ユミコのメモ箱
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2005年03月30日(水) 逃避行

絶対に明日朝までに書類作って送らなきゃならないのに、どうしても別の事に手をつけてしまう〜〜〜

帰りの電車の中で、仕事から個展にスイッチ入れかわったと思ったのに。
サッカーがいけないんだ。接戦でしかもオウンゴールなんかで勝ったりするから。TVは観ないで書類作りするつもりだったのに。


あ゛〜〜〜〜〜っ!!!


というわけで、もういいかげん、書類にとりかかるとしよう。


2005年03月27日(日) 春休みの野望

8月の個展の情報を某季刊誌の6月号に掲載依頼するために、コンセプトや展示内容等をまとめたプレスリリースを今月中に制作、発送しなければならない。うう、まだ手付かず・・・・今夜が山だ。



月末の児童画展が私の今年度の仕事納めとなり、その後少し春休みがあるので、そこで一気に百花展制作を終わらせ、本展&個展の制作もスタートさせたい。いよいよアトリエ自転車通いで体力アップ&シェイプアップも図りたい。

そう上手くいくかどうかは・・・ともかく。


2005年03月24日(木) 試行錯誤


21cm×14cm 鉛筆、解墨



今日は一昨日製版して寝かせておいた8版のうち、4版を刷る。4点のうち、2点を刷り終える。

今回の刷りでは、私にはめずらしく色を試行錯誤しながら刷った。
いつもは、あまり悩むと度壷にはまってたいがい失敗するので、初志貫徹を心がけている。

でもいつも、その『スルッ』と感が、作品として物足りなく感じてしまうので、失敗覚悟で試行錯誤してみた。手がインクまみれで真黒になるほど。


その結果、12枚あったエディションが、6枚に減った・・・。

試行錯誤が吉と出たのか凶と出たのか、自分ではまだよくわからない。

明日アトリエに行って、今日刷った作品が乾燥させるために広げてあるのを見て判断するとしよう。




上のエスキースは今日刷らなかった方の作品のもの。本番はもっとテンテンが少ないけど。


2005年03月23日(水) 怖い?怖くない?


21cm×14cm ソリッドマーカー、ボールペン、解墨



昨日は前日に描画したリト4点分8版を製版した。
そのうちの1点のためのエスキ−ス。本番と随分違うけど。


今朝、耳鼻科で処方されている抗アレルギーの薬を飲み忘れ、そのまま出かけてしまった。ま、最近鼻水治まってるし目は目薬ちゃんと持ってきたし天気も悪いし大丈夫だろうと。
夕方、仕事を終えて地下鉄に乗ったとたん、久しぶりに鼻がぐずぐずに・・。雨降りなのに、屋外じゃないのに。
普段は薬で症状が治まっていたのかな、と薬のありがたみを思う瞬間だった。

でも、あんなちっちゃな錠剤1ヶを朝晩飲むだけでこうも違うものかと、ちょっとびっくり。薬、あなどれない。結構怖い。

Aちゃん(子ども)なんか、1週間前ぐずぐずのかゆかゆだったのが、薬を飲んで目薬さして「もう治った!」なんて言ってた。その嘘みたいな効き目が逆に怖い。

花粉症とは関係ないが、鎮痛剤なんか飲んで1時間もすれば嘘みたいに痛みが無くなるが、あれだって痛みの根源を治療しているわけでは無く痛みが無くなったわけでも無く、痛みを感じないように神経をコントロールしているだけだ。怖い怖い。

・・・でもまあ、そんなちっぽけな錠剤やらたった1滴の目薬で不愉快を解消できスムーズな生活を送れるのならば、騙されたつもりでお世話になろう、というのが私の考え。

薬は決められた容量を忘れず服飲し、切らす前にまた処方してもらうとしよう。
怖くない怖くない。


Oギャラリーに行く。5月に開催の『銀座あおぞらDEアート』という新企画の展覧会イベントの参加申し込みをするため。今年も予定外に、でも予想通りに、忙しくなる。

またなにか本を買ってしまいそうなので、今日は本屋には寄らない。
今月は古本も含めてちょっと買い過ぎている。
昨日は角田光代の文庫(古本)を3冊購入。情熱系某TV番組でこの作家を密着取材したのを見て、なんだかとてもおもしろい人だと思い、ガンガン読んでみたくなったので。長編と短編集とエッセイを、ひとまず1冊ずつ。


