にゃも日記
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2005年10月30日(日) 結果は無人

ねるは、なんていうか、今度は車を買い換えたり、
親と電器店へ出かけたり、お使いの手伝いをしたりしてる。
仕事は?と聞くと、やる気なさそう。その内…。って濁す。
家事は、ママンがやってる。電話したら、いたりして。
毎日何をしてるのか聞いたら、朝の体操と宿題のない小学生の夏休み、みたいなこと。
飽きないのかねぇ。

疲れた。
仕事して週末が近付くと、自分の老けっぷりに驚愕なのよ。タルミが!!
いっそのこと、シングルマンションでも買う勢いで、一人でやってくのだと、ハラくくったらいーのかしら。
その方が確実かもね。

と、ねるを見てて思うようになった。

会社の人には言えないけど、なんか外部の人に、
「頼んだらズケズケ指示してくれる人だ」と思ってしまわれたみたいで、
そりゃわかんねーや!hahaha!って事まで、言われる。
でも、断れなくて、言っておきます、お願いしてみますと、返事をしてしまう。
ただ、出来ませんと言えないだけなんだな。
伝言して、私も手伝う。
必死だな。
なんか愛嬌っていうの?そんなんがドンドン削られて行く。
古狸一直線。ああ。

で、夜中12時を回り、仕事が多すぎるとムカついてしまう。
また、肌がたるむ。

ヤベーな。

途中抜けで医者へ。
今日の収穫?は、あなたは催眠術に掛りやすいのかも知れないね。
ってこと。何だそりゃ。
やるのかな、それ。


臨時ボーナス出たけど使う暇がない。
コフレは買う。アニバーサリーを。へっへっへ。

親が来たので、お小遣いをあげた。
帰りに、車を買ったと聞かされる。

クラウンを。キャッシュで(死
ヨソイキやから今日は乗って来なかった、って。
まあいいけどね。もういいけどね。
老後、クラウンでも食うのかね。
残業代を、自分のアクティブ口座に落としといて正解でした。
それまでのは、良心に任せた訳ですが、結果はこうでした。

反面教師!


吉川と、季節外れの怪談。
殆んど忘れたが、一つだけ印象に残ったもの。


想像してください。
必ず実際の家をちゃんと想像してくださいね。


あなたは玄関に立っています。

まず、一階の部屋の窓を全部開けてください。

次に、二階の窓も全部開けてください。

そのまま外に出てください。



あなたは、誰に会いましたか?
部屋には誰がいましたか?


というもの。

誰かいたら、それは、その場所にいる、幽霊なんですと。

ほんまかいな。


2005年10月23日(日) イカ

北斗、職場放棄。
火曜に、全ての私物を持ち帰り、翌日、母を病気にして休み。それから、連絡なし。

殺すとまずいし、忌引的に、短い間しか休めないもんなと、トンズラは皆にバレている。
コレでまた来たら、激しく厚顔無恥よな。
来ないだろうな。多分な。

忙しくもスムーズに仕事をして、気付けば午前。

ある日、吉川が釣りに行くと言うので、行く。
小魚とかいたんだけど、板みたいのが釣れた。
テラテラ光って、魚じゃない。
吉川が興奮して、イカだ!!という。
20センチ位の、アオリイカらしい。
こんなとこにいるんだな。
嬉しそうに携帯カメラに収めていた。
画像は暗くて、テカるゾウリのようだったが、
一夜干しがんまいんですよ!!
と、少年のように言う吉川に、私までワクワクして糸をたらす。
ビンビンというかんじで、なんかいる。

捌くのか聞いたら、やるらしい。見直した。


2005年10月13日(木) 3時間の使い方

こないだ録画したロンブーと笑ってはいけない高校をまだ見てない。
明るくネタバレしたヨシカワが笑顔で逃げていった。
その後ヨシカワは、取引先のレスポンスの悪さにモンモンしていた。
どういうわけか、ちょっとスカッとした。ヒッヒッヒ。


北斗に頼んでたこと、やっぱり失敗。
説明とか、私の言い方が足りなかったのかな。
頼んだのは、これ。

ここに80枚の書類があります。
ある条件に該当する書類に、手書きで注釈(3桁の数字)を記入します。
今回、注釈をつけるのは20枚だけです。
80枚全てを一部コピーし、四つ折にして一枚ずつ袋に入れます。
原紙は、会社の控にします。
手書きで注釈を入れたものは、もう一部コピーして指定先へ送付します。

こんだけ。

しつこいぐらい口頭で言って、
メモにも上と同じ事を書いた。

3時間かかって出来上がった。
タイムアップ。

指定送付先のTさんから連絡が来た。
「80枚全部届いたけど大丈夫なのあの人?」って。

久しぶりに肩を落とすという感触を味わう。

Kちゃんに、
「新しい人いるの?北斗さん?へーよかったね〜。
忙しかったもんね。これから助かるね!」
と、とても嬉しそうに言われる。
ふふー、そーですねー。と言いながら、複雑。
ちょっときいとくれよKちゃん、と、周りに誰もいなかったら語りだしてたかもしれない。

