１２月８日（日）

“サッカーは監督がすべて”だとＨＡＲＵＫＩは思っている。
おそらく他のスポーツもそうだろうなぁと思うが、ＨＡＲＵＫＩにはわからない。

今回のＪ１昇格レースはまさに徳島の小林監督とサンガの大木監督の勝負であったと思う。
ちなみに、小林監督は過去に２回、率いているチームを昇格させたことがあるので、Ｊ１昇格請負人といわれている。←大木監督も１回昇格させてるけどね

夏に徳島遠征したときに「徳島、強えぇぇ」というのが素朴な感想だった。
やっているサッカーがどうのこうのではなく、“サンガ対策”が完璧にされていて、それを選手が忠実に実行にうつしているという印象。
正直、プレーオフで徳島とだけはやりたくないとＨＡＲＵＫＩは思っていた。←今シーズンはホームでは負け、アウェイでは引き分けた

「なんで勝たないんだよっ！」とジェフサポにーちゃんには、準決勝の後で言ったのだが（←ジェフは徳島と引き分け、順位が上の徳島が勝ち抜けた）、ジェフサポにーちゃんは「来年のＪ２は楽だと思うので、来年上がります」とのたまわった。
楽な年なんてないと思うが、まぁよそんちのサポさんの言うことは置いといて（←多分ただの負け惜しみ…笑）、とりあえず徳島よりジェフの方が相性が良かったので、ジェフと普通の試合がやりたかった（悲）。

国立も見にくいスタジアムではあるが、今日ゴール裏で応援しなくていつするんだよっ！と思ったＨＡＲＵＫＩは、サンガの応援席に入ることに。
せっかくだからゲーフラを作ろう、とこれまた思い立ったＨＡＲＵＫＩ。
金曜日の夜に紫の布を買いに行き、おったり縫ったりして準備。

問題は、何を描くか？である。←もちろんクマが描くけど
個別選手のフラッグなら何も悩むことはないのだが、ＨＡＲＵＫＩ贔屓の安藤はケガしてるから出るかどうかわからないし、大木監督のフラッグというのもピンと来ないし、とりあえず悩みまくった。

つかめＪ１←何をいまさら

飛翔Ｊ１←チームのビッグフラッグと似ちゃうし

打倒！徳島←相手チームのことを言ってもねぇ

そして、ＨＡＲＵＫＩはひらめいた。

祝！Ｊ１昇格

これっきゃない！

土曜日はエスパルスの最終戦に行ったので、クマの作業が出来なかった。おかげで、当日早朝からクマは必死にお絵かき。

久しぶりに甥っ子とＨＡＲＵＫＩ姉、そしてクマの４人で参戦することになった。午前中はそれぞれ予定が入っていたので、朝に東京に着いていた西京極さんに、席を取っておいてもらうことにして、現地集合にした。
最終的に、クマは「絵の具が乾かない」ということで、一番後に合流。

実は、西京極さんはいつも最前列で、パーサ君のビッグフラッグをふっている＝ＨＡＲＵＫＩたちの席もスゲー前（滝汗）。

甥っ子「応援のコア席だね」
そうだよ！試合が終わったら“祝！Ｊ１昇格”のフラッグあげるんだから！

試合前。
徳島のサルだかタヌキだかわからないキャラが、ゴール裏席の前でバク転だかトンボだかきって、拍手喝さいを受けていたので、パーサ君も何かやらないとまずいと思ったらしい（笑）。
最終的に、パーサ君は、西京極さんのフラッグ（言ってみれば自画像ね）をふることになった。
もっというとコトノちゃんも、西京極さんのフラッグをふった。

ＨＡＲＵＫＩは理解した。西京極さんは、サンガのマスコット二人の大の仲良しなのだ（笑）。

午後３時半キックオフ。
前半は、サンガのサッカーがちゃんと出来ていた。
でも、点が入らない。
こっちの時間帯に点が入らないときつい。もちろん引き分けでも昇格なのだが、徳島は、いや小林監督のサッカーは容赦ない。

４０分ちょっと前に１点入れられ、前半終了間際、さらに追加点を許してしまった。

０−２で後半突入。
守りを固める徳島のゴールをこじあけようと必死になるサンガ。
前線の選手を順次投入する大木監督。
しかし、残念なことに今のサンガにはいわゆるストライカーがいないのだ。

がんばれ！
引き分けでいいんだから!!
とにかく得点を!!

