2003年12月24日(水) |
Mr. Pretty Boy / Grand Funk Railroad |
初台でヨシト(g)と17時に待合せ。の、筈が。
30分遅刻。待合せ場所に行ってみたら、祐美が一緒! ・・・やだヨシト、女の子が一緒ならそうと言ってくれなきゃ! オトコ相手だと思って安心して遅れてんのに!(←えっ??)
今日は初台ドアーズで、PANTAのライヴ・イベント。アンチ・クリスマスがテーマらしいが、結局はクリスマス・イベントってことだねw
ヨシトに連れられて、2階の関係者席へ。ドアーズは禁煙だが、2階だけは煙草が吸える。
最初はPANTAやアキマさんの混合バンドで、ピストルズやストーンズをやる。次が男女のアカペラ・グループ。
ここでトーク・コーナーが入った。PANTAの相手は何と橋本治だ。・・・わー、私今だって2冊読んでる途中よ? この日記にもしょっちゅう本の感想を書いてるしね。
何気ない言葉がいちいちしみるなあ・・・と感動してたら、トークが終わると同時に二階に上がってきて、私の隣に座った!
もちろん話しかけた。いやー、はっきり言って、この夜一番感動的だったのはこの時だったな。
しばらくお話できたんだけど、そのうちアキマ&ネオスの演奏が始まり、かっこいいんでうっかりそっちにはまりこんでたら、すっと立って帰ってしまった。・・・さっさと名刺渡しておかなかったのが悔やまれる。
しかしアキマ&ネオス、思ったとおりCDよりずっとかっこいい。
アキマさんはグラマラスなフェイクって感じで、日本人でここまで自分のイメージを作り上げられるヒトってなかなかいないと思う。
ギターの男の子、可愛かったなーーーー!! 9月のグラム・ロック・イースターにも出てたけど、今日のほうがじっくり見られたし、彼自身も気合が入ってる感じ。見た目というより、弾き方がはじけててもうたまんない。後で打上げで見たら、案の定ワリと普通だったけど、ステージ上で見た彼は、今年見た全ての生き物の中でダントツに一番可愛かったわ。
来月ライヴがあるらしいから、絶対見に行こうっと。
トリはもちろんPANTA。PANTA & HALの曲を立て続けにやってくれたもんで、もう大感動。「屋根の上の猫」、大好き!!
最後は全員出てきて、アンコールもたっぷり。大満足。
そのままドアーズで打上げ。クリスマス・ケーキを食べ過ぎる。
2003年12月13日(土) |
Wonderful Tonight / Eric Clapton |
16時半に九段下でFB(g)と待合せ。の、筈が。
20分遅刻していったら、FBが30分遅刻してきた。おお、自分以外にも遅刻魔がw
珍しく待たされる立場(ほんの10分だけどね)になってみたら、意外と苦でもなかった。今後待たせることに罪悪感が減りそうで怖いw
今日はクラプトンの最終日。有難いことに、FBが私のぶんもチケットを用意してくれた。
やはり武道館はいいな。床面積は横アリよりわずかに大きいらしいが、形のせいかこじんまりした印象がある。
最終日のせいか、クラプトンをはじめ全員が肩の力を抜いて楽しんでいる感じ。"I Shot The Sheriff"のソロも、横アリで見せた総毛立つような迫力はないものの、実に色っぽいきれいな音だった。
客も今日の客のほうが良かったな。私自身も2度目とあって、前回より細かいところに目と耳が届いた感じ。
横アリの公演後はとにかく興奮していたが、今日は本当に楽しくて、終わってもぽけーっとしていた。
帰宅してみたら、KB(g)から「ロンドン、行く?」というメールが。
・・・ああ、そういえば私、行きたいって言ったっけ・・・忘れてた。
・・・って。え? えええ???? マジ?!
2003年12月12日(金) |
All Right Now / Free |
15時に浅草でyer-bluesさん(g)と待合わせ。の、筈が。
家を出たのが15時。到着は16:15。しかしあちらも遅れてきた気配。というか最初から16時狙いで私に15時と言ったのかもw
「駒形」でどじょう鍋、「藪蕎麦」で盛り蕎麦。浅草寺へ行き、甘酒を飲みつつ仲見世を歩き、お参り。・・・う〜ん、粋だわねえ。私って日舞師範の娘なのに、日本文化ってまるっきり無縁で。
今日はこの後、下北で飲もうと誘われていたが、その気になれないので断る。しかしそこは、しつこいと自己申告しているyer-bluesさん、簡単には引き下がらない。コーヒー飲みに入った茶店でも何十回と誘う。下北には友達が何人も待っているらしく、「みんなに見せたい」と言う。・・・婚約者みたいねw
ふと私、「BLACK AND BLUEに行きたい」と漏らす。そしたらyer-bluesさん、「じゃ行こう」って。あれ?下北で待ってる友達は?