今はただ、北斗とケンケンしないように、とにかく笑う。
間違ったら、初めて気付いたみたいに教える。
誉める。
われながらキモイと思う。


2005年10月09日(日) 壁、出現

先週は、伯父と会った。顔見せに来いというので。
なんか、山登りをよくしているとは聞いていたけど、
お友達の、みーちゃんというおじさんが、事故して大変だったらしい。
ヘリで助けられたそうだ。山は、怖いな。しばらく行けないと言ってた。
宝塚から六甲山まで行くコースなんだとか言ってたけど、繋がってるのか!!!!
なんかすんごい距離がありそうよ。


で、この2週間、それ以外は、仕事仕事仕事。
キヨちゃんが、一時的に別の支店へオタスケに行くことになり、
新しく人を募集した。9-15という、短い時間のパート。
で、9月半ばから来てくれたのが、Y(脳内ニックネーム北斗)さん。
(北斗あきらを美人にしたような雰囲気だから。)

最初は、キヨちゃんがマンツーマンで引き継いでいたんだけども、
なんかカリカリしてんのね、キヨちゃん。
詳しくは言わないんだけど。
で、キヨちゃんが、出発前の最終日、「北斗はバカだよ、頭悪いよ。」と、真面目に言ってきた。
何を言ってるんだと笑い飛ばし、送り出して、次の日から、悪夢スタート。
キヨちゃんの言ってたことが、間違いではなかったと痛感した。
キヨちゃん、北斗は、あなたの言ってた通りだよ……と、メールを打つ。

この年になり、社会に出て、人のことを、真面目に「頭が悪い」などというのは、
本当に初めて聞いたし、会社の人のことを、そんなには、あまり言わないことだと思う。
よほど、なのです。

メモを取るが一切見ない。メモは暗号のようだった。
間違いを「違うよ」というと、ふてくされる。
こう教えられたと間違いを通す。で、エラーを出す。時間を無駄に食う。
来客があり、お茶を入れてくださいというと、返事だけして動かない。
お客さんが持ってきてくれたお土産を、その場で開けて
(客以外の)皆に配ろうとする。一人何個とかいって。
仕事を教えたら、ハイ分かりましたと元気にいうが、次の瞬間ミスをする。
パソコンを再起動してというと「言ってる意味がわかりません」と固まる。
エクセルは知っているが機能は知らない。
ワードは聞いたことがあるが使えない。
電話を回さず、「担当はワタクシ北斗です」と言い切ってしまう。
小さな迷惑が積み重なって、キヨちゃんはカリカリしてたんだろうなと、今ならとてもよくわかる。

そして、金曜日。
忙しい金曜日。
普通に仕事してても帰りは22時とか、そういうときに、ミス連発。
3時までなのにもう6時とかほざく。
ミスを認めないので、教えて、自力で訂正させる。
当たり前と言えば当たり前。自分のケツはってやつ。
はっきり言って、やってもらってるのは、ほんの一部で、
屁 みたいなもんで、2時間もあれば終わるもの。
それを、7時間。
で、また同じ事を何度も教えていたら、
「わたし、この仕事合ってないかもしれないです!!」
と、ふてくされて言う。
そして、トイレへダッシュ。

……。私が悪いんかい。

この、 仕事合ってないかもしれない っていうのは、2種類あって、
1)頑張ってるけど、頑張りたいのに、出来ない、悔しい。
どうすればいいかな?いつか出来るようになるのかな?不安だ。
と、いうのと、
2)言ってる意味が全然わからんし、間違えたら私のせいやし。
オメーの教え方が気にいらない。へたくそだ。やってられん。もーやめたろかな?

と、いうのがあると思うのね。
北斗は、後者だった。

心配になり、トイレにコッソリ行ってみたら、
私が今やめたら困るくせに、こんなことをいうのよと、トイレで喋っていた。
もう来週から行きたくない、とも。

聞くんじゃなかったなぁ……と、思いつつ、そっと外に出た。

戻ってきた北斗に、「3連休、ゆっくり休んで、また来てね」といい、
とっとと帰らせた。その後、溜まっていた仕事にかかる。
このときばかりは、自分が夜に眠くなりにくいタイプで、よかったと思った。
ビルメンの人に連絡し、仮眠を取ってもらって、仕事が終わったら起こしに行くことにした。
ノックしたら、ビルメンさんが、ガラスの向こうでビクッとしていた。

この日、家に帰ったら25時30分だった。
ヨシカワが、送ってくれて、ひとしきり、北斗について吠える。
大して困らんから辞めてもらってええねんで!!って言いたかったんじゃ!と。
ヨシカワが、マジで!?と、笑い転げていた。笑いすぎ。
ダイエーに寄って、駐車場が有料になっていることに驚く。
レシートがあれば1時間無料なんだけど。


……まーなんつーか、北斗の、35歳らしからぬ、覚えの悪さと行動。
正直、教えるためには、ある程度時間が拘束されるのや、その他諸々、覚悟してた。
でも、なんかそれとは違う。たまおのときや、ミムラさんのときは、そんな事無かった。
ミムラさんには、「そりゃダメだわ。辞めさせなくても時間の問題じゃない?」と、あっさり言われる始末。
見る目がないのだろうか、私には。


どうやって覚えてもらうか、その前に北斗がいなくなるか……。
そしてこの、これからも募るであろう、不快感と不信感を、
私はどうやって、北斗にあたらずに胸のうちにとどめておくか……。

明日はどっちだ。


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