プレヴェール「PAROLES」をもう一度乱読。 簡単な言葉の響きの繰り返しが、 言葉達が行進しているような、心地いいリズム感
DANS MA MAISON より
Dans ma maison tu viendoras Je pense a autre chose mais je ne pense qu'a ca Et quand tu seras entree dans ma maison tu enleveras tous tes vetements Et tu resteras immobile nue debout avec ta bouche rouge Comme les piments rouges pendus sur le mur blanc Et puis tu te coucheras et je me coucherai pres de toi voila Dans ma maison qui n'est pas ma maison tu viendaras
限りなくクンデラのトマーシュとサビナを世界を 言葉で映像化したようだ
ジッド「狭き門」読み終わった。 アリサは私が一番嫌いとする女だ。 道徳を武装した恐ろしき聖女。 人は幸福のために作られていないと信ずるアリサ 幸福論のアランは、この作品をどう読んだのだろう。 荷風の短編にも、狂信的な女の冷たい接吻のくだりがある。 彼女の接吻は、血がかよってない、熱のない接吻。
解説にニーチェを絡めた面白い文章がある。
ジッドのニーチェの論説中に、
「彼(ニーチェ)は殉教者をに以って否認する。
感激だげか新たになり、病気がこれを援ける。少しも平静がない 彼は絶えず憤怒と熱情を漲らせる。 プロタンティスムはここに達すべきだったのか 私はそう信じる それ故に私は彼を讃美する 全き解脱に達した人として」
ジッドがニーチェの中に湧き上がるのをみたこの力は、 孤独の闇に消えていくアリサの胸の置くにも潜んでいたのでは あるまいか。 それの、彼女の場合において、内へ内へと燃え入る炎となったのである
ジッドはなお 「私はニーチェが自ら狂人となったといいたい」と書いている。
ニーチェとからめると面白い。
ジャン・ジュネ「泥棒日記」を読み始める 久々の心躍る作品。 数ページ読み始めると、すぐ世界に没頭してしまう 汚辱を美しく書く才能は、当時のジャン・コクトー、サルトル等が 絶賛したのはよく分かる
久しぶりに本を大量買い。
ルソー「告白」、ジャン・ジュネ「泥棒日記」 ニーチェ「道徳の系譜」「悲劇の誕生」 フィッリプ・ソレルス「女たち」 ピエール・クロソウスキー「ロベルトは今夜」
ジッドを読み終わった後、読み耽っていこう ブルトーザーの様な読書
レリスは闘牛檻しか読んだことない。 この本のお蔭で闘牛に興味を持ち始めた。 動物愛護者団体からは、 非難されるだろうけど。
デカルトは速読する本ではないと思うから、 お風呂でゆっくり読む。
ラカンの前に中勘助「銀の匙」を読了 電車の中で、初夏の太陽のあたたかな光を体に感じながら 文章に没頭すると、とても心地いい1日が送れた 流れるような美しい描写が、鏡花を思い出させるリズムを感じた。
砂漠の中で美文という水をごくごく呑み込む感じ。 読書にこそオアシスがあると思う。
仕事の休憩中に、本屋に行って、ジッド「狭き門」 「背徳の人」を購入。 ジッドは実は、じっくり読んだことない。
再び哲学モードになってきた デカルト「方法序説」を再読中。 理路整然と脳の中を耕してくれるような 快感がある
日経を読んでいると保坂和志がミシェル・レリスが 大好きな作家の一人だと
そして、デュラスが 「男で信じられる書き手はロラン・バルトと フィリップ・ソレルスの二人だけ。 ただし、ミシェル・レリスは別格」
デュラス。かっこいい。
レリスの日記も読みたい。
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