刻々と時間がたっていく。

皆の必死の応援もむなしく、ついに試合終了。

悔しいけれど、今年も昇格出来なかった。

サポーターにあいさつに来た選手と監督。その中に森岡もいた。

試合も面白いし、あのサッカーならＪ１で十分戦えるし、ＨＡＲＵＫＩは絶対に昇格出来ると信じて１年間応援してきた。
何度も言うけど本当に悔しい。
来年はプレーオフではなくて、ちゃんと自動昇格の順位でシーズンを終了して欲しい。

西京極さんに挨拶をして、ＨＡＲＵＫＩ達はスタジアムを出た。

ＨＡＲＵＫＩ「フラッグは来年、使いましょう」
クマ「そうだね」

２０１３年のＨＡＲＵＫＩのサッカーシーズンはこれですべて終了。

すでに大木監督の退任が報道され、来年のサンガがどんなチームになるかは全くわからない。
でも、来年こそは昇格して欲しい。
絶対だよ！

１２月１日（日）
前夜、興奮していたらしくなんとなく眠くならず、お弁当を作ったり準備したりしていて、ベッドに入ったのが午前３時（滝汗）。←ダメじゃん

ＨＡＲＵＫＩ「２時間寝られるか」
クマ「新幹線７時半だよね？」
ＨＡＲＵＫＩ「７時半より前」←うわぁ

翌朝。
クマが「寝坊したぁぁぁぁ」とＨＡＲＵＫＩを起こしたのが６時。←５時起床予定だった
こんなに急いだのは久しぶり〜というくらいダッシュで支度をして、家を出た。

なんとか新幹線には間に合い、お弁当を食べ終わった途端、爆睡。
気付いたら名古屋だった（笑）。

でもまた寝てしまい、クマに「そろそろ京都だよ」とまたまた起こされたＨＡＲＵＫＩであった（滝汗）。

紅葉シーズン真っ盛りの京都。もちろん京都駅は大混雑。
駅構内では駅員さんが総出で、観光案内、市内の地図の配布など、普段は見たことがないこと（笑）をしていた。

クマ「歩くよね？」
ＨＡＲＵＫＩ「うん。どのくらいかかる？」
クマ「１時間ちょっと。その前に逆方向だけど、東寺行ってもいい？」
ＨＡＲＵＫＩ「いいよ〜」

で、東寺。
こんなに観光バスがいるのかぁぁ。へーーーー。←だからぁ、観光シーズンなんだってばぁ
とは言え、大した人ごみではないので、そこそこ見て歩くことが出来た。

ＨＡＲＵＫＩはふと思い立った。
観光するくらいなら、必勝祈願だよ！必勝祈願!!!!!!

ＨＡＲＵＫＩ「白峯神社行く!!!!」←必死
クマ「あ、そうだねぇ」←のんき

どんどんスタジアム（西京極）から離れてしまうが、この際そんなことは言ってられん。
クマ「歩くと結構時間かかるよ」
ＨＡＲＵＫＩ「タクシー！」←いきなり

白峯神宮…白峯神宮の社地は、蹴鞠の宗家であった公家・飛鳥井家の屋敷の跡地である。摂社の地主社に祀られる精大明神は蹴鞠の守護神であり、現在ではサッカーのほか、球技全般およびスポーツの守護神とされ、サッカーをはじめとするスポーツ関係者の参詣も多く、社殿前にはサッカーやバレーボールの日本代表チームや、Jリーグに所属する選手などから奉納されたボールなどが見られる。（ウイキペディアより引用抜粋）

基本的に「神頼み」はしないＨＡＲＵＫＩなので、どこへ行ってもお賽銭も最低限、お守りなんて絶対買わないのだが、今日は違う（笑）。
お賽銭は銀色のコインを投げ（笑）、お守りもきっちり購入。

ＨＡＲＵＫＩ「今日、勝って、来週の試合まで腕にずっと巻いとけばいいんだよね、コレ？」
クマ「いや、ミサンガじゃないからさぁ」

お参りの済んだＨＡＲＵＫＩたちは、いよいよ西京極に向かって歩き出した。

クマが「せっかくだから住宅街を歩こう」というので車通りの１本中に入った通りを歩くことに。
すると、西陣の住宅街に忽然と現れた日活ロマンポルノを上映しているらしい映画館。
いまだにこんなとこあるんだ。へーーーー。

ＨＡＲＵＫＩ「ところで日活っていまだにこんな映画作ってるのかなぁ」
クマ「ＤＶＤなんじゃないか？」
ＨＡＲＵＫＩ「ＤＶＤ鑑賞に映画館？」
クマ「わからん」

でも生きている映画館であることは確かだった。

ＨＡＲＵＫＩ「そろそろ休憩しないと」
クマ「なんで？まだ十分歩けるよ」
ＨＡＲＵＫＩ「それがいかんのよ。ある程度の時間歩いたら休憩しないと。後でダメージ来るから」
クマ「ふーん」
っていうか、京都駅を降りてからすでに２時間は経過していたのだった（滝汗）。←途中１０分くらいタクシーに乗ったけど

