2004年01月31日(土) |
She's Too Tough / Def Leppard |
23時に大阪からみーこちゃんが到着。本当は明朝に着く予定だったが、午後に私がメールで「今日来れば?」といったところ急遽予定を変更したのだ。
お土産に豚饅を8個も。こ、コレは何かの罠に違いない・・・嬉しいけどw
近所の居酒屋で飲む。隣の客がウルサイので、「やかましい!」などと威嚇しつつ。
途中みーこちゃんが電話しに外へ行く。戻ってきたら息が上がってる。どうしたの?と訊いたら、腫れ上がった左膝を見せた。電話中に男3人にナンパされ、断ったら「ケツを触られた」ので、追っかけていって胸ぐら摑み上げ(その時に勢い余って男を摑んだままコケて左膝を負傷)、何発かケリを入れた挙句、「殺すぞ、ボケ!カス!」とスゴんだらしい・・・相手は180cmくらいの男3人だったっていうから、勇ましいこと。
(実は、この時みーこちゃんは膝の靱帯を何本か切っていた。判ったのは、腫れがひどいのでようやく病院に行った3日後のこと。何とまあ!)
しかしさすが、きっちりびびらして、相手にワビを入れさせたらしい。やはり大阪をなめちゃいかんね。
それにしても私も参加したかったわあ・・・次からは必ず私を呼ぶように!
みーこちゃんに電話でKB(g)を呼び出させ、タクシーで吉祥寺へ。既に4時。
KBに誘われてカラオケへ行った。カラオケ代、往復のタクシー代、全て彼持ち。
7時半帰宅。
2004年01月28日(水) |
You Really Got Me / Sheena & The Rokkets / The Kinks |
高円寺JIROKICHIでミック師匠と18時半に待合せ。の、筈が。
19時着。しかし、しかし今日は頑張った。
15時に起きたのだが、まだ体が辛くて動かない。熱は38℃台。準備を始めたのが16時。そこから1時間半(普段の半分の時間)で支度をした。私にしてみれば 「夢の超特急」 。
家を出たら体がぞっとするくらい冷えて、何度も戻ろうかと思ったが、自分を騙し騙し、ようやく高円寺まで辿り着いた。
全ては鮎川誠を間近で見るため。一度は見ておいて当然なのに、未だに生で見たことのないミュージシャンの一人なのだ。(私、そういうヒトいっぱいいるのねw)
ミック師匠が鮎川サイドの最前のテーブルに席を取っていてくれた。スクリュー・ドライバー(ビタミンC取れそう)の後は、赤ワインをご馳走になる。
今日は永井"ホトケ"隆のライヴで、鮎川誠も参加というわけだ。5人編成で、往年のブルーズ・ロックのヒット・ナンバーが中心。
ブルーズ・ハープ奏者の上手いこと! ボーカルも取ったが、これまた相当上手い。
しかしこちらの注意は終始鮎川に釘付けなわけで。
ロックでかっこいい状態って、乱暴に言うと3種類あると思う。ひとつは圧倒的な上手さ(力量)を身につけること。クラプトン、ジミヘン、ジャニスなど。
もしくはクセ(個性)でワン&オンリーになること。これが一番多い。ルー・リード、マーク・ボラン、ボブ・ディラン。
そして最後のひとつがある。それは最終的には 「シールドが抜けていてもかまわない」 という状態だ。
この状態は、なりたくてなれるものではない。それだけに全員の密かな憧れとなる。鮎川誠はここに分類していいと思う。
そういうミュージシャンの代表ってやっぱりシド・ヴィシャスだろうな、と思っていたら、鮎川が赤い開襟シャツを脱いだ。下に着ていたのがピストルズのTシャツ!