2005年03月21日(月) ただ描くこと


21cm×14cm 鉛筆、ソリッドマ−カ−、解墨



ただ描くことは、たのしくてむずかしい。

今日の絵は、リトグラフ小品描画前のエスキース。本番はかなり違うけど。
今日はリト4点、描いた。描きはじめるまで3時間。描きはじめたら30分。


2005年03月19日(土) はずれ

花粉症の薬が切れたので、再び耳鼻科へ。ものすご〜〜く、混んでいる。

持っていった新しい文庫本が、なんだか読んでも読んでも頭に入らず、この本はボツにしよう、と思う。たまに、面白そうと思って買っても、なんだか読めない本って、ある。ああ、江國香織にすればよかったな、と思う。出掛けにどっちを持っていくか、迷ったのだ。

と、ふと隣に座っている小学2年生くらいの女の子を見ると、お行儀よく静かに本を読んでいる。何を読んでいるんだろう、と盗み見すると、、、スニフ、、、ムーミントロール、、、、

オオッ!ムーミンではないか!急に親近感が湧く。

そういえば、ムーミンシリーズも、まだ読んでないのがあったっけ。そっちもよかったな。ああ退屈。


1時間以上待って、耳鼻科なのに目薬まで処方してくれた。便利になったものだ。


2005年03月16日(水) もったいない

昨日古本屋で、見つけました、そして迷わずゲット!

『キャンディ・キャンディ』愛蔵版全2巻。

これが欲しかったのさ!ガーーッと一気に読みたかったのさ!
でもまだもったいなくて、読めません。
しばらく外側を眺めてうきうきしていよう。

(ふつうに小説とか読んでいても、最終章とかはもったいぶって、わくわくしながら時間をおいて、充分その時間を楽しんでから味わって読みたいタチ)



今日は画廊を2軒まわった後、ブックファーストで『今年度もよく働いた御褒美』を買おうと思い、以前から欲しかったとある単行本とどちらにするか悩んだ挙げ句、やっぱり絵本を買うことにする。

イエラ・マリ作『りんごとちょう』と『木のうた』。共にほるぷ出版。どちらも文字のない、絵だけの絵本。イタリアのグラフィックデザイナーだそうで、前者は旦那さんのエンゾ・マリとの競作。

はじめて知った本。ひどく気に入った。
そうそう、そもそもの私の絵本への執着のきっかけは、文字のない絵本、だったんだ。

他にも欲しい絵本は山程あるが、またいずれ理由をくっつけて景気よく手に入れたい。


2005年03月13日(日) 玉三郎語録

一週間程前、深夜のNHKで、鼓童の新曲を板東玉三郎が演出するという企画を2年間追ったという番組の再放送をしていたのを偶然観た。途中から見はじめて、面白かったけれど翌朝仕事だったのでラスト1時間はビデオ録画して、それを今日観た。


佐渡を本拠地として稽古に励む和太鼓集団が、新曲『佐渡へ』を2年かけて作り上げてゆく。玉三郎が鼓童メンバーに話した、私にも響いた言葉。

1. 演奏の中で、偶然生まれたアレンジが、佐渡に風が吹く、吹雪になる、というイメージと重なる。そういうこと(風が吹く、吹雪になる)を(演奏者が意識して)表現しては困るけれど、お客さんが感じることができるのがいい。

2. 曲を磨くということは、何度もくり返しやって(演奏して)、ある時力を抜いて遊びながらやって、そこで何かを発見すること。

3. チケットを売る、(演奏という)仕事をする、商売をする、というものじゃないところから始まった(鼓童という)演奏グループが、東京やアメリカの真ん中で仕事をしなければならないグループになった。そういうみなさん(鼓童のメンバー)がお金の問題をどう受け止めるか。
都に出て仕事をすれば、お金は必ずついてくるもの。すると、(演奏や演奏者自身が)濁っていくか、磨かれるか、となる。いかに(お金によって自分を)磨く方向にもっていくか、と解釈するのがいい。生きていれば必ず直面する問題である。