BLACK AND BLUEへ行くんだと思うと嬉しくなる。だって、催眠剤騒ぎを起こしたあの夜以来、BLACK AND BLUE(=新宿)に行くのは1ヶ月ぶり。電車に乗って、新宿が近づくとわくわくする。
まだ19時半なので、BLACK AND BLUEが開くのを待つ間、近くのロックバーBSへ。クラプトンのライヴがかかってる。'74年のブート。yer-bluesさんのリクエストでトム・ウェイツ、私のリクエストでレオン・ラッセルを聴く。しかしyer-bluesさんが急ピッチで酔っ払ってる。駒形で瓶ビール3本、藪蕎麦で日本酒4合徳利3本、そしてここでバーボンのロックをどんどん飲んでる。ヤバイかな?
BLACK AND BLUEへ。マスターは、何も言わなくても1杯目はジン・ロックとわかってくれているし、リクエストしなくてもどんどん好きなのをかけてくれる。クリーム、アニマルズ、ロバータ・フラック。ラズベリーズのLet's Pretendを頼んだら、「ベイ・シティ・ローラーズのじゃなくていいの?」って。・・・はーい、じゃそっちでお願いしますw
しかしyer-bluesさん、またジン・ロックだのバーボンだの飲んで、完全に酔っ払ってる。マスターにもご迷惑。一人で下北に移るよう言ってお会計させたが、何と有り金はたいてしまっていて所持金が1,000円足りないので、それだけ私が出す。・・・ここで4軒目だもんね。すみません、有難う。しかし、現金足りない割には豪快に飲んでたなあ・・・既に酔ってたのか。
後で心配になって外に見に行ったら、無一文のクセに別の飲み屋に入ろうとしてた。危ない危ない・・・カードの使えるタクシーに押し込み、「下北まで」と言って送り出す。
実はBLACK AND BLUEからKB(g)をメールで呼び出しておいた。すぐ駆けつけてくれたので、yer-bluesさんが帰った後二人で飲む。
3時半にロックバーCへ移動。ここも久しぶり!
既に閉店していたが、一応入ってみたら、電気をつけ直して飲ませてくれた。どうも有難う!!
マスターが「何かける? 何かける?」と訊いてくれるので、いつものジューダス・プリーストの"Epitaph"(この曲おいてるバーって、ここしか知らないわ)を。後はマスターが何も言わずとも、レッチリだのジャパンだのどんどんかかる。嬉しくてふらふら踊る。私も結構飲んだからね。
店を出て、KBのMDで"Can't Stop"を聴きながらしばらく歩いてたら、いきなりKBが立ち止まった。はずみでイヤホンが取れた。どしたの?と見れば。
目の前に男性が一人いて、何か喧嘩腰でKBにわめいている。先ほどCにいたお客だ。私を見て、「この子の選ぶことやん!」と言っている。???
後で訊いたら、いきなり後ろからKBの肩をつかんで、「俺とあんたとどっちを選ぶのか、彼女に決めさせろ!」と言ったらしい。・・・お、大阪のヒトって、皆こんなんなのか?・・・
そう言えば前回大阪のオトコにナンパされた時も、「顔が好きだからつきあってくれ」って、ミもフタもない口説き方されたっけw
5時半にKBとタクシーに乗る。彼が先に降りて、運転手に私のマンションに行くよう指示していた。私は殆ど寝てる。
着いたら所持金がタクシー代に足らず、部屋に上がってお金を取ってきて払った。(KBがタクシー代を私のポケットに入れててくれたことに気づいたのは、翌日同じコートで外出した後のこと。「入れるよ」と言ったらしい・・・覚えてませんw)
しかし、何か知らんけど、Screaming Bunny復活!!!
2003年12月06日(土) |
Heaven Tonight / Hole |
ネットを初めて以来、読書量が激減している。普通なら年間120冊以上。それが今年は70冊もいかない。特にこの4ヶ月が少ない。時間もなかったが、本に没頭する心の余裕もなかった。
今日は久しぶりにじっくりと読みたい。最近本屋にも行っていないが、そこは活字マニアの私、書斎の本棚には常に未読本の数十冊はあるはず・・・どれどれ?
・・・数えたら未読が205冊あった・・・驚いた。
うわ、すごい。純文学ならモーム、フォークナー、ディケンズ、キャロル。ミステリーならカー、ガードナー、ウールリッチ、レンデル。SFならアシモフ、ブラッドベリ、ヴォネガット。和モノは山田風太郎、法月綸太郎、萩原朔太郎。(太郎ばっかw) 洋書はサリンジャー、マラマッド、フレドリック・ブラウン・・・。
へ・・・へヴン・・・!
私、馬鹿じゃないの、本屋に行く必要なんかないじゃない。今いきなりこの部屋に軟禁されても、1年間は退屈せずにやっていける。
早速4、5冊選んで、居間に持ち込む。私は並行読みをするのだ。本を読むのに飽きたら、別の本を読むというわけ。
心理学の本、橋本治のエッセイ、サルトルの戯曲、洋書のミステリー・アンソロジー。何より、アシモフの最後の作品集にはまりこむ。
幸せで幸せで、瞬く間に夜が更けて、気づけば朝になっている。
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