流暢に英語で歌う鮎川を見ていると、ふと思い出したことが。
19年前にTVにシーナ&ザ・ロケッツが出ていたのだが(おそらく博多でのライヴ)、鮎川がMCで 「皆、外国のロックなんか聴くな! 英語わからんやろうが」 と言ったのだ。 「・・・自分だって大好きなくせに!」 と思って馬鹿ウケしたので、いまだに覚えていた。
思えば今夜聞いている鮎川の声はあの時と同じだし、MCの感じもそのままだ。・・・何だかじーんとするなあ。
高熱でかなり辛い状態だったので、途中薬を飲んだこともあって、第二部の中盤過ぎには遭難しかけたが、何とも気持ちの良い音楽だった。
ライヴ後、シーナが現れた。さすが強烈な存在感だ。ミック師匠が呼び止めて、私を紹介してくれた。「ハーイ」と低い声で言って手を振ったその仕草だけでも、もう一般人とは厳然と違う。
・・・しかしこの腰の細さ。まったいらなお腹。しまったお尻。ロケッツのサイトの写真などで見るよりずっと綺麗だ。もう半ば無意識かも知れないが、人前にいる限り常に「シーナ」としての姿勢を崩さない感じがある。これこそ私が目指す状態。
ところでシーナ&ザ・ロケッツは結成25周年だ。私が聴き始めてからだって20年以上たつ。・・・でもシーナさん、どう見たって30代なんですけど?w
鮎川さんにも紹介して頂く。ミック師匠が携帯で写真を撮ってくれた。近くで見てもかっこいい。夫婦そろって何てかっこいいんだ。もういつになく、おろおろしてしまったw
去年は何人かのプロのミュージシャンに出会える機会があったが、誰を目の前にしても特にうろたえることはなく、自分のペースを保っていられたと思う。でも今夜はもうダメ。Screaming Bunny、完敗ですw
帰りは相当辛いだろうと思っていたが、鮎川夫妻に出会えた余韻だけでふわふわと帰宅。
You Really Got Me (ヤラレたよ) *Sheena & The Rokkets(1979) / The Kinks(1964) の曲。
2004年01月24日(土) |
Sweet and Lovely / Bryan Ferry |
池袋Admでアキマ&ネオスを見る為に、19時に池袋でヨシト(g)と待合せ。の、筈が。
家を出たのが18:50。いつもライヴにヨシトのご招待枠で入れてもらうのに、そのたびに遅刻で悪いから、今日こそ時間通りに行こうと思ったのにー!!
池袋駅からピンヒール・ブーツで走った。大通りを堂々と信号無視して。思えばしょっちゅうAdm目指してこうやって走ってるな・・・私、いつかきっとこの辺で轢かれるわ。
19:20到着。聞けばネオスの出は21時だという。・・・あっらー。間に合って良かった・・・いや、間に合ってないけどw
とりあえず居酒屋へ。サングリアを飲む。
今日は何だか、気持ちよく酔えそう。
Admへ。すぐにアキマ&ネオスが始まる。
ネオス見るの一ヶ月ぶり。アキマさんは真っ赤な薔薇模様のロング・コートで登場。相変わらずの見せる演奏。本当にライヴ向きの人だ。
今日もギターが可愛い!!! ここのギター、今のところ世の中で一番可愛い。演奏中は一瞬たりとも隙を見せずにプレイヤーに徹している。アームつかいまくり、チョーキングしまくりの嘶きギター。右手一本見てるだけでも可愛くてたまらない。
いいなー。売ってたら買う!ってくらい可愛いわw
演奏後、ヨシトが何人もの知人に私を「うちのバンドのボーカル」と紹介する。何か気分いい。最初は「ボーカリスト」と紹介されているのが気持ちいいのかと思っていたが。後で考えたら、肩書きの問題なんだと気づく。この1年半の間、私は何者でもなく、肩書きや分類が一切なかったのだ。だから私を紹介する人は皆、「こちらScreaming Bunnyさん」と言ったきり後が続かず困っていたもんだ。
そうか、肩書きって落ち着くのね。私もまだまだ甘ちゃんだな。
0時前に新宿へ。ヨシトはロックバーRSへ、私はBLACK AND BLUEへ。
FPがいた。・・・しかし今日のマスターの攻撃はすごかった・・・もう、ここに書くのも大変なくらい私の泣かせどころを次々とかけまくる。いい感じの酔っ払い方だったので、嬉しくて号泣。
3時前にヨシトが迎えに来て、一緒に一瞬だけロックバーRSへ行く。ここに足を踏み入れるのは実に4ヶ月ぶり。ほんの少しだけいてすぐ出る。
dmxへ。珍しくカウンターに座る。
本当に今日の酔い方は理想的。
歌舞伎町ロックバーBLACKへ。ジックも辞めて、新しい子が入ってる。雅人とピンクがいた。いつ来てもいるなー。
寒さに震えつつ7時半帰宅。ストーブをつけ、コートまで全部着込んだままで気を失う。
2004年01月22日(木) |
Stone Cold / Rainbow |
今日は吉祥寺Warpでヒロシ(b)のライヴ。出が3番目で20時なので、19時半に着く予定。の、筈が。
着いたら20時。間に合った?!と駆け込んだら、ヒロシが余裕で客席にいる。聞けば4番目の間違いだったって。・・・大慌てで来たのをどうしてくれるのよー!!!