白梅ら辺の、半分プラモデル屋、半分喫茶店というこれまた謎の店でコーヒーを飲み、また歩き出す。
そろそろ開門の１２時がせまってきた。
ＨＡＲＵＫＩ「開門前には着きたいなぁ」
クマ「じゃ、歩きは無理だよ。バスか大宮あたりから電車に乗るか」
ＨＡＲＵＫＩ「タクシー!!」←まただよ

調度スタジアムに着いた時に、選手バスも到着していたようで、外で応援が行われていた。

スタジアムの外の広場にあるベンチでフレスコ（京都にあるスーパーのチェーン店らしい）で買ってきた昼飯を食べることにしたＨＡＲＵＫＩとクマ。
さすがに混んでいたので、一人の太ったにーちゃんと相席させてもうらことに。
なぜかこのにーちゃん、まったく紫を身につけていない。もしかして長崎サポ？それにしてはブルーもオレンジもないし。困った。
何を話せばいいのやら。←だったら黙ってれば？（笑）

結局このにーちゃんは、ガンバサポでさらには、横谷サポであることがわかった。
ＨＡＲＵＫＩ「わざわざ来てるんですか？」
にーちゃん「横谷サポ多いんですよ、実は」
ＨＡＲＵＫＩ「そうでしたかぁ」
まぁ、確かにそもそもＨＡＲＵＫＩだって森岡サポで京都戦に来てたわけだし。

ある意味Ｊリーグオタクのこのにーちゃん。←ＨＡＲＵＫＩたちだってただのＪリーグオタクだけどね（笑）
ケンタの話までして、ちと盛り上がって昼飯は終了。

さて、今回の指定席。
この前のガンバ戦でこりたので、発売日の午前中に買った。ちと早すぎたのか（笑）、前から２列目、それもど真ん中。
こりゃ、選手入場のとき、絶対映るよなぁ、テレビ（滝汗）。

テレビ中継をご覧になっていたＨＡＲＵＫＩのサッカー師匠のkamyさんのmixiのつぶやきに「確認できませんでした」と書き込みがあったので、どうも映らなかった模様。
よがった〜。

午後２時ちょっと過ぎ、キックオフ。
普通、Ｊ２だと「え？こんな選手がここに!?」と以前Ｊ１で活躍していた選手がいるのを発見して、驚愕することが多いのだが、長崎は、誰ひとりとしてわかる選手がいない。さらに、ＨＡＲＵＫＩは長崎の試合を生で見るのは初めて。

寄せの早さ、守備から攻撃への転換の早さ、ペースがかわらない（衰えない）運動量。
へーーーーーーーーーーーーーーーーー、だからＪ２昇格１年目にしてこの順位にいるわけか、なるほどねぇぇぇぇぇぇ。

感心することしきりのＨＡＲＵＫＩであった。←おーい！

ＨＡＲＵＫＩ「１点でも取られるとひきこもりで守られちゃうだろうから、とりあえず先制点が欲しいとこだね」
クマ「今日は、サンガらしくないねぇ」
この長崎のサッカーが相手ではサンガはいつものサッカーをやるのは大変だろう（多分）。

０−０のまま向かえた終了まであと３分という頃。
コーナー付近で時間稼ぎに走るサンガの選手。

クマはちらっと不満そうな声をあげていたが、とにかく今日は、負けなければ、勝ちぬけになるのだ。

結局０−０の引き分けで試合終了。
やたっ！
これで決勝進出だ！

相手はどこだろう？ジェフだといいけどなぁ、と思っていたらヒーローインタビューで和田りつこリポーターが「決勝の相手は徳島ヴォルティスですが」とスンフンに話しかけていた。

えぇぇぇ、徳島ですかぁぁぁぁ（汗）。

忘れもしない夏の大雨の徳島遠征。
引き分けだったんだよなぁぁぁぁ。
京都ホームのときは負けていたし（悲）。

ちなみにジェフと徳島の方の試合は、やはり引き分けで、順位が上の徳島の勝ちぬけとなったのだった。

ＨＡＲＵＫＩ「来週は国立だから助かるね」
クマ「ホントだよ」

Ｊ１昇格まであと一つ!!
がんばれ！サンガ!!!!!!!!!!!!!

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