やはりゲイジュツというものは、畑が違えど同じものなのだなあと思った。濁らず磨いてゆけば、だけれども。



・・・・ところで番組のラストは東京のホールでの『佐渡へ』の演奏がほぼノーカットで収録されていたのだが、(多分)演奏半ばで映像がプツン・・・・・・深夜(ほとんど明け方)に焦ってした録画設定がどうやら間違えていたらしく、演奏を最後まで観れなかったのだ!

ショック!!
メチャクチャ未消化状態。。。。


2005年03月10日(木) 今は暗いけど

雑務を着々とこなしてゆく日々。
来週半ばまでは、たぶんきっとそんな調子。それを終えたら、いよいよ制作にスイッチを切り替えたい、とそんなことばかり考えている日々。

ひとつひとつ、積もりにつもった頭の中のモヤモヤをクリアにしてゆくことが大事。行き止まりは絶対に無い。冷静に発想の転換をして一歩踏み出すと、思いがけない展望が開けるはず。


2005年03月05日(土) キャラメルコーン


昨日の写真。こどもの長靴って、とってもかわいい。



いつだったか、どこのだれだったか、すっかり忘れてしまったのだが今日ふと思い出した、子ども同士の会話。

Aちゃん「・・・・キャラメルコーンってさー、・・・」
Bちゃん「キャラメルコーン、って、なに?」
Aちゃん「おかしだよ、スナック菓子。しらないの?」
Bちゃん「しらない。なにが入ってるの?」
Aちゃん「・・・・・ピーナッツ。」


Aちゃんの気持ちはすご〜〜く良くわかるが、Bちゃんはきっと誤解してしまったと思う。


2005年03月04日(金) 新企画

その名もズバリ、『ゆきだるまちゃん、みいつけた!』

街で出会ったゆきだるまを激写!

・・・という企画を温めてきたのですが、温め過ぎたせいか思いのほかゆきだるまは見当たりませんでした。とけちゃった?・・・よく考えたら昼のうちはみんな学校や幼稚園に行っているんですね。

で、自分で作っちゃいました。雪かきついでに。



目と口は、キャンディーを使用。頭には絵の具や墨汁をいれるお椀、手の位置には子どもが作った天使うさぎを針金にくっつけて刺しました。

2時間後、やってきたこどもたちにはちょっと不評。「目も口もなかったよー」という。あれ?キャンディー溶けちゃった?おっこちた??


ところが、どっこい・・・・



なんと!

こどもたちが帰って掃除など済ませて帰る時、玄関を開けてびっくり!

なんとちいさなゆきだるまちゃんがひとつ増えていたのです!!

誰かが帰り際に、そこらの雪でパパッと作った感じ。
だれでしょ?だれでしょ?うれしいなー、来週みんなに聞いてみよう。



こちらは、正真正銘、帰り道に見つけた、街のゆきだるまちゃん。作者不詳。南桜井駅前ロ−タリ−内植え込み付近。

後ろ姿を発見!やったあ!!
でもちょっといびつなカタチ。雪で作られたへんにリアルな耳がついてる。同じカタチが頭のてっぺんにもふたつついてる。

正面にまわって感激!てっぺんにふたつの耳は、立体的な眉毛でした。見上げている姿がなんとも愛らしいのだ。

目口は葉っぱだか小枝だかで作られていた。忘れてしまった。


この企画、また雪が降り積もったら、決行いたします。


2005年03月01日(火) 鈴の音

ああ、朝から晩まで、なんとせわしい日よ・・・・鬱だ。



なんて思っていたらたった今、すぐ側で鈴の音が聞こえた。え、この部屋に鈴なんてないよ・・・・






やばいやばい。はやく風呂に入って寝よう。


佐藤由美子 |HomePage