3番目は女の子ベースの3ピース。ギターが上手いが、もう少し毒気があっても良いのでは。
どうでもいいけどこの店のジン・トニックは薄いな。
次がヒロシのバンド、SLOW。幸治くん(b)という男の子に会って、テキーラのロックを奢ってもらい、飲みながら見る。
ヒロシ、今まで見た中で一番キレてる。幸治くんと大笑い。最初から完全にボーカルを食っている。しょっぱなで早くも客席に飛び降りるし。(後から聞いたら、この時に足首をくじいたらしい・・・!)
1曲目から、ラスト曲かのような盛り上がり方。・・・ったくこの子は元気だね! XeroXのライヴもその調子で・・・いや、多少押さえ気味で頼むわw
ラストはSHAM ROCK。ボーカルの子が、ガールにいそうな可愛い顔。歌もうまい。
打上げ。SLOWのギターの男の子、ステージ上ではかっこ良かったが、オフステージで見たら可愛いこと。
ヒロシに訃報が入る。1週間前に一緒にライヴをしたばかりのメンバーが自殺したらしい。ヒロシの精神状態が気にかかる。
2時に、ヒロシと幸治くんと3人で打上げを抜け、ヒロシのアパートへ。
今夜は冷える。幸治くんも私と同じく飲むと冷える体質のうえ、寒くても見た目の為に薄着をするタイプなので、二人とも寒くて死にそう。
2004年01月13日(火) |
Wanna Hold You / The Rolling Stones |
朝、両親を先に行かせて、一人後から祖父宅へ。準備中にゆっくりコーヒーなんか飲んでたら、遅刻しそうになって最後焦った。・・・実は昔、伯父のお葬式に遅刻した前科があるんだ・・・。
私って、どんなに急いでても、ふとコーヒー入れちゃったりするクセがあるんだよねえ。でもそれは私にしてみれば、絶対に必要なのよ。精神の安定? ・・・何だか知らんけど。
10時に読経が始まる。ぴんと正座して固まる。実は私、正座は得意。コレだけは日舞師範の娘の面目躍如。(着物もたためないけどな)
おまけに仕事を辞めて以来、ぼーっとするのが得意になった。なので今なら、読経くらいへっちゃらな筈。みじんも動かずに、そのままXeroXのメンバーのことなど考える。・・・あっという間に読経終了。やっぱり楽勝だったわ。見ればあちこちに足が痺れて立てない人たちがw
出棺。叔父の奥さんであるKが、ひとり廊下の陰で泣いている。行って肩をささえたら、わっと号泣して私の胸に顔を埋めてきたので、そのまま抱きしめてしばらく背中を軽く叩いていた。
私はハグ好きで、以前には遠慮があってそうそう誰彼なしに抱きつけなかったのだけど、今じゃ結構色んな人を平気で抱擁するようになった。
今回帰省してすぐに、祖父も抱擁した。3日後に祖父が亡くなった時、抱きしめておいて良かったと思った。
以前に知り合ったアメリカ人女性に、日本人は普通人前で抱き合ったりしないのだとおしえたら、 「私、ハグやキスを出来なくなったら、寂しくて死んじゃうわ?」 と言っていた。
うん、私もそうだわ。キスはともかく、抱きしめさせてほしい。
火葬場は海沿いにあって、海風が吹きつけて寒かった。私も、母のブティックからもらったブルー・フォックスのコートを着る。
M島は暑くて、来た日にはクーラーが入っていたほどだったが、祖父の亡くなった日から雨になり、急に寒くなった。こちらは殆どのところで暖房設備が整っていないから、逆に寒くてしょうがない。今日は雨がやんだので助かったが、朝からどんよりと曇っていて、風が強い。
実は火葬に立ち会うのは初めてだ。
ひとを焼いてる。ひとを焼いてる。ひとを焼いてる。
何十回と頭の中で同じことを考えた。ひとを焼いてる。ひとを焼いてる。
どうして皆、平気なんだろう。何か理不尽なものを感じるが、勿論そんなのは子供っぽい我儘に過ぎない。
どうせ私は何事も成し遂げられない人間で、いつも他人達のつくった 「システム」 に呆然としてるんだ。
みんなが、疑問なく大きな「システム」に従って、そしてひとを焼いている。
帰りの車の中で、先ほどまで涙ぐんでいた大伯母が、けろりとした顔で私にお見合いの話を勧めてきた。大伯母は那覇で結婚相談所をやっているのだ。年収2千万円の歯医者だって。「これも考えようによっちゃ、お祖父ちゃんがひき合わせてくれたご縁かもよ」などと言う。
・・・私、そういう考え方は嫌いだわ。亡くなった人は何も引き合わせたりしないよ。
しばし祖父宅で働いた後、一度着替えのために一人で家に戻る。コーヒーを入れてしばしくつろぐ。疲れた。
たいして休んでもいないうちに、先ほどの大伯母が、話があるといってうちに来てしまう。やはり見合いの話で、受けろと言う。沖縄に戻るつもりはない、などと言って逃げていたが、「じゃあ訊くけど、今、彼氏いるの?」と言われた。・・・く、くっそー。わかったよ、会えばいいんでしょ。会えば!!
