いんだよっっ!(激怒)←おいおい
エダ(枝村)は今年、セレッソから名古屋に移籍した。←あいかわらず清水からのレンタル移籍 プレシーズンマッチにもスタメンで出ていたということは絶対出るな、試合。
と思ったHARUKIは、たった一人で黙々と(笑)遠征することに。
なにしろ豊田は、名古屋から電車で1時間近くかかり、さらに駅から徒歩20分ほど。 もっと言うと無駄にデカイから(笑)ピッチが遠い。唯一の救いは屋根があること。←かなり助かるけど
静岡と違って、名古屋はすべての新幹線が止まる。←静岡に止まるひかりは1時間に1本 一人遠征の気楽さで、指定席もとらず、東京駅について調度来たのぞみに乗った。 名古屋からは今まで地下鉄に乗っていたのだが、鶴舞までJRで行くと東京からの乗車券がそこまで使えるということを初めて知って、ちょっと喜ぶ。←いまさら
雨は降りそうで降らず、テクテク歩いて巨大な豊田スタジアムに到着。 開幕戦ということで思ったよりエスパルスサポも多かった。←静岡からだと近いし
午後2時ちょっとすぎキックオフ。 櫛引の応援歌が新しく出来たが、よくわからなかったので拍手だけで済ますことにして(笑)新シーズンの試合が始まった。 っていうか、名古屋のエダ(笑)がスゲー活躍してるんですけど。 基本的に試合を見ているときは相手チームの選手というのは目に入らない。とくに、豊田スタジアムのように巨大でピッチが遠いスタジアム(←くどい)はなおさら。 だが、エダだとついつい目に入ってきてしまう。
前半5分。 え?高木得点? うっそ〜ん、信じられないぃぃぃぃぃ。←おいおい
もしかして今年のエスパルスは違う?というエスパサポの期待は20分ケネディ、36分闘梨王の追加点で、もろくも崩れ去り、あぁ、今年もいつもと同じかぁと思った前半であった。
後半。 今年から監督が西野さんに変わったグランパス。決してすばらしく良いわけでもなく。 エダがあれだけ活躍してるっちゅーところにそれなりに問題はあるような気もするわけで(笑)。
せめて同点で!というサポの期待に応えたのが平岡。30分過ぎ、セットプレーから得点し、2−2。
そして、あと10分で終了というとき。 なんと!期待のFWノヴァコが得点して、逆転。
うっそ〜ん、ありえねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。←おいおいおいおいおい
こうして、7年ぶりにエスパルスは開幕戦に勝利!! やったね! エスパサポ狂喜乱舞。
さぁて、帰るかぁ。遠いけど(笑)。
行きのブータレはどこえやら、ルンルンで帰宅したHARUKIであった。
いよいよ明日は、ホーム開幕戦。 藤本、伊藤、矢島とエスパルスにいた選手が今シーズン移籍した横浜Fマリノスが相手。 マリノスには、去年、開幕戦でボロ負けしているので、リベンジ希望。
がんばれ!エスパルス!
Mikan HARUKI
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