親のお金で那覇に旅行して、いいホテルに泊まって、いい服を買ってもらって、友達と会って、そのついでに見合いするくらいの気持ちでいいのなら、と言った。大伯母は、会わせてしまえばこっちのものと思っているらしく、それでいいと言う。
また祖父宅に戻り、3時から5時半は告別式の受付。祖父は、市の教育長から収入役までした人物なので、弔問客も相当な数に及び、玄関から庭を抜けて門の外まで長い列が出来た。500個用意したお返しが足りなくなる。
受付にいる間に相当冷えた。一緒に並んで立っていた従姉妹二人も震えている。喪服は薄いうえに、風がすごいのだ。その後2、3時間たっても体の冷えが取れなかった。
2004年01月04日(日) |
Thank You Girl / The Beatles |
3時に寝たのに6時半には目が覚める。すぐ起きてシャワー浴びて出かける準備を始めたのに、実際に出られたのは11時過ぎ。何故だ?
ホテルをチェックアウトして、難波パークスのカフェでコーヒー飲む。12時半に、仕事に行くKB(g)と別れ、みーこちゃんと会う。みーこちゃん、いきなりアイスの立ち食いしてたし。いきなり、隣にいた女性が逃げ出すほどのエロ話をしてみた。単なる実話だけどw
駅ビルを買物。見たこともない派手な薔薇柄総ラメのストッキングを買う。みーこちゃんはスケスケのベビードールにご執心。買えばいいのに。
アメリカ村へ。ここに来てばかりだな。
いやしかし安い。そして何故か、衣料品を扱う店の女の子達は、どの子も皆働き者で元気で愛想がいい。(ちなみにこれが喫茶店になると、どいつもこいつもなっちゃいないのであった。何で?)
可愛いカフェでナシゴレンを食べる。コーヒー飲みつつ、みーこちゃんがお気に入りの、わがXeroXのギターヨシトに電話。みーこちゃん、「大阪におったらデートして欲しいわあ・・・」と目をうるませ、その30秒後にふっと、「あたし、彼氏おったわ・・・」だとw
だだっ広い店で、声のでかい可愛い女の子から黒いブラウスを買う。(ほつれを発見したら1,500円値引いてくれた)
最後に行った古着屋で、かなりいいつくりの茶のロング・コートを2,900円で入手。支払う時クレジット・カードを出したら、レジの女の子が ではここにお名前とご署名をお願いします」と言う。・・・んー?と思ったけど、「ハイ」と答えて名前を書き、じゃあ次に「ご署名」しようかしらと考えていたら、当の女の子が気づいた。「あっ・・・! お名前と、お電話番号でした・・・!! あたしったらお名前とご署名って・・・」
その瞬間、隣でずっと書き物をしていた同僚の女の子が、顔も上げずに低い声ですかさず、「いっしょやん」
大笑いwwwwww
最後に大阪の伝統芸(突っ込み)まで見せて頂き、有難うございました。
仕事を済ませたKBと、3人でお茶。女同士の、内容の薄い楽しい話はエンドレスで、あっという間に20時。
みーこちゃんと抱擁して別れ、新幹線に乗ったら何と終電。危ない危ない。
最後の大阪の味ということで、車内で豚まんを食べる。あとはコーヒー飲んで、煙草吸って、MD聴いて。来るときもそんな感じ。乗り物に座らされてるのって大好き。車もバイクも電車もバスも飛行機も。
2004年01月03日(土) |
Saturday In The Park / Chicago |
KB(g)と、みーこちゃんお薦めのなんばパークスへ。お薦めといっても、「あたしも行ったことないねんけどな」って言ってたけどw
途中でハーゲンダッツのカフェを見つける。青山や渋谷にもあるらしいけど、見るの初めて。何せ私アイス中毒だから、興奮して入っちゃった。アイスにブラウニーに熱いチョコ・ソース。幸せ。
色々とお買物。黒のブーツや、爪と同じ色のポーチなど。
お昼代わりに、評判のタコ焼きを並んで買う。私は並ぶのは大っ嫌いだし、まして食物の為に並ぶなんてプライドに関わるとこだが、KBが並ぶと言うので。
実際、お味はどうだったかというと。普通においしかったです。
アメリカ村へ。390円ショップの品揃えの多さに仰天。ドレスまであるよ・・・。ボルドー色のワンピと、薔薇模様のミニスカを購入。
店を出たとこにみーこちゃん到着。抱擁。3ヶ月ぶりだね!!
一緒にお買物(古着屋で真っ赤なコートを購入)した後、串カツ屋へ。私、串カツって初めて食べるけど、向こうが勝手にどんどん出してくるシステムにはびっくり。ここでも白ワインを飲む。
ロックバー「ロックロック」へ。ここはMYのお薦め。彼にメールで住所を訊き、タクシーで向かう。
馴染みやすい雰囲気の店だ。何故か私の好きなのばかりかかる。ジェーンズ・アディクションやバックチェリーがかかった時は、みーこちゃんと二人で大騒ぎ。
ここではジンベースばかり飲む。いい感じに酔っ払ったとこで、みーこちゃんにキス。もちろん唇に。もちろん舌入れて。
客のアメリカ人男性、カウンターに一人で座ってた女の子、DJ、皆に話しかけ、一緒に飲む。楽しいわあ。
3時頃に出て、みーこちゃんと別れる。また命にかかわるくらい体が冷えてたので、ホテルまでの、ふざけんなっていうくらい近い距離をタクシーで帰る。
ちなみにみーこちゃんは、そのまま一人で朝7時まで飲み歩いたらしい。彼氏のいる女がそういうことしちゃいかんよ。って私も去年の今頃よくやってたか。
Saturday In The Park (土曜になんばパークスで) *Chicago の曲。(1972)
2004年01月02日(金) |
Cheap Thrills (Album) / Janis Joplin |
KB(g)と朝8時半に待合せ。の、筈が。
ヨシトが帰ったのが朝5時半だし。それからはじめて荷造りと出かける準備をしたので、もうムリもいいところ。
新幹線に遅れちゃマズイから頑張ったけど、やっぱ15分遅刻。まあ間に合ったからいっか。
9:26発ののぞみで大阪へ。今回の旅が決まったのは3日前。KBが出張のついでに連れてきてくれたのだ。こういう突発的な話って好き。
難波に着いて、地下街を買物して歩き回り、昼食は白ワイン飲みつつ、てっちり。フグ食べるの初めて。
ホテルにチェックインして、だらだらした後、アメリカ村を歩き回ってみる。お正月でも結構店は開いているが、ちょっと出るのが遅かったのでもう閉まっているところも多い。
しかしここらへんって、妙にチープで怪しげな店が多くて、何となくロンドンのソーホー辺りを思わせないでもない。そういう1軒で、ハーバルエックスとジョイント数種類を買う。
夕食は、おいしいと評判らしいお店でお好み焼き。量を見てのけぞる。さすが大阪。
2004年01月01日(木) |
Lazy Crazy Blues / Sheena & The Rokkets |
最初はGZでカウントダウン!!と思ってたのが、ちょっと気が変わって、親友と二人地味に年越ししたりして。0時になる瞬間もわかってなかったし。
そのせいか、今がお正月だってことをしょっちゅう忘れる。全く実感がない。
21時にヨシト(g)が来る。18時過ぎに電話で「今日ってどうしてる?」と訊かれたのだが、「全然空いてるよ」と答えた自分に後から呆然とした。何で元日からフリーなんだよ。
そういえばクリスマス・イヴを一緒に過ごしたのもヨシトだっけ。
ヨシトは、バンドでコピーするシーナ&ザ・ロケッツの「Lazy Crazy Blues」が入っている「真空パック」のCDを持って来てくれた。最近ライヴばっか聴いてたので、スタジオ盤聴いたの久しぶり・・・おおお、かっこいいなあ。というか切ないなあ。
18歳の夏、1ヶ月東京に遊びに来てた。ある夜ふと、東京で一人暮らしをしてる別れた彼氏(drs)に電話した。自分からひどい別れ方したくせに、何となくノスタルジックな感覚で思い出す彼だった。
向こうが受話器を取ると同時に、無言で送話口をスピーカーに押しつけて、"Lazy Crazy Blues"を流した。
途中で切られるかと思ったが、彼はひと言も発せずに、黙って曲を聴いている。
4分18秒が過ぎて、テープを止めた。「シナロケ好きなの?」と訊いたら、「うん、わりとね」と、落ち着いた声が答えた。
別れてすでに1年が経過していたが、彼は、当たり前のように私に気づいていた。そのことが何だか胸にしみた。
今でもこの曲を聴くと、彼のことを思い出す。私が初めて寝た相手。私に初めて結婚したいと言ったひと。
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